JP3520689B2 - 樹脂ターンテーブルの製法およびそれによって得られた樹脂ターンテーブル - Google Patents

樹脂ターンテーブルの製法およびそれによって得られた樹脂ターンテーブル

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMドラ
イブ,DVDドライブ等のスピンドルに使用されるセン
ターヨークインサート型の樹脂ターンテーブルの製法お
よびそれによって得られた樹脂ターンテーブルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROMドライブ,DVDド
ライブ等のスピンドルに使用されるターンテーブルとし
ては、金属製ターンテーブルに比べて安価で成形が容易
な樹脂ターンテーブルの需要が増加している。このよう
な樹脂ターンテーブルのなかでも、上面中央部にドーナ
ツ盤状のセンター金具(以下「センターヨーク」とい
う)がインサート成形されたセンターヨークインサート
型の樹脂ターンテーブルが多く用いられるようになって
きている。
【0003】上記センターヨークインサート型の樹脂タ
ーンテーブルは、図10に示すように、ターンテーブル
本体41が円盤状に形成され、その上面中央に、コンパ
クトディスク等をセンタリングする円錐台状のディスク
センタリング部40が形成されている。このディスクセ
ンタリング部40の中央部には、上下に貫通するシャフ
ト挿通穴43が形成された略円筒状のシャフト挿通穴部
43aが形成されている。そして、このディスクセンタ
リング部40の斜面部44と、上記シャフト挿通穴部4
3aとの間にドーナツ盤状のセンターヨーク42が、上
記シャフト挿通穴部43aと同心状にインサート成形さ
れており、図11に示すように、センターヨーク42の
盤面がディスクセンタリング部40の台面を形成するよ
うになっている。そして、上記ディスクセンタリング部
40の斜面部44には、複数個所(図では4個所)の穴
47が形成されている。上記センターヨーク42は、図
12および13に示すように、ドーナツ盤状に形成さ
れ、中央穴42aの内周上面側が面取り形成されて傾斜
面42bに形成されている。
【0004】上記樹脂ターンテーブルは(図11に戻
る)、シャフト挿通穴43にモータ等のシャフト(図示
せず)が圧入され、その上面にコンパクトディスク45
が搭載されて回転し、コンパクトディスク45を回転さ
せるようになっている。そして、コンパクトディスク4
5を樹脂ターンテーブル上に搭載する際には、コンパク
トディスク45を少し上の位置から落とすようにして樹
脂ターンテーブル上に載置することが行われる。このと
き、コンパクトディスク45の内径穴46が円錐台状の
ディスクセンタリング部40の斜面部44上をガイドと
して滑り、上記内径穴46がディスクセンタリング部4
0と嵌合し、コンパクトディスク45が樹脂ターンテー
ブルの中央に位置決めされ搭載される。
【0005】上記樹脂ターンテーブルは、つぎのように
して製造される。すなわち、図14に示すように、成形
空間30内に、センターヨーク42を保持する保持用ピ
ン31が設けられた第1の型32と、この第1の型32
と合わさる第2の型33とを準備する。上記保持用ピン
31は、センターヨーク42を囲む円周上の位置に等間
隔で複数本配設されている。そして、この保持用ピン3
1は、第1の型32の型面に穿設されたピン挿通穴34
に挿通され、成形空間30内に突出している。そして、
上記保持用ピン31の側部がセンターヨーク42の外周
壁に当接してセンターヨーク42を保持するようになっ
ている。図14において、48は成形空間30内に進退
可能に突出し、成形品を成形空間30から押し出すエジ
ェクタピンである。つぎに、上記第1の型32の保持用
ピン31にセンターヨーク42を保持させたのち、上記
両型32,33を合わせ、成形空間30内に樹脂を注入
して固化させ、保持状態のセンターヨーク42と樹脂と
を一体成形する。そののち、第1の型32と第2の型3
3とを型割りしてエジェクタピン48を図示の左側へ突
出させ、脱型することにより、図10および図11に示
すセンターヨークインサート型の樹脂ターンテーブルが
成形品は得られる。このようにして成形された樹脂ター
ンテーブルにおいて、センターヨーク42を保持してい
た複数の保持用ピン31の抜け跡が、ディスクセンタリ
ング部40の斜面部44に複数の穴47として形成され
る。図14において35は樹脂注入用のゲートである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、金属製のセンターヨーク42がターンテーブ
ル本体41の上面側にインサート成形され、このセンタ
ーヨーク42の下側の部分は樹脂材からなっている。こ
のようなセンターヨークインサート型の樹脂ターンテー
ブルでは、金属製のセンターヨーク42と樹脂との収縮
率の差により、図11において鎖線で示すように成形後
の樹脂ターンテーブル自体に反りが生じるという問題が
ある。すなわち、上記樹脂ターンテーブルを成形した場
合、上面側にインサートされたセンターヨーク42には
ほとんど寸法変化がなく、このセンターヨーク42の下
側に存在する樹脂には収縮が生じる。その結果、成形後
の樹脂ターンテーブルの樹脂部には、図11において矢
印Eで示すような収縮力が働き、上面側にインサートさ
れたセンターヨーク42は収縮しないことから、ちょう
どバイメタルが曲がるように、収縮側(下面側,矢印G
で示す)に反るのである。このため、樹脂だけを成形す
る場合の収縮率で金型設計を行うと、得られる樹脂ター
ンテーブルに反りが生じ、その反った部分が狙いの寸法
公差から外れてしまうという問題があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、成形後の樹脂ターンテーブルに反りが生じにく
い樹脂ターンテーブルの製法およびそれによって得られ
た樹脂ターンテーブルの提供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の樹脂ターンテーブルの製法は、ターンテー
ブル本体の上面中央に円錐台状のディスクセンタリング
部が形成され、このディスクセンタリング部とシャフト
挿通穴の外径部との間にドーナツ盤状のセンター金具が
インサート成形された樹脂ターンテーブルを製造する方
法であって、センター金具保持部が形成され型面にセン
ター金具が保持される第1の型と、この第1の型に合わ
さる第2の型とを準備する工程と、上記センター金具保
持部にセンター金具を保持させたのち第1の型と第2の
型とを合わせる工程と、成形空間内に樹脂を注入して固
化させ、センター金具保持部に保持された状態のセンタ
ー金具と樹脂とを一体成形する工程と、上記第1の型と
第2の型とを型割りして成形品を脱型させる工程とを備
え、上記センター金具保持部にセンター金具が保持され
た状態で、成形空間内に注入された樹脂の注入圧力によ
りセンター金具の中央部分がその上面の上方に撓むよ
う、センター金具の上面中央部分と第1の型の型面との
間にセンター金具中央部分の逃げ空間を形成したことを
要旨とする。
【0009】また、本発明の樹脂ターンテーブルは、上
面中央に円錐台状のディスクセンタリング部が突設され
このディスクセンタリング部の中央にシャフト挿通穴が
軸方向に穿設された樹脂製ターンテーブル本体と、上記
シャフト挿通穴と同心状に配設された状態で上記ディス
クセンタリング部に埋設されたドーナツ盤状のセンター
金具を備え、上記センター金具の上面中央部分に凹部が
形成されていることを要旨とする。
【0010】すなわち、本発明の樹脂ターンテーブルの
製法は、センター金具保持部にセンター金具が保持され
た状態で、成形空間内に注入された樹脂の注入圧力によ
りセンター金具の中央部分がその上面の上方に撓むよ
う、センター金具の上面中央部分と第1の型の型面との
間にセンター金具中央部分の逃げ空間を形成している。
このため、第1の型と第2の型とを合わせて成形空間内
に樹脂を注入するとき、センター金具保持部に保持され
たセンター金具が、成形空間内に注入される樹脂の注入
圧力によって、その上面の方向に向かって撓むのであ
る。そして、この状態でセンター金具と樹脂とが一体化
され、第1の型と第2の型とを型割りして成形品を脱型
させると、樹脂の注入圧力で中央部分が上面側に撓んで
いたセンター金具が元の形状に復元する。このセンター
金具の復元力により、樹脂ターンテーブルの周辺の部分
が上面側に反る傾向を生じる。一方、センター金具の下
側に存在する樹脂部は収縮するため、その収縮力によっ
て樹脂ターンテーブルの周辺の部分が、上記とは反対に
下面側に反る傾向を生じる。このように、センター金具
の復元力による反りと、樹脂部の収縮力による反りとが
釣り合って、結果的にほとんど反りのない樹脂ターンテ
ーブルを得ることができるのである。
【0011】また、本発明の樹脂ターンテーブルの製法
において、センター金具の上面中央部分に凹部が形成さ
れ、このセンター金具が、上面を型面に当接させた状態
でセンター金具保持部に保持されることにより、上記凹
部が逃げ空間に形成されるようになっている場合には、
特に金型に加工を施すことなく逃げ空間を形成させるこ
とができる。また、センター金具に凹部を形成させた分
だけ、センター金具の厚みが薄くなり、センター金具が
撓みやすくなるという利点もある。
【0012】また、本発明の樹脂ターンテーブルの製法
において、センター金具保持部に保持されたセンター金
具の上面中央部に対面する型面の部分に凹部が形成さ
れ、この凹部内が逃げ空間に形成されるようになってい
る場合には、センター金具自体等の設計を従来と変更す
ることなく逃げ空間を形成させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0014】図1および図2は本発明の樹脂ターンテー
ブルの製法によって成形されたセンターヨークインサー
ト型の樹脂ターンテーブルである。このものは、基本的
には図10および図11に示すものと同様であり、同じ
部分には同じ符号を付している。この樹脂ターンテーブ
ルの製法では、図3および図4に示すようなセンターヨ
ーク3が使用される。このセンターヨーク3は、ドーナ
ツ盤状で中央穴3aの内周上面側が面取り形成されて傾
斜面3bに形成されるとともに、上面周縁部には全周に
わたって突条1が形成され、この突条1に囲まれる上面
中央部分が凹部2に形成されている。そして、このセン
ターヨーク3は、上記凹部2が形成された面を上側に向
けて樹脂ターンテーブルにインサートされる(図1およ
び図2参照)。
【0015】本発明では、上記樹脂ターンテーブルをつ
ぎのようにして製造する。
【0016】すなわち、図5に示すように、まず、第1
の型23と、この第1の型23に合わさる第2の型24
とを準備する。上記第1の型23には、型面に形成され
たピン挿通穴22に挿通されて成形空間30内に突出
し、上記センターヨーク3の外周を保持する4本の保持
用ピン21が設けられている。そして、上記保持用ピン
21は、センターヨーク3を囲むようにして等間隔をあ
けて4個所(図では上下の2個所しか見えない)に設け
られ、これら4本の保持用ピン21でセンターヨーク3
の外周壁を径方向に保持するようになっている。一方、
第2の型24には、成形空間30内に樹脂を注入するゲ
ート35が形成されている。このゲート35は、保持用
ピン21に保持されたセンターヨーク3の下面に向かっ
て開口する位置に設けられている。図5において、48
は成形空間30内に進退可能に突出し、成形品を成形空
間30から押し出すエジェクタピンである。
【0017】ついで、上記第1の型23の型面から突出
する4本の保持用ピン21にセンターヨーク3を保持さ
せる。上記センターヨーク3は、上面に形成された突条
1が第1の型の型面に当接するように保持させる。この
とき、センターヨーク3の上面中央部分の凹部2と型面
との間に微小隙間が形成され、この微小隙間は、センタ
ーヨーク3中央部分の逃げ空間4である。
【0018】ついで、上記第1の型23と第2の型24
とを合わせ、ゲート35から成形空間30内に樹脂を注
入する。このとき、図6および図7に示すように、保持
用ピン21に保持されたセンターヨーク3が、成形空間
30内に注入される樹脂の注入圧力によってその上面の
方向に押圧される。これにより、上記センターヨーク3
は、図6において矢印Bで示すように上面の方向に向か
って撓み、センターヨーク3の中央部分は、上記逃げ空
間4内に逃げ込む(図7参照)。このとき、ゲート35
が、保持されたセンターヨーク3の下面に向かって開口
する位置に設けられているため、注入される樹脂の圧力
がセンターヨーク3の下面に直接的に作用するため、セ
ンターヨーク3を撓ませる力が強くなる。また、センタ
ーヨーク3が撓んだ状態では、センターヨーク3の中央
部分が逃げ空間4内に逃げ込んで、センターヨーク3の
中心穴3aの上縁と型面との距離が狭くなるため、セン
ターヨーク3の上面側には樹脂が流れ込みにくくなる。
【0019】そして、この状態でセンターヨーク3と樹
脂とが一体化されたのち、第1の型23と第2の型24
とを型割りし、エジェクターピン48を図7に示す左方
向に突出させて樹脂ターンテーブルの成形品を脱型させ
る。樹脂ターンテーブルが脱型されると、樹脂の注入圧
力で上面の方向に撓んでいたセンターヨーク3が図6お
よび図2において示す矢印Cのように元の形状に復元す
る。このセンターヨーク3の復元力により、樹脂ターン
テーブルの周辺の部分は、上面側に反る傾向を生じる
(図2に示す矢印D)。一方、上述したように、樹脂部
は収縮するため、その収縮力(図2に示す矢印E)によ
って樹脂ターンテーブルの周辺の部分は、下面側に反る
傾向を生じる(図2に示す矢印G)。このように、上記
センターヨーク3の復元力による上面方向への反り(矢
印D)と、樹脂部の収縮力による下面方向への反り(矢
印G)とが釣り合って、結果的に、ほとんど反りのない
樹脂ターンテーブルを得ることができるのである(図2
参照)。
【0020】なお、上記センターヨーク3の上面に形成
する凹部2の深さは、成形空間30に樹脂を注入したと
きに、センターヨーク3の上面側に樹脂が流れ込まない
程度の深さ、および、樹脂を注入した際に必要とされる
変形量によって適宜に設定される。
【0021】図8は、本発明の第2の実施の形態を示し
ている。
【0022】この実施の形態例では、上面に突条1が形
成されたセンターヨーク3ではなく、従来例と同様のセ
ンターヨーク42(図12および図13参照)が使用さ
れる。そして、保持用ピン21に保持されたセンターヨ
ーク42の上面中央部に対面する第1の型23の型面の
部分に、所定深さの凹部5が形成されている。この凹部
5の周縁部は、センターヨーク42の上面と当接する当
接部6に形成されている。
【0023】上記の構成により、樹脂ターンテーブルを
製造する場合には、上記第1の実施の形態の場合と同様
に、センターヨーク42を保持用ピン21に保持させ
る。このとき、上記センターヨーク42の上面の周縁部
が型面の当接部6に当接し、センターヨーク42の上面
中央部分と凹部5との間に逃げ空間4が形成される。
【0024】そして、成形空間30内に樹脂を注入する
と、図9に示すように、その注入圧力によりセンターヨ
ーク42がその上面の方向に向かって撓む。そののち、
第1の型23と第2の型24とを型割りし、成形品を脱
型させる。この実施の形態でも、上記第1の実施の形態
の場合と同様の作用により、ほとんど反りのない成形品
を得ることができる。
【0025】この実施の形態例において、第1の型23
の型面に形成する凹部5の深さは、成形空間30に樹脂
を注入したときに、センターヨーク42の上面側に樹脂
が流れ込まない程度の深さ、および、樹脂を注入した際
に必要とされる変形量によって適宜に設定される。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、第1の型と第
2の型とを合わせて成形空間内に樹脂を注入するとき、
センター金具保持部に保持されたセンター金具が、成形
空間内に注入される樹脂の注入圧力によって、その上面
の方向に向かって撓むのである。そして、この状態でセ
ンター金具と樹脂とが一体化され、第1の型と第2の型
とを型割りして成形品を脱型させると、樹脂の注入圧力
で中央部分が上面側に撓んでいたセンター金具が元の形
状に復元する。このセンター金具の復元力により、樹脂
ターンテーブルの周辺の部分が上面側に反る傾向を生じ
る。一方、センター金具の下側に存在する樹脂部は収縮
するため、その収縮力によって樹脂ターンテーブルの周
辺の部分が、上記とは反対に下面側に反る傾向を生じ
る。このように、センター金具の復元力による反りと、
樹脂部の収縮力による反りとが釣り合って、結果的にほ
とんど反りのない樹脂ターンテーブルを得ることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の製法によって製造された
樹脂ターンテーブルを示す斜視図である。
【図2】上記樹脂ターンテーブルを示すH−H断面図で
ある。
【図3】上記製法で用いるセンターヨークを示す平面図
である。
【図4】上記センターヨークを示す断面図である。
【図5】上記製法の工程を示す断面図である。
【図6】上記製法においてセンターヨークが撓む状態を
示す断面図である。
【図7】上記製法の工程を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の製法の工程を示す
断面図である。
【図9】上記製法の工程を示す断面図である。
【図10】従来の樹脂ターンテーブルを示す斜視図であ
る。
【図11】上記樹脂ターンテーブルを示すF−F断面図
である。
【図12】上記樹脂ターンテーブルに用いるセンターヨ
ークを示す平面図である。
【図13】上記センターヨークを示す断面図である。
【図14】従来例の樹脂ターンテーブルの製造工程を示
す説明図である。
【符号の説明】
3 センターヨーク 4 逃げ空間 21 保持用ピン 23 第1の型 24 第2の型 30 成形空間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00 - 33/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブル本体の上面中央に円錐台
    状のディスクセンタリング部が形成され、このディスク
    センタリング部とシャフト挿通穴の外径部との間にドー
    ナツ盤状のセンター金具がインサート成形された樹脂タ
    ーンテーブルを製造する方法であって、センター金具保
    持部が形成され型面にセンター金具が保持される第1の
    型と、この第1の型に合わさる第2の型とを準備する工
    程と、上記センター金具保持部にセンター金具を保持さ
    せたのち第1の型と第2の型とを合わせる工程と、成形
    空間内に樹脂を注入して固化させ、センター金具保持部
    に保持された状態のセンター金具と樹脂とを一体成形す
    る工程と、上記第1の型と第2の型とを型割りして成形
    品を脱型させる工程とを備え、上記センター金具保持部
    にセンター金具が保持された状態で、成形空間内に注入
    された樹脂の注入圧力によりセンター金具の中央部分が
    その上面の上方に撓むよう、センター金具の上面中央部
    分と第1の型の型面との間にセンター金具中央部分の逃
    げ空間を形成したことを特徴とする樹脂ターンテーブル
    の製法。
  2. 【請求項2】 センター金具の上面中央部分に凹部が形
    成され、このセンター金具が、上面を型面に当接させた
    状態でセンター金具保持部に保持されることにより、上
    記凹部が逃げ空間に形成されるようになっている請求項
    1記載の樹脂ターンテーブルの製法。
  3. 【請求項3】 センター金具保持部に保持されたセンタ
    ー金具の上面中央部に対面する型面の部分に凹部が形成
    され、この凹部内が逃げ空間に形成されるようになって
    いる請求項1記載の樹脂ターンテーブルの製法。
  4. 【請求項4】 上面中央に円錐台状のディスクセンタリ
    ング部が突設されこのディスクセンタリング部の中央に
    シャフト挿通穴が軸方向に穿設された樹脂製ターンテー
    ブル本体と、上記シャフト挿通穴と同心状に配設された
    状態で上記ディスクセンタリング部に埋設されたドーナ
    ツ盤状のセンター金具を備え、上記センター金具の上面
    中央部分に凹部が形成されていることを特徴とする樹脂
    ターンテーブル。
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