JP3521664B2 - 成形装置 - Google Patents
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/641—Clamping devices using means for straddling or interconnecting the mould halves, e.g. jaws, straps, latches
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
などの溶融材料を射出または注入して成形品を製造する
ために用いる成形装置に関する。
置では、例えば、上型と下型とを型締めしてキャビティ
を形成し、このキャビティに溶融材料を射出または注入
し、冷却固化させることにより成形品を製造している。
このとき、キャビティから溶融材料がはみ出してバリを
形成しないように、上型と下型との間の接合面(PL
面)は、油圧シリンダなどからなる型締め機構により型
締めの間中、加圧されている。こうした成形装置の型締
め機構で必要とする必要型締め力を算出する方法とし
て、以下の方法が知られている。
形用金型200を示す断面図である。図10において、
固定型としての上型202と可動型としての下型204
とによりその内部に形成されるキャビティ206に溶融
材料が射出されたときに、キャビティ206に発生する
平均型内圧力をP1とし、キャビティ206で形成され
る成形品投影面積をA1とする。このとき、型締め用シ
リンダ208により必要とされる最大の力である必要型
締め力Fは、次式(1)で表わされるとする([プラス
チック成形機械と成形技術(II):1990年発行の
447頁)。 F≧P1×A1 …(1)
Fの正確な値を表わしていないとして、以下の方法が本
願発明者らにより提案されている。図11は他の方法に
よる型締め力を説明するための成形用金型200を示す
図である。図11において、キャビティ206の圧力を
キャビティ内圧力PCTとし、その最大値をP1’とし、
キャビティ206の周縁部の接合面(PL面)211に
加えられるPL面圧をPPLとし、その最小値をP2、P
L面211の面積をA2とすると、この方法は、式
(1)に変えて、次式(2)により算出する。 F≧P1’×A1+P2×A2 …(2)
ける圧力の履歴によっても明らかであるとする。すなわ
ち、図12は射出成形工程時におけるPL面圧PPL(図
示実線)及びキャビティ内圧力PCT(図示破線)を示す
タイミングチャートである。いま、成形品の成形面を所
望の形状に確保するために、キャビティ内圧力PCTが成
形圧力Pmin以上になるように射出圧を設定し、ま
た、必要型締め力FをFaに設定したとする。
内圧力PCTは、射出開始の0の値から上昇して、成形圧
力Pminを越えた後に冷却固化することにより低下す
る。一方、実線で示すPL面圧PPLは、射出成形工程の
進行にしたがって、一時的に低下する。すなわち、射出
開始時点にて、上記必要型締め力Faは、すべてPL面
211に加わるから、PL面圧PPLは、Fa/A1とな
る。そして、樹脂射出に伴ってキャビティ206内のキ
ャビティ内圧力PCTが上昇すると、このキャビティ内圧
力PCTは、成形用金型200に対して、上型202及び
下型204の間を開かせるように加わるから、PL面圧
PPLが下降する。
圧PPLを上回ると、バリを生じる。このことから、必要
型締め力Fは、上式(2)に表したように、キャビティ
内圧力PCTの最大圧力であるP1’を生じさせる力と、
PL面圧PPLが最小となるP2を生じさせる力とを合計
した値以上に設定すれば、つまりPL面圧PPLがキャビ
ティ内圧力PCTを下回らないよう必要型締め力Fを設定
すれば、バリを生じないとしている。
方法によっても、成形品が大型化すると、成形品投影面
積A1が大きくなり、その結果、型締め用シリンダ20
8で必要とされる必要型締め力Fも大きくなる。このた
め、型締め用シリンダ208が大型化し、成形装置自体
の大型化を招くという問題があった。
表しているとの本願発明者による認識のもとになされた
ものであり、第1型部と第2型部との型締め力を発生す
る型締め手段を小型化できる成形装置を提供することを
目的とする。
記課題を解決するためになされた第1発明は、型締めさ
れることにより互いに密着する接合面をそれぞれ有し、
該両接合面が密着することにより溶融材料を固化させる
ためのキャビティを構成するとともに、該キャビティ内
に溶融材料を注入した場合において、注入された溶融材
料の圧力によって発生する型開き方向の力を受ける受圧
部を有する第1型部及び第2型部と、 上記第1型部と上
記第2型部とが型開きしないように上記受圧部に対して
型締め力を加える第1型締め手段と、 一方の上記接合面
の少なくとも一部を構成し、上記キャビティ内の溶融材
料が該キャビティからはみ出ることを防止するように他
方の上記接合面に対して押圧する押え部と、 上記押え部
を上記第1型締め手段と独立して移動することにより、
上記押え部の一方の接合面が上記他方の接合面に対して
押圧する力を加える第2型締め手段と、を備えたことを
特徴とする。
第2型部が接合面で互いに密着することによりキャビテ
ィを構成し、このキャビティに溶融材料を供給すると、
受圧部で溶融材料の圧力を受ける。そして、キャビティ
内の溶融材料が冷却固化することによりキャビティの形
状に倣った製品が形成される。
成する押え部を備えている。この押え部は、他方の接合
面に対して押圧してキャビティ内から溶融材料がはみ出
るのを防止している。押え部は、上記受圧部に対して独
立して移動するように構成されているので、接合面で押
さえる圧力を受圧部と分担する。したがって、従来の技
術では、接合面と受圧部とが一体で構成されているため
に、大きい型締め力を発生できる型締め手段を設ける必
要があったが、本発明では、接合面及び受圧部をそれぞ
れ独立して構成したので、それらに力を加える装置を小
型化できる。
手段により、受圧部に対して型締め力を加えるととも
に、第2型締め手段により、両接合面を互いに接合す
る。ここで、第1型締め手段と第2型締め手段とは、互
いに独立して構成されており、それらを小型化でき、ひ
いては成形装置自体も小型化できる。
て、第1型部と第2型部とが型開きするのを規制するた
めに、第1型部と第2型部に掛け渡した規制部材を用い
ることができる。規制部材は、第1型部と第2型部とに
わたって掛け渡されているから、受圧部に溶融材料の圧
力を受けたときに、引張り力に伴う反力で型締め力を発
生する。
2型部の側部に設け、第2型締め手段は、第1型部と第
2型部とが開閉する開閉方向と同じ方向に上記押え部を
移動させるように構成することにより、第1型締め手段
及び第2型締め手段を好適に配置できる。
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
0に加わる力を説明するための説明図である。図1にお
いて、成形用金型10は、第1型部としての固定型であ
る上型11と、第2型部としての可動型である下型12
とを備え、これらによりキャビティ13を形成してい
る。キャビティ13の周縁部には、PL面押圧機構14
(第2型締め手段)を構成する押圧部15(押え部)が
設けられている。押圧部15は、成形品のバリの発生を
防止する手段であり、下型12に対して独立して矢印方
向aに摺動自在に移動することで、上型11のPL面1
6(接合面)を押圧するように構成されている。
装置17,17(第1型締め手段)が設けられている。
型締め装置17,17は、上型11と下型12とを型締
めする手段であり、より詳しくは、上型11と下型12
が型締めされた状態を維持する手段であって、上型11
及び下型12の側部にそれぞれ設けた型側係合部17
a,17bと、この型側係合部17a,17bに係合す
る移動側係合部17c(規制部材)とを備えている。移
動側係合部17cは、図示しない油圧シリンダにより矢
印方向bに進退することにより上記型側係合部17a,
17bに係合して上型11と下型12との型締め(型締
め状態の維持)を行なうものである。
型12が移動して両者が合わされて、さらにPL面押圧
機構14の押圧部15がPL面16を押圧するととも
に、型締め装置17の移動側係合部17cが上型11及
び下型12側へ移動して型側係合部17a,17bに係
合して型締めを行なう。この状態にて、図示しない射出
成型機から溶融樹脂がキャビティ13内に射出される。
そして、溶融樹脂が冷却固化した後、成形品が取り出さ
れる。
を押圧するPL面押圧機構14と、上型11と下型12
とを型締めする型締め装置17とを独立して構成したも
のであり、つまり、PL面16からバリの発生を防止す
る力を押圧機構14で受け持ち、一方、キャビティ13
内で発生するキャビティ内圧力PCTのうち上型11と下
型12とを開かせるのを押さえる力を型締め装置17で
受け持つように構成している。このように2つの手段で
型締めを行なっているのは、以下の理由による。
に、必要型締め力Fは、キャビティ内圧力PCTと成形品
投影面積A1から求められるP1’×A1(右辺の第1
項)と、PL面圧P2とPL面16の面積A2から求め
られるP2×A2(右辺の第2項)とを、それぞれPL
面押圧機構14と型締め装置17とによりそれぞれ分担
している。
射出成形工程について、図2を用いて説明する。図2は
射出成形に伴って生じるキャビティ内圧力PCTおよびP
L面圧PPLの関係を示すグラフである。図2から分かる
ように、キャビティ内圧力PCTは、射出前では0であ
り、溶融樹脂をキャビティ13内へ射出するにしたがっ
て増加する。一方、PL面圧PPLは、射出にしたがって
増加しないで、一定の値P2である。
5がPL面16に加える圧力PPLは、全工程にわたって
一定値P2である。一方、キャビティ内圧力PCTは、上
型11と下型12だけに加わり、PL面押圧機構14に
加わらないから、溶融樹脂の射出とともに増加し、最大
射出圧Pminを越えて成形した後に、溶融樹脂の冷却固
化とともに減少する。このように、必要型締め力Fは、
PL面押圧機構14と型締め装置17によりそれぞれ分
担されるから、従来の技術で説明したような上型11と
下型12とを型締め方向へ加えるための大型の油圧装置
などを必要とせず、装置自体を小型化することができ
る。しかも、PL面圧PPLは、一定値P2でよいから、
他の圧力要素を考慮する必要がなく、圧力の設定も容易
である。
な構成で示すとともに射出成形装置に適用した実施の形
態について説明する。
射出成形装置20を示す概略構成図である。図3におい
て、樹脂射出成形装置20は、機枠30と、昇降装置3
8と、成形用金型40と、型締め機構80と、樹脂射出
機90とを備えている。
支柱部材34と、可動ダイプレート35と、固定ダイプ
レート36とを備えており、上記可動ダイプレート35
が上記支柱部材34に支持されて昇降装置38の駆動力
により昇降可能に設けられている。
ート35とともに昇降する可動型42を有する可動ユニ
ット41と、可動型42と型締めされる固定型71を有
する固定ユニット70とを備えており、可動型42と固
定型71が型締めされるとキャビティCT(図8参照)
が形成される。また、成形用金型40には、PL面押圧
機構50及びエジェクタ機構60が設けられている。P
L面押圧機構50は、固定型71に対してそのPL面を
押圧してキャビティCTから溶融樹脂材料が流れ出るの
を防止するための機構であり、また、エジェクタ機構6
0はキャビティCTで成形された成形品を可動型42か
ら取り出すための機構である。
と固定型71の側部にて両型を型締めするための機構で
ある。さらに、上記樹脂射出機90は、溶融樹脂をキャ
ビティCTに射出するための射出用シリンダ91を備え
ている。
出成形工程について概説する。図3の型開き状態におい
て、昇降装置38の昇降用シリンダ39の駆動により可
動ダイプレート35が上昇すると、可動型42が固定型
71に合わされて両型が閉じられ型締めされ、さらに型
締め機構80により固定型71と可動型42とが型締め
される。この状態にて固定型71と可動型42とにより
その内部にキャビティCTが形成される。この状態に
て、樹脂射出機90からキャビティCT内に溶融樹脂が
射出される。そして、溶融樹脂がキャビティCT内で冷
却固化した後に、型開きを行ない、さらにエジェクタ機
構60により成形品が型から取り出される。
機構について詳細に説明する。図4は成形用金型40の
付近を示す断面図である。上述したように、成形用金型
40は、可動ユニット41と固定ユニット70とを備え
ている。可動ユニット41は、可動型42と、可動ダイ
プレート35上に固定された可動取付板43と、この可
動取付板43上に固定されたスペーサブロック44と、
支持板45と、支持板45と上記可動型42の下部との
間に介在するスプリング54とを備えている。このスプ
リング54は、下端部が支持板45上に載置され、上端
部が可動型42に形成されたスプリング保持凹所42a
の上面に当たって支持板45上に可動型42を、間隙S
を隔てて支持している。
示す断面図である。図5に示すように、PL面押圧機構
50は、スペーサブロック44の上面に固定されたロッ
ド51と、ロッド51の先端に固定された押圧部52と
を備えている。ロッド51は、支持板45及び可動型4
2にそれぞれ形成されたロッド貫通孔45a,42bを
摺動自在に貫通している。また、押圧部52は、キャビ
ティCTの周縁に沿って形成されており、その上面にパ
ーティングライン(PL面)を形成する押圧面52aを
備えている。
を示す断面図である。図6に示すように、エジェクタ機
構60は、可動型42から成形品を離すための機構であ
り、エジェクタ下プレート62と、エジェクタ上プレー
ト63とを備えている。エジェクタ下プレート62は、
可動取付板43、スペーサブロック44及び支持板45
との間に形成されたスペースSP1において、可動取付
板43上に載置されており、また、エジェクタ上プレー
ト63は、エジェクタ下プレート62上に載置されてい
る。エジェクタ上プレート63の下部には、凹所63a
が形成されており、この凹所63aにエジェクタピン6
4の一端部が支持されている。上記エジェクタピン64
は、支持板45に形成されたピン貫通孔45bを貫通
し、さらに可動型42のピン貫通孔42cを貫通して、
そのピン先端部64aが可動型42の表面に達してい
る。
は、矢印方向aへ移動することによりエジェクタ下プレ
ート62及びエジェクタ上プレート63と一体にエジェ
クタピン64を移動させるためのエジェクタロッド65
が配置されている。このエジェクタロッド65は、可動
取付板43のロッド貫通孔43b及び可動ダイプレート
35のロッド貫通孔35aを貫通して昇降装置38に設
けたエジェクタピン用シリンダ66により昇降駆動され
る。
は、上記可動型42とともにキャビティCTを形成する
固定型71を備えている。この固定型71は、固定ダイ
プレート36に固定されており、その上部には、樹脂射
出機90(図3)から射出される溶融樹脂を導くための
ノズルやランナなどの樹脂通路72が形成されている。
42と固定型71とを型締めするための型締め機構80
が設けられている。図7は一方の型締め機構80の付近
を示す断面図である。図7において、型締め機構80
は、ラック機構81と、シリンダ機構82とを備えてい
る。ラック機構81は、可動型42及び固定型71の側
部に型側係合部81a,81bと、この型側係合部81
a,81bに係合する移動側係合部81cとを備えてい
る。型側係合部81a,81b及び移動側係合部81c
は、互いに噛み合う多数の歯を有している。また、上記
移動側係合部81cは、シリンダ機構82に連結されて
おり、このシリンダ機構82の駆動により型側係合部8
1a,81bと移動側係合部81cとが噛み合ったとき
に、可動型42と固定型71との型開き方向の移動を規
制するように構成されている。
形工程について説明する。図3及び図4の型開き状態に
おいて、昇降装置38の昇降用シリンダ39の駆動によ
り可動ダイプレート35が上昇すると、可動取付板4
3、スペーサブロック44及び支持板45が上昇し、さ
らにスプリング54を介して可動型42が上昇する。こ
れと同時に、可動取付板43などの上昇により、PL面
押圧機構50のロッド51が上昇し、押圧部52の押圧
面52aが固定型71のPL面71aを押圧する。そし
て、昇降用シリンダ39の型締め力が所定値になったと
きに、その型締め状態を維持する。続いて、図7に示す
型締め機構80の移動側係合部81cが型側係合部81
a,81b側へ移動して型側係合部81a,81bに係
合される。これにより、図8に示すように、可動型42
と固定型71とによりキャビティCTが形成される。
T内に溶融樹脂が射出される。このとき、キャビティC
T内における溶融樹脂の射出圧は、押圧部52に加えら
れないから(図2参照)、昇降用シリンダ39により加
えられる力は、一定値P2である。
圧力PCTは、可動型42に加わり、図9に示すように、
該可動型42を僅かに撓ませつつラック機構81の型側
係合部81a,81bから移動側係合部81cへ伝達さ
れ、該移動側係合部81cの引張り力で支持される。
型42を僅かに撓ませるとともに、エジェクタピン64
の先端面にも加わる。エジェクタピン64は、ピン拡張
部64bで可動型42のピン係合ブロック42dと係合
しているから、エジェクタピン64に加わる力は、可動
型42に伝達され、エジェクタピン64が可動型42と
一体的に撓む。したがって、ピン先端部64aがキャビ
ティCTに突出した状態になって成形品にピン跡を生じ
させることもない。
却固化した後に、型締め機構80の移動側係合部81c
を型側係合部81a,81bから離して、さらに昇降装
置38の駆動により型開きし、エジェクタ機構60のエ
ジェクタピン用シリンダ66が駆動されてエジェクタロ
ッド65が上方向へ移動する。これにより、成形品が離
型して取り出される。
ビティ内圧力PCTは、可動型42及び固定型71の側部
に設けた型締め機構80で負担されるから、昇降装置3
8の昇降用シリンダ39により必要とする力は、PL面
押圧機構50による可動型42と固定型71とのPL面
を型締めする力だけでよい。
成形品を作るために、型締め力を大きくした大型の昇降
装置38を設置する必要がない。このように昇降装置3
8が小型であっても、平均型内圧力P1を大きくするこ
とができ、これにより成形面の品質を向上させることが
できる。
2を固定型71に対して、ラック機構81により固定し
ており、このラック機構81は、型側係合部81a,8
1bと移動側係合部81cとの歯による係合であり、簡
単な構成の鋼材からなる移動側係合部81cの張力で堅
固に型締めでき、大きな射出圧に耐えることができる。
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
型側係合部81a,81b及び移動側係合部81cの歯
による係合により、可動型42を固定型71に型締めす
る機構としたが、これに限らず、両型の種々の構成をと
ることができ、たとえば、上型11と下型12との外側
部から嵌合することにより型締めする構成をとることが
できる。
ようにPL面押圧機構50として、押圧部52と一体の
ロッド51の下端部をスペーサブロック44に固定した
が、ロッド51を固定する手段としては、エジェクタ下
プレート62やエジェクタ上プレート63に固定した
り、可動取付板43に固定してもよく、すなわち、押圧
部52を可動型42と独立して移動できるような固定手
段であれば、いずれの構成であってもよい。
を説明する説明図。
ティ内圧力PCTを示すタイミングチャート。
断面図。
図。
態を説明する説明図。
力の算出方法を説明するための説明図。
力の算出方法を説明するための説明図。
びキャビティ内圧力PCTを示すタイミングチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】 型締めされることにより互いに密着する
接合面をそれぞれ有し、該両接合面が密着することによ
り溶融材料を固化させるためのキャビティを構成すると
ともに、該キャビティ内に溶融材料を注入した場合にお
いて、注入された溶融材料の圧力によって発生する型開
き方向の力を受ける受圧部を有する第1型部及び第2型
部と、 上記第1型部と上記第2型部とが型開きしないように上
記受圧部に対して型締め力を加える第1型締め手段と、 一方の上記接合面の少なくとも一部を構成し、上記キャ
ビティ内の溶融材料が該キャビティからはみ出ることを
防止するように他方の上記接合面に対して押圧する押え
部と、 上記押え部を上記第1型締め手段と独立して移動するこ
とにより、上記押え部の一方の接合面が上記他方の接合
面に対して押圧する力を加える第2型締め手段と、 を備えた成形装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記第1型締め手段は、上記第1型部と上記第2型部と
にまたがって掛け渡されて、上記両受圧部が離れるのを
規制する規制部材を備えている成形装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 上記規制部材は、上記第1型部及び上記第2型部の側部
で、型締め力を加えるように上記第1型部と上記第2型
部とにまたがって係合する係合部を有し、 上記第2型締め手段は、上記型締め方向から上記押え部
を可動するように構成され、 ている成形装置。
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