JP3521746B2 - 液晶駆動用コモンドライバ - Google Patents

液晶駆動用コモンドライバ

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JP3521746B2
JP3521746B2 JP18942098A JP18942098A JP3521746B2 JP 3521746 B2 JP3521746 B2 JP 3521746B2 JP 18942098 A JP18942098 A JP 18942098A JP 18942098 A JP18942098 A JP 18942098A JP 3521746 B2 JP3521746 B2 JP 3521746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチライン駆動
方式の液晶表示装置に関し、特にその駆動を行うコモン
ドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単純マトリクス型の液晶表示パネ
ルでの液晶駆動用コモンドライバは、800×600ド
ット(SVGA)パネルでは120出力ドライバを5個
使用し、1024×768ドット(XGA)パネルでは
128出力ドライバを6個使用しそれぞれにおいて各出
力のドライバを使用したり、120と128出力を切り
換える機能を持つドライバを使用していた。またそれら
は走査電極を1ラインごと選択するドライバであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の単純マトリクス
型の液晶表示パネルでの液晶駆動用コモンドライバは、
走査電極を1ラインずつ選択させていたが、走査電極を
複数同時選択するマルチライン駆動法において、走査電
極の選択数を3ライン同時選択とした場合下記課題が発
生する。
【0004】走査電極線を複数同時選択するマルチライ
ン駆動法において、走査電極の同時選択数を3ラインと
した時に走査電極線に出力する信号を発生させる場合、
120出力のドライバは3で割り切れる出力数のため、
3ライン同時選択駆動法においてもビットが余ったり、
データ転送においても特に問題は発生しない。ところが
128出力のドライバは3で割り切れない出力数のため
3ライン同時選択駆動法において2ビット分の余りが生
じ、またデータの連続性が失われてしまう。3で割り切
れる129出力のドライバにすれば上記問題は発生しな
いが、現在使用されているXGAパネルのガラス基盤上
の配線は、全て128出力に対応した配線引き回し方法
になっており、129出力のドライバを使用する場合全
てのパネル上の配線を設計し直す必要が生じる。これは
今までの財産を不意にし新たな開発費が必要となるとい
った課題が生じてしまう。従って128出力ドライバで
3ライン同時選択を行う事が可能な新たなコモンドライ
バが必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】走査電極線と信号電極線
を有するマトリクス型液晶表示装置で、走査電極線を複
数同時選択するマルチライン駆動法に使用されるコモン
ドライバにおいて、走査電極を3ライン同時選択するこ
とを特徴とする128出力液晶駆動用コモンドライバ。
【0006】前記液晶駆動用コモンドライバにおいて、
44段のフリップフロップからなるシフトレジスタと前
記シフトレジスタの出力により制御される128個のド
ライバ制御回路を内蔵し、チップの配置情報により前記
各フリップフロップからドライバ制御回路への信号を切
り換える手段を持つことを特徴とする128出力液晶駆
動用コモンドライバ。
【0007】前記液晶駆動用コモンドライバにおいて、
複数のドライバをカスケード接続するときの前記シフト
レジスタ動作において、前記シフトレジスタ内を転送さ
れるデータのIC外部への出力タイミングをチップ配置
情報により変化させる手段を持つことを特徴とする12
8出力液晶駆動用コモンドライバ。
【0008】
【作用】128出力という3で割り切れない出力数で
も、ICを複数個使いする時のカスケード接続時データ
の連続性を保ち、また3ラインごとのドライバ出力にお
いてもIC間でのドライバ出力の連続性を保つ事が出来
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を詳細に説
明する。図1はコモン出力パターンとシフトレジスタ回
路を含めてドライバ出力とするまでの3ビット分の回路
を示す。これを繰り返し42個並べることによって12
6ビットまでの出力を決定する。101はチップのコモ
ン出力を示す。102は出力ドライバ回路、103はロ
ジック電圧を高電位に変換するためのレベルシフト回路
を示す。104はインバータ回路、105は2入力NA
ND回路を示す。106のA、107のB、108のC
信号ははそれぞれコモン出力パターン信号が入力される
事を示す。191〜194はトランスミッションゲート
等で構成するスイッチを示す。117の点線で囲まれた
ブロックを以後出力制御回路とする。なおドライバ出力
は118のVH,VM,VLの三値出力となり、それぞ
れVHはHV系電源の高電位側の電位であり、VLは低
電位側レベル、VMはHV系VHとVLの中心の電位と
なる。またVH、VL両電位は114のフリップフロッ
プの出力がアクティブ(ハイレベル)になる時にのみ1
06のA、107のB、108のC信号によってVH、
VLどちらの電位を出力するか決定する。また、114
のフリップフロップで形成されるシフトレジスタ回路内
のデータは必ず1ビットのみハイレベルになるように動
作しており、データがロウレベルのビットのドライバ出
力は全てVMが出力される。110のSA、111のS
B信号はそれぞれ配置情報とシフト方向との情報によっ
て決定する信号が入力されることを示す。112のLE
FT、116のRIGHTはフリップフロップ回路から
の出力信号を示し、図1のブロックを連続して配置した
とき中央ブロックのLEFTは、左ブロックのRIGH
Tに中央ブロックのRIGHTは右ブロックのLEFT
に接続される。113のLE、115のRIはそれぞれ
シフト方向によって変化するシフトレジスタ回路への入
出力端子を示す。114はシフトレジスタ回路を構成す
るフリップフロップ回路を示す。図1で示す回路が繰り
返されることによって126ビットまでの出力が決定さ
れ、その後の128ビットに足りない2ビットに関して
は図2で示す回路構成となる。ここでは図1と図2並び
に、配置情報とシフト方向及びコモン出力パターンをま
とめた図3とを合わせて3ライン同時選択時の動作につ
いて詳しく説明する。図2の101、102、103、
104、105、106、107、108、111、1
95,196は、それぞれ図1と共通である。131の
LEFTフリップフロップ回路からの出力信号を示す。
132のLE、134のRIはそれぞれシフト方向によ
って変化するシフトレジスタ回路への入出力端子を示
す。133、135はフリップフロップで形成されるシ
フトレジスタ回路を示す。また図3及び図2に106の
A、107のB、108のCに入力されるレベル及び1
10、111のSA、SBに入力されるレベルの真理値
表を表す図を示す。142のAD1、143のAD0は
配置場所の情報を与える端子を示し、144のSHLは
シフト方向を決定する信号を示す。145は配置場所の
情報とシフト方向によって決定される106、126の
A、107、127のB、108のC信号を示す。また
146は145のデータを受けてF1,F2,F3で示
すコモンパターンをどのコモンに出力するかを決定す
る。このF1,F2,F3は3ライン同時選択時のコモ
ンパターンの順番を示している。147はチップの配置
場所を示す。まず1つ目に配置されたチップの駆動方法
について説明する。 SHL=Lに設定することにより
コモン出力1→128へのシフト方向に決定され、その
時の図3の表を元に配置順が1となる所を見るとSA=
1、SB=0、SC=0及びOA=F1、OB=F2、
OC=F3と設定される。これを元に図1の回路を見る
と、106のAにはF1が、107のBにはF2、そし
て108のCにはF3が設定され101コモン出力1〜
3まではF1、F2、F3の順番で出力されることにな
る。また、 SA=1、SB=0によって、191,1
93のスイッチON、192、194のスイッチがOF
Fする事により、114のフリップフロップの出力がコ
モン出力1〜3までの出力制御回路に入力されることに
なる。その時のコモン出力1〜3までのドライバ出力は
F1,F2,F3のデータによって決定する。これが1
26ビット目まで同じ事が繰り返されるが最後の2ビッ
トだけが余ってしまう。そこで最後の2ビットは図2で
示す回路構成を用いる。前記図1と共通信号である10
6のAにはF1が、107のBにはF2、そして108
のCにはF3が設定され101のコモン出力1、2はF
1、F2の順番で出力されることになる。また、SB=
0によって195のスイッチがON、196のスイッチ
がOFFすることにより、コモン出力1、2の出力制御
回路には133のフリップフロップ回路出力が入力され
る。その時のコモン出力1、2のドライバ出力にはF
1,F2,が出力される。このままでは3ライン同時選
択に1ライン足りないために、2つ目に配置されたチッ
プの1ライン目と合わせて3ライン同時選択を行う。図
3の表を元に配置順が2となる所を見るとSA=0、S
B=1、SC=0及びOA=F3、OB=F1、OC=
F2と設定される。これを元に図1の回路を説明する
と、106のAにはF3が、107のBにはF1、そし
て108のCにはF2が設定され101コモン出力1〜
3まではF3、F1、F2の順番で出力されることにな
る。また、 SA=0、SB=1によって、191,1
93のスイッチがOFF、192、194のスイッチが
ONする事により、コモン出力1の出力制御回路に11
4のフリップフロップ回路の出力が入力される。コモン
出力2、3は次段のフリップフロップ回路によってコモ
ン出力4と共に同時選択されることとなる。その時のコ
モン出力1〜3までのドライバ出力はF3,F1,F2
の順で繰り返される。127ビット目まで同じ事が繰り
返されるが最後の1ビットだけが余ってしまう。そこで
最後の1ビットは図2で示す回路構成を用いて説明す
る。コモン出力1は既に前の2ラインと共に3ライン同
時選択されているためこの場合は考えない。106のA
にはF3が、107のBにはF1、そして108のCに
はF2が設定され121コモン出力2はF1が出力され
ることになる。また、SB=1によって195のスイッ
チがOFF、196のスイッチがONとなり135のフ
リップフロップ回路の出力が128ビット目にあたるコ
モン出力2の出力制御回路に入力されることになる。そ
の時のコモン出力2のドライバ出力はF1のデータによ
って決定する。次に3ライン同時選択に2ライン足りな
いために、3つ目に配置されたチップの1、2ライン目
と合わせて3ライン同時選択を行う。その時の図3の表
を元に配置順が3となる所を見るとSA=0、SB=
0、SC=1及びOA=F2、OB=F3、OC=F1
と設定される。これを元に図1の回路を見ると、106
のAにはF2が、107のBにはF3、そして108の
CにはF1が設定され101コモン出力1〜3まではF
2、F3、F1の順番で出力されることになる。また、
SA=0、SB=0によって、191,194のスイ
ッチがON、192、193のスイッチがOFFし、コ
モン出力1、2の出力制御回路に114のフリップフロ
ップ回路からの出力が入力される。コモン出力3の出力
制御回路は116のRIGHT信号が接続されている次
段のフリップフロップ回路の出力によってコモン出力
4、5と共に同時選択されることとなる。その時のコモ
ン出力1〜3までのドライバ出力はF2,F3,F1の
データによって決定する。これが126ビット目まで同
じ事が繰り返されることになる。最後の2ビットは同様
に図2の回路で説明する。 SB=0によって195の
スイッチがON、196のスイッチがOFFとなりコモ
ン出力1,2の出力制御回路は133のフリップフロッ
プ回路が入力される。つまり4つ目に配置されるチップ
は1つ目に配置されたチップと同じ駆動をする事にな
り、前記駆動方法が繰り返されていくことになる。
【0010】これをもっと簡略化した図4とシフトレジ
スタ回路の動作を表にまとめた図5を用いて説明する。
図4の151はコモン出力制御回路へ入力される出力番
号を示す。152はフリップフロップ回路、153はフ
リップフロップ回路の出力の制御スイッチ回路を示す。
154は図1で示した出力制御回路を省略した回路を示
す。また図5の161は配置順を示し、162は図1の
151と同じコモン出力番号を示す。163は配置場所
によってコモン出力がどのフリップフロップ回路によっ
て制御されるかを示す。ここで示す同じ記号は同時選択
されるものとする。1つ目に配置されたチップは152
のS1により151の、、が同時選択され、同じ
ように152のS2により151の、、が同時選
択される。これを繰り返して図5の161の1に示すよ
うに126番目のビットまでを163のS42で動作さ
せ、余りの2ビットに関してS43にて動作させる。し
かし余りの2ビットだけでは3ライン同時選択出来ない
ため、2つ目に配置された162のを161の2で示
すようにS1を使って単独で同時に駆動することによっ
て3ライン同時選択を可能とする。これを繰り返して図
5の161の2に示すように127番目のビットまでを
163のS43で動作させ、余りの1ビットに関しては
S44にて動作させる。またここで余った1ビットだけ
では3ライン同時選択出来ないため、3つ目に配置され
た162の、を161の3で示すようにS1を使っ
て同時に駆動することによって3ライン同時選択を可能
とする。これを繰り返して図5の161の3に示すよう
に128番目のビットまでを163のS43で動作させ
る。4つ目以降に関しては3つまでの動作を繰り返すこ
とによりカスケード接続時に連続性を失わず、順序よく
コモン出力を行える事になる。
【0011】図6は図1にて配置情報とシフト方向の入
力を行う110のSA、111のSB信号を供給するた
めの回路実施例を示す。61のAD1信号及び62のA
D0信号はチップに対して配置場所の情報を与える信号
を示す。63、64のSHL、SHLO信号は双方向シ
フトレジスタのシフト方向を決定する信号を示す。SH
L=Lに設定した場合1→128出力のシフト方向にな
り、SHL=Hに設定すると128→1のシフト方向に
設定される。65のXSHLO信号は63のSHL信号
を71のインバータ回路を介した信号である。66のS
A、67のSB、68のSCはそれぞれ配置情報とシフ
ト方向によって決定される信号を表す。69は3入力の
NAND回路、70は2入力のNAND回路を示す。6
1のAD1信号と62のAD0信号の組合せによってチ
ップに配置場所の情報を与え、その結果が66のSA、
67のSB、68のSCのいずれか1つに“H”信号が
出力されることによってチップの配置場所の情報とシフ
ト方向の情報が図3の110のSA、111のSB信号
へと受け渡される。なお、63のSHL信号によって与
えられたシフト方向の情報は64のSHLO、65のX
SHLO信号として次の回路へと受け渡される。
【0012】図7は図1の66のSA、67のSB、6
8のSCによって与えられたチップの配置場所の情報と
シフト方向の情報を受けて、同時選択された3ラインに
対して図1で示した106のA、107のB、108の
C信号にどのデータを出力するかを決定する回路であ
る。81のSHL信号は図6の64のSHLO信号によ
って与えられた信号を示す。82のSAは図6の66の
SAから、また83のSBは67のSBから、84のS
Cは68のSCからそれぞれ与えられた信号を示す。8
5のXSHL信号は65のXSHLO信号によって与え
られた信号を示す。86のF1、87のF2、88のF
3信号はそれぞれコモン出力用パターン信号を示す。8
9のOA、90のOB、91のOC信号はそれぞれ図6
によって決定された配置情報及びシフト方向と、86の
F1、87のF2、88のF3信号によって決定された
コモン出力用パターン信号によって決定される出力信号
を示す。92はスイッチ回路、93は2入力のNAND
回路をそれぞれ表す。図6の66のSA、67のSB、
68のSCによって与えられたチップの配置場所の情報
とシフト方向の情報を受け、またそれと共に86のF
1、87のF2、88のF3信号を取り込み、92のス
イッチ回路を介して89のOA、90のOB、91のO
C信号に86のF1、87のF2、88のF3信号が一
つずつ割り振られる。128出力での3ライン同時選択
をカスケード接続時で行うときに、3ラインごとF1、
F2、F3の順で出力させるためには配置場所によって
出力されるパターンが変化してくる。例えば1つ目に配
置されたチップは3ラインずつ選択してくると2ビット
の余りが生じてしまう。その余りと2つ目に配置された
チップの最初のビットとをあわせて3ライン同時選択を
行うため、2つ目に配置されたチップの最初のビットの
コモン出力パターンはF3が選択される必要がある。そ
れを図7に示す回路によって連続性を失わずに順番通り
出力する事を実現している。
【0013】図8は上記動作時におけるコモンドライバ
のスキャンスタートパルス出力信号の発生場所を示す。
上記にてカスケード接続時に連続性を失わず、順序よく
コモン出力を行える事になると説明したが、通常の1ビ
ット毎スキャンのドライバの動作では128出力目に次
のチップへの走査開始パルスを発生させていた。ところ
が、2つのチップにまたがる3ビット毎のスキャンでは
3ライン同時選択を行う1番目のチップのシフトレジス
タの最終のフリップフロップと、2つ目のチップの最初
のフリップフロップのデータ取り込みを同時に行う必要
がある。177、178,179はカスケード接続時の
チップを示し、172は3ライン同時選択時に余るビッ
トを表し、171は3ライン同時選択されたビットを表
している。174、175、176はスキャンスタート
パルス出力信号の発生場所を示す。3ライン同時選択時
にはまずカスケード接続時の最初のチップ177の最初
の3ライン171から順番に選択していき、最後に選択
した3ライン171がコモン出力を終了した時点で17
4のスキャンスタートパルス出力信号DOを次のチップ
に対して与える。そして最初のチップ177において1
72に示す余ってしまった2ビットは次に配置されたチ
ップ178の最初の1ビットと同時に出力される。2つ
目に配置された178ついても同様に、最初の1ビット
は1つ目に配置された177の余りの2ビットと合わせ
て3ライン同時選択を行い、2ビット目からの3ビット
を3ライン同時選択しその後は順番通り繰り返して12
7ビット目までを3ラインずつ同時選択していく。それ
により178の128ビット目が余りとなってしまう
が、3つ目に配置された179の最初の2ビットと合わ
せて3ライン同時選択を行うことにより連続性を失わな
いようにしている。その時に2つ目に配置された178
の最後に3ライン選択された127ビット目のコモン出
力終了時に175のDOを出力する。3つ目に配置され
た179についても同様であり、最初の2ビットは2つ
目に配置された178の余りの1ビットと合わせて3ラ
イン同時選択を行っているため3ビット目からの3ビッ
トを3ライン同時選択しその後は順番通り繰り返して1
28ビット目までを3ラインずつ同時選択していく。3
つ目に配置された179はチップ最終128ビット目が
3ラインずつ同時選択された最後のビットとなるためそ
こで176のDOを出力する。
【0014】上記動作について波形として表した図9を
用いて具体的に説明する。181は1つ目に配置された
チップでの1回目のクロック信号を表す。182は1つ
目に配置されたチップでの42回目のクロック信号を表
す。183は1つ目に配置されたチップでの43回目の
クロック信号を表す。184は2つ目に配置されたチッ
プでの1回目のクロック信号を表す。185は2つ目に
配置されたチップでの43回目のクロック信号を表す。
186は2つ目に配置されたチップでの44回目のクロ
ック信号を表す。187は3つ目に配置されたチップで
の1回目のクロック信号を表す。188は3つ目に配置
されたチップでの43回目のクロック信号を表す。19
0はチップでのクロック信号を示す。クロックは立ち下
がりでデータをとらえ、立ち下がりでデータの出力を行
う。201は最初に取り込まれるスキャンスタートパル
ス信号を表す。202は1つ目に配置されたチップでの
スキャンスタートパルス信号出力を表す。203は2つ
目に配置されたチップでのスキャンスタートパルス信号
出力を表す。204は3つ目に配置されたチップでのス
キャンスタートパルス信号出力を表す。1つ目に配置さ
れたチップにて201のスキャンスタートパルス信号を
181の1回目のクロックの立ち下がりでとらえ、18
2の42回目のクロックの立ち下がり時に(126ビッ
ト目出力時)202のようにスキャンスタートパルス信
号を出力する。そして183の43回目のクロック信号
と2つ目に配置されたチップの1回目のクロックである
184を同時に動作させることにより2つ目のチップの
最初のフリップフロップのデータ取り込みを同時に行う
ことが出来る。同様にして、2つ目に配置されたチップ
にて184の1回目のクロック信号184の立ち下がり
でとらえ、185の43回目のクロックの立ち下がり時
に(127ビット目出力時)203のようにスキャンス
タートパルス信号を出力する。そして2つ目に配置され
たチップのみ発生する186の44回目のクロック信号
と3つ目に配置されたチップの1回目のクロックである
187を同時に動作させることにより3つ目のチップの
最初のフリップフロップのデータ取り込みを同時に行う
ことが出来る。同様に、3つ目に配置されたチップにて
スキャンスタートパルス信号を187の1回目のクロッ
クの立ち下がりでとらえ、188の43回目のクロック
の立ち下がり時に(128ビット目出力時)204のよ
うにスキャンスタートパルス信号を出力する。そして1
88の43回目のクロック信号と4つ目に配置された1
回目のクロック信号を同時に動作させる。上記動作を繰
り返し行うことによりカスケード接続時での連続性を保
ちながらなおかつコモン出力とスキャンスタートパルス
信号の出力とのタイミングずれの発生を防ぐことが出来
る。
【0015】図10は図8に示す174,175,17
6のDOを出力するタイミングを決定するための回路で
ある。211のLEFTはフリップフロップからの出力
信号を示し、212のLE、224のRIはシフト方向
によって変化するシフトレジスタ回路への入出力端子を
示す。213のSHL、214のXSHLは双方向シフ
トレジスタのシフト方向を決定する信号を示す。21
5、216、217はシフトレジスタ回路を構成するフ
リップフロップ回路を示す。218、219、220、
221、222、223はフリップフロップ選択用スイ
ッチ回路を示す。225、226はフリップフロップ出
力選択用スイッチ回路を示す。227のDOはスキャン
スタートパルス出力信号を示す。1つ目に配置された場
合、110のSA=1、SB=0によって、218、2
20、222のスイッチON、219、221、223
のスイッチがOFFする事により、215のフリップフ
ロップの出力がコモン出力1〜3を、216のフリップ
フロップの出力がコモン出力4〜5を次に配置された先
頭のラインと合わせて3ライン同時選択し、出力制御回
路に入力されることになる。またSA=1により225
のスイッチON、226のスイッチOFFする事によ
り、215のフリップフロップの出力が、コモン出力1
〜3が同時選択されたタイミングで227のDOとして
出力される。2つ目に配置された場合は、110のSA
=0、SB=1によって、219,221、223のス
イッチON、218、220、222のスイッチがOF
Fする事により、215のフリップフロップの出力がコ
モン出力1を前にある2ビットと合わせて3ライン同時
選択し、216のフリップフロップの出力がコモン出力
2〜4の出力制御回路に入力されることになる。またS
A=0により226のスイッチON、225のスイッチ
OFFする事により、216のフリップフロップの出力
が、コモン出力1〜3が同時選択されたタイミングで2
27のDOとして出力される。3つ目に配置された場合
は、110のSA=0、SB=0によって、218,2
21、222のスイッチON、218、220、223
のスイッチがOFFする事により、215のフリップフ
ロップの出力がコモン出力1と2を、前にある1ビット
と合わせて3ライン同時選択し、216のフリップフロ
ップの出力がコモン出力3〜5の出力制御回路に入力さ
れることになる。またSA=0により226のスイッチ
ON、225のスイッチOFFする事により、216の
フリップフロップの出力が、コモン出力3〜5が同時選
択されたタイミングで227のDOとして出力される。
【0016】上記実施例は一例であり、例えば128ビ
ットを5ライン・6ライン・7ライン同時に選択する場
合でも同様な構成で行う事が出来る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明の液晶駆動用
コモンドライバを使用する事により以下の効果を有す
る。128出力での3ライン同時選択等の128を割り
切ることが不可能な同時選択数に対してチップに配置情
報を与えることによりコモン駆動パターンを選択ライン
数毎に順序よく出力させる効果を有する。1チップ内で
最後に同時選択数ラインの選択を行ったあとにスタート
パルス信号の出力を行うことによりタイミングずれの発
生を防ぐ効果を有する。従来の1ラインごとの選択では
なく3ライン同時選択によるマルチライン駆動を128
出力のコモンドライバで駆動することが出来る効果を有
する。128出力で3ラインまたは、128を割り切る
ことが不可能な数の同時選択数で選択が可能となるた
め、従来のLCDパネルにそのまま接続する事ができ、
開発費増加を抑える事と共にパネルを共通に使用可能と
なるため、コストダウンを行う事が出来る効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコモン出力パターンとシフトレジスタ
回路を含めてドライバ出力とするまでの3ビット分の回
路を表す図。
【図2】本発明のコモン出力パターンとシフトレジスタ
回路を含めてドライバ出力とするまでの2ビット分の回
路を表す図。
【図3】本発明の配置情報とシフト方向によるコモン出
力パターンの実施例を表す図。
【図4】本発明のコモン出力パターンとシフトレジスタ
回路を含めてドライバ出力とするまでを簡略化した回路
を表す図。
【図5】本発明のコモン出力パターンとシフトレジスタ
回路を含めてドライバ出力とするまでの実施例を表す
図。
【図6】本発明の配置情報並びにシフト方向の情報を決
定する回路を表す図。
【図7】本発明の配置情報並びにシフト方向の情報を用
いてコモン出力パターンを決定する回路を表す図。
【図8】本発明のカスケード接続時におけるフィールド
パルス信号の出力タイミングの実施例を表す図。
【図9】本発明のカスケード接続時におけるフィールド
パルス信号の出力タイミングの波形例を表す図。
【図10】本発明のカスケード接続時におけるフィール
ドパルス信号の出力発生回路を表す図。
【符号の説明】
61 配置情報を与えるための端子 62 配置情報を与えるための端子 63 シフト方向決定用端子 64 シフト方向決定用端子 65 シフト方向決定用端子 66 配置情報とシフト方向決定端子 67 配置情報とシフト方向決定端子 68 配置情報とシフト方向決定端子 69 3入力NAND回路 70 2入力NAND回路 71 インバータ回路 81 シフト方向決定用端子 82 配置情報とシフト方向決定端子 83 配置情報とシフト方向決定端子 84 配置情報とシフト方向決定端子 85 シフト方向決定用端子 86 コモン出力用パターン信号 87 コモン出力用パターン信号 88 コモン出力用パターン信号 89 配置情報とシフト方向によって決定されるコモ
ン出力用パターン信号 90 配置情報とシフト方向によって決定されるコモ
ン出力用パターン信号 91 配置情報とシフト方向によって決定されるコモ
ン出力用パターン信号 92 スイッチ回路 93 2入力NAND回路 101 チップコモン出力 102 出力ドライバ回路 103 レベルシフト回路 104 インバータ回路 105 2入力NAND回路 106 コモン出力パターン入力信号 107 コモン出力パターン入力信号 108 コモン出力パターン入力信号 110 配置情報とシフト方向入力端子 111 配置情報とシフト方向入力 112 フリップフロップ回路からの出力信号 113 フリップフロップ回路への入出力信号 114 フリップフロップ回路 115 フリップフロップ回路への入出力信号 116 フリップフロップ回路からの出力信号 117 出力制御回路 118 ドライバ出力電源 131 フリップフロップ回路からの出力信号 132 フリップフロップ回路への入出力信号 133 フリップフロップ回路 134 フリップフロップ回路への入出力信号 135 フリップフロップ回路 142 配置情報を与えるための端子 143 配置情報を与えるための端子 144 シフト方向決定端子 145 配置情報とシフト方向決定端子 146 配置情報とシフト方向によって決定されるコ
モン出力用パターン信号 147 チップ配置場所 151 コモン出力制御回路へ入力される出力番号 152 フリップフロップ回路 153 フリップフロップ回路出力制御回路 154 出力制御回路を省略した図1の回路 161 チップ配置場所 162 コモン出力制御回路へ入力される出力番号 163 選択されているフリップフロップ回路を表す 171 3ライン同時選択時のビット 172 3ライン同時選択時に余るビット 174 スキャンスタートパルス発生場所 175 スキャンスタートパルス発生場所 176 スキャンスタートパルス発生場所 177 カスケード接続時のチップ 178 カスケード接続時のチップ 179 カスケード接続時のチップ 181 1つ目に配置された1回目のクロック信号 182 1つ目に配置された42回目のクロック信号 183 1つ目に配置された43回目のクロック信号 184 2つ目に配置された1回目のクロック信号 185 2つ目に配置された43回目のクロック信号 186 2つ目に配置された44回目のクロック信号 187 3つ目に配置された1回目のクロック信号 188 3つ目に配置された43回目のクロック信号 191 トランスミッションゲート 192 トランスミッションゲート 193 トランスミッションゲート 194 トランスミッションゲート 195 トランスミッションゲート 196 トランスミッションゲート 201 最初に取り込まれるスキャンスタートパルス
信号 202 1つ目に配置されたチップでのスキャンスタ
ートパルス信号 203 2つ目に配置されたチップでのスキャンスタ
ートパルス信号 204 3つ目に配置されたチップでのスキャンスタ
ートパルス信号 211 フリップフロップ回路からの出力信号 212 フリップフロップ回路への入出力信号 213 双方向シフトレジスタのシフト方向決定信号 214 双方向シフトレジスタのシフト方向決定信号 215 フリップフロップ回路 216 フリップフロップ回路 217 フリップフロップ回路 218 トランスミッションゲート 219 トランスミッションゲート 220 トランスミッションゲート 221 トランスミッションゲート 222 トランスミッションゲート 223 トランスミッションゲート 224 フリップフロップ回路への入出力信号 225 トランスミッションゲート 226 トランスミッションゲート 227 スキャンスタートパルス出力信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査電極線と信号電極線を有するマトリク
    ス型液晶表示装置で、走査電極線を複数同時選択するマ
    ルチライン駆動法に使用されるコモンドライバにおい
    て、走査電極を3ライン同時選択することを特徴とする
    128出力液晶駆動用コモンドライバ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶駆動用コモンドライバ
    において、44段のフリップフロップからなるシフトレ
    ジスタと前記シフトレジスタの出力により制御される1
    28個のドライバ制御回路を内蔵し、チップの配置情報
    により前記各フリップフロップからドライバ制御回路へ
    の信号を切り換える手段を持つことを特徴とする128
    出力液晶駆動用コモンドライバ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の液晶駆動用コモンドライバ
    において、複数のドライバをカスケード接続するときの
    前記シフトレジスタ動作において、前記シフトレジスタ
    内を転送されるデータのIC外部への出力タイミングを
    チップ配置情報により変化させる手段を持つことを特徴
    とする128出力液晶駆動用コモンドライバ。
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