JP3522830B2 - 立体天井面設計支援装置 - Google Patents

立体天井面設計支援装置

Info

Publication number
JP3522830B2
JP3522830B2 JP12756494A JP12756494A JP3522830B2 JP 3522830 B2 JP3522830 B2 JP 3522830B2 JP 12756494 A JP12756494 A JP 12756494A JP 12756494 A JP12756494 A JP 12756494A JP 3522830 B2 JP3522830 B2 JP 3522830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling surface
polygon
rectangle
input
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12756494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07334543A (ja
Inventor
光昭 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP12756494A priority Critical patent/JP3522830B2/ja
Publication of JPH07334543A publication Critical patent/JPH07334543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3522830B2 publication Critical patent/JP3522830B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井を立体的な天井面
で構成するに際し、上記立体的な天井面の設計を容易な
ものとする立体天井面設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅の屋根内部は、屋根を支持
する梁が配置されている。そして、上記屋根を支持する
梁(小屋組み)は、図28に示すように、両端を柱や梁
や壁1等で支持された陸梁2と、該陸梁2上に垂設され
た束3と、該束3に少なくとも一端部を支持されるとと
もに、屋根を支持する母屋4とからなっている。従っ
て、屋根の下部には、上記陸梁2が配置された状態とな
っているので、上記屋根内の梁を隠すように天井を設け
る際には、天井が上記陸梁2の下に配置されることにな
り、屋根内部に大きな空間があっても天井を高くするこ
とが困難であった。
【0003】それに対して、本出願人は、上記図28に
示す小屋組みに代えて、図29に示すB梁5を用いる屋
根の構造を開発した。図29に示すように、上記B梁5
は、図28に示す小屋組みに使われる陸梁2、束3、母
屋4の役割を一つの梁で果たすものであり、基本的に、
B梁5は、屋根面の傾斜に沿って配置される勾配部5a
と、屋根面の傾斜方向に対して直角に配置される水平部
5bとが一体になることで曲がった(Bent=曲がっ
た)形状に形成された梁である。
【0004】また、上記B梁5には、図30に示すよう
に全体が屋根面の傾斜に沿った登り梁6も含まれる。そ
して、上記B梁5を用いた場合には、図31に示すよう
に、屋根裏に陸梁2を用いなくとも屋根を形成すること
が可能となり、屋根裏の下部に、陸梁2の無い広い空間
を確保できる。なお、図31においては、図示されたB
梁5などの梁上に屋根パネルが配置されて屋根が形成さ
れるようになっている。
【0005】そこで、本出願人は、このB梁5により広
げられた屋根裏の空間を、ロフトとして収納スペースや
居室に用いたり、屋根下の部屋の天井高くして、上記部
屋に精神的なゆとりを持たせるような設計を行ってき
た。
【0006】ところで、上述のように高い天井を設計す
るに際して、屋根の傾斜の下端部側の下にある部屋にお
いては、B梁5の下側の一端が屋根裏の低い位置に配置
されるので、天井面を一つの水平な面とした場合に、必
ずしも天井面を高くすることができなかった。特に小さ
な家屋においては、屋根下の全ての部屋の上にB梁の下
端がかかる可能性があり、天井面を水平な面とした場合
に天井面を高くすることが困難であった。
【0007】そこでまた、本出願人は、天井面を水平な
一つの面で形成するのではなく、部屋の周囲から中央に
向かって高くなる斜面と水平面との組み合わせにより立
体的な天井面を構築するものとした。
【0008】このようにすれば、B梁5の下端部が配置
される可能性がある部屋の周縁部において天井面を低く
し、B梁の下端部が配置される可能性がない部屋の中央
部の天井を高くすることができ、実質的に部屋の上部空
間を広くして精神的にゆとりのある部屋とすることがで
きるとともに、天井面に様々な意匠を凝らすことが可能
となり、かつ、天井面を用いた間接照明において様々な
照明効果を得ることが期待できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に天井面を立体的にした場合には、単に天井面を水平に
した場合に比較して、その設計が煩雑なものとなる。例
えば、単にCAD(computer aided design)システム
によりパース図を描くにしても、天井面を複数の斜面や
水平面に分割する各分割線の交点のxyz座標を決める
必要がある。
【0010】例えば、簡単な形状として周囲を4つの壁
面で囲まれた矩形状の部屋において、天井の中央部に矩
形状の高い天井面を設け、周囲の壁面と天井面との接合
部から上記矩形状の天井面に向かって台形状の斜面とな
った天井面を設ける場合においても、上記矩形の高い天
井面の四隅の頂点のXYZ座標を入力する必要があり、
立体的な天井面の設計を煩雑なものとしていた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の斜面を有する立体的な天井面を容易に設
計することができる立体天井面設計支援装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の立体天井面設計支援装置は、図1に示すように、天井
面を立体的に設計するためのものであり、壁面に囲まれ
た多角形状の天井領域を表示する表示手段aと、上記表
示手段a上に表示された天井領域内に多角形を入力する
図形入力手段bと、上記図形入力手段bに入力された
記多角形の高さを入力する高さ入力手段cと、上記多角
形の各頂点の高さを上記高さ入力手段cにより入力され
た高さに設定する高さ設定手段dと、天井領域を構成す
る図形の各頂点と上記多角形の各頂点とを結ぶ分割線を
設定する分割線設定手段eと、上記図形入力手段bに入
力された多角形を水平な天井面とするとともに、上記多
角形の各辺と、上記天井領域を構成する図形の各辺と、
上記分割線とのいずれかに囲まれた領域をそれぞれ天井
面とする天井面設定手段fと、を有することを上記課題
の解決手段とした。
【0013】また、上記構成に加えて、本発明の請求項
2に記載の立体天井面設計支援装置は、上記図形入力手
段bに代えて、上記表示手段a上に表示された天井領域
内に第一の多角形を入力する第一図形入力手段gと、該
第一図形入力手段gに入力された第一の多角形内に線分
もしくは第二の多角形を入力する第二図形入力手段hと
備え、上記高さ設定手段cは、上記第二図形入力手段
hに入力された線分の各端点もしくは第二の多角形の各
頂点の高さを上記高さ入力手段cに入力された高さに設
定し、上記分割線設定手段eは、上記第一の多角形の
頂点と上記線分の各端点もしくは第二の多角形の各頂点
とを結ぶ分割線を設定し、上記天井面設定手段fは、
記第二の多角形が入力された場合に上記第二の多角形を
水平な天井面とし、上記天井領域を構成する図形と上記
第一の多角形との間を水平な天井面とするとともに、上
記線分もしくは第二の多角形の各辺と、第一の多角形の
各辺と、上記分割線とのいずれかに囲まれた領域をそれ
ぞれ天井面とすることを上記課題の解決手段とした。
【0014】また、上記請求項1記載の構成に加えて、
本発明の請求項3に記載の立体天井面設計支援装置は、
上記天井領域を構成する図形を長方形とし、上記図形入
力手段bにより入力される多角形を長方形とし、上記図
形入力手段bにより入力される長方形の各辺を、上記天
井領域を構成する長方形の各辺に対してそれぞれ平行に
することを上記課題の解決手段とした。
【0015】さらに、上記請求項2記載の構成に加え
て、本発明の請求項4に記載の立体天井面設計支援装置
は、上記第一の多角形を長方形とし、上記第二の多角形
を長方形とし、上記第二図形入力手段hにより入力され
長方形の各辺を、上記第一図形入力手段gにより入力
された長方形の各辺に対してそれぞれ平行にすることを
上記課題の解決手段とした。
【0016】
【作用】上記本発明の請求項1記載の構成によれば、上
記図形入力手段bにより、天井領域の最も高い多角形の
天井面が入力される。
【0017】この際には、表示手段上aの天井領域にお
いて多角形を入力することにより、多角形の各頂点のx
y座標が決定されることになる。そして、高さ入力手段
cにより、上記天井面の高さが入力される。
【0018】次に、高さ設定手段dは、上記多角形の
井面を水平なものとして、多角形の各頂点の高さを上記
高さ入力手段により入力された高さに設定する。すなわ
ち、多角形の各頂点のz座標が決定されることになる。
【0019】そして、上記分割線設定手段eが、天井領
域を構成する多角形の各頂点と上記図形入力手段bに入
力された多角形の各頂点を結ぶ分割線を設定することに
なる。
【0020】なお、この際には、上記天井面設定手段f
により設定される面が平面となるように、分割線を設定
する。すなわち、天井領域を構成する図形の各辺におい
て、該辺に最も近い上記多角形の辺が平行な場合には、
天井領域を構成する図形の一辺と、該一辺に平行な多角
形の辺とをそれぞれ底辺と上辺とする台形を形成するよ
うに分割線を設け、上記台形を天井面とするようにす
る。
【0021】また、天井を構成する図形の一辺と、該一
辺に最も近い上記多角形の一辺が平行ではない場合に
は、上記図形の一辺と上記多角形の一辺とを互いに対向
する辺とする四角形を形成するように分割線を設けると
ともに、上記四角形の一つの対角線を分割線とし、上記
図形の一辺を底辺とする三角形と、上記多角形の一辺を
底辺とする三角形とをそれぞれ天井面とするようにす
る。
【0022】また、上記図形と多角形とで辺の数が異な
る場合には、多い方の辺を底辺とする三角形を形成する
ように分割線を設定する。
【0023】そして、天井面設定手段fは、分割線設定
手段eにより設定された分割線と、上記天井領域を構成
する図形の各辺と、上記図形入力手段bに入力された多
角形の各辺とで囲まれることにより形成された上述の台
形もしくは三角形を天井面に設定するとともに、図形入
力手段bに入力された多角形を水平な天井面に設定す
る。
【0024】以上のようにすることで、各頂点の位置を
決められた多角形状、台形状もしくは三角形状の複数の
天井面から立体的な天井面が構成されることになる。
【0025】また、上記請求項2記載の構成によれば、
天井領域内に、まず、上記第一図形入力手段gによる第
一の多角形が入力されることになる。この際には、表示
手段a上の天井領域において第一の多角形を入力するこ
とにより、多角形の各頂点のxy座標が決定されること
になる。
【0026】そして、天井領域を構成する図形内で、か
つ、第一の多角形の外側の部分が、天井面設定手段fに
より、水平な天井面に設定されることになる。すなわ
ち、第一の多角形の各頂点の高さ(z座標)は、元々の
天井面の高さに設定されることになる。
【0027】また、上記第二図形入力手段hにより、上
記第一の多角形内に上記天井領域内で最も高い多角形の
天井面もしくは線分が入力される。この際には、表示手
段a上の天井領域において多角形もしくは線分を入力す
ることにより、線分の二つの端点もしくは多角形の各頂
点のxy座標が決定されることになる。なお、上記線分
には、二つの端点が同じ位置にある点も含まれるものと
する。
【0028】そして、高さ入力手段cにより、上記第二
の多角形もしくは線分の高さが入力される。次に、高さ
設定手段dは、上記第二の多角形により形成される天井
面もしくは線分が水平なものとして、線分の各端点もし
くは第二の多角形の各頂点の高さが上記高さ入力手段に
より入力された高さに設定される。すなわち、線分の各
端点もしくは第二の多角形の各頂点のz座標が決定され
ることになる。
【0029】そして、上記分割線設定手段eが、第一図
形入力手段gに入力された第一の多角形の各頂点と上記
第二図形入力手段に入力された線分の各端点もしくは第
二の多角形の各頂点を結ぶ分割線を設定することにな
る。
【0030】なお、この際には、上記天井面設定手段f
により設定される面が平面となるように、分割線を設定
する。すなわち、上記請求項1記載の構成において、上
記天井領域を構成する図形を第一の多角形とし、上記図
形入力手段bに入力される多角形を、上記第二図形入力
手段hに入力された第二の多角形として、上記請求項1
記載の構成の場合と同様に分割線を設定する。また、上
記第二図形入力手段hにより入力される図形が多角形で
はなく、線分の際には、上記線分と平行な上記第一の多
角形の辺がある場合に、上記辺と線分とをそれぞれ底辺
と上辺とする台形を形成するように分割線を設定し、そ
の他の場合には、上記第一の多角形の頂点及び線分の端
点をそれぞれ頂点とし、かつ、線分もしくは上記第一の
多角形の各辺をそれぞれ底辺とする複数の三角形を形成
するように分割線を設定する
【0031】そして、天井面設定手段fは、上述のよう
に天井領域を構成する図形と第一の多角形の間の領域及
び第二の多角形を水平な天井面に設定するとともに、分
割線設定手段により設定された分割線と、上記第一の多
角形の各辺と、上記第二の多角形の各辺とに囲まれるこ
とにより形成された上述の台形もしくは三角形を天井面
に設定する。
【0032】以上のようにすることで、請求項1記載の
構成と同様に各頂点の位置を決められた多角形状、台形
状もしくは三角形状の複数の天井面から立体的な天井面
が構成されることになる。そして、請求項2記載の場合
には、天井面を構成する図形と第一の多角形の間が水平
な天井面とされるので、部屋の側縁に上記B梁の下端が
かかるような場合でも問題なく立体的な天井面を構成す
ることができる。
【0033】また、上記請求項3記載の構成によれば、
上記図形入力手段bにより入力される多角形の各辺を、
上記天井領域を構成する図形の各辺に対してそれぞれ平
行にするので、上記分割線選定手段eは、上記図形の各
辺を底辺とし、上記多角形の各辺を上辺とする台形を形
成するように分割線を設定する。
【0034】また、上記請求項4記載の構成によれば、
上記第二図形入力手段hにより入力される第二の多角形
の各辺を、上記第一図形入力手段gにより入力された第
一の多角形の各辺に対してそれぞれ平行にするので、上
記分割線選定手段eは、上記第一の多角形の各辺を底辺
とし、上記第二の多角形の各辺を上辺とする台形を形成
するように分割線を設定する。なお、上記「課題を解決
するための手段」及び「作用」の欄において、図1に示
すブロック図の符号を参照して説明したが、本発明が上
記図1に限定されるものではない。
【0035】
【実施例】以下に、本発明の立体天井面設計支援装置の
一実施例について図面を参照して説明する。なお、この
実施例の立体天井面設計支援装置は、上記従来例で説明
したB梁を用いた屋根の下に配置された部屋において、
B梁の下端部が配置されていない部分に高い天井面を実
現するために、天井を立体的に設計するように開発され
たものであるが、天井裏に空間のある場合には、どのよ
うな建築物においても、立体的な天井面を設計すること
ができ、従来の平面的な天井に対して様々の意匠を凝ら
すことを容易に可能としたものである。
【0036】図1は、この実施例の立体的天井面設計支
援装置の概略構成を示すものであり、図1に示すよう
に、この実施例の立体的天井面設計支援装置は、マウ
ス、デジタイザー、タブレット等のポインティングデバ
イスからなる座標位置入力装置1と、数値やテキストデ
ータ等を入力可能なキーボード等から構成される文字入
力装置2と、住宅の設計データや、形状データ等を記憶
した補助記憶装置3と、上記座標位置入力装置1及び文
字入力装置2から入力されるデータや補助記憶装置に記
憶されるデータに基づいて後述する演算処理を行う演算
処理装置4と、上記座標位置入力装置1及び文字入力装
置2から入力されるデータや補助記憶装置3に記憶され
るデータや、演算処理装置4による演算結果をテキスト
や図形として表示するディスプレイからなる表示装置5
及びプリンタやプロッターからなる出力装置6とを備え
たものである。
【0037】この実施例において、上記座標位置入力装
置1は、補助記憶装置3に記憶された設計データに基づ
いて、表示装置5上に表示される壁面で囲まれた天井領
域を構成する長方形(正方形を含む、以下、第一の長方
形10(図4に図示)と称する)内に、この天井領域の
第一の長方形の各辺とそれぞれ平行な各辺を有する第二
の長方形11(図8に図示)もしくは第二及び第三の長
方形11、12(図8に図示)を入力することができる
ようになっている。
【0038】すなわち、上記長方形状の天井領域内に、
始点A(図6に図示)と終点B(図7に図示)を指示す
ることにより、天井領域の各辺にそれぞれ平行な4つの
辺を有する第二及び第三の長方形11、12の二つの対
角を指示することができるようになっている。そして、
二つの対角を指示することにより、これら第二及び第三
の長方形11、12の4つに頂点のxy座標が演算処理
装置4により特定されるようになっている。
【0039】また、上記座標位置入力装置1において
は、後述するように第二の長方形11だけを入力する
か、第二及び第三の二つの長方形11、12を入力する
かを設定できるようになっている。また、二つの長方形
11、12を入力する場合には、一つ目に入力された第
三の長方形12の領域の中に二つ目の第二の長方形11
の領域を入力できるようになっている。
【0040】また、座標位置入力装置1において、天井
領域の各辺のいずれかの平行な線上において、始点Aと
終点Bと指示した際には、短辺方向の長さが0の長方形
11、すなわち、線分が入力されるようになっている。
さらに、座標位置入力装置1において、同一の点上にお
いて始点Aと終点Bとを指示した際には、短辺方向及び
長辺方向の長さがともに0の長方形11、すなわち、点
を入力できるようになっている。
【0041】上記文字入力装置2は、この実施例におい
て、上記座標位置入力装置1において、入力された第二
の長方形11の各頂点の高さを入力するようになってい
る。なお、座標位置入力装置1において、二つの長方形
11、12を入力する場合には、上記文字入力装置2に
入力される高さが、二つ目に入力された第二の長方形1
1の各頂点の高さとされるようになっている。
【0042】また、上記高さは、部屋の床からの高さで
も、地盤からの高さでも良く、上記第二の長方形11の
各頂点の高さ、すなわちz座標を特定できる高さなら任
意のものを基準とする高さで良い。
【0043】上記補助記憶装置3には、上記立体的な天
井面を設けるべき建築物の設計データが記憶されるとと
もに、上記建築物を平面図、側面図、断面図、パース図
等として描画可能な形状データが記憶されている。
【0044】また、補助記憶装置3は、各部屋の天井の
データとして、長方形状の天井領域を構成する第一の長
方形10の各頂点のXYZ座標を記憶している。なお、
上記各頂点のZ座標は、部屋の壁面の高さとされてい
る。
【0045】上記演算処理装置4は、基本的に、CPU
(central processing unit、(図示略))、RAM(r
andom access memory、(図示略))、ROM(read on
lymemory、(図示略))などを備えたコンピュータであ
る。
【0046】そして、上記演算処理装置4は、上記補助
記憶装置3に記憶された設計データや形状データに基づ
いて、上記表示装置5や出力装置6に建築物の各種図面
を出力する機能を有する。
【0047】そして、上記演算処理装置4は、上記表示
装置5上に上記建築物の部屋の天井領域を示す第一の長
方形10を表示させた状態で、上記天井領域上に座標位
置入力装置1により指示された始点Aと終点Bの位置に
基づいて、第二もしくは第三の長方形11、12の領域
を設定するとともに、表示装置上の上記長方形の各頂点
のXY座標を、設計データ上のXY座標に変換する機能
を有する。
【0048】また、上記演算処理装置4は、上記文字入
力装置2から入力された高さのデータに基づいて、上記
第二の長方形11の各頂点のZ座標を設定する機能を有
する。なお、上記座標位置入力装置1により、二つの長
方形11、12が入力された場合に、演算処理装置4
は、一つ目に入力される第三の長方形12の各頂点のZ
座標を部屋の壁面の高さに設定し、二つ目に入力される
第二の長方形11の各頂点のZ座標を上記文字入力装置
2により入力された高さに基づいて設定する機能を有す
る。
【0049】また、上記演算処理装置4は、上記座標位
置入力装置1により第二の長方形11だけが入力された
際に、上記第二の長方形11の各辺において、各辺の外
側方向に平行に配置されている天井領域を構成する第一
の長方形10の辺を認識する機能を有する。
【0050】そして、上記第二の長方形11の辺を上辺
とし、認識された第一の長方形10の辺を底辺とする台
形(上辺と底辺が同じ長さの台形、すなわち、長方形を
含む)を形成するように上記第一の長方形10の辺の二
つの端点(第一の長方形の二つの頂点)と第二の長方形
の辺の二つの端点(第二の長方形の二つの頂点)とをそ
れぞれ結ぶ分割線を生成する機能を有する。
【0051】すなわち、上記台形の斜辺となる線分を分
割線として設定する機能を有する。そして、演算処理装
置4は、上記座標位置入力装置1に入力された第二の長
方形11の領域を天井面として認識する機能を有する。
【0052】また、演算処理装置4は、上述のように天
井領域を構成する第一の長方形10の各辺と、上記第二
の長方形11の各辺と二つの分割線とに囲まれた台形状
の領域を天井面として認識する機能を有する。
【0053】すなわち、演算処理処置4は、上記第二の
長方形11と、該第二の長方形11の周囲に形成された
台形状の領域とを天井面として認識する機能を有する。
そして、演算処理装置4は、これらの天井面から構成さ
れる立体の内面を立体天井面とし、その形状を表示装置
5や出力装置6に平面図やパース図として出力する機能
を有する。
【0054】また、演算処理装置4は、座標位置入力装
置1により第二及び第三の長方形11、12、すなわち
二つの長方形11、12が入力された場合には、上記天
井領域を構成する第一の長方形10と第三の長方形12
との間の空間を水平な天井面として認識する機能を有す
る。(ここで、第二の長方形は、第三の長方形内に含ま
れるものとする
【0055】)また、上記演算処理装置4は、上記座標
位置入力装置1により第三の長方形12と第二の長方形
11が入力された際に、上記第二の長方形11の各辺に
おいて、各辺の外側方向に平行に配置されている第三の
長方形12の辺を認識する機能を有する。
【0056】そして、上記第二の長方形11の辺を上辺
とし、認識された第三の長方形12の辺を底辺とする台
形(上辺と底辺が同じ長さの台形、すなわち、長方形を
含む)を形成するように上記第三の長方形12の辺の二
つの端点(第三の長方形の二つの頂点)と第二の長方形
11の辺の二つの端点(第二の長方形の二つの頂点)と
を結ぶ分割線を生成する機能を有する。
【0057】そして、上述の場合と同様に演算処理装置
4は、上記座標位置入力装置1に入力された第二の長方
形11の領域を天井面として認識する機能を有する。ま
た、演算処理装置4は、上述のように天井領域を構成す
る第三の長方形12の各辺と、上記第二の長方形11の
各辺と二つの分割線とに囲まれた台形状の領域を天井面
として認識する機能を有する。
【0058】すなわち、演算処理処置4は、上記天井領
域を構成する第一の長方形10と第三の長方形12との
間の領域を水平な天井面として認識するとともに、上記
第二の長方形11と、該第二の長方形11の周囲に形成
された台形状の領域とを天井面として認識する機能を有
する。
【0059】そして、演算処理装置4は、上述と同様に
これらの天井面から構成される立体の内面を立体天井面
とし、その形状を表示装置5や出力装置6から平面図や
パース図として出力する機能を有する。
【0060】上記表示装置5は、CRT(Cathode Ray
Tube )や液晶等のディスプレイにより構成されるもの
であり、演算処理装置4から出力される図形データや文
字データを表示するものである。また、上記出力装置6
は、上記図形データや文字データをハードコピーとして
出力するものである。
【0061】次に、以上のような構成の立体天井面設計
支援装置を用いた立体天井面の作成方法について、図3
のフローチャート及び図4ないし図11に示す表示装置
5の画面を参照して説明する。
【0062】まず、演算処理装置4は、補助記憶装置3
から立体天井面を作成すべき住宅の一階分の部屋割りを
示す図面、すなわち、一階分の各部屋の天井領域を示す
図面(以下部屋割り図と称する)を、上記補助記憶装置
3から呼び出して図4に示すように表示装置1の画面上
に表示する。
【0063】なお、上記表示装置1の画面は、様々なデ
ータを表示する表示領域S内に、図形を表示するウイン
ドウWが表示されるようになっており、上記ウインドウ
W内に図形データや後述する選択メニューMが表示され
るようになっている。
【0064】そして、オペレータは、上記表示装置5の
画面上の部屋割り図から一つの部屋を座標位置入力装置
1により選択する(ステップS1)。この際に、表示画
面上においては、図4に示すように部屋割り図の指定さ
れた部屋の天井面の四隅の高さを表示するようになって
いる。なお、部屋が選択されなかった場合には、処理を
終了する。
【0065】次に、表示画面上には、図5に示すように
分割方法を選択するためのメニュー画面Mが表示され、
面入画面から壁面分割か任意分割かを選択する(ステッ
プS2)。なお分割方法の選択は、上述の第三の長方形
12を入力するかしないかを設定するものであり、第三
の長方形12を入力しない場合には、基本的に天井領域
を構成する第一の長方形10が第三の長方形12の役割
を果たすことになり、第三の長方形12を天井領域を囲
む壁面に沿って形成したのと同じことになる。
【0066】すなわち、第三の長方形12は、立体天井
面を形成する領域を指定するものであり、第三の長方形
12が入力されない場合には、立体天井面を形成する領
域が壁面からとなるので、この場合を壁面分割とした。
【0067】そして、第三の長方形12を入力する場合
は、天井領域内の任意の位置に立体天井面を形成する領
域が指定されることになるので、この場合を任意分割と
した。そして、演算処理装置4は、壁面分割が選択され
たか否かを判断する(ステップS3)。
【0068】そして、壁面分割が選択されなかった場合
には、オペレータは、図6に示すように、第一の長方形
10内に第三の長方形12の始点Aを入力し(ステップ
S4)、次に第三の長方形12の終点Bを入力する(ス
テップS5)。
【0069】そして、上記第一の長方形10の各辺に沿
って上記始点Aと終点Bを頂点とする第三の長方形12
を生成し、この任意に形成された第三の長方形12によ
り天井領域を第三の長方形12の外と内とに分割する
(ステップS6)。
【0070】すなわち、第三の長方形12内を立体天井
面を形成する領域とする。また、第三の長方形12を入
力しない場合、すなわち、壁面分割の場合には、壁面で
囲まれた第一の長方形10を第三の長方形12として天
井領域全体を立体天井面を形成する領域とする(ステッ
プS7)。
【0071】そして、上述のように天井領域のうちの立
体天井面を形成する領域を分割した後に、上記第三の長
方形12もしくは第一の長方形10内において、図8に
示すように第二の長方形11の始点Aをオペレータが入
力する(ステップS8)。
【0072】次に、図9に示すように、オペレータが第
二の長方形の終点を入力する(ステップS9)。そし
て、上記第二の長方形11の始点Aと終点Bとを入力す
ることにより、図10に示すように第二の長方形11が
生成される。
【0073】この際には、第三の長方形12と同様に、
上記第二の長方形11の各頂点のXY座標が画面上で確
定するとともに、演算処理装置4により実際の建築物上
でのXY座標に変換される。
【0074】次に、オペレータは、第二の長方形11の
高さを入力する(ステップS10)。そして、上記高さ
が第二の長方形11の各頂点の高さ、すなわち、Z座標
とされる。そして、演算処理装置4が上述のように、第
二の長方形11の各頂点と第一もしくは第三の長方形の
各長方形との頂点を結ぶ分割線13…を設定し、天井領
域を複数の天井面に分割する(ステップS11)。
【0075】そして、各分割面により立体天井面が構成
される。以上のように作成された天井面は、例えば、図
12に示す各天井面の各頂点の高さを示した平面図(1
4)や図13に示すパース図(15)として出力装置6
から出力される。
【0076】また、この実施例の立体天井面設計支援装
置は、上述のように形成された立体天井面の各天井面の
面積を演算できるようになっており、天井面を構成する
部材や、天井面の内面に貼られる内装材の見積りを行え
るようになっている。
【0077】また、上述のようにして簡単に形成するこ
とができる立体天井面には、図14ないし図27に示す
ように様々に意匠の異なる天井面を構成することができ
る。上記第三の長方形を設定しなかった場合には、例え
ば、図14ないし図16に示すような立体天井面を形成
することができる。
【0078】図14及び図15は、天井領域すなわち第
一の長方形10の中心付近に天井領域と略相似形の第二
の長方形11を配置することにより形成された立体天井
面を示すものである。この場合には、分割線13が第一
の長方形10と第二の長方形12との間で頂点を一対一
に結ぶように形成され、該分割線により分割される天井
面が台形状となっている。
【0079】また、図14及び図15に示すように、第
二の長方形11の大きさを変えることにより、遠近感が
異なり、実際の天井面が同じ高さであった場合に、図1
5に示す立体天井面より図14に示す立体天井面の方が
天井面を高く見せることができる。
【0080】また、図16においては、第二の長方形1
1の一辺と天井面を構成する第一の長方形10の一辺を
重ねて配置した状態を示すものであり、辺と辺とが重な
った部分においては、天井面が垂直になっており、この
ようにすることで、天井面のバリエーションを増やすこ
とができる。
【0081】また、図17ないし図21に示す立体天井
面は、第一の長方形10内の中央部分に第三の長方形1
2を形成した場合を示すものである。図17に示す立体
天井面は、第一の長方形10の中央部分に第三の長方形
12を形成し、更に第三の長方形12の内部に第二の長
方形11を形成したものであり、立体天井面の周辺部が
水平になっていることを除けば、上記図14の立体天井
面と略同様な形状を有するものである。
【0082】図18に示す立体天井面は、第三の長方形
12の対向する二辺と第二の長方形11の対向する二辺
を重ねて配置したものであり、上記二辺が重なった部分
は、台形上の垂直な天井面となっており、上記図17に
示す天井面とは、かなり異なる印象を与えることができ
る。
【0083】また、図19に示す立体天井面は、上記第
二の長方形11を第三の長方形12と同じ長さの線分に
してしまった場合を示すものであり、天井の形状が切妻
屋根を裏から見た形状となっている。
【0084】図20に示す立体天井面は、図19と同様
に第二の長方形11を線分とした場合を示すものである
が、線分の長さを第三の長方形12より短くした場合を
示すものである。この図20の立体天井面は、天井の形
状が寄棟屋根を裏から見た形状となっている。
【0085】また、21に示す立体天井面は、第二の長
方形11を点とした場合を示すものであり、その形状が
棟線のない寄棟屋根を裏から見た形状となっている。
【0086】図22ないし図27に示す立体天井面は、
第三の長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺を重
ねた形状を示すものであり、辺が重なった部分は垂直な
天井面となっている。
【0087】そして、図22に示す立体天井面において
は、第三の長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺
が重なった部分に第二の長方形11の一辺を重ねた場合
の示し、上記図17に示す立体天井面を上述の垂直な天
井面で分断した形状となっている。
【0088】また。図23に示す立体天井面は、第三の
長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺が重なった
部分に第二の長方形11の一辺を重ねるとともに、第二
の長方形11の上述のように重ねられた一辺に対向する
一辺を第三の長方形12の一辺に重ねた場合を示すもの
で、図18に示す立体天井面を部屋の側面に寄せた形状
となっている。
【0089】また、図24に示す立体天井面は、第三の
長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺とを重ねる
とともに、第二の長方形11を上述のように重ねられた
辺と平行な線分にした場合を示すもので、図19に示す
切妻屋根風の天井面を部屋の側縁に寄せた形状となって
いる。
【0090】また、図25に示す立体天井面は、第三の
長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺を重ねると
ともに、第二の長方形11を上述のように重ねられた辺
と直角な線分にした場合を示すもので、図19に示す切
妻屋根風の天井面を垂直な天井面で切断したような形状
となっている。
【0091】また、図26に示す立体天井面は、第三の
長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺とを重ねる
とともに、第二の長方形11を上述のように重ねられた
辺と直角な線分にし、かつ、上記線分を図25より短く
した場合を示すもので、図20に示す寄棟屋根の天井面
を垂直な天井面で切断したような形状となっている。
【0092】また、図27に示す立体天井面は、第三の
長方形12の一辺と第一の長方形10の一辺が重なった
部分に第二の長方形11を点として重ねた場合を示すも
ので、図21に示す棟線の無い寄棟屋根を上述の垂直な
天井面で切断したような形状となっている。
【0093】以上のようにこの実施例の立体天井面設計
支援装置においては、基本的に、天井領域に始点Aと終
点Bを指示して第二の長方形11もしくは第三の長方形
12と第二の長方形11を設定するとともに、第二の長
方形11の高さを入力することにより、容易に立体天井
面を形成することができる。
【0094】すなわち、従来のように立体天井面を構成
する各天井面の頂点の位置(XYZ座標)を一つ一つ入
力したり、これら頂点を繋ぐ分割線を設定したり、分割
線により囲まれた領域を天井面として指示したりする必
要がなく、容易に立体天井面を形成することができる。
【0095】また、以上のような簡単な操作により立体
天井面を形成するものとしても、上述したように様々な
意匠の立体天井面を形成することができる。さらに、天
井領域内に第三の長方形12を指定することにより、天
井領域の周縁部を低い水平な天井面とすることができる
ので、上記B梁の下端が部屋の側縁に配置されているよ
うな場合に、上記B梁の位置に対応する天井面を低くす
ることができ、B梁に影響されずに高い天井面を設定で
きる。
【0096】なお、上記図14ないし図27に示す立体
天井面は、この実施例の立体天井面設計支援装置により
形成可能な立体天井面の一部を示すものであり、さらに
様々な意匠の立体天井面を形成できることは言うまでも
ない。
【0097】また、上記実施例の立体天井面設計支援装
置においては、天井領域を長方形10とし、座標位置入
力装置1により入力できる図形も上記長方形10の各辺
と各辺が平行な長方形10(線分及び点を含む)とした
が、上記天井領域や座標位置入力装置1に入力される図
形を長方形以外の多角形としても良い。
【0098】さらに、座標位置入力装置1に入力される
図形が線分や点でない場合でも、上記天井面の斜面や垂
直面に三角形状の天井面を使用できるようにして、上記
天井領域や座標位置入力装置により入力される図形の各
辺がそれぞれ互いに平行とならないようにしても良い。
上述のようない構成とすることにより、さらに多用な意
匠の天井面を容易に設計することが可能となる。また、
文字入力装置2により高さを入力する際に、壁面の高さ
より低い高さを入力すれば、上記第二の長方形11の部
分が下に低くなった天井面を設計することも可能であ
る。
【0099】
【発明の効果】上記本発明の請求項1記載の立体天井面
設計支援装置によれば、図形入力手段により最も高い天
井面の形状を入力し、次いで高さ入力手段により上述の
最も高い天井面の高さを入力することにより、複数の天
井面からなり、かつ様々の形状の立体的な天井面を形成
することができる。すなわち、少なくとも一つの図形と
一つの高さを入力するだけの容易な操作で、様々な形状
を有する立体天井面を設計することができる。
【0100】また、本発明の上記請求項2記載の立体天
井面設計支援装置によれば、第一図形入力手段により第
一の多角形を入力した後に第二図形入力手段により第二
の多角形を入力することになるが、第一の多角形と天井
領域を構成する図形との間を水平な低い天井面とするこ
とができ、部屋の周縁部にB梁の下端部が位置する場合
に、B梁を避けて、立体天井面を形成することができ
る。
【0101】また、本発明の請求項3記載の構成によれ
ば、上記図形入力手段により入力される多角形の各辺
を、上記天井領域を構成する図形の各辺に対してそれぞ
れ平行にするので、上記分割線選定手段eは、上記図形
の各辺を底辺とし、上記多角形の各辺を上辺とする台形
を形成するように分割線を設定することになり、上記請
求項1記載の構成と略同様な効果を奏するとともに容易
な演算処理により分割線を決めることができる。
【0102】また、上記請求項4記載の構成によれば、
上記第二図形入力手段hにより入力される第二の多角形
の各辺を、上記第一図形入力手段gにより入力された第
一の多角形の各辺に対してそれぞれ平行にするので、上
記分割線選定手段eは、上記第一の多角形の各辺を底辺
とし、上記第二の多角形の各辺を上辺とする台形を形成
するように分割線を設定することになり、上記請求項2
記載の構成と略同様な効果を奏するとともに容易な演算
処理により分割線を決めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体天井面設計支援装置の構成を説明
するためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の立体天井面設計支援装置の
概略構成を説明するためのブロック図である。
【図3】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す図
面である。
【図5】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す図
面である。
【図6】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す図
面である。
【図7】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す図
面である。
【図8】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す図
面である。
【図9】上記実施例の立体天井面設計支援装置による立
体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す図
面である。
【図10】上記実施例の立体天井面設計支援装置による
立体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す
図面である。
【図11】上記実施例の立体天井面設計支援装置による
立体天井面の設計方法を説明するための表示画面を示す
図面である。
【図12】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の平面のハードコピーを示す図面
である。
【図13】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の斜視のハードコピーを示す図面
である。
【図14】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図15】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図16】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図17】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図18】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図19】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図20】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図21】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図22】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図23】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図24】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図25】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図26】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図27】上記実施例の立体天井面設計支援装置により
設計された立体天井面の出力画面を示す図面である。
【図28】本発明の従来例における小屋組みを示す側面
図である。
【図29】本発明の従来例におけるB梁を示す側面図で
ある。
【図30】本発明の従来例における登梁を示す側面図で
ある。
【図31】本発明の従来例におけるB梁を用いた小屋組
みを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 座標位置入力装置(図形入力手段b、第一図形
入力手段g、第二図形入力手段h) 2 文字入力装置(高さ入力手段c) 4 演算処理装置(高さ設定手段d、天井面設定手
段f、分割線設定手段e) 5 表示装置(表示手段a) 10 第一の長方形(天井領域を構成する図形) 11 第二の長方形(多角形、第二の多角形) 12 第三の長方形(第一の多角形) 13 分割線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面を立体的に設計するための立体天
    井面設計支援装置であって、 壁面に囲まれた多角形状の天井領域を表示する表示手段
    と、 上記表示手段上に表示された天井領域内に多角形を入力
    する図形入力手段と、上記図形入力手段に入力された
    記多角形の高さを入力する高さ入力手段と、上記多角形の各頂点 の高さを上記高さ入力手段により入
    力された高さに設定する高さ設定手段と、 天井領域を構成する図形の各頂点と上記多角形の各頂点
    を結ぶ分割線を設定する分割線設定手段と、 上記図形入力手段に入力された多角形を水平な天井面と
    するとともに、上記多角形の各辺と、上記天井領域を構
    成する図形の各辺と、上記分割線とのいずれかに囲まれ
    た領域をそれぞれ天井面とする天井面設定手段と、 を有することを特徴とする立体天井面設計支援装置。
  2. 【請求項2】 上記図形入力手段に代えて、 上記表示手段上に表示された天井領域内に第一の多角形
    を入力する第一図形入力手段と、 該第一図形入力手段に入力された第一の多角形内に線分
    もしくは第二の多角形を入力する第二図形入力手段とを
    備え、 上記高さ設定手段は、上記第二図形入力手段に入力され
    た線分の各端点もしくは第二の多角形の各頂点の高さを
    上記高さ入力手段に入力された高さに設定し、 上記分割線設定手段は、上記第一の多角形の各頂点と上
    記線分の各端点もしくは第二の多角形の各頂点とを結ぶ
    分割線を設定し、 上記天井面設定手段は、上記第二の多角形が入力された
    場合に上記第二の多角形を水平な天井面とし、上記天井
    領域を構成する図形と上記第一の多角形との間を水平な
    天井面とするとともに、上記線分もしくは第二の多角形
    の各辺と、第一の多角形の各辺と、上記分割線とのいず
    れかに囲まれた領域をそれぞれ天井面とすることを特徴
    とする請求項1記載の立体天井面設計支援装置。
  3. 【請求項3】 上記天井領域を構成する図形を長方形と
    し、上記図形入力手段により入力される多角形を長方形
    とし、 上記図形入力手段により入力される長方形の各辺を、上
    記天井領域を構成する長方形の各辺に対してそれぞれ平
    行にすることを特徴とする請求項1記載の立体天井面設
    計支援装置。
  4. 【請求項4】 上記第一の多角形を長方形とし、上記第
    二の多角形を長方形とし、 上記第二図形入力手段により入力される長方形の各辺
    を、上記第一図形入力手段により入力された長方形の各
    辺に対してそれぞれ平行にすることを特徴とする請求項
    2記載の立体天井面設計支援装置。
JP12756494A 1994-06-09 1994-06-09 立体天井面設計支援装置 Expired - Fee Related JP3522830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12756494A JP3522830B2 (ja) 1994-06-09 1994-06-09 立体天井面設計支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12756494A JP3522830B2 (ja) 1994-06-09 1994-06-09 立体天井面設計支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07334543A JPH07334543A (ja) 1995-12-22
JP3522830B2 true JP3522830B2 (ja) 2004-04-26

Family

ID=14963161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12756494A Expired - Fee Related JP3522830B2 (ja) 1994-06-09 1994-06-09 立体天井面設計支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3522830B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259489A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物用cadシステム
JP5652495B2 (ja) * 2012-07-31 2015-01-14 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07334543A (ja) 1995-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6771276B1 (en) Two-dimensional drawing environment utilizing perspective grids
KR19990023486A (ko) 내비게이션 시스템, 이 내비게이션 시스템의 입체지형표시 방법, 및 이 방법을 기록한 기록 매체
JP3522830B2 (ja) 立体天井面設計支援装置
JPH11102446A (ja) グラフィックス入力装置
KR101982652B1 (ko) 내비게이션 장치, 3차원 루프 구조 출력 방법 및 데이터베이스 생성 방법
JP4672811B2 (ja) Cadデータ表示装置
JP3165780B2 (ja) 3次元モデル情報検索システム
JPH08278996A (ja) 建屋内レイアウトの画面表示方法
JP3126564B2 (ja) 対角線寸法表示装置
US6932699B2 (en) Game device, game region expansion and contraction method, game program and information storage medium
JP3848717B2 (ja) 立体模型生成システム
JP4355078B2 (ja) 変形円描画装置および画像抽出装置
JP7456262B2 (ja) 三次元モデル作成支援装置及びプログラム
JP7480972B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0944555A (ja) 足場計画システム
JP2002092649A (ja) 画像処理装置および画像処理方法並びに記録媒体
JP3240890B2 (ja) 建造物の外観表示用データ作成装置
JP3597583B2 (ja) アニメーションパス作成装置
JP2002259489A (ja) ユニット式建物用cadシステム
JPH07114655A (ja) 図形処理装置
JP4598312B2 (ja) ユニット式建物用cadシステム
JPH1166129A (ja) 家屋内設備設計図面作成システム
JPH03177965A (ja) 文書整形装置
JP3376884B2 (ja) 立体地形表示装置
JPH11134512A (ja) 作図方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040205

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees