JP3526603B2 - 多連式カップ容器の製造装置 - Google Patents

多連式カップ容器の製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カップ容器を複数個ま
とめて販売形態とした多連式カップ容器の製造装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ヨーグルト、プリン、納豆等の食
品はカップ容器に1食分を入れて販売されることが多い
が、まとめ買いの便宜を図るために、例えば図1に示す
ようにカップ容器Cを2〜3個まとめてホルダーHで束
ねた多連式のものが利用されている。カップ容器Cとし
てはプラスチック製のものや紙カップが、またホルダー
Hとしては板紙製のものが使用されている。そして、こ
のような多連式カップ容器を製造する装置として、カッ
プ容器のフランジ部を載置するための孔が一列に複数設
けられたリテーナを進行方向に対し横向きに多列状態で
間欠的に搬送しながら、これら各リテーナにカップ容器
を順次供給し、各リテーナに載って移動するカップ容器
に対して内容物の充填を行った後、ホルダーを供給して
このホルダーの内面をカップ容器のフランジ部に加熱シ
ールすることにより、所定個数のカップ容器に蓋をする
と同時に連結するようにしたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
製造装置により異なる連結数の多連式カップ容器を製造
する場合、その連結数に合わせてリテーナに供給するカ
ップ容器の数を変えたり、或いはリテーナの交換や調整
を行うようにしている。しかしながら、前者ではリテー
ナに使用しない孔がある状態となるため製造装置の能力
が十分に発揮されないことになり、また、後者ではリテ
ーナを交換したり調整したりするための時間がかかり製
造効率が悪いという問題点がある。 【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、異なる連
結数の多連式カップ容器を製造する場合に、リテーナの
交換や調整が必要でなく、しかも生産能力を十分に発揮
できる多連式カップ容器の製造装置を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カップ容器のフランジ部を載置するため
の孔が一列に複数設けられたリテーナを進行方向に対し
横向きに多列で取り付けた状態で各リテーナを搬送する
リテーナコンベアと、搬送される各リテーナにカップ容
器を供給するカップ供給部と、各リテーナに載って移動
するカップ容器に内容物を充填する充填部と、各リテー
ナに載って移動するカップ容器に板紙製のホルダーを供
給する蓋材供給部と、各リテーナに載って移動するカッ
プ容器に対してホルダーを押圧し該ホルダーの内面をカ
ップ容器のフランジ部に熱シールするシール部とを具備
する多連式カップ容器の製造装置において、前記リテー
ナにおける孔を複数種類の多連式カップ容器の各連結数
の公倍数で等間隔に設けるとともに、リテーナの長手方
向の少なくとも一側に沿ってホルダーの位置決めピンを
複数立設したことを特徴としている。 【0006】 【作用】上述の構成からなる多連式カップ容器の製造装
置では、カップ供給部においてリテーナにおけるすべて
の孔にカップ容器が供給される。次いで、充填部におい
てこれらのカップ容器に内容物が充填された後、蓋材供
給部において所定の連結数に応じたサイズのホルダーが
横に並んだ状態でカップ容器のフランジ部の上に供給さ
れる。この場合、位置決めピンに合う切欠を端縁に備え
たホルダーが使用され、各位置決めピンはこの切欠の部
分を案内して個々のホルダーをカップ容器のフランジ部
の上に正確に載置させるように作用する。そして、シー
ル部においてホルダーがカップ容器のフランジ部に接着
され、所定個数のカップ容器がホルダーにより連結され
る。また、各カップ容器に個別のホルダーを供給してそ
れぞれ別に蓋をすることもできる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 【0008】図2及び図3は本発明の一実施例としての
多連式カップ容器の製造装置を示すもので、図2は全体
の概略側面図、図3は概略平面図である。 【0009】図中1はチェーンからなるリテーナコンベ
アであり、図4の(a)及び(b)にそれぞれ平面図と
側面図を示すリテーナ2を進行方向に対し横向きに多列
で取り付けた状態で各リテーナ2を間欠的に搬送する。
リテーナ2は図示の如くカップ容器のフランジ部を載置
するための孔21を一列に等間隔で6個設けた長板状の
もので、各孔21の中間と両端の孔21の外側に位置す
るように長手方向の両サイドに沿ってホルダーの位置決
めピン22が等間隔で立設されている。そして、長手方
向の両端には孔23がそれぞれ設けられており、この孔
23を利用してL型部材等によりコンベア1のチェーン
にリテーナ2を取り付けるようになっている。また、両
端付近には支持棒24がネジ止めされており、この支持
棒24は後述の充填部やシール部において充填機やシー
ラーのフレームを当接させ、充填操作やシール操作を安
定して行なわせるためのものである。 【0010】上記位置決めピン22として、本実施例で
は図5の(a)及び(b)に示す如く先細となったピン
部22aの下部に偏心した円板状の台座部22bと軸部
22cを備えた形状のものを使用しており、図6に示す
ようにリテーナ2に設けた孔25の上部と下部にそれぞ
れ台座部22bと軸部22cを嵌め込み、軸部22cの
下端をかしめることでリテーナ2に位置決めピン22を
取り付けている。なお、位置決めピン22の形状及び取
付方法はこれに限らない。 【0011】3はカップ供給部で、ストッカ4に積み重
ね状態で6列にセットされたカップ容器をカップ供給機
5によりリテーナ2に供給する。すなわち、揺動する腕
部材5aによりストッカ4の最前部にある6束のカップ
容器群をストッカ4からカップ供給機5に移載した後、
間欠的に搬送される各リテーナ2における6個の孔21
に対してカップ供給機からそれぞれカップ容器を下から
順に1つずつ吸引落下させることにより、カップ容器の
フランジ部を孔21の縁に載置させた状態とする。そし
て、カップ供給機5にあるカップ容器がなくなると、セ
ンサーで検知して次のカップ容器群をストッカ4から揺
動腕5aにより移載する。 【0012】6はリテーナ2の各孔21にカップ容器が
入っているか否かを確認するための光電センサーや近接
スイッチなどを備えた検知機であり、リテーナ2の孔2
1にカップ容器が無いと検知機6が判断した場合、後述
する充填部や取出装置等と連動制御させ、空リテーナへ
の充填ストップ、良品と不良品の分別等の制御を行なわ
せる。 【0013】7は各リテーナ2に載って移動するカップ
容器にエアーを吹き付けてのゴミを取り除く除塵装置、
8は各リテーナ2に載って移動するカップ容器に内容物
を充填する充填部、9は各リテーナ2に載って移動する
充填済のカップ容器の上にホルダーを供給する蓋材供給
部である。 【0014】図7、図8にそれぞれ蓋材供給部9の側面
図、正面図を示している。図中91は給紙装置であり、
図7の点線位置で示す如くエアシリンダ91aにより支
持棒91bを延ばし、ストッカ92にセットされたホル
ダーHにおける最下段のものを6個のタコ91cにて吸
引保持させ、エアシリンダ91aにより支持棒91bを
縮めることによりストッカ92からホルダーHを引き抜
いた後、回動軸91dを回動してホルダーHを下向きに
し、この状態でエアシリンダ91aにより支持棒91b
を延ばしてタコ91cの吸着を解除することによりホル
ダーHをリテーナ2上のカップ容器Cにおけるフランジ
部の上に供給する。 【0015】ストッカ92は、図9に示すようにホルダ
ーHの束をセットする空間の両サイドにガイド92aと
下部に複数のレール92bを備え、さらに取出し口92
cの上下にそれぞれ複数の爪92dを備えている。レー
ル92bはホルダーHの切欠(後述)の部分を案内する
ようになっている。また、爪92dはホルダーHをスト
ッカ92内に保持するものであり、給紙装置91のタコ
91cが最下段のホルダーHを吸着した後、当該ホルダ
ーHが爪92dを乗り越えて引き抜かれるようになって
いる。なお、図9において点線で示す円Aは給紙装置9
1の6個のタコ91cがホルダーHを吸着する位置を示
している。 【0016】なお、図7において93はストッカ92内
にセットしたホルダーHの束を後方から押すための押圧
部材、94はホルダーHから出る紙粉を吸引して除塵す
るための吸引ダクトである。このようにリテーナ2が移
動してくる方向と反対側からホルダーHを供給するよう
にし、しかも除塵用の吸引ダクト94を設けたことによ
り、ホルダーHを被せる前のカップ容器Cの中にゴミが
入るのが極力防止するようにしている。 【0017】図7において95はブロッキング防止装置
であり、回動軸95aにL型部材を介して取り付けられ
たエアシリンダ95bと、このエアシリンダ95bにて
前後進するように取り付けられたタコ95cとを備えて
構成されている。このブロッキング防止装置95は前記
給紙装置91と干渉しない動きをするように配設されて
おり、ホルダーHが前記の如くカップ容器C上に載置さ
れている間にストッカ92の方に回動し、タコ95cに
より最下段のホルダーHを吸着して少しだけ前に引き出
すようになっている。なお、給紙装置91のみでホルダ
ーHがブロッキングを起こさずにストッカ92から引き
抜かれる場合にはこのブロッキング防止装置95を使用
する必要はない。 【0018】蓋材供給部9においては、カップ連結数に
応じた長さのホルダーがカップ容器のフランジ部上に供
給される。例えば、連結数が3個の場合には図10に示
すように2枚のホルダーH3 が載置され、連結数が2個
の場合には図11に示すように3枚のホルダーH2 が載
置される。また、個別に蓋をする場合には図12に示す
ように6枚のホルダーH1 が載置される。すなわち、本
発明はリテーナにおける孔を複数種類の多連式カップ容
器の各連結数の公倍数で等間隔に設けるもので、本実施
例では製造しようとする多連式カップ容器の連結数が2
個と3個であることから、リテーナ2にはその最小公倍
数である6個の孔21を設けている。これにより、製造
する多連式カップ容器の連結数が異なってもリテーナ2
の孔21に空きを残すことなく所望とする連結数の多連
式カップを製造できる。なお、リテーナに設ける孔の数
は、複数種類の多連式カップ容器の各連結数の公倍数の
中でも特に最小公倍数が好ましい。 【0019】10は各リテーナ2に載って移動するカッ
プ容器に対してホルダーを押圧し該ホルダーの内面をカ
ップ容器のフランジ部に熱シールするシール部である。
本実施例のシール部10は、第1〜4シーラー10a〜
10dとクーラー10e,10fとを備えており、リン
グ状のシールヘッドを備えた各シーラー10a〜10d
によりカップ容器のフランジ部上でホルダーに熱圧をか
けた後、ベタ板状又はリング状のクーラー10e,10
fにて冷却することでホルダーをカップ容器に対して完
全に密封シールする。すなわち、ホルダーが板紙製で熱
が伝わりにくいため、第1シーラー10aで予熱した後
で第2シーラー10bで熱シールし、さらに第3シーラ
ー10cで再度予熱して第4シーラー10dで再度熱シ
ールすることによって完全に融着密閉させるようにして
いる。この方法によれば、カップ容器が紙カップであっ
てもフランジ部の段差部分に隙間を生じることなく密封
状態にすることができる。 【0020】なお、カップ容器が紙カップである場合、
第2シーラー10bと第4シーラー10dのシールヘッ
ドにそれぞれ互い違いとなった位置においてカップ容器
のフランジ部を押圧する形状で不連続の突起を設けてお
くことにより、フランジ部の段差部分においても確実に
熱シールして密封状態を得るようにしてもよい。或い
は、巾の小さな突起を周方向に形成したシールヘッドを
備えた複数のシーラーを使用して熱シールを行うことに
より全体としてカップ容器のフランジ部全体を熱シール
するようにしてもよい。 【0021】シール部10にてホルダーにより蓋がされ
ると同時に複数個が連結された状態或いは1個ずつの状
態となったカップ容器は、取出装置11によりホルダー
上面を吸引して持ち上げられ、排出コンベア12上に移
載される。そして、排出された多連式カップ容器又は1
個の蓋付きカップ容器は、続く工程でカップ容器の対向
する側面上部にホットメルト接着剤が塗布され、ホルダ
ーの両サイドが折り曲げられてカップ容器の両側面に接
着された状態となる。なお、図2において13は洗浄タ
ンクで、リテーナコンベア1にて搬送される各リテーナ
2がここを通過する時に適宜の手段により洗浄するもの
である。 【0022】以上のようにして作製されたものを図13
〜15に示している。図13、図14はそれぞれ3個、
2個のカップ容器CがそれぞれホルダーH3 ,H2 によ
り連結された多連式カップ容器であり、ホルダーにおけ
る切離し用のミシン目aの所と両端に位置決め用の切欠
bを備えたものとなる。また、図15は1個のカップ容
器CがホルダーH1 により蓋がされたものであり、ホル
ダーの両端に切欠bを備えたものとなる。 【0023】上記実施例では、位置決めピン22の水平
断面形状に合わせてホルダーの切欠bを円弧状とした
が、ホルダーが位置決めピン22に対してずれないもの
であればこの切欠bの形状は三角状や角状にしてもよ
い。図16に三角状の切欠bを持つホルダーH3 にて作
製した多連式カップ容器の例を示している。また、リテ
ーナ2の位置決めピン22は、各孔21の中間と両端の
孔21の外側に位置するように長手方向の両側に沿って
等間隔で立設したが、等間隔でありさえすればこれ以外
のところに立設してもよい。この場合、使用するホルダ
ーは、図17に例示する如く位置決め用の切欠bが切離
し用のミシン目aからずれた位置にあるホルダーH3
なり、連結強度が高くなるという利点がある。また、位
置決めピン22の水平断面形状を三角状やその他の形状
にすることも可能であり、さらにはホルダーの浮き上が
りを防止するために位置決めピンの側面に適宜の凹部を
設けるようにしてもよい。また、リテーナ2の位置決め
ピン22を長手方向の一側にだけ設け、その反対側の辺
をホルダーに沿うように土手状にしてもよい。 【0024】なお、上記実施例では、カップ容器の形状
に関して、胴部及びフランジ部が円形のものを前提とし
たが、例えばコーナーに丸みのある四角形等のものであ
っても構わない。この場合、リテーナの孔の形状やシー
ラーのシールヘッドの形状もこれに合わせることはいう
までもない。 【0025】本発明の製造装置により図18に示すよう
なタブ付き蓋材Sをそれぞれ1個のカップ容器Cに取り
付けてなる1個パック(図19)を製造することができ
る。具体的には、図20の(a)及び(b)に示すプレ
ート14を使用し、これを図21の(a)及び(b)に
示すように各リテーナ2の上に重ねて固定する。 【0026】このプレート14は図示の如くリテーナ2
の位置決めピン22と合致する嵌入孔14aを長さ方向
の両サイドに備えているとともに、蓋材Sを6枚連続し
て並べた形状の開口14bを備えており、開口14bに
は蓋材Sの平面形状に合致する下端縁部14cから上方
に向けて外側に広がるテーパー面14dが設けられてい
る。また、両端にはリテーナ2に固定するための止め具
等を挿入する固定孔14eが設けられている。なお、本
実施例ではリテーナ2に対するプレート14の位置決め
と嵌込みを容易にするため、嵌入孔14aの径は図20
(a)に示す如く上列の左端及び下列の右端のものをリ
テーナ2の位置決めピン22が隙間なく入る径にし、そ
れ以外のものを僅かに大きな径にしてある。また、本実
施例では、軸部にバネ15aを外装し先端に横向きピン
15bを備えた止め具15を固定孔14eに嵌挿してお
き、リテーナ2にプレート14を重ねた後で止め具15
を押さえて回すことにより横向きピン15bをリテーナ
2の底面にある溝25に嵌め込むことで固定するように
している。 【0027】上記のプレート14をリテーナ2に取り付
けた場合、前記実施例の蓋材供給部9におけるストッカ
92を図22に示すものに替える必要がある。このスト
ッカ92は、タブ付き蓋材Sの束をタブ部分が下側とな
る状態で互いに隣接して6列並べるように7本のレール
92aとそれらの間にそれぞれ樋部材92bを備え、さ
らに取出し口92cにおいて蓋材Sを3点で支持する爪
92dを備えている。なお、図22において点線で示す
円Aは給紙装置91の6個のタコ91cが蓋材Sを吸着
する位置を示している。 【0028】このストッカ92からタブ付き蓋材Sが給
紙装置91によりリテーナ2上に供給されると、蓋材S
はリテーナ2上のプレート14におけるテーパー面14
dにより案内されて下縁端部14cに嵌まり込み、カッ
プ容器Cのフランジ部上に正確に載置される。そして、
シール部10において、シーラー10a〜10d及びク
ーラー10e,10fの各ヘッドがプレート14のテー
パー面14dで囲まれた空間内に進入して熱シールと冷
却を行なう。このように蓋材Sを取り付けられたカップ
容器Cは、取出し装置11により排出コンベア12に移
載されてそのまま製品として送り出される。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の多連式カ
ップ容器の製造装置は、リテーナにおける孔を複数種類
の多連式カップ容器の各連結数の公倍数で等間隔に設け
るとともに、各孔の中間と両端の孔の外側に位置するよ
うにリテーナの長手方向の少なくとも一側に沿ってホル
ダーの位置決めピンを等間隔で複数立設したので、異な
る連結数の多連式カップ容器を製造する場合に、リテー
ナの全ての孔にカップ容器を入れた状態で稼働させるこ
とができ、したがってリテーナの交換や調整が必要でな
く、しかも生産能力を十分に発揮させることができる。
また、カップ容器に対して個別に蓋材をシールして取り
付けることもできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】多連式カップ容器の一例を示す斜視図である。 【図2】本発明の一実施例としての多連式カップ容器の
製造装置を示す概略側面図である。 【図3】図2の概略平面図である。 【図4】(a)はリテーナの平面図、(b)は同じく側
面図である。 【図5】(a)は位置決めピンの側面図、(b)は同じ
く底面図である。 【図6】図4(b)のX−X断面図である。 【図7】蓋材供給部の側面図である。 【図8】蓋材供給部の正面図である。 【図9】蓋材供給部におけるストッカの取出し口を示す
図である。 【図10】連結数が3個の場合におけるホルダーの載置
状態を示す平面図である。 【図11】連結数が2個の場合におけるホルダーの載置
状態を示す平面図である。 【図12】個別に蓋をする場合におけるホルダーの載置
状態を示す平面図である。 【図13】連結数が3個の多連式カップ容器を示す斜視
図である。 【図14】連結数が2個の多連式カップ容器を示す斜視
図である。 【図15】個別に蓋をしたカップ容器を示す斜視図であ
る。 【図16】三角状の切欠を持つホルダーを使用した多連
式カップ容器の例を示す斜視図である。 【図17】切欠の位置が異なるホルダーを使用した多連
式カップ容器の例を示す斜視図である。 【図18】タブ付き蓋材を示す平面図である。 【図19】タブ付き蓋材を取り付けたカップ容器を示す
斜視図である。 【図20】(a)は図18に示す蓋材を個々のカップ容
器に取り付ける時に用いるプレートの平面図、(b)は
(a)のX−X断面図である。 【図21】(a)は図20に示すプレートをリテーナに
重ねて取り付けた状態を示す平面図、(b)は同じく側
面図である。 【図22】図18に示す蓋材を使用する場合の蓋材供給
部におけるストッカの取出し口を示す図である。 【符号の説明】 1 リテーナコンベア 2 リテーナ 21 孔 22 位置決めピン 3 カップ供給部 8 充填部 9 蓋材供給部 10 シール部 C カップ容器 H(H1 ,H2 ,H3 ) ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−2463(JP,A) 特開 平5−132017(JP,A) 特開 平5−229504(JP,A) 特開 昭59−142905(JP,A) 特開 昭57−96912(JP,A) 特開 平6−329169(JP,A) 特開 平7−232703(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 7/28 B65B 51/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カップ容器のフランジ部を載置するため
    の孔が一列に複数設けられたリテーナを進行方向に対し
    横向きに多列で取り付けた状態で各リテーナを搬送する
    リテーナコンベアと、搬送される各リテーナにカップ容
    器を供給するカップ供給部と、各リテーナに載って移動
    するカップ容器に内容物を充填する充填部と、各リテー
    ナに載って移動するカップ容器に板紙製のホルダーを供
    給する蓋材供給部と、各リテーナに載って移動するカッ
    プ容器に対してホルダーを押圧し該ホルダーの内面をカ
    ップ容器のフランジ部に熱シールするシール部とを具備
    する多連式カップ容器の製造装置において、前記リテー
    ナにおける孔を複数種類の多連式カップ容器の各連結数
    の公倍数で等間隔に設けるとともに、リテーナの長手方
    向の少なくとも一側に沿ってホルダーの位置決めピンを
    複数立設したことを特徴とする多連式カップ容器の製造
    装置。
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