JP3537102B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

Info

Publication number
JP3537102B2
JP3537102B2 JP06478595A JP6478595A JP3537102B2 JP 3537102 B2 JP3537102 B2 JP 3537102B2 JP 06478595 A JP06478595 A JP 06478595A JP 6478595 A JP6478595 A JP 6478595A JP 3537102 B2 JP3537102 B2 JP 3537102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
binding
roller
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06478595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08234573A (ja
Inventor
美枝 吉野
真 小夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP06478595A priority Critical patent/JP3537102B2/ja
Publication of JPH08234573A publication Critical patent/JPH08234573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3537102B2 publication Critical patent/JP3537102B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の湿式画像形成装置に係り、詳しく
は、潜像担持体に形成されたトナー像を該潜像担持体に
対して静電的に結着させる結着手段を備えた湿式画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、潜像担持体表面に形成された潜像
を、液体キャリアにトナーが分散されてなる現像液を用
いてトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写し
て画像形成を行なう湿式画像形成装置が知られている。
この装置では、現像液により現像された潜像担持体の表
面には30〜200μmキャリア液体層が形成されてお
り、この状態で該潜像担持体表面に転写材を重ねて転写
を行なうと、画像つぶれや、文字太り等の画像不良が発
生する。これは、潜像担持体表面のキャリア液が過剰で
あるため、該表面でトナー像を形成するトナー粒子が移
動してしまうことが原因であると考えられる。そこで、
この装置では、係る問題点を解決するために例えばスク
イズローラ等を用いて潜像担持体表面から過剰な液体キ
ャリアを除去することが行なわれている。
【0003】一方、スクイズローラ等で液体キャリアを
除去しすぎると、転写紙に形成される画像に白抜けが生
じてしまう。これは、この装置では、潜像担持体と転写
材との間に電界を形成して、潜像担持体表面のトナー像
を形成するトナーをキャリア液中で電気泳動させて転写
を実現させているため、液体キャリアが不足すると該静
電泳動が十分になされなくなり、転写不良が生じるから
である。
【0004】そこで、従来の湿式画像形成装置では、良
好な転写がなされるに十分な量であって、かつ、画像つ
ぶれや文字太りが発生しない量の液体キャリアを潜像担
持体表面に残存させるように、スクイズローラ等を用い
て潜像担持体表面から除去する液体キャリアの量を調整
していた。
【0005】しかしながら、この装置では、除去する液
体キャリアの量を調整して良好な転写を実現するに必要
最低限の液体キャリアを潜像担持体表面に残存させるよ
うにしても、なお、該必要最低限度の液体キャリアが潜
像担持体表面に付着していることを理由として、液体キ
ャリアが過剰な場合に生じる弊害である画像つぶれや文
字太りが生じることがあった。すなわち、良好な転写が
なされるに十分な量であって、かつ、画像つぶれや文字
太りが発生しない液体キャリアの量は、現実には存在し
ないことがあり、この場合、液体キャリアが不足するこ
とによる弊害と、液体キャリアが過剰であることの弊害
との双方を同時に解消できず、画像品質の低下は避ける
ことができなかったのである。
【0006】そこで、先に本出願人は、潜像担持体に形
成されたトナー像を該潜像担持体に対して静電的に結着
させる結着手段を備えた湿式画像形成装置を提案した
(特願平6−284423号参照)。この湿式画像形成
装置によれば、結着手段が潜像担持体に対してトナー像
を静電的に結着させるので、液体キャリアが潜像担持体
表面に付着している状態であっても、トナー像を形成す
るトナー粒子が潜像担持体の表面で移動することが防止
される。よって、潜像担持体表面の液体キャリアが不足
することに起因する転写不良を防ぎつつ、液体キャリア
が過剰で潜像担持体表面においてトナー粒子が移動をす
ることに起因する文字つぶれ等の画像不良の発生を防止
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等がこの湿式画像形成装置を用いて画像形成実験を行
なったところ、部分的に形成される画像にトナーが飛散
したような画像が発生したり、部分的な画像つぶれが発
生することがあるとわかった。そこで係る画像不良が生
じる箇所の画像の種類を調べたところ、部分的な文字つ
ぶれはベタ画像部等の画像のトナー付着量が多い部分で
頻発し、トナーが飛散したような画像不良は画像のハー
フトーン画像部、ライン画像部等のトナー付着量が少な
い部分で頻発することが判明した。
【0008】発明者が考察するところ、このような画像
不良は、従来の湿式画像形成装置においては形成される
画像中のトナー付着量が異なる場合であっても、結着手
段が潜像担持体に対してトナー像を結着させる結着力が
一定であることに起因するものであると考えられる。す
なわち、トナーの付着に関わらず結着力を一定とする
ため、形成される画像のトナーの付着量によっては、結
着力が大きすぎることに起因するトナーが飛散したよう
な画像不良が生じたり、結着力が小さすぎることに起因
する画像つぶれ、後端画像流れ等の画像不良が生じるの
であると考えられる。
【0009】さらに説明を加えると、形成される画像が
トナー付着量が多い画像である場合、潜像担持体表面の
多量のトナーが該表面で移動することを防止して文字太
り等の画像不良の発生を防止するためには、比較的強い
結着力をトナー像に加える必要があり、他の部分と同様
の結着力を加えただけでは結着力が不足して画像不良が
生じるのであると考えられる。
【0010】また、形成される画像がトナー付着量が少
ない画像である場合、強い結着力を加えると潜像担持体
表面でトナー飛散が生じて最終的に形成される画像に乱
れが生じることがあるため、結着力は比較的弱くする必
要があり、他の部分と同様の結着力を加えると結着力が
過剰となってトナー飛散が発生し、画像不良が生じるの
であると考えられる。
【0011】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、形成される画像のトナー付着量が
異なるにも関わらずトナー像を潜像担持体に対して結着
させる結着力が一定であることに起因する画像不良の発
生を防止する湿式画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の湿式画像形成装置は、画像データを形成
する画像データ形成手段と、前記画像データに基づいて
その表面に潜像が形成される潜像担持体と、前記潜像を
液体キャリアにトナー分散されてなる現像液により現像
してトナー像を形成する現像装置と、転写電界を用いて
前記トナー像を転写材に転写する転写装置と、前記転写
装置が前記転写材に前記トナー像を転写する前に、該ト
ナー像を前記潜像担持体に静電的に結着させる結着手段
と、前記画像データに基づいて、前記結着手段が前記ト
ナー像を前記潜像担持体に結着させる結着力を、形成さ
れる画像がトナー付着量が多い画像であるほど強くなる
ように変化させる結着力制御手段と、を備えたことを特
徴とするものである。
【0013】また、請求項2の湿式画像形成装置は、請
求項1の湿式画像形成装置であって、前記結着手段が、
前記潜像担持体に対して所定間隔をとって対向配置さ
れ、前記トナー像を形成する各トナー粒子と同極極性の
バイアス電圧が印加される結着ローラを備えたローラ型
結着手段であって、前記結着力制御手段が、前記画像デ
ータに基づいて前記結着ローラに印加する前記バイアス
電圧を算出するバイアス算出手段と、算出された該バイ
アス電圧を結着ローラに印加する電圧印加手段とを備え
たものであることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項3湿式画像形成装置は、請求
項1の湿式画像形成装置において、前記結着手段が、前
記潜像担持体に対して所定間隔をとって対向配置され、
前記トナー像を形成する各トナー粒子と同極性の、該ト
ナー像へと照射されるイオンを発生させるコロナ放電器
を備えたコロナ放電器型結着手段であって、前記結着力
制御手段が、前記画像データに基づいて前記トナー像が
受けるべきイオン照射量を算出する照射量算出手段と、
算出されたイオン照射量に基づいて、該トナー像が受け
るイオン照射量を制御する照射量制御手段とを備えたも
のであることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項4の湿式画像形成装置は、請
求項2の湿式画像形成装置であって、前記バイアス算出
手段が、前記画像データに基づいて前記潜像担持体の少
なくとも長手方向における所定数の画素毎にバイアス電
圧を算出するものであり、前記結着ローラが、前記所定
数の画素に対応するように互いに絶縁状態で該方向に配
列された複数の電極からなる電極群を備えたものであ
り、前記電圧印加手段が、所定数の画素ごとに算出され
たのバイアス電圧を電極群をなす各電極に印加するもの
であることを特徴とするものである。
【0016】また、請求項5の湿式画像形成装置は、請
求項3の湿式画像形成装置であって、前記照射量制御手
段が、前記画像データに基づいて前記潜像担持体の少な
くとも長手方向における所定画素数毎に前記コロナ放電
器から前記トナー像が受けるべきイオン照射量を算出す
るものであり、前記照射量選出手段が、前記所定数の画
素に対応するように互いに絶縁状態で配列された電極群
からなる第1電極と、該第1電極から絶縁状態で該第1
電極に対向するように配置された第2電極と、前記潜像
担持体長手方向に延在するスリット部とを備えた、前記
コロナ放電器と前記潜像担持体との間に位置するように
配設された制御電極を有し、かつ、前記コロナ放電器が
発生させたイオンを前記照射量算出手段が算出した量だ
け前記トナー像に照射されるような電界を、前記第1電
極と前記第2電極との間に形成させるものであることを
特徴とするものである。
【0017】
【作用】請求項1乃至請求項5の湿式画像形成装置にお
いては、トナー付着量等の画像データ形成手段が形成す
る画像データに基づいて、結着手段がトナー像を潜像担
持体へと結着させる結着力を結着力制御手段が制御す
る。よって、結着手段による結着力が形成する画像毎に
最適な値となる。
【0018】請求項2及び請求項4の湿式画像形成装置
においては、バイアス算出手段が画像データに基づき結
着ローラに印加するバイアス電圧を算出する。そして、
算出されたバイアス電圧を電圧印加装置が結着ローラへ
と印加することにより、結着ローラ型結着手段がトナー
像を潜像担持体へと結着させる結着力を制御する。よっ
て、結着手段による結着力が形成する画像毎に最適な値
となる。
【0019】請求項3及び請求項5の湿式画像形成装置
においては、画像データに基づき、照射量算出手段がト
ナー像へと照射されるべきイオン照射量を算出する。そ
して、算出された量のイオンがトナー像へと照射される
ように、照射量制御手段がイオン照射量を制御すること
により、イオン照射型結着装置がトナー像を潜像担持体
へと結着させる結着力を制御する。よって、結着手段に
よる結着力が形成する画像毎に最適な値となる。
【0020】請求項4の湿式画像形成装置においては、
バイス算出手段が、画素データに基づき所定数の画素ご
とに結着ローラに印加するバイアス電圧を算出する。そ
して、電圧印加装置が算出された電圧を電極群をなす各
電極へと印加することにより、所定数の画素ごとに結着
ローラ型結着手段がトナー像を潜像担持体へと結着させ
る結着力を制御する。よって、結着手段による結着力が
所定数の画素毎に最適な値となる。
【0021】請求項5の湿式画像形成装置においては、
照射量算出手段が、画素データに基づき所定数の画素ご
とにトナー像へと照射されるべきイオン照射量を算出す
る。そして、算出された量のイオンが所定数の画素毎に
トナー像へと照射されるように、照射量算出手段が第1
電極と第2電極との間の電界を形成する。よって、結着
手段による結着力が所定数の画素毎に最適な値となる。 (以下、余白)
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕以下、本発明を画像形成装置である電子写
真複写機(以下、複写機という)に適用した第1の実施
例について説明する。図1は、本実施例に係る複写機の
概略構成図である。潜像担持体である感光体ドラム1は
複写時には一定速度で矢印a方向に回転駆動される。そ
して、感光体ドラム1外周表面はメインチャージャー2
より暗中にて一様に帯電された後、露光用レーザスキャ
ナ3により現像光像が照射結像されて静電潜像が形成さ
れる。次に、イレーサ4により感光体ドラム1外周表面
上の作像領域外部分が除電される。その後、上記静電潜
像は、現像装置としての湿式現像装置5との対向領域を
通過する間に湿式現像装置5から供給される液体キャリ
アにトナーが分散されてなる現像液により現像されてト
ナー像となる。
【0023】該トナー像は、図示を省略した給紙装置か
ら給送されてきた記録材6へ転写装置としての転写チャ
ージャ7により転写される。すなわち、転写チャージャ
7が記録材6にイオンを照射すると、トナー像は感光体
ドラム1と記録材6の間の液体キャリア中を静電泳動し
て、感光体ドラム1から記録材6へと移動する。感光体
ドラム1は記録材6の分離後、クリーニングブレード8
により残留トナーが除去される。なお、クリーニングブ
レード8の配設方向はトレーリング方向でもカウンタ方
向でも良い。その後、感光体ドラム1表面は除電ランプ
9により残留電位が除去されて次の複写に備えられる。
【0024】湿式現像装置5においては、現像容器51
内に作像順に現像液担持体としての現像ローラ52、余
剰液除去手段としてのスクイズローラ57、及び結着手
段としてのセットローラ60が感光体ドラム1と近接対
向して配置されている。なお、現像液担持体としては上
記現像ローラ52の他に、現像皿、スポンジローラ等が
あり、これらを採用してもよい。本実施例においては、
現像ローラ52を例に説明する。現像ローラ52は、図
示されないモータ等の駆動手段によって感光体ドラム1
と逆回転方向である矢印b方向へ回転駆動される。現像
ローラ52の上方には、現像ローラ52へ現像液を供給
する現像液供給部54が配設されている。現像ローラ5
2の図中右側にはスクレーパ55がその端部を現像ロー
ラ52外周表面上に接触させて配設されている。現像液
供給部54から供給された液体キャリアにトナーが分散
されてなる現像液は現像ローラ52とスクレーパ55と
によって形成される楔状部56に溜り、現像ローラ52
の回転によって感光体ドラム1と現像ローラ52とが対
向する現像部に供給される。また、現像ローラ52に
は、現像バイアスが印加され、地肌部へのトナー付着が
防止される。すなわち、かぶり防止となる。
【0025】余剰液除去手段としては上記スクイズロー
ラ57の他に、コロナ放電器、エアナイフ等がある。本
実施例においては、スクイズローラ57を用いたローラ
スクイーズを例に説明する。スクイズローラ57は、上
記のように感光体ドラム1と近接対向して配置されてい
る。このスクイズローラ57としては表面をアルマイト
加工して、表面部の抵抗値を109Ωcm以上にしたも
のが好適である。スクイズローラ57は図示されないモ
ータ等の駆動手段によって、感光体ドラム1と同方向で
ある矢印c方向へ回転駆動されることにより、現像後の
感光体ドラム1上の余剰キャリア液をスクイズする。ス
クイズローラ57の感光体ドラム1との対向領域よりも
回転方向下流側には、スクイズローラスクレーパ58が
スクイズローラ5外周表面上にその端部を接触して配
設されている。スクイズローラスクレーパ58はスクイ
ズローラ57上に付着した現像液をクリーニングする。
なお、コロナ放電器を用いたコロナスクイーズを用いた
場合は、コロナ放電器にトナーと同極性のイオン(本実
施例においてはプラスイオン)を発生させ、このイオン
を感光体ドラム1上に照射することにより、現像後の感
光体ドラム1上の余剰キャリア液をスクイズする。
【0026】また、図2に示すように、セットローラ6
0は、感光体ドラム1表面に付着する現像液と離間させ
た位置に、即ち、感光体ドラム1表面に付着する現像液
の膜厚lよりも感光体ドラム1とセットローラ60とな
す間隔gが大きくなるような位置に設けることが望まし
い。該位置にセットローラ60を設けると、セットロー
ラ60を現像液に接する位置に設けた場合と比較して、
トナー像つぶれとトナー像流れ防止の効果が顕著なもの
となる。これは、セットローラ60と現像液との間に空
気層があることで、電界がトナー粒子に集中して、トナ
ー像内の液体キャリアが絞りだされて、該トナー粒子が
凝集し、該トナー粒子が感光体ドラム1表面を移動しに
くくなることが原因であると考えられる。
【0027】結着装置としては、後に述べるように他の
方式を採用することもできるが、本実施例ではセットロ
ーラ60を用いるものを例に説明をする。セットローラ
60は導電体からなり、感光体ドラム1と50μmの間
隔で設けられている。また、セットローラ60の表面を
比較的高抵抗な材料でコーディングしてもよい。このセ
ットローラ60には、図示を省略する電圧印加手段から
トナーと同極性の電圧が印加され、感光体ドラム1とセ
ットローラ60との間にトナー粒子を感光体ドラム1に
押し付ける方向の電界を発生させる。そして、該電界に
よりトナー像が感光体ドラム1へと決着される。印加す
る電圧としては、直流電圧で構わないが、直流電圧に交
流電圧を重畳させてもよい。交流電圧を重畳すると、周
波数の条件や直流分の電圧設定によって、トナー粒子を
結着する条件を広範囲に設定することが可能となる。
【0028】また、本発明者等の実験の結果、このセッ
トローラ60に印加する電圧が、感光体ドラムの表面電
位を変化させるに十分な電圧であれば、トナー像つぶれ
やトナー流れを伴うことがない良好な画像形成ができる
ことが確認された。図3は、該実験の結果を示したグラ
フであり、横軸にセットローラ60に印加する電圧を、
縦軸に感光体ドラム1の表面電位を示している。該グラ
フにおける特性線aは、感光体ドラム1表面に付着する
現像液とセットローラ60が接する場合におけるセット
ローラ60に印加する電圧と感光体ドラム1の表面電位
との関係を示している。また、特性線bは、感光体ドラ
ム1表面に付着する現像液とセットローラ60が離間し
ている場合、即ち、感光体ドラム1表面に付着する現像
液の膜厚lよりも感光体ドラム1とセットローラ60と
なす間隔gが大きい場合(図2参照)におけるセットロ
ーラ60に印加する電圧と感光体ドラム1の表面電位と
の関係を示している。この実施例では、セットローラ6
0に−300Vの電圧を印加したところ、感光体ドラム
1の表面電位が変化しはじめ、この状態で画像形成を行
なったところ、トナー像つぶれやトナー流れによる画質
の低下は軽減されていた。また、セットローラ60に、
−800Vの電圧を印加したところ、感光体ドラム1の
表面電位は略0Vとなり、この状態で画像形成を行なっ
たところトナー像つぶれとトナー像流れとがほとんどな
い良好な画像が得られた。また、表面電位が略0Vにな
ると、トナー像を形成するトナー粒子と、感光体ドラム
1との静電力が弱まり、次工程の転写工程で、トナー粒
子像が記録材6に転写しやすくなる。
【0029】また、セットローラ60により感光体ドラ
ム1の表面に結着されトナー像つぶれやトナー像流れが
生じない状態にある感光体ドラム1表面の現像液のトナ
ー固形分率を測定したところ、結着を行なわない状態の
現像液のトナー固形分率と比較して、3割から4割ほど
高い値となっていた。ここで、トナー固形分率とは、感
光体ドラム1の表面に付着した現像液lの全重量に対す
る、その中に含まれるトナー粒子の重量の比率である。
係るトナー固形分率が上昇すると、トナー像を形成する
各トナー粒子間の距離が近くなり、該トナー粒子間に作
用する引力がつよくなることで、トナーが感光体ドラム
1表面を移動しにくくなり像つぶれ等が防止されるもの
と予測される。
【0030】また、セットローラ60外周面に、セット
ローラスクレーパ61をその端部が接触するように配設
してもよい。セットローラスクレーパ61は、セットロ
ーラ60の回転に伴いセットローラ60に付着した現像
液をクリーニングする。
【0031】転写装置としては、先述の転写チャージャ
7を備えたコロナ放電器型の転写装置を用いる。転写装
置としては、転写ローラを用いる方式、板状電極を用い
る方式等を採用することもできるが、本実施例において
はコロナ放電器を備えた転写装置を例に説明する。転写
チャージャ7がトナーと逆極性のイオン(本実施例にお
いてはプラスイオン)を発生させ、このイオンを感光体
ドラム1上のトナー像上に重ねた転写紙6の背面から与
えることにより、転写紙6が帯電して感光体ドラム1に
吸着し、同時にトナーが静電泳動して転写紙6に転移す
る。
【0032】そして、以上の様に構成された本実施例に
おいては、セットローラ60が、感光体ドラム1の形成
されたトナー像を感光体ドラム1に結着する結着力が、
画像データに基づいて制御される。すなわち、実験の結
果、ベタ画像部に対してセット効果を出すためには、文
字等の線画像部にセット効果を出すために必要な印加電
圧よりも強い電圧を印加する必要があることが確認され
た。そこで、印加する電圧、すなわち、セット力を画像
データに基づいて制御する。
【0033】以下、該制御と該制御のための構成につい
て説明する。前記露光用レーザスキャナ3には読み取り
装置31が接続された画像処理装置32が接続されてい
る。また、画像処理装置32にはバイアス算出手段とし
ての露光データ累計装置33が接続され、更に露光デー
タ累計装置33には電圧印加手段としての電源制御装置
34が、電源制御装置34には電源35が接続されてい
る。
【0034】読み取り装置31は原稿を読み取り、画像
データAを画像処理装置32に送る。画像処理装置32
は画像データAに対し画像処理を施して画像データBと
し、この画像データBを露光用レーザスキャナ3と露光
データ累計装置33に出力する。露光用レーザスキャナ
3は画像データBに従って、感光体ドラム1の露光を行
う。一方、露光データ累計装置33は画像処理装置32
から受けた画像データBと、この画像データBに基づい
て感光体ドラム1上に形成され、湿式現像装置5により
形成されたトナー像を感光体ドラム1に結着するのに必
要な量のイオンを発生させる電圧との変換テーブルもし
くは変換式を有している。そして、この変換テーブルも
しくは変換式に従って画像データBを結着のための電圧
値に変換する。ここで、画像データの変換単位は、主走
査方向については、セットローラ60の結着力が感光体
ドラム1の軸方向(主走査方向)に均一なので1ライン
分であり、副走査方向については、任意に設定できる。
例えば、セットローラ60の副走査方向(ドラム表面移
動方向)の幅中に入る走査ライン数単位で変換する。そ
して、露光データ累計装置33は電源制御装置34を介
して電源35に必要な電圧値の信号を送る。
【0035】露光データ累計装置33からの電圧値の信
号を受け取った電源35は、その信号に基づいてセット
ローラ60に電圧を印加する。そして、画像データBに
基づいて変換された電圧が電源35によって印加された
セットローラ60は、画像データBに基づいた量のイオ
ンを発生してこのイオンを感光体ドラム1表面上のトナ
ー像に照射して、該トナー像を感光体ドラム1へと結着
する。
【0036】ところで、以上説明したセットローラ60
を備えた結着手段に代えて、コロナ放電器を備えた結着
手段を用いても良い。図4を用いて結着手段としてコロ
ナ放電器を用いた場合の例を説明する。図4において図
1と同一の構成については図1と同一の符号を付すと共
にその説明を省略する。図4において図1と異なる点
は、結着手段としてセットローラ60を備えたものの代
わりに、コロナ放電器62を備えたものを用いる点であ
る。コロナ放電器62はトナー像を形成するトナー粒子
と同極性のイオンを照射するものであり、コロナ放電器
62を用いると、感光体ドラム1とコロナ放電機62と
間隔を高精度に保たなくても、比較的均一な効果を得る
ことができる。
【0037】コロナ放電器62を備えた結着装置を用い
る場合であっても、セットローラ60を備えた結着装置
を備えた結着装置を用いる場合と同様に、読み取り装置
31により読み取られ、画像処理装置32により画像処
理が施された画像データに基づいて、露光用レーザスキ
ャナ3により感光体ドラム1上に静電潜像が形成される
と共に、露光データ累計装置33、電源制御装置34及
び電源35により所定の電圧に変換される。そして、電
源35によって、コロナ放電器62に印加された電圧に
より、トナー像が感光体ドラム1へと結着される。な
お、この例では、露光データ累計装置33は照射量算出
手段として、また、電源制御装置34は照射量制御手段
として機能する。
【0038】〔実施例2〕次に、感光体ドラム1軸方向
の数画素毎に結着するための、第2の実施例について説
明する。本実施例において結着装置は、図4に係る実施
例と同様にコロナ放電器を用いるものとする。具体的に
は、例えば図5に示すようなスリット制御型のコロナ放
電器62’を用いる。すなわち、図5に示すコロナ放電
器62’においては、コロトロンワイヤ621と感光体
ドラム1との間に、感光体ドラム1軸方向に延在する一
対の制御電極10が感光体ドラム1回転方向に並べて設
けられており、それぞれの制御電極10の間のスリット
11を介してコロトロンワイヤ621が感光体ドラム1
と対向できるようになっている。それぞれの制御電極1
0は、絶縁層101、単一電極102及び細線電極10
3で構成されており、厚さ100μmの絶縁層101の
コロトロンワイヤ621側の面に一様な単一電極102
が設けられ、また、絶縁層101の感光体ドラム1側の
面に8本/mmの細線電極103が設けられている。ここ
で、本実施例における細線電極103は、感光体ドラム
1軸方向における所定数の画素毎に略対応するように設
けられ、かつ、各細線電極103に、対応する数画素の
画像データに基づいて決定した電圧が印加されようにな
っている。
【0039】以上の構成に係るコロナ放電器62’にお
いては、単一電極102とコロトロンワイヤ621との
間にコロナ放電を起こし、トナー像を形成する各トナー
粒子と同極性のイオンを発生させる。このイオンは、一
対の制御電極10それぞれにおける単一電極102と細
線電極103との間に生じる電界の向きによってその移
動方向が決定される。すなわち、上記電界の向きが単一
電極102から細線電極103へ向かう向きであるとき
には、上記イオンはその電界の向きにしたがってスリッ
ト11を通って感光体ドラム1方向へ移動する。また、
上記電界の向きが細線電極103から単一電極102へ
向かう向きであるときには、上記イオンはその電界の向
きにしたがってコロトロンワイヤ621方向へ移動す
る。
【0040】また、上記電界の強さを決定することで、
感光体ドラム1へのイオン照射量を制御できる。すなわ
ち、単一電極102から細線電極103へ向かう電界の
強さを強くするほど、感光体ドラム1方向へのイオン照
射量を多くできる。そして、このコロナ放電器62’に
よれば、一対の制御電極10の対向する細線電極103
毎に上記電界の向きと強さとを決定することで、感光体
ドラム1軸方向における所定数の画素毎に上記イオンの
移動方向と感光体ドラム1方向へのイオン照射量を細か
く制御することができる。
【0041】以上の構成に係る本実施例においては、画
像データに基づいて感光体ドラム1軸方向における所定
数の画素毎に、照射すべき量のイオンをコロナ放電器6
2’(コロトロンワイヤ621)から感光体ドラム1方
向に照射できるような電界を単一電極102と細線電極
103との間に形成し得る電圧を算出する。ここで、画
像データに基づいてコロナ放電器62’の細線電極10
3に印加すべき電圧を決定するには、例えば、図1に係
る実施例と同様の方法で実現できる。
【0042】そして、上記所定数の画素毎に算出された
それぞれの電圧を、該所定数の画素毎に対応する細線電
極103に印加すると、単一電極102とコロトロンワ
イヤ621との間で発生したイオンは、スリット11内
ドット毎の順方向(単一電極102から細線電極103
への方向)電界によりスリット11を通って感光体ドラ
ム1方向へ移動し、また、逆方向(細線電極103から
単一電極102への方向)電界により感光体ドラム1へ
の移動が規制される。そして、上記順方向電界によりス
リット11を通過したイオンは、感光体ドラム1表面の
トナー像に照射され、該トナー像を所定数の画素毎に感
光体ドラム1へと結着させる。
【0043】なお、本実施例では、絶縁層101を介在
させることによって、単一電極102と細線電極103
とを絶縁状態にしているが、これに代え、両電極を間隙
をおいて対向させることにより、両電極を絶縁状態にし
てもよい。
【0044】ここで、コロナ放電器62’の代わりにセ
ットローラ60’を用いた場合でも、上記実施例のよう
に感光体ドラム1軸方向の数画素毎にトナー像を感光体
ドラム1に結着させることができる。以下、この場合の
実施例について説明する。本実施例に係るセットローラ
60’は、図6に示すように例えば、互いに絶縁状態で
主走査方向に配列された電極601’を備えている。各
電極601’は表面をアルマイト加工して表面部の抵抗
値を約109Ωcm以上にしておくことが望ましい。各電
極601’は感光体ドラム1軸方向における所定数の画
素毎に略対応するように設けられている。ここで、この
ような電極601’を備えたセットローラ60’は、円
板状の電極と円板状の絶縁体とを交互に配列した状態で
一体化してローラ状にすることで形成できる。また、リ
ング状にした電極601’を、支持ローラに形成した電
極はめこみ用の環状凹部にはめこんで形成することもで
きる。この支持ローラ材質として導電性材料を用いると
きには、凹部と電極との間に絶縁体を介在させる。
【0045】なお、電極をローラに設けられたはめこみ
用の凹部に電極をはめこんで、ローラ表面に電極を形成
する方法は、周方向の電極(リング状の電極)を形成す
る場合のみならず、軸方向の電極やローラ表面に分布す
る微少電極を形成する際にも用いることができる。
【0046】本実施例において各電極601’に印加す
る電圧は、上記図5に係る実施例と同様、画像データに
基づいて感光体ドラム1軸方向における所定数の画素毎
に算出される。この電圧の算出は上記図1に係る実施例
と同様の方法で実現できる。そして、本変形例において
は、電極601’に印加すべき電圧が算出され、所定数
の画素毎に対応する電極601’に印加された電圧によ
り、該所定数の画素毎に感光体ドラム1上のトナー像が
感光体ドラム1へと結着される。
【0047】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5の発明によれば、
結着手段が形成する画像毎に最適な結着力でトナー像を
潜像担持体へと結着させるので、結着力が過小であるこ
とに起因する画像流れ等の画像不良と、結着力が過大で
あることに起因するトナー飛散による画像不良とが防止
され、良好な画像を形成することができる。
【0048】請求項2及び請求項4の発明によれば、結
着手段として結着ローラを備えたローラ型結着装置用い
るので、該結着ローラを回転可能とすればその表面に異
物が付着しにくくなり、異物が付着することにより結着
力が不安定となることが防止される。また、結着ローラ
に当接するスクレーパを設ければ、ローラ表面に異物が
付着した際に容易に除去できる。
【0049】請求項3及び請求項5の発明によれば、コ
ロナ放電器を備えたコロナ放電器型結着装置を用いるの
で、例えば、結着ローラを備えたローラ型結着装置と比
べて、潜像担持体と結着装置との間隔を高精度に保たな
くても、比較的均一なトナー像の結着を行なうことがで
きる。
【0050】請求項4及び請求項5の発明によれば、結
着手段による結着力が所定数の画素毎に最適な値となる
ので、結着力が過小であることに起因する画像流れ等の
画像不良と、結着力が過大であることに起因するトナー
飛散による画像不良とが所定画素数毎に防止され、良好
な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る電子写真複写機の概略構成を示
す正面図。
【図2】図1に係る電子写真複写機の要部を示す拡大
図。
【図3】結着ローラに印加する電圧と感光体ドラムの表
面電位との関係を示すグラフ。
【図4】実施例1の変形例に係る電子写真複写機の概略
構成を示す正面図。
【図5】実施例2に係る電子写真複写機のコロナ放電器
を示す概略構成図。
【図6】実施例2の変形例に係る複写機の転写ローラを
示す概略構成図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 メインチャージャ 3 露光用レーザスキャナ 31 読み取り装置 32 画像処理装置 33 露光データ累計装置 34 電源制御装置 35 電源 4 イレーサ 5 湿式現像装置 6 記録材 7 転写チャージャ 8 クリーニングブレード 9 除電ランプ 10 制御部 51 現像容器 52 現像ローラ 54 現像液供給部 55 スクレーパ 56 楔状部 57 スクイズローラ 58 スクイズローラスクレーパ 60 セットローラ 61 セットローラスクレーパ 62 コロナ放電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−78239(JP,A) 特開 平6−282174(JP,A) 実開 昭63−168461(JP,U) 特表 平4−503265(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを形成する画像データ形成手段
    と、 前記画像データに基づいてその表面に潜像が形成される
    潜像担持体と、 前記潜像を液体キャリアにトナー分散されてなる現像液
    により現像してトナー像を形成する現像装置と、 転写電界を用いて前記トナー像を転写材に転写する転写
    装置と、 前記転写装置が前記転写材に前記トナー像を転写する前
    に、該トナー像を前記潜像担持体に静電的に結着させる
    結着手段と、 前記画像データに基づいて、前記結着手段が前記トナー
    像を前記潜像担持体に決着させる結着力を、形成される
    画像がトナー付着量が多い画像であるほど強くなるよう
    変化させる結着力制御手段と、 を備えたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記結着手段が、前記潜像担持体に対して
    所定間隔をとって対向配置され、前記トナー像を形成す
    る各トナー粒子と同極極性のバイアス電圧が印加される
    結着ローラを備えたローラ型結着手段であって、 前記結着力制御手段が、前記画像データに基づいて前記
    結着ローラに印加する前記バイアス電圧を算出するバイ
    アス算出手段と、算出された該バイアス電圧を結着ロー
    ラに印加する電圧印加手段とを備えたものであることを
    特徴とする請求項1の湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記結着手段が、前記潜像担持体に対して
    所定間隔をとって対向配置され、前記トナー像を形成す
    る各トナー粒子と同極性の、該トナー像へと照射される
    イオンを発生させるコロナ放電器を備えたコロナ放電器
    型結着手段であって、 前記結着力制御手段が、前記画像データに基づいて前記
    トナー像が受けるべきイオン照射量を算出する照射量算
    出手段と、算出されたイオン照射量に基づいて、該トナ
    ー像が受けるイオン照射量を制御する照射量制御手段と
    を備えたものであることを特徴とする請求項1の湿式画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】前記バイアス算出手段が、前記画像データ
    に基づいて前記潜像担持体の少なくとも長手方向におけ
    る所定数の画素毎にバイアス電圧を算出するものであ
    り、 前記結着ローラが、前記所定数の画素に対応するように
    互いに絶縁状態で該方向に配列された複数の電極からな
    る電極群を備えたものであり、 前記電圧印加手段が、所定数の画素ごとに算出されたの
    バイアス電圧を電極群をなす各電極に印加するものであ
    ることを特徴とする請求項2の湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記照射量制御手段が、前記画像データに
    基づいて前記潜像担持体の少なくとも長手方向における
    所定画素数毎に前記コロナ放電器から前記トナー像が受
    けるべきイオン照射量を算出するものであり、 前記照射量選出手段が、 前記所定数の画素に対応するように互いに絶縁状態で配
    列された電極群からなる第1電極と、該第1電極から絶
    縁状態で該第1電極に対向するように配置された第2電
    極と、前記潜像担持体長手方向に延在するスリット部と
    を備えた、前記コロナ放電器と前記潜像担持体との間に
    位置するように配設された制御電極を有し、かつ、 前記コロナ放電器が発生させたイオンを前記照射量算出
    手段が算出した量だけ前記トナー像に照射されるような
    電界を、前記第1電極と前記第2電極との間に形成させ
    るものであることを特徴とする請求項3の湿式画像形成
    装置。
JP06478595A 1995-02-28 1995-02-28 湿式画像形成装置 Expired - Lifetime JP3537102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06478595A JP3537102B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 湿式画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06478595A JP3537102B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 湿式画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08234573A JPH08234573A (ja) 1996-09-13
JP3537102B2 true JP3537102B2 (ja) 2004-06-14

Family

ID=13268239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06478595A Expired - Lifetime JP3537102B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 湿式画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3537102B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5974904B2 (ja) * 2012-01-16 2016-08-23 コニカミノルタ株式会社 湿式画像形成装置およびその画像形成条件調整方法、ならびに画像ノイズの判定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08234573A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2990675B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP2880356B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2633711B2 (ja) 画像形成装置
JP4510493B2 (ja) 画像形成装置
JP3703169B2 (ja) 湿式画像形成方法、及び、湿式画像形成装置
JP3537102B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP3197514B2 (ja) 電子写真記録装置
JP3340221B2 (ja) 湿式画像形成装置における現像像の転写方法
JP3066534B2 (ja) 電子写真記録装置
JP3549172B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP2004219654A (ja) 画像形成装置
JP2822198B2 (ja) 記録装置
JP3243584B2 (ja) 湿式画像形成装置における現像像の液膜規制方法及び湿式画像形成装置
US20010008586A1 (en) Image forming apparatus and image forming method employing the same
JP2000029320A (ja) 湿式画像形成装置
JPH02304583A (ja) 画像形成装置
JP3515237B2 (ja) 湿式画像形成装置
JPH0954479A (ja) 帯電装置及び該帯電装置を備えた画像形成装置
JP4052806B2 (ja) 画像形成装置
JPH09258534A (ja) 電子写真記録装置
JP3699826B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3740327B2 (ja) 導電粒子を顆粒形態で蓄えた帯電装置、および帯電促進剤
JP4346994B2 (ja) 画像形成装置
JPH1073997A (ja) 湿式現像装置
JPH07248672A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 9