JP3515237B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

Info

Publication number
JP3515237B2
JP3515237B2 JP19822295A JP19822295A JP3515237B2 JP 3515237 B2 JP3515237 B2 JP 3515237B2 JP 19822295 A JP19822295 A JP 19822295A JP 19822295 A JP19822295 A JP 19822295A JP 3515237 B2 JP3515237 B2 JP 3515237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
latent image
roller
carrier
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19822295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0926703A (ja
Inventor
美枝 吉野
有介 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19822295A priority Critical patent/JP3515237B2/ja
Publication of JPH0926703A publication Critical patent/JPH0926703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3515237B2 publication Critical patent/JP3515237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の湿式画像形成装置に係り、詳しく
は、余剰液除去手段で液体キャリアの一部が除去された
潜像担持体上のトナー像中のトナーを、該トナー像の転
写に先立って凝集させる湿式画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、潜像担持体上に形成された潜像
を、液体キャリアにトナーが分散されてなる現像液を用
いて現像してトナー像を該潜像担持体上に形成し、この
トナー像を転写材に転写して画像形成を行なう湿式画像
形成装置が知られている。この装置では、現像時に潜像
担持体の表面にトナーを付着させたり、転写時に潜像担
持体の表面から転写材にトナーを移動させたりするため
に、液体キャリア中のトナーの静電泳動という現象を利
用している。
【0003】上記従来の湿式画像形成装置において、現
像液により現像された潜像担持体の表面には厚さ30〜
200μmのキャリア液体層が形成されており、この状
態で該潜像担持体の表面に転写材を重ねて転写を行なっ
ても、該潜像担持体上に形成されたトナー像を忠実に転
写材に転写するのは不可能であり、例えば文字などのト
ナー像がつぶれて均一な像にならなかったり、線幅が太
くなったりするトナー像の変形が生じる。このような低
画像品質は、該潜像担持体の表面に液体キャリアが過剰
に存在し、該表面でトナー像を構成するトナーが移動し
てしまうことが原因であると考えられる。また、潜像担
持体の表面に液体キャリアが過剰に存在した状態で転写
を行った場合には、その分転写材に液体キャリアが多く
転写されて液体キャリアの消費量が多くなったり、転写
材に付着した液体キャリアの乾燥に余分な熱エネルギー
と時間が必要になったりするという不具合もある。
【0004】そこで、従来の湿式画像形成装置において
は、潜像担持体の表面から過剰な液体キャリアを除去す
ることが行われている。この過剰な液体キャリアを除去
する具体的な方法としては、スクイズローラやコロナ放
電器等で構成される余剰液除去手段を潜像担持体表面に
対して所定距離をとって対向配置し、スクイズローラを
潜像担持体回転方向と逆方向に回転させたり、コロナ放
電器によりトナーと同極性のイオンを発生させて該イオ
ンを潜像担持体へ照射したりする方法がある。
【0005】一方、上記弊害すなわち画像のつぶれと文
字部の線太りとを防止するために、液体キャリアを除去
しすぎると、転写材に形成される画像に白抜けが生じて
しまうおそれがある。これは、液体キャリアが不足する
と前述の静電泳動が十分になされなくなり、転写不良が
生じることが原因であると考えられる。
【0006】そこで、良好な転写がなされるに十分な量
の液体キャリアを潜像担持体表面に残存させた状態で、
該潜像担持体上に形成したトナー像を忠実に転写材に転
写する方法として、電圧を印加した電界形成手段を、現
像位置と転写位置との間の潜像担持体の表面に液体キャ
リアが介在した状態で対向させ、該潜像担持体上に形成
されたトナー像を硬化させた後に該トナー像を転写材に
転写する方法が知られている(特公平4−503265
号公報参照)。
【0007】また、先に本出願人は、表面に潜像が形成
される潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を、液体キ
ャリアにトナーが分散されてなる現像液により現像して
トナー像を形成する現像手段と、トナー像が形成された
該潜像担持体に付着した液体キャリアの一部を除去する
余剰液除去手段と、該余剰液除去手段で液体キャリアの
一部が除去された該潜像担持体上のトナー像及び液体キ
ャリアに空隙を介して対向し、該空隙と該トナー像とを
介して電流が流れるような強度の電界を該潜像担持体と
の間に形成する電界形成手段と、該電界形成手段による
電界形成領域を通過した該潜像担持体上のトナー像を、
該潜像担持体から転写材に転写する転写手段とを備えた
ことを特徴とする湿式画像形成装置を提案した。この装
置によれば、該電界形成手段と現像液との間に空隙(空
気層)ができ、電界がトナー間の間隙に集中してトナー
凝集性が向上し、トナー像内の液体キャリアが絞りださ
れて、該トナーが該潜像担持体表面を移動しにくくな
り、該トナー像中のトナーの凝集力及び該潜像担持体へ
の付着力を高めることができるので、良好な転写がなさ
れるに十分な量の液体キャリアを該潜像担持体の表面に
残存させた状態でも、トナー像の変形による画像のつぶ
れや線太りのない高画質の画像を形成することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係る湿式画像形成装置において、本出願人の鋭意研究を
重ねたところ、以下の事実がわかった。すなわち、この
ような装置においても、電界形成手段によってトナー層
及び空隙を介して潜像担持体との間に高電圧を印加する
必要があることから、該潜像担持体が停止した状態でこ
の高電圧の印加を行うと、例えば、該潜像担持体に、表
面の一部破損や微少な突起物の付着などの異常が発生し
た場合、該電界形成手段に流す電流の大きさを正規の電
流となるように設定しておいたとしても、形成された電
界がこの異常発生部分に集中してしまう。この集中によ
り、該潜像担持体上のその部位の感光層が劣化するとい
う不具合がある。また、定電圧電源の場合、他の部分の
電流が減るためセット効果の低下や電源に負担がかかる
という不具合がある。さらに、該電界形成手段と該潜像
担持体との間で発生する火花放電などの異常な放電によ
って、該潜像担持体表面にくぼみなどの破損を招いてし
まうという不具合もある。これらの結果、該潜像担持体
が部分的に機能しなくなる恐れがあるという問題点があ
る。また、該電界形成手段をローラ状の回転体で構成す
る場合にも、該回転体が停止した状態で該電界形成手段
に高電圧を印加すると、このような損傷がローラ表面に
対して生じてしまう恐れがある。また、このような問題
点は、上記特公平4−503265号公報記載の装置に
おいて、該潜像担持体が停止した状態で該電界形成手段
に高電圧を印加する場合にも生じる恐れがある。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、潜像担持体と電界形
成手段との間に高電圧を印加するときに、万一、これら
の耐圧を越える電圧が印加されたとしても、該潜像担持
体及び電界形成手段の機能を損なうことなく、良好な転
写条件を維持することによって、画質劣化のない高品質
な画像を形成することができる湿式画像形成装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の湿式画像形成装置は、表面に潜像が形成
される潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を、液体キ
ャリアにトナーが分散されてなる現像液により現像して
トナー像を形成する現像手段と、トナー像が形成された
該潜像担持体に付着した液体キャリアの一部を除去する
余剰液除去手段と、該余剰液除去手段で液体キャリアの
一部が除去された該潜像担持体側に電流が流れるような
強度の電界を該潜像担持体との間に形成するように配設
された電界形成手段と、該電界形成手段による電界形成
領域を通過した該潜像担持体上のトナー像を、該潜像担
持体から転写材に転写する転写手段とを備えた湿式画像
形成装置において、上記電界形成手段を、該余剰液除去
手段で液体キャリアの一部が除去された該潜像担持体上
のトナー像及び液体キャリアに接触せずに空隙を介して
対向するように配設し、上記潜像担持体との間の電界に
より無パルスコロナ放電又はグロー放電が発生し該空隙
とトナー像とを介して上記電流が流れるような強度の電
界を形成するように構成し、該潜像担持体を駆動させて
いるときのみ、該電界形成手段に電界を形成させるよう
に該電界形成手段を制御する制御手段を設けたことを特
徴とするものである。請求項2の湿式画像形成装置は、
請求項1の湿式画像形成装置において、上記電界形成手
段として、表面に抵抗層を設けたローラ状の回転体を用
い、上記潜像担持体及び該回転体を駆動させているとき
のみ、該電界形成手段に電界を形成させるように上記制
御手段を構成したことを特徴とするものである。請求項
3の湿式画像形成装置は、請求項1の湿式画像形成装置
において、上記電界形成手段として、ローラ状の回転体
を用い、該電界形成手段への電界形成のための電圧の印
加停止は、該回転体の駆動停止よりも前に行うことを特
徴とするものである。請求項1乃至3の湿式画像形成装
置においては、潜像担持体が駆動されているときのみ、
制御手段が、該潜像担持体と該電界形成手段との間に電
界を形成させるように、電界を形成する時期を制御する
ことにより、該電界形成手段に対向する該潜像担持体表
面が時々刻々移動している状態で該潜像担持体と該電界
形成手 段との間に電界が形成される。このため、該潜像
担持体と該電界形成手段との間に高電圧を印加するとき
に、万一、該潜像担持体の耐圧を越える電圧が印加され
ても、該表面上の特定の部位にのみ、該電界形成手段と
該潜像担持体との間で発生する火花放電などの異常な放
電が生じたり、電界が集中したりすることがない。した
がって、該表面の感光層劣化や、該表面の破損を防止す
ることができ、該潜像担持体の機能が損なわれることが
ない。更に、余剰液除去手段で液体キャリアの一部が除
去された潜像担持体上のトナー像及び空隙を介して互い
に対向する潜像担持体と電界形成手段との間に電界を形
成する。この電界により、該トナー像及び該空隙を介し
て電流を流し、トナー像中のトナー同士の間、及びトナ
ーと潜像担持体との間に作用する静電的な引力を強めて
該トナー像中のトナーの凝集力及び潜像担持体への付着
力を高める。特に、請求項2の湿式画像形成装置におい
ては、上記潜像担持体及びローラ状の回転体で構成され
た上記電界形成手段がとともに駆動されているときの
み、制御手段が、該潜像担持体と該回転体との間に電界
を形成させるように、電界を形成する時期を制御するこ
とにより、該回転体の特定の部位の破損を防止する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一
実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る複
写機の概略構成図である。潜像担持体としての感光体ド
ラム1は、図示しないモータ等の駆動手段によって複写
時には一定速度で矢印a方向に回転駆動される。そし
て、感光体ドラム1の外周表面はメインチャージャー2
より暗中にて一様に帯電された後、露光用レーザスキャ
ナ3により現像光像が照射結像されて静電潜像が形成さ
れる。次に、イレーサ4により感光体ドラム1の外周表
面上の作像領域外部分が除電される。その後、上記静電
潜像は、現像手段としての湿式現像装置5との対向領域
を通過する間に、湿式現像装置5から供給される液体キ
ャリアにトナーが分散されてなる現像液により現像され
てトナー像となる。このトナー像は、図示を省略した給
紙装置から給送されてきた転写材としての転写紙6へ転
写手段としての転写チャージャ7により転写される。す
なわち、該トナー像は感光体ドラム1と転写紙6の間の
液体キャリア中を静電泳動して、感光体ドラム1から転
写紙6へと移動する。感光体ドラム1は転写紙6の分離
後、クリーニングブレード8により残留トナーが除去さ
れる。その後、感光体ドラム1の表面は除電ランプ9に
より残留電位が除去されて次の複写に備えられる。な
お、クリーニングブレード8の配設方向はトレーリング
方向でもカウンタ方向でも良い。
【0017】上記湿式現像装置5においては、現像容器
51内に作像順に現像液担持体としての現像ローラ5
2、余剰液除去手段としてのスクイズローラ57、及び
電界形成手段の導電性ローラとしての電界ローラ60が
感光体ドラム1と近接対向して配置されている。
【0018】上記現像手段の現像液担持体としては上記
現像ローラ52の他に、現像皿、スポンジローラ等があ
り、これらを採用してもよい。本実施形態で採用した現
像ローラ52は、図示されないモータ等の駆動手段によ
って感光体ドラム1と逆回転方向である矢印b方向へ回
転駆動される。現像ローラ52の上方には、現像ローラ
52へ現像液を供給する現像液供給部54が配設されて
いる。現像ローラ52の図中右側にはスクレーパ55が
その端部を現像ローラ52の外周表面上に接触させて配
設されている。現像液供給部54から供給された現像液
は現像ローラ52とスクレーパ55とによって形成され
る楔状部56に溜り、現像ローラ52の回転によって感
光体ドラム1と現像ローラ52とが対向する現像部に供
給される。また、現像ローラ52には、現像バイアスが
印加され、地肌部へのトナー付着が防止される。すなわ
ち、かぶり防止となる。
【0019】上記余剰液除去手段としては上記スクイズ
ローラ57の他に、コロナ放電器、エアナイフ等があ
り、これらを採用してもよい。本実施形態では、特開昭
63−178277号公報に溶剤の場合で開示されてい
るように、回転数を変えることで感光体ドラム1上の液
体キャリア層厚を薄く制御可能なスクイズローラ57を
採用している。このスクイズローラ57は、前述のよう
に感光体ドラム1と近接対向して配置されている。この
スクイズローラ57としては表面をアルマイト加工し
て、表面部の抵抗値を109Ωcm以上にしたものが好
適である。スクイズローラ57は図示されないモータ等
の駆動手段によって、感光体ドラム1と同方向である矢
印c方向へ回転駆動されることにより、現像後の感光体
ドラム1上の余剰キャリア液をスクイズする。
【0020】また、上記スクイズローラ57の感光体ド
ラム1との対向領域よりも回転方向下流側には、スクイ
ズローラスクレーパ58がスクイズローラ53外周表面
上にその端部を接触して配設されている。このスクイズ
ローラスクレーパ58はスクイズローラ57上に付着し
た現像液をクリーニングする。
【0021】なお、コロナ放電器を用いたコロナスクイ
ーズを用いた場合は、コロナ放電器にトナーと同極性の
イオン(本実施形態においてはマイナスイオン)を発生
させ、このイオンを感光体ドラム1上に照射することに
より、現像後の感光体ドラム1上の余剰キャリア液をス
クイズする。ここで、余剰キャリア除去の性能並びにト
ナー像部及び地肌部(非画像部)の液体キャリア層厚を
薄く制御する性能は、スクイズローラ57が最も優れて
おり、本実施形態で用いるスクイズローラ57を通過後
の感光体ドラム1上の液膜は、地肌部において2μm以
下に、トナー像部でも20μm以下にすることができ、
上述したような従来装置における液膜厚よりも薄くする
ことができる。
【0022】本実施形態に係る装置に用いられる電界形
成手段の導電性ローラとしては、前述のように電界ロー
ラ60を用いる。この電界ローラ60は導電体からな
り、スクイズローラ57で液体キャリアの一部が除去さ
れた感光体ドラム1上のトナー像及び液体キャリアに空
隙を介して対向するように、すなわち感光体ドラム1上
のトナー像及び液体キャリアに接触しないように設けら
れている。また、この電界ローラ60には、図1中60
pで示す電源から、後述する制御手段64によって制御
されるバイアス電圧スイッチ60s、バイアス回路60
bを介して所定の大きさの電圧が印加され、該空隙とト
ナー像とを介して電流が流れるような強度の電界(約2
00kV/cm)を発生させる。印加する電圧として
は、直流電圧で構わないが、直流電圧に交流電圧を重畳
させてもよい。交流電圧を重畳すると、周波数の条件や
直流分の電圧設定によって、後述のようにトナー凝集を
向上させる条件を広範囲に設定することが可能となる。
【0023】このように電界ローラ60に電圧を印加し
て電界ローラ60と感光体ドラム1との間に電界を形成
し、トナー像及び空隙を介して電流を流すと、トナー像
のトナーの凝集が向上する。このトナー凝集が向上する
のは、トナー像のトナー間にいわゆるジョンセン−ラー
ベック力が作用して凝集力が高まるためであると考えら
れる。すなわち、トナーが電気抵抗を有しているため、
トナー間の接触点における接触抵抗のため局部的に電位
降下が生じ、該接触部近傍の両トナーの間隙を隔てて相
対向する面に正、負の電荷が溜まって該間隙に著しく高
い強度の電界が発生し、一種のコンデンサを形成する。
湿式の複写機などの画像形成装置で用いるトナーの粒径
は1μm以下と小さく、トナー接触部の間隙はきわめて
小さいため、パッシェンの火花曲線の左方上昇部に当た
り、破壊電界強度が著しく高くなり大きなマックスウェ
ル力を生じ、トナー間の凝集力が増加するというトナー
凝集効果が生じると考えられる。
【0024】上記トナー凝集効果は、転写工程で明確な
差として現れる。図2(a),(b)のハッチング部
は、転写紙6に転写した十字細線のトナー像の拡大図で
ある。図2(a)は電界ローラ60に電圧が印加されな
い条件でのトナー像であり、図2(b)は電界ローラ6
0に電圧が印加され、トナー凝集効果が生じた場合のト
ナー像の拡大図である。
【0025】また、上記トナー凝集効果を得るために、
電界ローラ60に電圧を印加した状態で感光体ドラム1
と電界ローラ60との間に所定の電界を形成し、放電を
発生させて放電電流を流しているが、この放電として
は、主に電界ローラ60の表面近傍で表面全体が均一に
発光する無パルスコロナ放電又はグロー放電が利用して
いる。この種の放電に対して、電界ローラ60の表面の
一部にでもブラシコロナ放電やパルスコロナ放電が発生
すると、そのコロナ部分に放電電流が集中して、前述の
トナー凝集効果がある部分とない部分とのムラが生じる
ため、結果として図2(a)と図2(b)のトナー像が
混在してしまう。
【0026】本実施形態では、上記無パルスコロナ放電
やグロー放電を安定して発生させるために、上記電界ロ
ーラ60用の電源の出力電圧及び電流を所定値に設定
し、感光体ドラム1と電界ローラ60との間の間隙を所
定幅に設定するとともに、図示しないモータなどのロー
ラ駆動手段により、図1の矢印d方向に電界ローラ60
を回転させて、常に一定状態の電界ローラ60表面を感
光体ドラム1に対向させている。
【0027】図3は感光体ドラム1上のトナー像の種類
を変えて測定した、電界ローラ60への印加電圧と、感
光体ドラム1と電界ローラ60との間を流れる電流Is
rとの関係を示すグラフである。図中の記号○、△及び
◇で示すデータは、それぞれトナー像無し、125mm
幅のベタのトナー像及び225mm幅のベタのトナー像
に対するデータであり、縦のラインgより右側の領域で
上記トナー凝集効果が顕著に得られた。この図3から、
電界ローラ60の印加電圧を増加していくと、上記トナ
ー凝集効果が顕著にみられ始めるところから急激に電流
値が大きくなっていることがわかる。また、図3に示す
ように、画像部では地肌部に比べて電界ローラ60に流
れる電流値が小さく、またトナー像の領域が大きくなる
ほど流れる電流値が小さくなる。更に地肌部では電流は
流れても画像部では流れない場合もある。このため、電
界ローラ60用の電源の出力電圧は、少なくとも画像部
で電流が流れるように設定する必要があり、本実施形態
では、トナーが負極性の場合、負極では−400V正極
では+800V以上でトナー像つぶれ、線太りやトナー
流れを伴うことがない良好な画像形成ができることが確
認された。
【0028】上記電界ローラ60の材料又は表層材料と
しては、鉄鋼材、アルミ材等の金属材料やその他の導電
性材料を用いることができる。この電界ローラ60の表
面は金属材料等がそのまま露出するようにしても良い
が、表面に溶射や陽極酸化などの表面処理を施して抵抗
層を設けても良い。なお、このように表面処理を施して
抵抗層を設けた場合は、電界ローラ60表面近傍で表面
全体が均一に発光する前述の無パルスコロナ放電又はグ
ロー放電を発生させることができる条件範囲を拡大でき
る。但し、この電界ローラ60の抵抗層は、無パルスコ
ロナ放電又はグロー放電が発生するような適正な電気抵
抗を有するものにする必要がある。
【0029】また、本実施形態では、現像ローラ52、
スクイズローラ57及び電界ローラ60の外周面に、そ
れぞれ現像ローラスクレーパ55、スクイズローラスク
レーパ58及び電界ローラスクレーパ61を当接させて
いる。各スクレーパ55,58,61は、各ローラ5
2,57,60の回転に伴って各ローラ表面から現像液
を除去して、各ローラが感光体ドラム1に最も接近する
前に、各ローラの表面に均一な液層を形成する。スクレ
ーパによる現像液除去位置を通過したローラ上の液層厚
で特に条件が厳しいのは、スクイズローラ57及び電界
ローラ60上の液層厚であり、それぞれ1μm以下にな
るようにスクレーパの材料及び当接力が設定される。但
し、電界ローラ60では、ローラ上の液層厚が均一にな
れば数μmまで許容される。また、現像ローラスクレー
パ55については、スクレーパによる現像液除去位置を
通過した後に現像液溜まりがあるため、ローラ上の液層
厚の制限はない。但し、バイアス回路60bによる現像
バイアスによりローラ表面にトナーが寄ってくるため、
ローラの円周方向にトナーのすじが発生しない程度の規
制力があれがよい。現像ローラ52が感光体ドラム1に
最接近する部分は現像領域になっており、現像液が満た
されている。
【0030】ここで、感光体ドラム1と電界ローラ60
とが停止した状態で、感光体ドラム1と電界ローラ60
との間に高電圧を印加すると、上述したような不具合を
生じてしまう。そこで、本実施形態においては、装置全
体の種々の制御を司る周知のマイクロコンピュータから
なる制御手段64に、感光体ドラム1、電界ローラ60
の駆動時期と、電界ローラ60への電圧印加時期とを制
御する制御機能を備えている。そして、この制御手段6
4が、高圧印加中に感光体ドラム1と電界ローラ60と
を回転駆動させるように制御することによって、上記不
具合を解消するようにしている。
【0031】以下、図4を用いて本発明に係る複写機に
おける画像形成時の感光体ドラム1、電界ローラ60等
の駆動時期について説明する。図4は、制御手段による
制御時期の一例を示すタイミングチャートである。画像
形成信号に基づく始動命令が制御手段64に入力される
と、制御手段64は画像形成開始処理の制御を行う。こ
の制御では、まず、現像液供給開始時点tにおいて、図
1のポンプ駆動スイッチ70をONにし、現像液供給動
作が開始されると、ポンプPによって現像液供給管54
k及び供給ノズル54を介して、現像液タンク54tか
ら図中符号56で示す楔状部に現像液が供給される。
【0032】そして、この楔状部56に現像液が十分溜
められた後、現像ローラ52及びスクイズローラ57を
回転駆動させる。ここで、現像ローラ52の始動時点t
rと、スクイズローラ57による余剰液除去開始時点t
sqは同時であるが、必ずしも同時である必要はない。
【0033】次いで、現像バイアス電圧印加時点tbに
おいて、バイアス印加回路52bのバイアス電圧スイッ
チ52sをONにして電源52pと接続し、現像ローラ
52にバイアス電圧を印加する。また、感光体ドラム1
の始動時点tdにおいて、感光体ドラム1を回転駆動さ
せると、現像ローラ52によって感光体ドラム1の画像
形成領域に付着させた現像液が感光体ドラム1の回転と
ともに、現像ローラ52よりも感光体ドラム1の回転方
向下流側に配設されているスクイズローラ57に向か
い、スクイズされる。ここで、現像バイアス電圧印加時
点trbと感光体ドラム1の始動時点tdとは同時期で
あるが、必ずしも同時である必要はない。また、感光体
ドラム1の始動時点tdと同時期の電界ローラ始動開始
時点tsにおいて電界ローラ60を回転駆動させ、電界
ローラ60の外表面に自由端が接するように設けられた
電界ローラスクレーパ61により、電界ローラ60の外
表面をクリーニングさせる。
【0034】そして、電界ローラ電圧印加時点tsbに
おいて、電圧印加回路60bのスイッチ60sをONに
して電源60pと接続し、電界ローラ60にバイアス電
圧を印加する。ここで、電界ローラ始動時点tsと感光
体ドラム始動時点tdとは同時期であるが、これらの駆
動は必ずしも同時に行う必要はない。ただし、少なくと
も電界ローラ電圧印加時点tsbよりも前に、感光体ド
ラム1の始動時点tdを設定しておく。また、電界ロー
ラ電圧印加時点tsbは、少なくとも感光体ドラム1上
に形成された潜像の先端が電界ローラ60に対向する位
置に達するまでに、電流が安定な状態となるようなタイ
ミングに設定しておくことが必要である。なお、電界ロ
ーラ60の表面が、例えば、上述したような表面処理を
施した抵抗層を有している場合には、電界ローラ60に
高圧を印加する際の放電等によって、該抵抗層を損傷さ
せる恐れがあるので、このような場合には、電界ローラ
始動時点tsと感光体ドラム始動時点tdとを、少なく
とも電界ローラ電圧印加時点tsbよりも前に設定して
おくことが望ましい。
【0035】このような画像形成開始処理がなされた状
態で、上述した画像形成が行われる。そして、一連の画
像形成が終了すると、その時点で、制御手段64に画像
形成終了信号が入力される。そして、この信号に基づい
て制御手段64が画像形成停止処理が始まる。
【0036】この画像形成停止処理では、まず、画像形
成終了信号の受信と同時点である現像液供給停止時点
t’において、駆動スイッチ70をOFFにしてポンプ
Pを停止させ、現像液タンク54tから楔状部56への
現像液の供給を停止させる。
【0037】次いで、現像ローラ駆動停止時点tr’に
おいて、現像ローラ52の回転を停止させ、現像ローラ
52の回転停止後は、バイアス電圧を所定時間印加した
状態にしておく。これにより、感光体ドラム1側のトナ
ーを現像ローラ52側に引き寄せ、トナーが現像ローラ
52の回転停止後の感光体ドラム1に固着しないように
している。
【0038】そして、所定時間経過後の現像バイアス電
圧印加停止時点trb’で、バイアス印加回路52bの
バイアス電圧スイッチ52sをOFFにして電源52p
と切離し、現像ローラ52へのバイアス印加を停止させ
る。なお、一般に現像バイアス電圧は、電界ローラ60
に印加する電圧に比べて低く(約1/10程度)、感光
体ドラム1と現像ローラ52との間に放電が生じること
はないため、現像ローラ52への現像バイアスの印加が
停止する前に現像ローラ52の駆動が停止しても、現像
ローラ52表面に対して上述したような不具合が生じる
ことはない。また、現像バイアス電圧印加停止時点tr
b’と同時点に設定された余剰液除去停止時点tsq’
で、スクイズローラ57の回転を停止させる。また、余
剰液除去停止時点tsq’と同時点である感光体ドラム
駆動停止時点td’で、感光体ドラム1の回転を停止さ
せる。
【0039】そして、感光体ドラム駆動停止時点td’
及び電界ローラ駆動停止時点ts’よりも前に設定され
た電界ローラ電圧印加停止時点tsb’で、電圧印加回
路60bのスイッチ60sをOFFにして電源60pと
切離し、電界ローラ60へのバイアス印加を停止させ
る。
【0040】ここで、電界ローラ電圧印加停止時点ts
b’が、感光体ドラム駆動停止時点td’及び電界ロー
ラ駆動停止時点ts’よりも前に設定されているのは、
感光体ドラム1及び電界ローラ60が停止した状態で、
これらの間に電界を形成することのないようにするため
である。この電界ローラ電圧印加停止時点tsb’の制
限の他は、感光体ドラム1、電界ローラ60などの駆動
停止時点に特に制限されないので、これらの駆動停止時
点td’、ts’と同時期に停止するように設定されて
いる。なお、電界ローラ電圧印加停止時点tsb’を電
界ローラ駆動停止時点ts’よりも前にすることで、電
圧印加によって電界ローラ60上に引き付けられていた
種々の異物を、電界ローラスクレーパ61により電界ロ
ーラ60の外周面をクリーニングするだけで除去するこ
とができる。
【0041】以上、本実施形態によれば、感光体ドラム
1と電界ローラ60との間に高電圧を印加するときに
は、必ず感光体ドラム1と電界ローラ60とが駆動され
ており、電界ローラ60表面及び、該表面に対向する感
光体ドラム1表面が互いに時々刻々移動しているので、
万一、感光体ドラム1あるいは電界ローラ60に対し、
それぞれが持っている耐圧を越える電圧が印加されて
も、感光体ドラム1表面及び電界ローラ60表面上の特
定の部位にのみ、感光体ドラム1と電界ローラ60との
間で発生する火花放電などの異常な放電が生じたり、電
界が集中したりすることがない。よって、感光体ドラム
1表面の感光層劣化や、感光体ドラム1及び電界ローラ
60の表面のくぼみが生じることを防止できるので、感
光体ドラム1及び電界ローラ60の機能が損なわれるこ
とがなく、感光体ドラム1及び電界ローラ60との間に
常に良好な状態で電界を形成することができる。したが
って、常に良好な状態で画像形成を行わせることができ
る。
【0042】また、特に、本実施形態のように、電界ロ
ーラ60がスクイズローラ57によって液体キャリアの
一部が除去された感光体ドラム1上の液体キャリアと接
触しないように配設された装置によれば、感光体ドラム
1と電界ローラ60との間に形成した電界により、感光
体ドラム1上のトナー像及び空隙を介して電流を流し、
トナー像中のトナー同士の間、及びトナーと感光体ドラ
ム1との間に作用する静電的な引力を強め、該トナー像
中のトナーの凝集力及び感光体ドラム1への付着力を高
めることができるので、良好な転写がなされるに十分な
量の液体キャリアを感光体ドラム1の表面に残存させた
状態でも、トナー像の変形による画像のつぶれや線太り
のない高画質の画像を形成することができる。
【0043】なお、上記実施形態とは異なり、電界ロー
ラ60が液体キャリアと接触するように配設されていて
も、感光体ドラム1表面の感光層劣化や、感光体ドラム
1及び電界ローラ60の表面の損傷を防止することはで
きるので、感光体ドラム1及び電界ローラ60の機能が
損なわれることがなく、少なくとも感光体ドラム1及び
電界ローラ60との間に形成される電界を常に良好な状
態で維持することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1乃至3の湿式画像形成装置によ
れば、該潜像担持体と該電界形成手段との間に高電圧を
印加するときには、必ず該潜像担持体が駆動されてお
り、該電界形成手段に対向する該潜像担持体表面が時々
刻々移動しているので、万一、該潜像担持体の耐圧を越
える電圧が印加されたとしても、該表面上の特定の部位
にのみ該電界形成手段と該潜像担持体との間で発生する
火花放電などの異常な放電が生じたり、電界が集中した
りすることがない。よって、該表面の感光層劣化や、該
表面の破損を防止することができるので、該潜像担持体
の機能が損なわれることがなく、該潜像担持体を常に良
好な状態に維持して画像形成を行わせることができる。
更に、上記潜像担持体と上記電界形成手段との間に形成
した電界により、該潜像担持体上のトナー像及び空隙を
介して電流を流し、トナー像中のトナー同士の間、及び
トナーと該潜像担持体との間に作用する静電的な引力を
強め、該トナー像中のトナーの凝集力及び該潜像担持体
への付着力を高めることができるので、良好な転写がな
されるに十分な量の液体キャリアを該潜像担持体の表面
に残存させた状態でも、トナー像の変形による画像のつ
ぶれや線太りのない高画質の画像を形成することができ
る。特に、請求項2の湿式画像形成装置によれば、上記
電界形成手段としての回転体表面の破損を防止できるの
で、上記潜像担持体と該回転体との間に、常に良好な状
態で電界を形成して、該潜像担持体上のトナー像中のト
ナーの凝集力及び該潜像担持体への付着力を高めること
ができる。
【0045】
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複写機の概略構成
図。
【図2】(a)は電界ローラに電圧を印加しなかった場
合の転写紙上に転写された十字細線のトナー像の拡大
図。(b)は電界ローラに電圧を印加した場合の転写紙
上に転写された十字細線のトナー像の拡大図。
【図3】電界ローラへの印加電圧と電流との関係を示す
グラフ。
【図4】制御手段による制御時期の一例を示すタイミン
グチャート。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 メインチャージャ 3 露光用レーザスキャナ 4 イレーサ 5 湿式現像装置 6 転写紙 7 転写チャージャ 8 クリーニングブレード 9 除電ランプ 51 現像容器 52 現像ローラ 52b バイアス印加回路 52p バイアス電源 52s バイアス電圧スイッチ 54 供給ノズル 54k 現像液供給管 54t 現像液タンク 55 スクレーパ 56 楔状部 57 スクイズローラ 58 スクイズローラスクレーパ 60 電界ローラ 60b 電圧印加回路 60p スイッチ 60s 電界ローラ用電源 61 電界ローラスクレーパ 64 制御手段 70 ポンプ駆動スイッチ P ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−115066(JP,A) 特開 昭51−5025(JP,A) 特開 平4−80768(JP,A) 実開 昭61−16559(JP,U) 特表 平4−503265(JP,A) 特表 平4−507303(JP,A) 米国特許4286039(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/10 - 15/10 112 G03G 15/06 - 15/06 102 G03G 21/00 370 - 500 G03G 21/14 G03G 15/02 - 15/02 102

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に潜像が形成される潜像担持体と、 該潜像担持体上の潜像を、液体キャリアにトナーが分散
    されてなる現像液により現像してトナー像を形成する現
    像手段と、 トナー像が形成された該潜像担持体に付着した液体キャ
    リアの一部を除去する余剰液除去手段と、 該余剰液除去手段で液体キャリアの一部が除去された該
    潜像担持体側に電流が流れるような強度の電界を該潜像
    担持体との間に形成するように配設された電界形成手段
    と、 該電界形成手段による電界形成領域を通過した該潜像担
    持体上のトナー像を、該潜像担持体から転写材に転写す
    る転写手段とを備えた湿式画像形成装置において、上記電界形成手段を、該余剰液除去手段で液体キャリア
    の一部が除去された該潜像担持体上のトナー像及び液体
    キャリアに接触せずに空隙を介して対向するように配設
    し、上記潜像担持体との間の電界により無パルスコロナ
    放電又はグロー放電が発生し該空隙とトナー像とを介し
    て上記電流が流れるような強度の電界を形成するように
    構成し、 該潜像担持体を駆動させているときのみ、該電界形成手
    段に電界を形成させるように該電界形成手段を制御する
    制御手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記電界形成手段として、表面に抵抗層を設けたローラ
    状の回転体を用い、 上記潜像担持体及び該回転体を駆動させているときの
    み、該電界形成手段に電界を形成させるように上記制御
    手段を構成したことを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記電界形成手段として、ローラ状の回転体を用い、 該電界形成手段への電界形成のための電圧の印加停止
    は、該回転体の駆動停止よりも前に行うことを特徴とす
    る湿式画像形成装置。
JP19822295A 1995-07-11 1995-07-11 湿式画像形成装置 Expired - Fee Related JP3515237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19822295A JP3515237B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 湿式画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19822295A JP3515237B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 湿式画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0926703A JPH0926703A (ja) 1997-01-28
JP3515237B2 true JP3515237B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=16387543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19822295A Expired - Fee Related JP3515237B2 (ja) 1995-07-11 1995-07-11 湿式画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3515237B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0926703A (ja) 1997-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2990675B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP3703169B2 (ja) 湿式画像形成方法、及び、湿式画像形成装置
JP3515237B2 (ja) 湿式画像形成装置
JPH09185219A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JPH08123207A (ja) 湿式画像形成装置
JP3162598B2 (ja) 画像形成装置
KR100394380B1 (ko) 습식형 현상장치 및 그것을 이용한 화상 형성장치
JP3287480B2 (ja) 複数の現像電極を有する静電潜像の液体現像装置
JP2003091222A (ja) 画像形成装置
JP3715625B2 (ja) 潜像を現像する装置
JPH10228158A (ja) 接触帯電装置
JP2000029320A (ja) 湿式画像形成装置
JP3340221B2 (ja) 湿式画像形成装置における現像像の転写方法
JP3549172B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP3204740B2 (ja) 静電潜像の液体現像装置
JP3537102B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP6341020B2 (ja) 湿式現像装置および湿式画像形成装置
JPH0954479A (ja) 帯電装置及び該帯電装置を備えた画像形成装置
JP3651827B2 (ja) 接触帯電式画像形成装置
JP3525276B2 (ja) 湿式画像形成方法及び湿式画像形成装置
JP3380051B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP2001051571A (ja) 画像形成装置
JP3552397B2 (ja) 画像形成装置
JP3694681B2 (ja) 湿式画像形成装置
JPH09311528A (ja) 電子写真方式の画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees