JP3712425B2 - 障害物検知装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、超音波によって障害物を検出し、車両から障害物までの距離に応じた警報内容を出力する障害物検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図21は例えば特開昭62−278478号公報に示された従来の障害物検知装置を示す概略平面図であり、図において、1は車両、2は車両1の左前方のコーナ、3は車両1の右前方のコーナ、4は車両1の左後方のコーナ、5は車両1の右後方のコーナ、6〜9は車両1の各コーナ2〜5に設置され、超音波を発信するとともに、障害物に反射された当該超音波を受信して車両1から障害物までの距離を検出し、その距離に応じた警報を表示する超音波センサ、10は図示せぬアクチュエータを介して、車両1が前進時は超音波センサ6,7を前方、超音波センサ8,9を側方に向けて回転させ、一方、車両1が後進時は超音波センサ6,7を側方、超音波センサ8,9を後方に向けて回転させるコントローラである。
【0003】
次に動作について説明する。
まず、コントローラ10は、図示せぬアクチュエータを介して、車両1が前進している場合には、超音波センサ6,7を前方に向けて回転させるとともに、超音波センサ8,9を側方に向けて回転させる。
従って、超音波センサ6,7は車両1の前方に向けて超音波を発信し、超音波センサ8,9は車両1の側方に向けて超音波を発信することになるので、超音波センサ6,7は車両1の前方に障害物が存在すれば、その障害物に反射された当該超音波を検出し、超音波センサ8,9は車両1の側方に障害物が存在すれば、その障害物に反射された当該超音波を検出することになる。
【0004】
そして、各超音波センサ6〜9は障害物に反射された超音波を受信した場合、その超音波を発信してから受信するまでの検出時間Tに基づいて、下記のように車両1から障害物までの距離Lを検出し、その距離に応じた警報を表示する。
距離L=検出時間×音速V/2
ただし、音速Vは340m/sとする。
ここで、警報の表示としては、例えば、距離Lが100cm以下の場合、黄色のランプ表示、距離Lが50cm以下の場合、赤色のランプ表示等である。
【0005】
従って、前進時には、車両1の前方及び側方に存在する障害物を検出することができる。
一方、後進時の動作は、図示せぬアクチュエータを介して、超音波センサ6,7を側方に向けて回転させるとともに、超音波センサ8,9を後方に向けて回転させる点では、前進時と相違するが、障害物の検出原理は前進時と同様であるため説明を省略する。因に、後進時には、車両1の側方及び後方に存在する障害物を検出することができる。
【0006】
なお、上記従来例の他、図22に示すように、車両1の後方に4個の超音波センサ11〜14を設置し、後方に存在する障害物を検出する障害物検知装置として実公昭62−16374号公報に示すものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の障害物検知装置は以上のように構成されているので、例えば、車両が直進している状態から右折する態勢に変化する場合のように運転状態等が変化する場合、車両から障害物までの距離が同じでも運転状態等の変化の前後では危険度が異なるが、常に検出距離と警報表示の関係が一定であるため、運転状態等の変化に応じた警報を行うことができず、走行の安全性を必ずしも確保できないなどの問題点があった。
【0008】
請求項1の発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、車両の運転状態の変化に応じて警報内容を変更することができるとともに、車両が後進する場合には、車両の後方に存在する障害物を広範囲に検出することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0009】
請求項2の発明は、車両の運転状態の変化に応じて警報内容を変更することができるとともに、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度を向上することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0010】
請求項3の発明は、車両の走行環境の変化に応じて警報内容を変更することができるとともに、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度を向上することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0011】
請求項4の発明は、車両が左折又は右折する場合には、車両の側方に存在する障害物を広範囲に検出することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0012】
請求項5の発明は、車幅灯が点灯された場合には、障害物を広範囲に検出することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0013】
請求項6の発明は、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度を向上することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0014】
請求項7の発明は、車両のどのコーナが障害物に最も接近しているのかを認識できる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0015】
請求項8の発明は、車両のどのコーナが最も障害物に接近しているのかを認識できる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0016】
請求項9の発明は、車両が後進する場合には、車両の後方に存在する障害物を広範囲に検出することができる障害物検知装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る障害物検知装置は、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の運転状態に基づいて変更するとともに、運転状態検出手段がバックギアの挿入を検出した場合、警報テーブル変更手段が車両の後方側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように警報テーブルを変更するものである。
【0018】
請求項2の発明に係る障害物検知装置は、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の運転状態に基づいて変更するとともに、少なくとも2か所以上に超音波送受信手段を設け、警報手段が検出した車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、その障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報手段が警報内容を出力するようにしたものである。
【0019】
請求項3の発明に係る障害物検知装置は、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の走行環境に基づいて変更するとともに、少なくとも2か所以上に超音波送受信手段を設け、警報手段が検出した車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、その障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報手段が警報内容を出力するようにしたものである。
【0020】
請求項4の発明に係る障害物検知装置は、運転状態検出手段が方向指示器の操作を検出した場合、車両の左側又は右側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように警報テーブルを変更するようにしたものである。
【0021】
請求項5の発明に係る障害物検知装置は、運転状態検出手段が車幅灯の点灯を検出した場合、障害物の検出距離範囲が広がるように警報テーブルを変更するようにしたものである。
【0022】
請求項6の発明に係る障害物検知装置は、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力するようにしたものである。
【0023】
請求項7の発明に係る障害物検知装置は、警報手段が警報内容を出力する場合、障害物に反射された超音波を受信した超音波送受信手段が認識できるようにすべく、各超音波送受信手段ごとに上記警報テーブルを備えたものである。
【0024】
請求項8の発明に係る障害物検知装置は、2つの超音波送受信手段が設置されている中間に障害物が存在している場合、その2つの超音波送受信手段から発信された超音波が障害物に反射されることにより該2つの超音波送受信手段で受信できる場合でも、何れか一方の超音波送受信手段で受信された超音波のみ有効とするようにしたものである。
【0025】
請求項9の発明に係る障害物検知装置は、超音波送受信手段が前方コーナと後方コーナに設置され、バックギアの挿入が検出されると、右後方及び左後方コーナに設置されている超音波送受信手段の検出距離範囲だけを広げるようにしたものである。
【0026】
【作用】
請求項1の発明における障害物検知装置は、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の運転状態に基づいて変更する警報テーブル変更手段を設けたことにより、運転状態の変化に応じて警報内容が変更される。また、運転状態検出手段がバックギアの挿入を検出した場合、車両の後方側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段を設けたことにより、車両の後方に存在する障害物を広範囲に検出することができるようになる。
【0027】
請求項2の発明における障害物検知装置は、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の運転状態に基づいて変更する警報テーブル変更手段を設けたことにより、運転状態の変化に応じて警報内容が変更される。また、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力する警報手段を設けたことにより、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度が向上する。
【0028】
請求項3の発明における障害物検知装置は、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の走行環境に基づいて変更する警報テーブル変更手段を設けたことにより、走行環境の変化に応じて警報内容が変更される。また、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力する警報手段を設けたことにより、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度が向上する。
【0029】
請求項4の発明における障害物検知装置は、運転状態検出手段が方向指示器の操作を検出した場合、車両の左側又は右側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段を設けたことにより、車両の側方に存在する障害物を広範囲に検出することができるようになる。
【0030】
請求項5の発明における障害物検知装置は、運転状態検出手段が車幅灯の点灯を検出した場合、障害物の検出距離範囲が広がるように警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段を設けたことにより、障害物を広範囲に検出することができるようになる。
【0031】
請求項6の発明における障害物検知装置は、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力する警報手段を設けたことにより、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度が向上する。
【0032】
請求項7の発明における障害物検知装置は、警報手段が警報内容を出力する場合、障害物に反射された超音波を受信した超音波送受信手段が認識できるようにすべく、各超音波送受信手段ごとに警報テーブルを有する警報手段を設けたことにより、車両のどのコーナが障害物に最も接近しているのかを認識できるようになる。
【0033】
請求項8の発明における障害物検知装置は、2つの超音波送受信手段が設置されている中間に障害物が存在している場合、その2つの超音波送受信手段から発信された超音波が障害物に反射されることにより該2つの超音波送受信手段で受信できる場合でも、何れか一方の超音波送受信手段で受信された超音波のみ有効とする切換手段を設けたことにより、車両のどのコーナが最も障害物に接近しているのかを認識できるようになる。
【0034】
請求項9の発明における障害物検知装置は、超音波送受信手段が前方コーナと後方コーナに設置され、バックギアの挿入が検出されると、右後方及び左後方コーナに設置されている超音波送受信手段の検出距離範囲だけを広げることにより、車両の後方に存在する障害物を広範囲に検出することができるようになる。
【0035】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
図1はこの発明の実施例1による障害物検知装置を示す構成図であり、図において、従来のものと同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。 図において、21〜24はそれぞれ車両1のコーナ2〜5の近傍に設置され(図12参照)、超音波B1 〜B4 を発信するとともに、障害物に反射された当該超音波を受信する超音波センサ(超音波送受信手段)、25〜28は後述するマイクロコンピュータ40から出力された超音波を発信すべき旨のパルス信号A1 〜A4 を交流に変換して増幅し、超音波B1 〜B4 を超音波センサ21〜24に出力する増幅器である。
【0036】
29は後述するマイクロコンピュータ40の指令にしたがって所定の時間間隔ごとに接続を切り換える切換スイッチ(切換手段)、29a〜29dは切換スイッチ29の接点、30は超音波センサ21〜24が受信した受信信号Cを増幅する増幅器、31は超音波センサ21〜24が受信した受信信号Cのうち、当該超音波成分帯のみ通過させる帯域フィルタ、32は帯域フィルタ31を通過した超音波をパルス信号Dに変換する検波器である。
【0037】
33は車両1の運転状態を検出する運転状態検出器(運転状態検出手段)、34はバックギアの挿入を検出する検出器、34aはバックギアが挿入されたとき点灯するバックランプ、35は方向指示器の操作を検出する検出器、35aは方向指示器が操作されたとき点灯するウインカーランプ、36は車幅灯の点灯を検出する検出器、36aは車幅灯が点灯されたとき点灯する車幅ランプ、37は車両1の走行環境を検出する走行環境検出器(走行環境検出手段)、38は車外が暗くなると抵抗値が高くなるフォトトランジスタ、39は車外の明るさが所定の明るさより暗くなると、暗くなった旨の信号を出力する比較器である。
【0038】
40は警報内容が車両1から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを有し、超音波センサ21〜24が超音波を受信した場合、その超音波センサ21〜24が該超音波を発信してから該超音波を受信するまでの検出時間Tに基づいて車両1から障害物までの距離Lを検出するとともに、その距離Lに応じた警報内容を出力するマイクロコンピュータ(警報手段)であり、また、当該マイクロコンピュータ40は運転状態検出器33又は走行環境検出器37の検出結果に基づいて、上記警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段を備えている。
41はマイクロコンピュータ40から出力される警報内容でON/OFF制御されるトランジスタ、42はマイクロコンピュータ40より出力される警報内容に基づいて警報する警報器(警報手段)、43は運転状態検出器33、走行環境検出器37及び警報器42の電源である。
【0039】
次に動作について説明する。
まず、マイクロコンピュータ40は、図2に示すように、超音波の発信を指令するパルス信号A1 〜A4 を所定の時間間隔ごとに出力するとともに、切換スイッチ29に対して切換指令を出力する。 そして、当該パルス信号A1 〜A4 は増幅器25〜28によって交流に変換されたのち増幅され超音波センサ21〜24に出力される。
これにより、超音波センサ21〜24は、図2に示すように、超音波B1 〜B4 を順次発信する。
【0040】
このように、発信された超音波B1 〜B4 は車両1から遠ざかる方向に進むが障害物がある場合には、その障害物に反射されて車両1に近づいてくるので、超音波センサ21〜24はその近づいてきた超音波B1 〜B4 を受信することになる。この実施例1では、図2に示すように、超音波センサ21から発信された超音波が受信されたものについて示している。
【0041】
図3は図2の一部を詳細に示したものであるので、以下図3を参照しつつ説明する。
即ち、時刻T1のとき、マイクロコンピュータ40からパルス信号A1 が出力されることにより超音波センサ21から超音波B1 が発信され、時刻T2のとき、受信信号Cを受信したことを示している。因に、超音波B1 を発信してから受信するまでの時間T2−T1は予め設定された所定の時間間隔より短いとする。
【0042】
ただし、大気中には超音波B1 の他に多くの雑音波が存在しているので、受信信号Cには超音波B1 以外の雑音波が含まれているため、増幅器30で増幅した後、帯域フィルタ31で雑音波を除去し、超音波B1 だけを通過させている。
そして、帯域フィルタ31を通過した超音波B1 は、図3に示すように、検波器32によってパルス信号Dに変換され、マイクロコンピュータ40に入力される。
【0043】
これにより、マイクロコンピュータ40は、従来のものと同様に、超音波B1 を発信してから受信するまでの検出時間T(T2−T1)に基づいて、車両1から障害物までの距離Lを検出する。
距離L=検出時間×音速V/2
ただし、音速Vは340m/sとする。
【0044】
マイクロコンピュータ40は、検出した距離Lに基づいて警報内容を出力することになるが、マイクロコンピュータ40は図4に示すように、警報内容が車両1から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを有しているので、この警報テーブルの内容にしたがって警報内容を出力する。
例えば、検出距離Lが50cmであるときは、”ピッピッピッ”という警報音が警報器42から出力されることになる。
ただし、図4の警報テーブルは、運転状態検出器33における何れの検出器34〜36も検出しておらず、走行環境検出器37も車外が暗くなったことを検出していない場合を示したものである。
【0045】
しかしながら、運転状態検出器33における何れかの検出器34〜36が検出し、または、走行環境検出器37が車外が暗くなったことを検出した場合には、車両1から障害物までの距離Lが同じでも運転状態等の変化の前後では危険度が異なるので、走行の安全性を確保すべく、マイクロコンピュータ40は警報テーブルの内容を変更する。
図5では、運転状態検出器33における何れかの検出器34〜36が検出し、または、走行環境検出器37が車外が暗くなったことを検出した場合には、非検出時の場合に比べて障害物の検出距離範囲が広くなるように変更している。
従って、車両1から障害物までの距離Lが90cmの場合において、非検出時では障害物の検出を知らせる警報音は出力されないが、検出時では”ピーピー”という警報音が警報器42から出力されることになる。
【0046】
実施例2.
上記実施例1では、何れの検出器34〜36等が検出しても、同様に警報テーブルを変更するものについて示したが、検出器34がバックギアの挿入を検出した場合には、図6に示すように、車両1の後方側に存在する障害物の検出距離範囲だけ広がるように警報テーブルを変更してもよい。
これにより、運転操作の難しい後進時の安全性が向上するとともに、前進時における過度の後方の警報を防止できる。
なお、図14は実施例2における超音波センサ21〜24の検出距離範囲を示している。
【0047】
実施例3.
上記実施例1では、何れの検出器34〜36等が検出しても、同様に警報テーブルを変更するものについて示したが、検出器35が方向指示器の操作を検出した場合には、図7に示すように、車両1の左側又は右側に存在する障害物の検出距離範囲だけ広がるように警報テーブルを変更してもよい。
これにより、運転操作の難しい右左折時の安全性が向上する。
即ち、車両1が曲がろうとする方向の障害物を早めに検出できるとともに、曲がる方向と逆方向が狭い場合には、車両1のコーナの接触を防止できる。
なお、図16は実施例3における超音波センサ21〜24の検出距離範囲を示している。
【0048】
実施例4.
上記実施例1では、何れの検出器34〜36等が検出しても、同様に警報テーブルを変更するものについて示したが、検出器36が車幅灯の点灯を検出した場合には、図8に示すように、障害物の検出距離範囲が広がるように警報テーブルを変更してもよい。
これにより、トンネル等の暗い道路に進入した場合には、障害物を早めに検出できるようになり、視界の悪い道路での安全性が向上するとともに、視界の良い道路における過度の警報を防止できる。
なお、図13は実施例4における超音波センサ21〜24の検出距離範囲を示している。
【0049】
実施例5.
上記実施例1では、何れの検出器34〜36等が検出しても、同様に警報テーブルを変更するものについて示したが、走行環境検出器37が車外が暗くなったことを検出した場合には、図9に示すように、障害物の検出距離範囲が広がるように警報テーブルを変更してもよい。
これにより、車外が暗くなった場合には、障害物を早めに検出できるようになり、視界の悪い夜間での安全性が向上するとともに、視界の良い昼間における過度の警報を防止できる。
【0050】
ここで、走行環境検出器37の動作を説明する。
車外が暗くなると、フォトトランジスタ38の抵抗値が高くなり、フォトトランジスタ38に印加される電圧Vfが下降する。
そして、比較器39は抵抗R1,R2で分圧された電圧Vrより電圧Vfが小さくなると、車外が暗くなった旨のLO信号を出力する。
なお、図17は実施例5における超音波センサ21〜24の検出距離範囲を示している。
【0051】
実施例6.
上記実施例では、障害物を検出しない場合及び車両1から障害物までの距離Lが所定の距離より長い場合、警報音を出力しないものについて示したが、図10に示すように、例えば、検出器34がバックギアの挿入を検出した場合には、障害物を検出した場合の警報音と区別できる警報音が障害物を検出しないとき出力するようにしてもよい。
これにより、運転操作の難しい後進時において、安心感をもって後進することができる。
なお、図15は実施例6における超音波センサ21〜24の検出距離範囲を示している。
【0052】
実施例7.
上記実施例1では、障害物に反射された超音波を超音波センサ21〜24のうち何れか1つでも受信すれば、警報音を出力するものについて示したが、車両1から障害物までの距離Lが所定の距離より長い場合、2つの超音波センサが受信した場合に限り、警報音を出力するようにしてもよい。
これにより、車両から障害物までの距離Lが長い場合の検出精度が向上し、例えば、2つの超音波センサ間の中央も精度よく検出できるようになる。
【0053】
実施例8.
上記実施例1では、障害物に反射された超音波を超音波センサ21〜24のうち何れか1つが受信した場合について示したが、2つの超音波センサが超音波を受信した場合には、どの超音波センサが超音波を受信したのかを認識できるようにすべく、各超音波センサごとに警報テーブルを設け、図11に示すように、各超音波センサごとに警報音を変えるようにしてもよい。
これにより、車両1のどのコーナが障害物に最も接近しているのかを認識できるようになる。
【0054】
実施例9.
上記実施例1では、障害物に反射された超音波を超音波センサ21〜24のうち何れか1つが受信した場合について示したが、2つの超音波センサが設置されている中間に障害物が存在している場合、その2つの超音波センサから発信された超音波が障害物に反射されることにより該2つの超音波センサで受信できる場合でも、何れか一方の超音波センサで受信された超音波のみ有効とする切換スイッチ29(切換手段)を設けてもよい。
これにより、車両1のどのコーナが最も障害物に接近しているのかを認識できるようになる。
【0055】
次に動作について説明する。
まず、図18に示すように、超音波センサ23と超音波センサ24の間の距離が120cmに設定されているとする。
この実施例9では、図19及び図20に示すように、切換スイッチ29の接点を、超音波を発信してから60cm相当時間までは超音波を発信した超音波センサ側に切り換えられ、60cm相当時間以降は対向する超音波センサ側に切り換えられる。
【0056】
従って、図18の位置に障害物がある場合、超音波センサ23が発信した超音波B3 は障害物に反射して超音波センサ24で受信され、マイクロコンピュータ40に入力される。
即ち、超音波センサ23から障害物までの距離は60cm以上であるので、障害物に反射して超音波が戻ってきたときは既に切換スイッチ29は接点29dに切り換えられているからである。
一方、超音波センサ24が発信した超音波B4 は障害物に反射して超音波センサ24で受信され、マイクロコンピュータ40に入力される。
即ち、超音波センサ24から障害物までの距離は60cm以下であるので、障害物に反射して超音波が戻ってきたときはまだ切換スイッチ29は接点29dのままだからである。
【0057】
これにより、超音波センサの設置位置から障害物までの距離が60cm以内である場合に限り、障害物に反射した超音波を受信してマイクロコンピュータ40に入力できるようになる。
従って、障害物に最も近い位置に設置されている超音波センサが受信した超音波が有効となるので、障害物に最も近い位置に設置されている超音波センサを認識できるようになる。
【0058】
実施例10.
上記実施例では、警報内容として警報音を出力するものについて示したが、これに限るものではなく、例えば、警報内容としてランプ表示するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の運転状態に基づいて変更するように構成したので、運転状態の変化に応じて警報内容が変更され、走行の安全性が向上する効果がある。また、運転状態検出手段がバックギアの挿入を検出した場合、車両の後方側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように警報テーブルを変更するように構成したので、車両の後方に存在する障害物を広範囲に検出することができるようになり、運転操作の難しい後進時の安全性が向上する効果がある。
【0060】
請求項2の発明によれば、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の運転状態に基づいて変更するように構成したので、運転状態の変化に応じて警報内容が変更され、走行の安全性が向上する効果がある。また、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力するように構成したので、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度が向上する効果がある。
【0061】
請求項3の発明によれば、警報内容が車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを車両の走行環境に基づいて変更するように構成したので、走行環境の変化に応じて警報内容が変更され、走行の安全性が向上する効果がある。また、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力するように構成したので、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度が向上する効果がある。
【0062】
請求項4の発明によれば、運転状態検出手段が方向指示器の操作を検出した場合、車両の左側又は右側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように警報テーブルを変更するように構成したので、車両の側方に存在する障害物を広範囲に検出することができるようになり、運転操作の難しい右左折時の安全性が向上する効果がある。
【0063】
請求項5の発明によれば、運転状態検出手段が車幅灯の点灯を検出した場合、障害物の検出距離範囲が広がるように警報テーブルを変更するように構成したので、、視界の悪い道路等では障害物を早めに検出できるようになり、走行の安全性が向上する効果がある。
【0064】
請求項6の発明によれば、車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、警報内容を出力するように構成したので、車両から障害物までの距離が長い場合の検出精度が向上する効果がある。
【0065】
請求項7の発明によれば、警報手段が警報内容を出力する場合、障害物に反射された超音波を受信した超音波送受信手段が認識できるようにすべく、各超音波送受信手段ごとに警報テーブルを設けるように構成したので、車両のどのコーナが障害物に最も接近しているのかを認識できる効果がある。
【0066】
請求項8の発明によれば、2つの超音波送受信手段が設置されている中間に障害物が存在している場合、その2つの超音波送受信手段から発信された超音波が障害物に反射されることにより該2つの超音波送受信手段で受信できる場合でも、何れか一方の超音波送受信手段で受信された超音波のみ有効とするように構成したので、車両のどのコーナが障害物に最も接近しているのかを認識できる効果がある。
【0067】
請求項9の発明によれば、超音波送受信手段が前方コーナと後方コーナに設置され、バックギアの挿入が検出されると、右後方及び左後方コーナに設置されている超音波送受信手段の検出距離範囲だけを広げるように構成したので、車両の後方に存在する障害物を広範囲に検出することができるようになり、運転操作の難しい後進時の安全性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による障害物検知装置を示す構成図である。
【図2】 実施例1の障害物検知装置の動作を示すタイムチャートである。
【図3】 図2の一部分の詳細を示すタイムチャートである。
【図4】 警報内容を示す表図である。
【図5】 警報内容を示す表図である。
【図6】 警報内容を示す表図である。
【図7】 警報内容を示す表図である。
【図8】 警報内容を示す表図である。
【図9】 警報内容を示す表図である。
【図10】 警報内容を示す表図である。
【図11】 警報内容を示す表図である。
【図12】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図13】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図14】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図15】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図16】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図17】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図18】 障害物検知装置が搭載された車両を示す平面図である。
【図19】 実施例9の障害物検知装置の動作を示すタイムチャートである。
【図20】 実施例9の障害物検知装置の動作を示すフローチャートである。
【図21】 従来の障害物検知装置を示す概略平面図である。
【図22】 従来の障害物検知装置を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 車両
21〜24 超音波センサ(超音波送受信手段)
29 切換スイッチ(切換手段)
33 運転状態検出器(運転状態検出手段)
34〜36 検出器
37 走行環境検出器(走行環境検出手段)
40 マイクロコンピュータ(警報手段、警報テーブル変更手段)
42 警報器(警報手段)
Claims (9)
- 車両のコーナ近傍に設置され、超音波を発信するとともに、障害物に反射された当該超音波を受信する超音波送受信手段と、警報内容が上記車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを有し、上記超音波送受信手段が超音波を受信した場合、その超音波送受信手段が該超音波を発信してから該超音波を受信するまでの検出時間に基づいて上記車両から障害物までの距離を検出するとともに、その距離に応じた警報内容を出力する警報手段とを備えた障害物検知装置において、上記車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、上記運転状態検出手段の検出結果に基づいて上記警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段とを設け、上記運転状態検出手段がバックギアの挿入を検出した場合、上記警報テーブル変更手段が上記車両の後方側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように上記警報テーブルを変更することを特徴とする障害物検知装置。
- 車両のコーナ近傍に設置され、超音波を発信するとともに、障害物に反射された当該超音波を受信する超音波送受信手段と、警報内容が上記車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを有し、上記超音波送受信手段が超音波を受信した場合、その超音波送受信手段が該超音波を発信してから該超音波を受信するまでの検出時間に基づいて上記車両から障害物までの距離を検出するとともに、その距離に応じた警報内容を出力する警報手段とを備えた障害物検知装置において、上記車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、上記運転状態検出手段の検出結果に基づいて上記警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段とを設けるとともに、少なくとも2か所以上に上記超音波送受信手段を設け、上記警報手段が検出した上記車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、上記障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、上記警報手段が上記警報内容を出力することを特徴とする障害物検知装置。
- 車両のコーナ近傍に設置され、超音波を発信するとともに、障害物に反射された当該超音波を受信する超音波送受信手段と、警報内容が上記車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを有し、上記超音波送受信手段が超音波を受信した場合、その超音波送受信手段が該超音波を発信してから該超音波を受信するまでの検出時間に基づいて上記車両から障害物までの距離を検出するとともに、その距離に応じた警報内容を出力する警報手段とを備えた障害物検知装置において、上記車両の走行環境を検出する走行環境検出手段と、上記走行環境検出手段の検出結果に基づいて上記警報テーブルを変更する警報テーブル変更手段とを設けるとともに、少なくとも2か所以上に上記超音波送受信手段を設け、上記警報手段が検出した上記車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、上記障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、上記警報手段が上記警報内容を出力することを特徴とする障害物検知装置。
- 上記運転状態検出手段が方向指示器の操作を検出した場合、上記警報テーブル変更手段は上記車両の左側又は右側に存在する障害物の検出距離範囲だけが広がるように上記警報テーブルを変更することを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 上記運転状態検出手段が車幅灯の点灯を検出した場合、上記警報テーブル変更手段は障害物の検出距離範囲が広がるように上記警報テーブルを変更することを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 少なくとも2か所以上に上記超音波送受信手段が設けられている場合において、上記警報手段が検出した上記車両から障害物までの距離が所定の距離より長い場合、上記障害物に反射した超音波を2つの超音波送受信手段が受信したときに限り、上記警報手段は上記警報内容を出力することを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 少なくとも2か所以上に上記超音波送受信手段が設けられている場合において、上記警報手段が上記警報内容を出力する場合、障害物に反射された超音波を受信した超音波送受信手段が認識できるようにすべく、上記警報手段は各超音波送受信手段ごとに上記警報テーブルを有することを特徴とする請求項1記載の障害物検知装置。
- 上記2つの超音波送受信手段が設置されている中間に障害物が存在している場合、その2つの超音波送受信手段から発信された超音波が障害物に反射されることにより該2つの超音波送受信手段で受信できる場合でも、何れか一方の超音波送受信手段で受信された超音波のみ有効とする切換手段を設けたことを特徴とする請求項7記載の障害物検知装置。
- 車両のコーナ近傍に設置され、超音波を発信するとともに、障害物に反射された当該超音波を受信する超音波送受信手段と、警報内容が上記車両から障害物までの距離に応じて分類された警報テーブルを有し、上記超音波送受信手段が超音波を受信した場合、その超音波送受信手段が該超音波を発信してから該超音波を受信するまでの検出時間に基づいて上記車両から障害物までの距離を検出するとともに、その距離に応じた警報内容を出力する警報手段とを備えた障害物検知装置において、上記超音波送受信手段が前方コーナと後方コーナに設置され、バックギアの挿入が検出されると、右後方及び左後方コーナに設置されている上記超音波送受信手段の検出距離範囲だけを広げることを特徴とする障害物検知装置。
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