JP2965902B2 - 光学成形品の射出成形機 - Google Patents
光学成形品の射出成形機Info
- Publication number
- JP2965902B2 JP2965902B2 JP3580796A JP3580796A JP2965902B2 JP 2965902 B2 JP2965902 B2 JP 2965902B2 JP 3580796 A JP3580796 A JP 3580796A JP 3580796 A JP3580796 A JP 3580796A JP 2965902 B2 JP2965902 B2 JP 2965902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- resin
- cylinder
- injection
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/53—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston
- B29C45/54—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston and plasticising screw
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、合成樹脂製のレ
ンズ、プリズム、眼鏡、導光板等の光学成形品の射出成
形機に関するものである。
ンズ、プリズム、眼鏡、導光板等の光学成形品の射出成
形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄肉で投影面積が比較的大きな光学成形
品、例えば導光板などの成形品の射出成形は、射出シリ
ンダにスクリュを回転かつ進退自在に内装した通常構造
のインラインスクリュ式射出装置と、固定盤と可動盤と
を横に配設し、その両方の対向面に一対の金型を取付け
た横型の型締装置とを採用した成形機を使用して行って
いる。
品、例えば導光板などの成形品の射出成形は、射出シリ
ンダにスクリュを回転かつ進退自在に内装した通常構造
のインラインスクリュ式射出装置と、固定盤と可動盤と
を横に配設し、その両方の対向面に一対の金型を取付け
た横型の型締装置とを採用した成形機を使用して行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、L
/Dが18〜22で圧縮比が2以上の逆止弁付きの汎用
スクリュを使用して、材料樹脂の可塑化(溶融・混練)
を行っている。このようなスクリュではせん断応力及び
摩擦力が大きいことから、可塑化のために回転数を上げ
ると、せん断発熱、摩擦熱などにより材料樹脂が所によ
り設定温度以上に過熱されて部分的に変質を起こすこと
が多い。この過熱による成形品への影響は全体に及ぶと
いうものではなく、局部的な黄変、くもり、発泡などが
現れる。このような現象は透過度、復屈折等の光学的特
性や平面度が要求される導光板にとって好ましいもので
はなく、そのような現象が生じた成形品の全ては不良品
として廃棄している。
/Dが18〜22で圧縮比が2以上の逆止弁付きの汎用
スクリュを使用して、材料樹脂の可塑化(溶融・混練)
を行っている。このようなスクリュではせん断応力及び
摩擦力が大きいことから、可塑化のために回転数を上げ
ると、せん断発熱、摩擦熱などにより材料樹脂が所によ
り設定温度以上に過熱されて部分的に変質を起こすこと
が多い。この過熱による成形品への影響は全体に及ぶと
いうものではなく、局部的な黄変、くもり、発泡などが
現れる。このような現象は透過度、復屈折等の光学的特
性や平面度が要求される導光板にとって好ましいもので
はなく、そのような現象が生じた成形品の全ては不良品
として廃棄している。
【0004】このせん断発熱及び摩擦熱による過熱の課
題は、圧縮部のないスクリュにより材料樹脂を可塑化す
ることで解決されるが、インラインスクリュ式射出装置
では無圧縮の状態で材料樹脂を完全に可塑化して金型に
射出充填することは不可能とされている。
題は、圧縮部のないスクリュにより材料樹脂を可塑化す
ることで解決されるが、インラインスクリュ式射出装置
では無圧縮の状態で材料樹脂を完全に可塑化して金型に
射出充填することは不可能とされている。
【0005】スクリュ回転によりせん断発熱、摩擦熱な
どによる過熱を起こさずに材料樹脂を可塑化する手段と
しては、スクリュプリプラ式射出装置が考えられる。こ
の射出装置は材料樹脂の可塑化を定位置で回転するスク
リュにより行い、その可塑化樹脂を別のプランジャによ
り金型に射出充填するというもので、一般的なスクリュ
プリプラ式射出装置は、プランジャ内装の射出シリンダ
にスクリュ内装の可塑化シリンダを並設するとともに、
可塑化シリンダの先端と射出シリンダの先端部とを樹脂
路により接続して、可塑化シリンダで可塑化した樹脂を
射出シリンダの前部に充填計量してのち、プランジャの
前進により射出を行う構成からなる。
どによる過熱を起こさずに材料樹脂を可塑化する手段と
しては、スクリュプリプラ式射出装置が考えられる。こ
の射出装置は材料樹脂の可塑化を定位置で回転するスク
リュにより行い、その可塑化樹脂を別のプランジャによ
り金型に射出充填するというもので、一般的なスクリュ
プリプラ式射出装置は、プランジャ内装の射出シリンダ
にスクリュ内装の可塑化シリンダを並設するとともに、
可塑化シリンダの先端と射出シリンダの先端部とを樹脂
路により接続して、可塑化シリンダで可塑化した樹脂を
射出シリンダの前部に充填計量してのち、プランジャの
前進により射出を行う構成からなる。
【0006】このようなスクリュプリプラ式射出装置
は、定位置にて回転するスクリュにより樹脂の可塑化が
行われるため、回転しつつ後退するスクリュで可塑化を
行うインラインスクリュ式射出装置に比べて可塑化を均
一に行い得るとされているが、必ずしも均一に行われる
というものでもなく、スクリュデザイン、材料の状態・
特性等によっては可塑化が不均一となりやすいばかり
か、温度むらが生ずることすらある。
は、定位置にて回転するスクリュにより樹脂の可塑化が
行われるため、回転しつつ後退するスクリュで可塑化を
行うインラインスクリュ式射出装置に比べて可塑化を均
一に行い得るとされているが、必ずしも均一に行われる
というものでもなく、スクリュデザイン、材料の状態・
特性等によっては可塑化が不均一となりやすいばかり
か、温度むらが生ずることすらある。
【0007】この温度むらは射出シリンダと可塑化シリ
ンダとを連通する樹脂路を、外周囲にヒータを備えた細
径の樹脂路とし、その樹脂路を強制的に流動させること
により改善することができ、また樹脂路の流動過程で可
塑化状態を均一に改善することも可能であるが、細径の
樹脂路を通過させるには回転数を上げて吐出力を大きく
する必要がある。しかし回転数を上げると前述のよう
に、せん断発熱や摩擦熱が高くなって樹脂に局部的な過
熱が生ずる。
ンダとを連通する樹脂路を、外周囲にヒータを備えた細
径の樹脂路とし、その樹脂路を強制的に流動させること
により改善することができ、また樹脂路の流動過程で可
塑化状態を均一に改善することも可能であるが、細径の
樹脂路を通過させるには回転数を上げて吐出力を大きく
する必要がある。しかし回転数を上げると前述のよう
に、せん断発熱や摩擦熱が高くなって樹脂に局部的な過
熱が生ずる。
【0008】さらに、定位置で回転するスクリュによる
可塑化では、可塑化した樹脂を連続して射出シリンダ側
に吐出し、その吐出力によりプランジャを後退させて樹
脂の計量を行うことから、少なくともプランジャの前進
による射出充填の開始から保圧までの間は、スクリュの
回転を止めて可塑化を停止している。このため射出工程
と可塑化工程とを同時に行い、成形サイクルの短縮を図
るということもできず、このため従来のスクリュプリプ
ラ式射出装置を光学成形品、特に平板状の成形品の成形
機に採用するには改良が必要となる。
可塑化では、可塑化した樹脂を連続して射出シリンダ側
に吐出し、その吐出力によりプランジャを後退させて樹
脂の計量を行うことから、少なくともプランジャの前進
による射出充填の開始から保圧までの間は、スクリュの
回転を止めて可塑化を停止している。このため射出工程
と可塑化工程とを同時に行い、成形サイクルの短縮を図
るということもできず、このため従来のスクリュプリプ
ラ式射出装置を光学成形品、特に平板状の成形品の成形
機に採用するには改良が必要となる。
【0009】また横型の型締装置では、平板状の成形品
を垂直状態で成形することから、同一温度に冷却された
金型であってもキャビティを取り巻く温度環境は上部の
方が下部よりも2〜5℃ほど高くなり易い。このため金
型の冷却温度を均一に維持することが難しく、成形品に
対する冷却も不均一となるので、流動端末部分に残留応
力が発生し、これが薄肉の成形品の反りの原因となる。
を垂直状態で成形することから、同一温度に冷却された
金型であってもキャビティを取り巻く温度環境は上部の
方が下部よりも2〜5℃ほど高くなり易い。このため金
型の冷却温度を均一に維持することが難しく、成形品に
対する冷却も不均一となるので、流動端末部分に残留応
力が発生し、これが薄肉の成形品の反りの原因となる。
【0010】この発明は上記従来の課題を解決するため
に考えられたものであつて、その目的は、スクリュ回転
により可塑化した樹脂を可塑化シリンダの前部内に一次
的に計量し、その樹脂を強制的に射出シリンダ側に圧送
して充填計量することによって、材料樹脂の可塑化の向
上と、温度むらの解決、さらには成形サイクルの短縮を
図ることができるスクリュプリプラ式射出装置と、金型
を横に配置できる竪型の型締装置とから、これまで困難
であった光学的特性や平面度が要求される成形品の射出
成形を可能とする成形機を構成することにある。
に考えられたものであつて、その目的は、スクリュ回転
により可塑化した樹脂を可塑化シリンダの前部内に一次
的に計量し、その樹脂を強制的に射出シリンダ側に圧送
して充填計量することによって、材料樹脂の可塑化の向
上と、温度むらの解決、さらには成形サイクルの短縮を
図ることができるスクリュプリプラ式射出装置と、金型
を横に配置できる竪型の型締装置とから、これまで困難
であった光学的特性や平面度が要求される成形品の射出
成形を可能とする成形機を構成することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、ノズル部材の先端部を下向きに屈曲形成した射出シ
リンダにプランジャを進退自在に内装した射出装置と、
可塑化シリンダにスクリュを回転かつ進退自在に内装し
た可塑化装置とを、射出シリンダ先端部のプランジャ前
進限に当たる部分の流入路と、可塑化シリンダ先端の流
出路とにわたり設けた外周に温調手段を有する細径の樹
脂路により連通するとともに、その樹脂路に開閉バルブ
を設け、上記スクリュの回転により可塑化したシリンダ
先端部内の計量樹脂を、スクリュの前進により上記樹脂
路から射出シリンダのプランジャ前部内に充填可能に構
成したスクリュプリプラ式射出装置と、昇降自在な型締
用の可動盤の上方に固定部材を配設し、その固定部材と
可動盤の対向面に上下一対の平板成形用の金型を取付け
た竪型型締装置とからなり、上記射出装置の下向きのノ
ズル先端部を、上記固定部材の内部に側部開口から挿入
して上型に縦に設けたスプルにノズルタッチさせてな
る、というものである。
は、ノズル部材の先端部を下向きに屈曲形成した射出シ
リンダにプランジャを進退自在に内装した射出装置と、
可塑化シリンダにスクリュを回転かつ進退自在に内装し
た可塑化装置とを、射出シリンダ先端部のプランジャ前
進限に当たる部分の流入路と、可塑化シリンダ先端の流
出路とにわたり設けた外周に温調手段を有する細径の樹
脂路により連通するとともに、その樹脂路に開閉バルブ
を設け、上記スクリュの回転により可塑化したシリンダ
先端部内の計量樹脂を、スクリュの前進により上記樹脂
路から射出シリンダのプランジャ前部内に充填可能に構
成したスクリュプリプラ式射出装置と、昇降自在な型締
用の可動盤の上方に固定部材を配設し、その固定部材と
可動盤の対向面に上下一対の平板成形用の金型を取付け
た竪型型締装置とからなり、上記射出装置の下向きのノ
ズル先端部を、上記固定部材の内部に側部開口から挿入
して上型に縦に設けたスプルにノズルタッチさせてな
る、というものである。
【0012】またこの発明の上記スクリュは、圧縮比1
としたL/Dを15以下としたものからなり、このスク
リュの回転後退により樹脂の圧縮を抑えて、可塑化と一
次的な計量とを行う一方、前進によって計量樹脂の射出
シリンダへの圧送を細径の樹脂路を通して行う、という
ものでもある。
としたL/Dを15以下としたものからなり、このスク
リュの回転後退により樹脂の圧縮を抑えて、可塑化と一
次的な計量とを行う一方、前進によって計量樹脂の射出
シリンダへの圧送を細径の樹脂路を通して行う、という
ものでもある。
【0013】上記構成では、可塑化用のスクリュの後退
により樹脂の計量が行えるので、樹脂路の遮断により射
出充填中でも材料樹脂の可塑化と計量とを行うことがで
き、またスクリュの前進による押圧力により計量樹脂を
強制的に樹脂路に圧入するので、射出シリンダへの樹脂
の圧入及び充填計量が短時間で済み、スクリュ溝を一定
深さに形成した場合には、可塑化時の樹脂の圧縮がきわ
めて小さくなり、圧縮時のせん断力及び摩擦力による発
熱が抑制されることから、回転数を上げても過熱による
樹脂の変色が生じない。
により樹脂の計量が行えるので、樹脂路の遮断により射
出充填中でも材料樹脂の可塑化と計量とを行うことがで
き、またスクリュの前進による押圧力により計量樹脂を
強制的に樹脂路に圧入するので、射出シリンダへの樹脂
の圧入及び充填計量が短時間で済み、スクリュ溝を一定
深さに形成した場合には、可塑化時の樹脂の圧縮がきわ
めて小さくなり、圧縮時のせん断力及び摩擦力による発
熱が抑制されることから、回転数を上げても過熱による
樹脂の変色が生じない。
【0014】また竪型の型締装置を採用して成形品を横
長に成形するようにしたので、成形品における上下の位
置差は精々肉厚の差程度であるから、成形品の上側と下
側との温度差は成形品を縦長に成形した場合に比べて著
しく小さく、殆どないに等しいことから、温度むらが生
じ難く、成形後にゲート部分及び流動末端部に発生し易
い残留応力もなくなるので、成形品が薄肉の平板状であ
っても反りが生じなくなる。
長に成形するようにしたので、成形品における上下の位
置差は精々肉厚の差程度であるから、成形品の上側と下
側との温度差は成形品を縦長に成形した場合に比べて著
しく小さく、殆どないに等しいことから、温度むらが生
じ難く、成形後にゲート部分及び流動末端部に発生し易
い残留応力もなくなるので、成形品が薄肉の平板状であ
っても反りが生じなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図中1はスクリュプリプラ式射出
装置、2は型締装置、3は機台である。上記スクリュプ
リプラ式射出装置1は、射出装置11と可塑化装置12
から構成されている。可塑化装置12は可塑化シリンダ
120の先端部121を、上記射出装置11の射出シリ
ダ110の先端部111より後方に位置させて、射出装
置11の上に並設してある。また両装置は先端部11
1,121にわたり斜めに設けた細径の樹脂路13によ
り連通している。
装置、2は型締装置、3は機台である。上記スクリュプ
リプラ式射出装置1は、射出装置11と可塑化装置12
から構成されている。可塑化装置12は可塑化シリンダ
120の先端部121を、上記射出装置11の射出シリ
ダ110の先端部111より後方に位置させて、射出装
置11の上に並設してある。また両装置は先端部11
1,121にわたり斜めに設けた細径の樹脂路13によ
り連通している。
【0016】上記射出装置11は射出用のプランジャ1
12を進退自在に内装し、かつ先端にノズル部材113
を長く延設した上記射出シリンダ110と、その射出シ
リンダ110の後端に連設してピストン114を上記プ
ランジャ112に連結した射出用の油圧シリンダ115
とから構成され、上記ノズル部材113の射出路にはロ
ータリー式の開閉バルブ116が設けてある。またノズ
ル部材113の先端部113aは下向きに屈曲形成され
ている。
12を進退自在に内装し、かつ先端にノズル部材113
を長く延設した上記射出シリンダ110と、その射出シ
リンダ110の後端に連設してピストン114を上記プ
ランジャ112に連結した射出用の油圧シリンダ115
とから構成され、上記ノズル部材113の射出路にはロ
ータリー式の開閉バルブ116が設けてある。またノズ
ル部材113の先端部113aは下向きに屈曲形成され
ている。
【0017】上記射出シリンダ110は、先端部111
のプランジャ前進限に当たる上部に、上記細径の樹脂路
13の流入路を有し、その流入路は樹脂路13と同径で
ロータリー式の開閉バルブ117が設けてある。また射
出シリンダ110のプランジャストロークよりも後方の
壁部には樹脂抜き穴118が設けてあり、その樹脂抜き
穴118の後のシリンダ周囲までノズル先端部からバン
ドヒーター119を設けて、ヒーターゾーンを長く設定
してある。これによりプランジャ周囲に侵入した樹脂
は、プランジャ112の後退時ごとに後方へ送られて、
上記樹脂抜き穴118から外部に排出される。
のプランジャ前進限に当たる上部に、上記細径の樹脂路
13の流入路を有し、その流入路は樹脂路13と同径で
ロータリー式の開閉バルブ117が設けてある。また射
出シリンダ110のプランジャストロークよりも後方の
壁部には樹脂抜き穴118が設けてあり、その樹脂抜き
穴118の後のシリンダ周囲までノズル先端部からバン
ドヒーター119を設けて、ヒーターゾーンを長く設定
してある。これによりプランジャ周囲に侵入した樹脂
は、プランジャ112の後退時ごとに後方へ送られて、
上記樹脂抜き穴118から外部に排出される。
【0018】上記可塑化装置12は、可塑化シリンダ1
20の内部に可塑化用のスクリュ122を回転かつ進退
自在に備えている。このスクリュ122のスクリュ溝の
深さは一定で、圧縮部を備えず、また圧縮比1としたL
/Dが15以下のものからなり、その後端は可塑化シリ
ンダ120の後部の保持部材123に設けた油圧シリン
ダ124のピストン125に連結されている。
20の内部に可塑化用のスクリュ122を回転かつ進退
自在に備えている。このスクリュ122のスクリュ溝の
深さは一定で、圧縮部を備えず、また圧縮比1としたL
/Dが15以下のものからなり、その後端は可塑化シリ
ンダ120の後部の保持部材123に設けた油圧シリン
ダ124のピストン125に連結されている。
【0019】上記油圧シリンダ124の後端にはスクリ
ュ回転用の油圧または電動のモータ126が取り付けて
あり、このモータ126から油圧シリンダ内に突出した
回転駆動軸127と上記ピストン124とを、スプライ
ンなどにより軸方向に可動自在に嵌合して、上記スクリ
ュ122をピストン125を介して回転することができ
るようにしてある。
ュ回転用の油圧または電動のモータ126が取り付けて
あり、このモータ126から油圧シリンダ内に突出した
回転駆動軸127と上記ピストン124とを、スプライ
ンなどにより軸方向に可動自在に嵌合して、上記スクリ
ュ122をピストン125を介して回転することができ
るようにしてある。
【0020】上記可塑化シリンダ120の外周囲にはバ
ンドヒーター128が取付けてあり、また保持部材12
3と嵌合した可塑化シリンダ120の後端部の供給穴に
はホッパー129が取付けてある。
ンドヒーター128が取付けてあり、また保持部材12
3と嵌合した可塑化シリンダ120の後端部の供給穴に
はホッパー129が取付けてある。
【0021】上記細径の樹脂路13は内径が5〜10mm
程の金属細管によるもので、外周囲にバンドヒーター1
31などによる温調手段を備えている。また樹脂路13
は射出シリンダ110の先端部111と可塑化シリンダ
120の先端部121とにわたり40°〜50°の傾斜
角度により先方に鋭角に斜めに設けられている。
程の金属細管によるもので、外周囲にバンドヒーター1
31などによる温調手段を備えている。また樹脂路13
は射出シリンダ110の先端部111と可塑化シリンダ
120の先端部121とにわたり40°〜50°の傾斜
角度により先方に鋭角に斜めに設けられている。
【0022】上記射出装置11と可塑化装置12は、射
出装置11の上記油圧シリンダ115の上に設けた支持
台130に、可塑化装置12の上記保持部材123を載
置固定して、上下2段のスクリュプリプラ式射出装置に
構成され、また油圧シリンダ115の下側に設けたベー
スブロック31を、上記機台3の上の上下動自在なベー
スプレート32に前後方向に摺動自在に設置して、機台
3の上に設けられている。
出装置11の上記油圧シリンダ115の上に設けた支持
台130に、可塑化装置12の上記保持部材123を載
置固定して、上下2段のスクリュプリプラ式射出装置に
構成され、また油圧シリンダ115の下側に設けたベー
スブロック31を、上記機台3の上の上下動自在なベー
スプレート32に前後方向に摺動自在に設置して、機台
3の上に設けられている。
【0023】上記ベースブロック31の後端とベースプ
レート32の上面に突設した受部材33とには、上記射
出装置11を可塑化装置12と共にベースプレート上を
進退移動する油圧シリンダ34とピストン35が取付け
られ、そのピストン35の伸縮により射出装置11は進
退移動して、ノズルタッチ位置の変更あるいは材料交換
時の材料パージ位置またはメンテナンス位置への移動が
行えるようになっている。
レート32の上面に突設した受部材33とには、上記射
出装置11を可塑化装置12と共にベースプレート上を
進退移動する油圧シリンダ34とピストン35が取付け
られ、そのピストン35の伸縮により射出装置11は進
退移動して、ノズルタッチ位置の変更あるいは材料交換
時の材料パージ位置またはメンテナンス位置への移動が
行えるようになっている。
【0024】また上記ベースプレート32の上下動は、
プレート後端と機台側端とにわたり縦に配設した油圧シ
リンダ36とピストン37とにより行われ、そのピスト
ン37の伸縮にともないベースプレート32は、前部下
側の軸承部分38を支点として上下動し、これにより射
出装置11の下向のノズル先端を、後記する金型の上向
きのスプルにノズルタッチさせることができるようにし
てある。
プレート後端と機台側端とにわたり縦に配設した油圧シ
リンダ36とピストン37とにより行われ、そのピスト
ン37の伸縮にともないベースプレート32は、前部下
側の軸承部分38を支点として上下動し、これにより射
出装置11の下向のノズル先端を、後記する金型の上向
きのスプルにノズルタッチさせることができるようにし
てある。
【0025】上記型締装置2は、下部の型締シリンダ
(図示は省略)により昇降作動する型締用の可動盤21
の上方に固定部材22を配設し、その固定部材22と可
動盤21の対向面に上下一対の平板成形用の金型23,
24を取付けた通常構成の竪型からなり、この上下金型
23,24のパーティング面にわたり薄肉の平板状の成
形品4を成形するキャビティ25が水平に形成してあ
る。
(図示は省略)により昇降作動する型締用の可動盤21
の上方に固定部材22を配設し、その固定部材22と可
動盤21の対向面に上下一対の平板成形用の金型23,
24を取付けた通常構成の竪型からなり、この上下金型
23,24のパーティング面にわたり薄肉の平板状の成
形品4を成形するキャビティ25が水平に形成してあ
る。
【0026】このキャビティ25のスプル26は、上金
型23のキャビティ側部に縦に設けられて金型上面に充
填口が開口し、この充填口にノズルタッチした上記射出
装置11からの可塑化樹脂は、スプル26からキャビテ
ィ側部のゲートを通過してキャビティ25に射出充填さ
れる。
型23のキャビティ側部に縦に設けられて金型上面に充
填口が開口し、この充填口にノズルタッチした上記射出
装置11からの可塑化樹脂は、スプル26からキャビテ
ィ側部のゲートを通過してキャビティ25に射出充填さ
れる。
【0027】上記固定部材22の内部には、上記ノズル
部材113の収容室27が側部に開口して設けてあり、
その収容室27の天井にはノズル押圧用の油圧シリンダ
28ピストン29を収容室27に突出させて縦に設けて
ある。
部材113の収容室27が側部に開口して設けてあり、
その収容室27の天井にはノズル押圧用の油圧シリンダ
28ピストン29を収容室27に突出させて縦に設けて
ある。
【0028】次に射出動作について説明すると、まず細
径の樹脂路13を開閉バルブ117により閉鎖し、射出
シリンダ内のプランジャ112に所定の背圧力を上記油
圧シリンダ115により加えておく。
径の樹脂路13を開閉バルブ117により閉鎖し、射出
シリンダ内のプランジャ112に所定の背圧力を上記油
圧シリンダ115により加えておく。
【0029】このような準備の後、スクリュ122を上
記モータ126により回転しつつペレットの材料樹脂を
ホッパー129から可塑化シリンダ120に送り込む
と、材料樹脂は一定深さのスクリュ溝によりシリンダ前
部へと移送される。この移送中にバンドヒーター128
によるシリンダ側からの加熱と、スクリュ122の回転
による或る程度のせん断発熱とにより溶融・混練されな
がら順次前方へと圧送される。スクリュ122は可塑化
により生じた樹脂圧により後退してゆくが可塑化は継続
される。このスクリュ122の後退に伴ってスクリュ前
部のシリンダ内に可塑化された樹脂が順次蓄積されれ
る。この蓄積量はスクリュの後退量によって異なる。
記モータ126により回転しつつペレットの材料樹脂を
ホッパー129から可塑化シリンダ120に送り込む
と、材料樹脂は一定深さのスクリュ溝によりシリンダ前
部へと移送される。この移送中にバンドヒーター128
によるシリンダ側からの加熱と、スクリュ122の回転
による或る程度のせん断発熱とにより溶融・混練されな
がら順次前方へと圧送される。スクリュ122は可塑化
により生じた樹脂圧により後退してゆくが可塑化は継続
される。このスクリュ122の後退に伴ってスクリュ前
部のシリンダ内に可塑化された樹脂が順次蓄積されれ
る。この蓄積量はスクリュの後退量によって異なる。
【0030】その蓄積量が予め設定された量に達する
と、スクリュ122の回転が停止されて材料樹脂の可塑
化も停止し、スクリュは後退位置にて止まる。これによ
りスクリュ前部のシリンダ内に設定量の樹脂が一次的に
計量される。その停止とほぼ同時に上記開閉バルブ11
7が開作動して上記樹脂路13が射出シリンダ側と連通
するようになる。そこで上記油圧シリンダ124により
スクリュ122を前進移動すると、計量後の可塑化樹脂
は強制的に細径の樹脂路13に押し込めらる。なお、ス
クリュ122の前進速度は油圧シリンダ124に供給さ
れる圧油の流量制御により任意に変更することができ
る。
と、スクリュ122の回転が停止されて材料樹脂の可塑
化も停止し、スクリュは後退位置にて止まる。これによ
りスクリュ前部のシリンダ内に設定量の樹脂が一次的に
計量される。その停止とほぼ同時に上記開閉バルブ11
7が開作動して上記樹脂路13が射出シリンダ側と連通
するようになる。そこで上記油圧シリンダ124により
スクリュ122を前進移動すると、計量後の可塑化樹脂
は強制的に細径の樹脂路13に押し込めらる。なお、ス
クリュ122の前進速度は油圧シリンダ124に供給さ
れる圧油の流量制御により任意に変更することができ
る。
【0031】射出シリンダ側ではプランジャ112に所
定の背圧力が加えられているだけで、樹脂の圧入を阻止
するものはないから、スクリュ122の前部に一次計量
された可塑化樹脂の全量が、スクリュ122の押圧力に
より上記樹脂路13を通過し、プランジャ112を後退
移動させながら射出シリンダ110の前部内に充填され
る。この際、上記樹脂路3では、細管内を通過する間の
流動抵抗と外部からの加熱とによって、可塑化樹脂はさ
らに一層可塑化されながら射出シリンダ110の前部内
へと流動してゆく。
定の背圧力が加えられているだけで、樹脂の圧入を阻止
するものはないから、スクリュ122の前部に一次計量
された可塑化樹脂の全量が、スクリュ122の押圧力に
より上記樹脂路13を通過し、プランジャ112を後退
移動させながら射出シリンダ110の前部内に充填され
る。この際、上記樹脂路3では、細管内を通過する間の
流動抵抗と外部からの加熱とによって、可塑化樹脂はさ
らに一層可塑化されながら射出シリンダ110の前部内
へと流動してゆく。
【0032】上記プランジャ112の後退により可塑化
樹脂は再び射出シリンダ110の前部内に蓄積され、射
出量が正確に計量されることになる。そしてプランジャ
112が設定位置まで後退すると、開閉バルブ117が
閉作動して上記樹脂路13が閉じ、射出装置側ではプラ
ンジャ112の前進移動による可塑化樹脂の射出工程に
切換わる。また可塑化装置側ではスクリュ122が回転
して再び材料樹脂の可塑化が行われるようになる。
樹脂は再び射出シリンダ110の前部内に蓄積され、射
出量が正確に計量されることになる。そしてプランジャ
112が設定位置まで後退すると、開閉バルブ117が
閉作動して上記樹脂路13が閉じ、射出装置側ではプラ
ンジャ112の前進移動による可塑化樹脂の射出工程に
切換わる。また可塑化装置側ではスクリュ122が回転
して再び材料樹脂の可塑化が行われるようになる。
【0033】上記樹脂路13を閉鎖した状態でプランジ
ャ112が上記油圧シリンダ115により前進移動する
と、射出シリンダ内に計量された可塑化樹脂の全量が、
上記油圧シリンダ28のピストン29によりスプル26
に押さえ付けられたノズル先端から、スプル26及びキ
ャビティ側部のゲートを通過して、キャビティ25の側
部から内部に射出充填される。この充填が完了した後も
プランジャ112には油圧シリンダ115により所定の
圧力が加えられて樹脂の保圧が行われる。この保圧が完
了した時点、場合によっては完了よりある程度前に、上
記開閉バルブ16を閉作動して射出通路を遮断し、工程
は冷却に移行する。
ャ112が上記油圧シリンダ115により前進移動する
と、射出シリンダ内に計量された可塑化樹脂の全量が、
上記油圧シリンダ28のピストン29によりスプル26
に押さえ付けられたノズル先端から、スプル26及びキ
ャビティ側部のゲートを通過して、キャビティ25の側
部から内部に射出充填される。この充填が完了した後も
プランジャ112には油圧シリンダ115により所定の
圧力が加えられて樹脂の保圧が行われる。この保圧が完
了した時点、場合によっては完了よりある程度前に、上
記開閉バルブ16を閉作動して射出通路を遮断し、工程
は冷却に移行する。
【0034】上記射出通路の遮断後に細径の樹脂路13
の開閉バルブ117を開作動すると、樹脂路13の開通
により計量された可塑化樹脂の可塑化装置12側から射
出装置11側への充填が可能となる。この充填時にはス
クリュ122の回転が既に停止されているので、充填は
スクリュ回転に関係なくスクリュ122の前進移動をも
って行えるようになる。このため可塑化樹脂が細径の樹
脂路13を通過するプロセスは、スクリュの前進速度の
制御により任意に制御できることになり、この結果、可
塑化樹脂の状態を更に一層良好となすことができる。
の開閉バルブ117を開作動すると、樹脂路13の開通
により計量された可塑化樹脂の可塑化装置12側から射
出装置11側への充填が可能となる。この充填時にはス
クリュ122の回転が既に停止されているので、充填は
スクリュ回転に関係なくスクリュ122の前進移動をも
って行えるようになる。このため可塑化樹脂が細径の樹
脂路13を通過するプロセスは、スクリュの前進速度の
制御により任意に制御できることになり、この結果、可
塑化樹脂の状態を更に一層良好となすことができる。
【0035】また可塑化装置12では射出装置11によ
る射出充填作業に同時して材料樹脂の可塑化作業が行わ
れていることから、射出充填・保圧の完了後、直ちに射
出シリンダ前部への計量樹脂の圧入充填が行え、また予
め可塑化シリンダ側で計量した樹脂の再計量を射出シリ
ンダ側でも行えるので、計量精度が向上し、時間短縮に
よるサイクルアップも可能となる。
る射出充填作業に同時して材料樹脂の可塑化作業が行わ
れていることから、射出充填・保圧の完了後、直ちに射
出シリンダ前部への計量樹脂の圧入充填が行え、また予
め可塑化シリンダ側で計量した樹脂の再計量を射出シリ
ンダ側でも行えるので、計量精度が向上し、時間短縮に
よるサイクルアップも可能となる。
【0036】一方、型締装置側では、スプルの設定位置
に影響されることなく型締を均等に行うことができるの
で、取り数によりスプルの充填口位置を中央部に設定し
ても、金型が型締に対して偏心するようなことはなく、
またキャビティ25が水平に形成されるため、キャビテ
ィ25を取り巻く温度環境は同一の状態にあるので、成
形品4は設定温度により均等な冷却を受けることになっ
て温度むらが生じなくなり、冷却の不均一さから発生し
易い流動末端部の残留応力もなくなるので、成形後の成
形品に反りが見られず、これまで必要とされていた成形
後の矯正も不要となる。
に影響されることなく型締を均等に行うことができるの
で、取り数によりスプルの充填口位置を中央部に設定し
ても、金型が型締に対して偏心するようなことはなく、
またキャビティ25が水平に形成されるため、キャビテ
ィ25を取り巻く温度環境は同一の状態にあるので、成
形品4は設定温度により均等な冷却を受けることになっ
て温度むらが生じなくなり、冷却の不均一さから発生し
易い流動末端部の残留応力もなくなるので、成形後の成
形品に反りが見られず、これまで必要とされていた成形
後の矯正も不要となる。
【0037】さらに、竪型の型締装置では、複数組の金
型を交互に入れ替えて、成形品の冷却を他の位置にて時
間を掛けて行うことができ、これにより射出充填時に生
じた内部歪みを緩和して高品質の成形品を効率良く行う
ことも可能となる。
型を交互に入れ替えて、成形品の冷却を他の位置にて時
間を掛けて行うことができ、これにより射出充填時に生
じた内部歪みを緩和して高品質の成形品を効率良く行う
ことも可能となる。
【0038】なお、上記実施形態は平板状の光学成形品
の成形機について説明したものであるが、レンズ、プリ
ズムなどの肉厚分布が異なる光学成形品の射出成形も同
様に行うことができる。したがって、この発明は平板状
の成形品の射出成形機に限定されるものではない。
の成形機について説明したものであるが、レンズ、プリ
ズムなどの肉厚分布が異なる光学成形品の射出成形も同
様に行うことができる。したがって、この発明は平板状
の成形品の射出成形機に限定されるものではない。
【図1】 この発明に係る光学成形品の射出成形機の1
実施形態の縦断側面図である。
実施形態の縦断側面図である。
1 スクリュプリプラ式射出装置 2 竪型の型締装置 3 機台 11 射出装置 12 可塑化装置 13 樹脂路 21 可動盤 22 固定部材 23 上金型 24 下金型 25 キャビティ 26 スプル 27 ノズル部材の収容室 28 ノズル押え用の油圧シリンダ 110 射出シリンダ 112 射出用のプランジャ 113 ノズル部材 116 射出路の開閉バルブ 117 樹脂路の開閉バルブ 120 可塑化シリンダ 122 可塑化用のスクリュ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−127217(JP,A) 特開 昭62−124924(JP,A) 特開 昭55−77542(JP,A) 特開 平7−256713(JP,A) 特開 昭62−25023(JP,A) 特開 平5−200809(JP,A) 特開 平4−25424(JP,A) 実公 昭36−19373(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/24 B29C 45/54 B29C 45/74
Claims (2)
- 【請求項1】 ノズル部材の先端部を下向きに屈曲形成
した射出シリンダにプランジャを進退自在に内装した射
出装置と、可塑化シリンダにスクリュを回転かつ進退自
在に内装した可塑化装置とを、射出シリンダ先端部のプ
ランジャ前進限に当たる部分の流入路と、可塑化シリン
ダ先端の流出路とにわたり設けた外周に温調手段を有す
る細径の樹脂路により連通するとともに、その樹脂路に
開閉バルブを設け、上記スクリュの回転により可塑化し
たシリンダ先端部内の計量樹脂を、スクリュの前進によ
り上記樹脂路から射出シリンダのプランジャ前部内に充
填可能に構成したスクリュプリプラ式射出装置と、昇降
自在な型締用の可動盤の上方に固定部材を配設し、その
固定部材と可動盤の対向面に上下一対の光学成形品用の
金型を取付けた竪型型締装置とからなり、上記射出装置
の下向きのノズル先端部を、上記固定部材の内部に側部
開口から挿入して上型に縦に設けたスプルゲートにノズ
ルタッチさせてなることを特徴とする光学成形品の射出
成形機。 - 【請求項2】 上記スクリュは、圧縮比1としたL/D
を15以下としたものからなることを特徴とする請求項
1記載の光学成形品の射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3580796A JP2965902B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 光学成形品の射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3580796A JP2965902B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 光学成形品の射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207162A JPH09207162A (ja) | 1997-08-12 |
JP2965902B2 true JP2965902B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=12452208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3580796A Expired - Fee Related JP2965902B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 光学成形品の射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2965902B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140198600A1 (en) * | 2013-01-16 | 2014-07-17 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Injecting machine for two different liquid materials |
EP3846995A4 (en) * | 2018-08-30 | 2022-05-18 | Husky Injection Molding Systems Luxembourg IP Development S.à.r.l | MOLDING APPARATUS AND PROCESS |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP3580796A patent/JP2965902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140198600A1 (en) * | 2013-01-16 | 2014-07-17 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Injecting machine for two different liquid materials |
US9931774B2 (en) * | 2013-01-16 | 2018-04-03 | Nissei Plastic Industries Co., Ltd. | Injecting machine for two different liquid materials having mixing mechanism supported entirely by injection cylinder |
EP3846995A4 (en) * | 2018-08-30 | 2022-05-18 | Husky Injection Molding Systems Luxembourg IP Development S.à.r.l | MOLDING APPARATUS AND PROCESS |
US11518077B2 (en) | 2018-08-30 | 2022-12-06 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Molding apparatus and methods |
US11964415B2 (en) | 2018-08-30 | 2024-04-23 | Husky Injection Molding Systems Ltd | Plastic molding apparatus and method with shaper module |
US11981062B2 (en) | 2018-08-30 | 2024-05-14 | Husky Injection Molding Systems Ltd | Melt dispenser for plastic molding |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09207162A (ja) | 1997-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI733004B (zh) | 射出成形機 | |
JP7046675B2 (ja) | 射出成形機 | |
KR20060033017A (ko) | 성형방법, 퍼지방법 및 성형기 | |
JP7019489B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP2965902B2 (ja) | 光学成形品の射出成形機 | |
JP2010214839A (ja) | 射出成形機におけるパージ制御 | |
JP7118835B2 (ja) | 射出成形機 | |
US6015281A (en) | Injection molding machine having a heated nozzle touch plate | |
JP7528005B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP6862248B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP3173359B2 (ja) | スクリュプリプラ式射出装置における操作方法 | |
JP3293425B2 (ja) | 射出低圧成形方法および装置 | |
JP2549357B2 (ja) | 射出成形方法および射出成形装置 | |
JP7528287B2 (ja) | 製造装置、及び成形品の製造方法 | |
JP2022158668A (ja) | 射出成形機の制御装置、射出成形機、射出成形システム及び、射出成形機の制御方法 | |
CN108501298B (zh) | 注射成型机 | |
CN113459384B (zh) | 注射成型机、注射成型系统 | |
JPH0815752B2 (ja) | プリプラ式射出成形機 | |
JP2023181906A (ja) | 射出成形機、および射出成形機の制御装置 | |
JP2000318005A (ja) | コア圧縮射出成形機 | |
JP2023148494A (ja) | 射出成形機の制御装置、射出成形機、及び射出成形機の制御方法 | |
JP2024144576A (ja) | 製造装置、及び成形品の製造方法 | |
JP2023032226A (ja) | 射出成形機の制御方法、及び射出成形機の制御装置 | |
JP2022117265A (ja) | 射出成形機 | |
JP2023148763A (ja) | 射出成形機の表示入力装置、射出成形機の制御装置、および射出成形機の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |