JP3527363B2 - 補充方法及び補充機構 - Google Patents
補充方法及び補充機構Info
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Description
の処理槽へ補充液又は水を補充する補充方法及び補充機
構に関する。
補充液を補給する補充容器と、水洗槽やリンス槽に水洗
水やリンス水を補充する水補充槽とを備えている。
るに従って、処理槽に補充される補充液量が減少し、処
理槽内の処理液の蒸発によって処理液が濃縮し易く、処
理性能に大きな影響を与えるようになっている。このた
め蒸発補正のための補水を適時行う必要が生じている。
ために、濃縮された補充液が使用されるようになってお
り、処理に適した濃度に希釈するための機構を構築する
必要もある。
必要な水洗水やリンス水の他に、処理液の蒸発を補正す
る補水及び希釈用の水を貯留する必要があるが、水補充
槽の容量が大きくなると、感光材料処理装置が大型化し
てしまう。
例えば、以下のような不都合が生じる。
ムでは、翌朝にタイマーで自動的に感光材料処理装置に
電源が投入され、処理液の昇温が開始される。同時に前
日の運転時や夜間に蒸発した水分を補うために、蒸発量
を計算し自動的にポンプが動作して水補充槽から必要量
を加水するようになっている。この時に蒸発補正に用い
る水補充槽の水の残量が少なかった場合、計算上、必要
な加水が十分に行われなくなる場合がある。最悪の場合
では、夜間の蒸発による液面低下を回復することができ
ず、安全のために設けられた液面検出センサの信号で昇
温が停止することもある。
やエンプティー表示にゆとりをもった設計がなされてい
るのである。
用するために、補充容器の内側に付着した補充薬剤を洗
浄する洗浄方法が提案されている(特開平6−8298
8号公報参照)。
を挿入し、洗浄水を噴射して補充容器内を洗浄するもの
であり、洗浄水によって希釈された補充薬剤は、一旦、
補充槽へ送られ現像補充液やリンス液として、感光材料
処理装置へ供給されるようになっている。
充容器の内側全体に隈なく噴射するのは難しく、洗浄効
率がよくない。また、洗浄水中に含まれる炭酸カルシウ
ムなどのスケールがノズルに付着したり、洗浄水の噴射
によって飛び散った薬剤等によってノズルに析出物が付
着し、ノズルが目詰まりする恐れがある。
慮して、水補充槽の容量を大きくすることなく、処理に
必要な水量を確保でき、また、補充容器の洗浄効率が優
れた補充方法及び補充機構を提供することを課題とす
る。
は、感光材料処理装置に補充容器が装填されると、補充
槽へ補充容器から補充薬剤を補給する。補充槽へ補給さ
れた補充薬剤は、希釈が必要ないものであれば、処理槽
へ補充して処理液の能力を回復させる。
空の補充容器には、水補充槽から水を送水し、この水で
補充容器を充填する。これによって、補充容器の内部が
水で満たされ、希釈されることによって、実質的に内部
が隈なく洗浄されることになる。このため、補充容器の
回収、再利用が容易となり、また、従来のように、ノズ
ルが要らないので、ノズルのメンテナンスも必要ない。
剤が濃縮タイプの場合は、補充槽へ送水し希釈用の水と
して使用する。このとき、補充容器を計量器として使用
することができる。すなわち、2倍に希釈する場合、補
充容器に充填した水(補充薬剤と同容量)を全部補充槽
に送水すればよいことになる。なお、3倍希釈の場合、
最初に補充容器に充填した水を送水し、さらに、補充容
器に水を充填して補充槽へ送水すればよい。このよう
に、希釈動作を繰り返せば繰り返す程、補充容器内が完
全に洗浄されていく。
充容器に充填した水を処理槽へ送水する。この水は、感
光材料処理装置の運転、感光材料の処理によって蒸発し
た水分の補水に使用される。このように、蒸発補正に必
要な水の一部を補充容器の水で賄うようにしたので、補
充薬剤が無駄なく利用できる共に、水補充槽を備えた処
理機の場合は、水補充槽の小型化を図ることができる。
また、補充容器によって、蒸発補正をするための補水量
を計量することもできるため、長期的に補水精度の高い
蒸発補正ができる。さらに、ユーザーがいちいちボルト
を濯ぐ必要がなく、感光材料処理装置内部で完全に洗浄
でき、濯いだ後の水を下水に流すこともないので、環境
を汚染することもない。
填される水量が、補充容器に充填されていた補充薬剤の
体積と同等か、もしくはそれ以上とされている。
し、補充容器に残留する補充薬剤を十分な量の水で希釈
してから排出することで、少量の水を満たすよりも、高
い洗浄効果を得ることができる。
された処理液の補水として、補充容器に充填した水を優
先的に送水するようになっている。
先的に使用することで、次の補充容器と交換するまで
に、先の補充容器内の水が完全に排出され空の状態とな
るので、回収作業が容易となる。なお、交換時に、補充
容器の中に多少の水が残っていても、すでに希釈されて
いるので、そのまま捨てても問題はない。
光材料処理装置に装填されると、補給手段によって、補
充容器内の補充薬剤が補充槽へ補給される。
水補充槽から水を送水して、この水で補充容器が充填さ
れる。これによって、補充容器の内部が水で満たされ、
希釈されることによって、実質的に内部が隈なく洗浄さ
れることになる。
充薬剤をポンプで吸い上げるような機構でもよく、ま
た、補充容器の口部を下にして装填するようにして、補
充薬剤を補充槽へ自然落下させる機構でもよい。
1の切替え手段が設けられており、水補充槽に貯留され
た水を振り分け、補充容器或いは処理槽へ選択的に送水
するようになっている。
て、水補充槽に貯留された水を、補充容器の洗浄用と蒸
発補正の補水として利用することができる。
2の切替え手段が設けられており、補充容器に充填され
た水を振り分け、補充槽或いは処理槽へ選択的に送水す
るようになっている。
て、補充容器に充填された水を処理槽へ送水して、蒸発
補正の補水として利用することができる。
送水手段と補充容器との接続部が気密構造とされてい
る。
容器内が外気と遮断され、充填された水の腐敗や劣化を
防止できる。また、補充容器を送水配管の一部として考
えることができ、送水手段で補充容器を満水にしなが
ら、補給手段で連続して、処理槽の処理液へ補水用の水
を送水することができる。これによって、補充容器内に
おいて水が攪拌され、洗浄効果が向上する。
からの水以外に、給水管から水を直接給水できるように
なっている処理機の場合、給水管からの水でも同様に扱
える。
構の系統図が示されている。なお、この補充機構は、補
充薬剤の種類毎に、感光材料処理装置内に必要な数だけ
構築される。
源から送水された水が貯留される水補充槽10を備えて
いる。この水補充槽10には、送水管12が接続されて
おり、第1電磁弁14を介して、処理槽16へ水を送水
する第1分岐管18と、補充容器22へ水を送水する第
2分岐管20とに分岐している。この第1電磁弁14に
よって、水補充槽10内の水が処理槽16或いは補充容
器22へと選択的に送水される。
4が配設されている。この第1ギアポンプ24は、回転
数と稼働時間を調整することによって、水補充槽10か
ら所定の水量を送水でき、また、停止中は弁として機能
する。
軟性のあるポリ容器で、口部24は硬質とされている。
口部24の外周面にはねじが切られており、パッキン2
6を介してキャップ28が螺合されている。また、口部
24の中央部には、本体内部と連通する排出管30が立
設されており、この排出管30から本体内の補充薬剤が
排出されるようになっている。さらに、口部24の外周
部からは鍔32が張り出しており、後述するフック34
に係止されるようになっている。
には、略円筒状の受け口40が設けられている。この受
け口40の上部には、中空部42と連通する第1接続管
44と第2接続管46とが設けられている。この第1接
続管44には第2分岐管20が、第2接続管46には補
充容器22内の補充薬剤又は水を補充槽50へ補給する
補給管48が接続されている。
チジョイント52がねじ込まれている。ワンタッチジョ
イント52の内部には、受け口40の中空部42と外気
とを遮断する隔壁54が設けられている。この隔壁54
の中央には、通水孔56が形成されており、この通水孔
56を円柱状のバルブ58が上下にスライド可能に嵌め
込まれている。
6の内径より大きく、バルブ58が下方へスライドした
とき、パッキン60を介して通水孔56を閉塞するよう
になっている。また、バルブ58の外周面には、軸方向
に沿って長溝62が形成されており、バルブ58が持上
られたとき、この長溝62を通って補充薬剤が中空部4
2側へ流れるようになっている。
4が取付けられており、この受け板64と隔壁54との
間にスプリング66が配設されている。このスプリング
66の付勢力によって、通常は、バルブ58が下方へ位
置し、頭部58Aによって通水孔56が閉塞されてい
る。すなわち、このバルブ58によって、受け口40に
残留した液の液漏れが防止できる。また、バルブ58の
下部外周には、止水用のOリング68が取付けれられて
いる。
部38に一端が軸支されたフック34が設けられてい
る。このフック34の軸部には、図示しないコイルばね
が配設されており、フック34の自由端側に形成された
爪部34Aをワンタッチジョイント52側に付勢してい
る。
に、キャップ28を口部24から外し、フック34を外
方へ押し広げながら、排出管30をワンタッチジョイン
ト52へ挿入する。このとき、排出管30によって受け
板64がスプリング66の付勢力に抗して押上げられ、
頭部58Aが通水孔56から離れる。これによって、隔
壁54の上側と下側が長溝62を通じて連通状態とな
る。
れたOリング68が口部24の内壁と排出管30の外壁
との間に挟まれ、補充容器22内を外気と遮断する。さ
らに、フック34の爪34Aがコイルばねの付勢力で鍔
32を両側から抱え込むようにしてロックする。
された補給管48は、第2電磁弁74を介して、補充容
器22に充填された水を処理槽16へ送水する第3分岐
管76と、補充槽50へ補充薬剤や希釈水を補給する第
4分岐管78とに分岐している。この第2電磁弁74に
よって、補充容器22内の補充薬剤又は充填された水
が、処理槽16或いは補充槽50へと選択的に送水され
る。また、補給管48には、第2ギアポンプ80が配設
され、送水量を調整できるようになっている。
充管82で接続されており、第3ギアポンプ84で補充
槽50内の補充液が処理槽16へ補充されるようになっ
ている。
像用の補充薬剤を例に採って補充機構を説明する。
の容量は、2リットルの柔軟性のあるポリ容器で、詳細
な構造は、上述した図2に示すようなものであり、装填
部38に補充容器22を装填すると、自動的にワンタッ
チジョイント52と口部24とが接続され、外気と遮断
されるようになっている。
20が配設されており、扉を閉じると、補充容器22が
装填されたことが、電気信号によってコントローラー1
22に伝えられて、第2電磁弁74が第4分岐管78側
へ切り替えられる。また、第1電磁弁14は、第2分岐
管20へ切り替えられる。
充容器22の補充薬剤全量を補給管48を通じて吸い上
げ、補充槽50へ補給する。ここで、ギアポンプの回転
数と稼働時間によって、補充容器22の補充薬剤全量が
補充槽50へ補給される。また、ギアポンプ24は停止
中は弁として機能しており、また、第2分岐管20は第
1ギアポンプ24によって閉塞されているため、柔軟性
のある補充容器22が収縮してもう出ないところまで第
2ギアポンプ80を稼働するようにしても構わない。
した補充容器22へ第1ギアポンプポンプ24を稼働し
て第2分岐管20を介して水補充槽10から洗浄水を送
り込む。
まで満水)、第1ギアポンプ24を停止し、第2ギアポ
ンプ80を稼働して、補充容器22内に充填された水を
補充槽50へ送水する。この動作をもう1回繰り返すと
補充槽50内の補充薬剤は3倍に希釈される。
して利用したが、第2ギアポンプ80の回転数から送水
した水を検量し、希釈水の量を調節してもよい。
理ラックやクロスオーバーラックを洗浄するとともに、
処理液の蒸発補正を行うための水を、第1ギアポンプ2
4を起動して補充容器22に確保する。こうした調液動
作と蒸発補正の水の確保が完了すると、第1電磁弁14
を第1分岐管18側へ切替え、処理槽16と送水管12
とを連通させる。また、第2電磁弁74は、第3分岐管
76側へ切替えられ、補充容器22内の水が処理槽16
へ送水できるようになっている。
補充槽50に発色現像の補充液が6リットル調液され
た。また、補充容器22には蒸発補正と自動洗浄をかね
た2リットルの水が確保された。ペーパーのプリント作
業が開始されペーパー処理が始まると、1m2 あたり4
5mlの補充液が第3ギアポンプ84によって処理槽1
6に補充される。1日の処理が終わると、第2ギアポン
プ80によって1日あたり126mlの水を処理槽16
に送り、洗浄と蒸発補正を行った。
は、Lサイズのプリント約11800枚分の処理を行う
ことができる。また、確保した2リットルの蒸発補正の
水はこの感光材料処理装置36ではおよそ16日分に相
当する。発色現像補充液は、この感光材料処理装置36
の平均処理量(600枚/日:フィルム24枚撮り25
本相当)の場合、約20日分である。そのため、20日
後の補充容器22の交換までには先の補充容器22に充
填した水がなくなることになる。
管18側に切り替えて、第1ギアポンプ24で、次の補
充容器22の交換まで終業時に加水を行う。また、プリ
ント処理量が増えた場合でも、1日平均737枚までは
問題ないが、それ以上処理が多い場合は、さらに補充容
器22へ送水し、充填した水を使用するので、次の補充
容器22の交換時には、先の補充容器22内に水が若干
残ることになる。この水はすでに洗浄水とほぼ同等の成
分になっているので、下水に捨ててもよく、水補充槽1
0に戻すこともできる。いずれにしても補充薬剤で手を
汚すことなく補充容器22を取り外すことができる。
断した密閉状態で保存されているため保存状態は良好で
ある。本実施例では1日700枚のランニング処理を行
ったところ、完全に補充容器22内の補充薬剤が取り除
かれて綺麗になり、空気が抜け収縮した状態でワンタッ
チジョイント52に取り付いていた。
を説明したが、他の槽についても同様の方法で補充を行
うことができる。なお、水補充槽10にはレベルセンサ
が設けられており、第1ギアポンプ24によって水が送
水されて一定のレベルまで水位が減少すると、水の補充
を促す表示が出るようになっている。
再生装置などの水源が配管されている場合は、水補充槽
10のレベルを検出して、自動的に給水管のバルブを開
いて、水補充槽10に送水してもよいし、水補充槽10
及び第ギアポンプ24を省いて、直接、第1電磁弁14
を切替えて、処理槽16或いは補充容器22へ送水して
もよい。
に感光材料処理装置が温調できるようにしたが、翌朝の
自動加水時に水補充槽10の水が足りなくなって加水不
足になり、昇温できないというようなトラブルは発生し
ない。
漂白液の補充方法について説明する。
撮り1本に対して5mlであり、このフィルムプロセッ
サでは、平均して15〜30本/日程度の処理能力があ
る店に配設した。
は75〜150mlである。また、漂白処理槽の蒸発量
は運転状態で毎時16〜28ml(環境の蒸気圧28〜
4mmHg)、温調待機状態や夜間の停止状態で毎時4
〜9ml(環境の蒸気圧28〜4mmHg)である。
液の消費量を上回ることになる。例えば、28mmHg
の高湿度の環境で5時間運転すると、5h×16ml+
19h×4ml=156mlになり補充量を上回る。こ
のため、1日15本程度しか処理しない店では、倍以上
蒸発量の方が多くなる。
は補充方法のプログラムを変更し、処理量に応じて補充
される補充液の、単位時間当たりの消費量をモニターす
るようにし、同時に蒸発補正に使用した単位時間(1
日)あたりの加水量もモニターするようにした。
補充容器22に収容されているため、補充容器22から
補充薬剤が補充槽50へ補給されると、第2電磁弁74
を第4分岐管78から第3分岐管76へ切り替えた。
プ24によって第2分岐管20を介して補充容器22に
送水して満水とし、このまま、第2電磁弁74および第
1電磁弁14を切り替えることなしに、フィルム現像処
理を開始した。
量に応じて第2ギアポンプ80を起動して漂白液を補充
させ、同時に補充容器22を交換してからの時間をカウ
ントするとともに、単位時間当たりの補充液の消費量
(1日の消費量)を計算する。
分の蒸発量を計算し加水を行い、先に記憶してある単位
時間当たりの補充液の消費量(前日の消費量)と加水す
る量を比較する。
蒸発量が多く、補充槽50に貯留された補充液がなくな
る前に補充容器22に貯留されている水洗水がなくなる
とコントローラー122が判断した場合は、第1電磁弁
14はそのままの状態(第2分岐管20側)にして補充
容器22を介して加水を行う。
が続く間は、常に補充容器22は洗浄水によって満たさ
れている状態が続く。補充容器22を介して処理槽16
に加水する場合のギアポンプの動作は、第2ギアポンプ
80で所定の加水量を処理槽16に移送してから、第1
ギアポンプ24で減少分を補うようにしたが、両者のポ
ンプを同時に動かしても良い。
を起動したのちに、少しのインターバルをもって引き続
いて第1ギアポンプ24を駆動するのが好ましい。
ング処理を開始して、10日間はコントローラー122
が補充容器22を介した加水を行うように動作させ、そ
の間、補充容器22は満水状態に保たれて約2リットル
程度の水が通過する。その後、加水時に第1ギアポンプ
24を止め、第2ギアポンプ80のみを動作して加水さ
せる。
水は減少し容器が収縮し、補充槽50の補充液残量が少
なくなるころになると完全に補充容器22の洗浄水はな
くなって容器が縮んだ状態になる。コントローラー12
2は補充容器22から補充できる洗浄水がなくなった時
点で、第1電磁弁14を第1分岐管18側へ切り替え
て、第1ギアポンプ24によって処理槽16へ加水を行
う。まもなくすると、補充槽50の補充液も下限値に達
して、補充容器22を交換するようにメッセイジが表示
される。
して約4リットルの水洗水が出入りしたため、補充容器
22は完全にきれいになった状態で回収することができ
た。
水、水洗液、リンス液、洗浄水、蒸発補正のための加水
や補水などをいい、脱イオン水、蒸留水、井戸水、水道
水や、これらに防腐剤、殺菌剤、防黴剤が添加されたも
のを含む。
た時に、処理性能に悪影響を与えないで水分を補充でき
るものであればよい。従って、廃液を処理性能に悪影響
を与えないように再生した再生水も使用できる。また、
処理工程の中で、水洗槽やリンス槽を有している感光材
料処理装置の場合は、これらの槽に補充された水を使用
して、補充容器22を洗浄してもよい。
充薬剤をギアポンプで吸い上げるようにしたが、図5に
示すように、補充容器22の口部24を下にして装填す
るようにして、補充薬剤を補充槽22へ自然落下させる
構成でもよい。
作によって、送水管20から補充容器22内へ水が揚水
され、また、補充容器22に充填された水が、配管90
を通じて、第2電磁バルブ74へ落水される。この第2
電磁弁74の切替え操作により、処理槽16或いは補充
槽50へ水が送られる。
ギアポンプの数を削減することができる。
水を充填して、その後、送水するようにしたが、送水管
20の接続管が補充容器22の中まで達する長さであれ
ば、補充容器22を満水にしながら図1に示す第2ギア
ポンプ80を起動して、処理槽16へ連続して送水する
ようにしてもよい。これによって、補充容器22内の水
が攪拌され洗浄効果が向上する。
封されていないタイプの補充容器22の場合、排出管3
0と密封するシール94を、補充容器22を装填したと
き、受け板64の下面に形成された刀口96で切断して
開封するようにしてもよい。
イントでなく、先端に刀口98Aを形成した受け口98
を補充容器22の口部100へ挿入して、シール102
を開封するようにしてもよい。ここで、受け口98の外
周部はパッキン104で密閉されるようになっており、
また、軸部に配設されたコイルスプリングで受け口98
から離れる方向に付勢されたフック106が設けられて
いる。
向かうに従って、外方へ傾斜しており、補充容器22が
装填された後、リング108を下に引き下ろせば、爪1
06Aが互いに接近して、口部100の溝部110を係
止するようになっている。
2の中央部が軸支され、上端に配置されたスプリング1
14が、フック112の爪部112Aを受け口98へ接
近する方向に付勢している。補充容器22を装填した
後、リング116を爪112A側へ引き下ろすと、スプ
リング114の付勢力によって、爪112Aが受け口9
8側へ移動し、口部100の溝部110(図7参照)を
係止するようになっている。
薬剤は、液体でなくても、スラリー、ペースト、錠剤、
粉剤、これらを混合したものでも、本発明の効果を発揮
できる。
をワンタッチで装填できる。また、実質的に補充容器が
洗浄されるため、回収、再利用が容易になる。さらに、
補充容器の洗浄に用いた水を、主として蒸発補正に利用
するため、薬剤がむだなく利用できるとともに、必要な
十分な量の蒸発補正のための水を確保することができ
る。
そのジョイント構造である。
そのジョイント構造である。
る。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 感光材料処理装置の処理槽に貯留された
処理液の能力を回復するための補充液及び水を補充する
補充方法であって、 前記処理槽又は前記補充液を貯留する補充槽へ補充容器
から補充薬剤を補給した後、空となった前記補充容器に
水を充填し、この充填した水を前記補充槽或いは前記処
理槽へ選択的に送水することを特徴とする補充方法。 - 【請求項2】 前記補充容器に充填する水量を、補充容
器に充填されていた補充薬剤の体積と同等か、もしくは
それ以上としたことを特徴とする請求項1に記載の補充
方法。 - 【請求項3】 処理槽に貯留された処理液の補水とし
て、前記補充容器に充填した水を優先的に送ることを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の補充方法。 - 【請求項4】 感光材料処理装置の処理槽に貯留された
処理液の能力を回復するための補充液及び水を補充する
補充機構であって、 前記補充液を貯留する補充槽と、前記補充槽へ補充容器
から補充薬剤を補給する補給手段と、補給後、空になっ
た補充容器へ水を送る送水手段と、を有することを特徴
とする補充機構。 - 【請求項5】 給水管からの水を貯留する水補充槽に貯
留された水、若しくは給水管からの水を、前記補充容器
或いは前記処理槽へ選択的に振り分ける第1の切替え手
段を前記送水手段に設けたことを特徴とする請求項4に
記載の補充機構。 - 【請求項6】 前記補充容器に充填された水を、前記補
充槽或いは前記処理槽へ選択的に振り分ける第2の切替
え手段を前記補給手段に設けたことを特徴とする請求項
4又は請求項5に記載の補充機構。 - 【請求項7】 前記補給手段又は前記送水手段と前記補
充容器との接続部が気密構造とされたことを特徴とする
請求項4乃至請求項6の何れかに記載の補充機構。
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JPH1039477A JPH1039477A (ja) | 1998-02-13 |
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