JP3518555B2 - 送信装置及び送信方法並びに送受信装置 - Google Patents

送信装置及び送信方法並びに送受信装置

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JP3518555B2 JP21238393A JP21238393A JP3518555B2 JP 3518555 B2 JP3518555 B2 JP 3518555B2 JP 21238393 A JP21238393 A JP 21238393A JP 21238393 A JP21238393 A JP 21238393A JP 3518555 B2 JP3518555 B2 JP 3518555B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図4〜図6、図9及び図1
0) 作用(図4〜図6、図9及び図10) 実施例 (1)全体構成(図1〜図5) (2)表示用データの伝送(図6及び図7) (3)表示用データの処理(図8及び図9) (4)サーチ動作の解除(図10及び図11) (5)実施例の効果 (6)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送装置に関し、
例えばリモートコマンダで制御し得るようになされた携
帯型のコンパクトデイスクプレイヤに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、携帯型のコンパクトデイスクプレ
イヤにおいては、全体形状を小型化して乾電池で駆動し
得るようになされたものがある。すなわち全体形状を小
型化することにより、この種のコンパクトデイスクプレ
イヤにおいては、簡易に携帯し得るようになされ、また
乾電池で駆動することにより、携帯して所望の場所で音
楽を鑑賞し得るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のコン
パクトデイスクプレイヤにおいて、コンパクトデイスク
プレイヤ本体と制御部とを別体に形成し、コンパクトデ
イスクプレイヤ本体でオーデイオ信号を再生すると共
に、この再生したオーデイオ信号を制御部で受信し得る
ようにできれば、コンパクトデイスクプレイヤ本体をカ
バン等に収納した状態で音楽等を鑑賞し得、この種のコ
ンパクトデイスクプレイヤの使い勝手を向上し得ると考
えられる。
【0005】このときこの制御部でリモートコマンダを
形成すれば、コンパクトデイスクプレイヤ本体をカバン
等に収納した状態でコンパクトデイスクプレイヤ本体の
動作を切り換えることができる。さらにこの制御部に表
示部を形成し、この表示部を介してコンパクトデイスク
プレイヤ本体の動作を確認し得るようにできれば、さら
に一段と使い勝手を向上することができる。
【0006】このためにはコンパクトデイスクプレイヤ
本体は、制御部に対してオーデイオ信号及び表示用デー
タを無線伝送する必要があり、制御部は、コンパクトデ
イスクプレイヤ本体に動作切り換え用の制御データを無
線伝送する必要がある。
【0007】これに対してこのようにコンパクトデイス
クプレイヤ本体と別体に制御部を形成してコンパクトデ
イスクを試聴し得るようにする場合、携帯型のコンパク
トデイスクプレイヤにおいては、この制御部自体の形状
も小型化する必要がある。このために制御部は、動作電
圧を低電圧化し、さらに消費電力を小さくする必要があ
る。
【0008】ところがこのように動作電圧を低電圧化す
ると、その分制御部においては、動作速度を低速度化せ
ざるを得ず、結局、コンパクトデイスクプレイヤ本体か
ら送出された表示用データの受信処理に時間を要するよ
うになる。これに対してこの制御部においては、所定周
期で操作子の操作を検出し、その検出結果に基づいてコ
ンパクトデイスクプレイヤ本体に制御データを送出する
必要もある。
【0009】従つてこのように制御部の動作電圧を低電
圧化すると、表示用データの受信処理に時間を要する
分、操作子のキースキヤン周期が長くなり、その分使い
勝手を悪くなる問題がある。すなわちこの場合、コンパ
クトデイスクプレイヤ本体は、制御部における操作子の
操作に対して応答速度が遅くなる欠点がある。
【0010】この問題を解決する1つの方法としてキー
スキヤンして制御データを送出する処理と表示用データ
を受信処理する処理とを2つの処理系統で同時並列的に
実行する方法が考えられるが、このようにするとその分
制御部の構成が煩雑化し、また消費電力も増大する。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、これらの問題点を一挙に解決して表示用データ等の
制御データを効率良く伝送することができる送信装置及
び送信方法並びに送受信装置を提案しようとするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、送信装置から受信装置へmビツト
の送信データとm+1ビツトのヘツダとからなる主デー
タを語調を短くした変換データに変換してシリアル通信
で送信する送信装置において、mの平方根に最も近いビ
ツト長nでmビツトの送信データを分割してブロツク化
するデータ分割手段と、変換データ毎の区切りを示すた
めのn+1ビツト長のヘツダを生成するヘツダ生成手段
と、nビツト毎に分割されたブロツク間と、分割された
ブロツクのうちの1つとヘツダ間とに所定ビツト長の区
切りビツトを挿入する区切りビツト挿入手段と、ヘツダ
生成手段によつて生成されるヘツダと、データ分割手段
によつて分割された各々のブロツクと、区切りビツト挿
入手段によつて挿入される区切りビツトとからなる変換
データを送信する送信手段とを設けるようにした。
【0013】また本発明のおいては、送信装置から受信
装置へmビツトの送信データとm+1ビツトのヘツダと
からなる主データを語調を短くした変換データに変換し
てシリアル通信で送信する送信方法において、mの平方
根に最も近いビツト長nでmビツトの送信データを分割
してブロツク化する第1のステツプと、変換データ毎の
区切りを示すためのn+1ビツト長のヘツダを生成する
第2のステツプと、nビツト毎に分割されたブロツク間
と、分割されたブロツクのうちの1つとヘツダ間とに所
定ビツト長の区切りビツトを挿入する第3のステツプ
と、第2のステップによつて生成されるヘツダと、第1
のステップによつて分割された各々のブロツクと、第3
のステップによつて挿入される区切りビツトとからなる
変換データを送信する第4のステツプとを設けるように
した。
【0014】さらに本発明においては、送信部から受信
部へmビツトの送信データとm+1ビツトのヘツダとか
らなる主データを語調を短くした変換データに変換して
シリアル通信で送信する送受信装置において、mの平方
根に最も近いビツト長nでmビツトの送信データを分割
してブロツク化するデータ分割手段と、変換データ毎の
区切りを示すためのn+1ビツト長のヘツダを生成する
ヘツダ生成手段と、nビツト毎に分割されたブロツク間
と、分割されたブロツクのうちの1つとヘツダ間とに所
定ビツト長の区切りビツトを挿入する区切りビツト挿入
手段と、ヘツダ生成手段によつて生成されるヘツダと、
データ分割手段によつて分割された各々のブロツクと、
区切りビツト挿入手段によつて挿入される区切りビツト
とからなる変換データを送信する送信手段とから構成さ
れる送信部と、送信部より送られる一連の変換データを
受信する受信手段と、受信手段によつて受信される変換
データから、区切りビツトに基づいて送信部が送信する
送信データを抽出して復調する復調手段とから構成され
る受信部とを設けるようにした。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】データDHを所定個数のブロツクBに分割し、
各ブロツクB間にブロツクB間の識別符号dを介挿する
と共に、所定のヘツダを付加してこのデータDHを伝送
する際に、データDHのデータ長mの平方根の値に最も
近い値になるように、ブロツクBのデータ長nを選定す
れば、データDHの伝送に供する時間を最も短くするこ
とができ、その分効率良くデータDHを伝送することが
できる。
【0018】これにより受信装置3において、ヘツダ識
別符号dを基準にして制御データDHを検出して、この
制御データDHの受信処理に伴う負担を軽減し得る。
【0019】さらに所定のヘツダ、所定ビツトの無意デ
ータ、制御データDHの順でシリアル伝送し、受信装置
3側で無意データが伝送される期間の間、予め設定され
た処理を実行すれば、この無意データが伝送される期間
を有効に利用して所望の処理を実行することができる。
【0020】さらに操作子19、20の継続した操作が
開始されると、該操作子19、20の継続した操作が開
始されたことを表す操作開始の制御データDCを伝送
し、操作子19、20の継続した操作が終了すると、該
操作子の継続した操作が終了したことを表す操作終了の
制御データDCを伝送し、受信装置2でこの操作開始及
び操作終了の制御データDCに基づいて動作を切り換え
れば、操作子19、20が操作されている期間の間、制
御データDHを連続して伝送しなくても受信装置2の動
作を切り換えることができる。
【0021】このとき操作終了の制御データDCを伝送
した後、表示用データDHに基づいて、受信装置2の動
作の切り換えを検出し得ない場合、操作終了の制御デー
タDCを再び伝送することにより、確実に受信装置2の
動作を切り換えることができる。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0023】(1)全体構成 図1において、1は全体として携帯型のコンパクトデイ
スクプレイヤを示し、コンパクトデイスクを再生するコ
ンパクトデイスクプレイヤ本体2と、このコンパクトデ
イスクプレイヤ本体2を遠隔制御するリモートコマンダ
3とで形成される。
【0024】ここでコンパクトデイスクプレイヤ本体2
は、蓋開閉操作子4をスライドして上蓋5を開いた後、
テーブル6にコンパクトデイスクを載置して上蓋5を閉
じることにより、コンパクトデイスクを再生可能な状態
に保持する。この状態でコンパクトデイスクプレイヤ本
体2は、前面に配置された操作子8〜16の何れかの操
作子を操作することにより、電源を立ち上げ得るように
なされ、さらに操作子8を押圧操作してコンパクトデイ
スクの再生動作を開始し、さらに再生中にこの操作子8
を押圧操作して一時停止し得るようになされている。
【0025】さらにコンパクトデイスクプレイヤ本体2
は、操作子8に隣接する操作子9を押圧操作することに
より、再生動作を停止し得るようになされ、さらに再生
停止の状態でこの操作子9を押圧操作して電源をオフ状
態に切り換え得るようになされている。これによりコン
パクトデイスクプレイヤ本体2は、コンパクトデイスク
プレイヤ本体2の操作子8〜16を操作して電源を立ち
上げた後、所望の再生処理等を実行し得るようになさ
れ、さらに操作子9を操作して電源をオフ状態に切り換
え得るようになされている。
【0026】さらにコンパクトデイスクプレイヤ本体2
は、再生動作を開始した後、前面のスキツプの操作子1
0及び11をそれぞれ繰り返し押圧操作することによ
り、それぞれ再生方向及び再生方向に対して逆方向に再
生中の演奏を1曲単位でスキツプし得るようになされ、
さらにこの操作子10及び11を継続して押圧操作する
ことにより、再生方向及び再生方向に対して逆方向に再
生速度を高速度化し、再生対象の演奏をサーチし得るよ
うになされている。
【0027】さらにコンパクトデイスクプレイヤ本体2
は、再生動作を開始した後、ESPモードの操作子12
を操作してESPモード及びノーマルモードの間で動作
モードを切り換え得るようになされている。これに対し
てコンパクトデイスクプレイヤ本体2は、側面にイヤホ
ンジヤツク13、音量調整の操作子14及び動作モード
切り換えの操作子15を配置し、このイヤホンジヤツク
13にイヤホンプラグを差し込んで操作子8〜15を操
作することにより、リモートコマンダ3を使用しなくて
もコンパクトデイスクプレイヤ本体2だけでコンパクト
デイスクを試聴し得るようになされている。
【0028】すなわちコンパクトデイスクプレイヤ本体
2は、前面のホールドスイツチ16を左側に繰り返しス
ライド操作することにより、リモートコマンダ3の遠隔
制御を受け付ける状態(以下スタンバイ状態と呼ぶ)と
遠隔制御を受け付けない状態とを切り換え得るようにな
され、さらにこのホールドスイツチ16を右側にスライ
ドさせて保持することにより、リモートコマンダ3の遠
隔制御を受け付け、かつコンパクトデイスクプレイヤ本
体2に設けられた操作子8〜15の操作を受け付けない
状態(以下ホールド状態と呼ぶ)に保持し得るようにな
されている。これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、ホールドスイツチ16を右側にスライド操作して、
例えばコンパクトデイスクプレイヤ本体2をカバン等に
収納した際における操作子8〜15の誤操作を有効に回
避し得るようになされている。
【0029】このコンパクトデイスクプレイヤ本体2の
操作子に対応してリモートコマンダ3は、再生の操作子
18、スキツプの操作子19及び20、再生停止の操作
子21、ESPモード切り換えの操作子22が配置さ
れ、各操作子18〜22の操作に応動してコンパクトデ
イスクプレイヤ本体2に制御データを出力するようにな
されている。
【0030】これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、操作子18〜24を操作してコンパクトデイスクプ
レイヤ本体2の対応する操作子8〜14を操作した場合
と同様にコンパクトデイスクプレイヤ本体2の動作を切
り換え得るようになされている。
【0031】さらにリモートコマンダ3は、側面にイヤ
ホンジヤツク23と音量調整の操作子24を配置するよ
うになされ、コンパクトデイスクプレイヤ本体2がスタ
ンバイ状態及びホールド状態に設定された状態で、コン
パクトデイスクプレイヤ本体2から無線伝送されたオー
デイオ信号をこのイヤホンジヤツク23から出力するよ
うになされている。これによりリモートコマンダ3は、
コンパクトデイスクプレイヤ本体2のイヤホンジヤツク
13に代えてこのイヤホンジヤツク23にイヤホンプラ
グを差し込んだ後、コンパクトデイスクプレイヤ本体2
の動作モードを切り換えることにより、コンパクトデイ
スクプレイヤ本体2で再生したオーデイオ信号をワイヤ
レスで試聴し得るようになされている。
【0032】すなわち従来、この種の携帯型のオーデイ
オ機器のうちでリモートコマンダを介してオーデイオ信
号を試聴し得るようになされた機器は、リモートコマン
ダに直接イヤホンケーブルを接続するようになされてい
た。ところがこのようにすると、本体機器だけでオーデ
イオ信号を試聴する場合、別途イヤホンを用意する必要
があり、またイヤホンだけが故障した場合でも、リモー
トコマンダと一体に交換修理する必要があつた。
【0033】これに対して図2に示すように、コンパク
トデイスクプレイヤ本体2及びリモートコマンダ3の双
方にイヤホンジヤツク13及び23を形成し、ユーザの
必要に応じて選択的にコンパクトデイスクプレイヤ本体
2又はリモートコマンダ3にイヤホンプラグPを接続し
得るようにすれば、別途イヤホンを用意することなく、
ユーザの所望するイヤホンを接続してオーデイオ信号を
試聴し得、さらにイヤホンが故障した場合、イヤホンだ
けを交換することができる。
【0034】従つてその分コンパクトデイスクプレイヤ
1の使い勝手を一段と向上することができる。かくして
このようにコンパクトデイスクプレイヤ1においては、
ステレオ形式のいわゆるミニプラグPを接続し得るよう
にイヤホンジヤツク13、23を形成し、これにより使
い勝手を向上し得るようになされている。
【0035】これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、リモートコマンダ3にイヤホンプラグを接続してリ
モートコマンダ3でコンパクトデイスクプレイヤ本体2
の動作を制御することにより、コンパクトデイスクプレ
イヤ本体2をカバン等に収納した状態でも自由にオーデ
イオ信号を試聴し得るようになされている。
【0036】このときリモートコマンダ3は、このイヤ
ホンジヤツク23に接続されたイヤホンのケーブル25
をアンテナとして使用してコンパクトデイスクプレイヤ
本体2との間で所望のデータを送受し得るようになさ
れ、さらにコンパクトデイスクプレイヤ本体2から送出
されたオーデイオ信号を受信し得るようになされてい
る。これによりコンパクトデイスクプレイヤ1は、全体
として小型簡易な形状で確実にオーデイオ信号等を受信
し得るようになされ、リモートコマンダ3でコンパクト
デイスクプレイヤ本体2の動作を制御する必要があると
きだけ、コンパクトデイスクプレイヤ本体2及びリモー
トコマンダ3の間で所望のデータを送受し得るようにな
されている。
【0037】すなわちリモートコマンダ3側のイヤホン
ジヤツク23にイヤホンプラグが接続されていない場
合、リモートコマンダ3でコンパクトデイスクプレイヤ
本体2を遠隔制御する必要がない場合と判断し得、この
場合リモートコマンダ3との間でデータを送受信し得る
とすると、コンパクトデイスクプレイヤ本体2を誤つて
制御する場合も考えられる。
【0038】またイヤホンのケーブルをアンテナとして
使用すれば、リモートコマンダ3でコンパクトデイスク
プレイヤ本体2を遠隔制御する必要がない場合、コンパ
クトデイスクプレイヤ本体2から送出されたデータをリ
モートコマンダ3側で受信し得ないことにより、このデ
ータ受信結果を基準にしてリモートコマンダ3の電源を
制御してリモートコマンダ3の無駄な電力消費も低減し
得る。
【0039】さらにリモートコマンダ3は、液晶表示部
26を有し、この液晶表示部26にコンパクトデイスク
プレイヤ本体2の動作モード等を表示し得るようになさ
れている。このためコンパクトデイスクプレイヤ本体2
は、上蓋5の内側に基板収納スペース28を形成し、こ
の基板収納スペース28に送受信基板を収納する。これ
によりコンパクトデイスクプレイヤ本体2は、この送受
信基板でリモートコマンダ3から送出された制御データ
を受信し、さらにリモートコマンダ3にオーデイオ信号
及び液晶表示部26の表示用データを送出する。
【0040】このときリモートコマンダ3は、操作子1
8〜22が操作されると、この操作に応動して制御デー
タを送出するのに対し、コンパクトデイスクプレイヤ本
体2は、スタンバイ状態及びホールド状態で表示用デー
タを連続して送出し、これによりリモートコマンダ3側
でコンパクトデイスクプレイヤ本体2の動作をモニタし
得るようになされている。
【0041】このため図3に示すようにリモートコマン
ダ3は、制御データを送出すると、制御データの送信動
作を表すシンボル30を表示し、さらに表示用データに
応じて液晶表示部26の残りの表示を切り換える。すな
わちリモートコマンダ3は、操作子16が操作されてコ
ンパクトデイスクプレイヤ本体2がホールド状態に設定
されると鍵のシンボル31を表示し、操作子10、1
1、19、20の操作に応動してコンパクトデイスクプ
レイヤ本体2がサーチ動作を開始すると、サーチ方向を
表すシンボル32又は33を表示する。
【0042】さらにリモートコマンダ3は、コンパクト
デイスクが装填された状態に保持されると楕円形のシン
ボル34を表示し、コンパクトデイスクプレイヤ本体2
が再生動作を開始すると、このシンボル34の内側にコ
ンパクトデイスクに似せて形成された扇形状のシンボル
35を順次循環的に表示する。これによりリモートコマ
ンダ3は、再生時、コンパクトデイスクの回転に応じて
扇形状のシンボル35が移動するように表示し、サーチ
モードにおいては、このシンボル35の表示の切り換え
を高速度化し、さらに再生方向に応じてこの移動方向を
切り換えるようになされている。
【0043】さらにリモートコマンダ3は、コンパクト
デイスクプレイヤ本体2が各演奏の先頭部分を順次再生
するイントロモードに設定されると、「INTORO」
の表示を表示し、コンパクトデイスクプレイヤ本体2が
予め設定した曲順で再生するプログラムモードに設定さ
れると、「PGM」の表示を表示する。さらにリモート
コマンダ3は、コンパクトデイスクプレイヤ本体2がラ
ンダムに演奏を再生するシヤツフルモードに設定される
と、「SHUFFLE」の表示を表示し、コンパクトデ
イスクプレイヤ本体2が繰り返し演奏を再生するリピー
トモードに設定されると、矢印のシンボル36を表示す
る。
【0044】さらにリモートコマンダ3は、再生したオ
ーデイオ信号の低音を強調する動作モードが選択された
場合、「DBB」の表示を表示し、その強調するレベル
に応じて「MID」又は「MAX」の表示を表示し、さ
らに2桁7セグメントの表示部37を駆動してトラツク
ナンバ等を表示する。さらにリモートコマンダ3は、音
量を制限する音量制限モードが選択されると、その制限
するレベルに応じて人間の顔のシンボル38と数字
「1」又は「2」を表示する。さらにリモートコマンダ
3は、コンパクトデイスクプレイヤ本体2及びリモート
コマンダ3の電源が減少すると、それぞれ警告のシンボ
ル39及び40を表示する。
【0045】すなわちこの実施例のようにリモートコマ
ンダ3でコンパクトデイスクプレイヤ本体2を遠隔制御
すると共に、コンパクトデイスクプレイヤ本体2で再生
したオーデイオ信号をワイヤレスで試聴する場合、単に
コンパクトデイスクプレイヤ本体2を遠隔制御する場合
に比してリモートコマンダ3側の消費電力が格段的に増
大する。このためコンパクトデイスクプレイヤ1におい
ては、コンパクトデイスクプレイヤ本体2側だけでなく
リモートコマンダ3側についても電源の消費をモニタ
し、必要に応じて警告を発生する必要がある。
【0046】このためこの実施例において、コンパクト
デイスクプレイヤ本体2は、コンパクトデイスクプレイ
ヤ本体2の電源電圧を監視することにより、コンパクト
デイスクプレイヤ本体2に収納した電池の消費をモニタ
し、この電源電圧が所定値以下に低下すると、電池が消
耗したと判断する。このように電池が消耗したと判断す
るとコンパクトデイスクプレイヤ本体2は、リモートコ
マンダ3に送出する表示用データを用いてこの判断結果
を出力し、リモートコマンダ3は、この受信結果に基づ
いて表示部39を表示する。
【0047】これに対してリモートコマンダ3は、同様
に電源電圧を監視することにより、内蔵の電池の消費を
モニタし、この電源電圧が所定値以下に低下すると、表
示部40を表示する。ここで表示部39及び40は、同
一のシンボルで形成され、この液晶表示部26の外側、
リモートコマンダ3のケースに、コンパクトデイスク3
4及び送信動作のシンボル30に似せて印刷されたシン
ボル41A及び41Bでコンパクトデイスクプレイヤ本
体2及びリモートコマンダ3の電源を識別し得るように
なされている。これによりコンパクトデイスクプレイヤ
1は、ユーザが簡易にコンパクトデイスクプレイヤ本体
2及びリモートコマンダ3の電源の消耗を確認し得るよ
うになされている。
【0048】これに対してコンパクトデイスクプレイヤ
本体2は、ESPモードに動作モードを切り換えると大
容量のメモリを介してオーデイオデータを再生するよう
になされ、これにより振動等によりトラツクジヤンプし
た場合でも連続したオーデイオ信号を再生し得るように
なされている。リモートコマンダ3は、操作子22が操
作されるとコンパクトデイスクプレイヤ本体2をESP
モードに切り換えると共に表示部42を表示し、このメ
モリに格納されたデータ量を表示し得るようになされて
いる。
【0049】これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、コンパクトデイスクプレイヤ本体2をワイヤレスで
操作し、その動作状態をモニタし得るようになされ、さ
らにリモートコマンダ3を用いてコンパクトデイスクプ
レイヤ本体2で再生したオーデイオ信号をワイヤレスで
試聴し得るようになされている。
【0050】ここで図4に示すようにコンパクトデイス
クプレイヤ本体2は、システム制御回路57から出力さ
れる制御コードに基づいてメカ部51を駆動することに
より、スピンドルモータを駆動してテーブル6に載置さ
れたコンパクトデイスクを所定の回転速度で駆動する。
この状態でコンパクトデイスクプレイヤ本体2は、メカ
部51において、光ピツクアツプの光ビームをコンパク
トデイスクに照射すると共に、その反射光ビームを光ピ
ツクアツプで受光し、その受光結果を増幅回路52に出
力する。
【0051】これによりコンパクトデイスクプレイヤ本
体2は、増幅回路52を介してトラツキングエラー信号
及びフオーカスエラー信号を検出し得るようになされ、
このトラツキングエラー信号及びフオーカスエラー信号
を基準にしてメカ部51を制御することにより、トラツ
キング制御及びフオーカス制御し得るようになされてい
る。さら増幅回路52は、コンパクトデイスクの再生結
果でなる再生信号RFを増幅した後、2値化データに変
換し、これによりコンパクトデイスクプレイヤ本体2
は、この2値化データに基づいてオーデイオデータ及び
このオーデイオデータに付加されたアドレスデータ等を
検出し得るようになされている。
【0052】データ処理回路53は、メモリコントロー
ラ54を介して順次入力されるオーデイオデータをメモ
リ55に格納し、このオーデイオデータを誤り訂正処
理、デインターリーブ処理する。さらにデータ処理回路
53は、このようにしてメモリ55に格納されたオーデ
イオデータを順次入力してオーデイオ出力回路56に出
力し、オーデイオ出力回路56は、このオーデイオデー
タを内蔵のアナログデイジタル変換回路でアナログ信号
に変換する。
【0053】さらにオーデイオ出力回路56は、このア
ナログ信号を所定の増幅回路で増幅してイヤホンジヤツ
ク13に出力するようになされ、これによりコンパクト
デイスクプレイヤ本体2は、コンパクトデイスクに記録
したオーデイオ信号を試聴し得るようになされている。
【0054】このようにしてオーデイオ信号を再生する
際、システム制御回路57は、操作子12が操作されて
又はリモートコマンダ3の制御データDCに基づいてE
SPモードに設定されると、コンパクトデイスクの回転
速度を高速度化すると共にデータ処理回路53等の処理
速度を高速度化し、これにより順次メモリ55に格納さ
れるオーデイオデータの転送速度が、このメモリ55か
ら出力されるオーデイオデータの転送速度に比して速く
なるように全体の動作を制御する。さらにシステム制御
回路57は、この状態でメモリ55に所定値以上オーデ
イオデータが蓄積されると、コンパクトデイスクの再生
動作を一時中止する。
【0055】これによりコンパクトデイスクプレイヤ本
体2は、再生したオーデイオデータをメモリ55に常に
一定値以上保持した状態で順次オーデイオ信号を出力し
得るようになされ、これによりトラツクジヤンプ等の異
常が発生した場合でも、連続したオーデイオ信号を出力
し得るようになされている。すなわちシステム制御回路
57は、トラツキングエラー信号、フオーカスエラー信
号、オーデイオデータに付加されたアドレスデータをモ
ニタすることにより、連続してオーデイオデータを正し
く再生し得ない状態になると、この正しく再生し得なか
つたオーデイオデータを繰り返し再生する。
【0056】これによりコンパクトデイスクプレイヤ本
体2においては、振動等の外乱が頻発する場合はメモリ
55のデータ量が減少することにより、このメモリ55
に蓄積されたデータ量を表示部26のシンボル42で表
示するようになされ、ユーザに注意を喚起するようにな
されている。
【0057】さらにオーデイオ出力回路56は、アナロ
グ信号に変換したオーデイオ信号を送信部58に出力
し、ここで送信部58は、このオーデイオ信号を周波数
239 〔MHz〕の搬送波で変調してリモートコマンダ3に
送出する。これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、このオーデイオ信号をリモートコマンダ3で受信し
てワイヤレスでオーデイオ信号を試聴し得るようになさ
れている。
【0058】これに対してシステム制御回路57は、こ
のメモリ55の制御に加えて、操作子8〜16の操作に
応動して、さらに受信部59を介して入力される制御デ
ータDCに基づいて、各動作ブロツクに制御コードを発
行し、これによりコンパクトデイスクプレイヤ本体2の
動作を切り換え、さらに送信部58を介してリモートコ
マンダ3に表示用データDHを送出する。このときシス
テム制御回路57は、表示用データDHを生成した後、
この表示用データDHを所定フオーマツトに変換するこ
とにより、伝送用データD1を生成し、送信部58は、
44.1〔kHz〕の搬送波を用いてこの伝送用データD1を
NRZ符号化処理してリモートコマンダ3に送出し、こ
れにより効率良く表示用データDHを伝送し得るように
なされている。
【0059】さらにシステム制御回路57は、スタンバ
イ状態、再生モード、ESPモードに設定されると、そ
れぞれ対応する発光ダイオード60〜62を点灯し、こ
れによりコンパクトデイスクプレイヤ本体2側で動作状
態を確認し得るようになされている。
【0060】これに対応して図5に示すようにリモート
コマンダ3は、アンテナを形成するイヤホンのワイヤ2
5でコンパクトデイスクプレイヤ本体2から送出された
表示用データ及びオーデイオ信号を受信し、受信結果を
高周波回路65に出力する。ここで高周波回路65は、
オーデイオ信号を復調してオーデイオ処理回路66に出
力し、オーデイオ処理回路66は、このオーデイオ信号
を必要に応じて音量抑圧処理、低音強調処理し、増幅回
路67を介してイヤホンジヤツク23に出力する。
【0061】これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、リモートコマンダ3を介して所望の動作モードでオ
ーデイオ信号を試聴し得るようになされている。さらに
高周波回路65は、コンパクトデイスクプレイヤ本体2
から送出された伝送用データD1を受信し、受信結果を
システム制御回路68に出力する。
【0062】これによりシステム制御回路68は、伝送
用データD1から表示用データDHを検出し、この検出
結果に基づいて液晶表示部26を駆動し、コンパクトデ
イスクプレイヤ本体2の動作を目視確認し得るようにな
されている。さらにシステム制御回路68は、所定周期
で操作子18〜24をキースキヤンすることにより、こ
の操作子18〜24の操作を検出し、この検出結果に基
づいて、さらには表示用データDHに基づいて液晶表示
部26を駆動すると共に、オーデイオ処理回路66の動
作を切り換える。
【0063】これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、操作子24を操作して音量等を調整し得るようにな
され、またシンボル30等を表示し得るようになされて
いる。さらにシステム制御回路68は、この表示用デー
タDH及び操作子18〜24の操作検出結果に基づい
て、ユーザの誤操作等を検出し、必要に応じてトーン音
発生回路69を駆動し、これによりユーザの注意を喚起
し得るようになされている。
【0064】さらにシステム制御回路68は、この操作
子18〜24の操作検出結果に基づいて、制御データD
Cを生成し、この制御データDCを送信部70に出力す
る。これに応動して送信部70は、この制御データDC
を所定の搬送波でNRZ符号化処理した後、高周波回路
65を介してアンテナ25に出力し、これによりこの制
御データDCをコンパクトデイスクプレイヤ本体2に送
出し得るようになされている。これによりコンパクトデ
イスクプレイヤ1は、リモートコマンダ3を用いてコン
パクトデイスクプレイヤ本体2を遠隔制御し得るように
なされている。
【0065】(2)表示用データの伝送 ここで表示用データは、リモートコマンダ3の液晶表示
部26を駆動するために必要なデータと誤り検出用のチ
エツクサムとで形成され、これによりリモートコマンダ
3は、液晶表示部26の表示を切り換えると共に、コン
パクトデイスクプレイヤ本体2の動作を確認し得るよう
になされ、またオーデイオ処理回路66の動作を切り換
え得るようになされ、必要に応じて制御データを再送し
得るようになされている。
【0066】図6に示すようにこの表示用データDH
は、最大25ビツトの可変長データで生成され(図6
(A))、システム制御回路57は、この表示用データ
DHを5ブロツクに分割した後、各ブロツク間にブロツ
クの区切りを表すデリミツタビツトdを介挿し、このデ
ータ列の先頭に5ビツトのヘツダ、6ビツトの無意デー
タを付加する。さらにシステム制御回路57は、このデ
ータ列の最後にスタツフビツトでなるアイドルデータを
付加し、これにより1フレームの伝送用データD1を生
成する(図6(B))。
【0067】これによりシステム制御回路57は、送信
部58を介してこの伝送用データD1をリモートコマン
ダ3に送出し、リモートコマンダ3は、この伝送用デー
タD1を高周波回路65で受信してシステム制御回路6
8に出力するようになされ、これによりシステム制御回
路68で表示用データDHを検出し得るようになされて
いる。
【0068】このときコンパクトデイスクプレイヤ1に
おいては、表示用データDHを5ブロツクBに分割して
デリミツタビツトdを介挿した後、このデータ列に5ビ
ツトのヘツダ、6ビツトの無意データを付加して1フレ
ームの伝送用データD1を生成することにより、効率良
く表示用データDHを伝送し得るようになされ、その分
リモートコマンダ3側のシステム制御回路68の負担を
軽減し得るようになされている。
【0069】すなわちリモートコマンダ3は、全体形状
を小型化し、さらに軽量化し得るように、1.5 〔V〕の
電源で駆動し得るようになされている。このためこのリ
モートコマンダ3のシステム制御回路68は、クロツク
周波数が周波数32〔kHz〕と低い周波数に選定され、こ
れにより処理速度を高速度化し得ない欠点がある。なお
システム制御回路68は、マシンサイクルが9クロツク
(91〔μsec 〕)に選定されるようになされている。
【0070】従つてコンパクトデイスクプレイヤ1にお
いては、表示用データDHを効率良く伝送し、その分表
示用データの受信処理に要する時間を短縮し、システム
制御回路68の負担を軽減して使い勝手を向上する必要
がある。
【0071】すなわちこのように所望のデータを繰り返
しシリアル伝送する場合、繰り返すデータ間の区切りを
表すためにヘツダを付加する必要がある。さらにこのヘ
ツダは、伝送するデータと一致したビツトパターンにな
らないように予め設定したビツトパターンを割り当てる
必要があり、このため例えば25ビツトの表示用データD
Hを連続して伝送する場合、図7に示すようにヘツダの
ビツト長として26ビツト確保する必要があり、この場合
結局全体で51ビツトのデータを繰り返し送出する必要が
ある(図7(A))。
【0072】これに対して表示用データをブロツクに分
割し、各ブロツク間にデリミツタビツトdを介挿して伝
送用のデータを生成する場合、ヘツダにおいては、各ブ
ロツクのデータ長に対して1ビツトだけ余分にビツト長
を選定することにより、データ間の区切りを識別するこ
とができる。ところがこの場合でも、例えば1ビツト単
位で表示用データをブロツク化するとデリミツタビツト
dとして26ビツト、ヘツダとして2ビツト必要になり、
結局全体として52ビツトのデータを繰り返し送出する必
要があるのに対し、例えば2ビツト単位で表示用データ
をブロツク化するとデリミツタビツトdとして13ビツ
ト、ヘツダとして3ビツト必要になり、結局全体として
41ビツトのデータを繰り返し送出する必要がある。
【0073】このためこの実施例において、システム制
御回路57は、この表示用データDHの受信処理に要す
る時間が最も少なくなるようにブロツク数を選定し、こ
の選定したブロツク数で表示用データDHをブロツク化
して伝送用データD1を生成する。
【0074】すなわち表示用データをmビツトとおい
て、この表示用データをnビツト単位でブロツク化する
場合(図7(B))、データ列の最後に割り切れなかつ
た余りのqビツトを配置するとして、次式
【数1】 の関係式を得ることができ、この場合全体をp+1のブ
ロツクBに分割したことになる。
【0075】このときヘツダのビツト長hは、次式
【数2】 の長さに選定する必要があり、各ブロツクB間に1ビツ
トのデリミツタビツトdを介挿するとして、図7(B)
に示すように1フレームのデータ長fは、次式
【数3】 で表すことができる。
【0076】ここで(1)式の関係から、次式
【数4】 の関係式を得ることができ、これを(3)式に代入すれ
ば、次式
【数5】 の関係式を得ることができる。
【0077】これにより(5)式をnで微分してfを最
小値に設定するnの値を検出すれば、次式
【数6】 の関係式を得ることができ、(6)式の関係式を(5)
式に代入して、このときの1フレームのデータ長fmin
を次式
【数7】 に保持することができる。
【0078】すなわちこの実施例のように、表示用デー
タDHをブロツク化して各ブロツク間にデリミツタビツ
トdを介挿し、さらにヘツダを付加して伝送する場合、
表示用データDHのデータ長mに対して、このデータ長
mの平方根に最も近い値に各ブロツクのビツト長nを選
定すれば、最も伝送用データD1のビツト長fを短くし
得ることがわかる。
【0079】因みにこの(5)式を用いて、n=1に選
定した場合(すなわち最も効率の悪い伝送方法を適用し
た場合)について、全体のビツト長fmax を検出すれ
ば、次式
【数8】 で表し得、これにより(8)式から(7)式を減算して
q=0とおいて、次式
【数9】 で表せる値だけ少ないビツト数でmビツトのデータを伝
送し得ることがわかる。
【0080】すなわち例えば100 ビツトのデータを伝送
する場合、マンチエスター符号を適用して伝送用データ
として202 ビツト必要になるのに対し、10分割して伝送
用データを生成すれば、NRZ符号化処理して123 ビツ
トで伝送用データを生成し得、これにより伝送に供した
データの送信処理及び受信処理に要する時間を短縮し得
る。これによりシステム全体としての負担を軽減し得、
その分キースキヤン等の処理、さらには制御データ等の
処理をリアルタイムで実行することができる。
【0081】かくしてこの実施例においてシステム制御
回路57は、(6)式に25ビツトを代入して得られる5
ビツトに各ブロツクBのデータ長を選定し、効率良く表
示用データDHを伝送し得るようになされている。
【0082】さらにこの実施例においてシステム制御回
路57は、各ブロツクBのビツトパターンとヘツダのビ
ツトパターンとが一致しないように、各ブロツクBのデ
ータ配列を選定し、これによりヘツダとして5ビツトを
割り当てて、確実にヘツダを検出し得るようになされ、
その分ヘツダのデータ長を短くし得るようになされてい
る。実際上、この種のデータをシリアル伝送する場合、
ヘツダを検出するために最も時間を要する特徴があり、
このヘツダの長さを短くして、確実にヘツダを検出し得
るようにできれば、その分この種のデータの受信処理に
要する時間を短くすることができる。
【0083】さらにこの実施例においてシステム制御回
路57は、このヘツダとデリミツタビツトd間に無意デ
ータを介挿し、このようにして形成したデータの最後に
スタツフビツトを付加することにより、1フレームのデ
ータ長を64ビツトに設定するようになされている。
【0084】これによりシステム制御回路57は、伝送
用データD1を固定ビツト長に設定して伝送するように
なされ、その分リモートコマンダ3側の処理を簡略化し
得るようになされ、さらにリモートコマンダ3でこの無
意データを受信する期間を利用してキースキヤン処理を
実行し得るようになされ、その分使い勝手を向上し得る
ようになされている。
【0085】さらにこのように所定長さのデータを短い
時間で伝送し得るようにできれば、その分伝送に供する
データ単位の周波数を低減し得、同時に伝送されるオー
デイオ信号等との間の相互干渉も低減することができ
る。
【0086】かくしてリモートコマンダ3側のシステム
制御回路68は、高周波回路65から出力される伝送用
データD1からヘツダを検出した後、このヘツダのタイ
ミングを基準にしてデリミツタビツトdを検出し、この
デリミツタビツトdを基準にして元の表示用データDH
を復調するようになされ、この復調した表示用データD
Hに基づいて液晶表示部26、オーデイオ処理回路66
を駆動し、必要に応じて制御データを送出するようにな
されている。
【0087】(3)表示用データの処理 ところでこのようにリモートコマンダ3側のシステム制
御回路68において、キースキヤンして制御データを発
行する処理と表示用データDHの処理とを実行する場
合、この2つの処理を順次時系列で処理することが考え
られる。さらにこの表示用データDHを処理する際、誤
動作を有効に回避するために、例えば2回連続して表示
用データDHを受信し、この2つの表示用データDHの
一致不一致を検出して正しい表示用データを処理する方
法が考えられる。
【0088】すなわち図8に示すようにシステム制御回
路においては、ステツプSP1からステツプSP2に移
り、表示用データDHに応じて液晶表示部26を駆動し
た後(始めは何ら表示用データDHを受信していないこ
とにより、この場合初期データに応じて液晶表示部26
を駆動することになる)、ステツプSP3に移り、ここ
でキースキヤン処理を実行して操作子18〜24の操作
を検出する。
【0089】さらにシステム制御回路は、ここでキース
キヤン処理結果に基づいて何れかの操作子18〜24が
操作されたか否か判断し、ここで肯定結果が得られる
と、操作子の操作に対応する制御データを送出した後、
ステツプSP4に移る。これに対して何ら操作子が操作
されていない場合、直接ステツプSP4に移り、ここで
受信した伝送用データからヘツダを検出する。
【0090】ここでこの場合例えばリモートコマンダ3
を携帯するユーザが移動して受信可能範囲を逸脱した場
合等が考えられることにより、所定期間経過すると、シ
ステム制御回路は、ステツプSP5に移り、ヘツダを検
出し得たか否か判断し、ここで否定結果が得られるとス
テツプSP2に戻る。これに対してヘツダを正しく検出
し得た場合、システム制御回路は、ステツプSP6に移
り、伝送用データを2回受信した後、続くステツプSP
7でこの2回の受信結果の一致不一致を検出して表示用
データDHを復調し、ステツプSP2に戻る。
【0091】これによりシステム制御回路においては、
キースキヤンして制御データを送出する処理と表示用デ
ータを受信する処理とを時系列で実行して全体の動作を
制御することができる。
【0092】ところがこの実施例の場合、リモートコマ
ンダ3のシステム制御回路68においては、クロツク周
波数が32〔kHz〕に選定され、さらにマシンサイクルが
約1〔msec〕に選定されていることにより、処理速度が
遅い特徴がある。すなわち64ビツトのシリアルデータを
このクロツク周波数で取り込んで処理する場合、1フー
ルドのデータを2回受信するのに約200 〔msec〕の時間
を要し、これにヘツダを検出する期間を加算すると、結
局1秒間に3〜4回程度しかキースキヤンし得なくな
る。
【0093】これでは操作子を操作したにも係わらずこ
の操作子の操作に応動してコンパクトデイスクプレイヤ
本体2の動作を切り換え得ない場合も発生し、コンパク
トデイスクプレイヤ1の使い勝手が極めて悪くなる。こ
れとは逆にノイズ等の影響でヘツダを検出し得ない場
合、ステツプSP6−SP7の処理手順を実行すること
なくキースキヤンを繰り返すことにより、この場合は操
作子の操作に対してコンパクトデイスクプレイヤ本体2
の応答速度が速くなる。
【0094】このためこの実施例において、コンパクト
デイスクプレイヤ本体2のシステム制御回路57は、上
述したようにヘツダ及びデリミツタビツトd間に何ら意
味をもたいない無意データを6ビツト介挿するようにな
され、これによりリモートコマンダ3側でヘツダを検出
した後、実際に意味のあるデータ(すなわちブロツクB
のデータでなる)を受信するまでの期間の間、別途表示
用データの受信処理とは異なる処理を実行し得るように
する。
【0095】これに対してリモートコマンダ3側のシス
テム制御回路68は、図8の処理手順と対応する部分に
同一符号を付して図9に示すように、ヘツダを検出した
後、データを受信するまでの期間の間、ステツプSP8
において、ステツプSP3で実行したと同一のキースキ
ヤン処理を再び実行する。これによりコンパクトデイス
クプレイヤ1においては、単にキースキヤン処理を表示
用データの受信処理とを時系列で実行する場合に比し
て、キースキヤンの頻度をほぼ2倍に増大することがで
き、その分操作子の操作に対するコンパクトデイスクプ
レイヤ1の応答性を向上することができ、コンパクトデ
イスクプレイヤ1の使い勝手を向上することができる。
【0096】(4)サーチ動作の解除 ところでコンパクトデイスクプレイヤ1においては、リ
モートコマンダ3の操作子19又は20を継続して押圧
操作すると、押圧操作されている期間の間、再生対象の
演奏をサーチし得るようになされている。この操作子1
9又は20が押圧操作されている期間の間、システム制
御回路68においては、図8に示すステツプSP3にお
いて肯定結果が得られることにより、処理手順を順次循
環的に繰り返す毎に制御データDCを送出することにな
る。
【0097】この場合システム制御回路68は、操作子
19又は20が押圧操作されたことを表す制御データD
Cを送出することにより、押圧操作が継続されている期
間の間、同一の制御データDCを何度となく繰り返し送
出することになる。この同一の制御データDCを繰り返
し送出する処理を簡略化することができれば、その分動
作速度の遅いシステム制御回路68の負担を軽減し得る
と考えられる。
【0098】このためこの実施例において、システム制
御回路68は、所定期間以上、継続して操作子19又は
20が押圧操作された場合、押圧開始と押圧終了のタイ
ミングで制御データDCを送出し、これにより連続して
制御データを送出しなくても、コンパクトデイスクプレ
イヤ本体2の動作を切り換え得るようになされている。
【0099】すなわち図10に示すように、システム制
御回路68は、キースキヤン及び制御データの送出処理
(図9)において、ステツプSP10からステツプSP
11に移り、ここでキーマトリクス回路の出力ポートに
ついて論理レベルを検出することにより、キーマトリク
スデータを取り込んだ後、ステツプSP12に移る。こ
こでシステム制御回路68は、何れかの操作子が押圧操
作されたか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、
ステツプSP12に移り、押圧操作された操作子がサー
チの操作子19又は20か否か判断する。
【0100】ここでサーチの操作子19及び20以外の
操作子が押圧操作された場合、システム制御回路68
は、否定結果が得られることにより、ステツプSP14
に移り、押圧された操作子に対応してキーコードを設定
する。さらにシステム制御回路68は、続くステツプS
P15でこのキーコードを送信部58に出力することに
より、このキーコードで形成された制御データDCをコ
ンパクトデイスクプレイヤ本体2に送出し、続くステツ
プSP16でこの処理手順を完了する。
【0101】これによりリモートコマンダ3は、コンパ
クトデイスクプレイヤ本体2でこの制御データDCに基
づいて動作を切り換えることにより、コンパクトデイス
クプレイヤ本体2を遠隔制御し得るようになされてい
る。
【0102】これに対してサーチの操作子19又は20
が押圧操作された場合、システム制御回路68は、ステ
ツプSP13において肯定結果が得られることにより、
ステツプSP17に移り、ここで継続して押圧操作され
た場合か否か判断する。この判断は、図9について上述
した一連の処理手順を循環的に繰り返す際に、ステツプ
SP3の処理を連続して実行することにより、この2つ
のステツプで取り込んだ2つのキーマトリクスデータ、
又はステツプSP8及びステツプSP3の処理を連続し
て実行することにより、この2つのステツプで取り込ん
だ2つのキーマトリクスデータとの間で一致不一致を検
出することにより実行される。
【0103】ここでシステム制御回路68は、この2つ
のキーマトリクスデータが一致しない場合(この場合、
この処理手順を実行する直前までサーチの操作子19又
は20が押圧操作されてなく、ステツプSP11のタイ
ミングでは操作子19又は20が押圧操作されていた場
合を意味する)、連続した操作子の操作でないと判断
し、ステツプSP18に移つて操作子19又は20が押
圧操作され、未だ継続した押圧操作か否か判断し得ない
こと表すフラグを設定した後、ステツプSP16に移つ
てこの処理手順を完了する。
【0104】これに対して操作子が継続して押圧操作さ
れている場合、ステツプSP17において肯定結果が得
られることにより、システム制御回路68は、ステツプ
SP19に移り、ここで既にキーコードがサーチモード
を表すサーチコードに設定されているか否か判断する。
ここで操作子19又は20について、ユーザが継続した
押圧操作を開始した直後においては、否定結果が得られ
ることにより、システム制御回路68は、ステツプSP
20に移り、押圧操作された操作子19又は20に対応
して、サーチモードを表すサーチコードにキーコードを
設定してステツプSP15に移る。
【0105】これによりシステム制御回路68は、操作
子19又は20の継続した押圧操作が開始されたことを
表す制御データDCをコンパクトデイスクプレイヤ本体
2に送出するようになされ、コンパクトデイスクプレイ
ヤ本体2においては、この制御データDCに対応して動
作を切り換え、動作モードをサーチモードに切り換える
ようになされている。
【0106】これに対して引き続いて操作子19又は2
0が押圧操作されている場合、ステツプSP19におい
て肯定結果が得られることにより、システム制御回路6
8は、直接ステツプSP16に移つてこの処理手順を完
了する。これによりリモートコマンダ3は、操作子19
又は20の継続した押圧操作が開始されると、開始直
後、継続した押圧操作の開始を表す制御データDCを送
出した後、その後制御データDCの送出を中止するよう
になされている。
【0107】従つてシステム制御回路68においては、
制御データを継続して送出する必要がないことにより、
その分負担を軽減し得、例えば操作子19又は20の押
圧操作を解除して素早くコンパクトデイスクプレイヤ本
体2の動作を切り換えることができる。また制御データ
を継続して送出する必要がないことにより、その間コン
パクトデイスクプレイヤ本体2が制御データDCを受信
し得ない状態になつた場合(例えばコンパクトデイスク
プレイヤ本体2及びリモートコマンダ3間を人間等が横
切り、瞬間的に電界強度が低下した場合等が相当する)
でも、コンパクトデイスクプレイヤ本体2をサーチモー
ドに保持し得、その分コンパクトデイスクプレイヤ1の
使い勝手を向上することができる。
【0108】これに対して何ら操作子が操作されていな
い場合、又はそれまで操作されていた操作子19又は2
0の押圧操作が解除された場合、システム制御回路68
は、ステツプSP12において否定結果が得られること
により、ステツプSP21に移る。ここでシステム制御
回路68は、ステツプSP17の場合と同様に連続して
取り込んだ2つのキーマトリクスデータとの間で一致不
一致結果を検出し、これによりそれまで操作されていた
操作子19又は20の押圧操作が解除された場合か否か
判断する。
【0109】さらにシステム制御回路68は、操作子1
9又は20の押圧操作が解除された場合と判断した場
合、ステツプSP18について上述したフラグが設定さ
れているか否か判断する。すなわち操作子19又は20
が押圧操作され、未だ継続した押圧操作か否か判断し得
ないフラグが設定された状態で操作子19又は20の押
圧操作が解除された場合、この場合操作子19又は20
が瞬間的に押圧操作された場合と判断することができ
る。
【0110】これによりシステム制御回路68は、ユー
ザがスキツプの操作を実行したか否か判断し、ここで肯
定結果が得られると、ステツプSP22に移り、押圧操
作された操作子19又は20に対応してキーコードをス
キツプのキーコードに設定した後、ステツプSP15に
移る。これによりコンパクトデイスクプレイヤ本体2に
おいて、このキーコードに対応して動作を切り換えるこ
とにより、コンパクトデイスクプレイヤ1は、操作子1
9及び20を操作して再生中の曲をスキツプすることが
できる。
【0111】かくしてシステム制御回路68は、制御デ
ータDCを送信するとこのようにセツトしたフラグをリ
セツトするようになされている。
【0112】これに対して継続して押圧操作されていた
操作子19又は20の押圧操作が解除された場合、さら
には操作子18〜24が何ら操作されていない場合、ス
テツプSP21において否定結果が得られることによ
り、システム制御回路68は、ステツプSP23に移
り、ここでそれまでキーコードがサーチコードに保持さ
れていたか否か判断する。すなわち継続して操作子19
又は20の押圧操作される場合、システム制御回路68
は、始めにステツプSP11−SP12−SP13−S
P17−SP19−SP20−SP15−SP16の処
理手順を実行してサーチコードを送出した後、押圧操作
が継続されている期間の間、ステツプSP11−SP1
2−SP13−SP17−SP19−SP16の処理手
順を実行し、これによりキーコードはサーチコードのま
ま保持されることになる。
【0113】これによりシステム制御回路68は、現在
の動作モードがサーチモードか否か判断し、ここで肯定
結果が得られると、ステツプSP24に移り、サーチモ
ードの解除を表す解除コードにキーコードを設定した
後、ステツプSP26に移り、操作子19又は20の押
圧操作が解除された後、15秒以上経過したか否か判断
し、この場合否定結果が得られることにより、ステツプ
SP15に移り、解除のキーコードをコンパクトデイス
クプレイヤ本体2に送出する。
【0114】これによりコンパクトデイスクプレイヤ1
は、この解除のキーコードに応答してコンパクトデイス
クプレイヤ本体2が動作を切り換えることにより、コン
パクトデイスクプレイヤ1のサーチモードを解除するこ
とができる。
【0115】これに対してステツプSP23において否
定結果が得られた場合、システム制御回路68は、ステ
ツプSP26に移り、ここでコンパクトデイスクプレイ
ヤ本体2の動作モードが未だサーチモードに保持されて
いるか否かを判断する。
【0116】すなわちこの種の遠隔制御においては、制
御データを送出したにも係わらず、受信側でこの制御デ
ータを受信し得ず、結局動作モードを切り換えることが
できない場合がある。
【0117】このうち例えばサーチモードを開始する動
作開始の制御データ等においては、コンパクトデイスク
プレイヤ本体2側が動作を切り換えないことにより、ユ
ーザ側で改めて操作することにより、コンパクトデイス
クプレイヤ本体2の動作を切り換えることができ、放置
しても実用上問題とはならない。ところがこの実施例の
ように、動作を解除する制御データを受信し得ない場
合、これを放置するといつまでもサーチ動作を繰り返
し、結局コンパクトデイスクプレイヤ本体2の電源を無
駄に消費することになる。
【0118】ところがリモートコマンダ3は、コンパク
トデイスクプレイヤ本体2から送出される表示用データ
に基づいて、コンパクトデイスクプレイヤ本体2の動作
を検出し得、サーチ動作を継続していることを検出する
ことができる。これによりシステム制御回路68は、こ
の表示用データDHを利用してコンパクトデイスクプレ
イヤ本体2の動作モードを検出し、ここでサーチモード
に保持されている場合、改めて解除のキーコードを送出
する。
【0119】すなわちシステム制御回路68は、液晶表
示部26でサーチモードを表すシンボル32及び33を
表示しているか否か判断することにより、コンパクトデ
イスクプレイヤ本体2のサーチモードの解除を未だ受信
していないか否か判断し、ここで動作モードの解除を受
信している場合、ステツプSP27に移つてキーコード
を初期値に設定してステツプSP16に移る。なおこの
システム制御回路68は、コンパクトデイスクプレイヤ
本体2が停止、再生等の動作モードに保持されている場
合において、何ら操作子が操作されていない場合も同様
にこの処理手順を実行することになる。
【0120】これに対してステツプSP26において肯
定結果が得られると、システム制御回路68は、ステツ
プSP23に移り、ここで改めてキーコードを解除のキ
ーコードに設定してステツプSP25に移り、これによ
りコンパクトデイスクプレイヤ本体2のサーチモードが
解除されるまで連続して解除の制御コードを発行する。
【0121】ところでこのように解除の制御コードを連
続して発行しても、リモートコマンダ3を保持するユー
ザがコンパクトデイスクプレイヤ本体2から遠く離れた
位置に移動してしまつた場合等、結局コンパクトデイス
クプレイヤ1のサーチ動作を削除し得ない。すなわちこ
のような場合、繰り返し解除の制御コードを発行して
も、リモートコマンダ3においては、結局この制御コー
ドを受信し得ず、リモートコマンダ3においては、無駄
に電源を消費することになる。
【0122】またユーザが強制的にコンパクトデイスク
プレイヤ本体2の電源を遮断した場合も、同様の状態が
発生する。このためこの実施例において、システム制御
回路68は、ステツプSP5又はステツプSP7(図
9)の処理手順を実行した後、ステツプSP9に移り、
ここでタイマ処理を実行することにより、操作子19又
は20の押圧操作が解除された後の時間を計測する。
【0123】このタイマ処理に基づいて、システム制御
回路68は、ステツプSP25において、操作子19又
は20の押圧操作が解除された後、15秒以上経過したか
否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプS
P15に移つて制御コードを発行するのに対し、肯定結
果が得られると、ステツプSP27に移る。これにより
システム制御回路68は、リモートコマンダ3の無駄な
電源の消耗を有効に回避し得るようになされている。
【0124】かくして図11に示すように、この一連の
動作をまとめると、ステツプSP30においてサーチの
操作子19及び20の継続した押圧操作が開始される
と、リモートコマンダ3が始めにサーチコードの制御デ
ータを1回送出し、これに応動してコンパクトデイスク
プレイヤ本体2がステツプSP31においてサーチモー
ドに切り換わる。続いてコンパクトデイスクプレイヤ本
体2は、連続して送出する表示用データDHをステツプ
SP32においてサーチモードを表す表示用データDH
に切り換え(すなわちシンボル32又は33を表示して
シンボル35の循環表示を高速度化する表示用データで
なる)、この切り換えた表示用データDHをリモートコ
マンダ3に連続して送出する。
【0125】これによりリモートコマンダ3は、この表
示用データに基づいて表示部26を駆動し、コンパクト
デイスクプレイヤ本体2は、ステツプSP33に移つて
サーチ動作を継続する。この状態でステツプSP34に
おいて、継続した操作子19又は20の押圧操作が終了
すると、リモートコマンダ3は、続くステツプSP35
で解除コードを発行し、この解除コードをコンパクトデ
イスクプレイヤ本体2に連続して送出する。
【0126】これに応動してコンパクトデイスクプレイ
ヤ本体2は、ステツプSP36においてサーチ動作を停
止した後、続くステツプSP37で再生動作を開始し、
ステツプSP38で表示用データDHを再生モードの表
示用データ(すなわちシンボル35をゆつくりと循環表
示する表示用データでなる)に切り換える。この解除コ
ードの発行を開始した後再生モードの表示用データを受
信するまでの期間の間、リモートコマンダ3は、続くス
テツプSP39で15秒以内の範囲で解除コードを連続し
て送出し、再生モードの表示用データを受信すると、ス
テツプSP40で制御データの送出を中止する。
【0127】かくして操作子19又は20が継続して押
圧操作されている期間の間、連続して制御データを送出
する必要がないことにより、リモートコマンダ3のシス
テム制御回路68においては、効率良く制御データを送
出して制御データの送出に要する負担を軽減することが
でき、その分キースキヤン等の処理を確実に実行するこ
とができる。
【0128】(5)実施例の効果 以上の構成によれば、表示用データDHをブロツク化し
て各ブロツク間にデリミツタデータdを介挿し、さらに
ヘツダを付加して伝送する場合、表示用データDHのデ
ータ長mに対して、このデータ長mの平方根に最も近い
値に各ブロツクのビツト長nを選定することにより、最
も伝送用データD1のビツト長fを短くし得、これによ
り表示用データDHを効率良く伝送して、この表示用デ
ータDHの受信処理に要する負担を軽減することができ
る。
【0129】さらにこの伝送用データD1において、ヘ
ツダ及びデリミツタデータd間に何ら意味をもたいない
無意データを6ビツト介挿することにより、リモートコ
マンダ3側でヘツダを検出した後、実際に意味のあるデ
ータを受信するまでの間、別途表示用データの受信処理
とは異なるキースキヤン処理を実行し得、これにより操
作子の操作に対するコンパクトデイスクプレイヤ1の応
答性を向上することができ、コンパクトデイスクプレイ
ヤ1の使い勝手を向上することができる。
【0130】さらに所定期間以上、継続して操作子19
又は20が押圧操作された場合、押圧開始と押圧終了を
表す制御データDCを送出することにより、連続して制
御データを送出しなくても、コンパクトデイスクプレイ
ヤ本体2の動作を切り換えることができ、リモートコマ
ンダ3の負担を軽減すると共に電力消費を低減し得、そ
の分コンパクトデイスクプレイヤ1の使い勝手を向上す
ることができる。さらに表示用データに基づいてコンパ
クトデイスクプレイヤ本体2の動作をモニタし、必要に
応じて押圧終了を表す制御データDCを再送することに
より、確実にコンパクトデイスクプレイヤ本体2の動作
を制御することができる。
【0131】(6)他の実施例 なお上述の実施例においては、コンパクトデイスクプレ
イヤ本体2からリモートコマンダ3に表示用データでな
る制御データを伝送する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、種々の制御データを伝送する場合に広
く適用することができる。
【0132】さらに上述の実施例においては、無意デー
タを受信する期間を利用してキースキヤン処理する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じ
て種々の処理を実行することができる。
【0133】さらに上述の実施例においては、制御デー
タを変調して無線通信することにより、リモートコマン
ダ及びコンパクトデイスクプレイヤ本体間でデータを送
受する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
赤外線等を介して遠隔制御するようにしてもよく、さら
に有線で制御するようにしてもよい。
【0134】さらに上述の実施例においては、本発明を
コンパクトデイスクプレイヤに適用する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、携帯型のテープレコー
ダ等、種々の電子機器に適用してデータ伝送する場合に
広く適用することができる。
【0135】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、制御デー
タを所定個数のブロツクに分割し、各ブロツク間に識別
符号を介挿してデータ列を生成し、このデータ列に所定
のヘツダを付加して伝送する際に、制御データのデータ
長の平方根の値に最も近い値になるように、ブロツクの
データ長を選定することにより、この制御データの伝送
に供する時間を最も小さくし得、これにより効率良く制
御データを伝送することができデータ伝送装置を得るこ
とができる。
【0136】さらに制御データをシリアル伝送する際
に、このデータ列に所定のヘツダに続いて所定ビツトの
無意データを伝送し、続いて制御データをシリアル伝送
することにより、この無意データが伝送される期間の間
を有効に利用して所望の処理を実行することができるデ
ータ伝送装置を得ることができる。
【0137】さらに操作子の継続した押圧操作の開始及
び終了を表す制御データを伝送することにより、操作子
が押圧操作されている期間の間、制御データを連続して
伝送しなくても受信装置の動作を切り換えることができ
るデータ伝送装置を得ることができる。
【0138】さらに操作終了の制御データを伝送した
後、表示用データに基づいて、受信装置の動作の切り換
えを検出するまで、操作終了の制御データを繰り返し伝
送することにより、確実に受信装置の動作を切り換える
ことができるデータ伝送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンパクトデイスクプ
レイヤを示す斜視図である。
【図2】そのイヤホンの接続を示す斜視図である。
【図3】その液晶表示部を示す平面図である。
【図4】そのコンパクトデイスクプレイヤ本体を示すブ
ロツク図である。
【図5】リモートコマンダを示すブロツク図である。
【図6】表示用データを示す略線図である。
【図7】その伝送の説明に供する略線図である。
【図8】その受信処理の説明に供するフローチヤートで
ある。
【図9】その実際の処理を示すフローチヤートである。
【図10】キースキヤン及び制御データの送出の説明に
供するフローチヤートである。
【図11】コンパクトデイスクプレイヤ本体とリモート
コマンダの動作の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……コンパクトデイスクプレイヤ、2……コンパクト
デイスクプレイヤ本体、3……リモートコマンダ、5…
…上蓋、26……液晶表示部、57、68……システム
制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 G11B 19/16 H04L 29/02 H04Q 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信装置から受信装置へmビツトの送信デ
    ータとm+1ビツトのヘツダとからなる主データを語調
    を短くした変換データに変換してシリアル通信で送信す
    る送信装置において、 上記mの平方根に最も近いビツト長nで上記mビツトの
    送信データを分割してブロツク化するデータ分割手段
    と、 上記変換データ毎の区切りを示すためのn+1ビツト長
    のヘツダを生成するヘツダ生成手段と、 上記nビツト毎に分割されたブロツク間と、上記分割さ
    れたブロツクのうちの1つと上記ヘツダ間とに所定ビツ
    ト長の区切りビツトを挿入する区切りビツト挿入手段
    と、 上記ヘツダ生成手段によつて生成されるヘツダと、上記
    データ分割手段によつて分割された各々のブロツクと、
    上記区切りビツト挿入手段によつて挿入される区切りビ
    ツトとからなる変換データを送信する送信手段と を具え
    ることを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】上記変換データを固定長にするための無意
    データとスタツフビツトを上記変換データに挿入する固
    定長データ化手段 を具えることを特徴とする請求項1に
    記載の送信装置。
  3. 【請求項3】上記送信データは、表示用データである
    とを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  4. 【請求項4】オーディオ処理装置に接続され、上記表示
    用データは上記オーディオ処理装置の動作状態を表示す
    るためのデータである ことを特徴とする請求項1に記載
    の送信装置。
  5. 【請求項5】送信装置から受信装置へmビツトの送信デ
    ータとm+1ビツトのヘツダとから なる主データを語調
    を短くした変換データに変換してシリアル通信で送信す
    る送信方法において、 上記mの平方根に最も近いビツト長nで上記mビツトの
    送信データを分割してブロツク化する第1のステツプ
    と、 上記変換データ毎の区切りを示すためのn+1ビツト長
    のヘツダを生成する第2のステツプと、 上記nビツト毎に分割されたブロツク間と、上記分割さ
    れたブロツクのうちの1つと上記ヘツダ間とに所定ビツ
    ト長の区切りビツトを挿入する第3のステツプと、 上記第2のステップによつて生成されるヘツダと、上記
    第1のステップによつて分割された各々のブロツクと、
    上記第3のステップによつて挿入される区切りビツトと
    からなる変換データを送信する第4のステツプと を具え
    ることを特徴とする送信方法。
  6. 【請求項6】 上記変換データを固定長にするための無意
    データとスタツフビツトを上記変換データに挿入する第
    5のステツプ を具えることを特徴とする請求項5に記載
    の送信方法。
  7. 【請求項7】送信部から受信部へmビツトの送信データ
    とm+1ビツトのヘツダとからなる主データを語調を短
    くした変換データに変換してシリアル通信で送信する送
    受信装置において、 上記mの平方根に最も近いビツト長nで上記mビツトの
    送信データを分割してブロツク化するデータ分割手段
    と、 上記変換データ毎の区切りを示すためのn+1ビツト長
    のヘツダを生成するヘツダ生成手段と、 上記nビツト毎に分割されたブロツク間と、上記分割さ
    れたブロツクのうちの1つと上記ヘツダ間とに所定ビツ
    ト長の区切りビツトを挿入する区切りビツト挿入手段
    と、 上記ヘツダ生成手段によつて生成されるヘツダと、上記
    データ分割手段によつ て分割された各々のブロツクと、
    上記区切りビツト挿入手段によつて挿入される区切りビ
    ツトとからなる変換データを送信する送信手段と から構
    成される送信部と、 上記送信部より送られる一連の変換データを受信する受
    信手段と、 上記受信手段によつて受信される変換データから、上記
    区切りビツトに基づいて上記送信部が送信する送信デー
    タを抽出して復調する復調手段と から構成される受信部
    を具えることを特徴とする送受信装置。
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