JP3517852B2 - パンツ型使いすておむつ及びその製造方法 - Google Patents
パンツ型使いすておむつ及びその製造方法Info
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15577—Apparatus or processes for manufacturing
- A61F13/15804—Plant, e.g. involving several steps
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は予めパンツ型に形成され
ている使いすておむつとその製造方法に関するものであ
る。
ている使いすておむつとその製造方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の使いすておむつは、例えば、特開
昭５７−７７３０４号公報に開示されているような、フ
ラットタイプのおむつのサイドフラップにおいて着用時
に左右の側腹部に当たる部分を予め接合固定させてお
き、ウエスト周り開口部と脚周り開口部を設けたいわゆ
るパンツ型おむつが提案されている。パンツ型おむつは
着用者による着脱が可能で、幼児のおむつ離れの時期、
又は失禁者等の成人用としてもその需要が増大してきて
いる。
昭５７−７７３０４号公報に開示されているような、フ
ラットタイプのおむつのサイドフラップにおいて着用時
に左右の側腹部に当たる部分を予め接合固定させてお
き、ウエスト周り開口部と脚周り開口部を設けたいわゆ
るパンツ型おむつが提案されている。パンツ型おむつは
着用者による着脱が可能で、幼児のおむつ離れの時期、
又は失禁者等の成人用としてもその需要が増大してきて
いる。
【０００３】いわゆるパンツ型使いすておむつでは、両
脚周りの開口部、ウエスト周り開口部、更に腰周り両側
部に装着者へのおむつの追従性やフィット性を高めるた
めに伸縮弾性が付与されており、例えば実開平３−１６
９２０号公報、特開平４−２８３６３号公報、特開平４
−１６６１５０号公報に開示されているようなパンツ型
使いすておむつ及びその製造方法が提案されている。
脚周りの開口部、ウエスト周り開口部、更に腰周り両側
部に装着者へのおむつの追従性やフィット性を高めるた
めに伸縮弾性が付与されており、例えば実開平３−１６
９２０号公報、特開平４−２８３６３号公報、特開平４
−１６６１５０号公報に開示されているようなパンツ型
使いすておむつ及びその製造方法が提案されている。
【０００４】
【発明が解決する課題】パンツ型使いすておむつの脚周
り開口部、ウエスト周り開口部、腰周りの一部に対して
満足する伸縮弾性を付与するためには、パンツ型使いす
ておむつの両側固定部を解放して展開し、これを眺める
と明白であるが、これらの伸縮弾性の方向は必ずとも一
致しておらず、互いに交差したり、曲線状となっている
ことから高度な技術を要し、また製造機の生産速度も制
約されるため使いすての物品に必要な安価に大量生産す
るという目的を達成する上での支障となることがあっ
た。すなわち、着用者への追従性やフィット性と製品の
生産効率とは相反する関係にあり、品質を高めると生産
コストが上がり、低コストで生産するには使用感を犠牲
にしなければならないという問題があった。本発明は上
記課題を解決し、脚周り開口部、ウエスト周り開口部、
腰周り両側部に優れた着用感を有する伸縮弾性を付与さ
れたパンツ型使いすておむつとその製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
り開口部、ウエスト周り開口部、腰周りの一部に対して
満足する伸縮弾性を付与するためには、パンツ型使いす
ておむつの両側固定部を解放して展開し、これを眺める
と明白であるが、これらの伸縮弾性の方向は必ずとも一
致しておらず、互いに交差したり、曲線状となっている
ことから高度な技術を要し、また製造機の生産速度も制
約されるため使いすての物品に必要な安価に大量生産す
るという目的を達成する上での支障となることがあっ
た。すなわち、着用者への追従性やフィット性と製品の
生産効率とは相反する関係にあり、品質を高めると生産
コストが上がり、低コストで生産するには使用感を犠牲
にしなければならないという問題があった。本発明は上
記課題を解決し、脚周り開口部、ウエスト周り開口部、
腰周り両側部に優れた着用感を有する伸縮弾性を付与さ
れたパンツ型使いすておむつとその製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性のト
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シートの間に配置された吸収体とからなる吸収性本体
と、前記吸収性本体が少なくとも一部分で接合され、着
用時に着用者の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体を
着用者にあてて保持する外装部材とからなり、前記外装
部材の前身頃と後身頃の相対する側縁を接合してウエス
ト周り開口部と一対の脚周り開口部を形成し、前記ウエ
スト周り開口部と前記一対の脚周り開口部に沿って伸縮
弾性部材を配置したパンツ型使いすておむつであって、
前記吸収性本体は、前記バックシートが前記吸収体の幅
よりも広幅のシートからなり、かつ、その長手方向に沿
う中央領域に前記吸収体が配置されており、前記トップ
シートが一対のサイドトップシートとセンタートップシ
ートからなり、前記サイドトップシートはその一方の長
手方向側縁が前記吸収体の長手方向側縁部において前記
吸収体の上面に位置し、他方の側縁が前記バックシート
の長手方向側縁まで延出しており、前記センタートップ
シートは、その長手方向に沿う中央領域が前記吸収体を
覆っており、かつ、その長手方向両側縁部に立体ギャザ
ー用伸縮弾性部材が配置されて立体ギャザーが形成され
ており、前記吸収体の長手方向両側縁部において前記セ
ンタートップシートの長手方向に沿う中央領域と前記サ
イドトップシートの側縁部とが一体的に接合されてお
り、さらに前記吸収体の幅方向に沿う中央領域の長手方
向両側縁外側近傍の前記サイドトップシートと前記バッ
クシートの間に第１伸縮弾性部材が配置されており、前
記外装部材は、繊維状シートからなる外層シートと、前
記外層シート上の幅方向に沿う中央領域に隣接する領域
から長手方向両端部近傍にかけて、前記外層シートと同
じ幅で配置された繊維状シートからなる内層シートとか
らなり、かつ前記前身頃の前記脚周り開口部に沿った前
記外層シートと前記内層シートの間には複数本の第２伸
縮弾性部材が配置されており、さらに前記後身頃の前記
脚周り開口部に沿った前記外層シートと前記内層シート
の間には複数本の第３伸縮弾性部材が配置されているこ
とを特徴とするパンツ型使いすておむつに関する。
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シートの間に配置された吸収体とからなる吸収性本体
と、前記吸収性本体が少なくとも一部分で接合され、着
用時に着用者の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体を
着用者にあてて保持する外装部材とからなり、前記外装
部材の前身頃と後身頃の相対する側縁を接合してウエス
ト周り開口部と一対の脚周り開口部を形成し、前記ウエ
スト周り開口部と前記一対の脚周り開口部に沿って伸縮
弾性部材を配置したパンツ型使いすておむつであって、
前記吸収性本体は、前記バックシートが前記吸収体の幅
よりも広幅のシートからなり、かつ、その長手方向に沿
う中央領域に前記吸収体が配置されており、前記トップ
シートが一対のサイドトップシートとセンタートップシ
ートからなり、前記サイドトップシートはその一方の長
手方向側縁が前記吸収体の長手方向側縁部において前記
吸収体の上面に位置し、他方の側縁が前記バックシート
の長手方向側縁まで延出しており、前記センタートップ
シートは、その長手方向に沿う中央領域が前記吸収体を
覆っており、かつ、その長手方向両側縁部に立体ギャザ
ー用伸縮弾性部材が配置されて立体ギャザーが形成され
ており、前記吸収体の長手方向両側縁部において前記セ
ンタートップシートの長手方向に沿う中央領域と前記サ
イドトップシートの側縁部とが一体的に接合されてお
り、さらに前記吸収体の幅方向に沿う中央領域の長手方
向両側縁外側近傍の前記サイドトップシートと前記バッ
クシートの間に第１伸縮弾性部材が配置されており、前
記外装部材は、繊維状シートからなる外層シートと、前
記外層シート上の幅方向に沿う中央領域に隣接する領域
から長手方向両端部近傍にかけて、前記外層シートと同
じ幅で配置された繊維状シートからなる内層シートとか
らなり、かつ前記前身頃の前記脚周り開口部に沿った前
記外層シートと前記内層シートの間には複数本の第２伸
縮弾性部材が配置されており、さらに前記後身頃の前記
脚周り開口部に沿った前記外層シートと前記内層シート
の間には複数本の第３伸縮弾性部材が配置されているこ
とを特徴とするパンツ型使いすておむつに関する。
【０００６】また本発明は、前記外層シートが親水性繊
維から成る繊維状シートであることを特徴とするパンツ
型使いすておむつに関する。
維から成る繊維状シートであることを特徴とするパンツ
型使いすておむつに関する。
【０００７】また本発明は、前記外装部材の前身頃の腰
周りとなる部分には前記外層シートと前記内層シートと
の間に挟持された複数本の第４伸縮弾性部材が設けられ
ており、また後身頃の腰周りとなる部分には前記外層シ
ートと前記内層シートとの間に挟持された複数本の第５
伸縮弾性部材が前記後身頃中央部を除去して不連続に設
けられていることを特徴とするパンツ型使いすておむつ
に関する。
周りとなる部分には前記外層シートと前記内層シートと
の間に挟持された複数本の第４伸縮弾性部材が設けられ
ており、また後身頃の腰周りとなる部分には前記外層シ
ートと前記内層シートとの間に挟持された複数本の第５
伸縮弾性部材が前記後身頃中央部を除去して不連続に設
けられていることを特徴とするパンツ型使いすておむつ
に関する。
【０００８】また本発明は、前記ウエスト周り開口部の
伸縮弾性部材は、前記パンツ型使いすておむつのサイド
シーム部を開放展開した状態において、前記使いすてお
むつの長手方向両端縁を挟み込むようにして取り付けら
れた弾性リボンであって、前記弾性リボンは、向かい合
わせに配置されている帯状シートの間において、一方の
側縁寄りの所定幅の領域に伸縮弾性部材を伸長状態で配
置して該帯状シートと接合して形成した伸縮弾性領域
と、もう一方の側縁寄りの領域に形成した、伸縮弾性部
材が配置されていない、また、相対した該帯状シートが
接合されていない非接合領域と、からなり、かつ前記お
むつの長手方向両端縁が前記弾性リボンの前記非接合領
域の相対した帯状シートの間に挟持された状態で前記弾
性リボンと接合されていることを特徴とするパンツ型使
いすておむつに関する。
伸縮弾性部材は、前記パンツ型使いすておむつのサイド
シーム部を開放展開した状態において、前記使いすてお
むつの長手方向両端縁を挟み込むようにして取り付けら
れた弾性リボンであって、前記弾性リボンは、向かい合
わせに配置されている帯状シートの間において、一方の
側縁寄りの所定幅の領域に伸縮弾性部材を伸長状態で配
置して該帯状シートと接合して形成した伸縮弾性領域
と、もう一方の側縁寄りの領域に形成した、伸縮弾性部
材が配置されていない、また、相対した該帯状シートが
接合されていない非接合領域と、からなり、かつ前記お
むつの長手方向両端縁が前記弾性リボンの前記非接合領
域の相対した帯状シートの間に挟持された状態で前記弾
性リボンと接合されていることを特徴とするパンツ型使
いすておむつに関する。
【０００９】また本発明は、前記弾性リボンにおける帯
状シートが親水性繊維から成ることを特徴とするパンツ
型使いすておむつに関する。
状シートが親水性繊維から成ることを特徴とするパンツ
型使いすておむつに関する。
【００１０】さらに本発明は、液透過性のトップシート
と、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間
に配置された吸収体とからなる吸収性本体と、前記吸収
性本体が少なくとも一部分で接合され、着用時に着用者
の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体を着用者にあて
て保持する外装部材とからなり、前記外装部材の前身頃
と後身頃の相対する側縁を接合してウエスト周り開口部
と一対の脚周り開口部を形成し、前記ウエスト周り開口
部と前記一対の脚周り開口部に沿って伸縮弾性部材を配
置したパンツ型使いすておむつであって、（イ）所定の
間隔で供給される吸収体を、連続して供給される前記吸
収体の幅よりも広幅の液不透過性の連続バックシート上
の中央部に長手方向に所定の間隔で配置し、連続して供
給される一対の第１伸縮弾性部材を、前記吸収体の幅方
向に沿う中央領域の長手方向両側縁外側近傍において、
前記連続バックシート上に伸長状態で配置し、連続して
供給される前記連続バックシートの側縁から前記吸収体
の長手方向側縁内側領域までの幅を有する一対の連続サ
イドトップシートを、前記第１伸縮弾性部材を介して、
前記連続バックシートの側縁から前記吸収体の長手方向
側縁内側領域に位置するように配置して固定し、次いで
連続して供給される、両側縁に立体ギャザー用伸縮弾性
部材が伸長状態で配置されている液透過性の連続センタ
ートップシートを、その長手方向に沿う中央領域が前記
吸収体上に位置するように配置するとともに、前記吸収
体の長手方向両側縁部において前記サイドトップシート
の側縁部と接合固定して連続吸収性本体を形成し、前記
連続吸収性本体を前記長手方向に配置されている各吸収
体相互の間で切断して個々の吸収性本体の単体を得る工
程と、（ロ）連続して供給され、前記吸収性本体単体の
長手方向の長さよりも広い幅を有する繊維状シートから
成る連続外層シート上に、前記連続外層シートの中央領
域に隣接する両側の所定位置に第２連続伸縮弾性部材と
第３連続伸縮弾性部材をそれぞれ所定の伸長率で供給
し、さらに前記第２連続伸縮弾性部材に隣接して第４連
続伸縮弾性部材を、前記第３連続伸縮弾性部材に隣接し
て第５連続伸縮弾性部材を前記伸長率と同一の伸長率で
供給し、その際、前記外装部材の幅方向長さの２倍の長
さに相当する間隔を１周期とし、前記第２連続伸縮弾性
部材と前記第４連続伸縮弾性部材の前記連続外層シート
の幅方向中央からの位置が２分の１周期おきに入れ替わ
るように交差させ、同様に、前記第３連続伸縮弾性部材
と前記第５連続伸縮弾性部材の前記連続外層シートの中
央からの位置が２分の１周期おきに入れ替わるように交
差させながら各連続伸縮弾性部材を前記連続外層シート
上に配置する工程と、（ハ）交差しながら配置された前
記第２連続伸縮弾性部材と前記第４連続伸縮弾性部材の
うち前記連続外層シートの側縁に近い方に位置する伸縮
弾性部材の全域を前記連続外層シートに固定し、他方の
前記連続外層シートの中央側に位置する伸縮弾性部材は
双方の伸縮弾性部材が交差する２点間の中央近傍の所定
区間を除いて前記連続外層シートに固定し、また交差し
ながら配置された前記第３連続伸縮弾性部材と前記第５
連続伸縮弾性部材は双方の伸縮弾性部材が交差する２点
間の中央近傍の所定区間を除いて前記連続外層シートに
固定する工程と、（ニ）前記連続外層シート上の中央領
域に隣接する両側の所定位置に、繊維状シートからなる
連続内層シートを連続して供給し、前記第２連続伸縮弾
性部材、前記第３連続伸縮弾性部材、前記第４連続伸縮
弾性部材及び前記第５連続伸縮弾性部材を介して前記連
続外層シートに重ね合わせて接合して連続外装部材を得
る工程と、（ホ）前記連続外層部材に配置された前記第
２連続伸縮弾性部材、前記第３連続伸縮弾性部材、前記
第４連続伸縮弾性部材及び前記第５連続伸縮弾性部材の
うち、前記連続外層シートに固定されていない領域を有
する伸縮弾性部材を前記領域の中央近傍で切断する工程
と、（ヘ）前記吸収性本体をその長手方向が前記連続外
装部材の幅方向と一致するように前記連続外装部材上に
供給し、前記連続外装部材の前記第２連続伸縮弾性部材
と前記第４連続伸縮弾性部材が交差する点の間の中央
と、前記第３連続伸縮弾性部材と前記第５連続伸縮弾性
部材の交差する点の間の中央に前記吸収性本体の長手方
向の中央を一致させて配置する工程と、（ト）前記連続
外層部材の両側縁の前記連続外層シート上に連続ウエス
ト周り開口部伸縮弾性部材を伸長状態で連続して配置固
定し、前記連続ウエスト周り開口部伸縮弾性部材を内包
した状態で前記連続外層シートの両側縁を前記吸収性本
体上に折り返し、前記吸収性本体上に重ねて固定して連
続おむつ本体を得る工程と、（チ）前記連続おむつ本体
上に配置されている各吸収性本体の間において前記連続
外装部材の中央部を前記吸収性本体と共に所定間隔でほ
ぼ円形にくり抜く工程と、（リ）前記連続おむつ本体
を、前記吸収本体が内側になるように、前記連続おむつ
本体の中央を介して２つ折りし、２つ折りされた前記連
続おむつ本体に配置されている前記吸収性本体の相互に
隣接する中間部を接合して相互に隣接するフラップ部を
形成する工程と、（ヌ）前記相互に隣接するフラップ部
の間に位置する前記接合部を、その中間部で切断して個
々のおむつ本体に切り放す工程を有することを特徴とす
るパンツ型使いすておむつの製造方法に関する。
と、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間
に配置された吸収体とからなる吸収性本体と、前記吸収
性本体が少なくとも一部分で接合され、着用時に着用者
の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体を着用者にあて
て保持する外装部材とからなり、前記外装部材の前身頃
と後身頃の相対する側縁を接合してウエスト周り開口部
と一対の脚周り開口部を形成し、前記ウエスト周り開口
部と前記一対の脚周り開口部に沿って伸縮弾性部材を配
置したパンツ型使いすておむつであって、（イ）所定の
間隔で供給される吸収体を、連続して供給される前記吸
収体の幅よりも広幅の液不透過性の連続バックシート上
の中央部に長手方向に所定の間隔で配置し、連続して供
給される一対の第１伸縮弾性部材を、前記吸収体の幅方
向に沿う中央領域の長手方向両側縁外側近傍において、
前記連続バックシート上に伸長状態で配置し、連続して
供給される前記連続バックシートの側縁から前記吸収体
の長手方向側縁内側領域までの幅を有する一対の連続サ
イドトップシートを、前記第１伸縮弾性部材を介して、
前記連続バックシートの側縁から前記吸収体の長手方向
側縁内側領域に位置するように配置して固定し、次いで
連続して供給される、両側縁に立体ギャザー用伸縮弾性
部材が伸長状態で配置されている液透過性の連続センタ
ートップシートを、その長手方向に沿う中央領域が前記
吸収体上に位置するように配置するとともに、前記吸収
体の長手方向両側縁部において前記サイドトップシート
の側縁部と接合固定して連続吸収性本体を形成し、前記
連続吸収性本体を前記長手方向に配置されている各吸収
体相互の間で切断して個々の吸収性本体の単体を得る工
程と、（ロ）連続して供給され、前記吸収性本体単体の
長手方向の長さよりも広い幅を有する繊維状シートから
成る連続外層シート上に、前記連続外層シートの中央領
域に隣接する両側の所定位置に第２連続伸縮弾性部材と
第３連続伸縮弾性部材をそれぞれ所定の伸長率で供給
し、さらに前記第２連続伸縮弾性部材に隣接して第４連
続伸縮弾性部材を、前記第３連続伸縮弾性部材に隣接し
て第５連続伸縮弾性部材を前記伸長率と同一の伸長率で
供給し、その際、前記外装部材の幅方向長さの２倍の長
さに相当する間隔を１周期とし、前記第２連続伸縮弾性
部材と前記第４連続伸縮弾性部材の前記連続外層シート
の幅方向中央からの位置が２分の１周期おきに入れ替わ
るように交差させ、同様に、前記第３連続伸縮弾性部材
と前記第５連続伸縮弾性部材の前記連続外層シートの中
央からの位置が２分の１周期おきに入れ替わるように交
差させながら各連続伸縮弾性部材を前記連続外層シート
上に配置する工程と、（ハ）交差しながら配置された前
記第２連続伸縮弾性部材と前記第４連続伸縮弾性部材の
うち前記連続外層シートの側縁に近い方に位置する伸縮
弾性部材の全域を前記連続外層シートに固定し、他方の
前記連続外層シートの中央側に位置する伸縮弾性部材は
双方の伸縮弾性部材が交差する２点間の中央近傍の所定
区間を除いて前記連続外層シートに固定し、また交差し
ながら配置された前記第３連続伸縮弾性部材と前記第５
連続伸縮弾性部材は双方の伸縮弾性部材が交差する２点
間の中央近傍の所定区間を除いて前記連続外層シートに
固定する工程と、（ニ）前記連続外層シート上の中央領
域に隣接する両側の所定位置に、繊維状シートからなる
連続内層シートを連続して供給し、前記第２連続伸縮弾
性部材、前記第３連続伸縮弾性部材、前記第４連続伸縮
弾性部材及び前記第５連続伸縮弾性部材を介して前記連
続外層シートに重ね合わせて接合して連続外装部材を得
る工程と、（ホ）前記連続外層部材に配置された前記第
２連続伸縮弾性部材、前記第３連続伸縮弾性部材、前記
第４連続伸縮弾性部材及び前記第５連続伸縮弾性部材の
うち、前記連続外層シートに固定されていない領域を有
する伸縮弾性部材を前記領域の中央近傍で切断する工程
と、（ヘ）前記吸収性本体をその長手方向が前記連続外
装部材の幅方向と一致するように前記連続外装部材上に
供給し、前記連続外装部材の前記第２連続伸縮弾性部材
と前記第４連続伸縮弾性部材が交差する点の間の中央
と、前記第３連続伸縮弾性部材と前記第５連続伸縮弾性
部材の交差する点の間の中央に前記吸収性本体の長手方
向の中央を一致させて配置する工程と、（ト）前記連続
外層部材の両側縁の前記連続外層シート上に連続ウエス
ト周り開口部伸縮弾性部材を伸長状態で連続して配置固
定し、前記連続ウエスト周り開口部伸縮弾性部材を内包
した状態で前記連続外層シートの両側縁を前記吸収性本
体上に折り返し、前記吸収性本体上に重ねて固定して連
続おむつ本体を得る工程と、（チ）前記連続おむつ本体
上に配置されている各吸収性本体の間において前記連続
外装部材の中央部を前記吸収性本体と共に所定間隔でほ
ぼ円形にくり抜く工程と、（リ）前記連続おむつ本体
を、前記吸収本体が内側になるように、前記連続おむつ
本体の中央を介して２つ折りし、２つ折りされた前記連
続おむつ本体に配置されている前記吸収性本体の相互に
隣接する中間部を接合して相互に隣接するフラップ部を
形成する工程と、（ヌ）前記相互に隣接するフラップ部
の間に位置する前記接合部を、その中間部で切断して個
々のおむつ本体に切り放す工程を有することを特徴とす
るパンツ型使いすておむつの製造方法に関する。
【００１１】また、本発明は前記連続ウエスト周り開口
部伸縮弾性部材を配置させる工程が、１枚の帯状シート
上の一方の側縁よりの所定領域に連続伸縮弾性部材を伸
長状態で固定した後、前記帯状シートを長手方向中央に
沿って折り返し、前記連続伸縮弾性部材を有する領域は
前記帯状シートを相互接着し、開口部に非接着領域を有
する連続弾性リボンを得る工程と、前記連続弾性リボン
の非接着領域で前記連続おむつ本体の両側縁を挟み込む
ように前記連続弾性リボンを前記連続おむつ本体の幅方
向の両側縁に取り付ける工程とからなることを特徴とす
るパンツ型使いすておむつの製造方法に関する。
部伸縮弾性部材を配置させる工程が、１枚の帯状シート
上の一方の側縁よりの所定領域に連続伸縮弾性部材を伸
長状態で固定した後、前記帯状シートを長手方向中央に
沿って折り返し、前記連続伸縮弾性部材を有する領域は
前記帯状シートを相互接着し、開口部に非接着領域を有
する連続弾性リボンを得る工程と、前記連続弾性リボン
の非接着領域で前記連続おむつ本体の両側縁を挟み込む
ように前記連続弾性リボンを前記連続おむつ本体の幅方
向の両側縁に取り付ける工程とからなることを特徴とす
るパンツ型使いすておむつの製造方法に関する。
【００１２】
【作用】本発明によれば、おむつの脚周り開口部、ウエ
スト周り開口部、腰周り両側部には伸縮弾性が付与され
ており優れた着用感を与えている。両脚周りの伸縮弾性
は吸収性本体に設けられた実質的に直線状の伸縮弾性部
材と外装部材に設けられた伸縮弾性部材双方の作用によ
り付与され、また外装部材に両脚周りに伸縮弾性を付与
するために設けられた伸縮弾性部材は同時に腰周りの伸
縮弾性を付与する作用も併せ持っているが、外装部材に
おける伸縮弾性部材はその製造手段において、脚周りと
ウエスト周りに伸縮弾性部材を同時にかつ連続して設置
されるため、きわめて効率的に製造することができる。
スト周り開口部、腰周り両側部には伸縮弾性が付与され
ており優れた着用感を与えている。両脚周りの伸縮弾性
は吸収性本体に設けられた実質的に直線状の伸縮弾性部
材と外装部材に設けられた伸縮弾性部材双方の作用によ
り付与され、また外装部材に両脚周りに伸縮弾性を付与
するために設けられた伸縮弾性部材は同時に腰周りの伸
縮弾性を付与する作用も併せ持っているが、外装部材に
おける伸縮弾性部材はその製造手段において、脚周りと
ウエスト周りに伸縮弾性部材を同時にかつ連続して設置
されるため、きわめて効率的に製造することができる。
【００１３】また、本発明では、吸収性本体と外装部材
はそれぞれ別体で構成されているが、吸収性本体は液透
過性のトップシートと液不透過性のバックシートとこれ
らの間に配置された吸収体により形成されており、吸収
体の両側部に設けられた伸縮弾性部材は実質的に直線状
を呈しており、製造工程における製品の流れの方向と同
じ方向に配設されているため効率的に製造することがで
きる。
はそれぞれ別体で構成されているが、吸収性本体は液透
過性のトップシートと液不透過性のバックシートとこれ
らの間に配置された吸収体により形成されており、吸収
体の両側部に設けられた伸縮弾性部材は実質的に直線状
を呈しており、製造工程における製品の流れの方向と同
じ方向に配設されているため効率的に製造することがで
きる。
【００１４】また、本発明では、おむつの腰周り両側部
は外装部材を構成する繊維状シートから成る外層シート
と繊維状シートからなる内層シートに挟持された伸縮弾
性部材を重ね合わせた層構造となっており、おむつの腰
周り両側部は伸縮性を有すると共に、良好な気体通過性
を有するため、着用者の腰周り両側部におむつが密着し
た状態で発汗があっても速やかに汗をおむつの外に逃が
す作用によって肌を乾燥状態に保ちかぶれを防止する働
きがある。
は外装部材を構成する繊維状シートから成る外層シート
と繊維状シートからなる内層シートに挟持された伸縮弾
性部材を重ね合わせた層構造となっており、おむつの腰
周り両側部は伸縮性を有すると共に、良好な気体通過性
を有するため、着用者の腰周り両側部におむつが密着し
た状態で発汗があっても速やかに汗をおむつの外に逃が
す作用によって肌を乾燥状態に保ちかぶれを防止する働
きがある。
【００１５】更に、本発明では、おむつのウエスト周り
においてウエスト周り伸縮弾性部材を内包する外層シー
ト、あるいはウエスト周り伸縮弾性部材を内包して弾性
リボンを形成する帯状シートは親水性繊維から成る繊維
状シートにより形成されているため、着用者のウエスト
周りにおむつが密着した状態で発汗があっても速やかに
汗を吸収し、汗をおむつの外に逃がす作用によって肌を
乾燥状態に保ち、かぶれを防止する働きがある。すなわ
ち、本発明によれば良好な装着感を有するおむつが効率
的に得られるのである。
においてウエスト周り伸縮弾性部材を内包する外層シー
ト、あるいはウエスト周り伸縮弾性部材を内包して弾性
リボンを形成する帯状シートは親水性繊維から成る繊維
状シートにより形成されているため、着用者のウエスト
周りにおむつが密着した状態で発汗があっても速やかに
汗を吸収し、汗をおむつの外に逃がす作用によって肌を
乾燥状態に保ち、かぶれを防止する働きがある。すなわ
ち、本発明によれば良好な装着感を有するおむつが効率
的に得られるのである。
【００１６】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す図面を参照にし
て本発明について詳細に説明するが、本発明はこれらの
実施例によって限定されるものではない。図１は本発明
の実施例におけるパンツ型使いすておむつの斜視図であ
る。図１のパンツ型使いすておむつ本体１は、吸収性本
体が外装部材の内側に配置された構成で、脚周り開口部
２、ウエスト周り開口部３を有し、左右の前記脚周り開
口部の間に延びて形成された前身頃４と後身頃５はサイ
ドシーム６により接着閉鎖されている。サイドシーム６
の接着閉鎖は前身頃４と後身頃５を重ね合わせ、両側縁
を外側に突き出した状態で両側縁の最外部に沿ってホッ
トメルト接着剤、加圧溶融、超音波溶融等を単独又はそ
れらを組み合わせることにより接合する。
て本発明について詳細に説明するが、本発明はこれらの
実施例によって限定されるものではない。図１は本発明
の実施例におけるパンツ型使いすておむつの斜視図であ
る。図１のパンツ型使いすておむつ本体１は、吸収性本
体が外装部材の内側に配置された構成で、脚周り開口部
２、ウエスト周り開口部３を有し、左右の前記脚周り開
口部の間に延びて形成された前身頃４と後身頃５はサイ
ドシーム６により接着閉鎖されている。サイドシーム６
の接着閉鎖は前身頃４と後身頃５を重ね合わせ、両側縁
を外側に突き出した状態で両側縁の最外部に沿ってホッ
トメルト接着剤、加圧溶融、超音波溶融等を単独又はそ
れらを組み合わせることにより接合する。
【００１７】図２は図１で示した本発明のパンツ型使い
すておむつ本体１のサイドシーム６を開放展開した伸長
状態において、吸収性本体７と外装部材８が接合された
状態を示す斜視図で、図１の状態で装着された時にサイ
ドシーム６により接合された両側部は、開放展開するこ
とでサイドフラップ９としてそれぞれ示されており、左
右の脚周り開口部２の近傍には吸収性本体７に設けられ
た第１伸縮弾性部材１０、１１と、外装部材８の前身頃
４に設けられた第２伸縮弾性部材１２と後身頃５に設け
られた第３伸縮弾性部材１３により伸縮弾性が付与され
ている。
すておむつ本体１のサイドシーム６を開放展開した伸長
状態において、吸収性本体７と外装部材８が接合された
状態を示す斜視図で、図１の状態で装着された時にサイ
ドシーム６により接合された両側部は、開放展開するこ
とでサイドフラップ９としてそれぞれ示されており、左
右の脚周り開口部２の近傍には吸収性本体７に設けられ
た第１伸縮弾性部材１０、１１と、外装部材８の前身頃
４に設けられた第２伸縮弾性部材１２と後身頃５に設け
られた第３伸縮弾性部材１３により伸縮弾性が付与され
ている。
【００１８】このとき、第２伸縮弾性部材１２と第３伸
縮弾性部材１３はパンツ型使いすておむつ本体１の長手
方向に沿う中央領域（図においてＬｃ1 で示す）近傍に
おいて不連続となっているが、第２伸縮弾性部材１２、
第３伸縮弾性部材１３は共に脚周り開口部２から実質的
に前身頃４と後身頃５の両腰周り側部１４にわたって配
置されている。また、第４伸縮弾性部材１５と第５伸縮
弾性部材１６がサイドシームを形成した際に前身頃４と
後身頃５の両腰周り側部１４同士を結ぶように配置され
ており、このうち前身頃４に配置された第４伸縮弾性部
材１５は腰周りにおいておむつ本体１の幅方向に連続と
なっているが、後身頃５に配置された第５伸縮弾性部材
１６は腰周りにおいておむつ本体１の長手方向に沿う中
央領域（Ｌｃ1 ）近傍において不連続となっている。
縮弾性部材１３はパンツ型使いすておむつ本体１の長手
方向に沿う中央領域（図においてＬｃ1 で示す）近傍に
おいて不連続となっているが、第２伸縮弾性部材１２、
第３伸縮弾性部材１３は共に脚周り開口部２から実質的
に前身頃４と後身頃５の両腰周り側部１４にわたって配
置されている。また、第４伸縮弾性部材１５と第５伸縮
弾性部材１６がサイドシームを形成した際に前身頃４と
後身頃５の両腰周り側部１４同士を結ぶように配置され
ており、このうち前身頃４に配置された第４伸縮弾性部
材１５は腰周りにおいておむつ本体１の幅方向に連続と
なっているが、後身頃５に配置された第５伸縮弾性部材
１６は腰周りにおいておむつ本体１の長手方向に沿う中
央領域（Ｌｃ1 ）近傍において不連続となっている。
【００１９】また、後述するように、本発明の製造方法
の特色であるが、外装部材８は幅方向に流れながら連続
して製造されるため、前身頃４に取り付けられる第２伸
縮弾性部材１２と第４伸縮弾性部材１５は、製造時に隣
合う外装部材８においては互に入れ替わって取り付けら
れ、第２伸縮弾性部材１２は前後する外装部材８では実
質的に第４伸縮弾性部材１５の位置に取り付けられるこ
ととなる。このことは後身頃５に取り付けられる第３伸
縮弾性部材１３と第５伸縮弾性部材１６についても同様
である。
の特色であるが、外装部材８は幅方向に流れながら連続
して製造されるため、前身頃４に取り付けられる第２伸
縮弾性部材１２と第４伸縮弾性部材１５は、製造時に隣
合う外装部材８においては互に入れ替わって取り付けら
れ、第２伸縮弾性部材１２は前後する外装部材８では実
質的に第４伸縮弾性部材１５の位置に取り付けられるこ
ととなる。このことは後身頃５に取り付けられる第３伸
縮弾性部材１３と第５伸縮弾性部材１６についても同様
である。
【００２０】図３は本発明の１実施例を示すものであ
り、パンツ型使いすておむつ本体１を図２のＹ−Ｙ’線
において切断した横断面図である。図３において、吸収
性本体７を構成する液不透過性のバックシート１７が外
装部材８を構成する外層シート２２に接合されている。
また吸収性本体７はバックシート１７の中央部に吸収体
１８が配置され、吸収体１８の両側縁部のバックシート
１７上にはサイドトップシート１９が積層され、バック
シート１７とサイドトップシート１９の間には第１伸縮
弾性部材１０、１１が伸長状態で配置されている。さら
に吸収体１８は液透過性のセンタートップシート２０に
よって覆われ、センタートップシート２０の長手方向両
側縁部には立体ギャザー用伸縮弾性部材２６を内包した
立体ギャザー２１が形成されており、センタートップシ
ート２０とサイドトップシート１９は吸収体１８の側縁
部で接合されトップシートを形成している。
り、パンツ型使いすておむつ本体１を図２のＹ−Ｙ’線
において切断した横断面図である。図３において、吸収
性本体７を構成する液不透過性のバックシート１７が外
装部材８を構成する外層シート２２に接合されている。
また吸収性本体７はバックシート１７の中央部に吸収体
１８が配置され、吸収体１８の両側縁部のバックシート
１７上にはサイドトップシート１９が積層され、バック
シート１７とサイドトップシート１９の間には第１伸縮
弾性部材１０、１１が伸長状態で配置されている。さら
に吸収体１８は液透過性のセンタートップシート２０に
よって覆われ、センタートップシート２０の長手方向両
側縁部には立体ギャザー用伸縮弾性部材２６を内包した
立体ギャザー２１が形成されており、センタートップシ
ート２０とサイドトップシート１９は吸収体１８の側縁
部で接合されトップシートを形成している。
【００２１】このとき、バックシート１７及びサイドト
ップシート１９が吸収体１８の両側縁部から延出する長
さは吸収体１８の両側縁近傍に配置された第１伸縮弾性
部材１０、１１を挟持できるだけの長さであれば良く、
必要以上に長い場合はパンツ型使いすておむつの腰周り
両側部１４におけるシートの重ね合わせの層数が増すこ
とになり、この部分の通気性が抑制されるためかえって
好ましくない場合もある。
ップシート１９が吸収体１８の両側縁部から延出する長
さは吸収体１８の両側縁近傍に配置された第１伸縮弾性
部材１０、１１を挟持できるだけの長さであれば良く、
必要以上に長い場合はパンツ型使いすておむつの腰周り
両側部１４におけるシートの重ね合わせの層数が増すこ
とになり、この部分の通気性が抑制されるためかえって
好ましくない場合もある。
【００２２】図４はパンツ型使いすておむつ本体１を図
２のＸ−Ｘ’線において切断した横断面図である。外層
シート２２と内層シート２３の間には第２伸縮弾性部材
１２、第３伸縮弾性部材１３、第４伸縮弾性部材１５、
第５伸縮弾性部材１６が伸長状態で配置されているが、
第４伸縮弾性部材１５以外はおむつ本体の中央部で不連
続となっているが、配置されている部位を明確にするた
め図４には第４伸縮弾性部材１５のようにおむつの幅方
向に連続となっている場合を想定して示してある。この
とき、内層シート２３は外層シート２２とにより第２伸
縮弾性部材１２、第３伸縮弾性部材１３、第４伸縮弾性
部材１５、第５伸縮弾性部材１６を伸長状態で保持する
ために設けられているものであって、おむつの長手方向
に関しては必ずしも連続して配置させる必要はなく、吸
収性本体７は内層シート２３の上に一部重なるように配
置されている。
２のＸ−Ｘ’線において切断した横断面図である。外層
シート２２と内層シート２３の間には第２伸縮弾性部材
１２、第３伸縮弾性部材１３、第４伸縮弾性部材１５、
第５伸縮弾性部材１６が伸長状態で配置されているが、
第４伸縮弾性部材１５以外はおむつ本体の中央部で不連
続となっているが、配置されている部位を明確にするた
め図４には第４伸縮弾性部材１５のようにおむつの幅方
向に連続となっている場合を想定して示してある。この
とき、内層シート２３は外層シート２２とにより第２伸
縮弾性部材１２、第３伸縮弾性部材１３、第４伸縮弾性
部材１５、第５伸縮弾性部材１６を伸長状態で保持する
ために設けられているものであって、おむつの長手方向
に関しては必ずしも連続して配置させる必要はなく、吸
収性本体７は内層シート２３の上に一部重なるように配
置されている。
【００２３】また、パンツ型使いすておむつ本体１の長
手方向両端部にはウエスト周り開口部伸縮弾性部材２
４、２５が伸長状態で配置されており、吸収性本体７の
長手方向両端部から延出しており、好ましくは親水性繊
維から成る繊維状シートである外層シート２２がウエス
ト周り開口部伸縮弾性部材２４、２５を挟持して吸収性
本体７の上に折り返されてウエスト周り開口部（３）を
形成している。
手方向両端部にはウエスト周り開口部伸縮弾性部材２
４、２５が伸長状態で配置されており、吸収性本体７の
長手方向両端部から延出しており、好ましくは親水性繊
維から成る繊維状シートである外層シート２２がウエス
ト周り開口部伸縮弾性部材２４、２５を挟持して吸収性
本体７の上に折り返されてウエスト周り開口部（３）を
形成している。
【００２４】図５〜図１１は本発明の実施例のパンツ型
使いすておむつを製造するための主な工程を示してい
る。以下の説明においてはパンツ型使いすておむつの全
ての構成材料は製造ライン上をその製造の最終工程へ順
次移動させているものとする。図５は外装部材８を連続
して得る工程を示し、連続外層シート１２２上に第２連
続伸縮弾性部材１１１、第３連続伸縮弾性部材１１２、
第４連続伸縮弾性部材１１３、第５連続伸縮弾性部材１
１４が伸長状態で配置され、第２連続伸縮弾性部材１１
１と第４連続伸縮弾性部材１１３の相対的な位置が所定
の周期で入れ替わっており、また第３連続伸縮弾性部材
１１２と第５連続伸縮弾性部材１１４についても同様に
入れ替っている。
使いすておむつを製造するための主な工程を示してい
る。以下の説明においてはパンツ型使いすておむつの全
ての構成材料は製造ライン上をその製造の最終工程へ順
次移動させているものとする。図５は外装部材８を連続
して得る工程を示し、連続外層シート１２２上に第２連
続伸縮弾性部材１１１、第３連続伸縮弾性部材１１２、
第４連続伸縮弾性部材１１３、第５連続伸縮弾性部材１
１４が伸長状態で配置され、第２連続伸縮弾性部材１１
１と第４連続伸縮弾性部材１１３の相対的な位置が所定
の周期で入れ替わっており、また第３連続伸縮弾性部材
１１２と第５連続伸縮弾性部材１１４についても同様に
入れ替っている。
【００２５】続いて、連続内層シート１２３が第２〜第
５連続伸縮弾性部材を連続外層シート１２２とにより挟
持するように配置されるが、内装シート１２３は少なく
とも第２〜第５連続伸縮弾性部材を挟持するために配置
させているものであり、この目的が達せられれば連続外
層シート１２２と幅方向に重なる領域については特定さ
れるものではない。更に連続外層シート１２２の両側部
にはウエスト周り連続伸縮弾性部材１２４及び１２５が
伸長状態で配置され、連続外装部材１０５が得られる。
５連続伸縮弾性部材を連続外層シート１２２とにより挟
持するように配置されるが、内装シート１２３は少なく
とも第２〜第５連続伸縮弾性部材を挟持するために配置
させているものであり、この目的が達せられれば連続外
層シート１２２と幅方向に重なる領域については特定さ
れるものではない。更に連続外層シート１２２の両側部
にはウエスト周り連続伸縮弾性部材１２４及び１２５が
伸長状態で配置され、連続外装部材１０５が得られる。
【００２６】このとき、図１２に示したように連続外層
シート１３２には第２〜第５伸縮弾性部材及び連続内層
シート１２３を図５に示した場合と同様に配置し、ウエ
スト周り開口部伸縮弾性部材の取り付け手段としては連
続帯状シート１０３、１０４上にウエスト周り連続伸縮
弾性部材１２４、１２５を伸長状態で配置させ、これを
連続外層シート１３２の両側部で一体化させて連続外装
部材１０５を形成し、次の工程に送っても良い。このよ
うに、ウエスト周り開口部伸縮弾性部材を構成する材料
として前記連続帯状シート１０３、１０４を用いると、
前記連続外層シート１３２とは異なる素材のものが選択
可能で、肌への刺激がより少ないものや汗等の吸湿性に
優れたもので使用できるのでより好ましい。
シート１３２には第２〜第５伸縮弾性部材及び連続内層
シート１２３を図５に示した場合と同様に配置し、ウエ
スト周り開口部伸縮弾性部材の取り付け手段としては連
続帯状シート１０３、１０４上にウエスト周り連続伸縮
弾性部材１２４、１２５を伸長状態で配置させ、これを
連続外層シート１３２の両側部で一体化させて連続外装
部材１０５を形成し、次の工程に送っても良い。このよ
うに、ウエスト周り開口部伸縮弾性部材を構成する材料
として前記連続帯状シート１０３、１０４を用いると、
前記連続外層シート１３２とは異なる素材のものが選択
可能で、肌への刺激がより少ないものや汗等の吸湿性に
優れたもので使用できるのでより好ましい。
【００２７】図５において、連続外層シート１２２上に
第２〜第５連続伸縮弾性部材を配置させた後は第２連続
伸縮弾性部材１１１もしくは第４連続伸縮弾性部材１１
３のうち連続外層シート１２２の側縁部に近い方を除い
て、その他の伸縮弾性部材はすべて交差する点の間の中
間付近、すなわち後の工程において吸収性本体７が配置
される箇所で切断される。これにより伸長状態であった
伸縮弾性部材は伸長が緩和されて縮むことで実質的に切
断部位近傍においては伸縮応力が働かなくなる。このた
めには、伸縮弾性部材を接着固定するための接着剤の供
給を間欠的に行い、切断部位近傍の所望する領域におい
て伸縮弾性部材を連続外層シート１２２に対して非接着
状態にしておけば良い。
第２〜第５連続伸縮弾性部材を配置させた後は第２連続
伸縮弾性部材１１１もしくは第４連続伸縮弾性部材１１
３のうち連続外層シート１２２の側縁部に近い方を除い
て、その他の伸縮弾性部材はすべて交差する点の間の中
間付近、すなわち後の工程において吸収性本体７が配置
される箇所で切断される。これにより伸長状態であった
伸縮弾性部材は伸長が緩和されて縮むことで実質的に切
断部位近傍においては伸縮応力が働かなくなる。このた
めには、伸縮弾性部材を接着固定するための接着剤の供
給を間欠的に行い、切断部位近傍の所望する領域におい
て伸縮弾性部材を連続外層シート１２２に対して非接着
状態にしておけば良い。
【００２８】図６は図５に示した工程に引き続き、別工
程で連続して得られた連続吸収性本体１０６を隣接する
吸収体１８間において切断し、吸収性本体７を得て、こ
れの長手方向を連続外装部材１０５の幅方向と一致させ
連続外装部材１０５上の所定の位置に配置し、連続パン
ツ型使いすておむつ本体１１７を得る工程を示してお
り、吸収性本体７の長手方向に沿う中心は第２〜第５連
続伸縮弾性部材の交差点間の中間点と一致している。続
いて連続外装部材１０５の両側縁部は吸収性本体７上に
折り返され、ウエスト周り連続伸縮弾性部材１２４、１
２５を挟持させている。
程で連続して得られた連続吸収性本体１０６を隣接する
吸収体１８間において切断し、吸収性本体７を得て、こ
れの長手方向を連続外装部材１０５の幅方向と一致させ
連続外装部材１０５上の所定の位置に配置し、連続パン
ツ型使いすておむつ本体１１７を得る工程を示してお
り、吸収性本体７の長手方向に沿う中心は第２〜第５連
続伸縮弾性部材の交差点間の中間点と一致している。続
いて連続外装部材１０５の両側縁部は吸収性本体７上に
折り返され、ウエスト周り連続伸縮弾性部材１２４、１
２５を挟持させている。
【００２９】ここで図７及び図８に吸収性本体７の平面
図及び斜視図を示す。図８において、吸収体１８はバッ
クシート１７の長手方向に沿う中央領域に配置されてお
り、また、バックシート１７の長手方向両側縁から吸収
体１８の長手方向両側縁部の上面に亘って一対のサイド
トップシート１９が配置されており、さらに、吸収体１
８の幅方向に沿う中央領域（図においてＴｃで示す）の
長手方向両側縁部近傍のバックシート１７とサイドトッ
プシート１９の間には、第１伸縮弾性部材１０、１１が
配置されている。また、吸収体１８の上面にはセンター
トップシート２０が配置されており、吸収体１８はセン
タートップシート２０の長手方向に沿う中央領域（図に
おいてＬｃ2 で示す）で覆われており、さらにセンター
トップシート２０の長手方向両側縁部が折り返され、折
り返し部分に立体ギャザー用伸縮弾性部材２６が伸長状
態で配置されており、長手方向両端部が固定され立体ギ
ャザー２１が形成されている。さらに、吸収体１８の長
手方向両側縁部において、センタートップシート２０の
長手方向に沿う中央領域とサイドトップシート１９の側
縁部とが一体的に接合され、トップシートが形成されて
いる。
図及び斜視図を示す。図８において、吸収体１８はバッ
クシート１７の長手方向に沿う中央領域に配置されてお
り、また、バックシート１７の長手方向両側縁から吸収
体１８の長手方向両側縁部の上面に亘って一対のサイド
トップシート１９が配置されており、さらに、吸収体１
８の幅方向に沿う中央領域（図においてＴｃで示す）の
長手方向両側縁部近傍のバックシート１７とサイドトッ
プシート１９の間には、第１伸縮弾性部材１０、１１が
配置されている。また、吸収体１８の上面にはセンター
トップシート２０が配置されており、吸収体１８はセン
タートップシート２０の長手方向に沿う中央領域（図に
おいてＬｃ2 で示す）で覆われており、さらにセンター
トップシート２０の長手方向両側縁部が折り返され、折
り返し部分に立体ギャザー用伸縮弾性部材２６が伸長状
態で配置されており、長手方向両端部が固定され立体ギ
ャザー２１が形成されている。さらに、吸収体１８の長
手方向両側縁部において、センタートップシート２０の
長手方向に沿う中央領域とサイドトップシート１９の側
縁部とが一体的に接合され、トップシートが形成されて
いる。
【００３０】図９は図６までの工程で得られた連続パン
ツ型使いすておむつ本体１１７の脚周り開口部（２）に
相当する部分１０２をくり抜く工程を示している。図１
０は図９までの工程で得られた連続パンツ型使いすてお
むつ本体１１７を、吸収性本体７が内側になるように長
手方向の中央線を介して折り重ねる工程を示している。
図１１は図１０までの工程で得られた連続パンツ型使い
すておむつ本体１１７を隣接する個々のおむつの境界線
の両側縁に沿って接着固定し、更に接着固定部分の外側
近傍を切断して個々のパンツ型使いすておむつ本体１を
得る工程を示している。
ツ型使いすておむつ本体１１７の脚周り開口部（２）に
相当する部分１０２をくり抜く工程を示している。図１
０は図９までの工程で得られた連続パンツ型使いすてお
むつ本体１１７を、吸収性本体７が内側になるように長
手方向の中央線を介して折り重ねる工程を示している。
図１１は図１０までの工程で得られた連続パンツ型使い
すておむつ本体１１７を隣接する個々のおむつの境界線
の両側縁に沿って接着固定し、更に接着固定部分の外側
近傍を切断して個々のパンツ型使いすておむつ本体１を
得る工程を示している。
【００３１】本発明において、外装部材８に配置された
第２〜第５伸縮弾性部材は、パンツ型使いすておむつ本
体１の前身頃４上部に位置するものを除いて中央部で切
断され、不連続となっている。これは、本発明では連続
外装部材１０５を連続して製造する際に、第２伸縮弾性
部材と第４伸縮弾性部材、及び第３伸縮弾性部材と第５
伸縮弾性部材の組み合わせで、連続外層シート１２２上
をおむつ本体１の幅方向の２倍の長さを周期として互に
交差して相対位置が入れ替わり、脚周り開口部の一部を
形成した伸縮弾性部材は隣合った次の外層シート上では
腰周りの伸縮弾性を付与する機能を併せ持つものである
ため、これらの伸縮弾性部材を伸長状態で外層シート上
を周期的に移動させながら配置させているが、おむつ本
体１の前身頃４の上部を除く、中央部の股下部付近や後
身頃５に伸長状態で存在すると拡幅に手間がかかり着用
しにくいし、見栄えも損ねることから好ましくない。し
かし、前身頃４の上部においては腹部への密着性を高め
るために前身頃４の横幅方向全域にわたって伸縮弾性部
材が配置されていた方が好ましいのである。
第２〜第５伸縮弾性部材は、パンツ型使いすておむつ本
体１の前身頃４上部に位置するものを除いて中央部で切
断され、不連続となっている。これは、本発明では連続
外装部材１０５を連続して製造する際に、第２伸縮弾性
部材と第４伸縮弾性部材、及び第３伸縮弾性部材と第５
伸縮弾性部材の組み合わせで、連続外層シート１２２上
をおむつ本体１の幅方向の２倍の長さを周期として互に
交差して相対位置が入れ替わり、脚周り開口部の一部を
形成した伸縮弾性部材は隣合った次の外層シート上では
腰周りの伸縮弾性を付与する機能を併せ持つものである
ため、これらの伸縮弾性部材を伸長状態で外層シート上
を周期的に移動させながら配置させているが、おむつ本
体１の前身頃４の上部を除く、中央部の股下部付近や後
身頃５に伸長状態で存在すると拡幅に手間がかかり着用
しにくいし、見栄えも損ねることから好ましくない。し
かし、前身頃４の上部においては腹部への密着性を高め
るために前身頃４の横幅方向全域にわたって伸縮弾性部
材が配置されていた方が好ましいのである。
【００３２】ここでセンタートップシート２０としては
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他
の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる液体透過
性不織布を用いるが、センタートップシート２０の側縁
部は立体ギャザー２１を形成しているため、漏れ防止の
効果を高めるため、両側縁部分のみに疎水加工を施して
あっても良い。バックシート１７は液体不透過性のポリ
エチレンシート、好ましくは微孔を設けたポリエチレン
シート、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿
性のある液体不透過性シートが用いられ、透湿性を付与
すると蒸れる心配がなくなりより好ましい。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他
の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる液体透過
性不織布を用いるが、センタートップシート２０の側縁
部は立体ギャザー２１を形成しているため、漏れ防止の
効果を高めるため、両側縁部分のみに疎水加工を施して
あっても良い。バックシート１７は液体不透過性のポリ
エチレンシート、好ましくは微孔を設けたポリエチレン
シート、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿
性のある液体不透過性シートが用いられ、透湿性を付与
すると蒸れる心配がなくなりより好ましい。
【００３３】脚周り開口部、ウエスト周り開口部、腰周
り両側部、前身頃上部及び立体ギャザーを形成する伸縮
弾性部材は、ウレタン糸、糸ゴム等の通常の使いすてお
むつに使用される伸縮弾性体をそのまま使用することが
でき、これらの伸縮弾性部材はそれぞれ伸長状態で脚周
り開口部、ウエスト周り開口部、前身頃上部等に配置さ
れ、ホットメルト接着剤により所定の領域に接着固定さ
れている。
り両側部、前身頃上部及び立体ギャザーを形成する伸縮
弾性部材は、ウレタン糸、糸ゴム等の通常の使いすてお
むつに使用される伸縮弾性体をそのまま使用することが
でき、これらの伸縮弾性部材はそれぞれ伸長状態で脚周
り開口部、ウエスト周り開口部、前身頃上部等に配置さ
れ、ホットメルト接着剤により所定の領域に接着固定さ
れている。
【００３４】サイドトップシート１９としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可
塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を用いる
が、疎水性であることが望ましく、合成繊維からなる不
織布に熱可塑性樹脂を原料としたフィルムをラミネート
し、液不透過性としたものであってもよい。
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可
塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を用いる
が、疎水性であることが望ましく、合成繊維からなる不
織布に熱可塑性樹脂を原料としたフィルムをラミネート
し、液不透過性としたものであってもよい。
【００３５】吸収体１８は、フラッフパルプを主材に高
吸収性ポリマーを併用したものが好ましく、その他に吸
収紙単独、又は熱融着繊維等の混合物や積層物が用いら
れる。また、全体をティシュで包み込んだ積層構造とす
ることが好ましく、吸収体１８の形状は砂時計型でも矩
型でも良いが、砂時計型の方がより良好なフィット性が
得られる。
吸収性ポリマーを併用したものが好ましく、その他に吸
収紙単独、又は熱融着繊維等の混合物や積層物が用いら
れる。また、全体をティシュで包み込んだ積層構造とす
ることが好ましく、吸収体１８の形状は砂時計型でも矩
型でも良いが、砂時計型の方がより良好なフィット性が
得られる。
【００３６】外層シート２２及びウエスト周り連続帯状
シート１０３、１０４としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料
とした合成繊維からなる不織布を用いることができる
が、好ましくは親水性繊維から成る繊維状シートであっ
て、できるだけ風合いの柔らかいものであることが望ま
しい。親水性繊維は繊維が得られる際に予め表面に界面
活性剤が塗られた繊維であって、これを用いて不織布を
形成することで親水性を有する不織布が得られる。ま
た、ウエスト周り連続帯状シートは吸湿性を有するよう
にセルロースなどの吸湿性繊維が含まれていても良い。
内層シート２３としてはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした
合成繊維からなる不織布を用いることができる。
シート１０３、１０４としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料
とした合成繊維からなる不織布を用いることができる
が、好ましくは親水性繊維から成る繊維状シートであっ
て、できるだけ風合いの柔らかいものであることが望ま
しい。親水性繊維は繊維が得られる際に予め表面に界面
活性剤が塗られた繊維であって、これを用いて不織布を
形成することで親水性を有する不織布が得られる。ま
た、ウエスト周り連続帯状シートは吸湿性を有するよう
にセルロースなどの吸湿性繊維が含まれていても良い。
内層シート２３としてはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした
合成繊維からなる不織布を用いることができる。
【００３７】
【発明の効果】本発明のパンツ型使いすておむつは、お
むつの脚周り開口部、ウエスト周り開口部、腰周り両側
部には伸縮弾性が付与されており優れた着用感を有して
いる。両脚周りの伸縮弾性は吸収性本体に設けられた実
質的に直線状の伸縮弾性部材とパンツ型外装部材に設け
られた伸縮弾性部材双方の作用から付与され、また外装
部材に両脚周りに伸縮弾性を付与するために設けられた
伸縮弾性部材は同時に腰周りの伸縮弾性を付与する作用
も併せ持っているが、外装部材における伸縮弾性部材は
その製造手段において、脚周りとウエスト周りに伸縮弾
性部材を同時にかつ連続して設置されているため、きわ
めて効率的に製造することができる。
むつの脚周り開口部、ウエスト周り開口部、腰周り両側
部には伸縮弾性が付与されており優れた着用感を有して
いる。両脚周りの伸縮弾性は吸収性本体に設けられた実
質的に直線状の伸縮弾性部材とパンツ型外装部材に設け
られた伸縮弾性部材双方の作用から付与され、また外装
部材に両脚周りに伸縮弾性を付与するために設けられた
伸縮弾性部材は同時に腰周りの伸縮弾性を付与する作用
も併せ持っているが、外装部材における伸縮弾性部材は
その製造手段において、脚周りとウエスト周りに伸縮弾
性部材を同時にかつ連続して設置されているため、きわ
めて効率的に製造することができる。
【図１】本発明のパンツ型使いすておむつの斜視図。
【図２】図１のパンツ型使いすておむつのサイドシーム
を開放した状態を示す斜視図。
を開放した状態を示す斜視図。
【図３】図２のパンツ型使いすておむつのＹ−Ｙ’方向
における横断面図。
における横断面図。
【図４】図２のパンツ型使いすておむつのＸ−Ｘ’方向
における横断面図。
における横断面図。
【図５】本発明のパンツ型使いすておむつの製造工程を
概略的に示す部分平面図。
概略的に示す部分平面図。
【図６】図５に続く、製造工程を概略的に示す部分平面
図。
図。
【図７】本発明の吸収性本体を示す平面図。
【図８】本発明の吸収性本体を示す斜視図。
【図９】図６に続く、製造工程を概略的に示す部分平面
図。
図。
【図１０】図９に続く、製造工程を概略的に示す部分平
面図。
面図。
【図１１】図１０に続く、製造工程を概略的に示す部分
平面図。
平面図。
【図１２】本発明のパンツ型使いすておむつの図５とは
別の製造工程を概略的に示す部分平面図。
別の製造工程を概略的に示す部分平面図。
１：パンツ型使いすておむつ本体
２：脚周り開口部
３：ウエスト周り開口部
４：前身頃
５：後身頃
６：サイドシーム
７：吸収性本体
８：外装部材
９：サイドフラップ
１０、１１：第１伸縮弾性部材
１２：第２伸縮弾性部材
１３：第３伸縮弾性部材
１４：腰周り側部
１５：第４伸縮弾性部材
１６：第５伸縮弾性部材
１７：バックシート
１８：吸収体
１９：サイドトップシート
２０：センタートップシート
２１：立体ギャザー
２２：外層シート
２３：内層シート
２４、２５：ウエスト周り開口部伸縮弾性部材
２６：立体ギャザー用伸縮弾性部材
１０２：くり抜き部分
１０３、１０４：連続帯状シート
１０５：連続外装部材
１０６：連続吸収性本体
１１１：第２連続伸縮弾性部材
１１２：第３連続伸縮弾性部材
１１３：第４連続伸縮弾性部材
１１４：第５連続伸縮弾性部材
１１７：連続パンツ型使いすておむつ本体
１２２、１３２：連続外層シート
１２３：連続内層シート
１２４、１２５：ウエスト周り連続伸縮弾性部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 平井 好夫
東京都江東区東雲１丁目10番６号 新王
子製紙株式会社 東京商品研究所内
(56)参考文献 特開 平６−296638（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−327716（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−161152（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−277251（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−113004（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−89050（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−243806（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−112310（ＪＰ，Ａ)
実開 平５−53626（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−77721（ＪＰ，Ｕ)
特表 平７−504094（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61F 13/15 - 13/84
Claims (7)
- 【請求項１】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸
収体とからなる吸収性本体と、前記吸収性本体が少なく
とも一部分で接合され、着用時に着用者の腹から腰周り
を囲んで前記吸収性本体を着用者にあてて保持する外装
部材とからなり、前記外装部材の前身頃と後身頃の相対
する側縁を接合してウエスト周り開口部と一対の脚周り
開口部を形成し、前記ウエスト周り開口部と前記一対の
脚周り開口部に沿って伸縮弾性部材を配置したパンツ型
使いすておむつであって、 前記吸収性本体は、前記バックシートが前記吸収体の幅
よりも広幅のシートからなり、かつ、その長手方向に沿
う中央領域に前記吸収体が配置されており、前記トップ
シートが一対のサイドトップシートとセンタートップシ
ートからなり、前記サイドトップシートはその一方の長
手方向側縁が前記吸収体の長手方向側縁部において前記
吸収体の上面に位置し、他方の側縁が前記バックシート
の長手方向側縁まで延出しており、前記センタートップ
シートは、その長手方向に沿う中央領域が前記吸収体を
覆っており、かつ、その長手方向両側縁部に立体ギャザ
ー用伸縮弾性部材が配置されて立体ギャザーが形成され
ており、前記吸収体の長手方向両側縁部において前記セ
ンタートップシートの長手方向に沿う中央領域と前記サ
イドトップシートの側縁部とが一体的に接合されてお
り、さらに前記吸収体の幅方向に沿う中央領域の長手方
向両側縁外側近傍の前記サイドトップシートと前記バッ
クシートの間に第１伸縮弾性部材が配置されており、 前記外装部材は、繊維状シートからなる外層シートと、
前記外層シート上の幅方向に沿う中央領域に隣接する領
域から長手方向両端部近傍にかけて、前記外層シートと
同じ幅で配置された繊維状シートからなる内層シートと
からなり、かつ前記前身頃の前記脚周り開口部に沿った
前記外層シートと前記内層シートの間には複数本の第２
伸縮弾性部材が配置されており、さらに前記後身頃の前
記脚周り開口部に沿った前記外層シートと前記内層シー
トの間には複数本の第３伸縮弾性部材が配置されている
ことを特徴とするパンツ型使いすておむつ。 - 【請求項２】 前記外層シートが親水性繊維から成る繊
維状シートであることを特徴とする請求項１に記載した
パンツ型使いすておむつ。 - 【請求項３】 前記外装部材の前身頃の腰周りとなる部
分には前記外層シートと前記内層シートとの間に挟持さ
れた複数本の第４伸縮弾性部材が設けられており、また
後身頃の腰周りとなる部分には前記外層シートと前記内
層シートとの間に挟持された複数本の第５伸縮弾性部材
が前記後身頃中央部を除去して不連続に設けられている
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載したパン
ツ型使いすておむつ。 - 【請求項４】 前記ウエスト周り開口部の伸縮弾性部材
は、前記パンツ型使いすておむつのサイドシーム部を開
放展開した状態において、前記使いすておむつの長手方
向両端縁を挟み込むようにして取り付けられた弾性リボ
ンであって、前記弾性リボンは、向かい合わせに配置さ
れている帯状シートの間において、一方の側縁寄りの所
定幅の領域には伸縮弾性部材を伸長状態で配置して該帯
状シートと接合して形成した伸縮弾性領域と、もう一方
の側縁寄りの領域に形成した、伸縮弾性部材が配置され
ていない、また、相対した該帯状シートが接合されてい
ない非接合領域と、からなり、かつ前記おむつの長手方
向両端縁が前記弾性リボンの前記非接合領域の相対した
帯状シートの間に挟持された状態で前記弾性リボンと接
合されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか
１項に記載したパンツ型使いすておむつ。 - 【請求項５】 前記弾性リボンにおける帯状シートが親
水性繊維から成る繊維状シートであることを特徴とする
請求項４に記載したパンツ型使いすておむつ。 - 【請求項６】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸
収体とからなる吸収性本体と、前記吸収性本体が少なく
とも一部分で接合され、着用時に着用者の腹から腰周り
を囲んで前記吸収性本体を着用者にあてて保持する外装
部材とからなり、前記外装部材の前身頃と後身頃の相対
する側縁を接合してウエスト周り開口部と一対の脚周り
開口部を形成し、前記ウエスト周り開口部と前記一対の
脚周り開口部に沿って伸縮弾性部材を配置したパンツ型
使いすておむつの製造方法であって、（イ）所定の間隔
で供給される吸収体を、連続して供給される前記吸収体
の幅よりも広幅の液不透過性の連続バックシート上の中
央部に長手方向に所定の間隔で配置し、連続して供給さ
れる一対の第１伸縮弾性部材を、前記吸収体の幅方向に
沿う中央領域の長手方向両側縁外側近傍において、前記
連続バックシート上に伸長状態で配置し、連続して供給
される前記連続バックシートの側縁から前記吸収体の長
手方向側縁内側領域までの幅を有する一対の連続サイド
トップシートを、前記第１伸縮弾性部材を介して、前記
連続バックシートの側縁から前記吸収体の長手方向側縁
内側領域に位置するように配置して固定し、次いで連続
して供給される、両側縁に立体ギャザー用伸縮弾性部材
が伸長状態で配置されている液透過性の連続センタート
ップシートを、その長手方向に沿う中央領域が前記吸収
体上に位置するように配置するとともに、前記吸収体の
長手方向両側縁部において前記サイドトップシートの側
縁部と接合固定して連続吸収性本体を形成し、前記連続
吸収性本体を前記長手方向に配置されている各吸収体相
互の間で切断して個々の吸収性本体の単体を得る工程
と、（ロ）連続して供給され、前記吸収性本体単体の長
手方向の長さよりも広い幅を有する繊維状シートから成
る連続外層シート上に、前記連続外層シートの中央領域
に隣接する両側の所定位置に第２連続伸縮弾性部材と第
３連続伸縮弾性部材をそれぞれ所定の伸長率で供給し、
さらに前記第２連続伸縮弾性部材に隣接して第４連続伸
縮弾性部材を、前記第３連続伸縮弾性部材に隣接して第
５連続伸縮弾性部材を前記伸長率と同一の伸長率で供給
し、その際、前記外装部材の幅方向長さの２倍の長さに
相当する間隔を１周期とし、前記第２連続伸縮弾性部材
と前記第４連続伸縮弾性部材の前記連続外層シートの中
央からの位置が２分の１周期おきに入れ替わるように交
差させ、同様に前記第３連続伸縮弾性部材と前記第５連
続伸縮弾性部材の前記連続外層シートの中央からの位置
が２分の１周期おきに入れ替わるように交差させながら
各連続伸縮弾性部材を前記連続外層シート上に配置する
工程と、（ハ）交差しながら配置された前記第２連続伸
縮弾性部材と前記第４連続伸縮弾性部材のうち前記連続
外層シートの側縁に近い方に位置する伸縮弾性部材の全
域を前記連続外層シートに固定し、他方の前記連続外層
シートの中央側に位置する伸縮弾性部材は双方の伸縮弾
性部材が交差する２点間の中央近傍の所定区間を除いて
前記連続外層シートに固定し、また交差しながら配置さ
れた前記第３連続伸縮弾性部材と前記第５連続伸縮弾性
部材は双方の伸縮弾性部材が交差する２点間の中央近傍
の所定区間を除いて前記連続外層シートに固定する工程
と、（ニ）前記連続外層シート上の中央領域に隣接する
両側の所定位置に、繊維状シートからなる連続内層シー
トを連続して供給し、前記第２連続伸縮弾性部材、前記
第３連続伸縮弾性部材、前記第４連続伸縮弾性部材及び
前記第５連続伸縮弾性部材を介して前記連続外層シート
に重ね合わせて接合して連続外装部材を得る工程と、
（ホ）前記連続外層部材に配置された前記第２連続伸縮
弾性部材、前記第３連続伸縮弾性部材、前記第４連続伸
縮弾性部材及び前記第５連続伸縮弾性部材のうち、前記
連続外層シートに固定されていない領域を有する伸縮弾
性部材を前記領域の中央近傍で切断する工程と、（ヘ）
前記吸収性本体をその長手方向が前記連続外装部材の幅
方向と一致するように前記連続外装部材上に供給し、前
記連続外装部材の前記第２連続伸縮弾性部材と前記第４
連続伸縮弾性部材が交差する点の間の中央と、前記第３
連続伸縮弾性部材と前記第５連続伸縮弾性部材の交差す
る点の間の中央に前記吸収性本体の長手方向の中央を一
致させて配置する工程と、（ト）前記連続外層部材の両
側縁の前記連続外層シート上に連続ウエスト周り開口部
伸縮弾性部材を伸長状態で連続して配置固定し、前記連
続ウエスト周り開口部伸縮弾性部材を内包した状態で前
記連続外層シートの両側縁を前記吸収性本体上に折り返
し、前記吸収性本体上に重ねて固定して連続おむつ本体
を得る工程と、（チ）前記連続おむつ本体上に配置され
ている各吸収性本体の間において前記連続外装部材の中
央部を前記吸収性本体と共に所定間隔でほぼ円形にくり
抜く工程と、（リ）前記連続おむつ本体を、前記吸収性
本体が内側になるように、前記連続おむつ本体の中央を
介して２つ折りし、２つ折りされた前記連続おむつ本体
に配置されている前記吸収性本体の相互に隣接する中間
部を接合して相互に隣接するフラップ部を形成する工程
と、（ヌ）前記相互に隣接するフラップ部の間に位置す
る前記接合部をその中間部で切断して個々のおむつ本体
単体に切り放す工程を有することを特徴とするパンツ型
使いすておむつの製造方法。 - 【請求項７】 前記連続ウエスト周り開口部伸縮弾性部
材を配置させる工程が、１枚の帯状シート上の一方の側
縁よりの所定領域に連続伸縮弾性部材を伸長状態で固定
した後、前記帯状シートを長手方向中央に沿って折り返
し、前記連続伸縮弾性部材を有する領域は前記帯状シー
トを相互接着し、開口部に非接着領域を有する連続弾性
リボンを得る工程と、前記連続弾性リボンの非接着領域
で前記連続おむつ本体の両側縁を挟み込むように前記連
続弾性リボンを前記連続おむつ本体の幅方向の両側縁に
取り付ける工程とからなることを特徴とする請求項６に
記載したパンツ型使いすておむつの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11524995A JP3517852B2 (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | パンツ型使いすておむつ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11524995A JP3517852B2 (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | パンツ型使いすておむつ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280741A JPH08280741A (ja) | 1996-10-29 |
| JP3517852B2 true JP3517852B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=14658029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11524995A Expired - Fee Related JP3517852B2 (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | パンツ型使いすておむつ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3517852B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10206826B2 (en) | 2014-03-06 | 2019-02-19 | The Procter & Gamble Company | Three-dimensional substrates |
| US10285874B2 (en) | 2014-03-06 | 2019-05-14 | The Procter & Gamble Company | Multi-component topsheets |
| US10973702B2 (en) | 2015-08-26 | 2021-04-13 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles having three dimensional substrates and indicia |
| US11202723B2 (en) | 2016-07-01 | 2021-12-21 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with improved topsheet dryness |
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|---|---|---|---|---|
| JP2002065734A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Kao Corp | パンツ型使い捨ておむつ |
| AU2002357593A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-09 | Zuiko Corporation | Method for producing disposable wearing article |
| WO2005013871A1 (ja) * | 2003-08-06 | 2005-02-17 | Zuiko Corporation | 使い捨て着用物品 |
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