JP3520553B2 - 音源装置 - Google Patents

音源装置

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JP3520553B2
JP3520553B2 JP06256194A JP6256194A JP3520553B2 JP 3520553 B2 JP3520553 B2 JP 3520553B2 JP 06256194 A JP06256194 A JP 06256194A JP 6256194 A JP6256194 A JP 6256194A JP 3520553 B2 JP3520553 B2 JP 3520553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号パラメータを記
憶した記憶手段をアクセスしながら楽音や効果音などの
音声信号を形成するとともに、この音声信号に対してモ
ジュレーションなどの種々の効果を付与して出力するこ
とができる音源装置に関し、特に前記記憶手段のアクセ
ス効率の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビゲーム機やコンピュータ機
器等には、音源装置が内蔵されており、ゲームカートリ
ッジ(ROM)内に記憶されている音声用の波形データ
をゲーム機内部のRAMに読み込み、ゲームの進行に応
じてこのデータを読み出すことによってゲームの効果音
やBGM(楽音)を発生する。
【0003】このRAMには、音声信号を発生するため
の波形データのほか、発生された音声信号に種々の効果
を付与するためのフィルタデータ等が記憶されており、
また、この効果付与のために用いられるバッファエリア
が設定されている。
【0004】この他にも、内部RAMには上述以外の種
々のデータエリアが設定されることもあり、多くのゲー
ム機内の装置がこのRAMをアクセスする場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の音源
装置では、発音を指示された音声信号が減衰などによ
り、利用者に殆ど聞こえない音量になっている場合や事
実上すでに消音してしまっている場合でも、キーオフ信
号(発音をオフするための信号)が入力されない限り、
継続的に内部RAMをアクセスしていた。したがって、
不必要なメモリアクセスにより不必要な消費電力を費や
すことになった。
【0006】従来は、このような事態を解消するため、
設計者が意識的にこのキーオフ信号を発生させるように
プログラムを設計するなど音源装置のRAM等のメモリ
へのアクセス回数を低減する対策を施すようにしていた
が、これは設計者に設計上の負担を掛けることとなって
いた。
【0007】この発明は、必要以下に音量の小さくなっ
た音声信号に対するメモリアクセスをハード的に禁止す
ることにより、消費電力の効率化を図ろうとするもので
ある。さらに、メモリアクセス権を音源装置以外の他の
装置(他の回路)に開放することにより、メモリの使用
効率を向上させんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、音声信号を発生するための信号パラメータを記憶
した記憶手段と、該記憶手段を逐次アクセスし読み出さ
れた信号パラメータに従って音声信号を発生する信号発
生手段と、該信号発生手段の記憶手段へのアクセスを制
御するアクセス制御手段と、前記信号発生手段が発生し
た音声信号のレベルを監視するレベル監視手段と、を備
え、上記アクセス制御手段は、前記レベル監視手段が音
声信号のレベルが所定値以下であることを検出したとき
前記信号発生手段の記憶手段へのアクセスを禁止する手
段を備えていることを特徴とする。
【0009】この出願の請求項2の発明は、前記信号発
生手段に複数の信号発生チャンネルを設け、前記レベル
監視手段を前記信号発生チャンネル毎にその音声信号の
レベルを監視する手段とし、前記アクセス制御手段を音
声信号のレベルが所定値以下であることが検出された信
号発生チャンネルに関する記憶手段へのアクセスを禁止
する手段としたことを特徴とする。
【0010】この出願の請求項3の発明は、前記アクセ
ス制御手段を、前記信号発生手段に対して記憶手段への
アクセスを禁止したとき他の装置に対して記憶手段への
アクセスを許可する手段としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明において、信号発生手段は、記憶手段
を逐次アクセスし、該記憶手段に記憶されている信号パ
ラメータを読み出すことによって音声信号を発生する。
したがって、音声信号を発生している間は定期的に記憶
手段のアクセスが必要である。一方、レベル監視手段
は、該信号発生手段が発生している音声信号のレベルを
監視しており、アクセス制御手段は音声信号のレベルが
所定値以下になったことをレベル監視手段から通知され
たとき、信号発生手段が記憶手段にアクセスすることを
禁止する。これにより、事実上消音している音声信号に
関するアクセスを無くし、記憶手段を信号発生手段以外
の他の装置に開放することができるとともに、信号発生
手段がアクセスに要する電力を節約することができる。
【0012】また、信号発生手段が時分割等でマルチチ
ャンネルで発音する場合には、各チャンネル毎にその音
声信号を監視し、その信号レベルが所定値以下となった
チャンネルでの記憶手段へのアクセスを禁止する。これ
により、マルチチャンネルの発音におけるアクセス制御
が効率的に行われる。
【0013】アクセス制御手段が信号発生手段のアクセ
スを禁止したとき、他の装置に対して記憶手段へのアク
セスを許可することにより、広く種々の装置に対して記
憶手段を開放することができ、有効なメモリサイクルの
活用を図ることができる。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の実施例である音源LSIが
適用されるテレビゲーム機の構成図である。ゲーム機本
体1には、ディスプレイ4およびスピーカ5が接続され
ている。これらディスプレイ4およびスピーカ5として
はテレビ受像機に内蔵のものを用いることができる。ま
た、ゲーム機本体1には前記ディスプレイ4,スピーカ
5のほかに、ゲームプログラムを記憶したROM19を
内蔵するゲームカートリッジ3(CD−ROM等でもよ
い)、および、ゲームを行うためにプレーヤが操作する
コントローラ2が接続されている。コントローラ2はケ
ーブル等を介してゲーム機本体1と接続され、ゲームカ
ートリッジ3はゲーム機本体1に設けられたスロットに
挿入される(CD−ROMの場合には、CD−ROM駆
動装置)。ゲーム機本体1にはメインCPU(MCP
U)10が内蔵されており、このMCPU10がゲーム
の進行など装置全体の動作を制御する。MCPU10に
は、前記コントローラ2、ゲームカートリッジ3内のR
OM19、表示制御用のディスプレイコントローラ1
4、および、効果音やBGM発生用の音源LSI11が
接続されている。音源LSI11には発音制御用のサウ
ンドCPU(SCPU)12、SCPU12のプログラ
ムやPCM波形データなどが記憶されるDRAM13お
よび発生した楽音データをアナログの楽音信号に変換す
るD/A変換回路16が接続されている。D/A変換回
路16には前記スピーカ5が接続されている。音源LS
I11は外部入力端子を備えており、外部から外部音源
装置18を接続し、ディジタル音声データを入力するこ
とも可能である。また、ディスプレイコントローラ14
には画面表示データを記憶するVRAM15および前記
ディスプレイ4が接続されている。
【0015】このゲーム機本体1にゲームカートリッジ
3がセットされ電源がオンされると、まずMCPU10
は所定の画面データを読み込んでディスプレイコントロ
ーラ14に送るとともに、効果音やBGMを発生するた
めの制御プログラム,PCM波形データおよびDSPフ
ィルタデータをDRAM13に書き込む。こののち、コ
ントローラ2の操作によってゲームがスタートし、ゲー
ムの進行に従って、画面データの書き換えや効果音,B
GMの発音が行われる。ゲームの進行制御すなわち画面
データの書き換えはMCPU10が直接制御する。効果
音やBGMの発生は、MCPU10がSCPU12に対
して指示し、具体的な音声信号の合成は、DRAM13
に書き込まれたプログラム,PCM波形データ,DSP
フィルタデータに基づいてSCPU12が行う。
【0016】図2は前記音源LSI11の内部ブロック
図である。この音源LSI11ではPCM回路23が、
DRAM13に記憶されたPCM波形データを順次読み
出すことによって音声信号,モジュレーション信号など
のディジタル低周波信号を形成する。上述したように、
ゲームカートリッジ3がスロットにセットされ電源がオ
ンされる毎に、その内蔵ROM19からDRAM13に
対して新たなデータが書き込まれる。これにより、ゲー
ム毎に異なる独自の効果音やBGMが発音される。DR
AM13にはメモリコントローラ21を介してMCPU
10,SCPU12、および、音源LSI11内のPC
M回路23,DSP24が接続されており、それぞれが
時間をシェアしながらDRAM13をアクセス可能にな
っている。MCPU10およびSCPU12はCPUイ
ンタフェース20を介してメモリコントローラ21と接
続されている。CPUインタフェース20には、MCP
U10およびSCPU11がPCM回路23やDSP2
4にデータをセットするためのレジスタ22が接続され
ている。
【0017】ここで、図5を参照してDRAM13の内
部構成を説明する。DRAM13には、前記SCPU1
2の動作を規定するSCPUプログラム、PCM波形デ
ータ、および、DSPフィルタデータが記憶される。ま
た、DSPリングバッファエリアが設定されている。P
CM波形データは、BGMや効果音用の楽音信号を発生
するためのボイス波形データ、モジュレーション波形や
効果付与のためのパラメータとして用いるために読み出
されるモジュレーション波形データを含んでいる。ま
た、これらボイス波形データ,モジュレーション波形デ
ータはそれぞれ複数種類記憶されるため、それぞれ複数
の記憶エリアが設定されている。DSPフィルタデータ
は、DSPが音声信号に対して各種フィルタリング効果
を施すときに読み出されるデータである。また、DSP
リングバッファエリアはDSP24が音声信号データを
遅延し、フィルタリングや変調などの効果を付与するた
めに使用される。
【0018】ボイス波形データとしては、たとえば、サ
ンプリングされた効果音や楽器音のデータが記憶される
が、このような音は長時間持続して発音される場合があ
るため、ループ読み出しが可能なように各ボイスデータ
毎にスタートアドレスSA,ループスタートアドレスL
SA,ループエンドアドレスLEAが記憶されている。
このボイスデータを読み出す場合には、まずスタートア
ドレスSAから読み出しを開始し、ループエンドアドレ
スLEAまで読みだす。こののちは、ループスタートア
ドレスLSA→ループエンドアドレスLEA間を繰り返
して読み出すことにより長時間の読み出しを可能にして
いる。また、モジュレーション波形データは楽音信号を
変調等するための波形であるため、主として単純なもの
が記憶されており、正弦波や図7に示すようなものが記
憶される。
【0019】SCPUプログラム,PCM波形データお
よびDSPフィルタデータはゲームソフトカートリッジ
3のセット時(電源オン時)にMCPU10によって書
き込まれる。SCPU12は、MCPU10の指示に基
づき、SCPUプログラムを読み出すことによって、該
指示に応じた動作を実行する。
【0020】図9は前記メモリコントローラ21に設定
されているメモリアクセス優先順位テーブルを示す図で
ある。音源LSI11は、PCM波形データの1サンプ
リングクロックを32スロット(32の時分割チャンネ
ルに相当する時間枠)に分割した時分割動作をしてい
る。また、メモリコントローラ21は、1サンプリング
クロックを128分割したメモリサイクルを有してい
る。したがって、音源LSI11の1スロットにつき4
つのメモリサイクルが対応するが、これを1サイクルと
して同図に示すような優先順位でメモリアクセス権を設
定している。第1順位には、DSP23とPCM24が
交互に割り当てられており、第2順位,第3順位,第4
順位には、それぞれリフレッシュサイクル、MCPU1
0、SCPU12のアクセスが割り当てられている。D
SP23およびPCM24は、ディジタル低周波信号を
形成・処理するためにリアルタイム性が要求されるた
め、高い優先順位が割り当てられている。
【0021】PCM回路23は、SCPU12の指示に
基づいてPCM波形データを読み出すことによってディ
ジタル低周波信号を形成する。ディジタル低周波信号
は、以後の回路としてBGMの楽音や効果音などの音声
信号またはモジュレーション信号として用いられる。P
CM回路23は、32の時分割チャンネルを有してお
り、32種類のディジタル低周波信号を独立して形成可
能である。なお、PCM回路23は形成したディジタル
低周波信号のレベルを32チャンネル別々に監視してお
り、信号のレベルが一定値よりも小さくなったときは、
このディジタル低周波信号の形成は不要であると判断し
てアクセス禁止信号INHをメモリコントローラ21に
出力する。メモリコントローラ21は、INHを受信し
たときそのチャンネルに関するDRAM13のアクセス
を中止して、他の回路からメモリアクセスの要求があっ
たときには、その要求に応じてDRAM13をアクセス
するようにする。これにより、上記メモリアクセス優先
順位テーブルの下位の回路にもメモリアクセスの機会を
与えるようにしている。
【0022】PCM回路23が形成したディジタル低周
波信号のうち、音声信号はDSP24に入力されるか、
または、出力ミキシング回路OMIX25に直接入力さ
れる。また、モジュレーション信号はDSP24に入力
され、効果用の係数として用いられる。なお、一般的に
は、ボイス波形データを読み出して形成された信号が音
声信号として用いられ、モジュレーション波形データを
読み出して形成された信号がモジュレーション信号とし
て用いられるが、これらの区別を無視して用いることも
自由であり、これにより特殊な効果音を発生することも
できる。さらに、DSP24には外部入力端子が設けら
れており、前記外部音源18から音声信号またはモジュ
レーション信号を入力することもできる。
【0023】DSP24は、入力された音声信号に対し
てモジュレーションやフィルタリングなどの種々の効果
を付与して出力ミキシング回路OMIX25に出力する
回路である。音声信号にこのような効果を付与するた
め、DSP24は同じくディジタル低周波信号であるモ
ジュレーション信号を入力し、効果付与の係数として用
いる。効果が付与されたのちDSP24から出力された
音声信号は出力ミキシング回路OMIX25に入力され
る。出力ミキシング回路OMIX25は、32チャンネ
ルの音声信号等を2チャンネルのステレオ信号に変換し
てD/A変換回路16に出力する。
【0024】図3は前記PCM回路23の内部構成を示
す図である。このPCM回路23は、位相発生器30、
アドレスポインタ31、補間器32、クリップ回路3
3,反転器34、振幅変調用低周波発振器35、エンベ
ロープジェネレータ36、乗算器37,39、加算器3
8、および、比較器60からなっている。なお、以下に
説明する動作は、時分割で32チャンネル分並行に行わ
れている。
【0025】位相発生器30にはSCPU12から音名
に対応するFNSデータおよびオクターブデータOCT
がセットされる。位相発生器30は、これらのデータに
基づいて所定のサンプリング周期(たとえば32kH
z)毎に位相データを発生出力する。この位相データは
アドレスポインタ31に入力される。アドレスポインタ
31には、PCM波形データを指定するデータとしてス
タートアドレスSA,ループスタートアドレスLSA,
ループエンドアドレスLEAがSCPU12から入力さ
れる。アドレスポインタ31は位相発生器30から入力
された位相データに基づいてアドレスの歩進量を決定
し、小数部を含むアドレスデータを出力する。小数部デ
ータFRAは補間器32に出力され、この小数部を挟む
2つの整数アドレスMEAはメモリコントローラ21を
介してDRAM13に出力される。
【0026】入力された2つの整数アドレスMEAによ
ってDRAM13から隣接する2つのPCM波形データ
が読み出される。DRAM13から読みだされたPCM
波形データはメモリコントローラ21を介して補間器3
2に入力される。補間器32は、入力された2個のPC
M波形データをアドレスポインタ31から入力された小
数部データFRAの値に応じて補間することにより該サ
ンプリングタイミングのディジタル低周波信号を形成す
る。補間器32はこのデータをクリップ回路33に入力
する。クリップ回路33は、補間器32から入力される
ディジタル低周波信号とオール“0”データとのセレク
タであり、SCPU12から入力されるセレクト信号S
SCTLによって何れか一方が選択出力される。SSC
TLが“0”のときは補間器32から入力されたディジ
タル低周波信号がそのまま次段の反転器34に出力さ
れ、SSCTLが“1”のときは次段の反転器34にオ
ール“0”のデータが出力される。このようにSSCT
TLが“1”のときは、アドレスポインタ31がDRA
M13をアクセスして読み出したデータは全く無効にな
るため、SSCTLをINHとしてメモリコントローラ
21に出力するようにしている。これにより、SSCT
Lが“1”のときは、そのチャンネルに対応するDRA
M13のアクセスが無くなり、DRAM13のメモリサ
イクルに余裕が生じる。
【0027】反転器34は、複数ビット(例えば16ビ
ット)のデータで構成されているディジタル低周波信号
の各ビットデータをSPCTL信号で反転するため、図
6に示す回路構成を備えている。SPCTLはSCPU
12から入力される2ビットの信号である。XOR回路
の2つの入力端子にはディジタル低周波信号およびSP
CTLデータが入力される。XOR回路のうちディジタ
ル低周波信号の符号ビット(最上位ビット)が入力され
るXOR回路にはSPCTLの上位ビットが入力され、
数値(振幅)データビット(最上位ビット以外の全ビッ
ト)が入力されるXOR回路にはSPCTLの下位ビッ
トが入力される。SPCTLのビットが“0,0”であ
れば入力されたディジタル低周波信号のデータはそのま
ま出力され、SPCTLのビットが“1,0”であれば
入力されたディジタル低周波信号は符号のみ反転されて
出力される。また、SPCTLのビットが“0,1”で
あれば入力されたディジタル低周波信号は数値を反転し
て出力され、SPCTLのビットが“1,1”であれば
入力されたディジタル低周波信号は符号,数値とも反転
して出力される。
【0028】反転器34から出力されたディジタル低周
波信号(直流信号の場合を含む)は、乗算器39に入力
される。乗算器39には、この他に加算器38を介して
振幅変調用低周波発振器(ALFO)35およびエンベ
ロープジェネレータ(EG)36の信号が入力される。
ここで、より正確にはALFO35が発生した低周波信
号は加算器38に入力される。また、EG36が発生し
たエンベロープ信号は、乗算器36でトータルレベル信
号TLが乗算されたのち加算器38に入力される。これ
らの信号は加算器38で加算されたのち乗算器39およ
び比較器60に入力される。ディジタル低周波信号とし
て通常の楽音信号が入力される場合には、この乗算器3
9により、振幅変調やエンベロープ波形の付与が行われ
る。一方、後段のDSP24でALFO35の発生する
低周波信号やEG36の発生するエンベロープ波形をそ
のままの形態でモジュレーション信号として使用したい
場合には、ディジタル低周波信号の値を直流的に固定し
て乗算器39に入力することにより、他方から入力され
るALFO35またはEG36の波形をこの乗算器39
からそのままの形態で出力することができる。ディジタ
ル低周波信号として効果用のモジュレーション信号が入
力された場合、ALFO35およびEG36を実質的に
OFFしてモジュレーション信号をそのまま出力する。
主として、この目的のためにクリップ回路33および反
転器34が設けられている。
【0029】したがって、乗算器39に入力されるAL
FO35またはEG36の波形をそのままの形態で乗算
器39から出力しようとする場合には、例えばSSCT
Lを“1”に設定し、SPCTLを“0,1”に設定す
ればよい。このようにすることにより、クリップ回路3
3の出力は“0,0,…”に固定(クリップ)され、反
転器34の出力は最大値“0,1,…”に固定される。
この固定値と振幅変調用低周波発振器(ALFO)35
の出力とエンベロープジェネレータ(EG)36の出力
とが乗算されることにより、振幅変調用低周波発振器
(ALFO)35またはエンベロープジェネレータ(E
G)36から入力される値をそのままの形態で出力す
る。
【0030】したがって、乗算器39においては、以下
のような処理が行われる。
【0031】ディジタル低周波信号として楽音の音声信
号が入力され、ALFO35から低周波信号が入力され
た場合には、入力された音声信号が低周波信号によって
変調される。
【0032】ディジタル低周波信号として楽音の音声信
号が入力され、EG36からエンベロープ波形が入力さ
れた場合には、入力された音声信号にエンベロープ波形
が乗算され、エンベロープに応じた音量変化が付加され
る。
【0033】また、後段のDSP24で単純な低周波信
号やEG波形をモジュレーション用に用いる場合には、
低周波信号を固定値にクリップしてALFO35が発生
した低周波信号やEG36が発生したEG波形をそのま
まの形態で出力する。
【0034】なお、上記ALFO35,EG36は従来
より一般的な構成の回路である。ALFO35は、SC
PU12から入力される周波数データLFOS,波形指
定データLFOWS,影響度データ(振幅データ)LF
OAに基づいて例えば正弦波や図7に示すような波形の
低周波信号を発生する。EG36にはSCPU12から
アタックレートAR,第1ディケイレートD1R,第2
ディケイレートD2R,リリースレートRRが入力さ
れ、図8に示すようなエンベロープ波形データを発生し
て出力する。なお、PCM波形データにはアタック部
(スタートアドレスSAからループスタートアドレスL
SAの間)のみエンベロープを含む波形を記憶したもの
があるが、このようなPCM波形データを読み出す場合
にはアタック部としては最大値を出力し、そこでは同図
破線で示すようなエンベロープを形成する。
【0035】一方、比較器60においては、加算器38
から入力した信号(低周波信号とエンベロープ信号とを
加算したもの)をしきい値信号THと比較する。加算器
38から入力した信号がしきい値信号THよりも小さい
場合には、このチャンネルのディジタル低周波信号は形
成する必要なしと判断してアクセス禁止信号INHをメ
モリコントローラ21に対して出力する。これにより、
このチャンネルのメモリアクセスが禁止され、このメモ
リサイクルが他の回路に開放される。なお、しきい値信
号THの値は、たとえば、エンベロープ信号の最大減衰
値(3FH )などに設定すればよい。
【0036】なお、上記回路ではALFO35の信号と
EG36の信号とを加算器38で加算しているが、この
加算器38を乗算器に代えて乗算するようにしてもよ
い。
【0037】図4は前記音源LSI11に内蔵されてい
るDSP24のブロック図である。このDSP24は、
前記PCM回路23からのディジタル低周波信号を16
チャンネル分入力することができ、また、外部から入力
されるディジタル音声信号を2チャンネル入力すること
ができる。DSP24は、これら入力信号を音声信号と
して遅延やフィルタリングなどの所定の処理を施したの
ち、出力ミキシング回路25に出力する。また、入力さ
れたディジタル低周波信号を音声信号として処理・出力
するのみならずモジュレーション信号として、すなわ
ち、他の音声信号に効果を付与するための係数として用
いることもできる。なお、PCM回路23は32チャン
ネル構成であるのに対してこのDSP24の入力部は1
6チャンネル分のレジスタしか有していない。これは仕
様の問題ではあるが、PCM回路23から直接出力ミキ
シング回路25に出力される音声信号もあるため実用上
はこれで十分である。
【0038】DSP24は、前記PCM回路23から入
力したディジタル低周波信号を記憶するためのレジスタ
として16ワードのMIXSレジスタ41を備えるとと
もに、外部音源18から入力されるディジタル音声信号
を記憶するためのレジスタとして2ワードのEXTSレ
ジスタ42を備えている。また、DRAM13のリング
バッファから読み出されたデータを再度このDSPで処
理するために一時記憶する32ワードのMEMSレジス
タ43も備えている。これらのレジスタMIXS41,
EXTS42,MEMS43は、それぞれレジスタ4
5,セレクタ48に接続されている。レジスタ45は、
変調信号(モジュレーション信号)である係数データを
被変調信号である音声信号のタイミングと同期して乗算
器49に入力するために一時記憶する回路である。セレ
クタ48は、乗算器49に入力する音声信号を選択する
ための回路である。これらレジスタ45およびセレクタ
48に入力するデータを種々に組み合わせることによ
り、音声信号に対して極めて多様な効果を付与すること
ができる。
【0039】このDSP24はマイクロプログラムメモ
リ40に記憶されているマイクロプログラムに従って2
56ステップの動作を繰り返し実行するが、上述のレジ
スタ41,42,43のいずれのデータをレジスタ45
またはセレクタ48のうちどれに入力するかはマイクロ
プログラムにより任意に設定することができる。
【0040】DRAMアドレス作成部44は、DRAM
13のリングバッファをアクセスする(書込/読出)ア
ドレスを作成してメモリコントローラ21に出力する。
メモリコンロトーラ21は、このアドレスでDRAM1
3をアクセスしてリングバッファで遅延させるデータの
書き込み/読み出しを行う。また、上述したように乗算
器49は、音声信号に対して係数を乗算することによ
り、その音声信号に種々の効果を与える回路である。前
記レジスタ41,42,43またはTEMP−RAM5
3の記憶内容から1つの信号データが音声信号として入
力される。TEMP−RAM53はこのDSP24で一
旦処理が施された音声信号を短時間遅延したのちフィー
ドバックするためのRAMである。この選択は、マイク
ロプログラムによるレジスタの選択およびセレクタ48
の設定によって行われる。一方、係数の選択はセレクタ
47が行う。セレクタ47には、前記レジスタ45,固
定係数レジスタ46が接続されているとともに、“00
0‥‥1”(すなわち10進数の“1”)が入力されて
いる。これらのなかから1つが選択され乗算係数として
乗算器49に入力される。レジスタ45が選択された場
合には、セレクタ48から入力される音声信号に対して
PCM回路23が発生した低周波信号による変調の効果
を付与することができる。係数レジスタ46が選択され
た場合には、音声信号に係数レジスタ46に記憶された
係数に対応した変調が施される。また、“000‥‥
1”が選択された場合には、入力された音声信号がその
まま次段に出力される。
【0041】乗算器49から出力された音声信号は加算
器50に入力される。加算器50で所定の加算係数を加
算された音声信号は、1クロックディレイ51→シフト
回路52を経てこのDSP24から出力される。前記加
算係数は、セレクタ54により、1クロックディレイ5
1の出力値,TEMP−RAM53で遅延されたデータ
またはオール“0”のなかからセレクタ54が1つを選
択して加算器50に入力する。なお、前記1クロックデ
ィレイ51は、入力されたデータを1サンプリングクロ
ック分遅延させて出力する回路である。シフト回路52
は、入力データを所定桁(外部からセットされる)シフ
ト(n乗に相当)して出力する回路である。また、TE
MP−RAM53は、シフト回路52から出力された信
号を短時間遅延したのち、前記乗算器49または加算器
50に戻すための一時記憶メモリである。すなわち、D
RAM13のリングバッファでは長時間(10ms〜1
s程度)の遅延を行い、TEMP−RAM53ではそれ
以下の短時間の遅延を行う。
【0042】このDSP24では、リングバッファ,1
ビットディレイ51,テンプRAM53による遅延、乗
算器49による乗算、加算器50による加算、シフト回
路52によるシフトによって種々の効果を付与すること
ができる。また、前記乗算器49で音声信号に乗算係数
を乗算する場合において、音声信号の選択および乗算係
数の選択は、PCM回路23から入力されたディジタル
低周波信号、外部音源18から入力されたディジタル信
号およびリングバッファで遅延された信号のなかから任
意に選択することができるため、自由度の高いDSP効
果の付与ができる。
【0043】図10は前記メモリコントローラのアクセ
ス制御動作を示すフローチャートである。この動作はC
PU回路23が第1順位に割り当てられたメモリサイク
ルにおける動作を示している。まず、今回アクセスする
発音チャンネルがキーオフされているか否かを判断する
(n1)。キーオフされている場合には、下位の装置の
メモリアクセスを受け付ける。また、n2ではPCM回
路23からINH信号が入力されているか否かを判断す
る。INH信号が入力されている場合には、キーオフさ
れていないにも拘らず、この発音チャンネルのためのア
クセスを禁止して下位装置のアクセスを受け付ける。キ
ーオフされておらず、且つ、INH信号も入力されてい
ない場合のみこの発音チャンネルのためのPCM波形デ
ータを読み出すためDRAM13をアクセスする(n
3)。
【0044】以上説明したように、この実施例では、デ
ィジタル低周波信号に乗算されるエンベロープ・変調用
低周波信号のレベルがしきい値信号THよりも小さくな
ったとき、および、クリップ信号SSCTLが“1”に
なりディジタル低周波信号が直流的に一定レベルに固定
されたときには、PCM回路23がメモリアクセス禁止
信号INHを出力し、メモリコントローラ21はこの信
号に対応して当該発音チャンネルにおけるDRAM13
のアクセスを禁止して他の回路にこのメモリサイクルを
開放するため、他の回路たとえば、SCPU12やMC
PU10のアクセスが容易になる。
【0045】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、信号発
生手段が音声信号を発生している場合でも、その信号の
レベルが十分に小さくこの信号を省略しても差し支えな
い場合には、その信号発生のための記憶手段のアクセス
を禁止して他の装置に記憶手段のアクセスを開放するよ
うにしたことにより、記憶手段のアクセスを効率的に行
い、且つ、無駄なアクセスを無くして消費電力を節約す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である音源用LSIが適用さ
れるゲーム機のブロック図
【図2】同音源用LSIのブロック図
【図3】同音源用LSIのPCM回路のブロック図
【図4】同音源用LSIのDSPのブロック図
【図5】同音源用LSIに接続されるDRAMの内部構
成図
【図6】前記PCM回路内の反転器の構成図
【図7】前記DRAMに記憶されている変調用波形の例
を示す図
【図8】前記PCM回路が発生するエンベロープの例を
示す図
【図9】前記DRAMのアクセス優先順位テーブルを示
す図
【図10】メモリコントローラの動作を示すフローチャ
ート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を発生するための信号パラメー
    タを記憶した記憶手段と、該記憶手段を逐次アクセスし
    読み出された信号パラメータに従って音声信号を発生す
    る信号発生手段と、該信号発生手段の記憶手段へのアク
    セスを制御するアクセス制御手段と、前記信号発生手段
    が発生した音声信号のレベルを監視するレベル監視手段
    と、を備え、 上記アクセス制御手段は、前記レベル監視手段が音声信
    号のレベルが所定値以下であることを検出したとき前記
    信号発生手段の記憶手段へのアクセスを禁止する手段を
    備えていることを特徴とする音源装置。
  2. 【請求項2】 前記信号発生手段は複数の信号発生チャ
    ンネルを有し、前記レベル監視手段は前記信号発生チャ
    ンネル毎にその音声信号のレベルを監視する手段であ
    り、前記アクセス制御手段は、音声信号のレベルが所定
    値以下であることが検出された信号発生チャンネルに関
    する記憶手段へのアクセスを禁止する手段である請求項
    1に記載の音源装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス制御手段は、前記信号発生
    手段に対して記憶手段へのアクセスを禁止したとき、他
    の装置に対して記憶手段へのアクセスを許可する手段で
    ある請求項1または2に記載の音源装置。
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