JPH0572992A - 制御回路 - Google Patents
制御回路Info
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- JPH0572992A JPH0572992A JP3233170A JP23317091A JPH0572992A JP H0572992 A JPH0572992 A JP H0572992A JP 3233170 A JP3233170 A JP 3233170A JP 23317091 A JP23317091 A JP 23317091A JP H0572992 A JPH0572992 A JP H0572992A
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- JP
- Japan
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- driver
- driver means
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- signal
- control
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低消費電力性と入力インバータの小型化を実
現しうる駆動装置の制御回路を提供するも。 【構成】 複数個の単位駆動素子を有する駆動部1、該
駆動部1に於ける所定数の単位駆動素子群を含む複数に
分割された所定の領域A1〜Anをそれぞれ独立に制御
するシフトレジスタ手段301を含む複数個のドライバ
手段31から3nで有って、該シフトレジスタ手段30
1を介して互いにカスケード接続されているドライバ手
段31から3n、該各ドライバ手段に所定の信号を供給
するデコーダ手段6及び該シフトレジスタ手段301に
所定のタイミング信号を供給するタイミング発生手段5
とから構成された制御回路に於いて、該ドライバ手段3
1から3nのそれぞれは該タイミング発生手段5と接続
された制御手段306を含んでおり、該制御手段306
は、該複数個のドライバ手段31から3n内の特定のド
ライバ手段が作動している間は他のドライバ手段はその
作動を中断する様に構成されている制御手段306を有
する制御回路である。
現しうる駆動装置の制御回路を提供するも。 【構成】 複数個の単位駆動素子を有する駆動部1、該
駆動部1に於ける所定数の単位駆動素子群を含む複数に
分割された所定の領域A1〜Anをそれぞれ独立に制御
するシフトレジスタ手段301を含む複数個のドライバ
手段31から3nで有って、該シフトレジスタ手段30
1を介して互いにカスケード接続されているドライバ手
段31から3n、該各ドライバ手段に所定の信号を供給
するデコーダ手段6及び該シフトレジスタ手段301に
所定のタイミング信号を供給するタイミング発生手段5
とから構成された制御回路に於いて、該ドライバ手段3
1から3nのそれぞれは該タイミング発生手段5と接続
された制御手段306を含んでおり、該制御手段306
は、該複数個のドライバ手段31から3n内の特定のド
ライバ手段が作動している間は他のドライバ手段はその
作動を中断する様に構成されている制御手段306を有
する制御回路である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置を含む所定の
信号に応答して駆動される駆動部の制御回路に関するも
のであり、更に詳しくは、該駆動部を駆動するドライバ
手段の消費電力を低減させ、且つ出力インバータを小型
化しえる制御回路に関するものである。
信号に応答して駆動される駆動部の制御回路に関するも
のであり、更に詳しくは、該駆動部を駆動するドライバ
手段の消費電力を低減させ、且つ出力インバータを小型
化しえる制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、所定の信号に応答して駆動さ
れる駆動部の一例として一般的に使用されている液晶デ
ィスプレー、LEDディスプレー、プラズマディスプレ
ー、蛍光管ディスプレー等の表示手段には、それぞれの
画素体を所定のタイミングでON/OFFさせる必要が
ありその為、ICで構成されたドライバ回路を多数使用
している。
れる駆動部の一例として一般的に使用されている液晶デ
ィスプレー、LEDディスプレー、プラズマディスプレ
ー、蛍光管ディスプレー等の表示手段には、それぞれの
画素体を所定のタイミングでON/OFFさせる必要が
ありその為、ICで構成されたドライバ回路を多数使用
している。
【0003】そして、係るディスプレー用のドライバ
は、主にC−MOSトランジスタで構成されているの
で、一般的には消費電力が大きく、又該ディスプレー装
置では、当該ドライバの数が多い為、必然的に該消費電
力が増大しているので、係る消費電力を如何に低減させ
るかが重要な問題となって来ている。
は、主にC−MOSトランジスタで構成されているの
で、一般的には消費電力が大きく、又該ディスプレー装
置では、当該ドライバの数が多い為、必然的に該消費電
力が増大しているので、係る消費電力を如何に低減させ
るかが重要な問題となって来ている。
【0004】一方、所定の信号に応答して駆動される駆
動部としては、上記の情報表示装置の他に多種多様の駆
動手段が存在しているが、本発明では、説明の都合上、
上記の様な表示手段に用いられるドライバ回路に付い
て、液晶ディスプレーを例に採って説明するが、本発明
が係る例にのみに限定されるものではない事は言うまで
もない。
動部としては、上記の情報表示装置の他に多種多様の駆
動手段が存在しているが、本発明では、説明の都合上、
上記の様な表示手段に用いられるドライバ回路に付い
て、液晶ディスプレーを例に採って説明するが、本発明
が係る例にのみに限定されるものではない事は言うまで
もない。
【0005】即ち、図10は、従来に於けるカラー液晶
ディスプレーの駆動回路構成の例を示すものであり、カ
ラー液晶ディスプレー用パネル1は、例えば640×R
GB×480画素がマトリックス状に配列されている。
該パネル1に於いては、該R,G,Bの3個の画素から
なる一つのカラー画素の一つ一つが、ゲートドライバ回
路21〜2mとソースドライバ回路31〜3nのそれぞ
れを選択する事により選択され表示が行われる。
ディスプレーの駆動回路構成の例を示すものであり、カ
ラー液晶ディスプレー用パネル1は、例えば640×R
GB×480画素がマトリックス状に配列されている。
該パネル1に於いては、該R,G,Bの3個の画素から
なる一つのカラー画素の一つ一つが、ゲートドライバ回
路21〜2mとソースドライバ回路31〜3nのそれぞ
れを選択する事により選択され表示が行われる。
【0006】又、該ゲートドライバ回路21〜2mとソ
ースドライバ回路31〜3nは何れもタイミング発生回
路5に接続され、又、該ソースドライバ回路31〜3n
はRGBアナログアンプ4と接続され、更に、該タイミ
ング発生回路5と該RGBアナログアンプ4とはRGB
デコーダ回路6と接続されている。該カラー液晶ディス
プレーのゲートドライバ回路21〜2mは、該ディスプ
レーに設けられた480本の行数に対して所定の行数を
それぞれ受け持って、該タイミング発生回路のクロック
パルスに従って当該行を一本づつ走査選択して行く。
ースドライバ回路31〜3nは何れもタイミング発生回
路5に接続され、又、該ソースドライバ回路31〜3n
はRGBアナログアンプ4と接続され、更に、該タイミ
ング発生回路5と該RGBアナログアンプ4とはRGB
デコーダ回路6と接続されている。該カラー液晶ディス
プレーのゲートドライバ回路21〜2mは、該ディスプ
レーに設けられた480本の行数に対して所定の行数を
それぞれ受け持って、該タイミング発生回路のクロック
パルスに従って当該行を一本づつ走査選択して行く。
【0007】一方、該ソースドライバ回路31〜3nの
それぞれは、640×RGB個の列数から所定の数の列
数を受け持って、該タイミング発生回路のクロックパル
スに従って当該列を一本づつ走査選択して行く。従っ
て、係るディスプレーに於いては、該ゲートドライバ回
路21〜2mの走査速度は比較的遅くて良いが、該ソー
スドライバ回路31〜3nの走査速度は、該ゲートドラ
イバ回路2の走査速度より大幅に速くする必要がある。
該従来に於ける該ディスプレーの該ソースドライバ回路
3の構成例を図11に示す。
それぞれは、640×RGB個の列数から所定の数の列
数を受け持って、該タイミング発生回路のクロックパル
スに従って当該列を一本づつ走査選択して行く。従っ
て、係るディスプレーに於いては、該ゲートドライバ回
路21〜2mの走査速度は比較的遅くて良いが、該ソー
スドライバ回路31〜3nの走査速度は、該ゲートドラ
イバ回路2の走査速度より大幅に速くする必要がある。
該従来に於ける該ディスプレーの該ソースドライバ回路
3の構成例を図11に示す。
【0008】即ち、上記ソースドライバ回路31〜3n
は、双方向シフトレジスタ等から構成されるXビットシ
フトレジスタ301、Xビットコントロールゲート30
2、Xビットサンプルホールド回路303、Xビットラ
ッチ回路304及びXビットバッファ305とから構成
されているもので有って、該Xビットシフトレジスタ3
01は、スタートパルス入力信号STI、クロックパル
スCLK、シフト方向指示信号L/R及びスタートパル
ス送出判定制御信号DS等が入力され、スタートパルス
出力信号STOが出力される様に構成されている。
は、双方向シフトレジスタ等から構成されるXビットシ
フトレジスタ301、Xビットコントロールゲート30
2、Xビットサンプルホールド回路303、Xビットラ
ッチ回路304及びXビットバッファ305とから構成
されているもので有って、該Xビットシフトレジスタ3
01は、スタートパルス入力信号STI、クロックパル
スCLK、シフト方向指示信号L/R及びスタートパル
ス送出判定制御信号DS等が入力され、スタートパルス
出力信号STOが出力される様に構成されている。
【0009】又該Xビットシフトレジスタ301と該X
ビットコントロールゲート302との間、及び該Xビッ
トコントロールゲート302と該Xビットサンプルホー
ルド回路303との間にそれぞれイネーブル信号EN
1,EN2,EN3とRGB信号を入力する。係る回路
のより具体的な動作に付いて判りやすく説明するなら
ば、図12に示す様に、当該各ソースドライバ回路31
〜3nのそれぞれにXビットシフトレジスタ301と該
Xビットサンプルホールド回路303とが設けられてお
り、クロックCLKは該Xビットシフトレジスタ301
に入力され、RGB信号は該Xビットサンプルホールド
回路303にそれぞれ入力されている。
ビットコントロールゲート302との間、及び該Xビッ
トコントロールゲート302と該Xビットサンプルホー
ルド回路303との間にそれぞれイネーブル信号EN
1,EN2,EN3とRGB信号を入力する。係る回路
のより具体的な動作に付いて判りやすく説明するなら
ば、図12に示す様に、当該各ソースドライバ回路31
〜3nのそれぞれにXビットシフトレジスタ301と該
Xビットサンプルホールド回路303とが設けられてお
り、クロックCLKは該Xビットシフトレジスタ301
に入力され、RGB信号は該Xビットサンプルホールド
回路303にそれぞれ入力されている。
【0010】そして、該Xビットシフトレジスタ301
は、隣接する複数個の該ソースドライバ回路31〜3n
にそれぞれ設けられた当該Xビットシフトレジスタ30
1と直列に接続されており、従って該ソースドライバ回
路31〜3nは互いにカスケード接続されている。又該
サンプルホールド回路303は、該Xビットシフトレジ
スタ301がクロックパルスCLKに応答してシフトす
るに対応してシフトして、その時のデータをラッチする
ものである。
は、隣接する複数個の該ソースドライバ回路31〜3n
にそれぞれ設けられた当該Xビットシフトレジスタ30
1と直列に接続されており、従って該ソースドライバ回
路31〜3nは互いにカスケード接続されている。又該
サンプルホールド回路303は、該Xビットシフトレジ
スタ301がクロックパルスCLKに応答してシフトす
るに対応してシフトして、その時のデータをラッチする
ものである。
【0011】係る構成からなるディスプレーに於いて
は、上記データのシフトは各ソースドライバ回路が持っ
ているXビットシフトレジスタ301が一杯になると隣
接する次のXビットシフトレジスタ301に駆動指令を
出し当該シフトレジスタを作動させるものである。従っ
て、該ディスプレーの行、即ち1ライン分つまり640
×RGB=1920個のパルスが出力される迄、全部の
該ソースドライバ回路31〜3nのXビットシフトレジ
スタ301が作動し続ける事になり、又その間該サンプ
ルホールド回路303もデータを蓄え続ける。
は、上記データのシフトは各ソースドライバ回路が持っ
ているXビットシフトレジスタ301が一杯になると隣
接する次のXビットシフトレジスタ301に駆動指令を
出し当該シフトレジスタを作動させるものである。従っ
て、該ディスプレーの行、即ち1ライン分つまり640
×RGB=1920個のパルスが出力される迄、全部の
該ソースドライバ回路31〜3nのXビットシフトレジ
スタ301が作動し続ける事になり、又その間該サンプ
ルホールド回路303もデータを蓄え続ける。
【0012】処で、前記で説明した通り、該シフトレジ
スタ回路は、通常C−MOSで構成されているので、該
クロック信号CLKが入力される毎に該レジスタ一つ一
つに貫通電流が流れる恐れがあり、又該レジスタの数が
膨大であるが故に、トータルな貫通電流の量も大きくな
り、消費電力が増大すると言う問題が有った。
スタ回路は、通常C−MOSで構成されているので、該
クロック信号CLKが入力される毎に該レジスタ一つ一
つに貫通電流が流れる恐れがあり、又該レジスタの数が
膨大であるが故に、トータルな貫通電流の量も大きくな
り、消費電力が増大すると言う問題が有った。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記従来の表示
デスプレー装置に於いては、複数のソースドライバ31
〜3nがカスケード接続され、従ってクロック信号とR
GB信号は各ソースドライバ全てに共通となっているの
で、一つのソースドライバに書込みをしようとしても他
のソースドライバも同時に作動してしまうので不必要な
電源電流が流れてしまうと言う問題と、該表示デスプレ
ー装置が更に大型するとソースドライバの数も必要に応
じて増えてくるので上記の消費電流も多くなり、特に携
帯用の表示デスプレー装置に於いては、電池の消耗が激
しくなるので実用に耐えられないと言う問題も起こって
くる。
デスプレー装置に於いては、複数のソースドライバ31
〜3nがカスケード接続され、従ってクロック信号とR
GB信号は各ソースドライバ全てに共通となっているの
で、一つのソースドライバに書込みをしようとしても他
のソースドライバも同時に作動してしまうので不必要な
電源電流が流れてしまうと言う問題と、該表示デスプレ
ー装置が更に大型するとソースドライバの数も必要に応
じて増えてくるので上記の消費電流も多くなり、特に携
帯用の表示デスプレー装置に於いては、電池の消耗が激
しくなるので実用に耐えられないと言う問題も起こって
くる。
【0014】更には、表示デスプレー装置が大型化する
に従ってメインクロックやRGBの駆動能力も下がるの
で入力バッファのサイズも大きくしなければならなくな
り、チップサイズの大型化を図る必要に迫られコストア
ップの要因となる他、表示デスプレー装置自体の小型化
軽量化が困難となると言う問題も発生している。本発明
の目的は、係る従来技術に於ける問題を解決し、消費電
力を低減すると共に表示デスプレー装置を含む駆動部か
らなる駆動装置が大型化されても、低消費電力性と小型
化軽量化を実現しうる駆動装置の制御回路を提供するも
のである。
に従ってメインクロックやRGBの駆動能力も下がるの
で入力バッファのサイズも大きくしなければならなくな
り、チップサイズの大型化を図る必要に迫られコストア
ップの要因となる他、表示デスプレー装置自体の小型化
軽量化が困難となると言う問題も発生している。本発明
の目的は、係る従来技術に於ける問題を解決し、消費電
力を低減すると共に表示デスプレー装置を含む駆動部か
らなる駆動装置が大型化されても、低消費電力性と小型
化軽量化を実現しうる駆動装置の制御回路を提供するも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、複数個の単位駆動素子を有する
駆動部、該駆動部に於ける所定数の単位駆動素子群を含
む複数に分割された所定の領域をそれぞれ独立に制御す
るシフトレジスタ手段を含む複数個のドライバ手段で有
って、該シフトレジスタ手段を介して互いにカスケード
接続されているドライバ手段、該各ドライバ手段に所定
の信号を供給するデコーダ手段及び該シフトレジスタ手
段に所定のタイミング信号を供給するタイミング発生手
段とから構成された制御回路に於いて、該ドライバ手段
のそれぞれは該タイミング発生手段と接続された制御手
段を含んでおり、該制御手段は、該複数個のドライバ手
段内の特定のドライバ手段が作動している間は他のドラ
イバ手段はその作動を中断する様に構成されている制御
回路である。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、複数個の単位駆動素子を有する
駆動部、該駆動部に於ける所定数の単位駆動素子群を含
む複数に分割された所定の領域をそれぞれ独立に制御す
るシフトレジスタ手段を含む複数個のドライバ手段で有
って、該シフトレジスタ手段を介して互いにカスケード
接続されているドライバ手段、該各ドライバ手段に所定
の信号を供給するデコーダ手段及び該シフトレジスタ手
段に所定のタイミング信号を供給するタイミング発生手
段とから構成された制御回路に於いて、該ドライバ手段
のそれぞれは該タイミング発生手段と接続された制御手
段を含んでおり、該制御手段は、該複数個のドライバ手
段内の特定のドライバ手段が作動している間は他のドラ
イバ手段はその作動を中断する様に構成されている制御
回路である。
【0016】
【作用】本発明に係る駆動部を含む駆動装置の制御回路
は、上記の様な構成を採用しているので、該制御回路に
設けられた複数個のドライバ手段は、所定のドライバ手
段が、所定の信号の入力を受けて作動している間は、他
のドライバ手段はその作動を中断する事が出来るので、
該駆動部を駆動する為に該制御回路で消費される電流の
量が大幅に低減される他、一時的に駆動されるドライバ
手段の数が極端に少なくなるので該制御回路に係る負荷
の量が少なくなるので入力インバータのサイズも小さく
出来るので、低消費電力型の小型軽量化可能な駆動装置
を製造する事が出来る。
は、上記の様な構成を採用しているので、該制御回路に
設けられた複数個のドライバ手段は、所定のドライバ手
段が、所定の信号の入力を受けて作動している間は、他
のドライバ手段はその作動を中断する事が出来るので、
該駆動部を駆動する為に該制御回路で消費される電流の
量が大幅に低減される他、一時的に駆動されるドライバ
手段の数が極端に少なくなるので該制御回路に係る負荷
の量が少なくなるので入力インバータのサイズも小さく
出来るので、低消費電力型の小型軽量化可能な駆動装置
を製造する事が出来る。
【0017】
【実施例】以下に、本発明に係る制御回路の具体例を図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係
る制御回路の一具体例を示す図であると同時に、本発明
に係る制御回路の原理を説明する図でもある。即ち、図
1は、図10に示す表示手段を例とした駆動装置のドラ
イバ手段(ソースドライバ)の要部を本発明に係る構成
に従って拡大して示したものである。
面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係
る制御回路の一具体例を示す図であると同時に、本発明
に係る制御回路の原理を説明する図でもある。即ち、図
1は、図10に示す表示手段を例とした駆動装置のドラ
イバ手段(ソースドライバ)の要部を本発明に係る構成
に従って拡大して示したものである。
【0018】つまり、図1は、複数個の単位駆動素子を
有する駆動部1、該駆動部1に於ける所定数の単位駆動
素子群を含む複数に分割された所定の領域A1〜Anを
それぞれ独立に制御するシフトレジスタ手段301を含
む複数個のドライバ手段31から3nで有って、該シフ
トレジスタ手段301を介して互いにカスケード接続さ
れているドライバ手段31から3n、該各ドライバ手段
に所定の信号を供給するデコーダ手段6及び該シフトレ
ジスタ手段301に所定のタイミング信号を供給するタ
イミング発生手段5とから構成された制御回路に於い
て、該ドライバ手段31から3nのそれぞれは該タイミ
ング発生手段5と接続された制御手段306を含んでお
り、該制御手段306は、該複数個のドライバ手段31
から3n内の特定のドライバ手段が作動している間は他
のドライバ手段はその作動を中断する様に構成されてい
る制御手段306を有する制御回路である。
有する駆動部1、該駆動部1に於ける所定数の単位駆動
素子群を含む複数に分割された所定の領域A1〜Anを
それぞれ独立に制御するシフトレジスタ手段301を含
む複数個のドライバ手段31から3nで有って、該シフ
トレジスタ手段301を介して互いにカスケード接続さ
れているドライバ手段31から3n、該各ドライバ手段
に所定の信号を供給するデコーダ手段6及び該シフトレ
ジスタ手段301に所定のタイミング信号を供給するタ
イミング発生手段5とから構成された制御回路に於い
て、該ドライバ手段31から3nのそれぞれは該タイミ
ング発生手段5と接続された制御手段306を含んでお
り、該制御手段306は、該複数個のドライバ手段31
から3n内の特定のドライバ手段が作動している間は他
のドライバ手段はその作動を中断する様に構成されてい
る制御手段306を有する制御回路である。
【0019】本発明に於いては、それぞれのドライバ手
段に当該ドライバ手段が駆動分担している駆動部に於け
る所定の領域Aの被駆動素子を駆動する為図11に示さ
れる様な従来公知の回路群の少なくとも一つを含んでい
ても良い。本発明に係る該制御手段306の作用を説明
すると、該制御手段の基本的作用は、上記した様に該制
御手段306は、該複数個のドライバ手段31から3n
内の特定のドライバ手段が作動している間は他のドライ
バ手段はその作動を中断する様に作動するものであっ
て、具体的には、今、一つのドライバ手段31を作動さ
せる為に所定のクロック信号CLKが該制御手段306
を介してシフトレジスタ301に入力されると該シフト
レジスタ301は作動を開始して所定のパルス数が入力
される間、当該駆動部の駆動領域A1に於ける被駆動素
子を駆動する。
段に当該ドライバ手段が駆動分担している駆動部に於け
る所定の領域Aの被駆動素子を駆動する為図11に示さ
れる様な従来公知の回路群の少なくとも一つを含んでい
ても良い。本発明に係る該制御手段306の作用を説明
すると、該制御手段の基本的作用は、上記した様に該制
御手段306は、該複数個のドライバ手段31から3n
内の特定のドライバ手段が作動している間は他のドライ
バ手段はその作動を中断する様に作動するものであっ
て、具体的には、今、一つのドライバ手段31を作動さ
せる為に所定のクロック信号CLKが該制御手段306
を介してシフトレジスタ301に入力されると該シフト
レジスタ301は作動を開始して所定のパルス数が入力
される間、当該駆動部の駆動領域A1に於ける被駆動素
子を駆動する。
【0020】そして、所定のパルス数のクロック信号が
入力されると該シフトレジスタはカウントアップ信号を
出力し、その出力を隣接する他のドライバ手段32に伝
達すると共に該出力信号を該制御手段306に戻す。該
制御手段306に於いては、該シフトレジスタ31から
当該カウントアップ信号が入力されるとその信号をトリ
ガーとして、当該クロック信号CLKが該シフトレジス
タ301に供給さるのを禁止する。
入力されると該シフトレジスタはカウントアップ信号を
出力し、その出力を隣接する他のドライバ手段32に伝
達すると共に該出力信号を該制御手段306に戻す。該
制御手段306に於いては、該シフトレジスタ31から
当該カウントアップ信号が入力されるとその信号をトリ
ガーとして、当該クロック信号CLKが該シフトレジス
タ301に供給さるのを禁止する。
【0021】従って、その時点で、該シフトレジスタ3
01の作動は中止されるが、それに代わって隣接してい
る他のドライバ手段32のシフトレジスタが作動を継続
し、同様の操作を経て、次のドライバ手段33のシフト
レジスタが作動を開始すると言う様に、次々に各ドライ
バ手段のシフトレジスタを停止しながら隣接するドライ
バ手段を順次作動させながら最終段のドライバ手段3n
迄作動させる。そして又初めのドライバ手段31に戻り
同一の操作が繰返される。
01の作動は中止されるが、それに代わって隣接してい
る他のドライバ手段32のシフトレジスタが作動を継続
し、同様の操作を経て、次のドライバ手段33のシフト
レジスタが作動を開始すると言う様に、次々に各ドライ
バ手段のシフトレジスタを停止しながら隣接するドライ
バ手段を順次作動させながら最終段のドライバ手段3n
迄作動させる。そして又初めのドライバ手段31に戻り
同一の操作が繰返される。
【0022】本発明に於ける該制御手段306に於いて
は、係る上記の機能を実現する為に所定の制御信号PD
Iを使用し、該制御信号PDIが入力された後に上記の
操作が行われる様に構成する事が好ましい。該制御信号
PDIは、上記シフトレジスタからのカウントアップ信
号と適宜の論理を取る事により、上記したクロック信号
CLKの該シフトレジスタ301への供給及び該RGB
信号の供給が禁止されるものであり、具体的には、第1
番目のドライバ手段31の制御手段306に供給するも
のであり、次段以下のドライバ手段32〜3nの該制御
手段には、前段のドライバ手段の該シフトレジスタから
のカウントアップ信号が該制御信号PDIの機能を兼ね
る事になる。
は、係る上記の機能を実現する為に所定の制御信号PD
Iを使用し、該制御信号PDIが入力された後に上記の
操作が行われる様に構成する事が好ましい。該制御信号
PDIは、上記シフトレジスタからのカウントアップ信
号と適宜の論理を取る事により、上記したクロック信号
CLKの該シフトレジスタ301への供給及び該RGB
信号の供給が禁止されるものであり、具体的には、第1
番目のドライバ手段31の制御手段306に供給するも
のであり、次段以下のドライバ手段32〜3nの該制御
手段には、前段のドライバ手段の該シフトレジスタから
のカウントアップ信号が該制御信号PDIの機能を兼ね
る事になる。
【0023】本発明に於いては、係る構成により、各ド
ライバ手段のシフトレジスタが一旦停止され、次に上記
の制御信号PDIが入力されて該シフトレジスタが作動
を開始する迄停止されるものであるから、例えば、液晶
デスプレー装置等においてはその間所定の信号により、
所定の被駆動素子を光らせておかなければならないの
で、かかる場合には、上記したサンプルホールド回路を
併用する事が好ましい。
ライバ手段のシフトレジスタが一旦停止され、次に上記
の制御信号PDIが入力されて該シフトレジスタが作動
を開始する迄停止されるものであるから、例えば、液晶
デスプレー装置等においてはその間所定の信号により、
所定の被駆動素子を光らせておかなければならないの
で、かかる場合には、上記したサンプルホールド回路を
併用する事が好ましい。
【0024】本発明に係る制御回路を用いたカラー液晶
パネルの構成例を図2及び図3に示す。図中、図10及
び図11と同一回路には同一の参照符号を付してある。
図2及び図3から判る様に、該ドライバ手段のシフトレ
ジスタ301は隣接するドライバ手段のシフトレジスタ
とカスケード接続され、又該各ドライバ手段の制御手段
306も互いに接続されていると共に、各ドライバ手段
の該制御手段には、第1番目のドライバ手段の制御手段
を除き、その前段のドライバ手段のシフトレジスタのカ
ウントアップ出力PDOが入力さえている。一方、該第
1番目のドライバ手段31の制御手段306には、該タ
イミング発生回路5から発生される制御信号PDIが入
力される様になっている。
パネルの構成例を図2及び図3に示す。図中、図10及
び図11と同一回路には同一の参照符号を付してある。
図2及び図3から判る様に、該ドライバ手段のシフトレ
ジスタ301は隣接するドライバ手段のシフトレジスタ
とカスケード接続され、又該各ドライバ手段の制御手段
306も互いに接続されていると共に、各ドライバ手段
の該制御手段には、第1番目のドライバ手段の制御手段
を除き、その前段のドライバ手段のシフトレジスタのカ
ウントアップ出力PDOが入力さえている。一方、該第
1番目のドライバ手段31の制御手段306には、該タ
イミング発生回路5から発生される制御信号PDIが入
力される様になっている。
【0025】尚、図2及び図3中、該各シフトレジスタ
301に入力されている各信号DS、L/R、STI及
びSTOは図11に示されたものと同一のものである。
又、従来に於ける該ドライバ手段に於いては、クロック
信号CLKは、直接該シフトレジスタに入力されている
が、本発明に於いては、該制御手段306に入力させて
いる。
301に入力されている各信号DS、L/R、STI及
びSTOは図11に示されたものと同一のものである。
又、従来に於ける該ドライバ手段に於いては、クロック
信号CLKは、直接該シフトレジスタに入力されている
が、本発明に於いては、該制御手段306に入力させて
いる。
【0026】同様に、従来に於ける該ドライバ手段に於
いては、RGB信号は、コントロールゲートからの信号
と共に該サンプルホールド回路に入力されているが、本
発明に於いては該制御手段に入力される様に構成されて
いる。係る構成の駆動装置に於いては、先ず該カラー液
晶パネルの第1のラインを駆動するためゲートドライバ
21をONとするともに、制御信号PDIを一発該タイ
ミング発生回路5から出力させ、該ドライバ手段31の
制御手段306に入力する。
いては、RGB信号は、コントロールゲートからの信号
と共に該サンプルホールド回路に入力されているが、本
発明に於いては該制御手段に入力される様に構成されて
いる。係る構成の駆動装置に於いては、先ず該カラー液
晶パネルの第1のラインを駆動するためゲートドライバ
21をONとするともに、制御信号PDIを一発該タイ
ミング発生回路5から出力させ、該ドライバ手段31の
制御手段306に入力する。
【0027】それによって該ドライバ手段31のシフト
レジスタ301が作動を開始し、以下上記した手順に沿
って作動が継続され、各ドライバ手段31〜3n迄の該
シフトレジスタが順次に作動の起動、停止を繰り返しな
がら当該ラインの最終段のドライバ手段3n迄到達す
る。該最終段のドライバ手段のシフトレジスタがカウン
トアップ信号STOを出力すると該信号に応答して該タ
イミング発生回路5からゲートドライバ回路22を駆動
させる信号と新たな制御信号PDIを発生させ、上記の
操作が繰返される。
レジスタ301が作動を開始し、以下上記した手順に沿
って作動が継続され、各ドライバ手段31〜3n迄の該
シフトレジスタが順次に作動の起動、停止を繰り返しな
がら当該ラインの最終段のドライバ手段3n迄到達す
る。該最終段のドライバ手段のシフトレジスタがカウン
トアップ信号STOを出力すると該信号に応答して該タ
イミング発生回路5からゲートドライバ回路22を駆動
させる信号と新たな制御信号PDIを発生させ、上記の
操作が繰返される。
【0028】次に本発明に於いて使用される制御手段の
具体的な構成例を以下に図4〜図9に沿って説明する。
図4は、本発明に係る該制御手段の第1の具体例を示す
ものであり、2つのNANDゲート回路41、42と2
つのインバータ43、44と4つのトランスファーゲー
トTG1〜TG4及びカウンタ45とから構成されてい
る。
具体的な構成例を以下に図4〜図9に沿って説明する。
図4は、本発明に係る該制御手段の第1の具体例を示す
ものであり、2つのNANDゲート回路41、42と2
つのインバータ43、44と4つのトランスファーゲー
トTG1〜TG4及びカウンタ45とから構成されてい
る。
【0029】該2入力NANDゲート回路41、42
は、ラッチ回路を構成しており、該2入力NANDゲー
ト41の一方の入力には、該制御信号PDIが入力さ
れ、又相カウンタ45からのカウントアップ信号PDO
がインバータ43を介して該2入力NANDゲート回路
42の一方の入力に入力されている。該カウントアップ
信号PDOは、次段のドライバ手段の制御手段306に
於ける2入力NANDゲート回路41の該制御信号PD
I入力に対応する入力に入力されるものである。
は、ラッチ回路を構成しており、該2入力NANDゲー
ト41の一方の入力には、該制御信号PDIが入力さ
れ、又相カウンタ45からのカウントアップ信号PDO
がインバータ43を介して該2入力NANDゲート回路
42の一方の入力に入力されている。該カウントアップ
信号PDOは、次段のドライバ手段の制御手段306に
於ける2入力NANDゲート回路41の該制御信号PD
I入力に対応する入力に入力されるものである。
【0030】一方、該2入力NANDゲート回路41の
出力は、該2入力NANDゲート回路42の他方の入力
と接続され又該2入力NANDゲート回路42の出力は
該2入力NANDゲート回路41の他方の入力と接続さ
れている。又該NANDゲート回路41の出力は該トラ
ンスファーゲートTG1〜TG4の一方のゲートと接続
され又該NANDゲート回路41の出力はインバータ4
4を介して該トランスファーゲートTG1〜TG4の他
のゲートと接続されている。
出力は、該2入力NANDゲート回路42の他方の入力
と接続され又該2入力NANDゲート回路42の出力は
該2入力NANDゲート回路41の他方の入力と接続さ
れている。又該NANDゲート回路41の出力は該トラ
ンスファーゲートTG1〜TG4の一方のゲートと接続
され又該NANDゲート回路41の出力はインバータ4
4を介して該トランスファーゲートTG1〜TG4の他
のゲートと接続されている。
【0031】更に、該トランスファーゲートTG1〜R
G3のそれぞれの入力には該RGB信号の一つが入力さ
れ、又該トランスファーゲートTG4の入力には、該ク
ロック信号CLKが入力されている。従って、今該制御
信号PDIは入力されると、該NANDゲート回路41
の出力から“H”レベルの信号が出力され又該インバー
タ44から“L”レベルの信号が出力されるので、該各
トランスファーゲートTG1〜4は何れもONとなり、
従って信号RGBはそれぞれトランスファーゲートTG
1〜3のそれぞれを通過して出力され(OR,OG,O
B)コントロールゲートに入力されると共に、クロック
信号CLKは該トランスファーゲートTG4を通過して
該シフトレジスタに出力信号OCLKとして入力され該
シフトレジスタを作動させる。
G3のそれぞれの入力には該RGB信号の一つが入力さ
れ、又該トランスファーゲートTG4の入力には、該ク
ロック信号CLKが入力されている。従って、今該制御
信号PDIは入力されると、該NANDゲート回路41
の出力から“H”レベルの信号が出力され又該インバー
タ44から“L”レベルの信号が出力されるので、該各
トランスファーゲートTG1〜4は何れもONとなり、
従って信号RGBはそれぞれトランスファーゲートTG
1〜3のそれぞれを通過して出力され(OR,OG,O
B)コントロールゲートに入力されると共に、クロック
信号CLKは該トランスファーゲートTG4を通過して
該シフトレジスタに出力信号OCLKとして入力され該
シフトレジスタを作動させる。
【0032】次に、該シフトレジスタが所定のクロック
パルスをカウントすると該カウンタ45からカウントア
ップ信号PDOが出力され、それが該インバータ43を
介して該NANDゲート回路42に入力されると該NA
NDゲート回路41の出力が“L”レベルに変化し、従
って該インバータ44の出力が“H”レベルに変化する
ので該トランスファーゲートTG1〜4は何れもOFF
となるので、該クロック信号CLKと該信号RGBは何
れも該トランスファーゲートTG1〜4で遮断されコン
トロールゲート及びシフトレジスタに供給されなくな
る。
パルスをカウントすると該カウンタ45からカウントア
ップ信号PDOが出力され、それが該インバータ43を
介して該NANDゲート回路42に入力されると該NA
NDゲート回路41の出力が“L”レベルに変化し、従
って該インバータ44の出力が“H”レベルに変化する
ので該トランスファーゲートTG1〜4は何れもOFF
となるので、該クロック信号CLKと該信号RGBは何
れも該トランスファーゲートTG1〜4で遮断されコン
トロールゲート及びシフトレジスタに供給されなくな
る。
【0033】その為、該ドライバ手段のシフトレジスタ
はその時点で作動と中断し、次の制御信号PDIが入力
される迄待機する。一方、該カウンタ45から出力され
たカウントアップ信号PDOは、次段のドライバ手段の
制御手段に供給され、該制御信号PDIと同じ作用を該
制御手段で実行するので、当該ドライバ手段においても
同じ操作が実行される事になる。係る操作のタイミング
は図5の波形で示されている。
はその時点で作動と中断し、次の制御信号PDIが入力
される迄待機する。一方、該カウンタ45から出力され
たカウントアップ信号PDOは、次段のドライバ手段の
制御手段に供給され、該制御信号PDIと同じ作用を該
制御手段で実行するので、当該ドライバ手段においても
同じ操作が実行される事になる。係る操作のタイミング
は図5の波形で示されている。
【0034】次に、本発明に係る該制御手段の他の具体
例を図6に示す。図4の具体例では、該クロック信号C
LKの制御にアナログ対応のトランスファーゲートTG
4を使用しているのに対し図6の制御手段では、2入力
NANDゲート回路46とインバータ47のデジタル回
路と置き換えた構成を採用しているものである。
例を図6に示す。図4の具体例では、該クロック信号C
LKの制御にアナログ対応のトランスファーゲートTG
4を使用しているのに対し図6の制御手段では、2入力
NANDゲート回路46とインバータ47のデジタル回
路と置き換えた構成を採用しているものである。
【0035】該回路の動作は、図4の回路と略同一であ
りその操作タイミングも図7に示してあるが図5のもの
と同一である。但し、本具体例では、カウントアップ信
号PDOの極性が逆になっている点が異なっている。又
図8には、本発明に係る制御手段の他の具体例が示され
ている。本具体例では、該クロック信号CLKの制御に
2入力NORゲート回路50と2個のインバータ48、
49からなるデジタル回路を採用しているものである。
りその操作タイミングも図7に示してあるが図5のもの
と同一である。但し、本具体例では、カウントアップ信
号PDOの極性が逆になっている点が異なっている。又
図8には、本発明に係る制御手段の他の具体例が示され
ている。本具体例では、該クロック信号CLKの制御に
2入力NORゲート回路50と2個のインバータ48、
49からなるデジタル回路を採用しているものである。
【0036】該制御手段の動作に係る波形図は図9に示
されているが、図6のものと略同一である。本発明に係
る該制御回路は、図2のゲートドライバ回路にも適用し
えるものである事は言うまでもない。
されているが、図6のものと略同一である。本発明に係
る該制御回路は、図2のゲートドライバ回路にも適用し
えるものである事は言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記の様な構成を採用している
ので、制御回路全体の消費電力を低減させる事が出来る
と共に、クロック信号のドライブ能力を向上しえるの
で、入力バッファのサイズを小さくする事も可能とな
る。
ので、制御回路全体の消費電力を低減させる事が出来る
と共に、クロック信号のドライブ能力を向上しえるの
で、入力バッファのサイズを小さくする事も可能とな
る。
【図1】図1は、本発明に係る制御回路に使用される制
御手段の1具体例の構成を示す図であり又本発明に係る
制御手段の原理を示す図である。
御手段の1具体例の構成を示す図であり又本発明に係る
制御手段の原理を示す図である。
【図2】図2は、本発明に係る制御回路を用いた駆動装
置の一具体例の一部を示すブロックダイアグラムであ
る。
置の一具体例の一部を示すブロックダイアグラムであ
る。
【図3】図3は、本発明に係る制御回路を用いた駆動装
置の一具体例の一部を示すブロックダイアグラムであ
る。
置の一具体例の一部を示すブロックダイアグラムであ
る。
【図4】図4は、本発明に係る制御手段の一具体例の構
成を示すブロックダイアグラムである。
成を示すブロックダイアグラムである。
【図5】図5は、図4に示される制御手段のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図6】図6は、本発明に係る制御手段の他の具体例の
構成を示すブロックダイアグラムである。
構成を示すブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、図6に示される制御手段のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図8】図8は、本発明に係る制御手段の別の具体例の
構成を示すブロックダイアグラムである。
構成を示すブロックダイアグラムである。
【図9】図9は、図8に示される制御手段のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図10】図10は、従来に於ける駆動装置の例を示す
図である。
図である。
【図11】図11は、従来の駆動装置で用いられるドラ
イバ手段の構成例を示す図である。
イバ手段の構成例を示す図である。
【図12】図12は、従来に於けるドライバ手段の動作
を説明する図である。
を説明する図である。
1…駆動部、液晶パネル部 2…ゲートドライバー回路 3…ソースドライバー回路 4…RGBアナログアンプ 5…タイミング発生回路 6…RGBデコーダ回路 41、42、46…2入力NANDゲート回路 45…カウンタ 43、44、47、48、49…インバータ 50…2入力NORゲート TG…トランスファーゲート 301…シフトレジスタ 302…コントロールゲート 303…サンプルホールド回路 304…ラッチ回路 305…バッファ回路 306…制御手段
Claims (6)
- 【請求項1】 複数個の単位駆動素子を有する駆動部、
該駆動部に於ける所定数の単位駆動素子群を含む複数に
分割された所定の領域をそれぞれ独立に制御するシフト
レジスタ手段を含む複数個のドライバ手段で有って、該
シフトレジスタ手段を介して互いにカスケード接続され
ているドライバ手段、該各ドライバ手段に所定の信号を
供給するデコーダ手段及び該シフトレジスタ手段に所定
のタイミング信号を供給するタイミング発生手段とから
構成された制御回路に於いて、該ドライバ手段のそれぞ
れは該タイミング発生手段と接続された制御手段を含ん
でおり、該制御手段は、該複数個のドライバ手段内の特
定のドライバ手段が作動している間は他のドライバ手段
はその作動を中断する様に構成されている事を特徴とす
る制御回路。 - 【請求項2】 該ドライバ手段は、所定の該ドライバ手
段が所定の演算開始制御信号に応答して該シフトレジス
タ手段を作動させ、該デコーダから供給される信号を演
算処理して表示操作を実行した後、演算終了信号を発生
し該演算終了信号を当該ドライバ手段に隣接する次段の
ドライバ手段に伝達すると共に該演算終了信号に応答し
て自己の演算処理機能を次の演算開始制御信号が入力さ
れる迄不作動の状態にする様に構成されている事を特徴
とする請求項1記載の制御回路。 - 【請求項3】 該制御手段には、サンプルホールド回路
とラッチ回路が含まれている事を特徴とする請求項1乃
至2記載の制御回路。 - 【請求項4】 該駆動部は情報の表示を行う装置を含ん
でいる事を特徴とする請求項1記載の制御回路。 - 【請求項5】 該情報表示手段は、液晶パネル、LED
パネル、プラズマディスプレー、蛍光表示パネル等から
選択された一つから構成されているものである事を特徴
とする請求項4記載の制御回路。 - 【請求項6】 該制御手段は、該複数個のドライバ手段
内の特定のドライバ手段が作動している間は他のドライ
バ手段のシフトレジスタ手段に所定のクロック信号が供
給されない様に構成して当該ドライバ手段の作動を中断
する様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至2
記載の制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03233170A JP3142319B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03233170A JP3142319B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572992A true JPH0572992A (ja) | 1993-03-26 |
JP3142319B2 JP3142319B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=16950828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03233170A Expired - Fee Related JP3142319B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142319B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6295047B1 (en) | 1994-08-16 | 2001-09-25 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Peripheral driver circuit of liquid crystal electro-optical device |
US6456271B1 (en) | 1999-02-24 | 2002-09-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display element driving devices and display module using such a device |
KR100473008B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2005-03-08 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 주사 구동 회로, 표시 장치, 전기 광학 장치 및 주사 구동방법 |
KR100488863B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2005-05-11 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 신호 구동 회로, 표시 장치, 전기 광학 장치 및 신호 구동방법 |
KR100497881B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2005-06-29 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 신호 구동 회로, 표시 장치, 전기 광학 장치 및 신호 구동방법 |
US6952298B2 (en) | 2002-06-07 | 2005-10-04 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device, method of driving electro-optical device, method of selecting scanning line in electro-optical device, and electronic apparatus |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP03233170A patent/JP3142319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6295047B1 (en) | 1994-08-16 | 2001-09-25 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Peripheral driver circuit of liquid crystal electro-optical device |
US6476791B2 (en) | 1994-08-16 | 2002-11-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Peripheral driver circuit of liquid crystal electro-optical device |
US7348956B2 (en) | 1994-08-16 | 2008-03-25 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Peripheral driver circuit of liquid crystal electro-optical device |
US7119784B2 (en) | 1994-08-16 | 2006-10-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Peripheral drive circuit of liquid crystal electro-optical device |
US6897847B2 (en) | 1994-08-16 | 2005-05-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Peripheral driver circuit of liquid crystal electro-optical device |
US6456271B1 (en) | 1999-02-24 | 2002-09-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display element driving devices and display module using such a device |
KR100497881B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2005-06-29 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 신호 구동 회로, 표시 장치, 전기 광학 장치 및 신호 구동방법 |
US7002568B2 (en) | 2001-05-24 | 2006-02-21 | Seiko Epson Corporation | Signal drive circuit, display device, electro-optical device, and signal drive method |
US7030869B2 (en) | 2001-05-24 | 2006-04-18 | Seiko Epson Corporation | Signal drive circuit, display device, electro-optical device, and signal drive method |
US7030850B2 (en) | 2001-05-24 | 2006-04-18 | Seiko Epson Corporation | Signal drive circuit, display device, electro-optical device, and signal drive method |
KR100488863B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2005-05-11 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 신호 구동 회로, 표시 장치, 전기 광학 장치 및 신호 구동방법 |
KR100473008B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2005-03-08 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 주사 구동 회로, 표시 장치, 전기 광학 장치 및 주사 구동방법 |
US6952298B2 (en) | 2002-06-07 | 2005-10-04 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device, method of driving electro-optical device, method of selecting scanning line in electro-optical device, and electronic apparatus |
CN100405437C (zh) * | 2002-06-07 | 2008-07-23 | 精工爱普生株式会社 | 光电装置及其驱动方法和扫描线选择方法及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3142319B2 (ja) | 2001-03-07 |
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