JP3521616B2 - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
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Description
その接点を開閉する駆動機構に関する。
16に示すように、抱き合わせた一対の略L字形状の鉄
芯1a,1bにコイル1cを巻回して形成された電磁石
ブロック1と、この電磁石ブロック1の励磁,消磁に基
づき、回転軸2aを中心に回動するH−電極子2bと、
このH−電極子2bの回転運動につれて往復移動する伝
達機構3と、この伝達機構3の往復移動につれて可動接
触片4の可動接点4aが固定接触片5の固定接点5aに
接離する接点機構6とからなるものがある。なお、7
は、前記伝達機構3を引き戻すためにスイッチスタック
支持8に取り付けられた引き戻しスプリングである。
電磁継電器によれば、H−電極子2bおよび伝達機構3
を介して接点機構6を駆動しているので、部品点数が多
い。このため、組立工数が多いだけでなく、組立精度,
動作特性にバラツキが生じやすい。また、前記電磁継電
器によれば、電磁石ブロック1,H−電極子2bおよび
接点機構6を直線的に順次配置しているので、装置全体
が長くなりやすい。特に、開閉する回路の数が多い場
合、回路の数が増加するにつれて接点機構6が長くなる
ので、長さの短い電磁継電器が得られないという問題点
がある。
少なく、長さの短い電磁継電器を提供することを目的と
する。
器は、前記目的を達成するため、鉄芯にコイルを巻回し
て形成された電磁石ブロックと、前記電磁石ブロックの
励磁,消磁に基づいて前記鉄芯の軸心に沿って平行に往
復移動する可動ブロックと、側面が絶縁壁となる一対の
ベースを組み合わせて形成される空間内に前記電磁石ブ
ロックおよび前記可動ブロックを収納するとともに、前
記ベースの絶縁壁の外側面に接点機構を配した箱形ベー
スブロックとからなり、前記ベースの絶縁壁に設けた操
作用穴から突出する前記可動ブロックの駆動用爪部で前
記接点機構の可動接触片を駆動し 、接点を開閉する構成
としてある。
ものであってもよい。そして、前記電磁石ブロックおよ
び可動ブロックは、前記箱形ベースブロック内で、前記
接点機構の動作特性を調整するために前記鉄芯の軸心方
向に位置調整可能であってもよい。
面に形成された凹所内に配置され、かつ、複数対の可動
接触片および固定接触片からなる接点機構が、前記箱形
ベースブロックに嵌合したケースカバーの内側面に当接
する仕切り壁で、一対の前記可動接触片および前記固定
接触片ごとに仕切られていてもよい。さらに、前記ケー
スカバーの内側面に、前記仕切り壁に隣接するリブを突
設しておいてもよい。
図1ないし図15の添付図面に従って説明する。本実施
形態にかかる電磁継電器は、図1に示すように、大略、
ベースブロック10と、電磁石ブロック40と、可動ブ
ロック60と、ケースカバー80とからなるものであ
る。
れを2つ割りにした形状を有するベース20,21を組
み合わせて形成されている(図6)。前記ベース20,
21の外側面には接点機構30がそれぞれ組み込まれて
いる。なお、ベース20はベース21と同一形状を有す
るので、説明の便宜上、ベース20の説明は省略する。
に、その外側面に、仕切り壁22a,22bで仕切られ
た独立する3つの凹所23a,23b,23cが並設さ
れている。この凹所23a,23b,23cの底面に
は、後述する可動ブロック60の駆動用爪部65,6
6,67が突出し、かつ、往復移動できる横孔24a,
24b,24cがそれぞれ形成されている。また、前記
凹所23a,23b,23cの下辺には、前記凹所23
a,23b,23cに連通する圧入用スリット25a〜
25fが2つずつ形成されている。一方、凹所23bの
上辺には一対の切り欠き部26a,26bが形成されて
いる。さらに、前記凹所23a,23b,23c内に
は、これを左右に2分割する不連続な位置規制用リブ2
7a,27bがそれぞれ突設されている。また、前記凹
所23a,23cのそれぞれ隣り合う位置にカシメ用貫
通孔28a,28bが形成されている。さらに、前記ベ
ース21は、その側端面に後述する開口部11を形成す
る切り欠き部28cを有する。そして、前記ベース21
の外側面の下方隅部に係合用突起28dが形成されてい
る一方、前記ベース21の突き合わせ面の上方隅部に嵌
合用突起28e,嵌合用凹部28fが形成されている。
5fに、固定接触片31,33,36および可動接触片
32,34,35の端子部31a〜36aをそれぞれ圧
入する。これにより、固定接触片31,33,36がベ
ース21のリブ27a,27bにそれぞれ当接して位置
規制されるとともに、その固定接点31b,33b,3
6bが可動接点32b,34b,35bにそれぞれ接離
可能に対向する。
7bが固定接触片31,33,36を位置規制するの
で、接点溶着が生じても、強制開離できる。また、前記
リブ27a,27bが固定接触片31,33,36と可
動接触片32,34,35との間をそれぞれ仕切るの
で、絶縁特性が向上する。さらに、本実施形態によれ
ば、固定接触片31,33,36および可動接触片3
2,34,35の圧入位置を入れ替えるだけで、接点仕
様の異なる電磁継電器が得られるので、便利である。そ
して、ベース20,21が同一形状であるので、部品管
理が容易になるだけでなく、成形金型が一種類でよく、
製造コストを低減できるという利点がある。
に示すように、両端に鍔部41,42を有する線対称の
スプール43の胴部にコイル44を巻回し、その引き出
し線を鍔部41に設けたコイル端子45,45にからげ
てハンダ付けしてある。そして、前記スプール43の中
心孔46に鉄芯50が挿通され、突出する一方の端部5
0aに遮磁板51,補助鉄芯52および支持ばね53が
順次嵌合され、かつ、カシメ固定されている一方、突出
する他方の端部50bに補助鉄芯54,遮磁板51およ
び支持ばね53が順次嵌合され、かつ、カシメ固定され
ている。したがって、本実施形態では、支持ばね53が
電磁石ブロック40に直接固定されるので、組立精度が
高く、動作特性にバラツキが生じない。また、この実施
形態では、補助鉄芯52のカシメ固定で遮磁板51およ
び支持ばね53を同時に固定でき、組立工数が少ない。
シメ用嵌合孔51aを形成したものであり、その下端縁
部を直角に曲げ起こして位置決め用係止爪51bとして
ある。この係止爪51bを補助鉄芯52の下面に係止す
ることにより、正確な組み付けが可能になる。
メ用突部52a,54aを側方にそれぞれ突設した正面
略十字形であり、その上端部を磁極部52b,54bと
するとともに、下方側の中央にカシメ用嵌合孔52c,
54cを設けてある。
板ばね材を打ち抜いて屈曲したものであり、下方端部を
曲げ起こして重ね合わせることにより、長孔53aの下
辺縁部から位置規制用舌片53bが突出するとともに、
カシメ用嵌合孔53cが形成される。さらに、支持ばね
53は、その両側縁部を切り欠いて係合用切り欠き部5
3e,53eを設けてある。
形成された稜線53dの近傍に位置する長孔53aの下
辺縁部に当接する。このため、支持ばね53の上半部
が、その稜線53dを中心に回動し、回動支点にずれが
生じないので、動作特性が安定する。
に、カード61に、略L字形状の第1可動鉄片70、直
方体の永久磁石71および略コ字形状の第2可動鉄片7
2を順次組み付けたものである。
に並設した側壁62,62の内側面に一対の略L字形突
部63a,63bをそれぞれ突設するとともに、前記側
壁62,62の上辺縁部に係合用舌片64a,64bを
延在してある。一方、前記側壁62,62の外側面には
前記可動接触片32,34,35を駆動する駆動用爪部
65,66,67を側方に突設してある。この爪部6
5,66,67には、可動接触片を圧入できるスリット
65a,66a,67aを形成してある。そして、前記
側壁62,62の端面縁部から係合用腕部68,68が
平行に延在し、これらの先端部近傍に前記支持ばね5
3,53に当接する当接部69a,69bが一体に架け
渡されている。さらに、前記腕部68の内側面には係合
用凹部68aが対向するように形成されている。
53,53に線接触する断面形状を有している。なお、
当接部69a,69bの内側縁部は、カード61の中心
線から等距離である。しかし、支持ばね53の回動角度
を異ならしめることにより、ばね荷重を異ならしめるた
め、当接部69a,69bの外側の先端縁部は、カード
61の中心線から異なる距離に位置している。
に、両端部70a,70bの間に位置する側端面に係合
用切り欠き部70c,70cを形成してある。
示した前記突部63a,63b間の領域63cに嵌合可
能な長さ寸法を有している。
に、両端部72a,72b近傍の側端面に係合用突起7
2cを有するとともに、この係合用突起72c,72c
の間に位置する側端面に係合用切り欠き部72d,72
eを形成したものである。
間に第1可動鉄片70を上方から組み込み、その切り欠
き部70c,70cを側壁62の内側面に突設した突部
63a,63bにそれぞれ嵌合して巾方向および長さ方
向の位置決めを行う。そして、隣り合う前記突部63
a,63bの領域63cに永久磁石71を嵌合して巾方
向,長さ方向の位置決めを行う。さらに、第2可動鉄片
72の突起72cをカード61の凹部68aに嵌合する
とともに、その切り欠き部72d,72eを側壁62,
62の舌片64a,64bに係合することにより、第2
可動鉄片72が巾方向,長さ方向および上下方向に位置
決めされ、可動ブロック60の組み立て作業が完了す
る。本実施形態によれば、カード61に永久磁石71を
確実に固定できるという利点がある。
3,53を押し広げ、その切り欠き部53e,53eに
可動ブロック60の腕部68の先端部を係合する。これ
により、支持ばね53,53の内向面にカード61の当
接部69a,69bが線接触し、可動ブロック60が鉄
芯50の軸心に沿って平行に往復移動可能に支持される
(図14)。本実施形態によれば、一対の支持ばね5
3,53で可動ブロック60の両端部を支持し、摩擦等
の悪影響が少ないので、動作特性が安定している。ま
た、一対の支持ばね53,53で可動ブロック60の両
端部を支持しているので、ばね特性のバラツキが生産ロ
ットごとに生じても、結果として両者の合成ばね力は変
化しない。このため、支持ばね53の部品精度のバラツ
キに基づく動作特性のバラツキを防止できるという利点
がある。
石ブロック40および可動ブロック60を、ベース20
の内側面に組み付け、その横孔24a,24b,24c
から突出するカード61の爪部65,66,67に設け
たスリット65a,66a,67aに可動接触片32,
34,35をそれぞれ圧入する(図3)。そして、ベー
ス20およびベース21の前記嵌合用突起28eおよび
嵌合用凹部28fを相互に組み付けることにより、ベー
ス21の横孔24a,24b,24cから突出する爪部
65,66,67のスリット65a,66a,67aに
可動接触片32,34,35を圧入する。さらに、図4
に示すように、ベース20,21の貫通孔28a,28
bから突出する補助鉄芯52,54のカシメ用突部52
a,54aをカシメ固定することにより、ベース20,
21が一体化され、ベースブロック10が完成する。
52a,54aが貫通孔28a,28bにおいて長さ方
向に若干移動可能となっている。このため、常開接点,
常閉接点の組み合わせを変えることにより、ばね負荷が
変化しても、ベースブロックに対して電磁石ブロックお
よび可動ブロックを長さ方向にスライドさせ、ばね負荷
を調整できる。この結果、同一の内部構成部品で接点仕
様の異なる電磁継電器を製造できるという利点がある。
0,21の切り欠き部28c,28cが組み合わされる
ことにより、ベースブロック10の両端面に支持ばね5
3が調整可能の露出する開口部11が形成される。この
ため、後述するケースカバー80を嵌合する前に動作特
性をチェックでき、動作特性が不適合であれば、支持ば
ね53を調整して動作特性を調整できる。
介して電磁石ブロック40および可動ブロック60から
仕切られるので、優れた絶縁特性を有する電磁継電器が
得られるという利点がある。
および可動ブロック60を収納したベースブロック10
に嵌合可能な箱形状を有するものである。そして、その
内側面に一対のリブ81a,81bを並設してある。こ
のリブ81a,81bは、ケースカバー80が外方に膨
出した場合であっても、ベース20,21の切り欠き部
26a,26bに嵌合することにより、仕切り壁22
a,22bに隣接する。このため、凹所23a,23
b,23c間の沿面距離が増大し、絶縁特性が向上す
る。なお、82は係合孔であり、83は引き抜き用係止
部である。
ク40および可動ブロック60を収納したベースブロッ
ク10の切り欠き部26a,26bに、ケースカバー8
0のリブ81a,81bを嵌合して押し下げ、ベース2
0,21の突起28dにケースカバー80の係合孔82
に係合することにより、組み立て作業が完了する。本実
施形態によれば、ベース20,21の仕切り壁22a,
22bとケースカバー80とによって接点機構30が一
対の固定接触片および可動接触片ごとに区切られ、絶縁
特性が良いという利点がある。
作について説明する。まず、図15(b)に示すよう
に、第1可動鉄片70の端部70bと補助鉄芯54の磁
極部54bとの対向面積、および、第2可動鉄片72の
端部72aと補助鉄芯52の磁極部52bとの対向面積
が広いので、左右の磁気バランスが崩れている。このた
め、電磁石ブロック40のコイル44に電圧が印加され
ていない場合、支持ばね53,53のばね力に抗して第
1可動鉄片70の端部70bおよび第2可動鉄片72の
端部72aが前記磁極部54b,52bに永久磁石71
の磁力でそれぞれ吸着している。
片32,34の可動接点32b,34bが固定接触片3
1,33の固定接点31b,33bからそれぞれ開離し
ているとともに、可動接触片35の可動接点35bが固
定接触片36の固定接点36bに接触している。
す方向に磁束が生じるようにコイル44に電圧を印加す
ると、第1可動鉄片70の端部70aが補助鉄芯52の
磁極部52bに吸引されるとともに、第2可動鉄片72
の端部72bが補助鉄芯54の磁極部54bに吸引され
る。このため、第1可動鉄片70の端部70bが補助鉄
芯54の磁極部54bから開離するとともに、第2可動
鉄片72の端部72aが補助鉄芯52の磁極部52bか
ら開離する。この結果、永久磁石71の磁力および支持
ばね53のばね力に抗し、可動ブロック60がコイル端
子45側にスライド移動する。そして、可動接点35b
が固定接点36bから開離するとともに、可動接点32
b,34bが固定接点31b,33bに接触し、接点が
切り替わる。その後、第1可動鉄片70の端部70aが
補助鉄芯52の磁極部52bに吸着するとともに、第2
可動鉄片72の端部72bが補助鉄芯54の磁極部54
bに吸着する。
3,53のばね力および永久磁石71の磁力により、可
動ブロック60が前述とは逆方向にスライド移動し、元
の状態に復帰する。
合について説明したが、可動接触片のばね力、支持ばね
のばね力および永久磁石の磁力を適宜選択することによ
り、自己保持型の電磁継電器に適用してもよい。
にかかる請求項1に記載の電磁継電器によれば、本願発
明にかかる可動ブロックが、従来例のH−電極子および
伝達機構の機能を果たすので、部品点数が少ない。この
ため、組立工数が減少するだけでなく、従来例のような
組立精度,動作特性にバラツキが生じない。特に、可動
ブロックを介して接点機構の可動接触片を直接駆動でき
るので、エネルギーロスが少なく、エネルギー効率の良
い電磁継電器が得られる。また、接点機構が鉄芯の軸心
を間にして電磁石ブロックの両側に配置されるので、長
さの短い電磁継電器が得られる。特に、接点の数が増加
し、接点機構自体が長くなっても、電磁継電器の長さが
従来例のように直ちに長くなることはない。さらに、一
対のベースを組み合わせて形成される空間内に電磁石ブ
ロックおよび可動ブロックが収納され、接点機構が前記
ベースの絶縁壁を介して前記電磁石ブロックおよび前記
可動ブロックから仕切られるので、優れた絶縁特性を有
する電磁継電器が得られる。そして、一対のベースで箱
形ベースブロックを形成しているため、前記ベースを成
形する金型は箱形ベースブロックを直接成形する金型よ
りも簡単な構造となり、金型の製造が容易になる。請求
項2によれば、2種類のベースを在庫する必要がないの
で、部品管理が容易になるとともに、1種類の成形金型
で製造できる。請求項3によれば、電磁石ブロックおよ
び可動ブロックを鉄芯の軸心方向にスライドさせて位置
調整することにより、接点機構の動作特性を調整でき
る。このため、接点機構の可動接触片および固定接触片
の組み合わせを変更することにより、ばね負荷が変化し
ても、そのばね負荷を調整できる。この結果、同一の電
磁石ブロックで異なる接点仕様の接点機構を駆動でき、
部品の共用化が可能となるので、部品管理が容易にな
る。請求項4によれば、ケースカバーで被覆されたベー
スの凹所内の接点機構が、一対の可動接触片および固定
接触片ごとに仕切り壁で仕切られるので、優れた絶縁特
性を有する電磁継電器が得られる。請求項5によれば、
前記ベースの仕切り壁にケースカバーのリブが隣接する
ので、仕切り壁で仕切られた隣り合う接触片間の沿面距
離が長くなり、より一層優れた絶縁特性を有する電磁継
電器が得られるという効果がある。
す分解斜視図である。
解斜視図である。
を組み合わせた状態を示す正面図である。
方法を示す斜視図である。
ックを収納するベースブロックに、ケースカバーを組み
合わせた状態を示す正面断面図である。
図である。
解斜視図である。
たベースの斜視図であり、図(b)は外方から見たベー
スの斜視図である。
は折り重ねる前の正面図、図(b)は折り重ねた後の正
面図、図(c)は左側面図、図(d)は背面図、図
(e)は下方側からみた斜視図である。
平面図、図(b)は要部部分拡大図、図(c)は断面斜
視図、図(d)は断面正面図である。
た状態を示す斜視図である。
ブロックを示し、図(a)は正面図、図(b)は概略正
面図である。
ある。
ース、23a,23b,23c…凹所、24a,24
b,24c…横孔、26a,26b…切り欠き部、27
a,27b…リブ、28a,28b…カシメ用貫通孔、
28c…切り欠き部、30…接点機構、31,33,3
6…固定接触片、31b,33b,36b…固定接点、
32,34,35…可動接触片、32b,34b,35
b…可動接点、40…電磁石ブロック、44…コイル、
50…鉄芯、50a,50b…端部、51…遮磁板、5
2,54…補助鉄芯、52a,54a…カシメ用突部、
52b,54b…磁極部、53…支持ばね、53b…舌
片、60…可動ブロック、61…カード、63a,63
b…突部、63c…領域、64a,64b…係合用舌
片、65,66,67…駆動用爪部、65a,66a,
67a…スリット、68…腕部、68a…係合用凹部、
69a,69b…当接部、70…第1可動鉄片、70c
…切り欠き部、71…永久磁石、72…第2可動鉄片、
72c…係合用突起、72d,72e…係合用切り欠き
部、80…ケースカバー、81a,81b…リブ。
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄芯にコイルを巻回して形成された電磁
石ブロックと、前記電磁石ブロックの励磁,消磁に基づ
いて前記鉄芯の軸心に沿って平行に往復移動する可動ブ
ロックと、側面が絶縁壁となる一対のベースを組み合わ
せて形成される空間内に前記電磁石ブロックおよび前記
可動ブロックを収納するとともに、前記ベースの絶縁壁
の外側面に接点機構を配した箱形ベースブロックとから
なり、 前記ベースの絶縁壁に設けた操作用穴から突出する前記
可動ブロックの駆動用爪部で前記接点機構の可動接触片
を駆動し、接点を開閉する ことを特徴とする電磁継電
器。 - 【請求項2】 前記ベースが、同一形状を有することを
特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。 - 【請求項3】 電磁石ブロックおよび可動ブロックが、
箱形ベースブロック内で、接点機構の動作特性を調整す
るために鉄芯の軸心方向に位置調整可能であることを特
徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。 - 【請求項4】 箱形ベースブロックの絶縁壁の外側面に
形成された凹所内に配置され、かつ、複数対の可動接触
片および固定接触片からなる接点機構が、前記箱形ベー
スブロックに嵌合したケースカバーの内側面に当接する
仕切り壁で、一対の前記可動接触片および前記固定接触
片ごとに仕切られていることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項に記載の電磁継電器。 - 【請求項5】 前記ケースカバーの内側面に、前記仕切
り壁に隣接するリブを突設したことを特徴とする請求項
4に記載の電磁継電器。
Priority Applications (5)
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