JPH0981086A - 表示装置の駆動回路 - Google Patents

表示装置の駆動回路

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JPH0981086A
JPH0981086A JP7238346A JP23834695A JPH0981086A JP H0981086 A JPH0981086 A JP H0981086A JP 7238346 A JP7238346 A JP 7238346A JP 23834695 A JP23834695 A JP 23834695A JP H0981086 A JPH0981086 A JP H0981086A
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JP7238346A
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Masashi Katsuya
昌史 勝谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶ドライバなどのシフトレジスタ部の素子
数を削減し、チップ面積縮小および低消費電力化を図
る。 【解決手段】 m段のシフトレジスタ26の出力は制御
回路28によってn回フィードバックされ、切換回路2
9によってk=m×n列の画素のうちの一列を選択的に
駆動する。n回目の最終段からの出力は、制御回路28
から外部へ出力OUTとして導出され、カスケード接続
される次段への入力IN信号となる。n回のフィードバ
ックによって、必要なシフトレジスタの段数を1/nに
減少させることができ、素子数を削減してチップ面積を
縮小し、低消費電力化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】液晶表示装置などを走査する
ための信号を発生するシフトレジスタを含む表示装置の
駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来技術による典型的な薄膜ト
ランジスタ(以下、「TFT」と略称する)型液晶表示
装置とその駆動回路の概略的な電気的構成を示す。TF
T型液晶表示装置1は、ゲートドライバ2およびソース
ドライバ3によって、マトリクスを構成する画素を選択
的に駆動する。TFT型液晶表示装置1の各画素は、M
OSFETであるTFT4および液晶画素容量5から構
成される。ゲートドライバ2は、順次位相のずれたゲー
ト駆動パルスG1〜GMを出力する。ゲート駆動パルス
G1〜GMのパルス信号が“High”レベルのとき、
TFT型液晶表示装置1の各画素のTFT4はON状態
となる。一方、ソースドライバ3は、たとえば8階調表
示の場合に、図示を省略する表示コントローラから入力
されるRGB3色カラーデータDR,DG,DBの各3
ビット、合計9ビットの階調データに応じて、外部から
供給される8本の基準電圧V0〜V7のうちの1つの電
圧を選択し、出力端子O1〜ONから導出する。
【0003】図8は、出力端子数N=240である場合
のソースドライバ3の内部構成を示す。ソースドライバ
3は、80段のシフトレジスタ6と出力回路7とによっ
て構成される。出力回路7内には、サンプリングラッチ
8、ホールドラッチ9、デコーダ10および8値ドライ
バ11が含まれる。シフトレジスタ6は、80段のDフ
リップフロップが縦列接続され構成され、入力端子IN
から入力されデータ信号をサンプリングクロック信号C
Kに従って順次転送し、各段のDフリップフロップ出力
は順次階調データを取り出すために使用される。サンプ
リングラッチ8は、各Dフリップフロップからの出力信
号Q1〜Q80に応答し、外部から入力された3ビット
の階調データDR2〜DR0,DG2〜DG0,DB2
〜DB0を順次取り込んでいく。ホールドラッチ9は、
ホールド信号入力LSによってサンプリングラッチ8の
各段からの階調データを一斉に取り込み、デコーダ10
へ出力する。次の表1は、8値ドライバ11の出力S1
〜S240とシフトレジスタ出力Q1〜Q80と階調デ
ータとの関係を示す。
【0004】
【表1】
【0005】デコーダ10は、RGB各色毎の階調デー
タDX2,DX1,DX0(XはR,G,Bのうちの1
つを表す)に対応して、8レベルの電圧VO〜V7のう
ちの1つを選択する。階調データと8レベルとの関係を
次の表2に示す。
【0006】
【表2】
【0007】特開昭61−254989には、入力され
たデータ信号を端子OUTにシフトアウトさせる縦列接
続された複数段のフリップフロップからなるシフトレジ
スタにおいて、シフトレジスタの1出力を3分割し、フ
ルカラーとモノクロとの両方の表示装置で駆動回路を兼
用可能にし、3本のアナログ信号を同時アクセスする先
行技術が開示されている。この先行技術では、シフトレ
ジスタの各段の出力を分割して全体としてのシフト段数
の増加をはかっている。縦列接続されたシフトレジスタ
の最終のシフト出力を初段のシフト入力に帰還してシフ
ト段数を増加させる先行技術は、特開平5−32748
5に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】TFT型液晶表示装置
1は、液晶パネルの大型化や高精細化にともなって、液
晶ドライバの多出力化の要求が高まってきている。多出
力化は、複数の液晶ドライバを縦列接続することによっ
ても可能であるけれども、部品点数が増加し配線基盤の
面積も大きく必要となる。液晶ドライバには、部品削減
の観点からも多出力品が望まれる。液晶ドライバで多出
力化を考慮したレイアウト設計を考える場合、内部回路
のチップ面積をいかに小さくするかが重要である。また
多出力化に伴って、サンプリングパルスを生成するシフ
トレジスタの段数も出力数に比例して増大するため、シ
フトレジスタ部での低消費電力化が重要な課題となる。
【0009】特開昭61−254989の先行技術で
は、シフトレジスタの段数を削減することはできるけれ
ども、シフトレジスタのシフト出力をさらに分割するた
めのクロック信号が必要となる。シフトドライバをCM
OS型ICとして構成する場合には、分割クロックが絶
えず供給されることによって消費電力の増大を招く。特
開平5−327485の先行技術のように、シフトレジ
スタの最終シフト出力を初段にフィードバックすれば、
消費電力増加を招くことなくシフト段数の増加をはかる
ことができるけれども、単にフィードバックするだけで
は表示装置を適切に駆動することはできない。
【0010】本発明の目的は、シフトレジスタを構成す
る素子数を削減し、シフトレジスタの占めるチップ面積
を縮小化させ、かつ低消費電力化はかることができる表
示装置の駆動回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、マトリクス状
に配置される表示装置の画素を、選択的に走査駆動する
ために、走査信号を各段から順次的にずらして導出する
シフトレジスタを含む表示装置の駆動回路において、シ
フトレジスタの最終段から導出される走査信号を、シフ
トレジスタの最前段の入力側に予め定める複数回だけフ
ィードバックさせ、フィードバック回数に対応する制御
信号を導出する制御回路と、シフトレジスタの各段毎に
設けられ、制御回路からの制御信号に応答し、シフトレ
ジスタの各段からの走査信号を、フィードバックの回数
毎に異なる画素を選択して走査駆動するように切換える
切換回路とを含むことを特徴とする表示装置の駆動回路
である。本発明に従えば、たとえばm段のシフトレジス
タの最終段から導出される走査信号を、制御回路によっ
てn回シフトレジスタの最前段の入力側にフィードバッ
クさせる。シフトレジスタの各段の出力は、制御回路か
らの制御信号にしたがって、異なる画素を選択して走査
駆動するように振替回路によって振替えられる。したが
って、表示装置に対してはk=m×n段のシフトレジス
タを用いた場合と同様な走査駆動を行うことができる。
また、クロック信号の周波数をf、シフトレジスタ1段
当たりの負荷容量をC、電源電圧をVとすると、m段の
シフトレジスタでの消費電力Psは、Ps=fCV2
によって求められるけれども、フィードバックによって
段数mを1/nに減少させれば、シフトレジスタ数全体
の消費電力も同じく1/nとなって低消費電力化を図る
ことができる。
【0012】また本発明の前記制御回路は、前記複数回
のフィードバック終了後のシフトレジスタ最終段からの
走査信号を、外部に出力信号として導出することを特徴
とする。本発明に従えば、複数回のフィードバック終了
後のシフトレジスタ最終段からの走査信号は、外部に出
力信号として導出される。次段のシフトレジスタの入力
信号として用いることによって、多くの段数のシフトを
行わせることができ、表示装置の大型化や高精彩化に対
応させることができる。
【0013】また本発明の前記表示装置は、TFT型液
晶表示装置であることを特徴とする。本発明に従えば、
シフトレジスタの段数を削減してチップ面積を縮小し、
レベル選択回路などの面積を十分に取ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態によ
るTFT型液晶表示装置の駆動回路の概略的な電気構成
を示す。TFT型液晶表示装置21は、ゲートドライバ
22およびソースドライバ23からの信号によって駆動
される。TFT型液晶表示装置は、TFT24によって
構成されるアクティブマトリクス型であり、各TFTの
ドレイン電極には液晶画素容量25がそれぞれ接続され
る。TFT24のゲート電極は、水平走査方向に共通接
続され、ゲートドライバ22から順次的に位相をずらし
て導出されるゲート駆動パルスG1〜GMによって駆動
される。ゲート駆動パルスG1〜GMが“High”レ
ベルのとき、TFT24はON状態となる。TFT24
のソース電極は、垂直走査方向に共通接続され、ソース
ドライバ23からの出力O1〜Okによってそれぞれ走
査駆動される。出力回路27はシフトレジスタ26の信
号に応答し、外部から入力される3ビットの階調データ
DR2〜DR0,DG2〜DG0,DB1〜DB0を順
次取り込んでゆき、ホールド信号入力LSに応答して、
各サンプリングデータに対応した階調出力V0〜V7
を、出力O1〜Okに供給する。出力O1〜Okは各T
FT24のソース電極を駆動し、ゲート電極を駆動する
ために順次的に位相がずれて発生される信号により、選
択されたゲートG1〜GMのうち1列に接続されるTF
Tの画素容量25に階調電圧V0〜V7を書き込む。シ
フトレジスタ26の各段からの出力は、出力回路27に
与えられ、制御回路28および切換回路29によって、
たとえばm段のシフトレジスタ26にn回のフィードバ
ックを行い、k=m×n列の画素を駆動する。制御回路
28からは、切換回路29での切換を行うための制御信
号A1〜Anが導出される。
【0015】図2は、図1に示すシフトレジスタ26お
よび制御回路28の内部構成を示す。シフトレジスタ2
6への入力INは2入力ORゲート30の一入力端側に
与えられる。ORゲート30の出力は、シフトレジスタ
26を構成する40段の縦列接続されたDフリップフロ
ップ31,32,・・・,70のうちの最前段のDフリ
ップフロップ31のデータ入力Dに与えられる。40段
のDフリップフロップ31,32,…,70のクロック
入力CKおよびリセット入力Rは共通接続され、外部か
らのシフトクロックCKおよびリセット信号Rによって
それぞれ制御される。各段の出力Qは次段のデータ入力
Dに与えられる。最終段のDフリップフロップ70の出
力Qは、Dフリップフロップ71のデータ入力Dに与え
られる。Dフリップフロップ71のクロックCKおよび
リセットRは、外部からのシフトクロックCKおよびリ
セット信号Rによってそれぞれ制御される。Dフリップ
フロップ71の出力Qは、RSラッチ72のリセットR
入力に与えられる。RSラッチ72は、2つの2入力N
ORゲートによって構成され、セット入力Sには外部か
らのリセット信号Rが与えられる。RSラッチ72の出
力は、インバータ73,74を介して制御信号A1とし
て導出される。インバータ73の出力は、また制御信号
A2としても導出され、さらに2入力ANDゲート75
の一入力側に与えられる。インバータ74の出力は2入
力ANDゲート76の一入力側にも与えられる。AND
ゲート75および76の他入力側は共通接続されて、最
終段のDフリップフロップ70の出力Qに接続される。
ANDゲート75の出力は、外部への出力OUTとして
導出される。ANDゲート76の出力は、ORゲート3
0の他方入力側に与えられ、最前段のDフリップフロッ
プ31の入力側にフィードバックされる。
【0016】図3は、図2に示すシフトレジスタ26お
よび制御回路28を含むシフト回路80からの出力を、
シフトレジスタ26の段数よりも多い出力を有する出力
回路27に切換えて供給する切換回路29の部分の構成
を示す。たとえばシフトレジスタが40段であり、出力
回路がRGBの各色毎に80段で合計240段である場
合には、切換回路29はRGBのそれぞれ一画素列から
構成されるグループ毎に設けられるアナログスイッチ1
01〜180によってそれぞれ分配される。たとえば最
前段のシフトレジスタからの出力Q1は、S1,S2,
S3の出力に対応するアナログスイッチ101と、S1
21,S122,S123の出力に対応するアナログス
イッチ141とにそれぞれ接続される。制御信号A1が
“High”レベルのときにはアナログスイッチ101
が導通し、制御信号A2が“High”ハイレベルのと
きにはアナログスイッチ141が導通する。各アナログ
スイッチ101〜180が導通すると、選択信号C1〜
C80がそれぞれ導出される。
【0017】図4は図2に示す構成の動作タイミングを
示す。リセット記号Rが一旦“High”レベルになっ
てから“Low”レベルに変化して投入されると、リセ
ット機能付のDフリップフロップ31〜70の出力Q1
〜Q40およびDフリップフロップ71の出力は一斉に
“Low”レベルとなり、RSラッチ72の出力は“H
igh”レベルとなる。インバータ73の出力A2は
“Low”レベル、インバータ74の出力A1は“Hi
gh”レベルとなる。2入力AND回路75は、2入力
のうち1入力が“Low”レベルのため、出力信号OU
Tは“Low”レベルとなる。また2入力ANDゲート
75の2入力のうちの1入力が“High”レベルとな
るので、シフトレジスタ26の最終段のDフリップフロ
ップ70の出力がNANDゲート76の出力Aとしてシ
フトレジスタ26の最前段のDフリップフロップ31の
データ入力Dにフィードバックされると、再度一連の動
作が繰返されるように構成されている。
【0018】一連の動作を繰返すために、最終段のDフ
リップフロップ70の出力Q40から出力信号が導出さ
れると、Dフリップフロップ71のデータ入力Dに供給
される。Dフリップフロップ71から出力Q41を出力
すると、RSラッチ72を介してインバータ73の出力
A2には“High”レベルが、インバータ74の出力
A1には“Low”レベルの信号がそれぞれ出力され、
制御信号A1,A2としての出力は、前述のレベルとは
逆となるように切換わる。その結果2入力ANDゲート
76は2入力のうちの1入力が“Low”レベルとなっ
て“Low”レベルが出力され、2入力ANDゲート7
5は2入力のうちの1入力が“High”レベルのた
め、出力OUTには最終段のDフリップフロップ70の
出力Q40が出力される。出力信号OUTは、複数のソ
ースドライバをカスケード接続する場合の次段への接続
信号として用いられる。
【0019】図5は、シフトレジスタ26、サンプリン
グラッチ88、ホールドラッチ89、デコーダ90およ
び8値ドライバ91についてのより詳しい電気的構成を
示す。シフトレジスタ26内の一段のDフリップフロッ
プは、3ステートインバータ201、インバータ202
および3ステートインバータ203からなる前半部と、
3ステートインバータ204、インバータ205および
3ステートインバータ206からなる後半部とに別れて
構成される。3ステートインバータ201,203,2
04,206は、3ステートゲート回路であり、ゲート
制御信号によってアクティブな状態とならない限り出力
は高インピーダンス状態を続ける。ゲート信号がアクテ
ィブになればインバータとして動作する。最終段のイン
バータ205からの出力Qは、図示を省略した切換回路
を経て、サンプリングラッチ88を構成するDラッチ2
11〜213に選択信号Cとして与えられ、たとえば赤
RのデータDR0〜DR2をサンプリングして保持す
る。ホールドラッチ89には、サンプリングラッチ88
を構成するDラッチ211〜213毎にDラッチ221
〜223が設けられ、ラッチ信号LSに応答して一斉に
ラッチされる。ホールドラッチ89からの出力Qおよび
その反転出力は、デコーダ90を構成するNANDゲー
ト231〜238にそれぞれ供給される。各NANDゲ
ート231〜238の出力は、8値ドライバ91を構成
するアナログスイッチ240〜247にそれぞれ与えら
れ、8値のレベルV0〜V7を選択する。
【0020】図6は、図5の回路の動作タイミングを示
す。シフトクロックCKの一回目の立ち上がり時にシフ
トレジスタ26への入力信号INが与えられると、シフ
ト回路80の各段からの出力C1〜C80は、シフトク
ロックCK毎に順次切換わりながら導出される。シフト
回路80の各段からの出力C1〜C80に従って、カラ
ー画像データDR0〜DR2、DG0〜DG2、DB0
〜DB2がサンプリングラッチ88にそれぞれラッチさ
れる。
【0021】以上の実施形態では、40段のシフトレジ
スタ26によってその2倍の80段のシフト回路80を
構成しているので、80段のシフトレジスタを使用する
場合に比較してシフトレジスタとしての消費電力を1/
2に削減し、液晶駆動回路の低消費電力化をはかること
ができる。なお、フィードバック回数をさらに増やせ
ば、より小さなシフトレジスタの段数で多くの出力を得
ることができ、多くの列の駆動に用いることができる。
一般にm段のシフトレジスタを用い、制御回路によって
n回のフィードバックを行うようにすれば、k=m×n
段のシフト回路を容易に実現することができる。
【0022】また、TFT型液晶表示装置を駆動する回
路について説明しているけれども、単純マトリクス型液
晶表示装置や、エレクトロルミネセンス(EL)表示装
置、プラズマ表示装置、あるいは蛍光表示装置など他の
形式のマトリクス型表示装置も同様に駆動することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シフトレ
ジスタ最終段から導出される走査信号をシフトレジスタ
の最前段の入力側に予め定める複数回だけフィードバッ
クさせて、シフトレジスタ段数よりも多い走査出力を取
り出すことができる。出力段数に比較して非常に少ない
素子数によって表示装置用の駆動回路が実現可能となる
ので、多出力化をはかりつつ、チップ面積および消費電
力の点で非常に有利な表示装置用の駆動回路を実現する
ことができる。
【0024】また本発明によれば、複数回のフィードバ
ック終了後のシフトレジスタ最終段からの走査信号は、
制御回路から外部に出力信号として導出されるので、こ
れを次段の入力信号とし、カスケード接続によって一層
の多出力化を図ることができる。
【0025】また本発明によれば、TFT型液晶表示装
置を回路面積的および消費電力的に非常に有利な状態で
駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態のシフトレジスタおよび制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施形態の切換回路および出力回路に関
連する構成を示すブロック図である。
【図4】図2の構成の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】図1の実施形態の内部構成を詳細に示すブロッ
ク図である。
【図6】図5の構成の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】従来技術による液晶表示装置の駆動回路の概略
的な電気的構成を示すブロック図である。
【図8】図7のソースドライバの概略的な構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
21 TFT型液晶表示装置 22 ゲートドライバ 23 ソースドライバ 24 TFT 25 液晶画素容量 27 出力回路 28 制御回路 29 切換回路 30 ORゲート 31〜70,71 Dフリップフロップ 72 RSラッチ 73,74 インバータ 75,76 ANDゲート 80 シフト回路 101〜180 アナログスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配置される表示装置の画素
    を、選択的に走査駆動するために、走査信号を各段から
    順次的にずらして導出するシフトレジスタを含む表示装
    置の駆動回路において、 シフトレジスタの最終段から導出される走査信号を、シ
    フトレジスタの最前段の入力側に予め定める複数回だけ
    フィードバックさせ、フィードバック回数に対応する制
    御信号を導出する制御回路と、 シフトレジスタの各段毎に設けられ、制御回路からの制
    御信号に応答し、シフトレジスタの各段からの走査信号
    を、フィードバックの回数毎に異なる画素を選択して走
    査駆動するように切換える切換回路とを含むことを特徴
    とする表示装置の駆動回路。
  2. 【請求項2】前記制御回路は、前記複数回のフィードバ
    ック終了後のシフトレジスタ最終段からの走査信号を、
    外部に出力信号として導出することを特徴とする請求項
    1記載の表示装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】前記表示装置は、TFT型液晶表示装置で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の表示装置
    の駆動回路。
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