JP2000205900A - 流量モニタ― - Google Patents

流量モニタ―

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JP2000205900A
JP2000205900A JP11009156A JP915699A JP2000205900A JP 2000205900 A JP2000205900 A JP 2000205900A JP 11009156 A JP11009156 A JP 11009156A JP 915699 A JP915699 A JP 915699A JP 2000205900 A JP2000205900 A JP 2000205900A
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JP
Japan
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liquid
container
pressure
amount
resistant container
Prior art date
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Pending
Application number
JP11009156A
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English (en)
Inventor
Jun Furuya
順 古家
Yukimitsu Taguchi
幸満 田口
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薬液を製造工程中で連続的に一定量添加する際
に、添加量の把握や添加状態を確認することのできる流
量モニターに関するものである。 【解決手段】貯蔵タンクから定量ポンプへ薬液を移送す
るための耐圧容器からなる流量モニターであって、該耐
圧容器はその全面または一部分が透明あるいは半透明で
あり、該耐圧容器には貯蔵タンクから該薬液を供給する
供給管、該薬液液面の液量調整する調整管、ならびに定
量ポンプへ該薬液を移送する移送管、が付設されてお
り、かつ該耐圧容器内における該供給管及び該調整管の
開口部が該薬液液面から離れた位置にあり、また該移送
管の開口部が薬液中に位置することを特徴とする流量モ
ニター。好ましくは調整管が切替えバルブを備え、耐圧
容器の透明または半透明部に目盛りが設けられているこ
とを特徴とする流量モニター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量モニターに関
するものである。さらに詳しくは、薬液を製造工程中で
連続的に一定量添加する際に、添加量の把握や添加状態
を確認することのできる流量モニターに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、定量ポンプを用いて薬液を添加す
る場合、定量ポンプ吐き出し口側パイプに回転型の流量
モニターを使用し、添加状態を確認している。
【0003】従来の方法では、添加量が少なかったり、
薬液の濃度や粘度が高いと中の回転体が回転しないなど
のトラブルが発生し、内部を洗浄したり、薬液濃度を希
釈するなど作業が煩雑であった。
【0004】定量ポンプまたはパイプにエアーが混入し
た場合、揚液不良となり正確な添加ができないという問
題が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決することを目的として、より正確に添加状態、添加
量測定ができることを特徴とする流量モニターを提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記に鑑
み鋭意研究した結果、本発明の流量モニターを発明する
に至った。
【0007】即ち、本発明の流量モニターは、貯蔵タン
クから定量ポンプへ薬液を移送するための耐圧容器から
なる流量モニターであって、該耐圧容器は全面または一
部分が透明あるいは半透明であり、該耐圧容器には貯蔵
タンクから該薬液を供給する供給管、該薬液液面の液量
調整する調整管、ならびに定量ポンプへ該薬液を移送す
る移送管、が付設されており、かつ該耐圧容器内におけ
る該供給管及び該調整管の開口部が該薬液液面から離れ
た位置にあり、また該移送管の開口部が薬液中に位置す
ることを特徴とするものである。
【0008】上記本発明において、調整管は、耐圧容器
外部側に大気開放または吸引ポンプとを切替える切替え
バルブを有することを特徴とする。
【0009】また、本発明において、好ましくは耐圧容
器の透明または半透明部に目盛りが設けられていること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の流量モニターは、薬液を
定量ポンプに移送し、製造工程中に添加する際に、該流
量モニターの全面または一部分が透明あるいは半透明で
あることから内部の液体レベル、薬液の流れまたは滴下
状態が外部より観察できるために、薬液の添加量を測定
することができるものである。
【0011】本発明の流量モニターについて、図1で説
明する。図1は、本発明の流量モニターの一実施例を示
す概略図である。図1で、耐圧容器1には、貯蔵タンク
2と接続する供給管3、大気開放4または吸引ポンプ5
を切替える切替えバルブ6を備えた調整管7、定量ポン
プ8に続く移送管9が配設されている。
【0012】続いて、本発明の流量モニターを用いた定
量ポンプへの薬液の移送工程を説明する。貯蔵タンクに
は、薬液が充分に満たされている。また、流量モニター
である耐圧容器内には、調整管に設けられた切替えバル
ブを吸引ポンプ側に開き、これを作動して耐圧容器内を
減圧状態にする。この状態で、供給管からは貯蔵タンク
内の薬液が耐圧容器内に供給される。所望の薬液の量が
充填された後、切替えバルブを閉じる。
【0013】ここで、貯蔵タンクと耐圧容器の高さ関係
を予め設定しておく必要がある。即ち、貯蔵タンクの液
面に対し耐圧容器の液面は常にプラスのヘッドを取るよ
うに設置する。耐圧容器の最低液レベルが貯蔵タンクの
最高レベルと一致する程度のヘッド差であれば、耐圧容
器内の液レベル調整はポンプなどによらず、簡単な吸引
装置でも可能である。一方、マイナスのヘッドで操業す
る必要がある場合は、サイホン減少により耐圧容器内は
プラスの圧力となるため、供給管のラインにバルブが必
要となる。
【0014】次に、製造工程中への定量ポンプを用いた
添加作業を行うが、耐圧容器内は吸引ポンプによって負
圧の状態にある。定量ポンプを作動して一定量の薬液を
製造工程側に移送すると、耐圧容器内が負圧状態にある
ため、定量ポンプで移送したと同量の薬液が貯蔵タンク
から耐圧容器内に吸い上げられ、常に耐圧容器内には一
定の薬液が貯留されることになる。
【0015】このように、貯蔵タンクと耐圧容器の薬液
との関係について、供給管、調整管、移送管の3つの管
によって薬液の量を耐圧容器内に供給制御することがで
きる。
【0016】上記では、吸引ポンプを用いたが、切替え
バルブを大気開放へ切替えて半手動的にアスピレータ
ー、ピペッターなどで吸引することも可能である。ま
た、予め適量の添加薬液を耐圧容器に入れておけば吸引
ポンプなどを使用する必要はない。
【0017】本発明の流量モニターにおいて、耐圧容器
の全面または一部分を透明または半透明の容器にするこ
とにより、定量ポンプを用いて添加される薬液の添加状
態が確認できる。
【0018】また、本発明の流量モニターにおいて、耐
圧容器の透明または半透明の部分に目盛りを設けた場合
には、大気開放弁を開放することにより、貯蔵タンクか
らの供給を遮断し、予め、薬液の容量と耐圧容器の目盛
りとの関係を把握することによって、実際に添加された
薬液の量を計測することができる。また、添加液量が少
なく滴下状態である場合には単位時間当たりの滴下数を
計数することにより添加量を簡易的に測定することも可
能である。この場合、ストップウォッチなどの利用によ
り時間当たりの添加量(滴下量でもある)を正確に計測
できる。
【0019】また、本発明においては、特に大きな効果
として、耐圧容器内が減圧状態にあるために、空気を巻
き込むことがなく、定量ポンプへの空気の巻き込みによ
る揚液不良を防止することができる。
【0020】本発明の流量モニターを使用して製造工程
中に添加する薬液としては、例えば、水酸化ナトリウ
ム、塩酸、硫酸などが挙げられるが、薬液については適
宜選択することができ、限定するものではない。
【0021】また、本発明の流量モニターについて、そ
の材質として、例えば、ガラス、ステンレス、プラスチ
ック、セラミックなどが挙げられるが、その材質につい
ては適宜選択することができ、限定するものではない。
【0022】
【実施例】本発明について実施例によりさらに詳しく説
明するが、実施例は本発明を限定するものではない。
【0023】実施例1 本発明の流量モニターを用いて、薬液の添加作業を行っ
た。耐圧容器の容量は500ml、貯蔵タンクの容量は
5000ml、定量ポンプの能力は最大100ml/m
inである。切替えバルブを吸引ポンプ側に開き、薬液
を耐圧容器内に供給し、耐圧容器内の液レベルが約1/
2になったところで切替えバルブを閉じて後、1.0m
l/minの流量に設定しておいた定量ポンプを作動さ
せた。移送管より薬液が移送され、耐圧容器内の液レベ
ルは最初下がるが、供給管より滴下し始めると液レベル
は安定化した。20分間で貯蔵タンクの減少していく薬
液供給量と1分間の滴の滴下数をカウントすることで、
計算により1滴の滴下量を算出することができた。ま
た、本発明の流量モニターを使用し、5000mlの貯
蔵タンクの切替えを実施した。この時、供給管の中にエ
アーの混入がみられたが、流量モニター部で気泡が分離
され、移送管には全くエアーの混入はなく、定量ポンプ
もスムーズに作動し、流量モニター内液レベルが僅かに
減少した。
【0024】比較例1 市販の流量モニターを使用した。この市販のタイプは、
定量ポンプの吐き出し側の管の途中に取り付けるタイプ
であり、中に回転体が入っており、流体が流れていると
中の回転体が回る仕組みになっている。しかし、中に気
泡が入ることで、回転が鈍くなり、回転も不規則になっ
た。また、少ない添加量では回転しにくい状態であっ
た。貯蔵タンクの切替えに伴い、移送管に気泡が混入し
た場合、定量ポンプの吐出圧力が低下し、気泡が定量ポ
ンプを通過するのに数十秒を要した。
【0025】
【発明の効果】本発明の流量モニターは、貯蔵タンクか
らの薬液を耐圧容器に設けた供給管、調整管、移送管に
より、定量ポンプを用いて製造工程に薬液を移送する際
に、空気を巻き込むこともなく、耐圧容器の全面または
一部分が透明または半透明であることにより移送状態を
確認でき、さらに耐圧容器の透明または半透明部に目盛
りを設けることで、薬液の滴下量を計測することがで
き、製造工程での効率化を図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量モニターの一実施例を示す概略
図。
【符号の説明】
1 耐圧容器 2 貯蔵タンク 3 供給管 4 大気開放 5 吸引ポンプ 6 切替えバルブ 7 調整管 8 定量ポンプ 9 移送管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵タンクから定量ポンプへ薬液を移送
    するための耐圧容器からなる流量モニターであって、該
    耐圧容器はその全面または一部分が透明あるいは半透明
    であり、該耐圧容器には貯蔵タンクから該薬液を供給す
    る供給管、該薬液液面の液量調整する調整管、ならびに
    定量ポンプへ該薬液を移送する移送管、が付設されてお
    り、かつ該耐圧容器内における該供給管及び該調整管の
    開口部が該薬液液面から離れた位置にあり、また該移送
    管の開口部が薬液中に位置することを特徴とする流量モ
    ニター。
  2. 【請求項2】 調整管が耐圧容器外部側に大気開放また
    は吸引ポンプとを切替える切替えバルブを有することを
    特徴とする請求項1記載の流量モニター。
  3. 【請求項3】 耐圧容器の透明または半透明部に目盛り
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の流量モニター。
JP11009156A 1999-01-18 1999-01-18 流量モニタ― Pending JP2000205900A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319548A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Yoshiharu Makii トンネル内水噴霧設備の水噴霧量測定装置
US10940402B2 (en) * 2016-09-30 2021-03-09 Cytiva Sweden Ab Method and system for transferring separation resin
US11291929B2 (en) 2017-01-31 2022-04-05 Cytiva Sweden Ab Method and system for transferring separation resin

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