JPH09299398A - パンツ型使いすておむつおよびその製造方法 - Google Patents
パンツ型使いすておむつおよびその製造方法Info
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- JPH09299398A JPH09299398A JP8120194A JP12019496A JPH09299398A JP H09299398 A JPH09299398 A JP H09299398A JP 8120194 A JP8120194 A JP 8120194A JP 12019496 A JP12019496 A JP 12019496A JP H09299398 A JPH09299398 A JP H09299398A
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Abstract
いパンツ型使いすておむつを低コストにて提供する。 【解決手段】 吸収性本体21と外装部材14とを具え
たパンツ型使いすておむつ11およびその製造方法であ
って、脚周り開口部13は吸収性本体21の長手方向中
央両側部に設けられた第1の弾性部材18と、第1の弾
性部材18の腹側終端部近傍と背側終端部近傍からそれ
ぞれの側縁部に配置されるように外装部材14に設けら
れた複数本の伸縮弾性材料にてそれぞれ構成された第2
および第3の弾性部材19, 20とで全周に亙って伸縮
弾性が付与されており、これらの伸縮弾性材料は脚周り
開口部13に沿ってパンツ型使いすておむつ11の側縁
部に至るに連れてその間隔が徐々に広がるように配置さ
れ、腰周りの側方部分を締め付ける作用を有する。
Description
対応する開口部と、両脚の太股の部分に対応する一対の
開口部とを有するパンツ型使いすておむつおよびその製
造方法に関する。
脚の太股の部分に対応する一対の開口部とを有するパン
ツ型使いすておむつは、これ以前の例えば特公平6−9
3901号公報で開示されているような左右のサイドフ
ラップ部を閉じ合わせて装着する展開型おむつと比較す
ると、成人着用者自身による着脱が容易であることに加
え、特に立ち姿勢での装着を容易かつ迅速に行うことが
可能となる。また、パンツ型使いすておむつは、成人着
用者にとってはおむつというよりも下着の感覚で装着す
ることが可能となるため、展開型おむつよりも比較的抵
抗なく受け入れられるようである。
成人用や離乳時期の幼児用として、パンツ型使いすてお
むつは、展開型おむつに代わってその需要が増大しつつ
ある。そして、開口部のフィット性を高めると共に全体
的な装着感を良好にするため、伸縮性のある材料が多用
される傾向にある。
びその製造方法としては、実開平3−16920号公報
や特開平4−28363号公報、あるいは特開平4−1
66150号公報や特開平4−289201号公報など
に開示されている。
28363号公報に開示されたものは、ウエスト周り開
口部および脚周り開口部に伸縮自在の弾性部材をそれぞ
れ配置し、これら弾性部材がウエスト周り開口部および
脚周り開口部をそれぞれ絞って吸収体を着用者にフィッ
トさせると共にウエスト周り開口部および脚周り開口部
からの漏れを防ぐ機能を付与している。
開平4−289201号公報に開示されたものは、腰周
り全周あるいはその側方部分に伸縮可能な弾性部材を配
置し、着用者に対するおむつのフィット性を向上させる
ようにしている。
号公報や特開平4−28363号公報に開示されている
パンツ型使いすておむつの場合、着用者の腰周りの側方
部分が伸縮弾性を持っていないため、着用者に対するお
むつのフィット性が不完全であって、吸収体が着用者の
尿などを吸収しておむつの重量が増加した場合、おむつ
がずり落ち易くなるという問題があった。
開平4−289201号公報に開示されたパンツ型使い
すておむつの場合には、腰周り全周あるいはその側方部
分に弾性部材を配置しているため、おむつの構成要素が
増加する上、製造工程数も増加してしまう。この結果、
製造コストの上昇を招き、パンツ型使いすておむつを安
価に大量生産するという目的を達成する上で支障となる
ことがある。しかも、これら特開平4−166150号
公報や特開平4−289201号公報に開示されている
ように配置した弾性部材は、本質的に着用者の腰周りを
横方向に締め付ける作用を持っており、この締め付け方
向はおむつのずり落ち方向に対して直交する向きでとな
る。このため、おむつのずり落ちを抑える効果を得るに
は、着用者に対する締め付け力を大きくする必要があ
り、着用者に必要以上の圧迫感を与えることがあった。
て、着用中のずり落ちを抑制した低コストのパンツ型使
いすておむつを提供することにある。
は、液透過性のトップシートおよび液不透過性のバック
シートおよびこれらトップシートとバックシートとの間
に配置された吸収体を有する吸収性本体と、この吸収性
本体が接合される外装部材とを具え、前記外装部材の相
対する長手方向側縁部を相互に接合してウエストの部分
に対応するウエスト周り開口部と両脚の太股の部分に対
応する一対の脚周り開口部とを形成し、これらウエスト
周り開口部および脚周り開口部に沿って伸縮性を有する
弾性部材をそれぞれ配置したパンツ型使いすておむつで
あって、前記脚周り開口部に沿った前記弾性部材は、前
記サイドトップシートと前記バックシートとの間に位置
すると共に前記吸収体に沿ってその幅方向両側に配置さ
れる第1の弾性部材と、この第1の弾性部材の前端部側
から前記外装部材の前記長手方向側縁部に亙って前記外
装部材に配置される第2の弾性部材と、前記第1の弾性
部材の後端部側から前記外装部材の前記長手方向側縁部
に亙って前記外装部材に配置される第3の弾性部材とを
有し、前記第2の弾性部材および前記第3の弾性部材
は、それぞれ複数本の伸縮弾性材料にて構成され、これ
ら伸縮弾性材料の間隔は、前記第1の弾性部材の前記前
端部側および前記後端部側よりも前記外装部材の前記長
手方向側縁部側ほど広く設定されていることを特徴とす
るパンツ型使いすておむつにある。
脚周り開口部およびウエスト周り開口部の他に腰周りの
側方部分が第2および第3の弾性部材によって伸縮弾性
を付与される。この場合、腰周りの側方部分には複数本
の伸縮弾性材料が脚周り開口部に沿って外装部材の長手
方向側縁部ほどその間隔が徐々に広がるように配置され
ており、脚周りを締め付けると同時に腰周りの側方部分
も締め付け、これら伸縮弾性部材の締め付け方向がおむ
つの丈方向および幅方向にそれぞれ交差した状態とな
る。また、脚周り開口部における締め付け力は、着用者
の股下部に位置する吸収性本体の長手方向両側縁部に配
置された第1の弾性部材と、第2および第3の弾性部材
とが脚周り開口部に沿って実質的に途切れることなく働
く。
た本発明の第一の形態によるパンツ型使いすておむつの
製造方法であって、長手方向に沿って搬送される前記外
装部材の連続体の中央部を挟んでその両側縁で前記第2
の弾性部材と前記第3の弾性部材とがほぼ対称となるよ
うに、前記第2の弾性部材の連続体と前記第3の弾性部
材の連続体とによって、前記外装部材の連続体の側縁側
に突出して前記外装部材の連続体に接合される半円弧状
の湾曲部と前記外装部材の長手方向と平行な直線部とを
交互にそれぞれ形成すると共に前記第2の弾性部材の連
続体および前記第3の弾性部材の連続体をそれぞれ構成
する複数本の前記伸縮弾性材料の間隔を、前記直線部側
よりも前記湾曲部における前記外装部材の連続体の両側
縁部側ほど広く設定するステップと、前記第2の弾性部
材の連続体および前記第3の弾性部材の連続体の前記直
線部のみを切断するステップと、前記外装部材の連続体
の長手方向に沿って隣接する前記湾曲部の間に前記吸収
性本体が位置するように、前記吸収性本体の長手方向と
前記外装部材の連続体の幅方向とを合致させて前記吸収
性本体を前記外装部材の連続体に重ね合わせるステップ
と、前記ウエスト周り開口部に配置される弾性部材の連
続体を前記外装部材の連続体の両側縁部に伸長状態で接
合し、前記外装部材の連続体の両側縁部を前記吸収性本
体の端部に折り重ねて前記外装部材の連続体に前記吸収
性本体を固定するステップと、前記外装部材の連続体の
長手方向に隣接する前記吸収性本体の間に位置する前記
外装部材の連続体の中央部を前記第2の弾性部材および
前記第3の弾性部材の前記湾曲部に沿ってほぼ円形に繰
り抜くステップと、前記外装部材の連続体の両側縁部が
相互に重なり合うように、前記外装部材の連続体を前記
吸収性本体と共にこの吸収性本体が内側となるように二
つ折りするステップと、二つ折りされた前記外装部材の
連続体の長手方向に隣接する前記吸収性本体の中間位置
で前記外装部材の連続体をその幅方向に接合して閉じ合
わせ部を形成するステップと、前記閉じ合わせ部の中間
部分を前記外装部材の連続体の幅方向に切断するステッ
プとを具えたことを特徴とするパンツ型使いすておむつ
の製造方法にある。
弾性部材の連続体および第3の弾性部材の連続体の直線
部のみを切断することにより、外装部材の連続体には、
半円弧状の湾曲部のみが伸長状態で間欠的に配置される
こととなる。
型使いすておむつにおいて、トップシートは、吸収体よ
りも幅広に設定されて吸収体に重ねられるセンタートッ
プシートと、幅方向一側縁部が吸収体に重ねられてセン
タートップシートに接合される一対のサイドトップシー
トとを有し、かつセンタートップシートの幅方向両側縁
部には立体ギャザーを形成するための伸縮性を有する弾
性部材を配置したものであっても良い。また、外装部材
の長手方向側縁部における脚周り開口部に最も近い伸縮
弾性材料と、ウエスト周り開口部に最も近い伸縮弾性材
料との距離は、外装部材の長手方向側縁部の長さの半分
以上に設定されていることが望ましい。
おける脚周り開口部に最も近い伸縮弾性材料とウエスト
周り開口部に最も近い伸縮弾性材料との距離を外装部材
の長手方向側縁部の長さの半分以上に設定することによ
り、脚周り開口部の締め付け機能と腰回りの側方部分の
締め付け機能とが同時にもたらされる。これが半分未満
の場合には、脚周り開口部の締め付け機能および腰回り
の側方部分の締め付け機能の何れか一方が損なわれるこ
ととなる。
ト周り開口部寄り、あるいは脚周り開口部寄りの何れに
配置しても、脚周り開口部に沿っていさえすれば脚周開
口部および腰周りの側方部分が同時に締め付けられる。
この場合、第2および第3の弾性部材を構成する伸縮弾
性材料の一部がウエスト周り開口部に沿って配置された
伸縮性を有する弾性部材に対して外装部材の側縁部で交
差していても良い。
材の少なくとも一方を構成する複数本の伸縮弾性材料
は、一定の負荷に対して発生する内部応力が相互に異な
るものであっても良い。同様に、第2の弾性部材および
第3の弾性部材の少なくとも一方の一定の負荷に対して
発生する内部応力を、ウエスト周り開口部側に配置され
る複数本の伸縮弾性材料よりも脚周り開口部側に配置さ
れる複数本の伸縮弾性材料の方が大きくなるようにして
も良い。
り開口部に沿った形でおむつの側縁部に至るにつれてそ
の間隔が徐々に広がるように配置されている複数本の伸
縮弾性材料は、ウエスト周り開口部側よりも脚周り開口
部側に位置する方が大きな内部応力を発生し、脚周り開
口部側に位置する伸縮弾性材料は、主として脚周り開口
部の一部を締め付ける一方、ウエスト周り開口部側に位
置する伸縮弾性材料は、主として腰周りの側方部分を締
め付けてずり落ちを防ぐ方向に作用する。
いすておむつにおいて、外装部材との間で第2の弾性部
材および第3の弾性部材をそれぞれ保持する前後一対の
内層シートをさらに設け、これら内層シートを繊維状シ
ートにて形成するようにしても良い。
装部材と内層シートとを弾性部材を介して重ね合わせた
場合には、腰周りの側方部分が伸縮性の他に良好な通気
性を持った状態となる。
ておむつにおいて、外装部材の長手方向両端部にそれぞ
れ二つ折り状態で接合される親水性の繊維状シートにて
形成されたウエストテープをさらに有し、これらウエス
トテープにはウエスト周り開口部に沿って配置される弾
性部材がそれぞれ挟み込まれているものであっても良
い。
型使いすておむつのトップシートが、吸収体よりも幅広
に設定されて吸収体に重ねられるセンタートップシート
と、幅方向一側縁部が吸収体に重ねられてセンタートッ
プシートに接合される一対のサイドトップシートとを有
し、かつセンタートップシートの幅方向両側縁部に立体
ギャザーを形成するための伸縮性を有する弾性部材を配
置した場合、バックシートの連続体に吸収体を所定間隔
で配置すると共にバックシートの連続体の両側縁部に第
1の弾性部材の連続体を伸長状態で配置するステップ
と、センタートップシートの連続体の両側縁部に立体ギ
ャザーを形成するための弾性部材の連続体をそれぞれ配
置するステップと、第1の弾性部材の連続体を介してサ
イドトップシートの連続体をバックシートの連続体の両
側縁部に重ね合わせて接合するステップと、立体ギャザ
ーを形成するための弾性部材の連続体が配置されたセン
タートップシートの連続体をバックシートの中央部に重
ね合わせて吸収体を覆うと共にセンタートップシートの
連続体とサイドトップシートの連続体とを接合して吸収
性本体の連続体を得るステップと、吸収性本体の連続体
をその幅方向に所定間隔で切断して個々の吸収性本体を
得るステップをさらに具えるものであっても良い。
型使いすておむつが、外装部材との間で第2の弾性部材
および第3の弾性部材をそれぞれ保持する前後一対の内
層シートをさらに具える場合、第2の弾性部材の連続体
および第3の弾性部材の連続体の直線部のみを切断する
ステップに先立ち、外装部材の連続体に接合された第2
の弾性部材の連続体および第3の弾性部材の連続体に内
層シートの連続体をそれぞれ重ね合わせて外装部材の連
続体に接合するステップをさらに具えるものであっても
良い。
ツ型使いすておむつが、外装部材の長手方向両端部にそ
れぞれ二つ折り状態で接合されるウエストテープをさら
に有する場合には、ウエストテープの連続体の一側縁側
を外装部材の連続体の両側縁部にそれぞれ接合するステ
ップと、ウエスト周り開口部に配置される弾性部材の連
続体をウエストテープの連続体に伸長状態で接合し、ウ
エストテープの連続体の他側縁側を吸収性本体の端部に
折り重ねて外装部材の連続体に吸収性本体を固定するス
テップとをさらに具えるものであっても良い。
の一実施例について、図1〜図6を参照しながら詳細に
説明する。
の外観を図1に示し、これを展開した状態の外観を図2
に示す。すなわち、本実施例におけるパンツ型使いすて
おむつ11は、ウエストの部分に対応するウエスト周り
開口部12と、両脚の太股部分に対応する一対の脚周り
開口部13と、これら開口部12, 13を形成する外装
部材14と、ウエスト周り開口部12を絞ることにより
ウエストギャザー15を形成するためのウエスト周り弾
性部材16と、脚周り開口部13を絞ってレッグギャザ
ー17を形成するための第1の弾性部材18, 第2の弾
性部材19, 第3の弾性部材20と、脚周り開口部13
の間の股下部分から腹側および尻側にそれぞれ伸びる吸
収性本体21とを有する。
口部12と脚周り開口部13とに連通する左右一対の閉
じ合わせ部22が左右の脇腹部分に沿って剥離可能に形
成され、この閉じ合わせ部22を剥離することにより、
図2に示すように展開可能となっている。
14の前後の閉じ合わせ部22を重ね合わせ、これらの
当接部分をホットメルト接着法や、加圧溶融接着法、あ
るいは超音波溶融接着法などを単独または適宜組み合わ
せて接合することにより、図1に示すパンツ型使いすて
おむつ11を得ることができる。
表す図3およびその平面形状を表す図4および図2中の
V−V矢視断面構造を表す図5に示すように、本実施例
における吸収性本体21は、吸収体23と、この吸収体
23と外装部材14との間に設けられた液不透過性のバ
ックシート24と、吸収体23の幅方向両側縁部に内側
に位置する側縁が重ね合わされると共に外側に位置する
側縁がバックシート24に接合される左右一対のサイド
トップシート25と、これらサイドトップシート25と
バックシート24との間に吸収体23の長手方向に沿っ
て伸長状態で保持された伸縮可能な左右一対の第1の弾
性部材18と、サイドトップシート25の幅方向両側縁
部に接合されて吸収体23を覆う液透過性のセンタート
ップシート26と、このセンタートップシート26の幅
方向両側縁部に当該センタートップシート26の長手方
向に沿って伸長状態で取り付けられる伸縮自在な弾性部
材27とを具え、これらサイドトップシート25とセン
タートップシート26とで本発明のトップシートが構成
される。
向に沿ってその中央部に配置されている。また、左右一
対の第1の弾性部材18は、吸収体23の長手方向に沿
ってバックシート24とサイドトップシート25の間の
これらの幅方向両側縁側に配置されているが、図4中、
TC で示すこれらの長手方向に沿った中央領域にのみ固
定されている。バックシート24およびサイドトップシ
ート25が吸収体23の幅方向両側縁から延出する長さ
は、吸収体23の両側縁近傍に配置された第1の弾性部
材18を挟持できるだけの長さを有していれば良く、必
要以上に長くした場合には、このパンツ型使いすておむ
つ11の腰周りの側方部分でのシートの重ね合わせの数
が増加してしまい、この部分の通気性が抑制されるの
で、かえって好ましくない場合もある。
部に形成される立体ギャザー28は、センタートップシ
ート26の幅方向両側縁部を折り返して弾性部材27を
巻き込むことにより形成され、この立体ギャザー28の
先端部を弾性部材27の弾性力によりその長手方向に沿
って引き縮め、着用者の肌に密着するようにしている。
24と、外装部材14とは、これらの長手方向に沿って
連続した複数本の線状をなす図示しない接着部によって
相互に一体的に接合されている。
を主材に高吸収性ポリマーを併用したものが好ましく、
その他に吸収紙単独、または熱融着繊維などの混合物や
積層物が用いられ、全体をティシュで包み込んだ積層構
造とすることが好ましい。また、本実施例では吸収体2
3を前後両端部の幅を拡げた砂時計形に形成したが、一
定の幅の矩形に形成しても良い。ただし、砂時計形の方
が装着時に良好なフィット性を確保することができる。
レン製のシートなどを採用することができる。より好ま
しくは、蒸れを防止するために液体分子を透過させない
程度の多数の微孔を設けたポリエチレン製シートや、熱
可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した液体不透過性の
シートが、透湿性を有するなどの点でより快適なものと
することができる。
リエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,その他の
熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を用
いるが、疎水性であることが望ましく、合成繊維からな
る不織布に熱可塑性樹脂を原料としたフィルムをラミネ
ートし、液不透過性としたものであっても良い。
ポリエチレン, ポリプロピレン, ポリエステル, その他
の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる液体透過
性不織布を用いるが、センタートップシート26の幅方
向両側部に立体ギャザー28を形成していることから、
漏れ防止の効果を高めるために立体ギャザー28の部分
にのみ疎水加工を施すようにしても良い。
図6に示すように、本実施例における外装部材14の長
手方向両端側には、一対の内層シート29が一体的に接
合され、これら内層シート29と外装部材14との間に
第2および第3の弾性部材19, 20がそれぞれ伸長状
態で挟持されている。第1の弾性部材18と共に脚周り
開口部13を絞る第2および第3の弾性部材19, 20
は、吸収体23が介在する部分で不連続となっており、
これら第2および第3の弾性部材19, 20を構成する
それぞれ複数本の伸縮弾性材料は、閉じ合わせ部22に
て相互の間隔が最大となり、脚周り開口部13に沿って
着用者の背中および腹の中央側ほど相互の間隔が次第に
狭まるようになっている。また、外装部材14の長手方
向両端部には、ウエスト周り弾性部材16が伸長状態で
配置されている。本実施例では、吸収性本体21の長手
方向両端部から延びる外装部材14がウエスト周り弾性
部材16を挟持するように吸収性本体21の上に折り返
され、ウエスト周り開口部12を形成している。
4と内層シート29との間に配置された第2および第3
の弾性部材19, 20を、パンツ型使いすておむつ11
の中央部で切断して不連続とし、着用者に不要な締め付
けが発生しないように配慮すると共に見栄えが損なわれ
ないようにしている。また、第2および第3の弾性部材
19, 20を構成するそれぞれ複数本の伸縮弾性材料の
間隔を閉じ合わせ部22にて最大とし、脚周り開口部1
3に沿って着用者の背中および腹の中央側ほど相互の間
隔を次第に狭めることにより、脚周り開口部13と腰周
りの側方部分とを同時に締め付けることができる上、こ
れら第2および第3の弾性部材19, 20の締め付け方
向をパンツ型使いすておむつ11の丈方向と幅方向との
双方に交差させることにより、パンツ型使いすておむつ
11の着用時にこれが持ち上がる力を発生させるように
している。本実施例では、外装部材14の長手方向側縁
部における脚周り開口部13に最も近い伸縮弾性材料と
ウエスト周り開口部12に最も近い伸縮弾性材料との距
離を閉じ合わせ部22の長さの半分以上に設定すること
により、脚周り開口部13の締め付け機能と腰回りの側
方部分の締め付け機能とが同時にもたらされるように配
慮している。
ン,ポリプロピレン,ポリエステル,その他の熱可塑性
樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を用いること
ができるが、好ましくは親水性繊維からなる繊維状シー
トであって、できるだけ風合いの柔らかいものであるこ
とが望ましい。前記親水性繊維は、繊維が得られる際に
予め表面に界面活性剤が塗られた繊維であって、これを
用いて不織布を形成することで親水性を有する不織布を
得ることができる。
ン,ポリプロピレン,ポリエステル,その他の熱可塑性
樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を用いること
ができ、疎水性を有することが望ましい。
ャザー17および立体ギャザー28をそれぞれ形成する
ための弾性部材16, 18〜20, 27としては、ウレ
タン糸や糸ゴムなどの通常のおむつに使用される伸縮弾
性材料をそのまま使用することができ、これらの伸縮弾
性材料はそれぞれ伸長状態でウエスト周り開口部12お
よび脚周り開口部13およびセンタートップシート26
の幅方向側縁部に配置され、ホットメルト接着剤により
所定の領域に接着固定されている。
ま閉じ合わせ部22を形成したが、接合テープを用いて
閉じ合わせ部22を形成するようにしても良い。また、
本実施例では立体ギャザー28をセンタートップシート
26の幅方向両側縁部に形成したが、サイドトップシー
ト25の一方の側縁部において弾性部材27を内包した
立体ギャザー28を形成し、センタートップシート26
とサイドトップシート25とを吸収体23の側縁部で接
合してトップシートを形成するようにしても良い。
製造工程の一例を図7〜図12に示す。すなわち、図7
中、左方向に進行する外装部材の連続体14C上には、
第2の弾性部材の連続体19Cと第3の弾性部材の連続
体20Cとが伸長状態で配置されるが、これら第2の弾
性部材連続体19Cおよび第3の弾性部材連続体20C
は、外装部材連続体14Cの中央部を挟んでその幅方向
両側ほぼ対称となるように、所定の周期で湾曲部30と
直線部31とが交互に形成される。続いて、内層シート
の連続体29Cが第2および第3の弾性部材の連続体1
9C, 20Cを外装部材連続体14Cとで狭持するよう
に配置される。この内層シート連続体29Cは、少なく
とも第2および第3の弾性部材連続体19C, 20Cを
外装部材連続体14Cとで挟持するために配置されるも
のであるので、この内層シート連続体29Cの幅寸法や
配置位置に関しては、本実施例の如く限定されるもので
はない。さらに、外装部材連続体14Cの両側縁部にウ
エスト周り弾性部材の連続体16Cが伸長状態で配置さ
れる。
弾性部材連続体19C, 20Cを配置した後、これら第
2および第3の弾性部材連続体19C, 20Cの直線部
31のそれぞれ中央部が切断される。湾曲部30には接
着剤が供給されているが、直線部31には接着剤を供給
していないので、直線部31にて伸長状態にあった伸縮
弾性材料は、元の状態に縮んで湾曲部30の両端部に集
まった状態となる。
連続体29Cとの間に挟まれた第2および第3の弾性部
材連続体19C, 20Cの直線部31を切断する場合、
鈍角の切刃を有する一対のロータリカッタにてこれらを
強力に挟み付けることにより、肉厚の薄い外装部材連続
体14Cや内層シート連続体29Cに何ら損傷を与える
ことなく、第2および第3の弾性部材連続体19C, 2
0Cのみを切断することができる。
て得られた吸収性本体の連続体21Cを所定間隔で切断
して個々の吸収性本体21を得る。そして、図9に示す
ように、この吸収性本体21の長手方向が外装部材連続
体14Cの幅方向となるように、当該吸収性本体21を
外装部材連続体14Cの長手方向に沿って隣接する湾曲
部30の中間部分に間欠的に配置する。そして、外装部
材連続体14Cの両側縁部を折り返し、その一部を吸収
性本体21の長手方向両端部に重ね合わせると共にウエ
スト周り弾性部材16を包み込む。
続体14Cの幅方向に対向する湾曲部30と、外装部材
連続体14Cの長手方向に隣接する吸収性本体21とで
囲まれた部分をほぼ円形にくり抜いてくり抜き部32を
形成する。そして、図11に示すように、吸収性本体2
1が内側になるように外装部材連続体14Cの幅方向中
央部を二つ折りにし、この外装部材連続体14Cの両側
縁部に位置する一対のウエスト周り弾性部材16Cを相
互に重ね合わせる。
の中央部分を外装部材連続体14Cの幅方向に横切るよ
うに閉じ合わせ部22の二倍の幅を有する接着固定部3
3を所定間隔で形成し、パンツ型使いすておむつの連続
体11Cを得た後、接着固定部33の中央部分を切断し
て個々のパンツ型使いすておむつ11を得る。
方向両端部を内側に折り返してウエスト周り弾性部材1
6を挟み込むようにしたが、外装部材14と材質の異な
るウエストテープを用い、このウエストテープを外装部
材14の長手方向両端部に接合してウエスト周り弾性部
材16を挟み込むように折り返し、これによってウエス
ト周り開口部12を形成することも可能である。
造概念を図13に示すが、先の実施例と同一機能の部材
には、これと同一符号を記してその説明は省略するもの
とする。すなわち、外装部材連続体14Cの両側縁部に
一対のウエストテープ連続体34Cの一側縁部を重ね合
わせて接合し、さらにこれらウエストテープ連続体34
Cの上にウエスト周り弾性部材連続体16Cをそれぞれ
伸長状態で重ね合わせ、先の実施例と同様にしてウエス
トテープ連続体34Cをそれぞれ折り返してウエスト周
り弾性部材連続体16Cを挟み込むのである。
ことによって、外装部材14よりも着用者の肌への刺激
がより少なく、汗などの吸湿性に優れたウエスト周り開
口部12とすることができる。
は、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,そ
の他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織
布を用いることができるが、好ましくは親水性繊維から
なる繊維状シートであって、できるだけ風合いの柔らか
いものであることが望ましい。さらに、吸湿性を有する
ようにセルロースなどの吸湿性繊維が含まれていても良
い。
と、腰周りの側方部分には複数本の伸縮弾性材料が脚周
り開口部に沿って配置されると共にパンツ型使いすてお
むつの側縁部に至るに連れてその間隔を徐々に広げてい
るため、脚周りおよび腰周りの側方部分を同時に締め付
け、この伸縮弾性部材の締め付け方向がおむつの丈方向
と幅方向との双方に交差し、着用時にはおむつを持ち上
げようとする力が働くため、ずり落ちを抑制することが
できると共に良好な装着感を得ることができる。
口部に沿った形でおむつの側縁部に至るにつれてその間
隔が徐々に広がるように配置されている複数本の伸縮弾
性材料の一定の負荷に対して発生する内部応力を、脚周
り開口部に近い側に配置した伸縮弾性材料側ほど大きく
した場合、脚周り開口部に近く配置された方の伸縮弾性
材料は、主として脚周りの一部を締め付ける作用を有
し、脚周り開口部から離れて配置された方の伸縮弾性材
料は、主として腰周りの側方部分を適度な締め付け力で
ずり落ちを防ぐ方向に作用することとなり、良好な装着
感を得ることができる。
は、股下部に位置する吸収体の両側部に配置された第1
の弾性部材の締め付け力と、脚周りの残りの部分に配置
された腰周りの側方部分の締め付け効果も兼ねた第2お
よび第3の弾性部材の締め付け力が実質的に途切れなく
働くものであるため、脚周り開口部では良好なフィット
性を有し、漏れを防ぐことが可能である。
製造方法によると、第2および第3の弾性部材と、ウエ
スト周り弾性部材とを同時に連続して配置するようにし
ているため、極めて効率的に製造することができる。
例の外観を表す斜視図である。
わせ部を剥離して展開した状態の外観を表す斜視図であ
る。
を表す斜視図である。
すておむつの製造手順を表す作業概念図である。
ンツ型使いすておむつの製造手順を表す作業概念図であ
る。
1に示したパンツ型使いすておむつの製造手順を表す作
業概念図である。
図1に示したパンツ型使いすておむつの製造手順を表す
作業概念図である。
たパンツ型使いすておむつの製造手順を表す作業概念図
である。
いすておむつの製造手順を表す作業概念図である。
ておむつの製造過程の一部を表す作業概念図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これらトップシートとバックシート
との間に配置された吸収体とを有する吸収性本体と、 この吸収性本体が接合される外装部材とを具え、前記外
装部材の相対する長手方向側縁部を相互に接合してウエ
ストの部分に対応するウエスト周り開口部と両脚の太股
の部分に対応する一対の脚周り開口部とを形成し、これ
らウエスト周り開口部および脚周り開口部に沿って伸縮
性を有する弾性部材をそれぞれ配置したパンツ型使いす
ておむつであって、 前記脚周り開口部に沿った前記弾性部材は、前記サイド
トップシートと前記バックシートとの間に位置すると共
に前記吸収体に沿ってその幅方向両側に配置される第1
の弾性部材と、この第1の弾性部材の前端部側から前記
外装部材の前記長手方向側縁部に亙って前記外装部材に
配置される第2の弾性部材と、前記第1の弾性部材の後
端部側から前記外装部材の前記長手方向側縁部に亙って
前記外装部材に配置される第3の弾性部材とを有し、 前記第2の弾性部材および前記第3の弾性部材は、それ
ぞれ複数本の伸縮弾性材料にて構成され、 これら伸縮弾性材料の間隔は、前記第1の弾性部材の前
記前端部側および前記後端部側よりも前記外装部材の前
記長手方向側縁部側ほど広く設定されていることを特徴
とするパンツ型使いすておむつ。 - 【請求項2】 前記外装部材の前記長手方向側縁部にお
ける前記脚周り開口部に最も近い前記伸縮弾性材料と、
前記ウエスト周り開口部に最も近い前記伸縮弾性材料と
の距離は、前記外装部材の前記長手方向側縁部の長さの
半分以上に設定されていることを特徴とする請求項1に
記載のパンツ型使いすておむつ。 - 【請求項3】 前記第2の弾性部材および前記第3の弾
性部材の少なくとも一方を構成する複数本の前記伸縮弾
性材料は、一定の負荷に対して発生する内部応力が相互
に異なるものであることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載のパンツ型使いすておむつ。 - 【請求項4】 前記第2の弾性部材および前記第3の弾
性部材の少なくとも一方の一定の負荷に対して発生する
内部応力は、前記ウエスト周り開口部側に配置される複
数本の前記伸縮弾性材料よりも前記脚周り開口部側に配
置される複数本の前記伸縮弾性材料の方が大きいことを
特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のパン
ツ型使いすておむつ。 - 【請求項5】 前記外装部材との間で前記第2の弾性部
材および前記第3の弾性部材をそれぞれ保持する前後一
対の内層シートをさらに具え、これら内層シートは、繊
維状シートにて形成されていることを特徴とする請求項
1から請求項4の何れかに記載のパンツ型使いすておむ
つ。 - 【請求項6】 前記外装部材の長手方向両端部にそれぞ
れ二つ折り状態で接合される親水性の繊維状シートにて
形成されたウエストテープをさらに有し、これらウエス
トテープには前記ウエスト周り開口部に沿って配置され
る前記弾性部材がそれぞれ挟み込まれていることを特徴
とする請求項1から請求項5の何れかに記載のパンツ型
使いすておむつ。 - 【請求項7】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これらトップシートとバックシート
との間に配置された吸収体とを有する吸収性本体と、 この吸収性本体が接合される外装部材とを具え、前記外
装部材の相対する長手方向側縁部を相互に接合してウエ
ストの部分に対応するウエスト周り開口部と両脚の太股
の部分に対応する一対の脚周り開口部とを形成し、これ
らウエスト周り開口部および脚周り開口部に沿って伸縮
性を有する弾性部材をそれぞれ配置し、 前記脚周り開口部に沿った前記弾性部材は、前記サイド
トップシートと前記バックシートとの間に位置すると共
に前記吸収体に沿ってその幅方向両側に配置される第1
の弾性部材と、この第1の弾性部材の前端部側から前記
外装部材の前記長手方向側縁部に亙って前記外装部材に
配置される第2の縮弾性部材と、前記第1の弾性部材の
後端部側から前記外装部材の前記長手方向側縁部に亙っ
て前記外装部材に配置される第3の弾性部材とを有し、 前記第2の弾性部材および前記第3の弾性部材は、それ
ぞれ複数本の伸縮弾性材料にて構成され、 これら伸縮弾性材料の間隔は、前記第1の弾性部材の前
記前端部側および前記後端部側よりも前記外装部材の前
記長手方向側縁部側ほど広く設定したパンツ型使いすて
おむつの製造方法であって、 前記バックシートの連続体に前記吸収体を所定間隔で配
置すると共に前記バックシートの連続体の両側縁部に前
記第1の弾性部材の連続体を伸長状態で配置するステッ
プと、前記センタートップシートの連続体の両側縁部に
前記立体ギャザーを形成するための前記弾性部材の連続
体をそれぞれ配置するステップと、 前記第1の弾性部材の連続体を介して前記サイドトップ
シートの連続体を前記バックシートの連続体の両側縁部
に重ね合わせて接合するステップと、 前記立体ギャザーを形成するための前記弾性部材の連続
体が配置された前記センタートップシートの連続体を前
記バックシートの中央部に重ね合わせて前記吸収体を覆
うと共に前記センタートップシートの連続体と前記サイ
ドトップシートの連続体とを接合して前記吸収性本体の
連続体を得るステップと、 前記吸収性本体の連続体をその幅方向に所定間隔で切断
して個々の前記吸収性本体を得るステップと、 長手方向に沿って搬送される前記外装部材の連続体の中
央部を挟んでその両側縁で前記第2の弾性部材と前記第
3の弾性部材とがほぼ対称となるように、前記第2の弾
性部材の連続体と前記第3の弾性部材の連続体とによっ
て、前記外装部材の連続体の側縁側に突出して前記外装
部材の連続体に接合される半円弧状の湾曲部と前記外装
部材の長手方向と平行な直線部とを交互にそれぞれ形成
すると共に前記第2の弾性部材の連続体および前記第3
の弾性部材の連続体をそれぞれ構成する複数本の前記伸
縮弾性材料の間隔を、前記直線部側よりも前記湾曲部に
おける前記外装部材の連続体の両側縁部側ほど広く設定
するステップと、 前記第2の弾性部材の連続体および前記第3の弾性部材
の連続体の前記直線部のみを切断するステップと、 前記外装部材の連続体の長手方向に沿って隣接する前記
湾曲部の間に前記吸収性本体が位置するように、前記吸
収性本体の長手方向と前記外装部材の連続体の幅方向と
を合致させて前記吸収性本体を前記外装部材の連続体に
重ね合わせるステップと、 前記ウエスト周り開口部に配置される弾性部材の連続体
を前記外装部材の連続体の両側縁部に伸長状態で接合
し、前記外装部材の連続体の両側縁部を前記吸収性本体
の端部に折り重ねて前記外装部材の連続体に前記吸収性
本体を固定するステップと、 前記外装部材の連続体の長手方向に隣接する前記吸収性
本体の間に位置する前記外装部材の連続体の中央部を前
記第2の弾性部材および前記第3の弾性部材の前記湾曲
部に沿ってほぼ円形に繰り抜くステップと、 前記外装部材の連続体の両側縁部が相互に重なり合うよ
うに、前記外装部材の連続体を前記吸収性本体と共にこ
の吸収性本体が内側となるように二つ折りするステップ
と、 二つ折りされた前記外装部材の連続体の長手方向に隣接
する前記吸収性本体の中間位置で前記外装部材の連続体
をその幅方向に接合して閉じ合わせ部を形成するステッ
プと、 前記閉じ合わせ部の中間部分を前記外装部材の連続体の
幅方向に切断するステップとを具えたことを特徴とする
パンツ型使いすておむつの製造方法。 - 【請求項8】 前記パンツ型使いすておむつは、前記外
装部材との間で前記第2の弾性部材および前記第3の弾
性部材をそれぞれ保持する前後一対の内層シートをさら
に有するものであり、 前記第2の弾性部材の連続体および前記第3の弾性部材
の連続体の前記直線部のみを切断するステップに先立
ち、前記外装部材の連続体に接合された前記第2の弾性
部材の連続体および前記第3の弾性部材の連続体に前記
内層シートの連続体をそれぞれ重ね合わせて前記外装部
材の連続体に接合するステップをさらに具えたことを特
徴とする請求項7に記載のパンツ型使いすておむつの製
造方法。 - 【請求項9】 前記パンツ型使いすておむつは、前記外
装部材の長手方向両端部にそれぞれ二つ折り状態で接合
されるウエストテープをさらに有し、 前記ウエストテープの連続体の一側縁側を前記外装部材
の連続体の側縁部にそれぞれ接合するステップと、前記
ウエスト周り開口部に配置される弾性部材の連続体を前
記ウエストテープの連続体に伸長状態で接合し、前記ウ
エストテープの連続体の他側縁側を前記吸収性本体の側
縁部に折り重ねて前記外装部材の連続体に前記吸収性本
体を固定するステップとをさらに具えたことを特徴とす
る請求項7または請求項8の何れかに記載のパンツ型使
いすておむつの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8120194A JPH09299398A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | パンツ型使いすておむつおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8120194A JPH09299398A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | パンツ型使いすておむつおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299398A true JPH09299398A (ja) | 1997-11-25 |
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ID=14780245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8120194A Pending JPH09299398A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | パンツ型使いすておむつおよびその製造方法 |
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