JP3515060B2 - 冷間鍛造方法及びその装置 - Google Patents

冷間鍛造方法及びその装置

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JP3515060B2 JP2000287938A JP2000287938A JP3515060B2 JP 3515060 B2 JP3515060 B2 JP 3515060B2 JP 2000287938 A JP2000287938 A JP 2000287938A JP 2000287938 A JP2000287938 A JP 2000287938A JP 3515060 B2 JP3515060 B2 JP 3515060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピニオンギヤやヘ
リカルギヤ等の加工に適した冷間鍛造方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピニオンギヤやヘリカルギヤ等に
おいては、その歯部の形状が複雑であり、機械加工によ
り製造するには加工時間が長く、コストも高くなること
から冷間鍛造により製造することが行われている。そこ
で、大径の円柱部にギヤ部を形成したヘリカルピニオン
ギヤ等の場合には、ギヤ部の基部の形状の精度を出しに
くいことから、この部分の精度を向上させるために、特
開平7−308729号公報や特開平7−310807
号公報に見られるように、ギヤ部の基部に肉盛り部を形
成して素材の流れを良くするようにした配慮がなされて
いる。また、特開平11−10274号公報にも、ギヤ
部の基部に膨出部を形成して歯面の精度を高めるように
した技術が開示されている。
【0003】そこで、ヘリカルピニオンギヤの製造は、
一般的には切削又は鍛造により行われているが、それを
冷間鍛造で行っている従来の一般的な方法を図4乃至図
6に基づいて説明する。まず、ダイ1に円柱成形部2と
歯型部3とよりなる成形部4を形成し、この成形部4の
円柱成形部2に円柱状の素材料5を挿入し、前記成形部
4の歯型部3の端部にノックアウト6を位置させて前記
素材料5の他端部をパンチ7により押圧する。これによ
り、素材料5は成形部4内で流動し、図5に示すよう
に、ダイ1中の成形部4内で図6に示されるようなヘリ
カルピニオンギヤ8として成形される。この場合、ヘリ
カルピニオンギヤ8とノックアウト6との間には、空間
9が残されている。この状態でノックアウト6を回転さ
せながら押し上げることにより、ヘリカルピニオンギヤ
8はダイ1から上方へ取り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように冷間鍛造に
より成形されたヘリカルピニオンギヤ8は、円柱部10
とギヤ部11とよりなっているが、円柱部10とギヤ部
11との接続個所、すなわち、ギヤ部11の基部12に
欠肉が発生し易いのが第一の問題点であり、また、ギヤ
部11の先端部13がだれるというのが第二の問題点で
ある。
【0005】そこで、ギヤ部11の基部12に欠肉が発
生し易いという第一の問題点を解決するために、前述の
ように、特開平7−308729号公報や特開平7−3
10807号公報に見られるように、ギヤ部11の基部
12に肉盛り部を形成して素材の流れを良くするように
した配慮がなされ、また、特開平11−10274号公
報にも、ギヤ部11の基部12に膨出部を形成して歯面
の精度を高めるようにすることが行われているものであ
る。しかしながら、このような対策は、ギヤ部11の基
部12に肉盛り部や膨出部が存在することであり、実質
的に有効な歯面範囲を減少させているものである。
【0006】つぎに、ギヤ部11の先端部13がだれる
という第二の問題点に関しては、そのギヤ部11の先端
部13を機械加工により切断して使用しないという対策
がとられている。そのため、折角成形した部分の有効利
用を図ることができず、無駄な成形をしていることにな
る。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、各部の成形精度を高めることができ、かつ、わず
かな仕上作業だけで使用することができる製品を得るこ
とができる冷間鍛造方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
円柱形成部と歯型部とよりなる成形部が形成されたダイ
の前記円柱形成部に素材料を挿入し、前記ダイの前記円
柱部中に挿入された素材料を、前記ダイに対して回転し
前記円柱形成部から挿入されたパンチと前記歯型部に回
転して挿入されたノックアウトとにより所定の加圧力を
もってサンドイッチし、このサンドイッチした状態で前
記パンチを回転駆動させながらそのパンチにノックアウ
ト加圧力と成形加圧力との和よりも大きい軸方向の加圧
力を付与し、これによって前記パンチ及び前記ノックア
ウトが回転しながら移動することで前記素材料がヘリカ
ルピニオンギヤとして形成されるようにした。
【0009】従って、素材料はパンチとノックアウトと
によりサンドイッチされて大きな圧縮力を受けながら軸
方向に移動するとともにパンチが回転して成形されるた
め、ギヤ部のねじれ角が大きくてもダイの型形状に正確
に沿った成形が行われ、精度の高い製品を得ることがで
きるものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の冷
間鍛造方法において、ノックアウトは軸心を中心にして
回転するように設けられている。
【0011】従って、成形時のパンチにより付与される
回転力がノックアウト側でも抵抗のない状態となり、形
状が複雑なヘリカルピニオンギヤの成形も問題なく行う
ことができるものである。
【0012】請求項3記載の発明は、円柱形成部と歯型
部とよりなる成形部が形成されたダイと、このダイの前
記歯型部に回転自在に嵌合して軸方向に移動するノック
アウトと、前記ダイの前記円柱部に回転自在に嵌合して
軸方向に移動するパンチと、このパンチに回転力を付与
する回転力付与手段と、を具備し、前記ダイの前記円柱
部中に挿入された素材料を前記パンチと前記ノックアウ
トとで所定の加圧力をもってサンドイッチした状態で、
前記パンチを前記回転力付与手段によって回転駆動させ
ながらそのパンチにノックアウト加圧力と成形加圧力と
の和よりも大きい軸方向の加圧力を付与し、これによっ
て前記パンチ及び前記ノックアウトが回転しながら移動
することで前記素材料がヘリカルピニオンギヤとして形
成されるようにした。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の冷
間鍛造装置において、パンチケースにパンチスリーブを
回転自在に取り付け、このパンチスリーブにパンチを回
転方向固定的に取り付け、前記パンチスリーブに設けら
れた歯車にラックを噛み合わせて回転力付与手段を形成
したことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3記載の冷
間鍛造装置において、パンチ先端に素材料に食い付く異
形部を形成したことを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項3記載の冷
間鍛造装置において、ノックアウトはスラストベアリン
グにより保持されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図3に基づいて説明する。まず、下部基台14には、そ
の上方からダイ15、プレート16、17、18がそれ
ぞれ積層して一体的に組み立てられている。前記ダイ1
5には、円柱成形部19と歯型部20とよりなる成形部
21が形成されている。前記歯型部20は、所定のねじ
れ角が設定されており、ヘリカル状に形成されている。
前記プレート16には、前記歯型部20と同様な歯型2
2が形成されている。また、前記プレート17には、前
記歯型22の径よりもその直径が大きい円形の摺動孔2
3が形成されている。さらに、前記プレート18には、
前記摺動孔23と軸心を合わせてその摺動孔23より小
径の摺動ガイド孔24が形成されている。
【0017】ついで、前記摺動ガイド孔24には、図示
しない駆動機構に連結されたノックアウトピン25が摺
動自在に嵌合されている。また、前記プレート18の上
面には、前記摺動孔23の直径よりも前記摺動ガイド孔
24の直径の方が小さいことにより、受け段部26が形
成されており、この受け段部26で受けられるように、
スラストベアリング27が設けられている。このスラス
トベアリング27は前記摺動ガイド孔24の内部を上下
方向に摺動自在に設けられている。そして、前記スラス
トベアリング27の上部には、ノックアウト28が同軸
的に設けられている。このノックアウト28の上部に
は、前記歯型22に嵌合する歯型軸29が形成されてお
り、回転しながら上下動するように設けられている。そ
して、その歯型軸29の先端は、前記ダイ15の歯型部
20にまで達している。
【0018】ついで、上型には、図示しない駆動機構に
連結されたパンチユニット31が上下方向に摺動自在に
設けられている。このパンチユニット31は、ケース3
2を備えている。このケース32の上面33は平坦に形
成された受け部34とされ、その中心には、前記上面3
3と同一平面に位置させたスラストベアリング35が取
り付けられている。そして、前記ケース32には、スラ
ストベアリング36で回転自在に取り付けられたパンチ
スリーブ37が前記スラストベアリング36の下面に当
接させて設けられている。このパンチスリーブ37に
は、固定ピン38で周り止めされてパンチ39が取り付
けられている。このパンチ39は、前記ダイ15の成形
部21に嵌まり込んでいるものであり、その先端部に
は、加工すべき素材料40に食い込む異形部41が突出
形成されている。この異形部41は、スプライン、楕
円、4角状突起、6角状突起等が採用される。
【0019】また、前記ケース32の下方には、パンチ
ケース42が固定され、このパンチケース42には、ス
ラスト・ニードルベアリング43、アンギュラーベアリ
ング44、ニードルベアリング45が取り付けられ、こ
れらのスラスト・ニードルベアリング43及びニードル
ベアリング45により前記パンチスリーブ37は前記パ
ンチケース42に回転自在に保持されている。さらに、
前記パンチケース42には、その中間に一方向に開口し
た切欠46が形成されており、この切欠46内に位置さ
せて前記パンチケース42には、回転力付与手段47の
一部となる歯車48が固定ピン48aにより回転方向固
定的に設けられている。この歯車48には、図示しない
駆動機構により水平方向に往復動するラック49が噛み
合わされており、前記歯車48とともに回転力付与手段
47が形成されている。このラック49を駆動する方法
としては、油圧モータ、シリンダ、カム等が利用され
る。
【0020】このような構成において、成形部21の円
柱成形部19に円柱状の素材料40を挿入し、前記成形
部21の歯型部20に回転して挿入されたノックアウト
28を前記素材料40の端部に当接させて前記素材料4
0の他端部を図2(a)に示すようにパンチ39により押
圧する。この時、ノックアウト28は、スラストベアリ
ング27が受け段部26で受けられており、パンチ39
に下向きの加圧力が加えられることにより、素材料40
には、図2(b)に示すように所定の加圧力が加えられて
いることになる。この状態で、さらにパンチ39に加工
加圧力を加えると、素材料40は成形部21内で流動
し、図2(c)に示すように、ダイ15中の成形部21内
で図3に示されるようなヘリカルピニオンギヤ50とし
て成形される。この場合、ノックアウト28は所定の押
圧力を持って素材料40に当接しているものであり、パ
ンチ39には、ノックアウト28の加圧力と成形加圧力
との和よりも大きな加圧力が付与されている。そのた
め、ノックアウト28は、最初に位置していた位置より
下降した状態まで移動して成形が完了する。しかも、冷
間鍛造時には、パンチ39及びノックアウト28は回転
しながら軸方向に移動するものであり、両者の間隔も相
対的に変化する。この時、パンチ39の先端に形成され
た異形部41が素材料40に食い込んでパンチ39と素
材料40とは回転方向に固定的に一体化されるため、ラ
ック49による回転力付与手段47でパンチ39に与え
た回転角が正確に素材料40に伝達され、精度の高い加
工がなされる。従って、成形が終了するまで、ヘリカル
ピニオンギヤ50の上端及び下端にパンチ39とノック
アウト28とが図2(d)に示すように当接していること
になる。この状態で、パンチ39とヘリカルピニオンギ
ヤ50及びノックアウト28は、サンドイッチのまま逆
回転をしながら上昇し、図2(e)に示すようにヘリカル
ギヤ成形開始点に戻った時点で逆回転停止させ、パンチ
39はさらに上昇して図2(f)に示すように製品をダイ
15から取り出す。
【0021】このように冷間鍛造により成形されたヘリ
カルピニオンギヤ50は、円柱部51とギヤ部52とよ
りなっているが、円柱部51とギヤ部52との接続個
所、すなわち、ギヤ部52の基部53の成形も角部にい
たるまで正確に成形されており、また、ギヤ部52は、
その先端部54までだれることなく正確に成形される。
特に、ギヤ部52のねじれ角が、従来の方法であると、
30°が限界であるが、パンチ39を回転させることに
より30°以上の加工を可能とした。
【0022】このようにして成形されたヘリカルピニオ
ンギヤ50は、先端部54の端面を仕上げる程度の機械
加工を行うだけで製品として完成する。しかも、全体に
わたってその形状及び寸法は正確であり、特に、ギヤ部
52の基部53の形状も正確である。
【0023】なお、前記実施の形態においては、ヘリカ
ルピニオンギヤ50の成形について説明したが、実施に
当たっては、段付き円柱部材の成形や、スパーギヤ等の
ストレートギヤの成形等に利用することも可能である。
この場合には、ヘリカルピニオンギヤ50の場合よりも
尚一層正確な成形を行うことができる。さらに、油圧モ
ータを使用することによりウォームネジの鍛造も可能で
あり、また、ミッションギヤのような大きなギヤ成形も
可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、円柱形成部と歯
型部とよりなる成形部が形成されたダイの前記円柱形成
部に素材料を挿入し、前記ダイの前記円柱部中に挿入さ
れた素材料を、前記ダイに対して回転し前記円柱形成部
から挿入されたパンチと前記歯型部に回転して挿入され
ノックアウトとにより所定の加圧力をもってサンドイ
ッチし、このサンドイッチした状態で前記パンチを回転
駆動させながらそのパンチにノックアウト加圧力と成形
加圧力との和よりも大きい軸方向の加圧力を付与し、こ
れによって前記パンチ及び前記ノックアウトが回転しな
がら移動することで前記素材料がヘリカルピニオンギヤ
として形成されるようにしたので、素材料はパンチとノ
ックアウトとによりサンドイッチされて大きな圧縮力を
受けながら軸方向に移動するとともにパンチが回転して
成形されるため、ギヤ部のねじれ角が大きくてもダイの
型形状に正確に沿った成形が行われ、精度の高い製品を
得ることができ、特に、ねじれ角の大きな加工を高い精
度でおこなうことができるものである。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1記載の冷
間鍛造方法において、ノックアウトは軸心を中心にして
回転するように設けられているので、成形時のパンチに
より付与される回転力がノックアウト側でも抵抗のない
状態となり、形状が複雑なヘリカルピニオンギヤの成形
も問題なく行うことができるものである。
【0026】請求項3記載の発明は、円柱形成部と歯型
部とよりなる成形部が形成されたダイと、このダイの前
記歯型部に回転自在に嵌合して軸方向に移動するノック
アウトと、前記ダイの前記円柱部に回転自在に嵌合して
軸方向に移動するパンチと、このパンチに回転力を付与
する回転力付与手段と、を具備し、前記ダイの前記円柱
部中に挿入された素材料を前記パンチと前記ノックアウ
トとで所定の加圧力をもってサンドイッチした状態で、
前記パンチを前記回転力付与手段によって回転駆動させ
ながらそのパンチにノックアウト加圧力と成形加圧力と
の和よりも大きい軸方向の加圧力を付与し、これによっ
て前記パンチ及び前記ノックアウトが回転しながら移動
することで前記素材料がヘリカルピニオンギヤとして形
成されるようにしたので、パンチに軸方向の加圧力を付
与することと回転力を付与することとが簡単な構造で達
成することができる。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項3記載の冷
間鍛造装置において、パンチケースにパンチスリーブを
回転自在に取り付け、このパンチスリーブにパンチを回
転方向固定的に取り付け、前記パンチスリーブに設けら
れた歯車にラックを噛み合わせて回転力付与手段を形成
したので、パンチに対する回転力の付与が容易かつ簡単
である。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項3記載の冷
間鍛造装置において、パンチ先端に素材料に食い付く異
形部を形成したので、パンチと素材料とを一体的に回転
させることができる。
【0029】請求項6記載の発明は、請求項3記載の冷
間鍛造装置において、ノックアウトはスラストベアリン
グにより保持されているので、回転可能な状態を維持し
ながら、素材料に十分に大きな加圧力を加えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すもので、装置の縦
断側面図である。
【図2】(a)は、素材料をダイの中に投入した状態の縦
断側面図、(b)は、パンチとノックアウトとで素材料に
所定の加圧力を与えた状態の縦断側面図、(c)は、パン
チとノックアウトとをそれぞれ所定の速度で下降させつ
つ加工している状態を示す縦断側面図、(d)は、成形が
終了した直後を示す縦断側面図、(e)は、サンドイッチ
でのノックアウト状態(逆回転の終了図)を示す縦断側
面図、(f)は、ノックアウトにより成形品を取り出し得
る状態まで上昇させた時の縦断側面図である。
【図3】成形した状態の縦断側面図である。
【図4】従来の一例を示すもので、成形前の状態の縦断
側面図である。
【図5】成形した状態の縦断側面図である。
【図6】成形したヘリカルピニオンギヤの正面図であ
る。
【符号の説明】
15 ダイ 21 成形部 27 スラストベアリング 28 ノックアウト 37 パンチスリーブ 39 パンチ 40 素材料 41 異形部 42 パンチケース 47 回転力付与手段 49 ラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B21K 1/56 B21K 1/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱形成部と歯型部とよりなる成形部が
    形成されたダイの前記円柱形成部に素材料を挿入し、 前記 ダイの前記円柱部中に挿入された素材料を、前記ダ
    イに対して回転し前記円柱形成部から挿入されたパンチ
    前記歯型部に回転して挿入されたノックアウトとによ
    り所定の加圧力をもってサンドイッチし、 このサンドイッチした状態で前記パンチを回転駆動させ
    ながらそのパンチにノックアウト加圧力と成形加圧力と
    の和よりも大きい軸方向の加圧力を付与し、これによっ
    て前記パンチ及び前記ノックアウトが回転しながら移動
    することで前記素材料がヘリカルピニオンギヤとして形
    成されるようにしたことを特徴とする冷間鍛造方法。
  2. 【請求項2】 ノックアウトは軸心を中心にして回転す
    るように設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の冷間鍛造方法。
  3. 【請求項3】 円柱形成部と歯型部とよりなる成形部が
    形成されたダイと、 このダイの前記歯型部に回転自在に嵌合して軸方向に移
    動するノックアウトと、 前記ダイの前記円柱部に回転自在に嵌合して軸方向に移
    動するパンチと、 このパンチに回転力を付与する回転力付与手段と、を具
    備し、前記ダイの前記円柱部中に挿入された素材料を前
    記パンチと前記ノックアウトとで所定の加圧力をもって
    サンドイッチした状態で、前記パンチを前記回転力付与
    手段によって回転駆動させながらそのパンチにノックア
    ウト加圧力と成形加圧力との和よりも大きい軸方向の加
    圧力を付与し、これによって前記パンチ及び前記ノック
    アウトが回転しながら移動することで前記素材料がヘリ
    カルピニオンギヤとして形成されるようにしたことを特
    徴とする冷間鍛造装置。
  4. 【請求項4】 パンチケースにパンチスリーブを回転自
    在に取り付け、このパンチスリーブにパンチを回転方向
    固定的に取り付け、前記パンチスリーブに設けられた歯
    車にラックを噛み合わせて回転力付与手段を形成したこ
    とを特徴とする請求項3記載の冷間鍛造装置。
  5. 【請求項5】 パンチ先端に素材料に食い付く異形部を
    形成したことを特徴とする請求項3記載の冷間鍛造装
    置。
  6. 【請求項6】 ノックアウトはスラストベアリングによ
    り保持されていることを特徴とする請求項3記載の冷間
    鍛造装置。
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