JP4912373B2 - 紙おむつの製造における伸縮部材取付方法 - Google Patents
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Description
不織布からなる帯状搬送シートに、長手方向に所定の間隔をおいて接着剤を塗布し、この接着剤塗布領域における縁部塗布領域を除く中央部に、伸縮領域となる開口を形成する一方で、
帯状の支持シートに、複数本の糸状、紐状又は帯状の連続伸縮部材を、間隔をおいて長手方向に沿って配置固定することにより、連続帯状の伸縮シート状部材を形成し、この連続帯状の伸縮シート状部材を、長手方向に所定の間隔をおいて切断して複数の伸縮シート状部材を形成し、
この伸縮シート状部材を非伸張状態で、前記帯状搬送シートに対して各開口の縁部塗布領域間に跨ってかつ開口全体を覆うように順次固定し、長手方向に所定間隔をおいて前記伸縮シート状部材が不連続に取り付けられた帯状シートを形成し、
この帯状シートにより、紙おむつの下腹部及び臀部の少なくとも一方を形成する、
ことを特徴とする、紙おむつの製造における伸縮部材取付方法。
前記帯状シートにより、紙おむつの下腹部及び臀部の少なくとも一方を形成するに際し、前記帯状シートに取り付けられた前記伸縮シート状部材が、製品幅方向においては個々のおむつに切り離される箇所を跨ぐように、且つ製品縦方向においては脚周り開口部となる部分の上側部分から搬送のための余代部分までにわたるように、前記帯状シートを配置し、
前記帯状シートにより、紙おむつの下腹部及び臀部の少なくとも一方を形成した後、前記帯状シートにおける所定箇所を切り落として脚周り開口部を形成し、
しかる後、前記帯状シートにおける前記余代部分を切り落としてから、前記伸縮シート状部材を含めて個々のおむつへの切り離しを行う、
請求項1記載の紙おむつの製造における伸縮部材取付方法。
このように、本発明では、伸縮部材を支持シートに配置固定した伸縮シート状部材を、製品幅方向に所定間隔をおいて不連続に被取付け部材に取り付ける。したがって、伸縮部材の支持シートに対する取付けに際しては連続取付けが可能であり、また被取付部材に対して取り付ける伸縮部材はシート状をなしているため、被取付け部材に対する接触面積が著しく増加し、接着力も増加する。よって、より確実かつ容易に、複数の伸縮部材をその伸張方向に沿って不連続に且つそれぞれ伸張下に被取付け部材に取付けることができるようになる。
<紙おむつの例>
パンツ型使い捨ておむつは、図1に示すように、可撓性の外形シート1と、この外形シート1内面に固定され、股間部4を中心として前後方向(縦方向)に延在する吸収主体10とを主体として構成されている。
上記例では、下腹部伸縮部材を不連続に形成し、且つ臀部伸縮部材を連続的に形成したが、反対に下腹部伸縮部材を一方側接合部から他方側接合部まで連続的に形成し、且つ臀部伸縮部材を一方側接合部から他方側接合部までの部分のうち吸収体の一部または全部の部分を不連続に形成したり、後述例のように、下腹部及び臀部の伸縮部材の両方を一方側接合部から他方側接合部までの部分のうち吸収体の一部または全部の部分を不連続に形成したりすることもできる。
次に、本発明の伸縮部材取付方法を適用した紙おむつの製造方法の実施形態について説明する。
(第1の形態;本発明に含まれない参考形態)
図6は、第1の形態に係るパンツタイプ紙おむつの組み立てフローを示しており、吸収主体製造供給ライン100と、外形シート製造供給製造ライン200と、最終処理ライン300とで構成されている。
このため本例では、図7に示すように下腹部伸縮部材帯供給ラインおよび臀部伸縮部材帯供給ライン230,230が個別に設けられている。各ライン230においては、図8に示すように複数本の連続伸縮部材(糸状、紐状、帯状等の弾性材。以下同じ。)205が連続帯状の支持シート204上に間隔をおいて平行に且つホットメルト接着等により伸張下に配置固定され、連続帯状の伸縮シート状部材206,206がそれぞれ形成され、これらが胴周り伸縮部材取付装置220にそれぞれ送給される。図示しないが、一本の連続帯状の伸縮シート状部材を形成してから、これをスリッターカッターにより長手方向に沿って切断して、複数本の連続帯状の伸縮シート状部材を形成し、これらを胴周り伸縮部材取付装置220にそれぞれ送給するようにすることもできる。
図15は、第2の形態に係るパンツタイプ紙おむつの組み立てフローを示しており、主ラインに対して、起立カフスが形成された吸収主体、胴周り伸縮部材、ウエスト伸縮部材、外形シートがこの順に供給され、組み立てが行われるものである。
(イ)上記例において、ウエスト伸縮部材帯供給ライン320の間欠取付機構は、下腹部伸縮部材帯供給ラインおよび臀部伸縮部材帯供給ライン310,310の間欠取付機構に適用することができる。さらにこれとともに又は別に、下腹部伸縮部材帯供給ラインおよび臀部伸縮部材帯供給ライン310,310の間欠取付機構をウエスト伸縮部材帯供給ライン320の間欠取付機構に適用したり、いずれか一方のラインに公知の伸縮部材取り付け方法を採用することもできる。
図25は、第3の形態に係るパンツタイプ紙おむつの組み立てフローを示しており、吸収主体製造供給ライン600と、外形シート製造供給製造ライン700と、最終処理ライン800とで構成されている。
このため本例では、図26に示すように、下腹部伸縮部材帯供給ラインおよび臀部伸縮部材帯供給ライン730,730を個別に設けており、各ライン730では、図27に示すように帯状の支持シート703Sにその長手方向に沿って複数の糸ゴム等の連続伸縮部材703Gを伸張下に配置固定した連続帯状の伸縮シート状部材703がスリップカッター装置731に供給される。なお、ここで用いる一対の連続帯状の伸縮シート状部材703,703としては、個別のラインで製造しても良いが、一本の連続帯状の伸縮シート状部材を形成してから、これをスリッターカッターにより長手方向に沿って複数本に切断して形成することもできる。
(い)上記取付形態においては、押えシートを保持シート付伸縮部材に対応して間欠的に貼り付けるように構成したためスリップカッター装置が必要であったが、図36に示すようにスリップカッター装置を省き、図37に示すように連続帯状の押えシート705Xをそのまま、保持シート付伸縮部材取り付け部位に沿って連続的に貼り付けることもできる。
Claims (2)
- 不織布からなる帯状搬送シートに、長手方向に所定の間隔をおいて接着剤を塗布し、この接着剤塗布領域における縁部塗布領域を除く中央部に、伸縮領域となる開口を形成する一方で、
帯状の支持シートに、複数本の糸状、紐状又は帯状の連続伸縮部材を、間隔をおいて長手方向に沿って配置固定することにより、連続帯状の伸縮シート状部材を形成し、この連続帯状の伸縮シート状部材を、長手方向に所定の間隔をおいて切断して複数の伸縮シート状部材を形成し、
この伸縮シート状部材を非伸張状態で、前記帯状搬送シートに対して各開口の縁部塗布領域間に跨ってかつ開口全体を覆うように順次固定し、長手方向に所定間隔をおいて前記伸縮シート状部材が不連続に取り付けられた帯状シートを形成し、
この帯状シートにより、紙おむつの下腹部及び臀部の少なくとも一方を形成する、
ことを特徴とする、紙おむつの製造における伸縮部材取付方法。 - 前記帯状シートにより、紙おむつの下腹部及び臀部の少なくとも一方を形成するに際し、前記帯状シートに取り付けられた前記伸縮シート状部材が、製品幅方向においては個々のおむつに切り離される箇所を跨ぐように、且つ製品縦方向においては脚周り開口部となる部分の上側部分から搬送のための余代部分までにわたるように、前記帯状シートを配置し、
前記帯状シートにより、紙おむつの下腹部及び臀部の少なくとも一方を形成した後、前記帯状シートにおける所定箇所を切り落として脚周り開口部を形成し、
しかる後、前記帯状シートにおける前記余代部分を切り落としてから、前記伸縮シート状部材を含めて個々のおむつへの切り離しを行う、
請求項1記載の紙おむつの製造における伸縮部材取付方法。
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