JP3438203B2 - 自転車用ハブ - Google Patents

自転車用ハブ

Info

Publication number
JP3438203B2
JP3438203B2 JP2001350065A JP2001350065A JP3438203B2 JP 3438203 B2 JP3438203 B2 JP 3438203B2 JP 2001350065 A JP2001350065 A JP 2001350065A JP 2001350065 A JP2001350065 A JP 2001350065A JP 3438203 B2 JP3438203 B2 JP 3438203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
spacer
bicycle
bicycle hub
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001350065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002193179A (ja
Inventor
隆則 金久
憲治 尾瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Publication of JP2002193179A publication Critical patent/JP2002193179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3438203B2 publication Critical patent/JP3438203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B27/00Hubs
    • B60B27/0005Hubs with ball bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B27/00Hubs
    • B60B27/0078Hubs characterised by the fixation of bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B27/00Hubs
    • B60B27/02Hubs adapted to be rotatably arranged on axle
    • B60B27/023Hubs adapted to be rotatably arranged on axle specially adapted for bicycles
    • B60B27/026Hubs adapted to be rotatably arranged on axle specially adapted for bicycles comprising quick release devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B27/00Hubs
    • B60B27/02Hubs adapted to be rotatably arranged on axle
    • B60B27/04Hubs adapted to be rotatably arranged on axle housing driving means, e.g. sprockets
    • B60B27/047Hubs adapted to be rotatably arranged on axle housing driving means, e.g. sprockets comprising a freewheel mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/24Freewheels or freewheel clutches specially adapted for cycles
    • F16D41/30Freewheels or freewheel clutches specially adapted for cycles with hinged pawl co-operating with teeth, cogs, or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱着式フリーホイ
ール付き自転車用ハブに関する。本発明は、特に、フリ
ーホイールを自転車用フレームから取り外すことなく、
スプロケット支持部材のハブからの取り外しを可能にす
る、2部分からなる軸上にねじ付きスペーサを備えた自
転車用ハブに関する。
【0002】
【従来の技術】サイクリングは、交通の手段としてだけ
でなく、レクリエーションとしてもますます普及してい
る。さらに、自転車競技は、アマ/プロの両方の分野で
非常に人気の高い競技スポーツになった。自転車がレク
リエーション、交通、競技のいずれに使われる場合で
も、自転車業界は自転車の様々な部品に絶えず改良を重
ねてきている。特に自転車用リアハブは、ここ数年にわ
たり、広範囲にわたって設計し直されてきている。
【0003】具体的に、多くの自転車は複数の変速段を
備えている。このため、自転車用リアハブは、通常、フ
リーホイールを備えており、フリーホイールは、チェー
ン係合スプロケットを少なくとも1枚備えている。自転
車用のドライブトレイン及びフリーホイールの人気の高
い形式の1つは、自転車後輪のハブに取り付けられた複
数のスプロケットを備えたものである。ペダルをこぐ
間、自転車のチェーンがリアスプロケットの1つと噛み
合って後輪が回転する。運転者がペダルをこぐのを止め
ると、スプロケットは静止状態を保つものの、後輪は継
続して回転可能になる。このため、リアハブは、通常、
ワンウェイクラッチを有するフリーホイールを備えてい
る。
【0004】フリーホイールは、自転車後輪に対し一方
の回転方向にのみに駆動力を伝達する。このようなフリ
ーホイールは、通常、自転車のリアハブに設置される。
フリーホイールは、一般に、ペダルを回転させなくて
も、自転車を自由に走行させることができる。フリーホ
イールには、通常、リアハブのボスにねじ込み締結され
るボス型フリーホイールと、リアハブの一体化された部
品としてリアハブに固定されるフリーハブ型フリーホイ
ールとがある。両タイプのフリーホイールとも、外側筒
状部と、外側筒状部に対して自由に回転できるよう外側
筒状部の内周側に取り付けられた内側筒状部とを備えて
いる。外側筒状部と内側筒状部との間にはワンウェイク
ラッチが配置されており、一方の回転方向にのみ外側筒
状部から内側筒状部に駆動力を伝達する。外側筒状部
は、通常、複数のギアが取り付けられており、内側筒状
部は、通常、自転車用リアハブに取り付けられている。
【0005】スプロケットホイールとボスとの間にはス
プラインが形成されており、両者間の相対的な回転運動
を完全に妨げている。本装置は、自転車の後輪に使用さ
れるため、ワンウェイ機構を介して後輪の軸とボスとの
間に動力が伝達される必要がある。この目的のために、
ボスはワンウェイクラッチの外側レースに形成され、ワ
ンウェイクラッチ及び内側レースはボスの内周に配置さ
れる。
【0006】今日、自転車のディレーラはより多くの変
速段を備えている。これに伴い、後輪の多段スプロケッ
トホイール装置は、より多くのスプロケットを備えるよ
うになり、現在では、通常少なくとも5枚から7枚まで
のスプロケットを備えている。ギア又はスプロケットの
数が増えるに従い、より広範囲のトルクをスプロケット
からフリーホイールに作用させることができるようにな
っている。スプロケットの大きさ(すなわち、スプロケ
ットの歯数)は、多くの場合、丘陵性または平坦性など
の所定の走行条件に応じて構成される。また、スプロケ
ットまたはギアの構成は、運転者の異なる技能レベル又
は運転者の好みに応じて設計される。すなわち、運転者
や走行条件に応じて、フリーホイール又は後輪全体を取
り替えることが時には必要となる。したがって、単純化
された取付構造や簡単な取付方法が必要になっている。
【0007】さらに、ここ数年にわたり、リアギア又は
スプロケットの数が増え、フリーホイールの大きさ及び
重量も増えてきている。これに加え、ギア又はスプロケ
ットの数が増えるに従い、リアハブ及びフリーホイール
の製造及び設置が複雑かつ高価になる場合もある。ま
た、ギア又はスプロケットの数が増えると、後輪を自転
車フレームから外したり、既存のフリーホイールを別の
ものと取り替えたりするのが困難になる場合もある。
【0008】上記観点から、従来の技術での前述の問題
を克服する脱着式フリーホイール付き自転車用ハブが必
要になっている。本発明では、当該技術における上記の
必要性ならびにその他の必要性を示し、本開示によっ
て、当業者はそれを明確に理解することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、単純化された構造を有する脱着式フリーホイール用
のねじ付きスペーサを備えた自転車用ハブを提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、簡単に取付け可能な脱
着式フリーホイール用のねじ付きスペーサを備えた自転
車用ハブを提供することにある。
【0010】本発明のさらに別の目的は、製造及び組立
てが比較的簡単かつ安価な、フリーホイールをハブ本体
から取り外すためのねじ付きスペーサを備えた自転車用
ハブを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、ハブ軸
と、ハブ本体と、スプロケット支持部材と、スペーサと
を備えた自転車用ハブを提供することによって達成でき
る。ハブ軸は、第1ねじ込み連結により互いにねじ込み
自在に連結される第1部分及び第2部分を有する。ハブ
本体は、外側筒状部と、ハブ軸の第1部分が内部に回転
自在に支持される内部通路とを有する。スプロケット支
持部材は、ハブ本体の外側筒状部に取り外し自在かつ回
転不能に連結され、ハブ軸の第2部分に取り付けられ
る。スペーサは、ハブ本体の自由端でハブ軸の第1部分
に回転不能にかつ軸方向に移動可能に支持されるととも
に、第2ねじ込み連結によりハブ本体の一部にねじ込み
自在に連結される。第1及び第2ねじ込み連結は、ハブ
軸が回転して第1及び第2部分が外れると、スペーサが
ハブ本体に向かって軸方向に移動するよう構成されてい
る。
【0012】当業者にとって、本発明のその他の目的、
特徴、見地、利点は、添付された図面と共に、本発明の
実施形態を開示する以下の詳細な説明から明らかにな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施形態による
リアハブの装着された自転車10を示す。自転車10
は、フレーム12と、フレーム12に調整自在に連結さ
れたフロントフォーク13と、フレーム12に固定的に
連結されたリアフォーク15とを備えている。後輪16
は、リアハブ18を介して、リアフォーク15に回転自
在に連結される。前輪14は、フロントハブ17を介し
て、フロントフォーク13に回転自在に連結される。サ
ドルはフレーム12に調整自在に連結され、前輪14を
方向転換させるためのハンドルバー11は、フロントフ
ォーク13に連結される。自転車10を走らせるための
ドライブトレイン19は、フレーム12に連結される。
ドライブトレイン19は、1組のフロントスプロケット
19aと、ペダル19cの装着された1組のクランクア
ーム19bと、ドライブチェーン19dと、1組のリア
スプロケット19eとを備えている。フロントスプロケ
ット19aは、ボトムブラケット(図示せず)を介し
て、フレーム12に回転自在に連結される。リアスプロ
ケット19eは、比較的従来の方法で、後輪のリアハブ
18に連結される。
【0014】自転車10の様々な部品については、当該
技術において周知であるので、これらの部品に関する詳
細は、本発明により変更されたものを除き、ここでは説
明または図示しない。より具体的には、自転車10の部
品について、リアハブ18に関連するものを除き、ここ
では説明または図示しない。また、ブレーキ、ディレー
ラ、追加スプロケットなどを含む、ここで説明しない従
来の自転車の様々な部品は本発明と共に使用してもよ
い。
【0015】ここで図2から図7を参照すると、リアハ
ブ18は、ハブ軸20と、ハブ本体22と、フリーホイ
ール24と、スペーサ26とを備えている。ハブ軸20
は、ハブ本体22の内部通路に回転自在に支持され、ハ
ブ本体22の両端から軸方向に延びている。図2及び図
3に示すように、スペーサ26は、ハブ本体22と片方
のリアフォーク15との間に軸方向の間隔が得られるよ
う、ハブ本体22の自由端において、ハブ軸20の一端
に、軸方向に移動可能かつ回転不能に支持されるのが好
ましい。フリーホイール24は、ハブ軸20の他端に取
り付けられるのが好ましい。ハブ軸20は、ハブ本体2
2がフリーホイール24から離脱可能なよう、取り外し
自在に連結された2つの部分から形成されるのが好まし
い。本発明はフリーホイールを有しないハブにも用いて
もよい。したがって、用語「スプロケット支持部材」
は、フリーホイールの有無に係わらず、少なくとも1枚
のスプロケットを支持するハブの部分をここでは示して
いる。
【0016】図2に示すように、スペーサ26が第1位
置にあり、ハブ18がリアフォーク15に連結されてい
る場合、フリーホイール24の一部は、ハブ本体22の
一部に取り外し自在かつ回転不能に連結される。ハブ軸
20は、互いにねじ込み連結される2つの部分から形成
され、これにより、フリーホイール24を、リアフォー
ク15から外すことなく、ハブ本体22から外すことが
できる。図2及び図3に示すように、スペーサ26は、
リアフォーク15に隣接する第1位置から移動可能であ
り、これにより、ハブ本体22の軸方向に間隔が形成さ
れ、ハブ本体22をフリーホイール24からスライドさ
せて外すことができる。スペーサ26は、ハブ18がリ
アフォーク15に固定的に連結されていない場合にのみ
移動可能である。すなわち、ハブ18が組み立てられて
リアフォーク15に固定的に連結されると、スペーサ2
6は図2の第1位置に配置されて移動できなくなる。
【0017】図4から図7及び図14から最も明らかな
ように、ハブ軸20は、第1部分30と、第1ねじ込み
連結により第1部分30にねじ込み連結される第2部分
32とを備えている。第1部分30はハブ本体22の内
部通路内に回転自在に支持され、フリーホイール24は
ハブ軸20の第2部分32上に取り付けられるのが好ま
しい。さらに、第1部分30は、第2部分32から分離
可能なよう、第2部分32にねじ込み連結されるのが好
ましい。ハブ軸20は、分離可能なハブ軸20として十
分な強度を有する大きさの直径を備えているのが好まし
い。より具体的には、分離可能なハブ軸20として十分
な強度が得られるよう、ハブ軸20の第1部分30は約
10mmの直径を有し、第2部分32は最低10mmの
直径を有するのが好ましい。
【0018】ハブ軸20の第1部分30は、鋳造アルミ
ニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成され
た細長の円筒状部材であるのが好ましい。必要に応じ
て、第1部分30をその他の適切な材料で構成してもよ
い。また、前述のように、第1部分30の断面は、約1
0mmの直径を有するほぼ一定の円形であるのが好まし
い。ハブ軸20の第1部分30は、第1端部34と、第
1端部34から軸方向に離された第2端部36と、第1
端部34と第2端部36との間に延びる中央部38とを
備えている。
【0019】第1端部34は、第1部分30を第2部分
32に取り外し自在に連結するよう、右回りの外周ねじ
が形成されているのが好ましい。第1端部34は、従来
の右回りのねじが形成されているのが好ましい。第2端
部36は、従来の方法で第2端部36に連結されるクイ
ック解放機構37を備えるよう構成されるのが好まし
い。後述するように、クイック解放機構37は、従来の
方法でリアハブ18の片側をリアフォーク15に連結す
るために用いられる。
【0020】中央部38は、接当部材39aが少なくと
も部分的に嵌め込まれる横溝39を内部に備えている。
したがって、中央部38は、中央部38から延びる接当
部材39aを有している。横溝39は、一般に、円形で
あり、第1部分30の直径の約半分の深さにまで、内周
側に延びるのが好ましい。すなわち、横溝39は、約5
mmの深さを有するのが好ましい。接当部材39aは、
玉状又は球状部材であるのが好ましい。さらに、第1部
分30の中央部38は、溝39に配置された付勢部材又
はバネ39bを備え、これによって接当部材39aがス
ペーサ26に向かって横方向に付勢されるのが好まし
い。後述するように、第1部分30がスペーサ26に優
先的に連結されるよう、接当部材39aの直径は、スペ
ーサ26の受け溝よりもわずかに大きいことが好まし
い。
【0021】図5から図7に示すように、第2部分32
は、フリーホイール24を支持するための多様な断面を
有した段状の円筒部材であるのが好ましい。第2部分3
2は、さらに、約10mmの最小直径を有し、鋳造アル
ミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成さ
れるのが好ましい。必要に応じて、第2部分32をその
他の適切な材料で構成してもよい。第2部分32は、第
1端部40と、第1端部40から軸方向に離された第2
端部42と、第1端部40と第2端部42との間に延び
る中央段状部44とを備えている。
【0022】第1端部40は、ナット41を受けるため
の外周ねじを備えているのが好ましい。ナット41は、
リアハブ18の一端が比較的従来の方法でリアフォーク
15に連結されるよう、第1端部40にねじ込み連結さ
れる。第1端部40は、最小外径を有する第2部分32
をさらに備えるのが好ましい。前述のように、第1端部
40の最小外径は約10mmであるのが好ましい。第2
端部42は、第1部分30の外周ねじ付き第1端部34
を受けるためのねじ付き孔43を備えているのが好まし
い。ねじ付き孔43は、第1端部34の右回りの外周ね
じと係合するよう構成された右回りのねじ付き孔である
のが好ましい。したがって、第1部分30が第2部分3
2にねじ込み連結されると、第1部分30及び第2部分
32は単一の軸部材として機能するようなる。
【0023】図5から最も明らかなように、第2端部4
2は、その自由端に円周上に配置された複数の歯車の歯
またはスプライン47も備えているのが好ましい。より
具体的には、スプライン47は、第2端部の自由端ま
で、第1部分30に向かって軸方向に延びている。後述
するように、スプライン47は、ハブ本体22の一部と
回転不能に係合するよう構成されている。
【0024】図4から図6を参照すると、ハブ本体22
は、外側筒状部50と、筒状インナースリーブ部52
と、自由に回転可能となるようインナースリーブ部52
と外側筒状部50とを回転自在に連結する1対のベアリ
ングアセンブリ54とを備えている。ハブ軸20の第1
部分30は、インナースリーブ部52によって、外側筒
状部50の内部通路内に回転自在に連結されるのが好ま
しい。後述するように、外側筒状部50は、フリーホイ
ール24の一部(すなわち、フリーホイール24のスプ
ロケット支持部材)に取り外し自在かつ回転不能に連結
されるのが好ましい。
【0025】図6及び図7に示すように、外側筒状部5
0は、様々な内部及び外部円形断面を備えた筒状部材で
ある。また、外側筒状部50は、鋳造アルミニウム、チ
タン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成されるのが好ま
しい。必要に応じて、外側筒状部50をその他の適切な
材料で構成してもよい。外側筒状部50は、従来の方法
でハブ本体22を車輪16のリムに連結するための、互
いに軸方向に離間した1対の輪形スポーク取付フランジ
51a,51bを備えている。スポーク取付フランジ5
1a,51bはそれぞれ、外側筒状部50の反対側から
延びて、外側筒状部50の自由端に隣接する。従来の方
法でハブ本体22を車輪16に固定するために、複数の
スポークが取付フランジ51a,51bに連結されてい
る。
【0026】外側筒状部50は、両ベアリングアセンブ
リ54を互いに向って長手方向(すなわち、軸方向)に
移動しないように固定するための、互いに逆側を向く1
対の接当肩部53a,53bを備えている。外側筒状部
50は、外側筒状部50の対向する自由端に各々隣接す
る1対の第2接当面又は肩部55a,55bも備えるの
が好ましい。すなわち、接当肩部53a,53bは、互
いに軸方向に間隔を開けて配置されて軸方向に互いに逆
側を向き、接当肩部55a,55bはそれぞれ、接当肩
部53a,53bの自由端側に軸方向に配置される。
【0027】1対の接当肩部55a,55bは、1対の
環状溝57a,57bが外側筒状部50の自由端に隣接
して形成されるよう、外側筒状部50の自由端から軸方
向に間隔をおいて配置される。他の部材を溝57a,5
7bに嵌め込んでもよい。具体的には、溝57bは、イ
ンナースリーブ部52(後述)の拡大部を受けるよう構
成され、溝57aは、係合部材58を、回転不能に受け
るよう構成されている。溝57aは、回転不能に係合部
材58と係合する、内周側に延びた複数の歯を備えてい
る。すなわち、外側筒状部50は、回転不能に連結され
た係合部材58を備えているのが好ましい。
【0028】図4から図7及び図11から図13から最
も明らかなように、係合部材58は環状部材であり、鋳
造アルミニウム、チタン、鋼などの剛性金属材料で形成
されるのが好ましい。必要に応じて、係合部材58をそ
の他の適切な材料で構成してもよい。係合部材58は、
摩擦力によって溝57a内に保持され、第1部60と、
第2部62と、貫通孔64とを備えるのが好ましい。第
1部60は、第2部62よりも小さい径を有している。
【0029】第1部60の外周面には複数の第1外周歯
又はスプライン61が形成され、第2部62の外周面に
は複数の第2外周歯又はスプライン63が形成されてい
る。第2歯又はスプライン63は、外側筒状部50の内
周歯又はスプライン59と回転不能に係合する。第2部
62は、係合部材58が外側筒状部50と固定的に連結
されるよう、プレス嵌め又はその他同様の方法によって
溝57b内に嵌め込まれるよう構成されるのが好まし
い。
【0030】第1部60の第1歯61は、スライド自在
かつ回転不能にフリーホイール24の一部と係合するよ
う構成される。したがって、外側筒状部50は、フリー
ホイール24の一部に取り外し自在かつ回転不能に連結
される。また、貫通孔64は、インナースリーブ部52
が回転自在に嵌め込まれるよう構成される。より具体的
には、貫通孔64は、インナースリーブ部52の外径よ
りも僅かに大きい内径を有する円形の貫通孔であるのが
好ましい。これによって、係合部材58は、ベアリング
アセンブリ54を介して、外側筒状部50と共にインナ
ースリーブ部52回りに回転する。
【0031】必要に応じて、係合部材58を外側筒状部
50に対して滑るよう設計したり、フリーホイール24
の一部に固定的に連結したりしてもよい。また、必要に
応じて、係合部材58を外側筒状部50またはフリーホ
イール24の一部と一体で形成してもよい。いずれにし
ろ、外側筒状部50は、係合部材58によってフリーホ
イール24の一部に取り外し自在かつ回転不能に連結さ
れる。
【0032】ベアリングアセンブリ54は、比較的従来
通りであり、内側レースと、複数のベアリングまたは球
形鋼玉と、外側レースとを備えている。前述のように、
各外側レースは、外側筒状部50の内周面と外側筒状部
50の接当肩部53a,53bとに当接して、ベアリン
グアセンブリ54を軸方向に移動しないよう保持してい
る。各内側レースは、インナースリーブ部52が外側筒
状部50に対して回転自在となるよう、インナースリー
ブ部52の外周面に当接するのが好ましい。インナース
リーブ部52の拡大筒状部及び係合部材58は、ベアリ
ングアセンブリ54が互いに離れる向きに長手方向(軸
方向)に移動するのを防いでいる。
【0033】図4から図7及び図15から図17を参照
すると、インナースリーブ部52は、段状の円形断面を
持つ細長の筒状部材であるのが好ましい。さらに、イン
ナースリーブ部52は、鋳造アルミニウム、チタン、鋼
などの軽量剛性金属材料で形成されるのが好ましい。必
要に応じて、インナースリーブ部52をその他の適切な
材料で構成してもよい。インナースリーブ部52は、支
持部66と、支持部66から延びる拡大筒状部68と、
支持部66及び拡大筒状部68を貫通して延びる貫通孔
70とを備えている。
【0034】拡大筒状部68は、ベアリングアセンブリ
54の1つの内側レースを保持して接当肩部53aから
離れる向きに軸方向に移動するのを妨げるとともにスペ
ーサ26を内部に受けるよう、支持部66よりも大きな
径を有している。具体的に、インナースリーブ部52の
外周面は段状面であり、インナースリーブ部52の内周
面も段状面である。拡大筒状部68は、外側筒状部50
の溝57a内で回転自在となるよう寸法決めされ、外側
筒状部50の自由端を超えて軸方向に延びている。段付
き貫通孔70は、拡大筒状部68内に形成され、拡大筒
状部68の自由端にまで延びたねじ付き内周面70a
と、ねじ付き内周面70aからインナースリーブ部52
の反対側の端部にまで延びた軸支持面70bとによって
構成される。ねじ付き内周面70aと支持面70bとを
接続し、拡大筒状部68内におけるスペーサ26の軸方
向の移動を制限する停止面として機能するテーパー面7
0cを設けるのが好ましい。
【0035】貫通孔70のねじ付き内周面70aは、一
般に、内部に反時計回りのねじの形成された円筒面であ
り、支持部66の支持面70bよりも大きい径を有する
のが好ましい。また、ねじ付き内周面70aは、ハブ本
体22の自由端に配置され、スペーサ26がねじ込み連
結されるよう構成されている。したがって、貫通孔70
は、ハブ軸20を回転自在に受けるとともにスペーサ2
6がねじ込まれるよう、支持部66及びインナースリー
ブ部52の拡大筒状部68を貫通して延びている。より
具体的には、インナースリーブ部52の貫通孔70は、
支持部66内にハブ軸20の第1部分30を回転自在に
受け取り、スペーサ26を拡大筒状部68にねじ込みま
せるよう構成されている。
【0036】支持部66は、その自由端に配置された複
数の歯又はスプライン67を備えるのが好ましい。歯6
7は、ハブ軸20の第2部分32の歯47と取り外し自
在かつ回転不能に係合するよう構成される。すなわち、
歯47及び67は、インナースリーブ部52とハブ軸2
0の第2部分32とが堅く接続されるよう係合セレーシ
ョンを形成する。具体的には、歯又はスプライン67
は、軸方向に延びた歯又はスプラインであり、インナー
スリーブ部52内に円周状に配置され、外周歯47と係
合する。したがって、歯67及び歯47が回転不能に互
いに係合すると、ハブ軸20の第1部分30は、第2部
分32及びインナースリーブ部52に対して回転可能に
なる。また、第1部分30が第2部分32に締結されて
ハブ18がリアフォーク15に連結されると、インナー
スリーブ部52は、第2部分32に回転不能に連結され
る。したがって、ハブ18が完全に組み立てられてリア
フォーク15に連結された後、インナースリーブ部52
と、第1部分30と、第2部分32とは、リアハブ18
の1本の軸として機能する。
【0037】ここで、図4から図7及び図8から図10
を参照すると、スペーサ26は、ハブ軸20の第1部分
に設置された筒状部材であり、一般に、円形断面を有す
るのが好ましい。スペーサ26は、鋳造アルミニウム、
チタン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成されるのが好
ましい。また、スペーサ26は、一体のユニット部材と
して構成されるのが好ましい。必要に応じて、スペーサ
26をその他の材料や複数の部分で構成してもよい。ス
ペーサ26は、ハブ軸20の第1部分30に軸方向に移
動可能かつ回転不能に支持され、ねじ付き外周面72
と、1対の端面73及び75の間に延びる内部貫通孔7
4とを備えている。内部貫通孔74及び外周面72は、
共にハブ軸20に対し長手方向、すなわち軸方向に延び
ている。また、スペーサ26は、ハブ本体22の一部に
ねじ込み連結される(すなわち、インナースリーブ部5
2の拡大筒状部68内)。
【0038】スペーサ26のねじ付き外周面72は、第
1部分30及び第2部分32を外すために第1部分30
を回転させることによりスペーサ26がハブ本体22に
向かって軸方向に移動するよう構成される。すなわち、
第1部分30の第1端部34とねじ付き孔43とは、時
計回りのねじを有し、第1ねじ込み連結を形成するのが
好ましい。スペーサ26の外周面72とねじ付き内周面
70aとは、反時計回りのねじを備えて、第2ねじ込み
連結を形成するのが好ましい。したがって、スペーサ2
6は、第1部分30が第2部分32に対し回転すると、
ハブ軸20の第1部分30による軸方向の移動に対して
反対方向に移動する(すなわち、第1端部34のねじが
第2部分32のねじ付き孔43に係合する際)。
【0039】内孔74は、その内部でハブ軸20の第1
部分30が軸方向にスライド自在となるよう構成され
る。内孔74は、その内部に長手溝76が形成され、長
手溝76には接当部材39aが少なくとも部分的に配置
される。また、溝76は、接当部材39aよりも小さい
径を有する半円断面を有し、スペーサ26の軸方向全長
にわたり軸方向に延びるのが好ましい。本実施形態によ
る溝76は、接当部材39aの直径の約3分の2の直径
又は周幅(すなわち、最大周幅)を備えている。より具
体的には、接当部材39aは、約3.17mmの直径を
有し、溝76は約2.10mmの直径を有するのが好ま
しい。したがって、後述するように、スペーサ26は、
バネ39bの付勢力が克服されるまで、第1部分30と
共に回転される。スペーサ26は、拡大筒状部68内に
引き込まれるよう、拡大筒状部68のねじ付き内周面7
0aの軸方向長さとほぼ等しい軸方向の長さを有するの
が好ましい。さらに、スペーサ26の端面73は、内部
に複数のねじ付き接続孔73aを備えるのが好ましい。
【0040】図4から図7に示すように、スペーサ26
は、スペーサ26の端面73に連結された保持部材78
を備えるのが好ましい。保持部材78は、複数の接続孔
78aとスロット78bとを備えた板状部材である。ス
ロット78bは、第1部分30を横方向に受けるよう寸
法決めされる。接続孔78a及びスロット78bは、長
手溝76が保持部材78に閉じられるよう構成され、ハ
ブ軸20の第1部分30がハブ本体22から抜けるのを
防いでいる。複数の固定金具又はボルト79が接続孔7
8aから孔73aの内部にまで延び、保持部材78を端
面73に連結している。このようしてスペーサ26は、
ハブ軸20の第1部分30に取り付けられる。必要に応
じて、保持部材78をその他の適切な技術を用いてスペ
ーサ26に接続してもよい。また、必要に応じて、より
多数又は少数の固定金具79、接続孔78a、接続孔7
3aを使用してもよい。
【0041】図6及び図7を参照すると、フリーホイー
ル24は、内側筒状体80と、内側筒状体80と同軸に
設置された外側筒状体82と、第1ベアリングアセンブ
リ84と、第2ベアリングアセンブリ86と、第3ベア
リングアセンブリ88と、ワンウェイクラッチ90とを
備えている。第1及び第2ベアリングアセンブリ84,
86は、内側筒状体80を外側筒状体82に回転自在に
連結する。第3ベアリングアセンブリ88は、内側筒状
体をハブ軸20の第2部分32回りに回転自在に連結す
る。ワンウェイクラッチ90は、内側筒状体80と外側
筒状体82との間の一方向の回転が可能なよう、内側筒
状体80と外側筒状体82との間に連結される。
【0042】ハブ18が組み立てられてリアフォークに
連結される際、内側筒状体80は係合部材58を介して
ハブ本体22の外側筒状部50に取り外し自在かつ回転
不能に連結される。前述のように、フリーホイール24
はリアハブ18に連結されるが、フリーホイール24の
多くの部品は比較的従来通りである。したがって、フリ
ーホイール24については、本発明の実施形態により変
更されたものを除き、ここでは詳細に説明しない。
【0043】本実施形態による外側筒状体82は、外側
筒状体82の外周面に回転不能に取り付けられた7枚の
スプロケット19eを備えている。プロケット19e間
の間隔は、複数のスペーサにより従来の方法で保持され
る。したがって、本実施形態によるフリーホイール24
をスプロケット支持部材と見なすことができる。あるい
は、内側筒部材も間接的にスプロケット19eを支持す
るので、内側筒状体80もスプロケット支持部材と見な
すことができる。いずれにしろ、ハブ18が組み立てら
れてリアフォーク15に連結される場合に、スプロケッ
ト支持部材またはフリーホイール24の一部は、ハブ本
体22の外側筒状部50に取り外し自在かつ回転不能に
連結される。
【0044】必要に応じて、フリーホイール24がより
多数又は少数のスプロケット19eを備えてもよい。例
えば、フリーホイール24は単一のスプロケット19e
を備えてもよい。また、必要に応じて、代替のスプロケ
ット支持部材を備えてもよい。例えば、ワンウェイクラ
ッチ90やその他のフリーホイール24の部品を含まな
い、簡単なスプロケット支持部材を設けてもよい。した
がって、「スプロケット支持部材」は、少なくとも1枚
のスプロケットを直接的又は間接的に支持する任意の部
材として、ここでは使用されている。
【0045】ここで、図6及び図7を参照しながら、内
側筒状体80について詳細に説明する。内側筒状体80
は、鋳造アルミニウム、チタン、鋼などの軽量剛性金属
材料で形成されるのが好ましい。内側筒状体80は、段
状内周面を定める、軸方向に延びる孔を有する段状構成
を有している。内側筒状体80は、第1内側部分92
と、第2内側部分94と、第1内側部分92と第2内側
部分94との間に延びる環状壁96とを備えている。第
1内側部分92は第1有効直径を有し、第2内側部分9
4は、第1内側部分92の第1直径よりも大きい第2有
効直径を有している。
【0046】第1内側部分92は、第2ベアリングアセ
ンブリ86の内側レースに連結され、共に回転する筒状
部分である。第1内側部分92の内径は、フリーホイー
ル24を支持する第2部分32の外径よりもわずかに大
きい。環状壁96は、第1内側部分92から第2内側部
分94へ外周側に延び、ワンウェイクラッチ90に間隔
を与えている。第2内側部分94は、その内周面に1組
の歯又はスプライン95が形成された筒状部である。歯
95は、内周側に延び、係合部材58の第1歯61と取
り外し自在かつ回転不能に係合するよう構成されてい
る。
【0047】ここで、図6及び図7を参照しながら、外
側筒状体82について詳細に説明する。外側筒状体82
は、実質的に、堅い剛性材料で構成された一体のユニッ
ト部材として形成されるのが好ましい。例えば、外側筒
状体82を、アルミニウム又はチタンなどの軽量金属材
料や、鋼などの幾分重い材料で構成可能である。外側筒
状体82は、複数のスプライン100が周囲に延びてい
る外周面を備え、その上にスプロケット19eが従来の
方法で回転不能に固定されている。各スプライン100
は、そこから外周側に延びた接当ストッパ102を備え
ている。接当ストッパ102は、スプロケット19eの
軸方向の動きを、従来の方法で、外側筒状体82の外周
面上に制限している。
【0048】ワンウェイクラッチ90は、従来通りであ
り、爪付きバネと、爪付きバネ上に互いに180°離れ
て配置された1対の爪(図示せず)とを備えている。ワ
ンウェイクラッチ90は、内側及び外側筒状体80,8
2の部分も、従来の方法で含んでいる。ワンウェイクラ
ッチ90は、特に、筒状溝と、内側筒状体80の1対の
爪座と、外側筒状体82のラチェット歯とを備えてい
る。爪付きバネは溝内に配置され、これによって、従来
の方法で爪が爪座に固定される。外側筒状体82は、従
来の方法で、長手軸の回りに1方向にのみ回転できる一
方、その他の方向には回転できないよう、爪は、通常ラ
チェット歯と噛み合っている。
【0049】ここで、図5から図7、図18及び図19
を参照しながら、リアハブ18の組立てと動作について
詳細に説明する。ハブ軸20の第2部分32にフリーホ
イール24が既に取り付けられて、ハブ本体22が組み
立てられるのが好ましい。第1部分30は、ハブ本体2
2と第2部分32とにまだ接続されていない。図5に示
すように、スペーサ26は第1部分30に既に取り付け
られ、保持部材78はスペーサ26に接続されている。
リアハブ18を組み立てる際、ハブ本体22は第2部分
32と内側筒状体80とに回転不能に係合される。続い
て、第1部分30は、ハブ本体22のインナースリーブ
部52にスライド自在に挿入され、スペーサ26が拡大
筒状部68に引き込まれるまで、反時計回りに回転され
る。続いて、第1部分30が第2部分32に回転自在に
連結されて、ハブ本体22と、フリーホイール24の取
り付けられた第2部分32とが互いに堅く接合される。
【0050】スペーサ26がインナースリーブ部52の
拡大筒状部68内に完全に引き込まれてから、第1部分
30を時計回りに回転するのが好ましい。これによっ
て、第1部分30が第2部分32にねじ込み連結される
間、スペーサ26も共に回転して、ハブ本体22から離
れる向きに軸方向に移動する。したがって、スペーサ2
6が図18に示す位置に到達するまで、スペーサ26と
リアフォーク15との間の間隔が徐々に減少し、図19
に示すように、リアフォーク15が連結可能になる。図
18及び図19に示すように、1対の取付部分15a,
15bがハブ軸20に取付可能となるよう、リアハブ1
8の部品は互いに密着した状態に保たれる。取付部分1
5a,15bは、従来の方法で取付用スロットの形成さ
れた板状部材である。
【0051】図18及び図19を参照すると、ハブ軸2
0が取付部分15a,15bの取付用スロットに正しく
整列された後、ナット41が取付部分15aに締結さ
れ、クイック解放機構37が取付部分15bに締結され
て、リアハブ18は、図19に示すように、リアフォー
ク15a,15bに固定的に連結される。図6に示すよ
うに、この配置では前述のように、ハブ軸20の第1及
び第2部分30,32は、インナースリーブ部52と共
に、リアハブ18の単一のハブ軸として機能する。ま
た、この組立て配置では、フリーホイール24及び外側
筒状部50は従来の方法で機能し、自転車の後輪に駆動
トルクを供給する。後述するように、接当部材39a、
溝76、スペーサ26の構成により、スペーサ26と、
取付部分15bと、クイック解放機構37との間に所望
の間隔又は隙間が形成される。
【0052】図20から図22を参照すると、運転者が
後輪を外す必要がある場合、第2部分32及びフリーホ
イール24を取付部分15aから取り外さずに、後輪を
外すことができる。具体的には、クイック解放機構37
のハンドルが回転されると、取付け部分15bがハブ1
8から取り外される。続いて、図20に示すように、第
1部分30がクイック解放機構37によって回転され、
第1部分30が第2部分32から離される(すなわち、
反時計方向)。この回転の間、スペーサ26の外周ねじ
の構成によって、スペーサはハブ本体22に向かって軸
方向に移動し、スペーサ26と取付け部分15bとの間
に軸方向の間隔が形成される。
【0053】第1部分30が第2部分32に対して所定
の量だけ回転した後、スペーサ26は、拡大筒状部68
内に完全に引き込まれ、第1部分30は第2部分32の
ねじから完全に外される。これにより、図21に示すよ
うに、第1部分が内部に設置されたハブ本体22は、第
2部分32及びフリーホイール24から離れる向きに軸
方向へ移動可能になる。図21にも示すように、軸方向
の間隔が与えられ、ハブ本体22が、第2部分32及び
フリーホイール24から軸方向に離れて移動すると、ハ
ブ本体は第2部分32及びフリーホイール24から回転
なく離脱可能となる。ただし、第1部分30と第2部分
32とのねじ込み連結が外され、ハブ本体22と第2部
分32又はフリーホイール24との係合が外れるまで、
ハブ本体22をリアフォーク15から完全に外すことは
できない。
【0054】ここで図18及び図19、図23及び図2
4を参照して、所望の間隔又は隙間を与える接当部材3
9a及び溝76の関係について詳述する。特に、接当部
材39aは、溝76よりもわずかに大きい径を有してい
る。したがって、図23に示すように、接当部材39a
は、その一部のみが溝76に嵌め込まれるのが好まし
い。このように接当部材39aが溝76に嵌め込まれる
と、スペーサ26は第1部分30と共に回転する。ただ
し、ハブ18が組み立てられ(図18)、取付け部分1
5a及び15bの間に配置された後(すなわち、クイッ
ク解放機構37の締結前)、スペーサ26が取付け部分
15bに当接するまで第1部分30が回転される。スペ
ーサ26が取付け部分15bに当接すると、スペーサ2
6の軸方向の移動は妨げられる。したがって、図24に
示すように、スペーサ26がこの位置にあり、第1部分
30が回転されると、接当部材39aは、溝76から強
制的に外され、溝39に嵌め込まれる。すなわち、第1
部分30に加えられた回転力がバネ39bの付勢力を上
回りクイック解放機構37が取付け部分15bに正しく
整列されるまで、第1部分30は継続して回転可能にな
る。図19に示すように、クイック解放機構37が正し
く配列された後、クイック解放機構37は取付け部分1
5bに締結されて、ハブ18がリアフォーク15に固定
される。溝76及び接当部材79aの配置によって、ハ
ブ18とリアフォーク15との間の正確な接続が一貫し
て与えられる。
【0055】さらに、本発明の配置では、フリーホイー
ル24、リアスプロケット19e及びハブ軸20の第2
部分32は、取付け部分15aに固定的に連結されたま
まになるので、ドライブチェーン19dをリアスプロケ
ット19eから取り外す必要がない。図22に示すよう
に、ここで、リアハブ18の別の部分を自転車10から
取り外すことなく、後輪16の除去、修理、調整が可能
になる。希望の保守作業を完了した後、前述のように、
最初の組立てと同じ方法で、ハブ本体22を第2部分3
2及びフリーホイール24に簡単に再度設置して、接続
することができる。
【0056】[第2実施形態]図25から図27に、本発
明の第2実施形態のよるスペーサ226を示す。第2実
施形態は、第1実施形態のスペーサ26が変更されてい
ることを除き、第1実施形態と同一である。第2実施形
態によるスペーサ226は、特に、内孔に形成された余
分な長手方向の溝を備えていること以外、第1実施形態
によるスペーサ26と同一である。第1実施形態のリア
ハブ18の説明は、以下の変更点を除き、第2実施形態
にも適用される。または、スペーサ226は、第1実施
形態のリアハブ18と共に使用するよう構成されてい
る。したがって、第2実施形態について、ここでは詳細
に説明しない。
【0057】スペーサ226は、鋳造アルミニウム、チ
タン、鋼などの軽量剛性金属材料で形成された筒状部材
である。スペーサ226は、一体のユニット部材として
形成されるのが好ましい。必要に応じて、スペーサ22
6をその他の適切な材料や複数の部分で構成してもよ
い。スペーサ226は、ねじ付き外周面272と、1対
の端面273,275の間に延びる内部貫通孔274と
を備えている。内部貫通孔274及び外周面272は両
方とも、ハブ軸20に対し軸方向に延びている。
【0058】内部貫通孔274は、接当部材39aを内
部に受けるよう構成された1対の長手溝276を備えて
いる。各長手溝276は、第一実施形態による溝76と
同一である。したがって、溝276ついて、ここでは詳
細に説明しない。スペーサ226が第1実施形態による
スペーサ26と同様に動作するよう、外周面272上に
右回りのねじが形成されている。ただし、スペーサ22
6は、1対の溝276を有しているため、ハブ軸20の
第1部分30上の2つの設置方向のうち、いずれにも設
置可能である。スペーサ226は、保持部材78を接続
するための複数のねじ付き接続孔273aをさらに備え
るのが好ましい。
【0059】[第3実施形態]図28に、本発明の第3実
施形態によるハブ軸の第1部分330を示す。第3実施
形態は、第1部分330が変更されていることを除き、
第1実施形態と同一である。第3実施形態による第1部
分330は、特に、第1実施形態による接当部材39a
を備えず、変更された接当部材339aが延びている。
第1実施形態のリアハブ18の説明は、以下の変更点を
除き、第3実施形態にも適用される。また、第1部分3
30及び接当部材339aは、第1実施形態のリアハブ
18と共に使用するよう構成されている。したがって、
第3実施形態ついて、ここでは詳細に説明しない。
【0060】第1部分330は、第1端部334と、第
1端部334から軸方向に離された第2端部336と、
第1端部334と第2端部336との間に延びる中央部
338とを備えている。第1端部334は、第1部分3
30を第2部分32に取り外し自在に連結するよう、右
回りの外周ねじが形成されいるのが好ましい。第2端部
336は、従来の方法で第2端部336に連結されたク
イック解放機構37を備えるよう構成されるのが好まし
い。中央部338は、接当部材339aが嵌め込まれる
横溝339を内部に備えている。接当部材339aは、
第3実施形態による中央部338から突き出した半球状
の端部を備えている、長い棒状部材であるのが好まし
い。接当部材339aの半球状端部の径は、所望の間隔
又は隙間が与えられるよう、溝76の直径よりもわずか
に大きいことが好ましい。接当部材39aは、第1実施
形態と同様の方法で、バネ又は付勢部材339bによっ
てスペーサ26の方向に付勢される。これにより、接当
部材339aの一部が中央部338から突出する。第3
実施形態による第1部分330は、第1実施形態による
第1部分30と同様に機能する。
【0061】代替の方法として、バネ又は付勢部材なし
に棒状接当部材を使用してもよい。そのような棒状接当
部材は、第1部分の溝を埋める寸法を有し、その溝から
突出している。また、必要に応じて、スペーサ26の溝
がその他の構成を取ることも可能である。例えば、溝は
正方形又は矩形の断面を持つことができる。ここで使用
されている「ほぼ」、「約」、「おおよそ」などの程度
を表す用語は、最終的にが著しく変更されないような、
妥当な量の変化を意味する修正用語である。これらの用
語は、修正対象の用語の意味を否定しない場合は、±5
%の偏差を含むものと解釈される。
【0062】ここでは、本発明の選択された実施形態を
説明、図示しているが、本開示から本技術に精通するも
のには明らかであるが、請求の範囲で定義された本発明
の意図又は範囲から離れることなく、様々な修正、変更
を加えることができる。さらに、本発明による複数の実
施形態の説明は、図示のみを目的とし、附随する請求事
項や同等の請求による定義によって本発明を制限するも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自転車用リアハブが装着された自
転車の側面図。
【図2】本発明の第1実施形態による、第1位置に配置
されたスペーサを備え、図1に示された自転車のリアフ
ォークに取り付けられたリアハブの拡大斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態による、第2位置に配置
されたスペーサを備え、図2に示された自転車のリアフ
ォークに取り付けられたリアハブの拡大斜視図。
【図4】図1から図3に示されたリアハブの拡大部分分
解図。
【図5】図1から図4に示されたリアハブの拡大部分反
転分解図。
【図6】第1位置に配置されたスペーサを備えた、図1
から図5の組み立てられたリアハブの拡大部分断面図。
【図7】ハブ本体から取り外されたフリーホイールと、
第2位置に配置されたスペーサとを備えた、図6に示さ
れたリアハブの部分断面図。
【図8】図2から図7に示されたリアハブのスペーサの
外側端面図。
【図9】図8に示されたスペーサの側面図。
【図10】図8及び図9に示されたスペーサの図8の1
0−10線による断面図。
【図11】図2から図7に示されたリアハブの係合部材
の端面図。
【図12】図11に示された係合部材の図11の12−
12線による部分断面図。
【図13】図11及び図12に示された係合部材の反対
側の端面図。
【図14】図2から図7に示されたハブにおけるハブ軸
の第1部分の側面図。
【図15】図2から図7に示されたインナースリーブ部
の部分断面図。
【図16】図15に示されたインナースリーブ部の外部
端面図。
【図17】図15及び図16に示されたインナースリー
ブ部の内部端面図。
【図18】組み立てられたハブが自転車のリアフォーク
に設置される前の、図1から図7に示されたリアハブの
側面図。
【図19】組み立てられたハブが自転車のリアフォーク
に設置された後の、図1から図7及び図18に示された
リアハブの側面図。
【図20】リアハブの片側が自転車のリアフォークから
取り外しされ、ハブ本体がフリーホイールから間隔を置
いて配置されている、図1から図7、図18及び図19
に示されたリアハブの側面図。
【図21】ハブ本体が自転車のリアフォークから取り外
しされて、フリーホイールから外されている、図1から
図7、図18から図20に示されたリアハブの側面図。
【図22】ハブ本体が自転車のリアフォークから完全に
外れている、図1から図7、図18から図21に示され
たリアハブの側面図。
【図23】接当部材が溝に配置され、長手溝及び接当部
材の相対的な大きさを示している、スペーサ及びハブ軸
の第1部分の拡大部分断面図。
【図24】接当部材が溝に配置されている、スペーサ及
びハブ軸の第1部分の拡大部分断面図。
【図25】本発明の第2実施形態による変更されたスペ
ーサの外側端面図。
【図26】図25に示されたスペーサの側面図。
【図27】図25及び図26に示されたスペーサの図2
5の27−27線による断面図。
【図28】本発明の第2実施形態による、一部分が取り
除かれて変更された接当部材が示された、ハブ軸の変更
された第1部分の側面図。
【符号の説明】
18 リアハブ 20 ハブ軸 22 ハブ本体 24 フリーホイール 26 スペーサ 30 第1部分 32 第2部分 50 外側筒状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−97270(JP,A) 特開 昭59−70278(JP,A) 独国特許発明647395(DE,C2) 独国特許発明563446(DE,C2) 独国特許発明518999(DE,C2) 独国特許発明512198(DE,C2) 仏国特許発明1388952(FR,B1) 仏国特許発明1347057(FR,B1) スイス国特許発明283296(CH,A 5) スイス国特許発明271548(CH,A 5) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 25/02 B62M 11/16

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ねじ込み連結により互いにねじ込み自
    在に連結される第1部分及び第2部分を有するハブ軸
    と、 外側筒状部と、前記ハブ軸の前記第1部分が内部に回転
    自在に支持される内部通路とを有するハブ本体と、 前記ハブ本体の前記外側筒状部に取り外し自在かつ回転
    不能に連結され、前記ハブ軸の前記第2部分に取り付け
    られるスプロケット支持部材と、 前記ハブ本体の自由端で前記ハブ軸の前記第1部分に回
    転不能にかつ軸方向に移動可能に支持されるとともに、
    第2ねじ込み連結により前記ハブ本体の一部にねじ込み
    自在に連結されるスペーサとを備え、 前記第1及び第2ねじ込み連結は、前記ハブ軸が回転し
    て前記第1及び第2部分が外れると、前記スペーサが前
    記ハブ本体に向かって軸方向に移動するよう構成されて
    いる、を備えた自転車用ハブ。
  2. 【請求項2】前記ハブ本体は、筒状インナースリーブ部
    を備え、その内部に前記ハブ軸の前記第1部分が回転自
    在に配置されている、請求項1に記載の自転車用ハブ。
  3. 【請求項3】前記スペーサは、前記インナースリーブ部
    にねじ込み連結されている、請求項2に記載の自転車用
    ハブ。
  4. 【請求項4】前記インナースリーブ部は、前記ハブ軸の
    前記第2部分に取り外し自在かつ回転不能に連結されて
    いる、請求項2または3に記載の自転車用ハブ。
  5. 【請求項5】前記インナースリーブ部は拡大筒状部を有
    しており、前記スペーサは、前記ハブ本体の前記自由端
    において前記拡大筒状部の内部にねじ込み連結されてい
    る、請求項4に記載の自転車用ハブ。
  6. 【請求項6】前記スペーサは反時計回りの外周ねじを有
    し、前記拡大筒状部は反時計回りの内周ねじを有してお
    り、前記第1ねじ込み連結は時計回りのねじ込み連結で
    ある、請求項5に記載の自転車用ハブ。
  7. 【請求項7】前記インナースリーブ部と前記ハブ軸の前
    記第2部分とは、互いに堅く係合するための係合セレー
    ションを備えている、請求項4に記載の自転車用ハブ。
  8. 【請求項8】前記第1部分及び前記スペーサは、一方が
    長手溝を有するとともに他方が前記長手溝に配置された
    接当部材を有し、互いの間での相対回転を防いでいる、
    請求項1に記載の自転車用ハブ。
  9. 【請求項9】前記スペーサは、その自由端に連結された
    保持部材を備え、前記ハブ軸の前記第1部分が前記ハブ
    本体から外れるのを防いでいる、請求項8または11に
    記載の自転車用ハブ。
  10. 【請求項10】前記ハブ軸の前記第1部分は、前記第1
    部分から延びる前記接当部材を有し、前記スペーサは、
    前記接当部材を部分的に内部に受けるよう寸法決めされ
    た長手溝を有している、請求項8に記載の自転車用ハ
    ブ。
  11. 【請求項11】前記ハブ軸の前記第1部分は横溝を有
    し、前記接当部材は前記横溝から延びている、請求項1
    0に記載の自転車用ハブ。
  12. 【請求項12】前記接当部材は、前記溝に部分的に受容
    される球状部材である、請求項11に記載の自転車用ハ
    ブ。
  13. 【請求項13】前記溝は前記接当部材の直径よりも小さ
    い周幅を有している、請求項12に記載の自転車用ハ
    ブ。
  14. 【請求項14】前記ハブ軸の前記第1部分は、前記接当
    部材を前記スペーサに向かう横方向に付勢するとともに
    前記溝に配置された付勢部材を備えている、請求項13
    に記載の自転車用ハブ。
  15. 【請求項15】前記接当部材は、前記溝に部分的に受容
    される棒状部材である、請求項11に記載の自転車用ハ
    ブ。
  16. 【請求項16】前記スペーサは、内部に1対の前記長手
    溝を有している、請求項10に記載の自転車用ハブ。
  17. 【請求項17】前記スペーサは、外周ねじと、前記ハブ
    軸の前記第1部分を受けるよう寸法決めされた中心貫通
    孔とを備えた円筒状部材であり、前記長手溝は前記貫通
    孔に形成されている、請求項10に記載の自転車用ハ
    ブ。
  18. 【請求項18】前記スペーサの前記貫通孔は1対の前記
    長手溝を備えている、請求項17に記載の自転車用ハ
    ブ。
  19. 【請求項19】前記スペーサは反時計回りの外周ねじを
    有し、前記第1ねじ込み連結は時計回りのねじ込み連結
    である、請求項17に記載の自転車用ハブ。
  20. 【請求項20】前記ハブ本体の前記外側筒状部は、前記
    スプロケット支持部材を前記ハブ本体に取り外し自在か
    つ回転不能に連結するとともに前記ハブ本体に回転不能
    に連結された係合部材を備えている、請求項1に記載の
    自転車用ハブ。
  21. 【請求項21】前記インナースリーブ部は、反時計回り
    の内周ねじが内部に形成された拡大筒状部を備えてい
    る、請求項2に記載の自転車用ハブ。
  22. 【請求項22】前記スペーサは、前記インナースリーブ
    部の前記左回りの内周ねじと係合するよう寸法決めされ
    た反時計回りの外周ねじを備えている、請求項21に記
    載の自転車用ハブ。
  23. 【請求項23】前記第1ねじ込み連結は時計回りのねじ
    込み連結であり、前記第2ねじ込み連結は反時計回りの
    ねじ込み連結である、請求項1に記載の自転車用ハブ。
  24. 【請求項24】前記ハブ軸の前記第1部分は、前記第1
    部分の自由端に設置されたクイック解放機構を備えてい
    る、請求項1に記載の自転車用ハブ。
  25. 【請求項25】前記スプロケット支持部材はフリーホイ
    ールを備えている、請求項1に記載の自転車用ハブ。
JP2001350065A 2000-12-06 2001-11-15 自転車用ハブ Expired - Fee Related JP3438203B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/729,715 US6435622B1 (en) 2000-12-06 2000-12-06 Bicycle hub with threaded spacer and detachable freewheel
US09/729715 2000-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002193179A JP2002193179A (ja) 2002-07-10
JP3438203B2 true JP3438203B2 (ja) 2003-08-18

Family

ID=24932279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001350065A Expired - Fee Related JP3438203B2 (ja) 2000-12-06 2001-11-15 自転車用ハブ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6435622B1 (ja)
EP (1) EP1213157B1 (ja)
JP (1) JP3438203B2 (ja)
CN (1) CN1159165C (ja)
CZ (1) CZ20014327A3 (ja)
DE (1) DE60117331T2 (ja)
TW (1) TW553855B (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7011321B2 (en) * 2002-05-23 2006-03-14 Hargroder Todd L Quick release detachable wheels
JP3696189B2 (ja) * 2002-08-26 2005-09-14 株式会社シマノ 自転車用ハブダイナモ
FR2855490B1 (fr) * 2003-05-28 2006-11-03 Salomon Sa Dispositif de fixation en porte-a-faux d'une roue de velo sur un cadre avec un mecanisme de serrage rapide
GB2414971B (en) * 2004-06-09 2006-12-27 Simon Charles Bartlett Improvements to wheel clamping assemblies
US7537291B2 (en) * 2007-02-01 2009-05-26 Shimano Inc. Bicycle wheel securing structure
US7556321B2 (en) 2007-02-01 2009-07-07 Shimano Inc. Bicycle wheel securing structure
US7628416B2 (en) * 2007-02-21 2009-12-08 Shimano Inc. Bicycle wheel securing structure
DE102007009406A1 (de) * 2007-02-23 2008-08-28 Gustav Magenwirth Gmbh & Co. Kg Achsenanordnung
TW200906672A (en) * 2007-02-23 2009-02-16 Gustav Magenwirth Gmbh & Amo Co Kg Quick-release hub axle
US7530645B2 (en) 2007-03-01 2009-05-12 Shimano Inc. Bicycle wheel securing structure
US20080284127A1 (en) * 2007-05-18 2008-11-20 Shimano Inc. Bicycle wheel securing structure
US7648211B2 (en) * 2007-06-19 2010-01-19 Shimano Inc. Bicycle wheel securing structure
US7909412B2 (en) * 2007-07-02 2011-03-22 Ashman J Leonard Cycle wheel mounting system
US9446626B2 (en) * 2009-12-30 2016-09-20 Raphael Schlanger Vehicle wheel hub assembly
US11407470B2 (en) * 2009-01-02 2022-08-09 Raphael Schlanger Vehicle wheel axle assembly
US10676149B2 (en) * 2009-01-02 2020-06-09 Raphael Schlanger Vehicle wheel axle assembly
US8074530B2 (en) * 2009-04-10 2011-12-13 Shimano Inc. Hub transmission assembly
JP5188474B2 (ja) * 2009-08-19 2013-04-24 喬紳股▲ふん▼有限公司 常閉式無音ハブラチェット構造
TW201336700A (zh) * 2012-03-05 2013-09-16 Shimano Kk 自行車的輪轂軸用轉接配件
CH706591A2 (de) * 2012-06-04 2013-12-13 Patrik Voegtli Achseinrichtung für Fahrräder.
EP2684766B1 (en) 2012-07-13 2018-07-04 Thule Child Transport Systems Ltd Foldable passenger carrier
EP2684765B1 (en) 2012-07-13 2015-01-21 Thule Child Transport Systems Ltd Passenger carrier front wheel arrangement
EP2684768B1 (en) 2012-07-13 2019-03-13 Thule Child Transport Systems Ltd A passenger carrier with an accessory cross bar
ITBZ20120031A1 (it) * 2012-10-02 2014-04-03 Tc Mobility Srl "mozzo per ruota supportata su una forcella"
TW201501754A (zh) * 2013-07-11 2015-01-16 yu-zhe Su 滑板之輪軸固定結構
US9315071B2 (en) 2013-07-12 2016-04-19 Slipstream Bicycles, Llc Bicycle wheel system
US9376160B2 (en) * 2013-11-01 2016-06-28 Hayes Bicycle Group, Inc. Axle assembly
US9340251B2 (en) * 2014-07-16 2016-05-17 Ford Global Technologies, Llc Bicycle wheel axle
FR3037863B1 (fr) * 2015-06-26 2017-07-28 Mavic Sas Broche de fixation et moyeu pour roue de cycle
DE202015005799U1 (de) * 2015-08-17 2016-11-21 Canyon Bicycles Gmbh Fahrradnaben-Steckachse
US10850561B2 (en) 2016-07-26 2020-12-01 Shimano Inc. Bicycle wheel securing device
WO2018044603A1 (en) * 2016-08-30 2018-03-08 Raphael Schlanger Vehicle wheel axle assembly
JP6629166B2 (ja) * 2016-10-27 2020-01-15 有限会社御器所技研 締結装置
CN108791652B (zh) * 2018-06-14 2024-03-05 秦小桀 一种单向安装车轮的自行车
CN110122011B (zh) * 2019-04-18 2022-04-08 青岛农业大学 一种便于行距调整的小麦断根分层施肥机
US11975802B1 (en) 2023-09-05 2024-05-07 Red Star Holdings, Llc Bicycle hub system, method and device including an interchangeable rear hub with a direct mount derailleur

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1093378A (ja) 1955-05-03
DE528325C (de) 1931-06-27 Fichtel & Sachs Akt Ges Mehrteiliger Fahrradantrieb mit Steckachse
GB572237A (en) 1943-08-17 1945-09-28 Birmingham Small Arms Co Ltd Improvements in or relating to free-wheel hubs for cycles and the like
GB668943A (en) 1949-02-18 1952-03-26 Juy Lucien Charles Hippolyte Free wheeling hub for bicycles and the like
DE1155355B (de) 1958-10-04 1963-10-03 Luigi Magistroni Hinterradfreilaufnabe fuer Fahrraeder
FR2188551A5 (ja) 1972-06-14 1974-01-18 Millon Maurice
JPS5551601A (en) 1978-10-04 1980-04-15 Fuji Shoji Kk Support mechanism for rear wheel in chain drive vehicle
FR2501124A1 (fr) 1981-03-06 1982-09-10 Bouffard Claude Moyeu de roue de cycle
EP0094649A3 (en) 1982-05-13 1985-07-03 Ugo Gasparetto System of mounting the rear wheel on a bicycle frame
DE3331557A1 (de) * 1983-09-01 1985-03-21 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Antriebsnabe mit steckachse fuer fahrraeder oder dergleichen
US4971397A (en) * 1989-05-25 1990-11-20 Alan Nichols Tuffnut (bicycle wheel mounting assembly)
US5338142A (en) 1992-07-07 1994-08-16 Michael Gonzales Rotating quick release mechanism for securing parts to bicycles
DE9218358U1 (de) 1992-09-28 1994-01-27 Wehmeyer Zweiradteile Gmbh G Antriebsnabe für Zweiräder
US5383716A (en) * 1993-09-16 1995-01-24 S.A.F.E.-Q.R. Corporation Quick-release bicycle axle fastener
US5549315A (en) * 1994-04-11 1996-08-27 Ashman; J. Leonard Apparatus for mounting a cycle wheel
FR2736033B1 (fr) 1995-06-30 1997-09-19 Bollini Jean Dispositif d'entrainement a roue libre, notamment pour une bicyclette
US5961186A (en) * 1996-12-02 1999-10-05 S.A.F.E.-Q.R. Corporation Quick-release bicycle axle fastener
DE69731523T2 (de) 1997-07-11 2006-03-02 Shimano Inc., Sakai Zweirad-Radnaben-Montagevorrichtung
FR2776612B1 (fr) 1998-03-30 2002-01-25 Franck Savard Perfectionnement au dispositif de montage d'un moyeu de roue d'un deux roues
US6089675A (en) * 1997-08-19 2000-07-18 Schlanger; Raphael Quick release bicycle hub assembly
US5984423A (en) * 1997-10-07 1999-11-16 Rockshox, Inc. Wheel hub retaining device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002193179A (ja) 2002-07-10
TW553855B (en) 2003-09-21
DE60117331T2 (de) 2006-11-02
US6435622B1 (en) 2002-08-20
US20020067069A1 (en) 2002-06-06
CN1356216A (zh) 2002-07-03
CN1159165C (zh) 2004-07-28
EP1213157B1 (en) 2006-02-22
CZ20014327A3 (cs) 2002-09-11
EP1213157A3 (en) 2003-10-29
DE60117331D1 (de) 2006-04-27
EP1213157A2 (en) 2002-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3438203B2 (ja) 自転車用ハブ
JP3527491B2 (ja) 自転車用ハブ
JP3612301B2 (ja) 自転車ハブ
JP3623774B2 (ja) 自転車ハブ
TWI461330B (zh) 腳踏車鏈輪支撐總成
US6669306B1 (en) Bicycle hub axle assembly
US6264575B1 (en) Freewheel for a bicycle
USRE42986E1 (en) Bicycle disc brake hub
US7351171B2 (en) Bicycle hub outer and bicycle hub
EP1695842B1 (en) Bicycle hub
JP3097904B2 (ja) 自転車用ハブ体
US20070252427A1 (en) Bicycle hub
US6591956B1 (en) Bicycle freewheel hub supported on a central drive cylinder

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees