JP3525321B2 - 目隠し板付き棚 - Google Patents

目隠し板付き棚

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JP3525321B2 JP17338297A JP17338297A JP3525321B2 JP 3525321 B2 JP3525321 B2 JP 3525321B2 JP 17338297 A JP17338297 A JP 17338297A JP 17338297 A JP17338297 A JP 17338297A JP 3525321 B2 JP3525321 B2 JP 3525321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右1対の支柱間
に、前後に対をなす目隠し板を取付けた棚に関する。
【0002】
【従来の技術】棚には、支柱の片側にのみ棚板を設けた
ものと、支柱の前後両側に棚板を設けたものとがある。
両者の棚において、棚板の後方が開放されていると、次
のような不都合が生じる。前者の棚においては、収容し
た物品が後方に落下する恐れがある。また、後者の棚に
おいては、棚板に収容した物品の隙間等から、反対側で
棚を使用する人の視線と合い、棚を使用しずらいことが
ある。そのため、棚板の後部に、目隠し板を設け、物品
の落下を防止したり、視線が合わないようにしたりした
ものがある。
【0003】目隠し板を左右1対の支柱に取付ける取付
け構造の一例が、実公平1−20915公報に開示され
ている。この取付け構造は、図4に示すように、支柱(2
0)の前面(20a)に、棚板(21)と支持用のブラケット(22)
の後端に突設した下向フック(23)を係止するための複数
の係止孔(24)を、上下方向に等間隔をもって穿設し、そ
の係止孔(24)の適宜のものの横幅を他のものより大とし
て拡大孔(25)とし、この拡大孔(25)に、上記ブラケット
(22)の下向フック(23)と、目隠し板(26)の両側端に形成
した後方を向く下向フック(27)を、合わせて係止しうる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この目隠し板
取付け構造には、次のような問題がある。目隠し板(26)
の下向フック(27)を係止するための拡大孔(25)の横幅
を、他の係止孔(24)のそれよりも大としなければなら
ず、加工が面倒である。また、目隠し板(26)は、支柱(2
0)の前面(20a)より前方に突出して取付けられるため、
その分、棚板(21)の奥行を有効に使用することができな
い。さらに、目隠し板(26)が支柱(20)より前方に突出し
ていることにより、側方より見た棚の美感が損なわれる
ため、例えば前面(28a)が目隠し板(26)の前面と面一と
なるようにした化粧板(28)等を支柱(20)に取付けなけれ
ばならない。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、前後1対
の目隠し板を、左右の支柱の間に、簡単かつ体裁よく装
着しうるようにした目隠し板付き棚を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)左右1対の支柱の対向面に、互いに向き合う係止
突部を突設し、前後に対をなすとともに、左右方向の長
さを前記支柱の対向面間の距離とほぼ同一とした目隠し
板の背面の両側部より突設した左右の側片に下向きの係
止鈎を形成し、前記係止突部に前記係止鈎を係合させる
ことにより、両目隠し板を1対の支柱間に互いに背中合
せにして取付けるようにし、かつ前記前後の目隠し板の
背面より延出する互いに重なり合う側片の内、支柱から
遠い方の側片に、当該側片と支柱の対向面との間に他方
の側片を受け入れる段部を形成する
【0007】(2)上記(1)項において、係止突部と係
止鈎を、上下方向に複数組形成する。
【0008】(3)上記(1)または(2)項において、係
止突部を支柱の前後方向のほぼ中央に突設し、前記係止
突部に係合する係止鈎の上向き凹入部の中心から目隠し
板の表面までの距離を、支柱の前後幅の半分とほぼ等し
くする。
【0009】()上記(1)〜()項のいずれかにおい
て、目隠し板の上下いずれかの部分を、両側片より上下
方向に延長する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3に基づいて説明する。棚(1)は、図1に示すよ
うに、左右1対の支柱(2)(2)と、棚板(3)と、棚板
(3)を支柱(2)に取付けるブラケット(4)と、1対の支
柱(2)(2)の間に位置する前後1対の目隠し板(5)(5)
とを備えている。
【0011】左右1対の支柱(2)の対向面(2a)の前後方
向のほぼ中央には、互いに向き合うピンからなる係止突
部(6)が、上下方向に複数突設されている。係止突部
(6)は、図2に示すように、支柱(1)の外側面より挿入
したボルト(7)の内端に螺合された円形のナット(8)で
あってもよい。
【0012】ブラケット(4)は、支柱(2)の前面(2b)及
び後面(2c)に設けた複数の係止孔(9)の任意のものに、
ブラケット(4)の後端より突設した下向フック(10)を係
止することにより、支柱(2)の前後面(2b)(2c)に取付け
られて、棚板(3)を支持するようになっている。なお、
図1では、支柱(2)の後面(2c)に取付けられるブラケッ
ト(4)と棚板(3)は、省略してある。
【0013】目隠し板(5)は、両側端部に背面側にほぼ
直角に折曲して形成した左右1対の側片(11)(12)を有
し、平面視偏平コ字状に形成されている。側片(11)(12)
の適所には、係止突部(6)に係合しうる下向きの係止鈎
(13)が、上下方向に複数個形成されている。
【0014】各係止鈎(13)の基端部寄りの下縁には、上
端部が係止突部(6)の外径とほぼ同一の内径の半円弧状
をなす逆U字状の上向き凹入部(13a)が形成されてい
る。この上向き凹入部(13a)の下端は、各側片(11)(12)
の遊端に向かって開口し、係止突部(6)の進入溝となっ
ている。
【0015】前後1対の目隠し板(5)(5)を互いに背中
合せとし、かつ各側片(11)を、他方の目隠し板(5)の側
片(12)の内側に重合させて、係止鈎(13)を支柱(2)の係
止突部(6)に係止することにより、1対の支柱(2)(2)
の間に装着されている。
【0016】目隠し板(5)の上下の複数の係止鈎(13)
が、上下の係止突部(6)に係合して取付けられるため、
目隠し板(5)は、前後方向に傾くことはない。
【0017】各目隠し板(5)の左右方向の長さは、支柱
(2)の対向面(2a)(2a)間の距離とほぼ等しくしてあり、
そのため目隠し板(5)は、1対の支柱(2)(2)の対向面
(2a)(2a)間に密接して取付けられ、棚(1)の体裁は向上
されている。
【0018】また、目隠し板(5)は、係止鈎(13)の上向
き凹入部(13a)の中心から目隠し板(5)の表面(5a)まで
の距離を、支柱(2)の前後幅の半分とほぼ等しくしてあ
り、係止突部(6)が、支柱(2)の前後方向のほぼ中央に
突設されていることと相俟って、表面(5a)が支柱(2)の
前面(2b)及び後面(2c)と常に面一となり、棚(1)の見栄
えを良くすることができる。なお、目隠し板(5)の表面
(5a)に化粧布(図示省略)を貼り付けて、棚(1)の見栄
えをさらに良好とすることもある。
【0019】互いに重なり合う側片(11)(12)の中、内側
のもの、すなわち、支柱(2)から遠い方の側片(11)に、
この側片(11)と支柱(2)の対向面(2a)との間に他方の側
片(12)を受け入れる段部(14)を形成してあり、側片(11)
(12)の基部(11a)(12a)が支柱(2)の対向面(2a)に密着
し、側片(11)(12)の先端(11b)(12b)が外部から見えない
ようにしてある。
【0020】目隠し板の他の例として、図3に示すよう
に、目隠し板(15)の上部(15a)及び下部(15b)を、両側片
(11)(12)より上下方向に延長したものもある。このよう
な目隠し板(15)によると、複数段の棚板の後部を同時に
目隠しすることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によると、次の効果が奏
せられる。目隠し板を1対の支柱の対向面間に簡単に装
着でき、しかも支柱の前面に突出することがないので体
裁がよく、また従来のように、支柱に形成された棚板支
持用の係止孔の幅を特別に広くする必要がなくなる。
【0022】また、側片の基部を支柱の対向部に密着さ
せて、側片の先端が外部に露呈しないようにすることが
でき、棚の見栄えを良くすることができる。
【0023】請求項2の発明によると、目隠し板の前後
方向への傾動を防止することができる。
【0024】請求項3の発明によると、組み合わされた
1対の目隠し板の表面と支柱の前後面とを面一にするこ
とができ、棚板の奥行を有効に利用することができると
ともに、従来、必要とされていた化粧枠を省略すること
ができる。さらに、目隠し板の表面に化粧布を貼り付け
て、棚の美感を高めることもできる。
【0025】請求項の発明によると、複数段の棚板の
後部を、同時に目隠しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の目隠し板取付け構造を備
えた、棚の要所の斜視図である。
【図2】他の実施形態の係止突部によって、目隠し板が
支柱に取付けられた平面図である。
【図3】他の実施形態の目隠し板の斜視図である。
【図4】従来の目隠し板取付け構造を備えた、棚の要部
の斜視図である。
【符号の説明】
(1)棚 (2)支柱 (2a)対向面 (2b)前面 (2c)後面 (3)棚板 (4)ブラケット (5)目隠し板 (5a)表面 (6)係止突部 (7)ボルト (8)ナット (9)係止孔 (10)下向フック (11)側板 (11a)基部 (11b)先端 (12)側板 (12a)基部 (12b)先端 (13)係止鈎 (13a)上向き凹入部 (14)段部 (15)目隠し板 (15a)上部 (15b)下部 (L1)目隠し板の左右方向の長さ (L2)支柱の対向面間の距離
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−308647(JP,A) 実開 昭63−59534(JP,U) 実開 昭53−39604(JP,U) 実開 平4−93615(JP,U) 実開 平5−37313(JP,U) 実開 昭56−90168(JP,U) 実公 平1−20915(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 47/02 A47B 96/04 A47B 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右1対の支柱の対向面に、互いに向き
    合う係止突部を突設し、前後に対をなすとともに、左右
    方向の長さを前記支柱の対向面間の距離とほぼ同一とし
    た目隠し板の背面の両側部より突設した左右の側片に下
    向きの係止鈎を形成し、前記係止突部に前記係止鈎を係
    合させることにより、両目隠し板を1対の支柱間に互い
    に背中合せにして取付けるようにし、かつ前記前後の目
    隠し板の背面より延出する互いに重なり合う側片の内、
    支柱から遠い方の側片に、当該側片と支柱の対向面との
    間に他方の側片を受け入れる段部を形成したことを特徴
    とする目隠し板付き棚。
  2. 【請求項2】 係止突部と係止鈎を、上下方向に複数組
    形成した請求項1記載の目隠し板付き棚。
  3. 【請求項3】 係止突部を支柱の前後方向のほぼ中央に
    突設し、前記係止突部に係合する係止鈎の上向き凹入部
    の中心から目隠し板の表面までの距離を、支柱の前後幅
    の半分とほぼ等しくした請求項1または2記載の目隠し
    板付き棚。
  4. 【請求項4】 目隠し板の上下いずれかの部分を、両側
    片より上下方向に延長した請求項1〜のいずれかに記
    載の目隠し板付き棚。
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