JP3514448B2 - 使い捨て紙おむつおよびその製造方法 - Google Patents
使い捨て紙おむつおよびその製造方法Info
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Description
っきりさせ、従来の使い捨て紙おむつと外観的かつ機能
的差別化を図った使い捨て紙おむつおよびその製造方法
に関する。
-370102号などに記載される使い捨て紙おむつが知られ
ている。前者の使い捨て紙おむつは、図17(A)に示さ
れるように、透液性トップシート50と、不透液性バッ
クシート51と、これら両シート50、51間に配置さ
れる吸収体52とを有し、前身頃と後身頃との両側部を
接合してウエスト開口部と一対のレッグ開口部とを形成
したパンツ型使い捨て紙おむつであって、前記両レッグ
開口部には、周縁に沿って実質的に連続して弾性部材5
3、53…を配設した構造となっている。製品状態で
は、図17(B)に示されるように、レッグ開口部の周縁
に沿って前記弾性部材53、53…による収縮によって
ひだ状のフリルが形成されるようになっている。
(A)に示されるように、不織布などからなる透液性トッ
プシート60と、ポリエチレンなどからなる防水フィル
ム61とにより綿状パルプなどからなる吸収体62を含
む構造の紙おむつ本体63の外面側に外装シート64を
一体的に設けた構造のパンツ型使い捨て紙おむつであ
り、前記外装シート64は、内面用バックシート不織布
65と外面用バックシート不織布66とをホットメルト
接着剤によって貼り合わせたもので、その間には、紙お
むつを着用者にフィットさせるとともに、尿や便の漏れ
を防止するために各種機能の弾性伸縮部材67〜71が
介在され、ホットメルト接着剤によって固定されてい
る。
頃Bの開口部において、たとえば帯ゴムなどからなる複
数本の腰回り弾性伸縮部材67…,68…がそれぞれ設
けられ、前身頃Fの腹部相当箇所において横方向に沿っ
て複数本の腹部弾性伸縮部材69、69…が設けられる
とともに、両端部が腹部相当箇所に位置し、中央部が股
下側に膨出する形状の糸ゴムからなる複数本の前身頃持
ち上げ用弾性伸縮部材70、70…が設けられている。
また、後身頃Bの前記腹部相当箇所に対応した臀部箇所
には横方向に沿って複数本臀部弾性伸縮部材71、71
…が設けられている。
18(B)に示されるように、脚回り開口縁に沿って弾性
伸縮部材が配設されていないため、前者の例のように、
ひだ状にはならないが、やはり脚回りに沿ってフリルが
形成される。
たパンツ型使い捨て紙おむつのように、脚回りに沿って
フリルが形成されたものは、可愛らしさは強調されるよ
うになるが、逆にすっきり感に欠けるようになるととも
に、前記フリルが肌と接触してかゆみを覚える、またズ
ボンなどをはくとゴワ付感の原因となるなどの問題があ
った。本出願人が最近行ったアンケート調査などでも、
この傾向が指摘されており、逆に脚回りがすっきりした
外観を呈する紙おむつが好まれることが明らかになっ
た。
観をすっきりさせて、前述した問題点を一挙に解決した
使い捨て紙おむつおよびその製造方法を提供することに
ある。
観をすっきりさせるための構造について鋭意検討を重ね
た結果、フリルを極力形成しないようにすることはもち
ろんであるが、その具体的手法として、前記外装シート
の脚回りカット位置を立体ギャザーの起立点位置との相
対的位置関係において規定することによって達成し得る
との結論に達した。
請求項に係る発明として、使用面側を覆う透液性表面シ
ートと、非使用面側を覆う防漏シートとの間に吸収体が
介在されるとともに、前記防漏シートの外面側に外装シ
ートが配設され、かつ脚回りに沿って立体ギャザーが形
成された使い捨て紙おむつにおいて、接着により一体化
される前記外装シートの股間部脚回りカット線に沿う側
縁部の未接着部分の幅が15 mm 以下であるとともに、前
記吸収体の裏面両側部または裏面両側部近傍に紙おむつ
長手方向に沿って弾性伸縮部材を配設し、該弾性伸縮部
材により吸収体の側部を紙おむつ長手方向に沿って起立
させて前記立体ギャザーの基端部分を構成し、前記使い
捨て紙おむつの股間部最小幅部位において、脚部開口を
形成している前記外装シートの脚回りカット位置が前記
立体ギャザーの起立点から外側5mmの位置より中心側に
位置していることを特徴とする使い捨て紙おむつが提供
される。
シートの連続ウエブに対し、脚回り部分のカットを行っ
た後、使用面側を覆う透液性表面シートと、非使用面側
を覆う防漏シートと、これら両シートの間に介在された
吸収体とを含む紙おむつ本体を積層し、次いで使い捨て
紙おむつ毎に前記外装シートを切断することを特徴とす
る前記請求項1記載の使い捨て紙おむつの製造方法が提
供される。
て図面を参照しながら詳述する。
状態外観図であり、図2はその展開図、図3は図2のII
I−III線矢視図、図4は図2のIV−IV線矢視図である。
なお、図面の所要部位において接着部位を×印で明示し
ている。
て紙おむつ1(以下、単に紙おむつという。)は、不織
布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン
等からなる防漏シート12との間に、綿状パルプなどの
吸収体13を介在させた紙おむつ本体10の外面側に外
装シート20を一体的に配設した構造の紙おむつであ
る。
20との構造、およびその組立構造並びに製造方法につ
いて順に説明する。
形されたものが使用され、その幅寸法は股間部への当た
りによって着用者にゴワ付き感を与えない寸法幅となっ
ている。この吸収体13は、形状保持と透液性表面シー
ト11を透過した体液の拡散性向上のためにクレープ紙
14によって囲繞されている。前記吸収体13として
は、嵩を小さくできるエアレイド吸収体を用いるのが望
ましい。
覆う透液性表面シート11としては、有孔または無孔の
不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いら
れる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまた
はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、
ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等
の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパン
レース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルト
ブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によっ
て得られた不織布を用いることができる。これらの加工
法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点
で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優
れている。透液性表面シート11に多数の透孔を形成し
た場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、
ドライタッチ性に優れたものとなる。前記透液性表面シ
ート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体1
3の裏面側まで延在している。
を覆う防漏シート12は、ポリエチレンまたはポリプロ
ピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられる
が、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適
に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポ
リエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無
機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸また
は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シー
トであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートより
も剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
ー不織布15は、図3および図4に示されるように、折
返しによって二重シートとした不織布が用いられ、前記
透液性表面シート11によって巻き込まれた吸収体13
の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体13の
裏面側まで延在して接着されている。より具体的には、
前記ギャザー不織布15は、図3に示される紙おむつの
長手方向中間部では、立体ギャザーBS形成部分を残
し、幅方向中間部から吸収体13の裏面側に亘る範囲が
ホットメルト接着剤等によって接着され、また長手方向
前後端部では図4に示されるように、前記幅方向中間部
から一方側端縁までの区間が吸収体13の裏面側に亘る
範囲で接着されるとともに、前記立体ギャザーBSを形
成する部分を吸収体13の上面部にて折り畳むようにし
ながらホットメルト接着剤等により接着している。
ギャザー不織布15の内部には、起立先端側部分に複数
本の糸状弾性伸縮部材16、16…が配設されるととも
に、吸収体13の側縁部近傍部位に糸状弾性伸縮部材1
7が配設され、さらに吸収体13の裏面がわ側部に糸状
弾性伸縮部材18が夫々配設されている。前記先端部弾
性伸縮部材16、16…は、主にはその弾性伸縮力によ
り吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立
体ギャザーBSを形成するためのものであり、前記糸状
弾性伸縮部材17、18は、主にその弾性伸縮力により
図5の製品状態図に示されるように、吸収体13の側部
を屈曲させ、吸収体13の側部によって立体ギャザーB
Sの基端側部分を構成するためのものである。前記屈曲
部から吸収体側縁までの吸収体13の起立高さHLは、
5〜30mm、好ましくは20〜30mmとするのが望まし
い。前記起立高さHLが5mm未満の場合には、短すぎて
吸収体側部を屈曲させることが困難になるとともに、肌
に対する十分なフィット性が確保できない。また、起立
高さHLが30mmを超えると、起立長さが長過ぎて効果
的に屈曲させることができないなどの問題が生じる。
のギャザー不織布15の内部まで進入し、図5に示され
るように、立体ギャザーBSの下端側において防漏壁を
構成するようになっている。かかる防漏シート12とし
ては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のもの
を用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチッ
ク中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワ
イトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔
料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用
される。
は、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴ
ム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、
ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シ
リコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以
下、テンションは150〜350%、間隔は7.0mm以下として
配設するのがよい。なお、糸状弾性伸縮部材に代えて、
ある程度の幅を有するテープ状弾性伸縮部材を用いるよ
うにしてもよい。
繊維も前記透液性表面シート11と同様に、ポリエチレ
ンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステ
ル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュ
プラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、
スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン
法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法にて得られた
不織布を用いることができるが、特にはムレを防止する
ために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのが
よい。さらに前記ギャザー不織布15については、尿な
どの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌へ
の感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パ
ラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤
などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望
ましい。
が複層シート構造とされる不織布シートであり、図示例
では前身頃Fおよび後身頃B部分のみが複層構造となっ
ていて、股間部領域は単層シートとなっている。もちろ
ん、内面用シート不織布と外面用シート不織布とをホッ
トメルト接着剤によって貼り合わせた2層シートとする
ことでもよい。中間部に脚部開口を形成するための脚回
りカット29により、全体として擬似砂時計形状を成し
ている。
れる展開形状において、前身頃Fの開口部および後身頃
Bのウエスト開口部21、23においては、たとえば糸
ゴムなどからなる複数本の腰回り弾性伸縮部材25…,
26…がそれぞれ全幅区間に亘って設けられている。
22、24領域には、中間部を除く両側領域にのみ幅方
向に沿って胴部弾性伸縮部材27…、28…が配設され
ており、脚回りに沿う弾性伸縮部材は設けられていな
い。
をすっきりさせるために、脚回りカット29、29の股
間部域での位置が非常に重要となる。図6に波線で示さ
れるように、紙おむつ本体10の配設領域との関係で判
るように、股間部最小幅部位において(通常は折返し位
置となるSライン上)、脚部開口を形成している外装シ
ート20の脚回りカットの位置が紙おむつ本体10の側
縁よりも中心側に位置し、図5および図1に示されるよ
うに、製品状態で紙おむつの股間部最小幅部位におい
て、立体ギャザーBSの起立点近傍に前記脚回りカット
29、29が位置するようになっている。
ンは、本発明の一態様を示すもので、本発明では紙おむ
つの股間部最小幅部位において、脚部開口を形成してい
る外装シート20の脚回りカット29位置が前記立体ギ
ャザーBSの起立点から外側5mmの位置より中心側に位
置しておればよい。図7は本紙おむつの股間部分解断面
を示した図であるが、換言すれば、外装シート20の幅
は、▼印で示される吸収体13の起立点位置からそれぞ
れ外方に5mm加えた範囲内となっておればよいことにな
る。
されるように、外装シート20の上面側に紙おむつ本体
10がホットメルト等の接着剤によって接着され一体化
される。そして、紙おむつ本体10および外装シート2
0が折り返しラインSにて前後方向に折り重ねられ、そ
の両側部が相互に熱溶着またはホットメルト接着剤など
によって接合されることによりパンツ型紙おむつに組み
立てられる。
の接合の際には、図8および図9にホットメルト接着領
域30を交差斜線で示すように、ほぼ全面接着の態様に
よりホットメルト接着剤HMにより接着されるが、前記
外装シート20の脚回りカット線に沿う側縁部の未接着
部分(自由端)の幅Bは15mm以下、好ましくは10mm
以下とするのが望ましい。脚回りの外観をすっきりとし
たものにするには、前記未接着部分を無くし、自由端幅
Bを0にするのが望ましいのであるが、ホットメルト塗
布装置側からの制約により外装シート20の外縁にはあ
る程度の未接着部分を形成する必要がある場合でも、そ
の最大幅は15mm以内に収まるようにするのが望まし
い。また、幅方向に前記自由幅Bの占める割合〔(自由
幅B×2)/外装シート20幅〕は20%以下となるよ
うにするのが望ましい。前述した構成により、外装シー
ト20の側縁部にヒラヒラ感が無くなり、すっきりした
見栄えとなる。
0の股間部幅よりも紙おむつ本体10の股間部幅の方が
大きくなっているため、従来のように、外装シート20
の連続ウエブに対して、流れ方向に所定の間隔で紙おむ
つ本体10を積層した後、外装シート20を脚回りのカ
ットを行うことはできない。そこで、図10に示される
ように、外装シート20の連続ウエブに対して、脚回り
のカットを行った後に、紙おむつ本体10を積層するこ
とにより製造される。図10(A)は、ライン方向を紙お
むつ幅方向とした横流れ方式の場合の組立工程図であ
り、外装シート20の連続ウエブを繰出す過程でロール
カッター等により股間となる部分を楕円状の脚回りカッ
ト線31に沿ってくり抜く。しかる後、前記楕円状のく
り抜き部分に跨るように紙おむつ本体10をホットメル
ト接着剤によって積層し、紙おむつ本体10、10間の
製品幅32位置にて切断する。また図10(B)は、ライ
ン方向を紙おむつ長手方向とした縦流れ方式の場合の組
立工程図であり、外装シート20の連続ウエブを繰出す
過程で股間両側部にそれぞれ脚回りカット線33に沿っ
て半楕円状にカットする。しかる後、股間部に紙おむつ
本体10をホットメルト接着剤によって積層し、紙おむ
つ本体10、10間の製品長さ34位置にて切断する。
長手方向に起立させ、立体ギャザーBSを形成した例で
あるが、市販されている多くの紙おむつのように、ギャ
ザー不織布15のみで立体ギャザーBSを構成する図1
1に示される紙おむつ構造の場合には、本発明に従っ
て、前記外装シート20の脚部開口を形成している外装
シート20の脚回りカット29の位置は前記立体ギャザ
ーの起立点から外側5mmの位置より中心側に位置するよ
うに構成される。
の相対的位置関係により、外装シート20の脚回りカッ
ト位置を規定したものであるが、吸収体13との相対的
位置関係において規定することでも脚回りのすっきり感
が達成される。すなわち、紙おむつ1の股間部最小幅部
位において、前記外装シート20の脚部開口を形成して
いる外装シート20の脚回りカット位置が前記吸収体1
3の側縁部より外側5mmの位置より中心側に位置してい
ることにより脚回りのすっきり感が達成されるようにな
る。
みであるため省略するとして、図12は言わば、吸収体
13との関係で外装シート20の股間部幅を最大とした
ケースである。すなわち、吸収体13の股間部幅の両側
縁より外側にそれぞれ5mmづつ加えた位置を外装シート
20の脚回りカット29位置とした例である。
ート20の股間部幅を吸収体13の股間部幅より狭くし
たものである。股間部にて吸収体13が外装シート20
よりも外方に突出するようになるが、フリルが無くなる
ことで脚回りのすっきり感が達成されるようになる。
を規定する吸収体側縁部とは、クレープ紙14を含まな
い吸収体13自体の側縁部を言う。
り、前記外装シートの股間部脚回りカット線に沿う側縁
部の未接着部分の幅を15mm以下とする構成は、前記第
1形態例および第2形態例と組合せることが望ましい
が、脚回りのすっきり感を出すために、単独の構成とし
て採用することができる。図14に示される股間部横断
面図の模式図は、外装シート20の脚回りカット29位
置を立体ギャザーBSの側面まで延在させたものである
が、自由端部Bの寸法を15mm以下にすることで、ヒラ
ヒラ感が無くなり、すっきりした見栄えとなる。
材の配設態様は任意とされる。図15にその配設パター
ン例を示すが、(A)は吸収体持上げ用弾性伸縮部材3
5、35を紙おむつ長手方向に沿って2条配設した例で
あり、(B)は前記吸収体持上げ用弾性伸縮部材35、3
5と共に脚回り全周に沿って脚回り弾性伸縮部材36、
36を配設した例であり、(C)は脚回り弾性伸縮部材3
6を股間部で交差させながら配設した例であり、(D)は
脚回り弾性伸縮部材36を股間部で平行させながら配設
した例であり、(E)は脚回り弾性伸縮部材36を紙おむ
つ長手方向に沿って配設した例である。
性伸縮部材の配設態様についても同様に任意とされる。
図16にその配設パターン例を示すが、(A)は腰回り弾
性伸縮部材37のみを配設した例であり、(B)は腰回り
弾性伸縮部材37および胴回り弾性伸縮部材38を全幅
に亘って配設した例であり、(C)は腰回り弾性伸縮部材
37を全幅に亘って、胴回り弾性伸縮部材38を中間部
を除く両側部のみに配設した例であり、(D)は腰回り弾
性伸縮部材37および胴回り弾性伸縮部材38を中間部
を除く両側部のみに配設した例であり、さらに(E)は胴
部の側部に別素材の弾性素材からなるサイドシート39
を付設した例である。
を説明したが、本発明はテープ止着型紙おむつに対して
も全く同様に適用することができる。
りにフリルやヒラヒラ部が無くなり、脚回りの外観がす
っきりした見栄えとなる。また同時に、フリルが肌と接
触してかゆみを覚える、ズボンなどをはくとゴワ付感を
覚えるなどの問題も解消されるようになる。
品状態外観図である。
である。
である。
る。
域図である。
方式、(B)は縦流れ方式図である。
態例図である。
ート20の脚回りカット位置を示す正面図である。
ート20の脚回りカット位置を示す正面図である。
横断面図である。
パターン例を示す図である。
弾性伸縮部材の配設パターン例を示す図である。
(A)は展開図、(B)は製品状態図である。
(A)は展開図、(B)は製品状態図である。
シート、12…防漏シート、13…吸収体、14…クレ
ープ紙、15…ギャザー不織布、16〜18…糸状弾性
伸縮部材、20…外装シート、21・23…ウエスト開
口部、22・24…胴回り部、25・・26…腰回り弾
性伸縮部材、27・28…胴回り弾性伸縮部材、29…
脚回りカット、30…ホットメルト接着領域
Claims (2)
- 【請求項1】使用面側を覆う透液性表面シートと、非使
用面側を覆う防漏シートとの間に吸収体が介在されると
ともに、前記防漏シートの外面側に外装シートが配設さ
れ、かつ脚回りに沿って立体ギャザーが形成された使い
捨て紙おむつにおいて、接着により一体化される前記外装シートの股間部脚回り
カット線に沿う側縁部の未接着部分の幅が15 mm 以下で
あるとともに、前記吸収体の裏面両側部または裏面両側
部近傍に紙おむつ長手方向に沿って弾性伸縮部材を配設
し、該弾性伸縮部材により吸収体の側部を紙おむつ長手
方向に沿って起立させて前記立体ギャザーの基端部分を
構成し、 前記使い捨て紙おむつの股間部最小幅部位にお
いて、脚部開口を形成している前記外装シートの脚回り
カット位置が前記立体ギャザーの起立点から外側5mmの
位置より中心側に位置していることを特徴とする使い捨
て紙おむつ。 - 【請求項2】外装シートの連続ウエブに対し、脚回り部
分のカットを行った後、使用面側を覆う透液性表面シー
トと、非使用面側を覆う防漏シートと、これら両シート
の間に介在された吸収体とを含む紙おむつ本体を積層
し、次いで使い捨て紙おむつ毎に前記外装シートを切断
することを特徴とする前記請求項1記載の使い捨て紙お
むつの製造方法。
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