JP3517333B2 - 衛生洗浄装置及び水抜栓 - Google Patents

衛生洗浄装置及び水抜栓

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JP3517333B2
JP3517333B2 JP12799297A JP12799297A JP3517333B2 JP 3517333 B2 JP3517333 B2 JP 3517333B2 JP 12799297 A JP12799297 A JP 12799297A JP 12799297 A JP12799297 A JP 12799297A JP 3517333 B2 JP3517333 B2 JP 3517333B2
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協二 浅田
馨 二村
正明 新美
実 松井
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株式会社パンウォシュレット
東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水を噴出させて人体
の局部を洗浄するようにした衛生洗浄装置に係り、その
目的とするところは、前記温水を適温に加熱して貯湯す
る貯湯タンクの水抜き構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、温水を噴出させて人体の局部を
洗浄するようにした衛生洗浄装置100は、例えば、図
15で示すように、便器本体101の上部後背部に載置
・固定したケーシング102に、便蓋103及び便座1
04を開閉可能に取付けるとともに、前記ケーシング1
02内には、温水を人体の局部に向けて噴出するノズル
装置105や、前記温水を適温に加熱して貯湯する貯湯
タンク106等を具備して構成されている。
【0003】そして、前記貯湯タンク106は、図1
5,16で示すように、ケーシング102を便器101
側方に突設して形成した操作盤107下部の収納部10
8に収納されており、その底面には水抜孔106aが形
成されている。109は前記水抜孔106aを塞閉する
水抜栓で、例えば、金属製の栓本体109aと、前記栓
本体109aの先端部に止着したゴム等の素材からなる
シール部材109bとを備えて構成されており、前記貯
湯タンク106底面の水抜孔106aの外側に形成した
ボス部106bに螺合することにより、前記水抜孔10
6aを水密状態で閉鎖している。
【0004】次に、前記衛生洗浄装置100において、
例えば、厳寒期における凍結防止や、長期不使用時にお
ける温水の腐敗を防ぐために、前記貯湯タンク106の
水抜きを行う場合は、図16で示すように、貯湯タンク
106の下部に取付けた水抜栓109を、その栓本体1
09aとボス部106bとの螺合を解くことにより取外
し、前記貯湯タンク106底面に設けた水抜孔106a
を開放して水抜きを行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記貯
湯タンク106は一般に密閉状態で形成されており、し
かも、前記水抜孔106aは貯湯タンク106の底面に
小径に形成されているので、前記のように貯湯タンク1
06下部の水抜栓109を取外しても、貯湯タンク10
6内に空気が良好に侵入しないため、水抜きに時間がか
かるとともに、貯湯タンク106内に温水の一部が残留
するおそれがあった。
【0006】また、前記水抜栓109は、例えば、金属
製の栓本体109aの先端部に、ゴム等の素材からなる
シール部材109bを、接着剤等を利用して取付けてい
たので、前記栓本体109aへのシール部材109bの
取付け作業は、位置合わせを正確に行う必要があり、し
かも、接着剤等が乾燥する時間も考慮しなければならな
いので、手間と時間がかかり面倒であった。
【0007】更に、前記水抜孔106aの開閉は、水抜
栓109の栓本体109aを回転させて、貯湯タンク1
06底面のボス部106bに螺合することにより行って
いたので、前記水抜栓109のシール部材109bに
は、水抜孔106aを開閉する度に貯湯タンク106底
面との間で捩じれ現象が生じ、この捩じれ現象によって
シール部材109bが栓本体109aから剥離するとい
う問題があった。
【0008】その上、貯湯タンク106の下側から水抜
きを行う場合、前記温水を受水する容器(図示せず)を
別に用意し、この容器を手に持ったり、トイレの床面に
置いて前記温水を受水していたので大変煩わしく、しか
も、前記貯湯タンク106から排水された温水が飛散
し、トイレの床面を濡らしたりする問題もあった。
【0009】また、前記水抜栓109は、図16で示す
ように、人目につきにくい収納部108の底面側に設け
られているので、その取付け取外し作業に際しては、取
付け位置を確認した上で前記水抜栓109を回転させて
その取付け取外し作業を行っていた関係上、手間と時間
がかかり非常に面倒であった。
【0010】本発明は、前記の種々な問題点に鑑み、温
水を受水する容器を特別に用意することなく貯湯タンク
からの温水の水抜きが簡易に行い得、しかも、シール部
材の水抜孔に対する取付け及び水抜栓の開閉操作等を迅
速・確実に行うことができるようにした衛生洗浄装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、局部洗浄のための機能部を収納するケ
ーシングと、機能部に供給する洗浄水を適温に加熱して
貯湯する貯湯タンクを備え、貯湯タンクに開口した水抜
孔に水抜栓を設け、同水抜栓は、水抜孔と連通する排水
口を備えたカバー体と、排水口を必要に応じて開閉する
開閉弁体と、シール部材とを具備して構成し、しかも、
ケーシングの外部から水抜栓を開閉可能とした開閉操作
装置を設けた衛生洗浄装置において、シール部材は、円
板状の板体の中央部に穿孔した透孔と、透孔の周縁に沿
って形成した内側突起と、内側突起と所定の間隔を保っ
て周設した外側突起とを備えて構成するとともに、外側
突起を水抜孔の外側に形成した筒部先端と、カバー体に
形成したフランジ底面との間に介挿し、内側突起に開閉
弁体を当接させて排水口を水密に閉鎖可能としたことを
特徴とする。
【0012】また、開閉操作装置は、ケーシング底面に
形成した案内ガイドに沿って左右方向に移動する操作レ
バーと、開閉弁体を前記貯湯タンク内側に押圧して排水
口を開放する開放杆と、一方端を操作レバーと連結軸を
介して連結し、かつ、他方端を開放杆と係合した連結杆
とにより構成したことを特徴とする。
【0013】また、水抜孔に水抜栓を設け、同水抜栓
は、水抜孔と連通する排水口を備えたカバー体と、排水
口を必要に応じて開閉する開閉弁体と、シール部材とを
具備して構成し、シール部材は、円板状の板体の中央部
に穿孔した透孔と、透孔の周縁に沿って形成した内側突
起と、内側突起と所定の間隔を保って周設した外側突起
とを備えて構成するとともに、外側突起を水抜孔の外側
に形成した筒部先端と、カバー体に形成したフランジ底
面との間に介挿し、内側突起に開閉弁体を当接させて排
水口を水密に閉鎖可能としたことを特徴とする。
【0014】
【0015】前記水抜栓の開閉操作装置は、ケーシング
底面に形成した案内ガイドに沿って左右方向に移動する
操作レバーと、前記開閉弁体を貯湯タンク内側に押圧し
て排水口を開放する開放杆と、一方端を前記操作レバー
と連結軸を介して連結し、かつ、他方端を前記開放杆と
係合した連結杆とを備えて構成したことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明は、前記のように、貯湯タンクに便器本
体内と連通する排水路と対応して水抜栓を設けるように
したので、貯湯タンクの下側から水抜きを行う場合のよ
うに、温水を受水する容器等を特別に用意する必要は全
くなく、貯湯タンク内の温水を排水路→便器本体に良好
に排水させることができる。
【0017】また、前記シール部材は、水抜孔の外側に
形成した筒部先端と、カバー体に形成したフランジ底面
との間で、外側突起を介して挟持した状態で取付けるよ
うにしたので、その取付け作業は、カバー体の貯湯タン
ク側への取付け時に同時に行うことが可能となり、前記
シール部材の取付け作業を迅速・容易に行うことができ
る。
【0018】
【0019】
【0020】更に、前記水抜栓の開閉操作装置は、操作
レバー,連結杆,開放杆を具備して構成されており、前
記開閉操作装置により貯湯タンクの水抜栓を開閉操作す
るようにしたので、従来のように、水抜栓を回転させて
水抜孔を開閉させる場合に比べて、水抜栓の開閉作業を
迅速・容易に行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1ないし図10
によって説明する。図1は本発明の衛生洗浄装置を便器
本体に据付けた状態を示す平面図である。図1におい
て、1は便器本体2の上部後背部を利用して設置した衛
生洗浄装置で、前記衛生洗浄装置1は、上ケーシング
(図1に一部分のみ示す)3aと下ケーシング3bとを
組合わせて内部空間を形成し、この内部空間に機能部を
収納して構成されており、前記下ケーシング3bを、便
器本体2の上部後背部に固定した図示しない固定プレー
トに、係止レバー4に形成した係止フック4aを利用し
て係脱自在に係止することにより、便器本体2に据付け
られる。
【0022】そして、前記上ケーシング3aには図示し
ない便座及び便蓋が開閉自在に取付けられている。衛生
洗浄装置1の機能部は、例えば、上ケーシング3aの側
部に前方に向けて突出形成した操作盤3c内の図示しな
いコントローラを、操作盤3c上に配設した洗浄、乾
燥、停止等の操作スイッチ等の操作手段3dを任意に手
動操作して作動させる。
【0023】次に、衛生洗浄装置1の内部について説明
する。図1に示す5は図示しない給水源と貯湯タンク6
との間に配置されたバルブユニットである。また、貯湯
タンク6は図2のように内部が空洞化した上及び下ケー
ス6a,6bを、それぞれフランジ6c,6dを熱溶着
する等して、内部の空洞部に適温水が所定量貯湯できる
ように構成されている。7aはバルブユニット5と図示
しない流量調節弁とを接続する第1の通水管、7bは前
記流量調節弁と貯湯タンク6下部の洗浄水流入口8(図
2参照)とを接続する第2の通水管をそれぞれ示し、前
記バルブユニット5を駆動して洗浄水を流量調節弁を介
して貯湯タンク6に供給する。
【0024】つづいて、前記2つ割とした上,下ケース
6a,6bからなる貯湯タンク6の構造を図1,2にお
いて説明する。この貯湯タンク6は図1に示す下ケーシ
ング3bの中央から左側の位置にバルブユニット5に近
接して取付けられており、貯湯タンク6内の洗浄水は図
2に示すヒータ9により加熱し、温度センサ10によっ
て湯温を検出して、所定温度の温水(以下、適温水とい
う)を生成するように構成されている。11は貯湯タン
ク6の上部に取付けた適温水過熱防止用のバイメタルス
イッチであり、12は貯湯タンク6内の洗浄水が定量供
給されたときのみ、ヒータ9を通電させて洗浄水の加熱
を可能とした空焚き防止用のフロートスイッチである。
【0025】次に、図2で示す13は貯湯タンク6の上
ケース6a上部の適温水出湯口14に設けた大気開閉弁
であり、この大気開閉弁13には、大気と連通する大気
連通口15と、適温水の流出口16とを有し、更に、内
部には前記出湯口14上部の弁座14aと接離する弁体
17が昇降可能に収容されている。そして、適温水の流
出時はその水流によって弁体17を押上げ、大気連通口
15を弁体17により閉鎖し、適温水の非流出時は弁体
17が自重降下して出湯口14を閉止し、大気連通口1
5を開放状態とする。なお、前記適温水の流出口16に
は図1に示すように、貯湯タンク6の右側に配置したノ
ズル装置18が、給湯管19を介して接続されている。
【0026】図2において、20は貯湯タンク6正面
(便器本体2側)の下部右側に設けた水抜栓で、その構
造を図3,4により説明する。前記水抜栓20は、図
3,4で示すように、貯湯タンク6に開口した径大な水
抜孔21と、この水抜孔21と連通する排水口22を開
口したカバー体23と、前記カバー体23に形成した支
持枠23a及び貯湯タンク6内の水抜孔21と近接する
位置に形成した支持座21aとに摺動自在に支承される
一対の弁棒24a,24bを備え、前記カバー体23に
開口した排水口22を必要に応じて開閉する開閉弁体2
5と、前記排水口22と略同径の透孔26aを開口し、
前記水抜孔21の外側に形成した筒部21b及び前記カ
バー体23に形成したフランジ23bとの間で挟持され
る中空円板状のシール部材26と、前記開閉弁体25を
前記シール部材26側に常時押圧付勢して排水口22の
水密状態を保持する圧縮バネ27と、前記カバー体23
を貯湯タンク6側に締着・固定するためのねじ等の締付
部材28とを備えて構成されている。
【0027】なお、前記中空円板状のシール部材26の
両端面には、図5で示すように、前記透孔26a側の端
縁に内側突起26bが、また、前記内側突起26bから
所定距離離れた外周側の端縁に外側突起26cがそれぞ
れ周設されており、前記シール部材26は、図4,6で
示すように、前記外側突起26cを介して水抜孔21の
外側に形成した筒部21b先端とカバー体23に形成し
たフランジ23b底面との間で挟持された状態で取付け
られており、前記内側突起26bには、排水口22を必
要に応じて開閉する開閉弁体25を、圧縮バネ27の弾
性力により押圧付勢させることにより、前記排水口22
を水密に閉鎖する。
【0028】そして、前記水抜栓20を組立てる場合
は、まず、前記カバー体23に形成したフランジ23b
内に前記シール部材26を、図3に上向きの矢印で示す
方向から挿入し、その一方の端面に形成した外側突起2
6cを前記フランジ23bの底面に当接させるととも
に、開閉弁体25に設けた一対の弁棒24a,24bの
うち一方(図3の上側)の弁棒24aを前記カバー体2
3に形成した支持枠23aに水平移動可能に挿通・支持
させる。
【0029】つづいて、前記開閉弁体25の他方(図3
の下側)の弁棒24bを、図3に下向きの矢印で示す方
向から圧縮バネ27を介して支持座21aに水平移動可
能に挿通・支持させるとともに、シール部材26を挿入
したカバー体23を水抜孔21の外側に形成した筒部2
1bに被せ、前記シール部材26の他方の端面に形成し
た外側突起26cを筒部21b先端部に当接させる。そ
して、前記シール部材26をそれぞれ外側突起26c,
26cを介してフランジ23bの底面と筒部21bの先
端部との間で挟持させた状態で、カバー体23を貯湯タ
ンク6側に、図3に下向きの矢印で示す方向からねじ等
の締付部材28を用いて締着・固定することにより、図
4,6で示すように、水抜栓20の組立を終了する。
【0030】前記のようにして貯湯タンク6に水抜栓2
0を構成することにより、図6で示すように、筒部21
bとフランジ23bとの接続部は、前記シール部材26
に形成した外側突起26c,26cにより水密状態を保
持し、一方、開閉弁体25は、圧縮バネ27の弾性力に
よりシール部材26に形成した内側突起26bに押圧付
勢されて、排水口22を水密に閉鎖することができるの
で、前記排水口22の非開放時における水抜栓20から
の漏水を良好に防ぐことができる。
【0031】次に、図1,8,9において、30は前記
水抜栓20を必要に応じて開閉操作する開閉操作装置
で、図8,9で示すように、下ケーシング3bの底面に
形成した横長な案内ガイド31に嵌合・保持されて、下
ケーシング3bの長手方向(左右方向)に移動可能に設
けた操作レバー32と、前記開閉弁体25の一方の弁棒
24aを貯湯タンク6の内側方向に押動して排水口22
を開放する開放杆33と、前記操作レバー32の左右方
向への移動を開放杆33に伝達する連結杆34とを備え
て構成されている。
【0032】そして、前記操作レバー32は、図9で示
すように、Z形に形成されてその一方端(図9の下側)
を下ケーシング3bを便器本体2に係止する係止レバー
4の先端部と近接する位置まで延設して、排水口22を
開放したとき前記係止レバー4の先端部と当接する当接
板32aを備え、また、他方端は下ケーシング3bの後
背部からその外方に突出して操作つまみ32bを形成す
る。
【0033】また、前記連結杆34は、図8,9で示す
ように、略L形に形成されてその中心部が下ケーシング
3bに突設した支軸35に回動可能に枢支されており、
垂直方向の上方端に穿孔した長孔34aに、前記操作レ
バー32に突設した連結軸32cを係合させて、前記操
作レバー32と共動可能に連結する。
【0034】更に、前記開放杆33は、図8,9で示す
ように、直線状に形成されてその中心部を下ケーシング
3bに突設した支軸35aに回動可能に枢支し、この開
放杆33の水平方向の一方端33aを鉤状に形成して前
記連結杆34の下方端に形成した溝部34b(図8参
照)に係合させ、水平方向の他方端33bは、前記水抜
栓20のカバー体23から突出する開閉弁体25の弁棒
24aの先端と当接させる。
【0035】なお、図1において、29は前記水抜栓2
0と対応して下ケーシング3bの底面に形成した便器本
体2内と連通する排水路である。また、38は洗浄後の
局部を乾燥する温風乾燥装置である。
【0036】次に、厳寒期における凍結防止、あるい
は、長期不使用時における温水の腐敗を防ぐために、貯
湯タンク6の水抜きを行う場合について説明する。前記
のように、貯湯タンク6の水抜きを行うために水抜栓2
0の開閉操作を行う場合は、図9において、下ケーシン
グ3bの後背部から突出する操作レバー32の操作つま
み32bを図9の右方向に押動し、前記操作レバー32
を案内ガイド31に沿って同方向に移動させ、前記操作
レバー32に連結軸32cを介して連結した連結杆34
の下方端(連結軸32cと連結していない自由端側)
を、図9において支軸35を中心として時計方向に回動
させる。
【0037】前記連結杆34の回動により、この連結杆
34の下方端と一方端33aが係合する開放杆33は、
前記連結杆34に押動され、図9で示すように、支軸3
5aを中心として反時計方向(貯湯タンク6側)に回動
し、前記開放杆33の他方端33b(図9の右側)と当
接する開閉弁体25の弁棒24aを圧縮バネ27の弾性
力に抗して貯湯タンク6の内側方向に押動する。この結
果、前記開閉弁体25は図7,10で示すように、シー
ル部材26の内側突起26bとの当接が解除されて排水
口22を開放する。連結杆34が所定の位置まで回動す
ると、開放杆33の一方端33aが連結杆34の溝部3
4bに設けた突起34cに係止され、排水口22の開放
状態を保持する。
【0038】前記のようにして排水口22が開放される
と、前記排水口22と水抜孔21とは連通状態となり、
貯湯タンク6内の温水は、水抜孔21→排水口22→排
水路29を通って順次便器本体2内に排水される。即
ち、貯湯タンク6の水抜きを行う。
【0039】この際、貯湯タンク6上部に設けた大気開
閉弁13は、弁体17が貯湯タンク6上部の出湯口14
を閉鎖しているので、空気は貯湯タンク6内に流入して
いないものの、カバー体23に形成した排水口22は、
貯湯タンク6の水抜孔21と同径に近い大きさで、しか
も、高さ方向の寸法を大きくすることにより、排水口2
2の上下方向において水頭圧に差が生じ、この水頭圧の
差によって空気Aが排水口22の上部側から貯湯タンク
6内に流入する結果(図7参照)、前記大気開閉弁13
が閉鎖されていても、貯湯タンク6内の温水Wは前記排
水口22下部側から良好に排水することができる。
【0040】貯湯タンク6の水抜き終了後、排水口22
を閉鎖する場合は、図10において、操作レバー32の
操作つまみ32bを図10の左方向に引戻して、前記操
作レバー32を案内ガイド31に沿って同方向に移動さ
せ、連結軸32cを介して連結した連結杆34を、図1
0において反時計方向に回動する。前記連結杆34の回
動により、開放杆33はその一方端33aと連結杆34
の他方端の溝部34bに形成した突起34cとの係止が
解除されるので、前記開放杆33による弁棒24aの押
圧状態も解除される。この結果、開閉弁体25は圧縮バ
ネ27の弾性力により、シール部材26の内側突起26
bに押圧付勢され、排水口22を水密に閉鎖する。ま
た、前記開放杆33は、開閉弁体25による排水口22
の閉鎖(即ち、開閉弁体25の原位置復帰)に伴い、開
閉弁体25の弁棒24aに押圧されて原位置(図9に示
す状態)に復帰する。
【0041】なお、前記水抜栓20の開放時、操作レバ
ー32の当接板32aは図10で示すように、係止レバ
ー4の先端と当接しているので、衛生洗浄装置1を点検
等に際して便器本体2から取外すような場合、前記係止
レバー4を図1において左方向に押動すると、操作レバ
ー32は前記係止レバー4に押されて図10の左方向に
後退し、連結杆34を介して開放杆33による弁棒24
aの押圧状態を解除して、水抜栓20を図9で示すよう
に自動的に閉鎖させる。従って、衛生洗浄装置1を点検
等の終了後に便器本体2に取付ける場合、前記水抜栓2
0の閉め忘れにより貯湯タンク6に供給される洗浄水
が、水抜栓20の開放により便器本体2側に流出すると
いう問題を確実に防ぐことができる。
【0042】次に、図11,12により、本発明の水抜
栓の第2実施例について説明する。第2実施例の水抜栓
40は、シール部材44を開閉弁体41自体に取付ける
ようにした点に特徴がある。図11(a)において、4
1は水抜栓40の排水口48(図12参照)を必要に応
じて開閉する開閉弁体で、一対の弁棒41a,41bの
うち一方の弁棒41aには、前記開閉弁体41と所定の
間隔を設けて台形状(テーパ状)の係合段部42を形成
し、また、円板状のシール部材44には、前記開閉弁体
25と係合段部42との間に形成される係合溝43に係
合する小径な透孔44aが穿孔されている。
【0043】そして、前記シール部材44を開閉弁体4
1に取付ける場合は、図11(a)の矢印で示す方向か
ら前記シール部材44を開閉弁体41に接近させ、その
中央部に穿孔した透孔44aに、係合段部42を有する
弁棒41aを挿通し、前記シール部材44の透孔44a
を、前記係合段部42により拡開させながら係合段部4
2と開閉弁体41との間に形成した係合溝43に係合さ
せることにより、図11(b)で示すように、シール部
材44を開閉弁体41に取付ける。
【0044】シール部材44を取付けた開閉弁体41
は、図12で示すように、前記係合段部42を有する弁
棒41aをカバー体45に形成した支持枠45aに水平
移動可能に挿通し、他方の弁棒41bは圧縮バネ46を
介して水抜孔47近傍に形成した支持座47aに水平移
動可能に挿通し、この後、前記カバー体45を貯湯タン
ク6側に図示しない締付部材等を用いて締着・固定する
ことにより、水抜栓40の組立を終了する。
【0045】前記開閉弁体41は、圧縮バネ46の弾性
力によりシール部材44を介してカバー体45に形成し
た弁座45b側に常時押圧付勢され、カバー体45の排
水口48を水密に閉鎖している。なお、図12中、49
は漏水防止用のOリングである。
【0046】なお、第2実施例において、排水口48を
開放して貯湯タンク6の水抜きを行う場合は、第1実施
例と同様に、開放杆33により弁棒41aを圧縮バネ4
6の弾性力に抗して貯湯タンク6の内側方向に押動し、
開閉弁体41のシール部材44とカバー体45の弁座4
5bとの当接を解除して排水口48を開放することによ
り、貯湯タンク6の水抜きを行う。また、排水口48を
閉鎖する場合は、開放杆33による弁棒41aの押圧を
解除することにより、開閉弁体41は圧縮バネ46の弾
性力によりシール部材44を介してカバー体45の弁座
45bに押圧付勢され、排水口48を水密に閉鎖する。
【0047】次に、図13,14により、本発明の水抜
栓の第3実施例について説明する。第3実施例の水抜栓
50は、第2実施例の水抜栓40のように、弁棒41a
に形成した係合段部42を利用してシール部材44を開
閉弁体41に取付ける代わりに、止輪52によりシール
部材53を開閉弁体51に取付けるようにした点に特徴
がある。図13(a)において、51は水抜栓50の排
水口48(図14参照)を必要に応じて開閉する開閉弁
体で、一対の弁棒51a,51bを備え、また、シール
部材53には弁棒51aが挿通する小径な透孔53aが
穿孔されている。
【0048】そして、前記シール部材53を開閉弁体5
1に取付ける場合は、図13(a)の矢印で示す方向か
ら前記シール部材53を開閉弁体51接近させ、その中
央部に穿孔した透孔53aに、開閉弁体51の一対の弁
棒51a,51bのうち一方の弁棒51aを挿通して、
前記シール部材53の一方の端面を図13(b)で示す
ように、開閉弁体51に当接させる。つづいて、図13
(b)の矢印で示す方向から前記一方の弁棒51aに止
輪52を嵌着し、この止輪52をシール部材53の他方
の端面に当接させることにより、図13(c)で示すよ
うに、前記シール部材53を開閉弁体51に抜脱不能に
取付けることができる。
【0049】なお、第3実施例において、水抜栓50の
組立及び水抜栓50の開閉操作は、第2実施例と同様で
あるので、その説明を省略する。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ケーシ
ングの底面に便器本体内と連通する排水路を形成したの
で、従来のように、温水を受水する容器等を特別に用意
することなく、貯湯タンク内の温水を前記排水路→便器
本体に良好に排水することができる。しかも、前記排水
路と対応する貯湯タンクには水抜栓を設け、この水抜栓
の排水口の上部と下部との水頭圧の差を利用して貯湯タ
ンク内を大気と連通させることにより貯湯タンク内の温
水を良好に排水することが可能となり、従来のように、
貯湯タンク内に温水の一部が残留する等の問題を確実に
解決することができる。
【0051】また、第1実施例に示すシール部材は、カ
バー体に形成したフランジ内に挿入した状態で前記カバ
ー体を貯湯タンク側に取付け、前記フランジと水抜孔の
外側に形成した筒部先端との間で挟持した状態で取付け
るようにしたので、その取付け作業は、カバー体の貯湯
タンク側への取付けと同時に行うことが可能となり、こ
の結果、前記シール部材を迅速・容易に取付けることが
できる。しかも、前記シール部材は、外側突起により筒
部とフランジとの接続部をシールし、かつ、内側突起に
より開閉弁体と排水口とのシールを可能としたので、1
つのシール部材で2個所のシールを行うことができ、至
便である。
【0052】
【0053】
【0054】更に、前記水抜栓の排水口は、操作レバ
ー,連結杆,開放杆を具備して構成した開閉操作装置に
より、ワンタッチ操作で下ケーシングの後背部側から、
開閉弁体の弁棒を貯湯タンクの内側方向に押圧して開放
するようにしたので、従来のように、水抜栓を回転させ
て取付け,取外しを行って水抜孔を開閉する場合に比
べ、水抜栓の開閉作業を迅速・容易に行うことができ
る。
【0055】このように、本発明によれば、前記シール
部材は、接着剤等を使用することなく筒部とフランジと
の間、または、開閉弁体に取付けることができ、しか
も、水抜栓は押圧方式で開閉させるので、従来のよう
に、水抜栓の栓本体を回転させることにより、シール部
材に捩じり現象が生じて、シール部材が栓本体から剥離
する等の弊害を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛生洗浄装置の内部を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の水抜栓を備えた貯湯タンクの正面図で
ある。
【図3】水抜栓の分解図である。
【図4】水抜栓の横断平面図である。
【図5】シール部材の一部を破断して示す斜視図であ
る。
【図6】水抜栓の開放前の状態を示す縦断側面図であ
る。
【図7】水抜栓の開放状態を示す縦断側面図である。
【図8】水抜栓開閉装置を分解して示す斜視図である。
【図9】水抜栓開閉装置により水抜栓を開放する前の状
態を示す説明図である。
【図10】水抜栓開閉装置により水抜栓を開放した状態
を示す説明図である。
【図11】(a),(b)はそれぞれ第2実施例の開閉
弁体にシール部材を取付ける動作を説明するための説明
図である。
【図12】第2実施例の水抜栓を拡大して示す横断平面
図である。
【図13】(a)〜(c)はそれぞれ第3実施例の開閉
弁体にシール部材を取付ける動作を説明するための説明
図である。
【図14】第3実施例の水抜栓を拡大して示す横断平面
図である。
【図15】従来の衛生洗浄装置を便器に取付けた状態を
示す斜視図である。
【図16】従来の水抜栓の構造を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
1 衛生洗浄装置 2 便器本体 6 貯湯タンク 20,40,50 水抜栓 21,47 水抜孔 21b 筒部 22,48 排水口 23,45 カバー体 23b フランジ 25,41,51 開閉弁体 26,44,53 シール部材 26a,44a,53a 透孔 26b 内側突起 26c 外側突起 30 水抜栓開閉装置 32 操作レバー 33 開放杆 34 連結杆 42 係合段部 43 係合溝 45b 弁座 52 止輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二村 馨 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小糸工業株式会社内 (72)発明者 新美 正明 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 松井 実 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−326131(JP,A) 特開 平4−64631(JP,A) 実開 平2−18577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局部洗浄のための機能部を収納するケーシ
    ングと、前記機能部に供給する洗浄水を適温に加熱して
    貯湯する貯湯タンクを備え、前記貯湯タンクに開口した
    水抜孔に水抜栓を設け、同水抜栓は、前記水抜孔と連通
    する排水口を備えたカバー体と、前記排水口を必要に応
    じて開閉する開閉弁体と、シール部材とを具備して構成
    し、しかも、前記ケーシングの外部から前記水抜栓を開
    閉可能とした開閉操作装置を設けた衛生洗浄装置におい
    て、 前記シール部材は、円板状の板体の中央部に穿孔した透
    孔と、前記透孔の周縁に沿って形成した内側突起と、前
    記内側突起と所定の間隔を保って周設した外側突起とを
    備えて構成するとともに、前記外側突起を前記水抜孔の
    外側に形成した筒部先端と、前記カバー体に形成したフ
    ランジ底面との間に介挿し、前記内側突起に前記開閉弁
    体を当接させて前記排水口を水密に閉鎖可能としたこと
    を特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記開閉操作装置は、前記ケーシング底面
    に形成した案内ガイドに沿って左右方向に移動する操作
    レバーと、前記開閉弁体を前記貯湯タンク内側に押圧し
    て前記排水口を開放する開放杆と、一方端を前記操作レ
    バーと連結軸を介して連結し、かつ、他方端を前記開放
    杆と係合した連結杆とにより構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】水抜孔に水抜栓を設け、同水抜栓は、前記
    水抜孔と連通する排水口を備えたカバー体と、前記排水
    口を必要に応じて開閉する開閉弁体と、シール部材とを
    具備して構成し、前記シール部材は、円板状の板体の中
    央部に穿孔した透孔と、前記透孔の周縁に沿って形成し
    た内側突起と、前記内側突起と所定の間隔を保って周設
    した外側突起とを備えて構成するとともに、前記外側突
    起を前記水抜孔の外側に形成した筒部先端と、前記カバ
    ー体に形成したフランジ底面との間に介挿し、前記内側
    突起に前記開閉弁体を当接させて前記排水口を水密に閉
    鎖可能としたことを特徴とする水抜栓。
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