JP3518317B2 - 画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置 - Google Patents
画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置Info
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Description
やプラズマディスプレイといった固定表示画素を用いた
画像表示装置において、その画像表示装置に入力された
映像信号をA/D変換する際に必要とされるドットクロ
ックの自動再生装置に関するものである。
コンピューター本体などから画面を表示するためにアナ
ログ映像信号と水平同期信号などが提供されるが、その
映像信号をA/D変換(アナログ−デジタル変換)する
ために必要なドットクロックは、そのコンピューター固
有のものであり、他の機器との互換性に乏しいため一般
に供給されない。従って、画像表示装置は供給される水
平同期信号などからドットクロックを再生する必要があ
る。
トクロック再生装置の構成を示す。図15において、1
はA/D変換器(アナログ−デジタル変換器)、2はS
/P変換器(デジタル信号のシリアル−パラレル変換
器)、4はCPU、5は映像信号処理回路、6はPLL
回路、17は遅延回路、25はドットクロック調整手段
である。また、11は本画像表示装置に接続された画像
信号源の映像信号、12は同じく画像信号源の同期信号
に同期した水平同期信号、13は再生されたドットクロ
ック、14及び15は前記S/P変換器2から出力され
た信号である。以上のように構成された画像表示装置に
おけるドットクロック再生装置について、以下その動作
を説明する。
れた画像信号源のアナログ映像信号11を、前記画像信
号源の同期信号に同期した水平同期信号12を入力とし
たPLL回路6から発生され遅延回路17を通ったドッ
トクロック13に基づいてサンプリングされるA/D変
換器1に入力し、ディジタルデータに変換する。この
時、PLL回路6から発生され前記遅延回路17を通っ
たドットクロックは、遅延回路17を通して任意の位相
に設定される。前記A/D変換器1によりディジタルデ
ータに変換された出力信号を、前記PLL回路6から発
生されるドットクロック13に基づいて2相に変換する
S/P変換器2に入力し、映像信号処理回路5にドット
クロック周波数を1/2に落としたディジタルデータ1
4及び15を供給する。このように、S/P変換器2を
用いることにより、映像信号処理回路5の動作周波数を
下げることが可能となり、回路を安価に構成できる。図
15において、S/P変換器2は、A/D変換器1から
変換されたディジタルデータを2相に変換しているが、
4相,8相,・・・と変換しても同様な効果を得る。
ロックは、本画像表示装置に接続された任意のドットク
ロック周波数を持つ画像信号源のアナログ映像信号11
に対し、ドットクロック周波数を一致させ、且つ、前記
映像信号11に対する位相関係に制限が持たされる。こ
の動作について、図16を用いて説明する。
ットクロック13の周波数が、本画像表示装置に接続さ
れた画像信号源のドットクロック周波数と異なるときの
例を示す。図中に示すように1ドットクロック単位で白
黒の連続パターンを持つ映像信号11と、前記画像信号
源が持つ固有のドットクロック周波数と異なる周波数を
持つドットクロック13がA/D変換器1に各々入力さ
れた時、図16(a)に示すように、A/D変換器1に
よりディジタルデータに変換された出力信号は、データ
が欠落したものとなる。すなわち、正確にA/D変換さ
れないことがわかる。次に、図16(b)に、ドットク
ロック13の周波数は前記画像信号源が持つ固有のドッ
トクロック周波数と同一で、前記映像信号11に対する
位相が最適でない時の例を示す。画像信号源から発生さ
れる映像信号11が、1ドットクロック幅で黒白黒のス
テップ波形を持ち、A/D変換器1に入力される映像信
号11に対する再生されたドットクロック13の位相が
図16(b)に示すような関係にあるとき、A/D変換
器1によりディジタルデータに変換された出力信号は、
本来、 00,FF,00 とならねばならないのに対し、 00,70,10 となり、輝度が大幅に落ちたデータとなる。すなわち、
正確にA/D変換が行えないことが判る。以上のような
課題を解決させるため、再生されたドットクロック13
は、画像表示装置に接続された任意のドットクロック周
波数を持つ画像信号源の映像信号11に対し、ドットク
ロック周波数を一致させ、且つ、前記映像信号11に対
する位相関係に制限を持たし、前記A/D変換器1のA
/D変換動作を確実に行わせる必要がある。
13が最適でなく、A/D変換器1のA/D変換が確実
に行えない場合、図15に示すようにドットクロック調
整手段25により、再生されたドットクロック13の周
波数及び位相情報をCPU4に伝達し、CPU4からP
LL回路6及び遅延回路17を制御することにより確実
に画像表示装置のA/D変換を行わせることが可能とな
る。従来、ドットクロック調整手段25としては、工場
出庫時や表示機器調整時等に調整者がリモコン等を用い
て、画像表示装置の表示画像を見ながら調整を行ってい
た。
ような従来の構成では、手動でドットクロック調整を行
うため、調整時間の増大、経年変化によるドットクロッ
ク位相の変化に対応できない等の課題を有していた。更
に、リモコン等を用い、手動でドットクロック調整を行
わせるため、調整精度のばらつきが発生するといった課
題も生じていた。
るために、本発明の画像表示装置におけるドットクロッ
ク自動再生装置は、本画像表示装置に外部から接続され
た画像信号源に、有効映像期間内においてドットクロッ
ク単位で白黒の連続パターンを持つ映像信号を発生さ
せ、その映像信号をA/D変換器に入力し、そのA/D
変換器によりA/D変換されたディジタル出力をS/P
変換器に入力し、前記A/D変換器から出力された信号
を2相以上に分配し、そのS/P変換器のある相のMS
B(最上位ビット)を入力としたカウンタの結果をCP
Uに入力し、そのカウンタの結果に基づいて前記CPU
よりPLL回路内における分周器の分周比を設定し、前
記A/D変換器が確実にA/D変換動作可能となる前記
画像信号源のドットクロック周波数に一致した周波数を
有するドットクロックを供給する事を特徴とする。
トクロックを入力とした遅延回路を前記カウンタの結果
を入力とした前記CPUによりその位相を制御させる事
により、前記A/D変換器のA/D変換動作を確実に動
作可能とする最適なドットクロック位相を有するドット
クロックを供給する事も可能となる。
示装置におけるドットクロック自動再生装置は、画像表
示装置に接続された画像信号源に、有効映像期間内にお
いてドットクロック単位で白黒の連続パターンを持つ映
像信号を発生させ、その映像信号をアナログ−ディジタ
ル変換器(以下、A/D変換器と称する)に入力し、そ
のA/D変換器のディジタル出力をシリアル−パラレル
変換器(以下、S/P変換器と称する)に入力し前記A
/D変換器から出力された信号を2以上の偶数の相に分
配し、そのS/P変換器のある相の最上位ビット(以
下、MSBと称する)を入力としカウンタの結果をCP
Uに入力し、そのカウンタの結果に基づいて前記CPU
より位相同期回路(以下、PLL回路と称する)内にお
ける分周器の分周比を設定し、前記A/D変換器及びS
/P変換器に前記PLL回路よりドットクロックを供給
可能とする事によって、前記A/D変換器におけるA/
D変換動作を確実に行わせるためのドットクロックを自
動的に発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、有効映像期間内において
ドットクロック単位で白黒の連続パターンを持つ映像信
号を入力としたアナログ−ディジタル変換器(以下、A
/D変換器と称する)と、前記A/D変換器のディジタ
ル出力を入力としそのディジタル出力を2以上の偶数の
相に分配するシリアル−パラレル変換器(以下、S/P
変換器と称する)と、前記S/P変換器のある相の最上
位ビット(以下、MSBと称する)を入力とし画像表示
装置に接続された画像信号源の同期信号に同期した水平
同期信号をリセット信号としたカウンタと、前記カウン
タの出力を入力としたCPUと、前記CPUにより分周
器の分周比を設定され画像表示装置に接続された画像信
号源の同期信号に同期した水平同期信号を入力とし前記
A/D変換器及びS/P変換器にドットクロックを供給
する位相同期回路(以下、PLL回路と称する)とを設
けたことを特徴とし、前記A/D変換器におけるA/D
変換動作を確実に行わせるためのドットクロックを自動
的に発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項1に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、前記PLL回路から発生されたドットクロックの位
相を前記CPUからの制御信号により制御される遅延回
路によって、前記A/D変換器及びS/P変換器にドッ
トクロックを供給可能とする事によって、前記A/D変
換器におけるA/D変換動作を確実に行わせるためのド
ットクロックを自動的に発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項2に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、画像表示装置に接続された画像信号源の同期信号に
同期した水平同期信号を入力としたPLL回路と、前記
PLL回路の出力を入力とし前記CPUにより制御され
前記A/D変換器及びS/P変換器にドットクロックを
供給する遅延回路とを設けた事を特徴とし、前記A/D
変換器におけるA/D変換動作を確実に行わせるための
ドットクロックを自動的に発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項1に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、前記CPUにより前記PLL回路内における分周器
の分周比及び前記遅延回路に入力されたドットクロック
の位相を共に制御可能とする事によって、前記A/D変
換器におけるA/D変換動作を確実に行わせるためのド
ットクロックを自動的に発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項2に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、画像表示装置に接続された画像信号源の同期信号に
同期した水平同期信号を入力とし前記CPUにより制御
されるPLL回路と、前記PLL回路の出力を入力とし
前記CPUにより制御され前記A/D変換器及びS/P
変換器にドットクロックを供給する遅延回路を備えた事
を特徴とし、前記A/D変換器におけるA/D変換動作
を確実に行わせるためのドットクロックを自動的に発生
する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項3に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、前記S/P変換器のある相の最上位ビットを含む上
位数ビットを各々入力とし、その出力を前記カウンタ3
に供給するAND回路を設けることにより、前記遅延回
路から出力されるドットクロックの位相制御精度を向上
する事によって、前記A/D変換器におけるA/D変換
動作を確実に行わせるためのドットクロックを自動的に
発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項4に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、前記S/P変換器のある相の最上位ビットを含む上
位数ビットを各々入力としその出力を前記カウンタ3に
供給するAND回路を備えた事を特徴とし、前記A/D
変換器におけるA/D変換動作を確実に行わせるための
ドットクロックを自動的に発生する作用を有する。
ットクロック自動再生装置は、請求項3に記載された画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置におい
て、有効映像期間内においてドットクロック単位で白黒
の連続パターンを持つ映像信号及び直流電圧を各々入力
とし前記A/D変換器にその結果を出力する加算器を設
ける事で、前記A/D変換器に入力される前記映像信号
に直流オフセット電圧を重畳する事によって、前記A/
D変換器におけるA/D変換動作を確実に行わせるため
のドットクロックを自動的に発生する作用を有する。
ドットクロック自動再生装置は、請求項4に記載された
画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置にお
いて、有効映像期間内においてドットクロック単位で白
黒の連続パターンを持つ映像信号及び直流電圧を各々入
力とし前記A/D変換器にその結果を出力する加算器を
備えた事を特徴とし、前記A/D変換器におけるA/D
変換動作を確実に行わせるためのドットクロックを自動
的に発生する作用を有する。
ドットクロック自動再生装置は、請求項1に記載された
画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置にお
いて、前記カウンタの出力を入力とし、そのカウンタか
ら出力されるカウンタ値の最大値を常に前記CPUに供
給する事によって、前記A/D変換器におけるA/D変
換動作を確実に行わせるためのドットクロックを自動的
に発生すると共に前記CPUの負荷を低減する作用を有
する。
ドットクロック自動再生装置は、請求項2に記載された
画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置にお
いて、前記カウンタの出力を入力とし前記S/P変換器
のある相の最上位ビットにより駆動されその出力を前記
CPUに供給する最大値保持回路を備えた事を特徴と
し、前記A/D変換器におけるA/D変換動作を正確に
行わせるためのドットクロックを自動的に発生すると共
に前記CPUの負荷を低減する作用を有する。 (実施の形態1)以下、本発明の請求項1及び請求項2
に記載された発明の実施の形態について、図1から図3
を用いて説明する。
/P変換器、3はカウンタ、4はCPU、5は映像信号
処理回路、6はPLL回路である。ここで、前記PLL
回路6は、位相比較器7、低域通過フィルタ(以下、L
PFと称する)8、電圧制御発振器(以下、VCOと称
する)9、分周器10とから構成される。また、11は
本画像表示装置に接続された画像信号源から発生される
有効映像期間内においてドットクロック単位で白黒の連
続パターンを持つ映像信号、12は前記画像信号源が有
する同期信号に同期した水平同期信号、13は前記A/
D変換器1及び前記S/P変換器2を駆動する再生され
たドットクロック、14及び15は前記S/P変換器2
から出力された2相に分配されたディジタルデータ、1
6は前記S/P変換器2から出力された信号15のMS
Bである。以上のように構成された画像表示装置におけ
るドットクロック自動再生装置について、以下、その動
作を説明する。
た画像信号源のアナログ映像信号11を、前記画像信号
源の同期信号に同期した水平同期信号を入力としたPL
L回路6から発生されるドットクロック13に基づいて
サンプリングされるA/D変換器1に入力し、ディジタ
ルデータに変換する。ここで、映像信号11は、本画像
表示装置に接続された画像信号源から発生される有効映
像期間内においてドットクロック単位で白黒の連続パタ
ーンを持つ映像信号である。前記A/D変換器1により
ディジタルデータに変換された出力信号は、前記PLL
回路6から発生されるドットクロック13に基づいて2
相に変換するS/P変換器2に入力され、映像信号処理
回路5にドットクロック周波数を1/2に落としたディ
ジタルデータ14及び15を供給する。このように、S
/P変換器2を用いることにより、映像信号処理回路5
の動作周波数を下げることが可能となり、回路を安価に
構成する事ができる。図15において、S/P変換器2
は、A/D変換器1から変換されたディジタルデータを
2相に変換しているが、4相,8相,・・・と変換して
も同様な効果を得ることは言うまでもない。更に、前記
S/P変換器2から2相に変換された一方のディジタル
データ15のMSB16を、前記水平同期信号12をリ
セット信号として用いたカウンタ3のクロックとして入
力し、そのカウンタ3の出力をCPU4に入力し、その
CPU4から前記PLL回路6内の分周器10の分周比
を制御することで、前記画像信号源が有する固有のドッ
トクロック周波数に一致した周波数を持つドットクロッ
ク13をPLL回路6より再生可能となる。ここで、P
LL回路6は、画像信号源の同期信号に同期した水平同
期信号を片方の入力とした位相比較器7の出力をLPF
8に入力し、そのLPF8で平滑された信号をVCO9
に入力し、このVCO9から発生されるドットクロック
13を分周器10に入力し、CPU4から設定された分
周比によって前記ドットクロック13を分周し、前記位
相比較器7の他方に入力する構成をとる。この時、水平
同期信号12の水平走査周波数をfH、VCO9から発
R>生されるドットクロック13の周波数をfo、分周器
10に設定された分周比をNとすると、この3者は、以
下のような関係にある。
10の分周比Nに依存されることが判る。
ロック13が、本画像表示装置に接続された固有のドッ
トクロック周波数を持つ画像信号源のアナログ映像信号
11に対し、ドットクロック周波数を一致させる必要が
あることは、従来例の項において、図15及び図16を
用いて説明を行った。そこで、図2及び図3を用いて、
本実施の形態における動作を説明する。
号源が有する固有のドットクロック周波数と、本画像表
示装置で再生されたドットクロック13の周波数が一致
した時の例を示す。画像信号源から発生される映像信号
11は、有効映像期間内において、ドットクロック単位
で白黒の連続パターンを出力し、有効映像期間外におい
て無信号状態である。このような映像信号11が、A/
D変換器1に入力され、再生ドットクロック13が図2
中に示すような位相にあるとき、S/P変換器2から出
力される2相のディジタルデータ出力14及び15のM
SBは、図2に示すようになる。ここで、S/P変換器
2から出力されたディジタルデータ15のMSB16
は、あたかも本画像表示装置に入力された映像信号11
の有効映像期間を切り取ったようなパルスを出力する事
がわかる。このようなMSB16をカウンタ3に入力す
ることで、図2に示すように、カウンタ3は0,1の信
号を繰り返し出力し、この結果をCPU4に供給する。
すなわち、0,1の連続信号がカウンタ3よりCPU4
に伝達されることにより、CPU4は、PLL回路6に
ある分周器10の分周比の設定が正しいことを認識す
る。
号源が有する固有のドットクロック周波数と、本画像表
示装置で再生されたドットクロック13の周波数が不一
致の時の例を示す。上述図2に示したものと同様の映像
信号11が、A/D変換器1に入力され、再生ドットク
ロック13が図3中に示すような位相にあるとき、S/
P変換器2から出力される2相のディジタルデータ出力
14及び15のMSBは、図3に示すようになる。ここ
で、S/P変換器2から出力されたディジタルデータ1
5のMSB16は、図2に示したような出力波形と異な
り、1水平同期期間中に数発のパルスが出力されること
がわかる。また、S/P変換器2から出力される他方の
ディジタルデータ14のMSBにも、図2に示したよう
な出力波形と異なり、数発のパルスが1水平同期期間中
に出力されることがわかる。このようなMSB16をカ
ウンタ3に入力すると、図3に示すように、カウンタ3
は0,1,2,3,・・・の信号を繰り返し出力し、こ
の結果をCPU4に供給する。すなわち、カウンタ3よ
りカウンタ値が2以上のデータがCPU4に伝達される
ことにより、CPU4は、PLL回路6にある分周器1
0の分周比の設定が不適切であることを認識する。
ウンタ3から出力されるカウンタの値が、1以下である
か否かを判断することで、容易にPLL回路6内にある
分周器10の分周比の設定値が正しいか否かを判断する
ことが可能となる。もし、設定値が正しくないと判断さ
れれば、CPU4は、分周器10の分周比を変化させ、
上述のような判定を繰り返し行うことにより、所望の結
果を得ることが可能となる。すなわち、本実施の形態に
より、A/D変換動作を確実に行わせることが可能な再
生ドットクロック13を自動的に得ることができる。
において、白黒連続パターンをもつ映像信号11におい
て、S/P変換器2の白を出力するディジタルデータ1
5のMSB16をカウンタ3に入力させて説明を行った
が、黒を出力するディジタルデータ14のMSBをカウ
ンタ3に入力しても、CPU4の判定論理を変更するだ
けで容易に同一の効果を得ることは言うまでもない。更
に、本実施の形態においては、S/P変換されたディジ
タルデータのMSBをカウンタ3に入力して自動的に再
生ドットクロック13を得ているが、MSBではなく、
他のビットをカウンタ3入力しても同様の効果を得、ま
た、各ビットをAND回路を通してANDを取ったり、
OR回路を通してORを取って、前記カウンタ3にその
出力信号を供給しても同様の効果を得る。 (実施の形態2)次に、本発明の請求項3及び請求項4
に記載された発明の実施の形態について、図4及び図5
を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と同じ構成
については同一の符号を用い、説明を省略する。
路6から発生されるドットクロックを入力とし、カウン
タ3から出力されたカウンタ値を入力としたCPU4に
より前記ドットクロックの位相を制御され、A/D変換
器1及びS/P変換器2にドットクロック13を供給す
る。ここで、遅延回路17は、1ドットクロック周期内
において、数ポイント(ドットクロックを分割した単
位)の位相遅延が可能な回路である。前記A/D変換器
1に供給されるドットクロック13が、本画像表示装置
に接続された固有のドットクロック周波数を持つ画像信
号源のアナログ映像信号11に対し、特定の位相関係に
ある必要があることは、従来例の項において、図15及
び図16を用いて説明を行った。そこで、図5を用い
て、本実施の形態における動作を説明する。
映像信号11と本画像表示装置で再生されたドットクロ
ック13が最適な位相関係にある時の例を示す。図5
(a)のような位相関係にあるとき、S/P変換器2か
ら出力されるディジタルデータ14及び15の各MSB
は、図中に示すように、常に0(黒)もしくは1(白)
となり、実施の形態1における図2に示すように、カウ
ンタ3からは、0,1の連続したカウンタ値が出力さ
れ、このカウンタ値をCPU4に伝達することで、CP
U4は、遅延回路17により制御されるドットクロック
13の位相データ設定値が正しいことを判断する。次
に、図5(b)にA/D変換器1に入力された映像信号
11と本画像表示装置で再生されたドットクロック13
が最適でない位相関係にある時の例を示す。図5(b)
のような位相関係にあるとき、S/P変換器2から出力
されるディジタルデータ14及び15の各MSBは、図
中に示すように、パルスが出力されたりされたりされな
かったりして、1水平同期期間中に数発のパルスをラン
ダムに出力する。このため、実施の形態1における図3
に示すように、カウンタ3からは、1水平期間中に連続
したカウンタ値が出力され、このカウンタ値をCPU4
に伝達することで、CPU4は、遅延回路17により制
御されるドットクロック13の位相が不適切であること
を判断する。
ウンタ3から出力されるカウンタの値が、1以下である
か否かを判断することで、容易に現在A/D変換器1に
供給されているドットクロック13の位相が正しいか否
かを判断することが可能である。ドットクロック13の
位相を1ドットクロック期間内において可変させる事に
より、CPU4は、どの位相の時にA/D変換動作が正
常に行えなかったか、もしくは、正常にA/D変換動作
を行えたかを判断可能となり、A/D変換動作を確実に
行わせる再生ドットクロック13の位相を自動的に得る
ことができる。
ンの映像信号11において、S/P変換器2の白を出力
するディジタルデータ15のMSB16をカウンタ3に
入力させて説明を行ったが、黒を出力するディジタルデ
ータ14のMSBをカウンタ3に入力しても、CPU4
の判定論理を変更するだけで容易に同一の効果を得るこ
とは言うまでもない。 (実施の形態3)次に、本発明の請求項5及び請求項6
に記載された発明の実施の形態について、図6及び図7
を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と同じ構成
については同一の符号を用い、説明を省略する。
像表示装置に接続された画像信号源が有する固有のドッ
トクロック周波数と、本画像表示装置で再生されたドッ
トクロック13の周波数が一致した時でも、実施の形態
2に示したように、A/D変換器1に入力される映像信
号11と再生ドットクロック13との位相関係が不適切
であれば、結果として、正確にA/D変換動作を行え
ず、図5(b)に示すようにカウンタ3の出力は1以下
とはならない。すなわち、再生ドットクロック13の周
波数が設定できないといった課題が発生する。
PU4により、PLL回路6にある分周比の設定制御の
みならず、PLL回路6から出力されるドットクロック
を遅延させる遅延回路17の遅延量の設定制御を行わせ
ることで、上記課題を容易に解決可能とした。この時の
動作を図7を用いて説明する。
13の自動再生方法をフローチャートで示す。まず、C
PU4において、本画像表示装置に接続された画像信号
源の水平及び垂直の走査周波数を判別し、接続された前
記画像信号源の大まかな解像度を判定する。これによ
り、PLL回路6内にある分周器10の分周比の可変範
囲を設定する。例えば、入力された画像信号源がSVG
Aの解像度を持つもので有れば、1200〜900(水
平走査線の分割数を表す)といったように制限を加え
る。このような設定範囲内でPLL回路6内にある分周
器10の分周比を可変し、前記画像信号源が持つ固有の
ドットクロック周波数と再生ドットクロック周波数とが
一致すれば、次にドットクロック位相変化を行い、所望
の再生ドットクロック13を得る。しかしながら、設定
範囲内でPLL回路6内にある分周器10の分周比を可
変し、前記画像信号源が持つ固有のドットクロック周波
数と再生ドットクロック周波数とが一致するポイントが
無いときは、A/D変換器1に入力されるドットクロッ
ク13の位相が不適切であると判断され、ドットクロッ
ク13の位相を変化させ、再び設定範囲内でPLL回路
6内にある分周器10の分周比を可変し、前記画像信号
源が持つ固有のドットクロック周波数と再生ドットクロ
ック周波数とが一致するポイントを見つける事ができ
る。
信号源が持つ固有のドットクロック周波数と再生ドット
クロック周波数とが一致するポイントを見つける事が可
能となる。再生ドットクロック周波数を確定した後にド
ットクロック13の位相を変化させ、最適な位相を検出
することにより、確実にA/D変換可能とする再生ドッ
トクロック13を得ることができる。
表示装置に接続された画像信号源の同期信号に同期した
水平及び垂直の同期信号より、前記画像信号源の水平及
び垂直走査周波数情報を得、PLL回路6内にある分周
器10の分周比の設定値に制限を加える例を示したが、
CPU4に水平及び垂直走査周波数情報を入力させずに
PLL回路6にある分周器10の分周比を設定し、その
設定値に制限を加えなくても同様な効果を得ることは言
うまでもない。但し、分周比の設定に制限を加えない場
合、制限を加えた時に比べ、ドットクロック周波数の決
定が遅くなるといった不具合が生じる。 (実施の形態4)次に、本発明の請求項7及び請求項8
に記載された発明の実施の形態について、図8及び図9
を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と同じ構成
については同一の符号を用い、説明を省略する。
D変換器1に入力された映像信号11の波形が、図9
(a)に示すように全く歪みがない時、CPU4は図中
に示すように遅延回路17の位相を変化させることによ
り、A/D変換が正常に行えない動作ポイントA及びB
を検出し、CPU4はA及びBの中間点に再生ドットク
ロック13の駆動エッジがくるように位相制御を遅延回
路17に対して行い、図中に示すように確実にA/D変
換が行える位相を持つ再生ドットクロック13を得る。
一方、図9(b)に示すように歪みがある場合、実施の
形態2の回路に入力されたとしたら、先述と同様にCP
U4は図中に示すように遅延回路17の位相を変化させ
ることにより、A/D変換が正常に行えない動作ポイン
トA及びBを検出し、CPU4はA及びBの中間点に再
生ドットクロック13の駆動エッジがくるように位相制
御を遅延回路17に対して行う。しかしながら、映像信
号11の波形が歪んでいるため、図中に示すように再生
ドットクロック13の位相は最適値には無く、つまりラ
ッチのポイントが後ろにずれてしまい、結果としてA/
D変換が正確に行えないポイントにドットクロック13
の位相が設定されるといった課題を有する。
/P変換器2から出力される一方のディジタルデータ1
5の上位2ビットをAND回路18に入力し、その出力
をカウンタ3にクロックとして供給することで、上記課
題を容易に解決可能とした。この時の動作を図8及び図
9(c)を用いて説明する。
換器2から出力されるディジタルデータ15の上位2ビ
ットを入力させることにより、再生ドットクロック13
の位相設定精度を図4の構成に対し向上することが可能
となる。これは、図9(c)に示すようにA/D変換器
1に入力される映像信号11に歪みがある場合、先述と
同様にCPU4は図中に示すように遅延回路17の位相
を変化させることにより、A/D変換が正常に行えない
動作ポイントA及びBを検出し、CPU4はA及びBの
中間点に再生ドットクロック13の駆動エッジがくるよ
うに位相制御を遅延回路17に対して行う。図9(b)
に示した例と比較してもわかるように、確実にA/D変
換が行える再生ドットクロック13を得るといえる。
に入力される映像信号11の波形に歪みがあった場合に
おいても、前記A/D変換器1に入力される再生ドット
クロック13の最適な位相を検出可能とし、確実にA/
D変換を行うができる。
ディジタルデータ出力の上位2ビットをAND回路18
に入力した例を示したが、上位3ビット,4ビット,・
・・,全ビットをAND回路18に入力し、その結果を
カウンタ3に供給することにより更に再生ドットクロッ
ク13の位相設定精度を向上させることが可能となるこ
とは言うまでもない。更に、本実施の形態において、再
生ドットクロック13の位相は、A/D変換が正常に行
えない動作ポイントA及びBの中点を採用していたが、
A及びB点間で確実にA/D変換が行える位相に設定し
ても同様の効果を得る。 (実施の形態5)次に、本発明の請求項9及び請求項1
0に記載された発明の実施の形態について、図10及び
図11を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と同
じ構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
D変換器1に入力された映像信号11が、図11(a)
に示すように歪みがある場合、CPU4は図中に示すよ
うに遅延回路17の位相を変化させることにより、A/
D変換が正常に行えない動作ポイントA及びBを検出
し、CPU4はA及びBの中間点に再生ドットクロック
13の駆動エッジがくるように位相制御を遅延回路17
に対して行う。しかしながら、映像信号11の波形が歪
んでいるため、図中に示すように再生ドットクロック1
3の位相は最適値には無く、結果としてA/D変換が正
確に行えないポイントにドットクロック13の位相が設
定されるといった課題を有する。
本画像表示装置に接続される画像信号源から出力される
映像信号11及び直流電圧を加算器19に各々入力し、
その出力をA/D変換器1に供給することで、上記課題
を容易に解決可能とした。この時の動作を図11(b)
を用いて説明する。
続される画像信号源から出力される映像信号11及び直
流電圧を加算器19に各々入力し、その出力をA/D変
換器1に入力させることにより、再生ドットクロック1
3の位相設定精度を図4の構成に対し向上させるが可能
となる。これは、図11(b)に示すように画像信号源
からA/D変換器1に供給される映像信号11に歪みが
ある場合、先述と同様にCPU4は図中に示すように遅
延回路17の位相を変化させることにより、A/D変換
が正常に行えない動作ポイントA及びBを検出し、CP
U4はA及びBの中間点に再生ドットクロック13の駆
動エッジがくるように位相制御を遅延回路17に対して
行う。図11(a)に示した例と比較してもわかるよう
に、本実施の形態においては、直流電圧を映像信号11
に加算することで、A/D変換するMSBのレベルを等
価的に上げたことになる。これより、確実にA/D変換
が行える再生ドットクロック13を得る事がわかる。ま
た、加算器19に加算される直流電圧は、通常、画像表
示装置に映像を映出する場合、0Vを出力することで、
実動作を行う際の不具合も無くなる。
に入力される映像信号11の波形に歪みがあった場合に
おいても、前記A/D変換器1に入力される再生ドット
クロック13の最適な位相を検出可能とし、確実にA/
D変換を行う事ができる。
て前記A/D変換器1に入力される映像信号11に直流
電圧を重畳して、A/D変換器1でA/D変換を行う際
のMSBのレベルをシフトさせ、確実にA/D変換動作
を行う方法について示したが、前記A/D変換器1に入
力される映像信号11の電位はそのままで、A/D変換
器1内部に設定されるリファレンス電圧を移動させても
本実施の形態と同様の効果を得る。 (実施の形態6)次に、本発明の請求項11及び請求項
12に記載された発明の実施の形態について、図12か
ら図14を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と
同じ構成については同一の符号を用い、説明を省略す
る。
像表示装置に接続された画像信号源が有する固有のドッ
トクロック周波数と画像表示装置内で再生されたドット
クロック13の周波数が等しいとき、カウンタ3からC
PU4へは、0,1の連続パターンが出力され、一方、
再生ドットクロック13の周波数が異なるとき、0から
nまでのカウンタ値が一定周期でCPU4へ供給され
る。この時、CPU4は常にカウンタ3の出力結果を読
みとらねばならず、画像表示装置に入力される信号源の
走査周波数が上がれば上がる程、前記CPU4への負担
は大きくなる。一方、CPU4の負担を軽くするため、
一定周期でカウンタ3から出力されるカウンタ値をCP
U4が検出した場合、カウンタ3からの出力信号が0か
らnまで様々な値をとるため、CPU4が誤判別をする
可能性がある。
に、カウンタ3の出力を入力とした最大値保持回路20
によって、カウンタ3から出力されるカウンタ値の最大
値を常にCPU4に供給することで、上記課題を容易に
解決可能とした。最大値保持回路20の一回路例を図1
3に示し、その動作を図14に示す。
ップ(以下、D−FFと称する)、22はセレクタ、2
3は比較器、24はD−FFである。カウンタ3の出力
をD−FF21に入力し、その出力をセレクタ22の片
方に入力すると共に、比較器23の片方に入力する。前
記セレクタ22の出力を前記セレクタ22の他方に入力
すると共に前記比較器23の他方に入力する。比較器2
3においてセレクタ22に入力される双方の入力を比較
し、常にカウンタ値が大きい方をセレクタ22から出力
するように比較器23よりセレクタ22を制御する。こ
のようにして出力されたセレクタ22の出力を、D−F
F24に入力し、S/P変換器2から出力されたディジ
タルデータ15のMSB16でラッチすることにより、
CPU4に常にカウンタ3から出力されるカウンタ値の
最大値を出力することが可能となる。この時の動作を図
14に示す。
周波数が正常の時の最大値保持回路20の出力波形(D
−FF24出力)を示す。このとき、最大値保持回路2
0からは、常に0が出力される。一方、図14(b)に
再生ドットクロック13の周波数が前記画像信号源が有
する固有のドットクロック周波数に対し不一致の時の最
大値保持回路20の出力波形(D−FF24出力)を示
す。このようなとき、最大値保持回路20からは、常に
カウンタ3から出力されるカウンタ値の最大値が出力さ
れ、カウンタ3から出力されるカウンタ値が現在最大値
保持回路20から出力されている値より大きくなるま
で、そのカウンタ値を保持する。
を増大させることなく、確実にA/D変換を行う事を可
能とする再生ドットクロック13を得ることができる。
0の一回路例を図13に示し、その回路動作を説明した
が、本最大値保持回路20には、様々な回路構成が考え
られ、カウンタ3のカウンタ値の最大値を常に出力可能
とする回路で有れば、同様な効果を得ることは言うまで
もない。また、図13の回路において、CPU4からP
LL回路6の分周比を設定する際に、D−FF21及び
比較器23のB入力に外部からリセット信号を入力し、
確実に最大値保持回路20を動作させる方法もある。ま
た、本実施の形態においては、PLL回路6の分周比を
設定する例について述べたが、再生ドットクロック13
の位相を設定する実施の形態2及び3の構成に本最大値
保持回路20を付加することによっても同様な効果を得
る。
おけるドットクロック自動再生装置によれば、画像表示
装置に外部から接続された画像信号源から有効映像期間
内にドットクロック単位で白黒パターンを連続して出力
する映像信号を画像表示装置内にあるA/D変換器に入
力し、そのA/D変換器の出力をS/P変換器で2相以
上に分配し、そのS/P変換器で分配されたデータのM
SBをカウンタに入力し、そのカウンタの結果を再生ド
ットクロックの周波数を制御するCPUに入力すること
で、自動的に前記画像信号源が有する固有のドットクロ
ック周波数と本画像表示装置内で再生されるドットクロ
ックの周波数を一致させることが可能となり、従来、ド
ットクロック調整手段によって手動で再生ドットクロッ
ク周波数を調整する構成に対し、調整時間の短縮及び調
整精度の向上を可能とした。更に、前記カウンタの出力
を入力としたCPUにより画像表示装置内で再生された
ドットクロックの位相を制御させることにより、自動的
にA/D変換が確実に行える位相関係に再生ドットクロ
ックの位相を設定可能となり、経年変化等で再生ドット
クロック位相がずれた場合においても容易に再生ドット
クロックの位相を再設定可能となる。
波形が歪んだ場合においても、本発明の構成によれば、
A/D変換が確実に行える位相関係に再生ドットクロッ
クの位相を容易に設定可能となる。
おけるドットクロック再生装置のブロック図
おけるドットクロック再生装置の動作説明図
おけるドットクロック再生装置の動作説明図
おけるドットクロック再生装置のブロック図
おけるドットクロック再生装置の動作説明図
おけるドットクロック再生装置のブロック図
おけるドットクロック再生装置の動作フローチャート
おけるドットクロック再生装置のブロック図
おけるドットクロック再生装置の動作説明図
におけるドットクロック再生装置のブロック図
におけるドットクロック再生装置の動作説明図
におけるドットクロック再生装置のブロック図
におけるドットクロック再生装置内にある最大値保持回
路の一回路例を示す図
におけるドットクロック再生装置の動作説明図
ロック再生装置のブロック図
ロック再生装置の動作説明図
有のドットクロック単位で白黒パターンを有効映像期間
内に連続して出力するドットクロック再生用映像信号 12 画像表示装置に接続された画像信号源の同期信号
に同期した水平同期信号 13 再生ドットクロック 14 S/P変換器から出力される第1相のS/P変換
出力信号 15 S/P変換器から出力される第2相のS/P変換
出力信号 16 S/P変換出力信号15のMSB(最上位ビッ
ト) 17 遅延回路 18 AND回路 19 加算器 20 最大値保持回路 21,24 D−FF(D−フリップフロップ) 22 セレクタ 23 比較器
Claims (12)
- 【請求項1】 画像表示装置に接続された画像信号源
に、有効映像期間内においてドットクロック単位で白黒
の連続パターンを持つ映像信号を発生させ、その映像信
号をアナログ−ディジタル変換器(以下、A/D変換器
と称する)に入力し、そのA/D変換器のディジタル出
力をシリアル−パラレル変換器(以下、S/P変換器と
称する)に入力し前記A/D変換器から出力された信号
を2以上の偶数の相に分配し、そのS/P変換器のある
相の最上位ビット(以下、MSBと称する)を入力とし
たカウンタの結果をCPUに入力し、そのカウンタの結
果に基づいて前記CPUより位相同期回路(以下、PL
L回路と称する)内における分周器の分周比を設定し、
前記A/D変換器及びS/P変換器に前記PLL回路よ
りドットクロックを供給可能とする事を特徴とする画像
表示装置におけるドットクロック自動再生装置。 - 【請求項2】 有効映像期間内においてドットクロック
単位で白黒の連続パターンを持つ映像信号を入力とした
アナログ−ディジタル変換器(以下、A/D変換器と称
する)と、前記A/D変換器のディジタル出力を入力と
しそのディジタル出力を2以上の偶数の相に分配するシ
リアル−パラレル変換器(以下、S/P変換器と称す
る)と、前記S/P変換器のある相の最上位ビット(以
下、MSBと称する)を入力とし画像表示装置に接続さ
れた画像信号源の同期信号に同期した水平同期信号をリ
セット信号として入力されたカウンタと、前記カウンタ
の出力を入力としたCPUと、前記CPUにより分周器
の分周比を設定され画像表示装置に接続された画像信号
源の同期信号に同期した水平同期信号を入力とし前記A
/D変換器及びS/P変換器にドットクロックを供給す
る位相同期回路(以下、PLL回路と称する)とから構
成される画像表示装置におけるドットクロック自動再生
装置。 - 【請求項3】 前記PLL回路から発生されたドットク
ロックの位相を前記CPUからの制御信号により制御さ
れる遅延回路によって、前記A/D変換器及びS/P変
換器にドットクロックを供給する事を特徴とする請求項
1に記載された画像表示装置におけるドットクロック自
動再生装置。 - 【請求項4】 画像表示装置に接続された画像信号源の
同期信号に同期した水平同期信号を入力としたPLL回
路と、前記PLL回路の出力を入力とし前記CPUによ
り制御され前記A/D変換器及びS/P変換器にドット
クロックを供給する遅延回路を備えた請求項2記載の画
像表示装置におけるドットクロック自動再生装置。 - 【請求項5】 前記CPUにより前記PLL回路内にお
ける分周器の分周比及び前記遅延回路に入力されたドッ
トクロックの位相を共に制御可能とする事を特徴とする
請求項1記載の画像表示装置におけるドットクロック自
動再生装置。 - 【請求項6】 画像表示装置に接続された画像信号源の
同期信号に同期した水平同期信号を入力とし前記CPU
により制御されるPLL回路と、前記PLL回路の出力
を入力とし前記CPUにより制御され前記A/D変換器
及びS/P変換器にドットクロックを供給する遅延回路
を備えた請求項2記載の画像表示装置におけるドットク
ロック自動再生装置。 - 【請求項7】 前記S/P変換器のある相の最上位ビッ
トを含む上位数ビットを各々入力とし、その出力を前記
カウンタ3に供給するAND回路を設けることにより、
前記遅延回路から出力されるドットクロックの位相制御
精度を向上する事を特徴とする請求項3記載の画像表示
装置におけるドットクロック自動再生装置。 - 【請求項8】 前記S/P変換器のある相の最上位ビッ
トを含む上位数ビットを各々入力としその出力を前記カ
ウンタ3に供給するAND回路を備えた請求項4記載の
画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置。 - 【請求項9】 有効映像期間内においてドットクロック
単位で白黒の連続パターンを持つ映像信号及び直流電圧
を各々入力とし前記A/D変換器にその結果を出力する
加算器を設ける事で、前記A/D変換器に入力される前
記映像信号に直流オフセット電圧を重畳する事を特徴と
する請求項3記載の画像表示装置におけるドットクロッ
ク自動再生装置。 - 【請求項10】 有効映像期間内においてドットクロッ
ク単位で白黒の連続パターンを持つ映像信号及び直流電
圧を各々入力とし前記A/D変換器にその結果を出力す
る加算器を備えた請求項4記載の画像表示装置における
ドットクロック自動再生装置。 - 【請求項11】 前記カウンタの出力を入力とし、その
カウンタから出力されるカウンタ値の最大値を常に前記
CPUに供給する事を特徴とする請求項1記載の画像表
示装置におけるドットクロック自動再生装置。 - 【請求項12】 前記カウンタの出力を入力とし前記S
/P変換器のある相の最上位ビットにより駆動されその
出力を前記CPUに供給する最大値保持回路を備えた請
求項2記載の画像表示装置におけるドットクロック自動
再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05468498A JP3518317B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05468498A JP3518317B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 画像表示装置におけるドットクロック自動再生装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252591A JPH11252591A (ja) | 1999-09-17 |
JP3518317B2 true JP3518317B2 (ja) | 2004-04-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3518317B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2009069660A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Casio Comput Co Ltd | 表示駆動装置及び表示駆動方法 |
-
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- 1998-03-06 JP JP05468498A patent/JP3518317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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