JP3527491B2 - 自転車用ハブ - Google Patents

自転車用ハブ

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JP3527491B2
JP3527491B2 JP2001350064A JP2001350064A JP3527491B2 JP 3527491 B2 JP3527491 B2 JP 3527491B2 JP 2001350064 A JP2001350064 A JP 2001350064A JP 2001350064 A JP2001350064 A JP 2001350064A JP 3527491 B2 JP3527491 B2 JP 3527491B2
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spacer
bicycle
bicycle hub
axle
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隆則 金久
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B27/00Hubs
    • B60B27/02Hubs adapted to be rotatably arranged on axle
    • B60B27/023Hubs adapted to be rotatably arranged on axle specially adapted for bicycles
    • B60B27/026Hubs adapted to be rotatably arranged on axle specially adapted for bicycles comprising quick release devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B27/00Hubs
    • B60B27/02Hubs adapted to be rotatably arranged on axle
    • B60B27/04Hubs adapted to be rotatably arranged on axle housing driving means, e.g. sprockets
    • B60B27/047Hubs adapted to be rotatably arranged on axle housing driving means, e.g. sprockets comprising a freewheel mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/02Axle suspensions for mounting axles rigidly on cycle frame or fork, e.g. adjustably

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱着式フリーホイ
ール付き自転車用ハブに関する。本発明は、特に、フリ
ーホイールを自転車用フレームから取り外すことなく、
スプロケット支持部材のハブからの取り外しを可能にす
る、2部品からなる軸上にスペーサを備えた自転車用ハ
ブに関する。
【0002】
【従来の技術】サイクリングは、交通の手段としてだけ
でなく、レクリエーションとしてもますます普及してい
る。さらに、自転車競技は、アマ/プロの両方の分野で
非常に人気の高い競技スポーツになった。自転車がレク
リエーション、交通、競技のいずれに使われる場合で
も、自転車業界は自転車の様々な部品に絶えず改良を重
ねてきている。特に自転車用リアハブは、ここ数年にわ
たり、広範囲にわたって設計し直されてきている。
【0003】具体的に、多くの自転車は複数の変速段を
備えている。このため、自転車用リアハブは、通常、フ
リーホイールを備えており、フリーホイールは、チェー
ン係合スプロケットを少なくとも1枚備えている。自転
車用のドライブトレイン及びフリーホイールの人気の高
い形式の1つは、自転車後輪のハブに取り付けられた複
数のスプロケットを備えたものである。ペダルをこぐ
間、自転車のチェーンがリアスプロケットの1つと噛み
合って後輪が回転する。運転者がペダルをこぐのを止め
ると、スプロケットは静止状態を保つものの、後輪は継
続して回転可能になる。このため、リアハブは、通常、
ワンウェイクラッチを有するフリーホイールを備えてい
る。
【0004】フリーホイールは、自転車後輪に対し一方
の回転方向にのみに駆動力を伝達する。このようなフリ
ーホイールは、通常、自転車のリアハブに設置される。
フリーホイールは、一般に、ペダルを回転させなくて
も、自転車を自由に走行させることができる。フリーホ
イールには、通常、リアハブのボスにねじ込み締結され
るボス型フリーホイールと、リアハブの一体化された部
品としてリアハブに固定されるフリーハブ型フリーホイ
ールとがある。両タイプのフリーホイールとも、外側筒
状部と、外側筒状部に対して自由に回転できるよう外側
筒状部の内周側に取り付けられた内側筒状部とを備えて
いる。外側筒状部と内側筒状部との間にはワンウェイク
ラッチが配置されており、一方の回転方向にのみ外側筒
状部から内側筒状部に駆動力を伝達する。外側筒状部
は、通常、複数のギアが取り付けられており、内側筒状
部は、通常、自転車用リアハブに取り付けられている。
【0005】スプロケットホイールとボスとの間にはス
プラインが形成されており、両者間の相対的な回転運動
を完全に妨げている。本装置は、自転車の後輪に使用さ
れるため、ワンウェイ機構を介して後輪の軸とボスとの
間に動力が伝達される必要がある。この目的のために、
ボスはワンウェイクラッチの外側レースに形成され、ワ
ンウェイクラッチ及び内側レースはボスの内周に配置さ
れる。
【0006】今日、自転車のディレーラはより多くの変
速段を備えている。これに伴い、後輪の多段スプロケッ
トホイール装置は、より多くのスプロケットを備えるよ
うになり、現在では、通常少なくとも5枚から7枚まで
のスプロケットを備えている。ギア又はスプロケットの
数が増えるに従い、より広範囲のトルクをスプロケット
からフリーホイールに作用させることができるようにな
っている。スプロケットの大きさ(すなわち、スプロケ
ットの歯数)は、多くの場合、丘陵性または平坦性など
の所定の走行条件に応じて構成される。また、スプロケ
ットまたはギアの構成は、運転者の異なる技能レベル又
は運転者の好みに応じて設計される。すなわち、運転者
や走行条件に応じて、フリーホイール又は後輪全体を取
り替えることが時には必要となる。したがって、単純化
された取付構造や簡単な取付方法が必要になっている。
【0007】さらに、ここ数年にわたり、リアギア又は
スプロケットの数が増え、フリーホイールの大きさ及び
重量も増えてきている。これに加え、ギア又はスプロケ
ットの数が増えるに従い、リアハブ及びフリーホイール
の製造及び設置が複雑かつ高価になる場合もある。ま
た、ギア又はスプロケットの数が増えると、後輪を自転
車フレームから外したり、既存のフリーホイールを別の
ものと取り替えたりするのが困難になる場合もある。
【0008】上記観点から、従来の技術での前述の問題
を克服する脱着式フリーホイール付き自転車用ハブが必
要になっている。本発明では、当該技術における上記の
必要性ならびにその他の必要性を示し、本開示によっ
て、当業者はそれを明確に理解することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、単純化された構造を有する脱着式フリーホイール用
のスペーサを備えた自転車用ハブを提供することにあ
る。本発明の別の目的は、簡単に取付け可能な脱着式フ
リーホイール用のスペーサを備えた自転車用ハブを提供
することにある。
【0010】本発明のさらに別の目的は、製造及び組立
てが比較的簡単かつ安価な、フリーホイールをハブ本体
から取り外すためのスペーサを備えた自転車用ハブを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、ハブ軸
と、ハブ本体と、スプロケット支持部材と、スペーサと
を備えた自転車用ハブを提供することによって達成でき
る。ハブ軸は、第1部分と、第1部分に取り外し自在に
連結される第2部分とを有する。ハブ本体は、外側筒状
部と、ハブ軸の第1部分が内部に回転自在に支持される
内部通路とを備えている。スプロケット支持部材は、ハ
ブ本体の外側筒状部に取り外し自在かつ回転不能に連結
され、ハブ軸の第2部分に取り付けられる。スペーサ
は、ハブ本体の自由端に隣接してハブ軸の第1部分に支
持されるとともに、スペースを確保するための第1部
と、第1部から延びるとともに開放された部分を有する
第2部とを有し、第1部がハブ軸に隣接して配置される
第1位置と第1部がハブ軸から離れて配置される第2位
置との間で、ハブ軸の第1部分をハブ本体から取り外す
ことなくハブ軸に対し横方向に移動可能に構成されされ
るとともに、第1部は、第2部よりも長い軸方向長さを
有している
【0012】当業者にとって、本発明のその他の目的、
特徴、見地、利点は、添付された図面と共に、本発明の
実施形態を開示する以下の詳細な説明から明らかにな
る。
【0013】 〔発明の詳細な説明〕図1に、本発明の実施形態による
リアハブの装着された自転車10を示す。自転車10
は、フレーム12と、フレーム12に調整自在に連結さ
れたフロントフォーク13と、フレーム12に固定的に
連結されたリアフォーク15とを備えている。後輪16
は、リアハブ18を介して、リアフォーク15に回転自
在に連結される。前輪14は、フロントハブ17を介し
て、フロントフォーク13に回転自在に連結される。サ
ドルはフレーム12に調整自在に連結され、前輪14を
方向転換させるためのハンドルバー11は、フロントフ
ォーク13に連結される。自転車10を走らせるための
ドライブトレイン19は、フレーム12に連結される。
ドライブトレイン19は、1組のフロントスプロケット
19aと、ペダル19cの装着された1組のクランクア
ーム19bと、ドライブチェーン19dと、1組のリア
スプロケット19eとを備えている。フロントスプロケ
ット19aは、ボトムブラケット(図示せず)を介し
て、フレーム12に回転自在に連結される。リアスプロ
ケット19eは、比較的従来の方法で、後輪のリアハブ
18に連結される。
【0014】自転車10の様々な部品については、当該
技術において周知であるので、これらの部品に関する詳
細は、本発明により変更されたものを除き、ここでは説
明または図示しない。より具体的には、自転車10の部
品について、リアハブ18に関連するものを除き、ここ
では説明または図示しない。また、本開示から本技術に
精通するものには明らかであるが、ブレーキ、ディレー
ラ、追加スプロケットなどを含む、ここで説明されない
従来の自転車の様々な部品を本発明と共に使用すること
ができる。
【0015】ここで図2から図6を参照すると、リアハ
ブ18は、ハブ軸20と、ハブ本体22と、フリーホイ
ール24と、スペーサ26とを備えている。ハブ軸20
は、ハブ本体22の内部通路に回転自在に支持されると
ともに、ハブ本体22の両端から軸方向に延びている。
図2及び図3に示すように、スペーサ26は、ハブ本体
22と片側のリアフォーク15との間に軸方向スペース
が得られるよう、ハブ本体22の自由端に隣接して、ハ
ブ軸20の一端に移動自在に支持されるのが好ましい。
フリーホイール24は、ハブ軸20の他端に取り付けら
れるのが好ましい。ハブ軸20は、ハブ本体22がフリ
ーホイール24から離脱可能となるよう、後述するよう
に、取り外し自在に連結された2つの部分から形成され
るのが好ましい。本発明はフリーホイールを有しないハ
ブにも用いてもよい。したがって、用語「スプロケット
支持部材」は、フリーホイールの有無に係わらず、少な
くとも1枚のスプロケットを支持するハブの部分をここ
では示している。
【0016】図2に示すように、スペーサ26が第1位
置にあり、ハブ18がリアフォーク15に連結されてい
る場合、フリーホイール24の一部は、ハブ本体22の
一部に取り外し自在かつ回転不能に連結される。ハブ軸
20は、取り外し自在に連結された2つの部分から形成
されており、これにより、フリーホイール24を、リア
フォーク15から外すことなく、ハブ本体22から外す
ことができる。図3に示すように、スペーサ26は、第
1位置から第2位置へ移動可能であり、これにより、ハ
ブ本体22の軸方向に間隔が形成され、ハブ本体22を
フリーホイール24からスライドさせて外すことができ
る。スペーサ26は、ハブ18がリアフォーク15に固
定的に連結されていない場合にのみ移動可能である。す
なわち、ハブ18が組み立てられてリアフォーク15に
固定的に連結されると、スペーサ26は図2の第2位置
に配置されて移動できなくなる。
【0017】図4から図6に示すように、ハブ軸20
は、第1部分30と、第1部分30に取り外し自在に連
結された第2部分32とを備えている。第1部分30は
ハブ本体22の内部通路内に回転自在に支持され、フリ
ーホイール24はハブ軸20の第2部分32に取り付け
られるのが好ましい。また、第1部分30は、第2部分
32から分離可能なように、第2部分32にねじ込み連
結されるのが好ましい。ハブ軸20は、分離可能なハブ
軸20として十分な強度を有する大きさの直径を備えて
いるのが好ましい。より具体的には、ハブ軸20の第1
部分30は、分離可能なハブ軸20として十分な強度が
得られるよう、約10mmの直径を有し、第2部分32
は最低10mmの直径を有するのが好ましい。
【0018】ハブ軸20の第1部分30は、鋳造アルミ
ニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成され
た細長の円筒状部材であるのが好ましい。必要に応じ
て、第1部分30をその他の適切な材料で構成してもよ
い。さらに、前述のように、第1部分30の断面は、約
10mmの直径を有するほぼ一定の円形であるのが好ま
しい。図4から最も明らかなように、ハブ軸20の第1
部分30は、第1端部34と、第1端部34から軸方向
に離された第2端部36と、第1端部34と第2端部3
6との間に延びる中央部38とを備えている。
【0019】第1端部34は、第1部分30を第2部分
32に取り外し自在に連結するように、ねじ山が切られ
ているのが好ましい。後述するように、リアハブ18の
一端が比較的従来の方法でリアフォーク15に連結され
るように、第2端部36にクイックリリース機構37が
従来の方法で連結されている。図5及び図6に示すよう
に、第2部分32は、フリーホイール24を支持するた
めの多様な断面を有した段状の円筒部材であるのが好ま
しい。第2部分32は、さらに、約10mmの最小直径
を有し、鋳造アルミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性
金属材料で形成されるのが好ましい。必要に応じて、第
2部分32をその他の適切な材料で構成してもよい。第
2部分32は、第1端部40と、第1端部40から軸方
向に離れた第2端部42と、第1端部40と第2端部4
2との間に延びる中央段状部44とを備えている。
【0020】第1端部40は、ナット41を受けるため
の外周ねじを備えているのが好ましい。ナット41は、
リアハブ18の一端が比較的従来の方法でリアフォーク
15に連結されるように、第1端部40にねじ込み連結
される。第1端部40は、さらに、最小外径を有する第
2部分32を備えるのが好ましい。前述のように、第1
端部40の最小外径は約10mmであるのが好ましい。
第2端部42は、第1部分30の外周ねじ付き第1端部
34を受けるためのねじ付き孔43を備えているのが好
ましい。したがって、第1部分30が第2部分32にね
じ込み連結されると、第1部分30及び第2部分32は
単一の軸部材として機能するようになる。
【0021】図6から最も明らかなように、第2端部4
2は、その自由端に円周状に配置された複数のギアの歯
またはスプライン47も備えているのが好ましい。より
具体的には、スプライン47は、ねじ付き孔43から第
1部分30に向かって軸方向に延びるとともに、ねじ付
き孔43と第2端部42の自由端との間に内周側にも延
びている。後述するように、スプライン47は、ハブ本
体22の一部と回転不能に係合するよう構成されてい
る。
【0022】図4から図6を参照すると、ハブ本体22
は、外側筒状部50と、筒状インナースリーブ部52
と、自由回転可能となるように筒状インナースリーブ部
52と外側筒状部50とを回転自在に連結する1対のベ
アリングアセンブリ54とを備えている。ハブ軸20の
第1部分30は、インナースリーブ部52によって、外
側筒状部50の内部通路内に回転自在に連結されるのが
好ましい。後述するように、外側筒状部50は、フリー
ホイール24の一部(すなわち、フリーホイール24の
スプロケット支持部材)に取り外し自在かつ回転不能に
連結されるのが好ましい。
【0023】図5及び図6に示すように、外側筒状部5
0は、様々な内部及び外部円形断面を備えた筒状部材で
ある。また、外側筒状部50は、鋳造アルミニウム、チ
タン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成されるのが好ま
しい。必要に応じて、外側筒状部50をその他の適切な
材料で構成してもよい。外側筒状部50は、従来の方法
でハブ本体22をフリーホイール24のリムに連結する
ための、互いに軸方向に離間した1対の輪形スポーク取
付フランジ51a,51bを備えている。スポーク取付
フランジ51a,51bはそれぞれ、外側筒状部50の
逆側から延びて、外側筒状部50の自由端に隣接する。
複数のスポークは、従来の方法でハブ本体22を車輪1
6に固定するために、取付フランジ51a,51bに連
結されている。
【0024】外側筒状部50は、両ベアリングアセンブ
リ54を互いに向かって長手方向(すなわち、軸方向)
に移動しないように固定するための、互いに逆側を向く
1対の接当面又は接当肩部53a,53bを備えてい
る。外側筒状部50は、外側筒状部50の対向する自由
端に各々隣接する1対の第2接当面又は接合肩部55
a,55bも備えるのが好ましい。すなわち、接当肩部
53a,53bは、互いに軸方向に間隔を開けて配置さ
れて軸方向に互いに逆側を向き、第2接当肩部55a,
55bはそれぞれ、接当肩部53a,53bの自由端側
に軸方向に配置される。
【0025】1対の接当肩部55a,55bは、1対の
溝57a,57bが外側筒状部50の自由端に隣接して
形成されるよう、外側筒状部50の自由端から軸方向に
間隔をおいて配置される。他の部材を溝57a,57b
に嵌め込んでもよい。具体的には、溝57aは、キャッ
プ部材またはカバー(図示せず)を受けるように構成さ
れた環状溝であり、溝57bは、係合部材58と回転不
能に係合するよう構成されたスプライン環状溝である。
溝57bは、係合部材58と回転不能に係合するため
の、内周側に延びる複数の歯を備えている。すなわち、
外側筒状部50は、回転不能に連結される係合部材58
を備えているのが好ましい。
【0026】図6から最も明らかなように、係合部材5
8は環状部材であり、鋳造アルミニウム、チタン、鋼な
どの剛性金属材料で形成されるのが好ましい。必要に応
じて、係合部材58をその他の適切な材料で構成しても
よい。係合部材58は、摩擦力によって溝57b内に保
持され、第1部60と、第2部62と、貫通孔64とを
備えるのが好ましい。
【0027】図6から最も明らかなように、第1部60
の外周面に複数の第1外周歯又はスプライン61が形成
され、第2部62の外周面に複数の第2外周歯又はスプ
ラインが形成されている。第2歯又はスプラインは、外
側筒状部50の内周歯又はスプラインと回転不能に係合
する。第2部62は、プレス嵌め又はその他同様の方法
によって溝57b内に嵌め込まれるよう構成されるのが
好ましく、これにより、係合部材58は外側筒状部50
と固定的に連結される。
【0028】第1部60の第1歯61は、スライド自在
かつ回転不能にフリーホイール24の一部と係合するよ
う構成される。したがって、外側筒状部50は、フリー
ホイール24の一部に取り外し自在かつ回転不能に連結
される。また、貫通孔64は、インナースリーブ部52
が回転自在に嵌め込まれるよう構成される。より具体的
には、貫通孔64は、インナースリーブ部52の外径よ
りも僅かに大きい内径を有する円形の貫通孔であるのが
好ましい。これにより、係合部材58は、ベアリングア
センブリ54を介して、外側筒状部50と共にインナー
スリーブ部52回りに回転する。
【0029】必要に応じて、係合部材58を外側筒状部
50に対して滑るように設計したり、フリーホイール2
4の一部に固定的に連結したりしてもよい。また、必要
に応じて、係合部材58を外側筒状部50またはフリー
ホイール24の一部と一体で形成してもよい。いずれに
しても、外側筒状部50は、係合部材58によってフリ
ーホイール24の一部に取り外し自在かつ回転不能に連
結される。
【0030】ベアリングアセンブリ54は、比較的従来
通りであり、内側レースと、複数のベアリングまたは球
形鋼玉と、外側レースとを備えている。前述のように、
各外側レースは、外側筒状部50の内周面と、外側筒状
部50の接当肩部53a,53bとに当接して、ベアリ
ングアセンブリ54を軸方向に移動しないよう保持して
いる。各内側レースは、インナースリーブ部52が外側
筒状部50に対し回転自在となるよう、インナースリー
ブ部52の外周面に当接するのが好ましい。キャップ部
材(図示せず)及び係合部材58もまた、ベアリングア
センブリ54がハブ本体22に対し接当肩部53a,5
3bから離れる向きに軸方向又は長手方向に移動するの
を防ぐように、ベアリングアセンブリ54を保持するの
が好ましい。
【0031】図5及び図6を参照すると、インナースリ
ーブ部52は、円形断面を持つ、長く延びた筒状部材で
あるのが好ましい。また、インナースリーブ部52は、
鋳造アルミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属材料
で形成されるのが好ましい。必要に応じて、インナース
リーブ部52をその他の適切な材料で構成してもよい。
インナースリーブ部52は、支持部66と、接当部68
と、貫通孔70とを備えている。
【0032】接当部68は、ベアリングアセンブリ54
の1つの内側レースを接当肩部53aから離れる軸方向
に移動不能に保持するよう、支持部66よりも大きな径
を有している。接当部68は、接当部68の自由端に配
置された接当面69も備えている。接当面69はまた、
ハブ本体22の自由端を形成し、スペーサ26の一部に
当接するように配置される。貫通孔70は、支持部66
及びインナースリーブ部の接当部68を貫通して軸方向
に延び、ハブ軸20を回転自在に受ける。より具体的に
は、インナースリーブ部52の貫通孔70は、ハブ軸2
0の第1部分30を回転自在かつスライド自在に受ける
ように、構成されている。
【0033】支持部66は、その自由端に配置される複
数の歯又はスプライン67を備えるのが好ましい。歯6
7は、ハブ軸20の第2部分32の歯47と取り外し自
在かつ回転不能に係合するよう構成される。具体的に
は、歯又はスプライン67は、軸方向に延びており、イ
ンナースリーブ部52の周囲に円周状に配置され、内側
に延びる歯47と係合する。したがって、歯67及び歯
47が互いに回転不能に係合すると、第1部分30は第
2部分32に対して回転可能になる。
【0034】また、第1部分30が第2部分32に締結
され、ハブ18がリアフォーク15に連結されると、イ
ンナースリーブ部52は第2部分32に回転不能に連結
される。したがって、ハブ18が完全に組み立てられて
リアフォーク15に連結された後、インナースリーブ部
52と、第1部分30と、第2部分32とは、リアハブ
18の1本の軸として機能する。
【0035】ここで、図7から図9を参照すると、スペ
ーサ26は、ハブ本体22の接当面又は自由端69に隣
接してハブ軸20の第1部分30に支持される、断面楕
円形の段付き部材である。スペーサ26は、ハブ軸20
に対して横方向に移動するよう構成される。スペーサ2
6は、鋳造アルミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金
属材料で形成されるのが好ましい。また、スペーサ26
は、一体のユニット部材として構成されるのが好まし
い。必要に応じて、スペーサ26をその他の材料や複数
の部分で構成してもよい。スペーサ26は、スペースを
確保するための第1部72と、第1部72から延びて楕
円形スロット76を形成する第2部74とを備えてい
る。ハブ軸20の第1部分30は、スロット76に配置
される。
【0036】図9から最も明らかなように、第1部72
の第1軸方向長さAは、第2部74の第2軸方向長さB
よりも長くなっている。スペーサ26の軸方向長さは、
組立て時にハブ18の中心長手軸に従って測定される。
すなわち、第1部72は軸方向に延び、第2部74は第
1部72に対し横方向に延びている。また、第1部72
の第1軸方向長さAは、第2部74の第2軸方向長さB
の少なくとも2倍であるのが好ましい。より具体的に
は、第1部72の第1軸方向長さAは、第2部74の第
2軸方向長さBの約3倍であるのが好ましい。
【0037】したがって、図9から最も明らかなよう
に、軸方向長さAと軸方向長さBとの差に相当する軸方
向スペースCを得ることができる。間隔Cの軸方向長さ
は、係合部材58の第1部(係合部)60の軸方向長さ
Dと少なくとも同じ長さである。間隔Cは、スペーサ2
6が第2位置にある場合にハブ本体50をフリーホイー
ル24から軸方向に外せるように、軸方向長さDよりも
十分に長いのが好ましい。第2部74は、第1部72の
軸方向片側に配置される。さらに、スペーサ26は、第
2部74が接当面69に隣接するよう、ハブ軸20上に
配置されるのが好ましい。
【0038】図2及び図3から最も明らかなように、第
1部72は、第1部72がハブ軸20(すなわち、第1
部分30)に隣接して配置される第1位置と、第1部7
2がハブ軸20(すなわち、第1部分30)から離れる
第2位置との間で移動するよう構成される。スペーサ2
6は、第1部分30をハブ本体22から取り外すことな
く、第1位置と第2位置との間で移動可能である。スロ
ット76は、ハブ軸20(すなわち、第1部分30)か
ら脱落することなく、スペーサ26を第1位置と第2位
置との間で移動可能にするように、閉じたスロットであ
り、ハブ軸20の第1部分をスライド自在に受けるよう
寸法決めされる。
【0039】第1位置における第1部72は、ハブ本体
22の自由端(すなわち、インナースリーブ部の接当面
69)52とクイックリリース機構37と軸方向に整列
される。第2位置における第1部72は、ハブ本体22
がフリーホイール24から離れる方向に移動できるよ
う、ハブ本体22の自由端(すなわち、インナースリー
ブ部の接当面69)52やクイックリリース機構37と
軸方向に整列されない。より具体的には、第2位置で
は、ハブ本体22をフリーホイール24から外せるよう
に、軸方向長さの短い第2部74が、ハブ本体22の自
由端(すなわち、インナースリーブ部の接当面69)5
2とクイックリリース機構37とに軸方向に整列され
る。第1位置では、第1部72は、ハブ18がリアフォ
ーク15に連結可能となるように、クイックリリース機
構37の接当面と軸方向に整列される。
【0040】スロット76は、第1部72及び第2部7
4を通じて延びる楕円形のスロットであるのが好まし
い。図7及び図8から最も明らかなように、スロット7
6は、1対の軸方向に延びる側壁78と、第1部72内
に形成された第1半円部79aと、第2部74内に形成
された第2半円部79bとから形成されるのが好まし
い。側壁78は、一般に、スペーサ26が第1位置と第
2位置との間で移動可能なように、互いに間隔を開けて
配置されたL字形平面である。スロット76は、第1部
72がクイックリリース機構37との軸方向のアライン
メントから完全に外され、ハブ本体22の自由端(すな
わち、インナースリーブ部52の接当面69)がハブ軸
20から離れるような十分な長さを有しているのが好ま
しい。これにより、リアハブ18が組み立てられてリア
フォーク15に連結された後、後輪16をリアフォーク
15から外す際に、第1部分30をハブ本体22から外
す必要はない。
【0041】図5及び図6を再び参照すると、フリーホ
イール24は、内側筒状体80と、内側筒状体80と同
軸に取り付けられた外側筒状体82と、第1ベアリング
アセンブリ84と、第2ベアリングアセンブリ86と、
第3ベアリングアセンブリ88と、ワンウェイクラッチ
90とを備えている。第1及び第2ベアリングアセンブ
リ84,86は、内側筒状体80を外側筒状体82に回
転自在に連結する。第3ベアリングアセンブリ88は、
内側筒状体80をハブ軸20の第2部分32回りに回転
自在に連結する。ワンウェイクラッチ90は、内側筒状
体80と外側筒状体82との間で一方向に回転できるよ
うに内側筒状体80と外側筒状体82との間に連結され
る。
【0042】内側筒状体80は、ハブ18が組み立てら
れてリアフォーク15に連結される際に、係合部材58
を介してハブ本体22の外側筒状部50に取り外し自在
かつ回転不能に連結される。前述のように、フリーホイ
ール24はリアハブ18に連結されるが、フリーホイー
ル24の多くの部品は比較的従来通りである。したがっ
て、フリーホイール24については、本発明の実施形態
により改造されたものを除き、ここでは詳細を説明また
は図示しない。
【0043】本実施形態による外側筒状体82は、外側
筒状体82の外周面に回転不能に取り付けられた7枚の
スプロケット19eを備えている。各プロケット19e
間の間隔は、複数のスペーサにより従来の方法で保持さ
れる。したがって、本実施形態によるフリーホイール2
4をスプロケット支持部材と見なすことができる。ある
いは、内側筒状部80も間接的にスプロケット19eを
支持するので、内側筒状体80もスプロケット支持部材
と見なすことができる。いずれにしろ、ハブ18が組み
立てられてリアフォーク15に連結される際、スプロケ
ット支持部材またはフリーホイール24の一部は、ハブ
本体22の外側筒状部50に取り外し自在かつ回転不能
に連結される。
【0044】必要に応じて、フリーホイール24がより
多数又は少数のスプロケット19eを備えるものであっ
てもよい。例えば、フリーホイール24は単一のスプロ
ケット19eを備えるものであってもよい。また、必要
に応じて、代替のスプロケット支持部材を備えるように
してもよい。例えば、ワンウェイクラッチ90やその他
のフリーホイール24の部品を含まない、簡単なスプロ
ケット支持部材を設けてもよい。したがって、「スプロ
ケット支持部材」は、少なくとも1枚のスプロケットを
直接的又は間接的に支持する任意の部材として、ここで
は用いられている。
【0045】ここで、図5及び図6を参照しながら、内
側筒状体80について詳細に説明する。内側筒状体80
は、鋳造アルミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属
材料で形成されるのが好ましい。内側筒状体80は、段
状内周面を定める軸方向に延びる孔を有した段付形状に
構成されている。内側筒状体80は、第1内側部分92
と、第2内側部分94と、第1内側部分92と第2内側
部分94との間に延びる環状壁96とを備えている。第
1内側部分92は第1有効径を有し、第2内側部分94
は、第1内側部分92の第1径よりも大きい第2有効径
を有している。
【0046】第1内側部分92は、第2ベアリングアセ
ンブリ86の内側レースに連結され、共に回転する筒状
部分である。第1内側部分92の内径は、フリーホイー
ル24を支持する第2部分32の外径よりもわずかに大
きい。環状壁96は、第1内側部分92から第2内側部
分94へ外周側に延び、ワンウェイクラッチ90に間隔
を与えている。第2内側部分94は、その内面に1組の
歯又はスプライン95の形成された筒状部分である。歯
95は、内周側に延び、係合部材58の第1歯61と取
り外し自在かつ回転不能に係合するよう構成されてい
る。
【0047】ここで、図5及び図6を参照しながら、外
側筒状体82について詳細に説明する。外側筒状体82
は、実質的に、堅い剛性材料で構成された一体のユニッ
ト部材として形成されるのが好ましい。例えば、外側筒
状体82を、アルミニウム又はチタン等の軽量金属材料
や、鋼などの幾分重い材料で構成可能である。外側筒状
体82は、複数のスプライン100が周囲に延びる外周
面を備え、その上にスプロケット19eが従来の方法で
回転不能に固定されている。各スプライン100は、そ
こから半径方向外側に延びた接当ストッパ102を備え
ている。接当ストッパ102は、スプロケット19eの
軸方向の動きを、従来の方法で、外側筒状体82の外周
面上に制限している。
【0048】ワンウェイクラッチ90は、従来通りであ
り、爪付きバネと、爪付きバネ上に互いに180°離れ
て配置された1対の爪(図示せず)とを備えている。ワ
ンウェイクラッチ90は、内側及び外側筒状体80,8
2の一部も、従来の方法で含んでいる。ワンウェイクラ
ッチ90は、特に、筒状溝と、内側筒状体80の1対の
爪座と、外側筒状体82のラチェット歯とを備えてい
る。爪付きバネは溝内に配置され、これにより、従来の
方法で爪が爪座に固定される。外側筒状体82は、従来
の方法で、長手軸の回りに1方向にのみ回転できるが、
その他の方向には回転できないように、爪は、通常、ラ
チェット歯と係合している。
【0049】ここで、図4及び図10から図14を参照
しながら、リアハブ18の組立てと動作について詳細に
説明する。ハブ軸20の第2部分32にフリーホイール
24が既に取り付けられ、ハブ本体22が図4に示すよ
うにして組み立てられるのが好ましい。第1部分30及
びスペーサ26は、ハブ本体22及び第2部分32にま
だ接続されていない。リアハブ18の組立時において、
ハブ本体22(インナースリーブ部52及び係合部材5
8)はフリーホイール24に(それぞれ第2部分32と
内側筒状体80とに)回転不能に係合される。続いて、
スペーサ26が取り付けられた第1部分30が、ハブ本
体22のインナースリーブ部52にスライド自在に挿入
され、第2部分32に回転自在に連結されて、ハブ本体
22と、フリーホイール24が取り付けられた第2部分
32とが互いに堅く接合される。
【0050】スペーサ26は、第1部72がクイックリ
リース機構37に向いて延びるように配置されるのが好
ましい。この配置では、図12から図14に示すように
第2部74がクイックリリース機構37及びハブ本体2
2の自由端に軸方向に整列されると、第1部72は外側
筒状部50のスポーク取付フランジ51aに干渉しな
い。図10に示すように、組立ての完了したリアハブ1
8をリアフォーク15に取り付ける場合、第1部72は
クイックリリース機構37及びハブ本体22の自由端に
軸方向に整列されるように配置される。すなわち、第1
部72は、ハブ軸20と、インナースリーブ部52の接
当面69とに隣接させて配置される。図10に示すよう
に、1対の取付部15a,15bがハブ軸20に取付可
能となるように、リアハブ18の部品は互いに密着した
状態に保たれる。取付部15a,15bは、従来の方法
で取付用スロットの形成された板状部材である。
【0051】ハブ軸20が取付部15a,15bの取付
用スロットに正しく整列された後、ナット41が取付部
15bに締結され、クイックリリース機構37が取付部
15aに締結されて、リアハブ18は、図11に示すよ
うに、リアフォーク15a,15bに固定的に連結され
る。図5に示し、前述したように、この配置において、
ハブ軸20の第1及び第2部分30,32は、インナー
スリーブ部52と共に、リアハブ18の単一のハブ軸と
して働く。また、この組立て配置において、フリーホイ
ール24及び外側筒状部50は従来の方法で機能し、自
転車の後輪に駆動トルクを供給する。
【0052】ここで、図12から図14を参照すると、
運転者が後輪を外す必要のある場合、第2部分32とフ
リーホイール24を取付部15bから取り外さずに、後
輪を外すことができる。具体的には、クイックリリース
機構37のハンドルが回転されると、取付部15aがハ
ブ18から外れて、スペーサ26が第1部分30にまで
横方向に移動する(すなわち、第1部72が第2位置に
移動する)。したがって、第1部72は、接当面69及
び取付部15aとの整列から外され、第2部74が取付
部15a及びハブ本体22の自由端と軸方向に整列され
る。これにより、取付部15aと、スペーサ26と、接
当面69との間に軸方向スペースが形成される。
【0053】図12にも示すように、軸方向スペースが
与えられると、ハブ本体22は、第2部分32及びフリ
ーホイール24から軸方向に離れて移動して、そこから
回転せずに係合解除される。ただし、第1部分30と第
2部分32とのねじ込み連結が外れるまで、ハブ本体2
2をリアフォーク15から完全に外すことはできない。
したがって、図13に示すように、ハブ本体22を、第
2部分32、フリーホイール24及びリアフォーク15
から外すには、第1部分30を第2部分32からねじを
完全に外す必要がある。ハブ本体22がフリーホイール
24から軸方向に離れる前後のいずれの場合であって
も、ハブ軸20の第1部分30を、ハブ軸20の第2部
分32に対して回転させて、第1部分30を第2部分3
2から離すことができる。
【0054】本発明の配置では、フリーホイール24、
リアスプロケット19e及びハブ軸20の第2部分32
は、取付部15bに固定的に連結されたままになるの
で、ドライブチェーン19dをリアスプロケット19e
から取り外す必要なない。図14に示すように、ここ
で、リアハブ18の他の部分を自転車10から取り外す
ことなく、後輪16の除去、修理、調整が可能になる。
希望の保守作業を完了した後、前述のように、最初の組
立てと同じ方法で、ハブ本体22を第2部分32及びフ
リーホイール24に簡単に再度設置して、接続すること
ができる。
【0055】[第2実施形態]図15に、本発明の第2実
施形態のよるスペーサ226を示す。第2実施形態は、
第1実施形態のスペーサ26が変更されていることを除
き、第1実施形態と同一である。第2実施形態によるス
ペーサ226は、特に、第1実施形態による第2部74
を備えていない。第1実施形態のリアハブ18の説明
は、以下の変更点を除き、第2実施形態にも適用され
る。また、スペーサ226は、第1実施形態のリアハブ
18と共に使用するように構成されている。したがっ
て、第2実施形態ついて、ここでは詳細を説明または図
示していない。
【0056】スペーサ226は、鋳造アルミニウム、チ
タン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成されたU字形部
材である。スペーサ226は、一体のユニット部材とし
て形成されるのが好ましい。必要に応じて、スペーサ2
26をその他の適切な材料や複数の部分で構成してもよ
い。スペーサ226は、第1部272(第1実施形態の
第1部72に類似)と、その内部に形成された開端スロ
ット276とを備えている。開端スロット276は、互
いに間隔をおいて取り付けられた1対の側壁278と、
側壁278を接続する半円形の端壁279とにより形成
される。スロット276は、ハブ軸20の第1部分30
を受けるよう構成される。スペーサ226は、第1部分
30をハブ本体22から外すことなく、第1部分30か
ら完全に外すことができる。スペーサ226は、第1実
施形態のスペーサ26より少ない材料しか必要としな
い。したがって、スペーサ226は第1実施形態のスペ
ーサ26よりも軽量である。
【0057】[第3実施形態]図16に、本発明の第3実
施形態のよるスペーサ326を示している。第3実施形
態は、第1実施形態のスペーサ26が変更されているこ
とを除き、第1実施形態と同一である。第3実施形態に
よるスペーサ326は、特に、第1実施形態による第2
部74を備えず、変更されたケーブルループ第2部37
4を備えている。第1実施形態のリアハブ18の説明
は、以下の変更点を除き、第3実施形態にも適用され
る。また、スペーサ326は、第1実施形態のリアハブ
18と共に使用するように構成されている。したがっ
て、第3実施形態ついて、ここでは詳細を説明または図
示しない。
【0058】スペーサ326は、第1部372(第1実
施形態の第1部72に類似)と、ケーブルループ第2部
374とを備えている。第1部372に開端スロット3
76が形成されている。したがって、第1部372は、
1対の自由端を備えたU字形部材であり、鋳造アルミニ
ウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成される
のが好ましい。開端スロット376は、互いに間隔をお
いて取り付けられた1対の側壁378と、側壁378を
接続する半円形の端壁379とにより形成される。スロ
ット376は、ハブ軸20の第1部分30を受けるよう
構成される。第1部372は、一体のユニット部材とし
て形成されるのが好ましい。必要に応じて、第1部37
2をその他の適切な材料や複数の部分で構成してもよ
い。
【0059】ケーブルループ第2部374は、1対の接
続端375を備えた可撓性を有する金属ワイヤ又はケー
ブルであるのが望ましく、1対の接続端375は、溶接
又はその他の従来の技術によって、第1部372の自由
端373に固定的に連結されるのが好ましい。また、第
2部374は、第1部372に対して軸方向中央に配置
されるのが好ましい。ケーブルループ第2部374によ
って、第1部分30をハブ本体22から外さずに、スペ
ーサ326を第1部分30から完全に外すことはできな
い。したがって、スペーサ326を簡単に紛失すること
はない。さらに、スペーサ326は、第1実施形態のス
ペーサ26より少ない材料しか必要としない。したがっ
て、スペーサ326は第1実施形態のスペーサ26より
も軽量である。
【0060】[第4実施形態]図17及び図18に、本発
明の第4実施形態のよるスペーサ426を示している。
第4実施形態は、第1実施形態のスペーサ26が変更さ
れていることを除き、第1実施形態と同一である。第4
実施形態によるスペーサ426は、特に、嵌め込み式の
複数の部分から形成されている。第1実施形態のリアハ
ブ18の説明は、以下の変更点を除き、第4実施形態に
も適用される。また、スペーサ426は、第1実施形態
のリアハブ18と共に使用するように構成されている。
したがって、第4実施形態ついて、ここでは詳細を説明
または図示しない。
【0061】スペーサ426は、第1部472と、第1
実施形態に類似した第2部474とを備えている。第2
部474と第1部472とによって、楕円形スロット4
76が形成されている。第2部474は、第1部472
の一部を形成する1対の自由端473を備えたU字形部
材475を有している。第1部472は、スペースを確
保するための1対のU字形第1要素480a,480b
をさらに備えている。各第1要素480a,480b
は、段状に構成され、各々内側に開端スロット482
a,482bを備えている。したがって、第1部472
は、第1要素480aと、第1要素480bと、U字形
部材475の自由端473とにより形成される。第1要
素480a,480bから延びたU字形部材475の部
分は、第2部474を形成する。第1要素480a,4
80bは、軸中心表面484a,484bにおいて相互
に当接する。
【0062】各第1要素480a,480bは、鋳造ア
ルミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成
されるのが好ましい。各第1要素480a,480b
は、さらに、一体のユニット部材として形成されるのが
好ましい。必要に応じて、第1要素480a,480b
をその他の適切な材料や複数の部分で構成してもよい。
U字形部材475は、スペーサ426の重量を減らすた
めに、プラスチック材料による一体のユニット部材とし
て形成されるのが好ましい。さらに、スペーサ426が
簡単に識別可能なように、U字形部材475を色付きプ
ラスチック材料で構成してもよい。
【0063】第1要素480a,480bは、従来の方
法でU字形部材475と嵌め合わされるのが好ましい。
より具体的には、U字形部材475は、その自由端47
3の各軸側に凹み486が形成され、第1要素480
a,480bは係合突起488を備え、U字形部材47
5の軸方向の反対側から第1要素480a及び480b
が固定的に連結されるのが好ましい。それに応じて、第
2部474は、第1部472に対して軸中心に配置され
るのが好ましい。必要に応じて、その他の方法を使用し
て第1要素480a,480bをU字形部材475に接
続してもよい。
【0064】スペーサ426が組み立てられた後、互い
に間隔をおいて取り付けられた1対の側壁478と、側
壁478を接続する第1半円形端壁479aと、側壁4
78を同様に接続する第2半円形端壁479bとにより
楕円形スロット476が形成される。スロット476
は、ハブ軸20の第1部分30を受けるよう構成されて
いる。第2部474によって、第1部分30をハブ本体
22から外さずに、スペーサ426を第1部分30から
完全に外すことはできない。したがって、スペーサ42
6を簡単に紛失することはない。さらに、スペーサ42
6の一部にプラスチックが使用されるので、スペーサ4
26は、第1実施形態のスペーサ26よりも軽量であ
る。
【0065】[第5実施形態]図19及び図20に、本発
明の第5実施形態のよるスペーサ526を示している。
第5実施形態は、第1実施形態のスペーサ26が変更さ
れていることを除き、第1実施形態と同一である。第5
実施形態によるスペーサ526は、特に、摩擦力で互い
に保持された複数の部分から形成されている。第1実施
形態のリアハブ18の説明は、以下の変更点を除き、第
5実施形態にも適用される。さらに、スペーサ526
は、第1実施形態のリアハブ18と共に使用されるよう
構成されている。したがって、第5実施形態ついて、こ
こでは詳細を説明または図示しない。
【0066】スペーサ526は、第1部572と、第1
実施形態に類似する、第1部572から延びた第2部5
74とを備えている。第2部574と第1部572とに
よって、楕円形スロット576が形成されている。スロ
ット576は段状に構成されている。スペーサ526
は、第1要素580と、第1要素580上に摩擦力で保
持される筒状の第2要素582とにより形成される。第
1要素580は、鋳造アルミニウム、チタン、鋼などの
軽量剛性金属材料で形成されるのが好ましい。各第1要
素580は、さらに、一体のユニット部材として形成さ
れるのが好ましい。必要に応じて、第1要素580をそ
の他の適切な材料や複数の部分で構成してもよい。第2
要素582は、プラスチック材料で形成された楕円形リ
ングであるのが好ましい。さらに、スペーサ526が簡
単に識別可能なように、第2要素582を色付きプラス
チック材料で構成してもよい。必要に応じて、第2要素
582をその他のスペーサ又は第1要素と共に使用する
こともできる。
【0067】第1要素580は、開端スロット586を
備えたU字形部材である。第1要素580は第2要素5
82の一部と共に第1部572を形成する。第1要素5
80から延びた第2要素582の部分は、第2部574
を形成する。開端スロット586は、互いに間隔をおい
て取り付けられた1対の側壁588と、側壁588を接
続する半円形の端壁589とにより形成される。スロッ
ト586は、ハブ軸20の第1部分30が嵌め込まれる
よう構成される(すなわち、第2及び第3実施形態のス
ロット76及びスロット376と同様)。第1要素58
0は、第1拡大部590と第2縮小部592とにより形
成され、外部が段状に構成されている。第2部592
は、より狭い断面を有し、そこに第2要素582が摩擦
力によって保持されるように構成される。第2部574
によって、第1部分30をハブ本体22から外さずに、
スペーサ526を第1部分30から完全に外すことはで
きない。したがって、スペーサ526を簡単に紛失する
ことはない。さらに、プラスチックが使用されるので、
スペーサ526は、第1実施形態のスペーサ26よりも
軽量である。
【0068】ここで使用されている「ほぼ」、「約」、
「おおよそ」などの程度を表す用語は、最終的に著しく
変更されないような、妥当な量の変更を意味する修正用
語である。これらの用語は、修正対象の用語の意味を否
定しない場合は、±5%の偏差を含むものと解釈され
る。ここでは、本発明の選択された実施形態を説明、図
示しているが、本開示から本技術に精通するものには明
らかであるが、請求の範囲で定義された本発明の意図又
は範囲から離れることなく、様々な修正、変更を加える
ことができる。さらに、本発明による複数の実施形態の
説明は、図示のみを目的とし、附随する請求事項や同等
の請求による定義によって本発明を制限するものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自転車用リアハブが装着された自
転車の側面図。
【図2】本発明の第1実施形態による、第1位置又は間
隔設定位置に配置されたスペーサを備え、図1に示され
た自転車のリアフォークに取り付けられたリアハブの拡
大斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態による、第2位置又は開
放位置に配置されたスペーサを備え、図2に示された自
転車のリアフォークに取り付けられたリアハブの拡大斜
視図。
【図4】図1から図3に示されたリアハブの拡大部分分
解図。
【図5】第1位置又は間隔設定位置に配置されたスペー
サを備えた、図1から図4のリアハブの拡大部分断面
図。
【図6】ハブ本体から取り外されたフリーホイールと、
第2位置又は開放位置に配置されたスペーサとを備え
た、図5に示されたリアハブの部分断面図。
【図7】図1から図6に示されたリアハブのスペーサの
拡大斜視図。
【図8】図7に示されたスペーサの端面図。
【図9】図7及び図8に示されたスペーサの側面図。
【図10】組み立てられたハブが自転車のリアフォーク
に設置される前の、図1から図6に示されたリアハブの
側面図。
【図11】変更されたハブが自転車のリアフォークに取
り付けられた後の、図1から図6に示されたリアハブの
側面図。
【図12】リアハブの片側が自転車のリアフォークから
開放され、ハブ本体がフリーホイールから間隔を置いて
配置されている、図1から図6、図10及び図11に示
されたリアハブの側面図。
【図13】ハブ本体が自転車のリアフォークから開放さ
れて、フリーホイールから外されている、図1から図
6、図10から図12に示されたリアハブの側面図。
【図14】ハブ本体が自転車のリアフォークから完全に
外されている、図1から図6、図10から図13に示さ
れたリアハブの側面図。
【図15】本発明の第2実施形態による、変更されたス
ペーサの斜視図。
【図16】本発明の第3実施形態による、変更されたス
ペーサの斜視図。
【図17】本発明の第4実施形態による、変更されたス
ペーサの斜視図。
【図18】図17に示された変更されたスペーサの分解
斜視図。
【図19】本発明の第5実施形態による、変更されたス
ペーサの斜視図。
【図20】図19に示された変更されたスペーサの分解
斜視図である。
【符号の説明】
18 ハブ 20 ハブ軸 22 ハブ本体 24 スプロケット支持部材 26 スペーサ 30 第1部分 32 第2部分 50 外側筒状部 72 第1部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−165149(JP,A) 特開 昭63−83413(JP,A) 特開 昭59−70278(JP,A) 実開 昭55−149617(JP,U) 独国特許発明504668(DE,C2) 独国特許発明647395(DE,C2) 独国特許発明563446(DE,C2) 独国特許発明518999(DE,C2) 独国特許発明512198(DE,C2) 仏国特許発明1237527(FR,B1) 仏国特許発明1388952(FR,B1) 仏国特許発明1347057(FR,B1) 米国特許5984423(US,A) 米国特許5163740(US,A) スイス国特許発明283296(CH,A 5) スイス国特許発明271548(CH,A 5) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 25/02 B62M 9/04 B62M 11/16 F16B 23/00 - 43/02

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部分と、前記第1部分に取り外し自在
    に連結される第2部分とを有するハブ軸と、 外側筒状部と、前記ハブ軸の前記第1部分が内部に回転
    自在に支持される内部通路とを備えたハブ本体と、 前記ハブ本体の前記外側筒状部に取り外し自在かつ回転
    不能に連結され、前記ハブ軸の前記第2部分に取り付け
    られるスプロケット支持部材と、 前記ハブ本体の自由端に隣接して前記ハブ軸の前記第1
    部分に支持されるとともに、スペースを確保するための
    第1部と、前記第1部から延びるとともに開放された部
    分を有する第2部とを有し、前記第1部が前記ハブ軸に
    隣接して配置される第1位置と前記第1部が前記ハブ軸
    から離れて配置される第2位置との間で、前記ハブ軸の
    前記第1部分を前記ハブ本体から取り外すことなく前記
    ハブ軸に対し横方向に移動可能に構成されるとともに、
    前記第1部は、前記第2部よりも長い軸方向長さを有し
    ているスペーサと、 を備えた自転車用ハブ。
  2. 【請求項2】前記第1部及び前記第2部は、前記ハブ軸
    の第1部分が内側に配置される楕円形スロットを形成
    し、前記スロットは、前記スペーサが前記ハブ軸から外
    れることなく前記第1位置と前記第2位置との間を移動
    可能となるよう閉状になっている、請求項に記載の自
    転車用ハブ。
  3. 【請求項3】前記第1部の前記軸方向長さは、前記第2
    部の前記軸方向長さの少なくとも2倍であり、前記スペ
    ーサが前記第2位置にある場合に前記スペーサと自転車
    用フレームの一部との間に軸方向スペースが形成され
    る、請求項に記載の自転車用ハブ。
  4. 【請求項4】前記外側筒状部は、前記軸方向スペースよ
    りも短い軸方向長さを持つ係合部を介して、前記スプロ
    ケット支持部材に回転不能にかつ取り外し自在連結され
    ている、請求項に記載の自転車用ハブ。
  5. 【請求項5】前記第2部は、前記第1部の軸方向片側に
    配置されている、請求項に記載の自転車用ハブ。
  6. 【請求項6】前記スペーサは一体のユニット部材として
    形成されている、請求項に記載の自転車用ハブ。
  7. 【請求項7】前記第2部は、前記第1部に対し軸方向中
    央部に配置されている、請求項に記載の自転車用ハ
    ブ。
  8. 【請求項8】前記第2部は、前記第1部に固定的に連結
    されたケーブルループからなる、請求項に記載の自転
    車用ハブ。
  9. 【請求項9】前記スペーサは金属で形成されている、請
    求項又はに記載の自転車用ハブ。
  10. 【請求項10】前記第2部は、前記第1部の一部を形成
    する自由端を備えたU字形部材を有し、前記第1部は、
    前記U字形部材の前記自由端に固定的に連結されるとと
    もにスペースを確保するための1対の第1要素をさらに
    備えている、請求項に記載の自転車用ハブ。
  11. 【請求項11】前記第1要素は少なくとも部分的に互い
    に当接している、請求項10に記載の自転車用ハブ。
  12. 【請求項12】前記U字形部材はプラスチックで形成さ
    れ、前記第1要素は金属で形成されている、請求項10
    に記載の自転車用ハブ。
  13. 【請求項13】前記スペーサは、前記楕円形スロットを
    形成する筒状の第2要素と前記第2要素に連結された第
    1要素とを備え、前記第1要素と前記第2要素の一部と
    が前記第1部を形成している、請求項に記載の自転車
    用ハブ。
  14. 【請求項14】前記第1要素は、開端スロットと、第1
    拡大部と、前記第2要素内に摩擦力で保持された第2縮
    小部とを備え、前記開端スロットは前記楕円形スロット
    の一部を形成している、請求項13に記載の自転車用ハ
    ブ。
  15. 【請求項15】前記第2要素はプラスチックで形成さ
    れ、前記第1要素は金属で形成されている、請求項14
    に記載の自転車用ハブ。
  16. 【請求項16】前記第1部は、内部に形成された開端ス
    ロットを有している、請求項1に記載の自転車用ハブ。
  17. 【請求項17】前記第1部は、一体のユニット部材とし
    て形成されている、請求項16に記載の自転車用ハブ。
  18. 【請求項18】前記スペーサは、前記第1部に固定的に
    連結されたケーブルループを備えている、請求項16
    記載の自転車用ハブ。
  19. 【請求項19】前記第1部は、摩擦力により保持された
    第2要素を有するとともに、前記第2要素の一部は、前
    記第1部の一部を形成し、前記第2要素の他の部分は、
    開端スロットを閉じる第2部を形成している、請求項
    に記載の自転車用ハブ。
  20. 【請求項20】前記第1部は1対の第1要素を備えてい
    る、請求項16に記載の自転車用ハブ。
  21. 【請求項21】前記ハブ本体の前記外側筒状部は、回転
    不能に連結される係合部材を有している、請求項1に記
    載の自転車用ハブ。
  22. 【請求項22】前記係合部材は、前記スプロケット支持
    部材に取り外し自在かつ回転不能に連結されている、請
    求項21に記載の自転車用ハブ。
  23. 【請求項23】前記ハブ本体は、前記ハブ軸の前記第1
    部分が回転自在に配置される筒状インナースリーブ部を
    有している、請求項21に記載の自転車用ハブ。
  24. 【請求項24】前記インナースリーブ部は、前記ハブ軸
    の前記第2部分に取り外し自在かつ回転不能に連結され
    ている、請求項23に記載の自転車用ハブ。
  25. 【請求項25】前記ハブ軸の前記第1部分は、前記第1
    部分の自由端に取り付けられたクイックリリース機構を
    備えている、請求項1に記載の自転車用ハブ。
  26. 【請求項26】前記スプロケット支持部材はフリーホイ
    ールを含んでいる、請求項1に記載の自転車用ハブ。
  27. 【請求項27】前記ハブ軸の前記第1部分は、前記ハブ
    軸の前記第2部分にねじ込み連結される、請求項1に記
    載の自転車用ハブ。
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