JP3519667B2 - 多点採水装置 - Google Patents

多点採水装置

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JP3519667B2 JP2000107134A JP2000107134A JP3519667B2 JP 3519667 B2 JP3519667 B2 JP 3519667B2 JP 2000107134 A JP2000107134 A JP 2000107134A JP 2000107134 A JP2000107134 A JP 2000107134A JP 3519667 B2 JP3519667 B2 JP 3519667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有人あるいは無人
航行型の潜水機(以下AUVという)に搭載される海洋
観測装置等に適用される多点採水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有人あるいは無人航行型の潜水機に搭載
される海洋観測装置等に従来より使用されている採水容
器として、海水を、海中の定められた位置で筒状の採水
容器本体の上蓋と下蓋とを開閉したり、注射器状の採水
容器のピストンを引いたりすることにより、該採水容器
内にサンプル水を摂取するようにしたものがある。
【0003】しかしながら、かかる採水容器において
は、潜水機が1回の潜水ダイブで多数のサンプル水を採
取するのは困難であるとともに、採水容器内に採取され
たサンプル水が深海にある潜水機に加わる水圧の変化に
よって外部の海水と混合してサンプル水が汚染されやす
いという問題点を有している。
【0004】そこで、かかる問題点を解決するため、本
件出願人らは特開平11−23429号の発明を提案し
た。この発明においては、両端にチェック弁が設けら
れ、内部に採水を入れる内筒と、上記チェック弁を閉じ
るように付勢されたばね力に抗して該チェック弁を開く
開閉棒と、該開閉棒を係止して上記チェック弁を開状態
に保持するレバーフックと、該力により移動して上記レ
バーフックによる上記開閉棒の係止を解き、上記チェッ
ク弁を閉状態にする開閉ノブとを備えている。
【0005】そして、かかる発明においては、前記のよ
うに構成された複数個の採水容器を、円筒状、あるいは
円盤状等の容器支持体に多数装備し、特定の採水容器を
選択して前記支持体に装備した移動式の開閉装置等によ
って、その採水容器の開閉ノブを移動させることによ
り、内筒内のサンプル水の密閉操作を行なうことを可能
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平11−23
429号の発明においては、前記のように、円筒状容器
に多数の部品を組み付けてなる採水容器を容器支持台上
に多数装備し、特定の採水容器を選択して、移動式の開
閉装置等によって密閉操作を行なうことにより、複数の
海域での採水を可能としている。
【0007】このため、かかる先行技術においては、例
えば100点以上という多点のサンプル水の採水を行な
うような場合には、前記のような円筒状容器に多数の部
品を組み付けてなる大型で複雑な形状の採水容器を採水
点数の数だけ用意することを要し、採水容器のみでも多
大なスペースを要し、狭い潜水機内におけるスペースの
有効利用性が阻害され、また重量も大きくなって潜水機
の走行機能を阻害し、さらには部品点数も膨大な数とな
って装置コストが大幅に増大するという、解決すべき課
題を有している。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、1
回の潜水ダイブで例えば100点以上という多点のサン
プル水の採水を容易に行なうことができ、かつ採水装置
が小型、軽量化されて潜水機内におけるスペースの有効
利用性及び潜水機の走行機能が向上し、さらには耐圧部
材を含む部品点数が低減されて低コスト化された多点採
水装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、複数の採水セ
ルに所定の海域内の海水を採取するようにした採水装置
において、前記複数の採水セル内に吸入チェック弁を介
して前記海水を導入せしめるポンプと、前記各採水セル
前記ポンプとを接続する吸引管路に該採水セルと同数
設けられて、各採水セルと前記ポンプの吸入口との水路
の接続を選択的に切り換える切換弁と、該各切換弁を開
閉駆動するソレノイド装置と、採水指令を受けて前記ソ
レノイド装置に開閉作動信号を出力する制御装置とを備
えたことを特徴とする多点採水装置を提案する。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記ソレノイド装置は、ソレノイドとダイオードと
よりなる回路をマトリックス状に結線して、該マトリッ
クスのY軸線とX軸線の導入部にそれぞれリレーを設
け、、該リレーの選択的なオンオフにより、導通された
XY軸線の接点に位置する前記ソレノイドがONとなっ
て前記切換弁を開放するように構成されてなる。
【0011】そして請求項4記載のように、前記ソレノ
イド装置に接続される前記マトリックスの接点は、前記
ソレノイド及び切換弁と同数設けられてなる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1あるいは
2において、前記複数の採水セルと前記ポンプとを接続
する吸引管から分岐されて外部に開放されるバイパス管
を設けるとともに、採水時に該バイパス管を閉じて前記
パイプによる採水セルへの吸引をなさしめる均圧弁を設
けてなる。
【0013】請求項6記載の発明は請求項1において、
前記各切換弁の出口は1本の吸引管に接続され、該吸引
管には1台の前記ポンプが接続されてなる。
【0014】かかる発明によれば、採水がなされていな
いときには制御装置によって均圧弁が開かれ、海水は吸
入チェック弁から採水セル内を通過し、バイパス管から
海中に排出される。そして、制御装置により採水指令が
ソレノイド装置及びリレーに入力されると、マトリック
ス上に結線された該ソレノイド装置のソレノイドが採水
対象の採水セルに接続される水路を開閉する切換弁を開
放せしめる。これとともに、該制御装置は、均圧弁を閉
じ、さらに循環ポンプの運転を開始せしめる。
【0015】該循環ポンプが運転されると、これの吸引
力が切換弁を介して吸入チェック弁を開放せしめ、そし
て、該採水セルにおける海水のサンプリングの完了がリ
ミットスイッチ等の検出手段によって前記制御装置に伝
達されると、該制御装置は切換弁を閉じるとともに循環
ポンプを停止し、さらに均圧弁を開放せしめる。これに
より、海水が所要の採水セルにサンプリングされる。
【0016】以上のように、かかる発明によれば、マト
リックス状に結線されたソレノイド回路のソレノイドに
対応して配置された複数の切換弁をこれと同数の採水セ
ルに接続し、複数の採水セルを切換弁の切り換えにより
1台の循環ポンプに選択的に接続し、該循環ポンプによ
り海水を所要の採水セル内に吸引し、充填することによ
り、多くの海域の海水を容易にサンプリングすることが
できる。
【0017】また、各採水セル内は吸入チェック弁と該
採水セル選択用の切換弁とによって他の採水セルと遮断
されているため、所要採水海域外の海水が混入するのが
回避される。
【0018】従ってかかる発明によれば、多数の採水セ
ルの選択をユニット化された採水セルと同様の切換弁の
開閉によって行ない、該採水セルへの海水の吸入を1台
の循環ポンプで行なうことができるので、小型コンパク
トで省スペースな採水装置で以って多点での採水を容易
に行なうことができ、潜水機内におけるスペースの有効
利用性が向上する。
【0019】また、多数の切換弁の切り換えをソレノイ
ド装置によって行なうようにしたことにより、該ソレノ
イド装置やこれに付属するリレー、スイッチ機構等の制
御機器を雰囲気海水圧と均圧させた均圧容器内に配置す
ることができ、これら制御機器を耐圧構造とすることが
不要となり、軽量化をなすことができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1におい
て、前記吸入チェック弁から採水セルを経て切換弁に接
続される前記採水セルと同数の前記吸引管及び前記ポ
プに接続される吸引管を可撓管にて構成してなる。
【0021】かかる発明よれば、吸入チェック弁から採
水セル、及び切換弁を経て循環ポンプに至る吸引管を可
撓性を有する管で接続したので、潜水機の潜水、浮上時
における深度圧(海水圧)や温度変化による採水セル内
におけるサンプル水の膨張、収縮を吸収することが出
来、前記各機器を深度圧と均圧させることができる。従
って、前記各機器を耐圧構造とすることを必要とせず、
装置の重量が低減される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0023】図1は本発明の実施形態に係る自動型無人
潜水機(以下AUVという)における多点採水装置の全
体構成図、図2は吸入弁、採水セル、切換弁各ユニット
の構成図、図3は切換弁の構造図(断面図)、図4は吸
入チェック弁の構造図(断面図)、図5は油封入均圧容
器内部の配線図、図6はソレノイド回路の構成図、図7
は電機回路図、図8は制御フローチャートである。
【0024】図1において、100は採水装置、6はA
UV耐圧容器、7はAUV電源装置、15は陸上設置さ
れた陸上外部制御装置である。
【0025】前記採水装置100は、次の機器あるいは
要素からなる。即ち、8は採水装置耐圧容器で、制御装
置部9、モータドライバ010等が収納されている。1
1は油封入均圧容器で、リレー回路部12、ソレノイド
駆動装置13、フロースイッチ14等が収納されてい
る。01は採水セルユニットで、サンプル水を採水する
ための採水点の数(この例では200個)だけ設けられ
ている。
【0026】10は前記各採水セル1の入口に接続され
る吸入チェック弁4が設けられた吸入弁ユニット、2は
前記採水セル1と同数の切換弁21及び後述する均圧弁
22が設けられた切換弁ユニット、3は循環ポンプであ
る。
【0027】前記吸入弁ユニット10と採水セルユニッ
ト01との間、並びに採水セルユニット01と切換弁ユ
ニット2との間は採水セル1と同数(この例では200
個)の可撓管(フレキシブルチューブ)5a並びに5b
によって接続され、また該切換弁ユニット2と循環ポン
プ3との間は該切換弁ユニット2の切換弁21で切り換
え選択された採水セル1に接続される1本の可撓管5c
によって接続されている。31は該可撓管5cの循環ポ
ンプ3の上流位置に設けられ、該循環ポンプ3への吸入
流量を計測する流量計である(図2参照)。
【0028】前記採水装置耐圧容器8内の制御装置部9
及びモータドライバ10には、前記AUV耐圧容器6内
の制御装置06から16ビット両方向ケーブル(RS2
32C)06aを介してデジタル制御信号が入力され、
また前記AUV電源装置7から電源ケーブル07を介し
て直流電源(DC120V)信号が入力され、さらに陸
上外部装置15からとの間で制御ケーブル08を介して
制御信号入力あるいは出力されるようになっている。ま
た、前記採水装置耐圧容器8の、前記各ケーブル06
a、07、08及び出力側のケーブルの挿入部には、耐
水圧コネクタ17、18、19、20が設けられ、該耐
水圧コネクタ17、18、19、20によって該ケーブ
ル挿入部のシールを行なっている。
【0029】また前記採水装置耐圧容器8の制御装置部
9及びモータドライバ010からの出力信号(電圧信
号)は制御ケーブル011により、前記油封入均圧容器
11内のリレー回路部12、ソレノイド駆動装置13及
びフロースイッチ14に伝達され、また制御ケーブル0
12により前記循環ポンプ3に出力されている。21a
は前記ソレノイド駆動装置13の出力により駆動される
切換弁21のプッシュ棒(詳細は後述)である。
【0030】前記吸入弁ユニット10、採水セルユニッ
ト01及び切換弁ユニット2の詳細を示す図2におい
て、該採水セルユニット01には採水点の数(この例で
は200個)だけの採水セル1が収納され、各採水セル
1の入口側は、該採水セル1と同数設けられた吸入弁ユ
ニット10内の吸入チェック弁4にこれらと同数の可撓
管5aを介して接続されている。また、前記切換弁ユニ
ット2には、前記採水セル1と同数(200個)の切換
弁21が配設されている。
【0031】該切換弁21は後述するようなマトリック
ス状に配置されたソレノイド回路12eに対応してマト
リックス状に配置され、その入口側は前記採水セル1に
これと同数の可撓管5bを介して接続されている。2
3,23は前記各可撓管5bに接続される切換弁ユニッ
ト2内の入口側の水通路27から分岐された外部(海
域)に連通されるバイパス管、22,22は該バイパス
管23,23を開閉する均圧弁である。
【0032】そして、前記切換弁ユニット2の各切換弁
21の出口側の水通路28(図3参照)は可撓管5cに
接続され、該可撓管5cは前記循環ポンプ3の吸入口に
接続されている。03は該循環ポンプ3を駆動するため
のモータである。
【0033】前記切換弁21の構造を示す図3におい
て、023は前記各切換弁21(200個)をマトリッ
クス状に収納する弁ハウジングである。該切換弁21に
おいて、21aはプッシュ棒で、後述するソレノイド回
路12eにおけるソレノイド12fの出力端が上端に当
接し、プッシュ棒21aを押圧するようになっている。
21bは該プッシュ棒21aの戻しばね、24は該プッ
シュ棒21aの端部に設けられた弁体、24aは該弁体
24と弁ハウジング023とのシート部である。
【0034】27は入口側の水通路で、図2に示すよう
に、前記採水セル1からの各可撓管(200本)5bの
下流端が接続され、その両端部は前記のようにバイパス
回路23,23に接続されている。そして、前記各切換
弁21の弁体24の入口側は該水通路27に連通され、
該プッシュ棒21aをソレノイド12fによって往復動
することによりシート部24aを開閉し、入口側の水通
路27と出口側の水通路28とを連通、あるいは遮断す
るようになっている。前記各切換弁21の出口側の水通
路28は前記循環ポンプ3入口側の可撓管5cに接続さ
れている。25は出口水通路28内のキャップ、26は
Oリングである。
【0035】前記吸入チェック弁4の詳細構造を示す図
4において、4dは吸入管04に接続される入口コネク
タ、4fは前記採水セル1への可撓管5aに接続される
出口コネクタ、4aは本体である。4bは該本体4a内
に往復摺動自在に嵌合された弁体、4cは該弁体4bに
設けられたシート部、4eは弁体4bの戻し用のばねで
あり、該弁体4bは前記ばね4eの弾力によりそのシー
ト部4cが本体4aの弁座部4gに押し付けられ、入口
コネクタ4d側と出口コネクタ4f側との差圧がばね4
eの弾力に打ち勝つと該弁体4bのシート部4cが開か
れるようになっている。
【0036】前記油封入均圧容器11内に収納されたソ
レノイド駆動装置13、フロースイッチ14及びリレー
回路部12の回路構成を示す図5〜図6において、12
eは該ソレノイド駆動装置13を構成するソレノイド回
路である。該ソレノイド回路12eは図6に示すよう
に、ソレノイド12fとダイオード12gとが直列に結
線された回路で、図5に示すように、前記切換弁21と
同数(この例では200個)設けられ、マトリックス状
に結線されている。そして、各ソレノイド回路12eが
ONとなったとき、これのソレノイド12fが前記切換
弁21のプッシュ棒21aを押し下げるようになってい
る。
【0037】12dは該ソレノイド回路12eのY軸線
で、A、B、C…N、Oのように配列されたリレー12
aの開閉により該ソレノイド回路12eに通電あるいは
遮断(オン/オフ)するようになっている。また、12c
は該ソレノイド回路12eのX軸線で、1、2、3…1
3、14のように配列されたリレー12bの開閉によっ
て通電あるいは遮断するようになっている。前記X/Y
軸線12c、12dは前記AUV電源装置7から変圧器
8cを介して24vの直流電圧が印加されるようになっ
ている。
【0038】また、前記均圧弁22についても、図3に
示すような切換弁21と同様な構造となっているか、前
記切換弁21とは逆にこれを開閉するためのソレノイド
回路12eがONとなったとき、該均圧弁22が閉とな
るように構成されている。
【0039】14はフロースイッチで、前記各切換弁2
1の作動の終了時にONとするリミットスイッチ14e
を備えている。
【0040】図7に示す電気回路において、AUV制御
装置06からの制御信号はCPU基板8aを通してソレ
ノイド中継基板32に設けられたリレー、リミットスイ
ッチ等に伝送され、ソレノイド回路12eを駆動する。
該ソレノイド回路12eを構成するソレノイド12fの
作動力は切換弁ユニット2の各切換弁21を開作動させ
る。
【0041】また、AUV電源装置7の直流電源出力
(DC120V)は、変圧器8bで12vに降圧されて
CPU基板8aに印加され、また他の変圧器8cではD
C24Vに降圧されてソレノイド中継基板32に印加さ
れ、さらにコンバータ8eで交流(AC100V)に変
換されてリレー8fを介して循環ポンプ3駆動用の交流
モータ03に印加される。
【0042】次に図1〜図7及び図8に示す制御フロー
チャートを参照して、この実施形態に係る多点採水装置
の動作を説明する。採水がなされていないときには、A
UV制御装置06からの指令により、2つの均圧弁22
が開かれている。これにより、海水は吸入管04から各
吸入チェック弁4を経て各採水セル1内を貫流し、バイ
パス路23を通って海中に排出される。
【0043】AUV制御装置06から採水指令、即ち、
例えば図5に示すA−1のソレノイド回路12eに対応
する切換弁21の開指令が出力されると(S1)、該採
水指令は採水装置100中の制御装置9に入り、該制御
装置9からソレノイド駆動装置13、リレー回路部12
及びフロースイッチ14に入力される。
【0044】該ソレノイド駆動装置13においては、図
5に示すように、前記AUV電源装置7からの直流電圧
(DC24V)が、マトリックス状に結線されたソレノ
イド回路12eに接続されるY軸線12d及びX軸線1
2cの双方に印加されている。そして、前記制御装置9
からの採水指令が該ソレノイド駆動装置13、リレー回
路部12及びフロースイッチ14に入力されると、Y軸
線12d側のリレーAとX軸線側のリレー1とが閉成さ
れ、A−1に対応するソレノイド回路12eが通電され
る。
【0045】これにより、A−1のソレノイド回路12
eのソレノイド12fが作動し、A−1の切換弁21の
プッシュ棒21aを下方に押し下げる。該プッシュ棒2
1aが押し下げられると、図3に示すように、弁体24
のシート部24aが開かれる(図8のS2)。
【0046】また、前記AUV制御装置6及び制御装置
9を経た前記制御信号は、前記均圧弁22の駆動用のソ
レノイド回路12eに伝送され、該回路のソレノイド1
2fは前記均圧弁22を閉とせしめる(図8のS3)。
かかる均圧弁22の作動により、バイパス回路23が閉
じる。
【0047】さらに、前記AUV制御装置06からの制
御信号はモータドライバ010に伝送され、該モータド
ライバ010は循環ポンプ3のモータ03を起動する。
これにより該循環ポンプ3が運転される(図8のS
4)。
【0048】かかる制御動作により、循環ポンプ3が運
転され、A−1の切換弁21が開かれると、該循環ポン
プ3の吸引力によって、図4に示すように吸入チェック
弁4の弁体4bのシート部4cが弁座4gから離れ、海
水が該吸入チェック弁4を図4矢印のように流れてA−
1の採水セル1内に吸入され、該採水セル1内は海水で
満たされる。そして、この海水は該A−1の採水セル1
内に充満された上で、A−1の切換弁21を通り、循環
ポンプ3に吸入され、該循環ポンプ3の吐出口3aから
海中に排出される。
【0049】前記A−1の切換弁21の開放完了がフロ
ースイッチ14のリミットスイッチ14eによって検知
され、採水完了が確認(図8のS5)されると、AUV
制御装置06は均圧弁22のソレノイド回路12eをO
FFとして均圧弁22を開(図8のS6)、またA−1
の切換弁21用のソレノイド回路12eをOFFとして
該A−1の切換弁21を閉じ(図4のS7)、さらに循
環ポンプ3を停止する(図4のS8)。これにより、A
−1の採水セル1内に海水が充満された状態で出口側に
ある切換弁21が閉じられることとなり、サンプル海水
がA−1の採水セル1にサンプリングされる(図8のS
9)。
【0050】上記の手順により、多数(この例では20
0個)の採水セル1に、切換弁21の開閉及び1台の循
環ポンプ3の運転、停止を制御するのみで、多くの海域
の海水をサンプリングすることができる。
【0051】従って、かかる実施形態によれば、多数の
採水セルへのサンプル水採水の選択を切換弁ユニット2
に一体的に組み付けられた切換弁21の開閉によって行
ない、海水の採水セル1への吸入を1台の循環ポンプ3
により行なうことができるので、小型コンパクトな装置
で、かつ小さいスペースで以って多点における海水の採
水を行なうことができる。
【0052】また、かかる実施形態によれば、各吸入チ
ェック弁4と各採水セル1、各採水セル1と各切換弁2
1、並びに各切換弁21と循環ポンプ3の間の接続を可
撓性を備えたフレキシブル管即ち可撓管5a、5b並び
に5cで接続したので、潜水機の潜水、浮上時における
深度圧(海水圧)や温度変化による採水セル1内におけ
るサンプル水の膨張、収縮を吸収することができ、上記
各機器を前記深度圧と均圧させることができる。従っ
て、前記吸入チェック弁4、採水セル1、切換弁21、
均圧弁22、循環ポンプ3等の機器を耐圧構造とするこ
とを必要とせず、装置の重量が軽減される。
【0053】さらに、前記多数の切換弁21の切り換え
をソレノイド回路12eによって行ない、該ソレノイド
回路12eを含むソレノイド駆動装置13、リレー回路
部12、フロースイッチ14等の制御機器を雰囲気海水
圧と均圧させた油封入型の油封入均圧容器11内に配置
したことにより、これらの制御機器も耐圧構造とするこ
とを必要とせず、軽量化をなすことができる。
【0054】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明によれば、多
数の採水セルの選択をユニット化された採水セルと同様
の切換弁の開閉によって行ない、該採水セルへの海水の
吸入を1台の循環ポンプで行なうことができるので、小
型コンパクトで省スペースな採水装置で以って多点での
採水を容易に行なうことができ、潜水機内におけるスペ
ースの有効利用性を向上することができるとともに、部
品点数が低減され、低コストの採水装置を得ることがで
きる。
【0055】また、各採水セル内は吸入チェック弁と該
採水セル選択用の切換弁とによって他の採水セルと遮断
されているため、所要採水海域外の海水が混入するのを
防止することができ、サンプル水の採水を正確になすこ
とができる。
【0056】また、多数の切換弁の切り換えをソレノイ
ド装置によって行なうようにしたことにより、該ソレノ
イド装置やこれに付属するリレー、スイッチ機構等の制
御機器を雰囲気海水圧と均圧させた均圧容器内に配置す
ることができ、これらの制御機器を耐圧構造とすること
が不要となり、採水装置を軽量化することができる。
【0057】さらに請求項5のように構成すれば、吸入
チェック弁から採水セル、及び切換弁を経て循環ポンプ
に至る吸引管を可撓性を有する管で接続したので、潜水
機の潜水、浮上時における深度圧(海水圧)や温度変化
による採水セル内におけるサンプル水の膨張、収縮を吸
収することができ、前記各機器を深度圧と均圧させるこ
とができる。従って、前記各機器を耐圧構造とすること
を必要とせず、装置の重量が低減され、潜水機の走行性
能も向上する。
【0058】以上により、本発明によれば、多点での採
水を正確かつ用意に行なうことができるとともに、採水
装置の収容スペース及び重量軽減を図ることができて、
潜水機での限られた収容区画内への収納が容易で、部品
点数が少なく、低コストの採水装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る自動無人潜水機にお
ける多点採水装置の全体構成図である。
【図2】 上記実施形態における吸入弁ユニット、採水
セル、切り換え弁ユニットの構成図である。
【図3】 上記実施形態における切換弁及び均圧弁の断
面図である。
【図4】 上記実施形態における吸入チェック弁の断面
図である。
【図5】 上記実施形態における油封入容器内部の配線
図である。
【図6】 上記実施形態におけるソレノイド回路の構成
図(結線図)である。
【図7】 上記実施形態における電気回路図である。
【図8】 上記実施形態における制御フローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 採水セル 01 採水セルユニット 2 切換弁ユニット 3 循環ポンプ 03 モータ 4 吸入チェック弁 5a、5b、5c 可撓管 6 AUV耐圧容器 06 AUV制御装置 7 AUV電源装置 8 採水装置耐圧容器 9 制御装置 10 吸入弁ユニット 010 モータドライバ 11 油封入均圧容器 12 リレー回路部 12a、12b リレー 12c X軸線 12d Y軸線 12e ソレノイド回路 12f ソレノイド 12g ダイオード 13 ソレノイド駆動装置 14 フロースイッチ 15 陸上外部制御装置 21 切換弁 21a プッシュ棒 21b ばね 22 均圧弁 23 バイパス路 27,28 水通路 31 流量計 100 採水装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 元洋 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 特開 平11−23429(JP,A) 特開 平10−197419(JP,A) 特開 昭61−117429(JP,A) 特開 平11−69760(JP,A) 特開 平3−288670(JP,A) 特開 平7−55662(JP,A) 特開 昭58−44326(JP,A) 実開 昭61−6752(JP,U) 実開 昭63−152068(JP,U) 特公 昭61−7597(JP,B2) 特公 昭61−34085(JP,B2) 特公 昭41−12840(JP,B1) 実公 平4−32595(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/00 - 1/44 G01N 33/00 - 33/46 B63C 11/00 - 11/52 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の採水セルに所定の海域内の海水を
    採取するようにした採水装置において、 前記複数の採水セル内に吸入チェック弁を介して前記海
    水を導入せしめるポンプと、 前記各採水セルと前記ポンプとを接続する吸引管路に該
    採水セルと同数設けられて、各採水セルと前記ポンプの
    吸入口との水路の接続を選択的に切り換える切換弁と、 該各切換弁を開閉駆動するソレノイド装置と、 採水指令を受けて前記ソレノイド装置に開閉作動信号を
    出力する制御装置とを備えたことを特徴とする多点採水
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ソレノイド装置は、ソレノイドとダ
    イオードとよりなる回路をマトリックス状に結線して、 該マトリックスのY軸線とX軸線の導入部にそれぞれリ
    レーを設け、該リレーの選択的なオンオフにより、導通
    されたXY軸線の接点に位置する前記ソレノイドがON
    となって前記切換弁を開放するように構成されてなる請
    求項1記載の多点採水装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の採水セルと前記ポンプとを接
    続する吸引管から分岐されて外部に開放されるバイパス
    管を設けるとともに、採水時に該バイパス管を閉じて前
    記パイプによる採水セルへの吸引をなさしめる均圧弁を
    設けてなる請求項1または2記載の多点採水弁装置。
  4. 【請求項4】 前記ソレノイド装置に接続される前記マ
    トリックスの接点は、前記ソレノイド及び切換弁と同数
    設けられてなる請求項2記載の多点採水装置。
  5. 【請求項5】 前記吸入チェック弁から採水セルを経て
    切換弁に接続される前記採水セルと同数の前記吸引管及
    び前記ポンプに接続される吸引管を可撓管にて構成して
    なる請求項1記載の多点採水装置。
  6. 【請求項6】 前記各切換弁の出口は1本の吸引管に接
    続され、該吸引管には1台の前記ポンプが接続されてな
    る請求項1記載の多点採水装置。
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