JP3517520B2 - 安全運転支援システム及び安全運転支援方法 - Google Patents
安全運転支援システム及び安全運転支援方法Info
- Publication number
- JP3517520B2 JP3517520B2 JP17206796A JP17206796A JP3517520B2 JP 3517520 B2 JP3517520 B2 JP 3517520B2 JP 17206796 A JP17206796 A JP 17206796A JP 17206796 A JP17206796 A JP 17206796A JP 3517520 B2 JP3517520 B2 JP 3517520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- signal
- reflected
- vehicle
- obstacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 6
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 11
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 8
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
する障害物を自動的に検知して運転者の安全運転性を高
める、安全運転支援システム及び安全運転支援方法に関
する。
両運転時の安全を確保する例が、特開昭60−1313
51号公報に開示されている。この例においては、超音
波式の障害物検出装置を用いている。超音波式障害物検
出装置では、超音波送波器から送波された超音波が障害
物により反射され、この反射された超音波を受波器で受
信する。そして、送信と受信の時間間隔から障害物まで
の距離を演算し、その障害物との距離に応じた警報を発
して運転者に注意を喚起している。これらは、バックセ
ンサ、クリアランスソナー等と呼ばれている。この障害
物検出装置を、例えば車両の後面に設けて、車庫入れ時
等の車両後退時に障害物への衝突を回避している。
ック等の大型車両に多く用いられているバックアイと呼
ばれる装置や、例えば特開平5−103236号公報に
開示されている後方確認装置がある。後者においては、
車両後部にテレビカメラを設け、このテレビカメラで撮
影された車両後方の映像を運転席のモニタ画面上に表示
し、これにより運転者が車両に搭乗したまま後方を確認
している。
物を確認するものにおいては、障害物までの距離は検出
できるが障害物の位置を特定できないため、どのように
進路を変更すれば衝突を回避出来るかという情報が不足
しており、運転者は車両に搭乗したままでは障害物を回
避出来ないという不具合があった。
を利用するものにおいては、モニタ画面上に映されたカ
メラ画像を運転者が目視して、障害物を検知している。
そのため、運転者が障害物を見落とした場合は障害物を
回避できない。また、バスやトラックなどの大型車両へ
は容易に設置できるが、乗用車等の小型車両の場合には
テレビモニタの大きさや設置位置および価格面で制約が
ある。さらに小型車両の場合には、カメラ位置が低くな
り、障害物までの距離である奥行き方向の情報を運転者
が認知しにくい。
位置する障害物を検知し、その位置および形の情報を運
転者が利用できる、車両の安全運転支援システムを実現
することにある。
に 、 本発明の安全運転支援システムは、車両の周囲に位
置する物体を音波もしくは超音波からなる信号波を用い
て自動的に検出し、車両の安全運転を支援する安全運転
支援システムにおいて、前記信号波を探査したい方向の
範囲全体に送波する2つの送波器と、これらの送波器か
ら送波され、物体に反射した反射波を受波する複数の受
波器と、前記受波器で受波した反射波を記憶するメモリ
と 、 前記メモリに記憶した各受波器毎の反射波につい
て、反射波が入射する角度と各受波器間の相対位置と2
つの送波器の相対位置とによって生じる経路差に基づく
位相差を補正する位相補正手段と、この位相補正手段に
より補正された信号を合成する信号合成手段とを備え、
前記2つの送波器から信号波を時分割して送波し 、 物体
に反射した反射波を前記複数の受波器で受波して前記メ
モリに記憶した後 、 記憶した反射波を着目する方向の角
度を指定して各受波器毎に位相補正する操作と、位相補
正した各反射波を合成して前記着目方向角度に対応する
反射波データを作成する操作とを 、 車両周囲の探査範囲
に相当する角度範囲について前記着目方向角度を順次変
化させて繰り返し、車両の周囲に位置する物体の二次元
情報を生成するものである。
スト波を用いるとよい。
報を表示する表示手段を備えるとよい。
つかの実施例に基づいて説明する。図1は、本発明に係
る障害物表示装置の一実施例のブロック図である。信号
波発生回路1は障害物探査用の信号波を発生して送波器
2に送り、送波器2は周囲に音波もしくは超音波を発射
する。送波器2から発射された音波または超音波は、周
囲に物体があれば反射して受波器アレイ3で受波され
る。ここで、受波器アレイ3は、n個(nは正の整数)
の受波器R1〜Rnを並べて構成されている。受波器アレ
イ3は、例えば図2に示したように、受波器R1〜Rnを
直線状に等間隔に配置して構成され、受波器間隔は信号
波の波長に応じた最適値、例えば半波長λ/2に設定され
ている。この図では送波器2を受波器アレイの中央に一
つ配置した場合を示している。
波器アレイと送波器を配置した障害物表示装置は、障害
物から反射して戻ってきた信号波を受波して障害物を検
出する。図3は、自動車の後部に前記受波器アレイと送
波器を配置した場合の図である。このように構成した本
実施例の動作を順を追って説明する。なお、以下の記載
においては、送波器2から発信されるのを音波としてい
るが、超音波を用いる場合も同様である。初めに動作の
概略を示す。
に送波する。送波されたバースト波は、車両周囲に物体
があると反射して受波器R1〜Rnに達する。各受波器
R1〜Rnはこの反射波を受波して、受波器ごとに設け
られたメモリM1〜Mnに受波信号を記憶する。この一
連の動作の終了後、またはそれと平行して記憶された受
波信号についてデータ処理が実行される。データ処理部
は、角度指令値発生部6、位相制御部7、位相補正部S
1〜Snおよび信号合成部8を備えている。データ処理
の初めに、複数の受波器R1〜Rnを備えた受波器アレ
イ3のアレイ軸方向に対する角度(θ)ごとに反射波の
強度を各受波器R1〜Rnの受波信号について求める。
次いで、各受波器R1〜Rnのその角度θ方向の反射波
信号を重ね合わせ、その角度θ方向の全体の反射波強度
を求める。この手順を車両周囲の探索範囲に相当する角
度範囲について繰返し、最終的に2次元平面における反
射波の強度分布を求める。この詳細を以下に説明する。
探査のための信号波を、送波器から探査したい方向の範
囲全体に送信する。それとともに、信号波の発生時刻を
示すタイミング信号をA/D変換部4に入力して受波信号
のサンプリングを開始する。車両周囲の障害物5から反
射された送波器2から発信された信号波は、各々の受波
器R1〜Rnにおいて信号波の伝達経路長に相当する遅れ
時間を伴って受波され、A/D変換部4においてサンプリ
ングされ、サンプリング値がそれぞれのメモリM1〜Mn
に記憶される。ここで、受波器R1〜Rnは指向性の少
ない方が好ましい。
タから障害物の位置を二次元的に再構成するために、角
度指令値発生部6は受波器アレイ3が設定された面に対
する着目方向の角度θを指定する。この角度θの指定
は、例えば0°〜180°まで所定角度(例えば10
°)ごとにスキャニングすることで実行される。つま
り、角度θを順次変化させて探査平面が走査される。位
相制御部7では角度指令値発生部6から出力された角度
指令値θに応じた位相補正値を発生する。位相補正部S
1〜Snは、メモリM1〜Mnに記憶された値を位相補正値
の分だけ遅延させて読み出す。信号合成部8では各受波
信号を加算し、角度指令値発生部6から出力された角度
指令値θで指示された着目方向について、反射信号波を
重ね合わせる。その結果、角度θ成分をのみを強調でき
る。この着目方向からの反射信号波を取り出す操作を以
下に説明する。
子を示す模式図である。障害物等から反射された信号波
の中で着目方向θから届いた信号波は、位相の基準線4
0において位相が同一になっている。受波器アレイの長
さをL、各受波器間の間隔をd、着目方向をθとする
と、位相の基準線とi番目の受波器Riの位置との経路
差rは、(式1)で表される。
た反射信号波は、音速をvとすると、位相の基準線に対
し(式2)で表される時間分だけが生じている。
とする。着目方向からの反射信号波に対して位相が等し
くなるよう位相差Δtを補正する。つまり、(式3)を
用いて受波器数iについての和をとる。
で、着目方向θからの反射信号波g(θ,t)を明確に
取り出すことができる。
て回動させて探査平面を走査し、その結果を図1に示し
た表示部9に表示する。これにより、二次元的な障害物
情報を運転者に提示できる。この場合、原点からの障害
物の距離Dは受信時間tに比例し、(式4)で表され
る。
得られる障害物情報は、距離と方向(D,θ)を用いた
極座標系で与えられ、その位置での反射信号波g(θ,
2D/v)の強弱が障害物の有無を表している。なお、
音波が球面状に広がる場合、振幅は伝播距離に反比例し
て減衰する。信号波は送波器と障害物間で一度空間を球
面状に広がり、次いで、障害物の表面から再び空間を球
面状に広がる。したがって音波の振幅は、障害物の距離
Dの自乗に反比例することになる。すなわち障害物情報
h(D,θ)は、適当な比例定数をαとすれば、(式5)
で表される。
て、距離Dを変化させながら障害物情報h(D,θ)の強
度を画像の濃淡として表示すれば、二次元的な障害物情
報が得られる。また、障害物情報h(D,θ)を適当なし
きい値により2値化すれば、障害物までの距離の数値情
報が得られる。この情報をもとに予め設定した安全距離
と比較し、接近し過ぎた場合には運転者に警告等を発す
る。これにより、見落としを防止したり、車両が安全に
移動できる範囲を算出でき、運転者に分かりやすく表示
できることは言うまでもなく、本方法を自動移動車両等
に用いれば、障害物を容易に検出できる。
図5は本発明の第2の実施例における多重信号波発生回
路のブロック図である。この多重信号発生回路は、第1
の実施例における信号波発生回路を拡張したものであ
る。受波器アレイの各受波器が送受信可能な素子で構成
されており、受波器アレイと送波器アレイとを共用でき
る点が第1の実施例と相違している。もちろん送波器ア
レイと受波器アレイを別個に用意しても良い。図におい
て、R1〜Rnは受波器を兼ねた送波器、C1〜Cnは送受
信回路を切り替えるスイッチ、G1〜Gnはトリガ信号の
入力によって規定のバースト信号を発生する信号波発生
回路である。また、30は外部から与えられた指令値に
応じた周波数の矩形波を発生する遅延時間発生回路、3
1はクロックを計数するアップダウンカウンタ、32は
カウンタの計数値に応じて一つの出力を真にするデマル
チプレクサ、33はスタート信号を保持するラッチ回路
である。
る場合を考える。θ>0すなわち図4における着目方向
のように右方向に指向性を合わせる場合には、R1から
Rnまでiを増加させて順次バースト波を経路差に応じ
て遅延量を増加させながら左から右の送波器に送波して
いけば良い。このようにすれば、全ての送波器から送波
された信号波の位相が着目方向θに対して同位相とな
り、波の重ね合せによって信号波強度が極大となる。
とすると、右隣の送受波器との間の遅延時間、すなわち
i番目の送受波器においてはRiとRi+1間の遅延時間Δ
t、は(式6)で表される。
たのとは逆に右から左の送受波器、すなわちRnよりR1
までiを減少させて順次バースト波を送波する必要があ
る。そこで、本実施例の多重信号波発生回路には、予め
算出した遅延時間Δtの絶対値と符号の向きを与える。
遅延時間の絶対値|Δt|を遅延時間の指令値として遅
延時間発生回路30に入力し、その符号の向きをアップ
ダウンカウンタ31の加減切替信号として入力する。
図6に示すタイミングチャートと図5を用いて説明す
る。上述したように予め遅延時間の指令値と加減切替信
号を信号波発生回路G1〜Gnに入力する。図6では、
θ>0すなわち加算の場合を示している。送波器R1〜
Rnの個数nは、簡単のために3とする。スタート信号
が入力されると、遅延時間発生回路30は遅延時間の指
令値に応じた周期で送信し始め、それとともにスタート
信号がラッチ33に保持され、スイッチC1〜Cnが信号
波発生回路G1〜Gn側に切り替わる。
ダウンカウンタ31が計数し、その結果、デマルチプレ
クサ32の出力が順次真となる。信号波発生回路G1〜
Gnは、デマルチプレクサ32の出力が真になった順に
バースト波を発生する。アップダウンカウンタ31が4
個目を計数すると、キャリ信号が出力されラッチ33が
リセットされる。このとき、スイッチC1〜Cnは受信側
に切り替わり、アップダウンカウンタ31は停止され
る。
算の場合は、アップダウンカウンタ31に送波器R1〜
Rnの個数nをプリセットし、計数のたびに減算する。
本実施例によれば、各送波器から順次バースト波を送信
する際に、経路差に応じて送信を遅延させているので、
アレイ状に配置された各送波器から送信された信号波は
互いに干渉し、あたかも指向性を持っているかのように
振舞い、送波方向を絞ることができる。このようにして
着目方向に指向性を絞った信号波を送信し、第1の実施
例と同様の方法で受信すれば障害物までの距離を正確に
計測できる。本実施例によれば、順次着目方向を方位毎
に走査したので二次元的な障害物情報が得られる。ま
た、障害物を探査しようとする範囲を全範囲とはせず
に、特定方向のみに絞りその範囲にのみ信号波を送信し
たので、特定方向以外にある障害物からの多重反射など
の雑音の影響を低減できる。なお、本実施例ではバース
ト波を用いているが、バースト波は離散状の波であるの
で、周囲に既に存在する各種音源からのノイズと識別が
容易になり、測定精度が向上する。
8を用いて説明する。図7は、n個の受波器R1〜Rnを
備えた受波器アレイ70の両端に2つの送波器71、7
2を設けた例を示したものである。図8は、各送波器が
送信する信号波の様子を示す模式図である。図中の位相
の基準線80は、受信波を重ね合わせる際に着目方向θ
へ送信した信号波の位相が同一になると考えられる位置
を結んだ線である。本実施例では、送波器71から送信
された信号波と送波器72から送信された信号波とを別
個に計測し、両方の受信信号波を重ね合わせている。そ
の際、それぞれの測定結果はそれぞれの送波器71、7
2が信号波を送波した時刻を0として計測しているの
で、送波器の位置の違いに起因する経路差の相違を考慮
して重ね合わせる必要がある。受波器アレイの長さを
L、着目方向をθとすると、位相の基準線と送波器7
1、72との経路差rは、(式7)で表される。
準線に対し(式8)で表される時間の分だけ位相差を有
しているとする。
波器から送信された信号波が反射して得られた受信波を
重ね合わせることが可能となる。
された信号波が反射して得られた受信波については(式
8)から得られたΔtの分だけ位相を遅らせ、送波器7
2から送信された信号波が反射して得られた受信波につ
いては(式8)から得られたΔtの分だけ位相を進めて
重ね合わせる。これにより、受波器の数はn個のまま
で、2n個のデータの加算として計算できる。アレイ開
口長さに比較して障害物が遠距離にあって反射波を平行
波と近似できるときには、1つの送波器が原点に置か
れ、その開口長が2倍である受波器アレイに等価であ
る。したがって、アレイ開口長や受波器の個数を変えず
に、反射信号波を受波した時の指向特性、すなわち、障
害物の位置を特定するときの角度方向の分解能を向上で
きる。
施例を以下に説明する。車両運転において、測定すべき
角度範囲について障害物までの距離を算出し、極座標系
での障害物の位置および輪郭を求める。その結果を図形
情報として表示する。このとき車両の上面図とともにこ
の結果を表示すると、運転者に障害物までの距離である
奥行き方向の情報を分かり易く伝達できる。得られた障
害物の位置情報をもとに車両が安全に移動できる範囲を
算出し、安全境界や安全な移動経路または操作などを運
転者に提示すれば、さらに有効である。
ックギアを選択したときなど後退のための操作を行なっ
たときに、障害物表示装置を作動させる、あるいは算出
された障害物までの距離が予め設定した安全距離よりも
接近した場合に障害物表示装置を作動させると、運転者
の注意を喚起できる。後者の場合、表示装置を作動させ
るとともに警告音や警告灯をも作動させれば、より効果
的である。
載テレビまたは車載ナビゲーションシステムの表示器を
利用し、障害物表示装置の作動時に必要に応じて切り替
えて使用すれば装置を安価に実現できる。
帯域20〜20000Hz、より好ましくは50〜10
000Hzの音波を用いれば、障害物検知のための信号
波をそのまま車両周囲の歩行者などに注意を喚起する警
告音として利用できる。一般的に、送波器から送波され
る周波数が高いと、送波された信号波に減衰が生じやす
く、一方周波数が低すぎると最終的にえられる情報の分
解能が低くなる。したがって、上記周波数範囲が好まし
く、本発明者等の実験によれば4000Hz前後(3k
Hzから5kHz)の場合に最も顕著な効果を生じてい
た。なおこの場合、送波器の共振周波数は可聴帯域であ
るから、信号波を送波していない遊休時には車両周囲の
歩行者などに注意を喚起する警告音を発声するスピーカ
として用いることができる。
号から得られた情報を車両のブレーキシステムやステア
リングシステムと連動させれば、車両の障害物への衝突
等を未然に防止できる。これは、車両が特に無人車や動
力装置付きの車椅子のときに有効な方法である。
両の後方または周囲に位置する障害物を検知し、その位
置および形の情報を運転者が利用できる、車両の安全運
転支援システムを実現することができる。このとき、ノ
イズ成分に比べて同位相の反射波が強調されるので、着
目方向からの反射波を明確に取り出すことができる。ま
た2つの送波器を用いることで 、 受波器の個数を変えず
に障害物の位置を特定するときの角度方向の分解能を向
上できる。
ック図である。
受波器アレイの構成図である。
る受波器アレイを車両に取り付けた図である。
る。
れる多重信号波発生回路のブロック図である。
られる多重信号波発生回路のタイミングチャートであ
る。
られる送波器の配置を示す図である。
る。
レイ、4……A/D変換部、5……障害物、6……角度
指令値発生部、7……位相制御部、8……信号合成部、
9……表示部、R1〜Rn……受波器、M1〜Mn……メモ
リ、S1〜Sn……位相補正部、40……反射波における
位相の基準線、50……遅延時間発生回路、51……ア
ップダウンカウンタ、52……デマルチプレクサ、53
……ラッチ、G1〜Gn……信号波発生回路、C1〜Cn…
…スイッチ、71、72……送波器、80……信号波に
おける位相の基準線。
Claims (3)
- 【請求項1】車両の周囲に位置する物体を音波もしくは
超音波からなる信号波を用いて自動的に検出し、車両の
安全運転を支援する安全運転支援システムにおいて、 前記信号波を探査したい方向の範囲全体に送波する2つ
の送波器と、これらの送波器から送波され、物体に反射
した反射波を受波する複数の受波器と、前記受波器で受
波した反射波を記憶するメモリと 、 前記メモリに記憶し
た各受波器毎の反射波について、反射波が入射する角度
と各受波器間の相対位置と2つの送波器の相対位置とに
よって生じる経路差に基づく位相差を補正する位相補正
手段と、この位相補正手段により補正された信号を合成
する信号合成手段とを備え、 前記2つの送波器から信号波を時分割して送波し 、 物体
に反射した反射波を前記複数の受波器で受波して前記メ
モリに記憶した後 、 記憶した反射波を着目する方向の角
度を指定して各受波器毎に位相補正する操作と、位相補
正した各反射波を合成して前記着目方向角度に対応する
反射波データを作成する操作とを 、 車両周囲の探査範囲
に相当する角度範囲について前記着目方向角度を順次変
化させて繰り返し、車両の周囲に位置する物体の二次元
情報を生成する ことを特徴とする安全運転支援システ
ム。 - 【請求項2】前記送波器から送波される信号波は離散的
なバースト波であることを特徴とする請求項1に記載の
安全運転支援システム。 - 【請求項3】車両の周囲に位置する物体の二次元情報を
表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又
は2に記載の安全運転支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17206796A JP3517520B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 安全運転支援システム及び安全運転支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17206796A JP3517520B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 安全運転支援システム及び安全運転支援方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020034A JPH1020034A (ja) | 1998-01-23 |
JP3517520B2 true JP3517520B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=15934928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17206796A Expired - Fee Related JP3517520B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 安全運転支援システム及び安全運転支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3517520B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7511659B2 (en) | 2006-12-25 | 2009-03-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Radar device |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4802730B2 (ja) * | 2006-01-24 | 2011-10-26 | パナソニック電工株式会社 | 物体検知装置 |
JP2009020086A (ja) * | 2006-09-22 | 2009-01-29 | Denso Corp | 超音波センサ |
JP4615542B2 (ja) * | 2007-04-13 | 2011-01-19 | 三菱電機株式会社 | ミリ波レーダ装置 |
JP4545174B2 (ja) | 2007-06-11 | 2010-09-15 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置 |
JP4476315B2 (ja) | 2007-08-17 | 2010-06-09 | 三菱電機株式会社 | 車載レーダ装置 |
JP5228602B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2013-07-03 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 物体検出装置 |
JP2010156708A (ja) * | 2010-03-08 | 2010-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用ミリ波レーダ装置 |
JP5488730B2 (ja) * | 2013-02-20 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | 入力装置及び入力方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4964398A (ja) * | 1972-10-20 | 1974-06-21 | ||
JPH01318951A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-25 | Mitsubishi Electric Corp | 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置 |
JP2687485B2 (ja) * | 1988-10-03 | 1997-12-08 | スズキ株式会社 | 複合ソナー装置 |
JPH0540058U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-05-28 | 松下電器産業株式会社 | ソナー画像表示装置 |
JPH0727850A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 超音波センサ |
JP3712425B2 (ja) * | 1993-11-30 | 2005-11-02 | 三菱電機株式会社 | 障害物検知装置 |
JPH07209419A (ja) * | 1994-01-24 | 1995-08-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 障害物検知装置 |
JPH09145839A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-06 | Suzuki Motor Corp | 障害物検出装置 |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP17206796A patent/JP3517520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7511659B2 (en) | 2006-12-25 | 2009-03-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Radar device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1020034A (ja) | 1998-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10962641B2 (en) | Vehicle radar sensing system with enhanced accuracy using interferometry techniques | |
JP4880712B2 (ja) | 障害物検出装置 | |
US7248153B2 (en) | Method for parking a vehicle | |
US5450057A (en) | Stereophonic warning apparatus | |
US5999092A (en) | Antenna cluster for a motor road vehicle collision warning system | |
EP1319962B1 (en) | Safety device for vehicles using multi-channel audio system | |
KR20000023167A (ko) | 물체와 가변위치의 장치, 특히 자동차 사이의 거리를 결정하는 방법 | |
KR20000062430A (ko) | 물체와 위치 가변성 장치 사이의 직각 위치를 특정하는 방법 | |
JP2004518983A (ja) | レーダーセンサプラットフォーム | |
JP2011253241A (ja) | 物体検出装置 | |
US6215415B1 (en) | Parking aid for a motor vehicle having sensors with substantially the same detection area | |
JP3517520B2 (ja) | 安全運転支援システム及び安全運転支援方法 | |
JP5842497B2 (ja) | 車両用警報装置 | |
JP7028139B2 (ja) | 報知装置及び報知方法 | |
JP2000180547A (ja) | 障害物検出装置 | |
KR102131450B1 (ko) | 주차 보조 장치 및 그 동작 방법 | |
JP3145592B2 (ja) | 車両用障害物検知装置 | |
GB2112520A (en) | Vehicle manoeuvring aid | |
JP2011220860A (ja) | 障害物検出装置 | |
JP2004142660A (ja) | 車両のセキュリティ装置 | |
KR20010063421A (ko) | 차량의 후방충돌 경보장치 및 방법 | |
JP2004220333A (ja) | 車両走行支援装置 | |
CN112240996A (zh) | 用于环境噪声的方向识别的方法,控制设备和存储介质 | |
JP2001083244A (ja) | 車両の側方障害物検出装置 | |
JP2644521B2 (ja) | 移動体の障害物との衝突予測装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 Year of fee payment: 7 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |