JP3520936B2 - 育毛剤 - Google Patents

育毛剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミノキシジルとモッコ
ウまたはセイモッコウの抽出物を併用することにより発
毛効果を増強した育毛剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒトの頭髪の成長を促進または維
持させることに用いられる育毛剤に関しては、種々の技
術が提案されてきている。例えば、ミノキシジルは、末
梢血管拡張剤であるが、育毛効果があることが知られて
いる。また、天然物中の成分を発毛成分とする研究もか
なり行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
まで知られている育毛剤に比べてより高い育毛効果を有
する育毛剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、ミノキシジルとモッコウまたはセイモッコウの
抽出物を併用すると、各々の育毛効果が相乗的に増強さ
れることを発見し、本発明を完成した。すなわち、本発
明は、ミノキシジルとモッコウまたはセイモッコウの抽
出物を含有してなる育毛剤である。
【0005】本発明に用いるモッコウは、キク科の多年
生草本であるSaussurea lappa Clark(Aucklandia lapp
a DecaisneまたはSaussurea costus (Falc.)Lipsch)の
根を通常は適当な大きさに横切して乾燥させたものであ
る。また、セイモッコウはウマノスズクサ科のウマノス
ズクサ(Aristolochia debilis Sieb. et Zucc)または
その同属植物(例えばマルバウマノスズクサ(A. conto
rta Bung)、マンシュウウマノスズクサ(A. manshuric
a Kom.)、オオバウマノスズクサ(A. kaempferi Will
d.)、アリストロキア ヘテロフィラ(A. heterophyll
a Hemsl))の根を通常は適当な大きさに切断し、乾燥
させたものである。本発明でいうモッコウまたはセイモ
ッコウの抽出物は、下記の方法にて得られる。
【0006】モッコウまたはセイモッコウを好ましくは
乾燥、粉砕した後、常温または加温下において水溶性溶
剤中で浸漬する。ここで、水溶性溶剤とは、たとえばエ
タノール、メタノール、イソプロピルアルコール等のア
ルコール類、精製水またはアルコール類と精製水の混液
を用いることができるが、アルコール類と精製水の混液
がより望ましい。必要に応じて、抽出溶媒を留去してそ
の残分を使用することもできる。抽出溶媒の量は生薬の
乾燥重量に対して2〜5倍が望ましい。
【0007】また、本発明において、ミノキシジルの配
合量は製剤全量に対して0.1〜2重量%、好ましくは
0.5〜1重量%であり、モッコウまたはセイモッコウ
の抽出物の配合量は0.5〜20重量%、好ましくは1
〜10重量%である。
【0008】ミノキシジルとモッコウまたはセイモッコ
ウの抽出物を含有する育毛剤は、外用剤、たとえばロー
ション剤、トニック剤、クリーム剤、軟膏剤、エアゾー
ル剤などの基剤に配合し、常法に従って製造することが
できる。これらの製剤の使用目的によっては、さらに血
管拡張剤(塩化カルプロニウム、ニコチン酸ベンジル、
センブリ抽出物、オタネニンジンエキス、ビタミンEア
セテート、トウガラシチンキなど)、副腎皮質ホルモン
(酢酸ヒドロコルチゾン、酪酸プロピオン酸ヒドロコル
チゾンなど)、抗ヒスタミン剤(塩酸ジフェンヒドラミ
ン、塩酸イソチペンジルなど)、抗炎症剤(グリチルレ
チン酸、グアイアズレンなど)、角質溶解剤(尿素、サ
リチル酸など)、殺菌剤(グルコン酸クロルヘキシジ
ン、イソプロピルメチルフェノール、第4級アンモニウ
ム塩、ヒノキチオールなど)保湿剤(ヒアルロン酸ナト
リウム、グリセリン、コンドロイチン硫酸、冬虫夏草抽
出物、サフラン抽出物など)、油分(ミリスチン酸イソ
プロピル、レシチン、スクワランなど)、界面活性剤
(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、グリセリン脂肪酸エステルなど)、多価アルコー
ル(プロピレングリコール、グリセリン、マクロゴール
など)、抗酸化剤(ジブチルヒドロキシトルエン、イソ
プロピルガレートなど)、金属イオン封鎖剤(エチレン
ジアミンテトラアセテートまたはその塩など)、清涼化
剤(メントール、カンフルなど)、色素、香料などを、
本発明の組成物の効果をそこなわない限り配合すること
ができる。
【0009】本発明の育毛剤は、1日1〜数回、適量を
頭皮に塗布して使用する。
【0010】
【発明の効果】本発明により、育毛効果に優れた育毛剤
を提供することが可能となった。
【0011】
【実施例】以下、実施例および比較例に基づいて本発明
を詳細に説明する。
【0012】実施例1 エタノール65重量部にプロピレングリコール5重量
部、ミノキシジル0.5重量部およびモッコウの70%
エタノール抽出液(モッコウ1重量部に70%エタノー
ル5重量部を加え、室温で1週間抽出した後、濾紙で濾
過して得た濾液である。以下、実施例2、3および試験
例において同じ。)5重量部および精製水24.5重量
部を加えて撹拌溶解し、ローションタイプの育毛剤を調
製した。
【0013】実施例2 精製水47.7重量部にカルボキシビニルポリマー0.
4重量部を撹拌しながら分散させた。これに、エタノー
ル40重量部、プロピレングリコール1重量部、グリセ
リン5重量部、ミノキシジル0.5重量部、モッコウの
70%エタノール抽出液5重量部およびジイソプロパノ
ールアミン0.4重量部を撹拌溶解させた液を添加し、
撹拌混合して、ゲルタイプの育毛剤を調製した。
【0014】実施例3 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレー
ト5重量部、ソルビタンモノステアレート3重量部、セ
タノール2重量部、ステアリルアルコール2重量部、流
動パラフィン10重量部およびビタミンEアセテート
0.2重量部を加温しながら混合溶解した。別に、ミノ
キシジル1重量部、モッコウの70%エタノール抽出液
3重量部、パントテニールエチルエーテル0.5重量
部、パラオキシ安息香酸メチル0.1重量部、プロピレ
ングリコール10重量部および精製水63.2重量部を
加温しながら撹拌溶解した液を加え、撹拌混合しながら
室温まで冷却し、クリームタイプの育毛剤を調製した。
【0015】実施例4 ミノキシジル0.5重量部、モッコウの無水エタノール
抽出液(モッコウ1重量部に無水エタノール3重量部を
加え、室温で1週間抽出した後、濾紙で濾過して得た濾
液である。以下実施例5および6において同じ。)8重
量部、ヒノキチオール0.1重量部、センブリエキス
0.1重量部、ニンジンエキス0.1重量部、グリチル
レチン酸0.2重量部、ビタミンEアセテート0.02
重量部、プラセンタエキス0.1重量部、L−メントー
ル0.2重量部、1,3−ブタンジオール5重量部、ポ
リオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油0.4重量部、
ミリスチン酸オクチルドデシル1重量部、グリセリルモ
ノイソステアレート1重量部、エタノール65重量部お
よび精製水18.3重量部を撹拌溶解して、ローション
タイプの育毛剤を調製した。
【0016】実施例5 ミノキシジル0.5重量部、モッコウの無水エタノール
抽出液5重量部、プロピレングリコール5重量部、ポリ
オキシエチレン(20)モノオレエート5重量部、エタ
ノール50重量部および精製水30.5重量部を撹拌溶
解した。この液をエアゾール缶に入れ、液化石油ガス4
重量部を加圧充填し、エアゾールタイプの育毛剤を調製
した。
【0017】実施例6 精製水48.7重量部にカルボキシビニルポリマー0.
4重量部を撹拌しながら分散させた。これに、エタノー
ル40重量部、プロピレングリコール5重量部、ミノキ
シジル0.5重量部、モッコウの無水エタノール抽出液
5重量部およびジイソプロパノールアミン0.4重量部
を撹拌溶解させた液を添加し、撹拌混合して、ゲルタイ
プの育毛剤を調製した。
【0018】実施例7 ミノキシジル0.5重量部、モッコウのイソプロピルア
ルコール抽出液(モッコウ1重量部にイソプロピルアル
コール5重量部を加え、室温で1週間抽出したのち、濾
紙で濾過して得た濾液である。以下、実施例8において
同じ。)4重量部、1,3−ブタンジオール2重量部、
プロピレングリコール4重量部、ポリオキシエチレン
(20)ポリオキシプロピレン(6)デシルテトラデシ
ルエーテル3重量部、エタノール55重量部および精製
水31.5重量部を撹拌溶解し、ローションタイプの育
毛剤を調製した。
【0019】実施例8 ミノキシジル0.5重量部、モッコウのイソプロピルア
ルコール抽出液5重量部、パントテニールエチルエーテ
ル0.5重量部、エチニルエストラジオール0.000
8重量部、グリチルレチン酸0.2重量部、ビタミンE
アセテート0.02重量部、トウガラシチンキ0.5重
量部、グリセリルモノイソステアレート1重量部、プロ
ピレングリコール5重量部、ポリオキシエチレン(2
0)ソルビタンモノオレエート1.5重量部、エタノー
ル70重量部および精製水15.7792重量部を撹拌
溶解し、ローションタイプの育毛剤を調製した。
【0020】実施例9 エタノール65重量部にプロピレングリコール5重量
部、ミノキシジル0.5重量部、セイモッコウの70%
エタノール抽出液(セイモッコウ1重量部に70%エタ
ノール5重量部を加え、室温で1週間抽出した後、濾紙
で濾過して得た濾液である。以下、実施例10、11お
よび試験例において同じ。)5重量部および精製水2
4.5重量部を加えて撹拌溶解し、ローションタイプの
育毛剤を調製した。
【0021】実施例10 精製水47.7重量部にカルボキシビニルポリマー0.
4重量部を撹拌しながら分散させた。これに、エタノー
ル40重量部、プロピレングリコール1重量部、グリセ
リン5重量部、ミノキシジル0.5重量部、セイモッコ
ウの70%エタノール抽出液5重量部およびジイソプロ
パノールアミン0.4重量部を撹拌溶解させた液を添加
し、撹拌混合して、ゲルタイプの育毛剤を調製した。
【0022】実施例11 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレー
ト5重量部、ソルビタンモノステアレート3重量部、セ
タノール2重量部、ステアリルアルコール2重量部、流
動パラフィン10重量部およびビタミンEアセテート
0.2重量部を加温しながら混合溶解した。別に、ミノ
キシジル1重量部、セイモッコウの70%エタノール抽
出液3重量部、パントテニールエチルエーテル0.5重
量部、パラオキシ安息香酸メチル0.1重量部、プロピ
レングリコール10重量部および精製水63.2重量部
を加温しながら撹拌溶解した液を加え、撹拌混合しなが
ら室温まで冷却し、クリームタイプの育毛剤を調製し
た。
【0023】実施例12 ミノキシジル0.5重量部、セイモッコウの無水エタノ
ール抽出液(セイモッコウ1重量部に無水エタノール3
重量部を加え、室温で1週間抽出した後、濾紙で濾過し
て得た濾液である。以下実施例13および14において
同じ。)8重量部、ヒノキチオール0.1重量部、セン
ブリエキス0.1重量部、ニンジンエキス0.1重量
部、グリチルレチン酸0.2重量部、ビタミンEアセテ
ート0.02重量部、プラセンタエキス0.1重量部、
L−メントール0.2重量部、1,3−ブタンジオール
5重量部、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油
0.4重量部、ミリスチン酸オクチルドデシル1重量
部、グリセリルモノイソステアレート1重量部、エタノ
ール65重量部および精製水18.3重量部を撹拌溶解
して、ローションタイプの育毛剤を調製した。
【0024】実施例13 ミノキシジル0.5重量部、セイモッコウの無水エタノ
ール抽出液5重量部、プロピレングリコール5重量部、
ポリオキシエチレン(20)モノオレエート5重量部、
エタノール50重量部および精製水30.5重量部を撹
拌溶解した。この液をエアゾール缶に入れ、液化石油ガ
ス4重量部を加圧充填し、エアゾールタイプの育毛剤を
調製した。
【0025】実施例14 精製水48.7重量部にカルボキシビニルポリマー0.
4重量部を撹拌しながら分散させた。これに、エタノー
ル40重量部、プロピレングリコール5重量部、ミノキ
シジル0.5重量部、セイモッコウの無水エタノール抽
出液5重量部およびジイソプロパノールアミン0.4重
量部を撹拌溶解させた液を添加し、撹拌混合して、ゲル
タイプの育毛剤を調製した。
【0026】実施例15 ミノキシジル0.5重量部、セイモッコウのイソプロピ
ルアルコール抽出液(セイモッコウ1重量部にイソプロ
ピルアルコール5重量部を加え、室温で1週間抽出した
のち、濾紙で濾過して得た濾液である。以下、実施例1
6において同じ。)4重量部、1,3−ブタンジオール
2重量部、プロピレングリコール4重量部、ポリオキシ
エチレン(20)ポリオキシプロピレン(6)デシルテ
トラデシルエーテル3重量部、エタノール55重量部お
よび精製水31.5重量部を撹拌溶解し、ローションタ
イプの育毛剤を調製した。
【0027】実施例16 ミノキシジル0.5重量部、セイモッコウのイソプロピ
ルアルコール抽出液5重量部、パントテニールエチルエ
ーテル0.5重量部、エチニルエストラジオール0.0
008重量部、グリチルレチン酸0.2重量部、ビタミ
ンEアセテート0.02重量部、トウガラシチンキ0.
5重量部、グリセリルモノイソステアレート1重量部、
プロピレングリコール5重量部、ポリオキシエチレン
(20)ソルビタンモノオレエート1.5重量部、エタ
ノール70重量部および精製水15.7792重量部を
撹拌溶解し、ローションタイプの育毛剤を調製した。
【0028】試験例[育毛効果試験] 前記実施例1または9の調製方法に準じ、表1に示す処
方で試料1〜12および対照試料1(ミノキシジル、モ
ッコウの抽出物、セイモッコウの抽出物のいずれも含ま
ない試料)を調製した。試験動物は、C3H系マウス
(雄性、7週齢)10匹を1群とし、各群の動物につい
てその背部の2cm×3cmの範囲をバリカンで除毛
し、試験に供した。
【0029】
【表1】
【0030】(1)試料1〜12および対照試料1の各
々について、それぞれ別個の群の供試動物を割り当て、
その除毛部に1日1回、0.2ml塗布した。試料塗布
10日後および20日後の被験部の毛の成長の程度を肉
眼により下記の6段階で評価した。結果を表2に示し
た。
【0031】肉眼評価における判断基準 0:育毛が全く認められない 1:育毛している 2:硬毛が生えそろっている 3:硬毛が正常の約50%生えている 4:硬毛が正常の約75%生えている 5:硬毛が正常の約100%生えている
【0032】
【表2】
【0033】(2)また、供試動物の毛の色は黒色で、
除毛部の皮膚の色は灰色であり、その毛の成長と共に灰
色から黒色に色調が変化することから、毛の色の黒さの
程度を下記のように測定し、毛の成長を評価した。すな
わち、分光色差計(高速分光色差計CMS−1200
型、村上色彩技術研究所社製)を使用し、L***
色系に基づく除毛直後の被験部のL*値a*値b*値と試
料塗布10日後および20日後の被験部のΔL*,Δ
*、Δb*を算出し、式 ΔE*ab={(ΔL*2+(Δa*2+(Δb*21/2 から色差ΔEabを求め、その1群の平均値で毛の色
の黒さを示した。
【0034】なお、試料塗布20日後に、被験部の2c
m×3cmの範囲の毛をバリカンで刈り取り、その重量
を測定して各々の試料による毛の成長量(mg)とし
た。これと前記の式から得た色差ΔE*abとの関係を
図1に示した。
【0035】この図より毛の成長と毛の黒さが比例関係
にあることは明らかである。
【0036】以上の結果から明らかなように、本発明の
ミノキシジルおよびモッコウの抽出物を含有する育毛剤
の育毛効果は著しく、本発明の育毛効果の有効性が認め
られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】毛の成長量と色差ΔE*abの関係を示すグラ
フである。
フロントページの続き (72)発明者 漆崎 文男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正 製薬株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−215887(JP,A) 特開 平7−53338(JP,A) 特開 平6−227960(JP,A) 特開 平5−255048(JP,A) 特開 平5−255044(JP,A) 特開 平5−4908(JP,A) 特開 平2−62818(JP,A) 特開 昭64−68308(JP,A) 特開 昭62−158204(JP,A) 特開 昭58−88306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミノキシジルと、モッコウの抽出物を含
    有してなる育毛剤。
  2. 【請求項2】 ミノキシジルの配合量が0.1〜2重量
    %であり、モッコウ抽出物の配合量が0.5〜20重量
    %である請求項1に記載の育毛剤。
  3. 【請求項3】 外用剤である請求項1記載の育毛剤。
  4. 【請求項4】 抽出物が水溶性溶媒で抽出された抽出物
    である請求項1に記載の育毛剤。
  5. 【請求項5】 水溶性溶媒がアルコール類またはアルコ
    ール類と水の混合液である請求項記載の育毛剤。
  6. 【請求項6】 ミノキシジルと、セイモッコウの抽出物
    を含有してなる育毛剤。
  7. 【請求項7】 ミノキシジルの配合量が0.1〜2重量
    %であり、セイモッコウの抽出物の配合量が0.5〜2
    0重量%である請求項6に記載の育毛剤。
  8. 【請求項8】 外用剤である請求項6に記載の育毛剤。
  9. 【請求項9】 抽出物が水溶性溶媒で抽出された抽出物
    である請求項6に記載の育毛剤。
  10. 【請求項10】 水溶性溶媒がアルコール類またはアル
    コール類と水の混合液である請求項9記載の育毛剤。
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