JP3513604B2 - 薬剤吸入療法のための粉末噴流分与器 - Google Patents
薬剤吸入療法のための粉末噴流分与器Info
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の開示
医薬の分野では、気管支喘息のようないくつかの肺臓
の病気を、分与吸入装置によって粉末状の薬剤を非常に
正確に投薬量で屡々反復して投与することで治療してい
る。
の病気を、分与吸入装置によって粉末状の薬剤を非常に
正確に投薬量で屡々反復して投与することで治療してい
る。
これらの薬剤のための分与装置は、正確で再現性のあ
る投薬、粉末のかたまりを避けて、またはこれをばらば
らにして、7ミクロン以下の直径を有する吸い込まれや
すい粉末にする完璧な噴霧療法、さらには外部環境から
遮断して安定性と保存性とを保証する粉末薬剤の隔離を
保証するものでなければならない。
る投薬、粉末のかたまりを避けて、またはこれをばらば
らにして、7ミクロン以下の直径を有する吸い込まれや
すい粉末にする完璧な噴霧療法、さらには外部環境から
遮断して安定性と保存性とを保証する粉末薬剤の隔離を
保証するものでなければならない。
これらの3つの特性、すなわち投薬の正確さ、噴霧の
細かさ、および薬剤の安定性は、粉末薬剤を加圧フレオ
ン中に分散させるようにした容器を備えたエアゾール計
量分与器を使用することによってのみ叶えられてきた。
細かさ、および薬剤の安定性は、粉末薬剤を加圧フレオ
ン中に分散させるようにした容器を備えたエアゾール計
量分与器を使用することによってのみ叶えられてきた。
しかし、エアゾール方式及びその関係するフレオンあ
るいはCFC推進材は、近い将来許可されなくなり、さら
には一般に、推進材の使用は、薬剤活性剤(dragtensio
active)または潤滑付加材として、吸入した時に副作用
のないものを添加することを要求されるようになる。
るいはCFC推進材は、近い将来許可されなくなり、さら
には一般に、推進材の使用は、薬剤活性剤(dragtensio
active)または潤滑付加材として、吸入した時に副作用
のないものを添加することを要求されるようになる。
CFC推進材及び添加剤の使用を避けることを可能にす
る粉末薬剤の投与方法のひとつは、粉末吸入装置の使用
である。
る粉末薬剤の投与方法のひとつは、粉末吸入装置の使用
である。
このような粉末吸入装置の主要な特徴は、薬剤の供給
が吸入時に発生する空気の流れによりなされることであ
る。この空気の流れは、粉末薬剤を収容する薬剤室中を
通り、粒子の雲を形成し、これを吸入させる。このた
め、推進材はなんら必要でない。
が吸入時に発生する空気の流れによりなされることであ
る。この空気の流れは、粉末薬剤を収容する薬剤室中を
通り、粒子の雲を形成し、これを吸入させる。このた
め、推進材はなんら必要でない。
このような方式では、粉末化した薬剤の粒子が屡々塊
となって吸入するにはあまりにも大きいものとなってし
まう傾向があるので、使用者は、薬剤の粒子に充分に大
きな力の吸入流れを与えて、まず薬剤の粒子を動かし、
ついでこれらの粒子が導管のなかを走行している間にか
たまりをほごされるようにしなければならない。
となって吸入するにはあまりにも大きいものとなってし
まう傾向があるので、使用者は、薬剤の粒子に充分に大
きな力の吸入流れを与えて、まず薬剤の粒子を動かし、
ついでこれらの粒子が導管のなかを走行している間にか
たまりをほごされるようにしなければならない。
このような吸気の力は、多くの喘息患者には出すこと
ができず、そのため非常に少ない量の投薬装置及び薬剤
だけが、多くの状況下で広く使用可能なものとして宣伝
されているに過ぎない。
ができず、そのため非常に少ない量の投薬装置及び薬剤
だけが、多くの状況下で広く使用可能なものとして宣伝
されているに過ぎない。
文献WO−A−9 204 068には、吸入を始める前に手動
で予充填でき呼吸に同期して起動できるポンプを包含す
る、推進ガスなしの吸入器が開示されている。不利益な
ことには、この装置は非常に複雑で、このため作動中及
び組み立て工程で故障や問題を導き得る。さらに、作動
において、投薬室が容器から空気通路内に移動し、これ
により、空気の流れが空気通路を通って放出される前に
投薬室の容量の一部が失われ得る。従って、投薬量の正
確さが保証されなくなる。
で予充填でき呼吸に同期して起動できるポンプを包含す
る、推進ガスなしの吸入器が開示されている。不利益な
ことには、この装置は非常に複雑で、このため作動中及
び組み立て工程で故障や問題を導き得る。さらに、作動
において、投薬室が容器から空気通路内に移動し、これ
により、空気の流れが空気通路を通って放出される前に
投薬室の容量の一部が失われ得る。従って、投薬量の正
確さが保証されなくなる。
この投薬量の問題を克服するために、若干の吸入器で
は、粉末薬剤の1回分を収容するパックまたはカプセル
を用いている。さらに最近では、何回分かの投薬を分け
て収容する粉末容器を備えた方式ものが市販されてい
る。
は、粉末薬剤の1回分を収容するパックまたはカプセル
を用いている。さらに最近では、何回分かの投薬を分け
て収容する粉末容器を備えた方式ものが市販されてい
る。
この方式の最も最近のものでは、薬剤容器に組み合わ
せた回転式の部材に孔を設けて形成したひとつまたはそ
れ以上の投薬室を設けている。薬剤容器に設けられた投
薬装置によって、この回転式の部材の孔に1回分の薬剤
が充填される。
せた回転式の部材に孔を設けて形成したひとつまたはそ
れ以上の投薬室を設けている。薬剤容器に設けられた投
薬装置によって、この回転式の部材の孔に1回分の薬剤
が充填される。
このような投薬装置は、孔を開けた回転式の部材の表
面に対して押しつけられるように配設した弾性ばね付勢
のスクラッパからなるものである。
面に対して押しつけられるように配設した弾性ばね付勢
のスクラッパからなるものである。
このようなスクラッパは、回転式の部材に対して90度
以下の角度で撓んだ姿勢であるので、またばね負荷によ
り与えられるスラストにより、さらにはその弾性特性に
より、ミクロン化した粉末に圧力を与え、滑動時にこれ
を孔の中へと圧密してしまう。
以下の角度で撓んだ姿勢であるので、またばね負荷によ
り与えられるスラストにより、さらにはその弾性特性に
より、ミクロン化した粉末に圧力を与え、滑動時にこれ
を孔の中へと圧密してしまう。
いうまでもなく、粉末薬剤の圧密は、分与量の正確性
に何らかの不利益を生じさせる。
に何らかの不利益を生じさせる。
事実、ミクロン化した粉末は、圧縮されると粒子が互
いにくっつき合う傾向を生じ、各種の比較的大きい寸法
のかたまりを形成する。スクラッパは一般に、少なくと
もこれとこれが付勢されている剛性の表面との間に保持
される量の薬剤を圧縮状態で維持することとなる。
いにくっつき合う傾向を生じ、各種の比較的大きい寸法
のかたまりを形成する。スクラッパは一般に、少なくと
もこれとこれが付勢されている剛性の表面との間に保持
される量の薬剤を圧縮状態で維持することとなる。
これらのかたまりは、常にスクラッパによって除去さ
れるか、ばらばらにされるとは限らず、投薬孔あるいは
投薬室に正しく充填される妨げとなる。
れるか、ばらばらにされるとは限らず、投薬孔あるいは
投薬室に正しく充填される妨げとなる。
さらに、この圧縮は投薬孔の内部で、異なった密度ま
たは制御できない密度での詰め込みを生じさせる。この
ため、供給量に変化が生じることとなる。
たは制御できない密度での詰め込みを生じさせる。この
ため、供給量に変化が生じることとなる。
上述のことは、クロモグリケイト塩または異なった医
薬の混合物の使用時のように比較的多い所要投薬量(2
ミリグラムないし10ミリグラム以上)の場合に特に当て
はまる。
薬の混合物の使用時のように比較的多い所要投薬量(2
ミリグラムないし10ミリグラム以上)の場合に特に当て
はまる。
このような場合、事実、大きくて深い投薬孔が必要で
あり、このような投薬孔は、その充填がさらに困難とな
る。
あり、このような投薬孔は、その充填がさらに困難とな
る。
さらに、充填装置としてのスクラッパはその形状のた
め充填されるべき孔内に深く入ることができないので、
深い孔はスクラッパの効果を減じることとなる。
め充填されるべき孔内に深く入ることができないので、
深い孔はスクラッパの効果を減じることとなる。
本発明の目的は、投与の瞬間に圧力が発生する加圧空
気による加圧エアゾール推進方式及びその関係する添加
剤を、薬剤パックの一部であり、かつ投与システムに組
み入れた適宜の装置に代えて、投与量の正確性及び再現
性を実現するとともに、薬剤の安定性及び保存性を確保
することにある。
気による加圧エアゾール推進方式及びその関係する添加
剤を、薬剤パックの一部であり、かつ投与システムに組
み入れた適宜の装置に代えて、投与量の正確性及び再現
性を実現するとともに、薬剤の安定性及び保存性を確保
することにある。
本発明の他の目的は、吸入と装置の作動との間に調和
を保ち、医薬が効率よく患者の肺臓に到達することを可
能にすることにある。
を保ち、医薬が効率よく患者の肺臓に到達することを可
能にすることにある。
すなわち、本発明は、分与器を作動させた瞬間に、環
境空気を圧縮し、手動でばね付勢されサーボ支援された
ピストンにより圧縮室から所定の再現できる量の医薬を
所定の圧力と所定の速度で排出させる、環境空気使用の
薬剤吸入用の粉末噴流分与装置に関する。この排出は、
圧縮室を投薬室へ連通させる通路を介して実行される。
この投薬室は分与器のノズルに連通している。
境空気を圧縮し、手動でばね付勢されサーボ支援された
ピストンにより圧縮室から所定の再現できる量の医薬を
所定の圧力と所定の速度で排出させる、環境空気使用の
薬剤吸入用の粉末噴流分与装置に関する。この排出は、
圧縮室を投薬室へ連通させる通路を介して実行される。
この投薬室は分与器のノズルに連通している。
投薬室は、薬剤容器の内部に設けられこの投薬室の充
填に続いて薬剤容器を外部環境及び圧縮空気流から隔離
する充填手段により、薬剤を正確かつ再現可能に充填さ
れる。
填に続いて薬剤容器を外部環境及び圧縮空気流から隔離
する充填手段により、薬剤を正確かつ再現可能に充填さ
れる。
上述のことには、ばね付勢のピストンの釈放の手動制
御及びその結果としての薬剤の分与を、吸入により生じ
る空気の流れにより直接にかつ自動的に作動する制御系
統に置き換えることを可能にする更なる利点がある。
御及びその結果としての薬剤の分与を、吸入により生じ
る空気の流れにより直接にかつ自動的に作動する制御系
統に置き換えることを可能にする更なる利点がある。
従って、本発明によると、薬剤容器の底部に配置され
た投薬室に薬剤を充填して、この充填後投薬室を薬剤容
器から気密に密封する、充填手段と隔離ユニットとを包
含する1回分の薬剤を計量する装置を備え、前記投薬室
が管状の部材に形成した空気圧縮装置の一部である円筒
形の圧縮室に連通しており、この空気圧縮装置が、プラ
ンジャのストロークによって作動され、螺旋負荷ばねの
圧縮によってエネルギを蓄積し、次いでプランジャのス
トロークの続行か、使用者の吸気により直接制御される
部材により、自動的に作動させられる滑動制御機構によ
り前記螺旋負荷ばねの前記蓄積エネルギを自動釈放し、
前記蓄積エネルギが、ピストンに対して釈放され、この
ピストンが螺旋負荷ばねのスラストのもと、前記圧縮室
内に飛び出して、投薬室からノズルを通って薬剤の投与
に使われる圧縮空気の噴流を生じさせるようにした、薬
剤吸入療法用の薬剤パック容器として働く粉末噴流分与
器において、前記充填手段が回転可能であり、前記投薬
室が固定され、前記薬剤容器の底部に形成されているこ
とを特徴とする粉末噴流分与器が提供されている。
た投薬室に薬剤を充填して、この充填後投薬室を薬剤容
器から気密に密封する、充填手段と隔離ユニットとを包
含する1回分の薬剤を計量する装置を備え、前記投薬室
が管状の部材に形成した空気圧縮装置の一部である円筒
形の圧縮室に連通しており、この空気圧縮装置が、プラ
ンジャのストロークによって作動され、螺旋負荷ばねの
圧縮によってエネルギを蓄積し、次いでプランジャのス
トロークの続行か、使用者の吸気により直接制御される
部材により、自動的に作動させられる滑動制御機構によ
り前記螺旋負荷ばねの前記蓄積エネルギを自動釈放し、
前記蓄積エネルギが、ピストンに対して釈放され、この
ピストンが螺旋負荷ばねのスラストのもと、前記圧縮室
内に飛び出して、投薬室からノズルを通って薬剤の投与
に使われる圧縮空気の噴流を生じさせるようにした、薬
剤吸入療法用の薬剤パック容器として働く粉末噴流分与
器において、前記充填手段が回転可能であり、前記投薬
室が固定され、前記薬剤容器の底部に形成されているこ
とを特徴とする粉末噴流分与器が提供されている。
これらの構造的特徴によると、充填手段を単に回転さ
せることにより投薬室を再充填することが可能であり、
これは、使用者にとって非常に簡単な操作であり、制限
された量の製品を供給することに関して高い信頼性を与
えている。さらに、空気の流れが投薬室を通って放出す
る前に投薬室の容量の一部が失われることはあり得な
い。従って、投薬量の正確さ及び再現性が得られてい
る。
せることにより投薬室を再充填することが可能であり、
これは、使用者にとって非常に簡単な操作であり、制限
された量の製品を供給することに関して高い信頼性を与
えている。さらに、空気の流れが投薬室を通って放出す
る前に投薬室の容量の一部が失われることはあり得な
い。従って、投薬量の正確さ及び再現性が得られてい
る。
また、本発明によると、薬剤吸入療法用の粉末噴流分
与器は、中空の本体内部を軸線方向に滑動できる円筒形
のプランジャにより手動的に作動させられる。プランジ
ャは、その内部空間に円筒形の主ばねのスラストにさら
されるピストンを収容している。このピストンは、空気
のための圧縮室を形成する中空のシリンダの内部で滑動
できる。また、逆止め弁を備えた軸線方向出口孔を有し
ている。シリンダは、軸線方向かつ外方に滑動できるよ
うに装架された制御スリーブを有している。この制御ス
リーブは2次戻しばねを備え、中空のシリンダに形成さ
れたスロット溝内で作用する弾性的に拡張可能な戻り止
めリングに力を及ぼして内方に突出させ、プランジャ上
に呈される圧力により主ばねの圧縮と手動負荷のすべて
の過程中ピストンの前進運動に対抗する。この負荷スト
ロークの終わりに、プランジャは、その縁部で前記制御
スリーブの縁部と当接し、これを前方に移動させ、この
結果弾性的に拡張可能な戻り止めリングを拡張させ、こ
れによりピストンを釈放させる。このピストンは、主ば
ねの作用により、強く飛び出して前方に移動し、高速で
高圧の圧縮空気の噴流を生成する。これは、主ばねの弾
性特性と圧縮室の寸法によって決定される。これらは、
供給しようとする薬剤の品質及び型式に関連して選定さ
れるべきものである。
与器は、中空の本体内部を軸線方向に滑動できる円筒形
のプランジャにより手動的に作動させられる。プランジ
ャは、その内部空間に円筒形の主ばねのスラストにさら
されるピストンを収容している。このピストンは、空気
のための圧縮室を形成する中空のシリンダの内部で滑動
できる。また、逆止め弁を備えた軸線方向出口孔を有し
ている。シリンダは、軸線方向かつ外方に滑動できるよ
うに装架された制御スリーブを有している。この制御ス
リーブは2次戻しばねを備え、中空のシリンダに形成さ
れたスロット溝内で作用する弾性的に拡張可能な戻り止
めリングに力を及ぼして内方に突出させ、プランジャ上
に呈される圧力により主ばねの圧縮と手動負荷のすべて
の過程中ピストンの前進運動に対抗する。この負荷スト
ロークの終わりに、プランジャは、その縁部で前記制御
スリーブの縁部と当接し、これを前方に移動させ、この
結果弾性的に拡張可能な戻り止めリングを拡張させ、こ
れによりピストンを釈放させる。このピストンは、主ば
ねの作用により、強く飛び出して前方に移動し、高速で
高圧の圧縮空気の噴流を生成する。これは、主ばねの弾
性特性と圧縮室の寸法によって決定される。これらは、
供給しようとする薬剤の品質及び型式に関連して選定さ
れるべきものである。
圧縮空気は、適宜の通路を介して、供給しようとする
粉末化した薬剤の正確な量を収容する投薬室に達する。
この粉末化した薬剤は、予め薬剤容器内に設けた充填及
び隔離手段によって投薬室に入れられ、逆止め弁を備え
たノズルを通って噴流の形で放出される。
粉末化した薬剤の正確な量を収容する投薬室に達する。
この粉末化した薬剤は、予め薬剤容器内に設けた充填及
び隔離手段によって投薬室に入れられ、逆止め弁を備え
たノズルを通って噴流の形で放出される。
上述の充填及び隔離手段は、粉末噴流分与器の外部に
配設された回動ノブに接続されふたつまたはそれ以上の
ブラシまたは小さなブルーム、好適には異なった長さと
柔らかさで投薬室に入り込み充填することができるブル
ーム、を担持する部材と、一旦回動ノブを回して投薬室
を充填させた後、回動ノブを印をした位置に戻した時、
投薬室と圧縮空気の流れを薬剤容器から隔離するプラグ
とからなるものである。
配設された回動ノブに接続されふたつまたはそれ以上の
ブラシまたは小さなブルーム、好適には異なった長さと
柔らかさで投薬室に入り込み充填することができるブル
ーム、を担持する部材と、一旦回動ノブを回して投薬室
を充填させた後、回動ノブを印をした位置に戻した時、
投薬室と圧縮空気の流れを薬剤容器から隔離するプラグ
とからなるものである。
上述のことは、手動操作の代わりに、分与器の作動を
呼吸(吸気)によって制御を行う可能性を伴う。このた
めには、制御スリーブに、レバー回転支点を担持するふ
たつの側部アームを備えたレバー部材を関連させる。こ
の支点は、制御スリーブに形成したふたつの直径上を対
向する特別なスリットを通し、圧縮室を形成する中空の
シリンダ上に設けたふたつのめくら穴に挿入したふたつ
のピンによって形成される。前記レバー部材は、支点ピ
ンのそれぞれに関連してカムを備えている。このカム
は、制御スリーブの適宜の形としたスリットプロファイ
ルに作用する。レバー部材の端部部分は、前記ふたつの
側部アームに対向して、半円筒形のベーンの形状とされ
ている。このベーンは、分与器の外部本体に形成された
特別の制御室内に挿入される。ここには、通常は同じベ
ーンによって閉じられる空気入口のためのスリットが設
けられており、分与器本体内部に形成された好適な通路
によって、分与器のマウスピースに接続されている。
呼吸(吸気)によって制御を行う可能性を伴う。このた
めには、制御スリーブに、レバー回転支点を担持するふ
たつの側部アームを備えたレバー部材を関連させる。こ
の支点は、制御スリーブに形成したふたつの直径上を対
向する特別なスリットを通し、圧縮室を形成する中空の
シリンダ上に設けたふたつのめくら穴に挿入したふたつ
のピンによって形成される。前記レバー部材は、支点ピ
ンのそれぞれに関連してカムを備えている。このカム
は、制御スリーブの適宜の形としたスリットプロファイ
ルに作用する。レバー部材の端部部分は、前記ふたつの
側部アームに対向して、半円筒形のベーンの形状とされ
ている。このベーンは、分与器の外部本体に形成された
特別の制御室内に挿入される。ここには、通常は同じベ
ーンによって閉じられる空気入口のためのスリットが設
けられており、分与器本体内部に形成された好適な通路
によって、分与器のマウスピースに接続されている。
上述の構成は、ベーンが、患者の吸気時に、結果とし
て制御室内に減圧が生じて空気をその中に移動せしめ、
部分的に支点ピン上にある制御レバーの回転を生じさせ
る。
て制御室内に減圧が生じて空気をその中に移動せしめ、
部分的に支点ピン上にある制御レバーの回転を生じさせ
る。
制御レバーのふたつの側部アームに設けられ、制御ス
リーブ内に形成したスリットのプロファイルに対して作
用するカムのおかげで、回転が制御スリーブの移動を生
じさせ、この結果弾性拡張可能な戻り止めリング及びピ
ストンの釈放を生じさせる。このピストンは、前進を始
め、直ちに主ばねの手動負荷中に蓄積されたエネルギを
釈放し、所定の高速及び所定の高圧の圧縮空気の噴流を
放出させる。
リーブ内に形成したスリットのプロファイルに対して作
用するカムのおかげで、回転が制御スリーブの移動を生
じさせ、この結果弾性拡張可能な戻り止めリング及びピ
ストンの釈放を生じさせる。このピストンは、前進を始
め、直ちに主ばねの手動負荷中に蓄積されたエネルギを
釈放し、所定の高速及び所定の高圧の圧縮空気の噴流を
放出させる。
添付の図面は、本発明の物品の基本的な実施例と呼吸
制御機能を組み込んだ簡易化した変形例とを、非限定的
な例として、異なった寸法で示すものである。
制御機能を組み込んだ簡易化した変形例とを、非限定的
な例として、異なった寸法で示すものである。
第1図は、基本的な実施例である粉末噴流分与器を、
その内部構成部分、薬剤容器及びノズルとともに、かつ
プランジャが主ばね負荷の過程を開始する寸前の状態の
休息位置にあるものとして示す、粉末噴流分与器の軸断
面図である。
その内部構成部分、薬剤容器及びノズルとともに、かつ
プランジャが主ばね負荷の過程を開始する寸前の状態の
休息位置にあるものとして示す、粉末噴流分与器の軸断
面図である。
第2図は、第1図と同様な軸断面図であるが、ばね負
荷過程がほとんど終了し、ピストンが飛び出して空気の
圧縮が始まる寸前の状態にある粉末噴流分与器を示す図
である。
荷過程がほとんど終了し、ピストンが飛び出して空気の
圧縮が始まる寸前の状態にある粉末噴流分与器を示す図
である。
第3図は、第1図及び第2図と同様な軸断面図である
が、供給の終期にある粉末噴流分与器を示す図である。
が、供給の終期にある粉末噴流分与器を示す図である。
第4図は、充填及び隔離手段を収容した薬剤容器及び
投薬室を示す、粉末噴流分与器の詳細部分の軸断面図で
ある。
投薬室を示す、粉末噴流分与器の詳細部分の軸断面図で
ある。
第5図は、充填及び隔離手段の詳細を示す平面図であ
る。
る。
第6図は、充填ブルームのひとつの詳細を示す側面図
である。
である。
第7図は、本発明粉末噴流分与器の、呼吸制御作動を
適用した変形例の部分軸断面図で、第1図と同じく休息
位置にある状態を示す図である。
適用した変形例の部分軸断面図で、第1図と同じく休息
位置にある状態を示す図である。
第8図は、第7図と同様な部分軸断面図で、薬剤の供
給中の粉末噴流分与器を示す図である。
給中の粉末噴流分与器を示す図である。
第9図は、第7図と同じ休息位置にあるが、90度軸線
を中心に回転させて示す粉末噴流分与器の部分軸断面図
である。
を中心に回転させて示す粉末噴流分与器の部分軸断面図
である。
第10図は、第8図と同じ分与位置にあるが、90度回転
させた粉末噴流分与器の部分軸断面図である。
させた粉末噴流分与器の部分軸断面図である。
第11図は、側部アーム及びベーンを取り付けたレバー
及び吸入空気流コンベヤの斜視図である。
及び吸入空気流コンベヤの斜視図である。
第1図に明らかに示されているように、薬剤パックと
もなる本発明にかかる医薬経口吸入用の粉末噴流分与器
は、粉末化した薬剤の容器となる管状の本体1に、その
上端部にカバー2をねじ止めまたはその他の手段で固定
したものである。この本体1は、充填手段を支持してお
り、その反対側には軸線方向に滑動する円筒形のカップ
状のプランジャ3が設けられている。プランジャ3に
は、その穴に肩部4が設けてあり、また円筒形の基部6
が当接している。この基部6は、作動プランジャ3の底
部に取付けられており、円筒形の負荷用の主ばね7を支
持し、かつ案内している。主ばね7は、密封リップ9を
備えためくら頭部と円形の溝10を有する部分的に中空の
ピストン8を内部に装架している。円形の溝10は、主ば
ね7の負荷作動中弾性的に拡張できる戻り止めリング11
の一部分を収容している。
もなる本発明にかかる医薬経口吸入用の粉末噴流分与器
は、粉末化した薬剤の容器となる管状の本体1に、その
上端部にカバー2をねじ止めまたはその他の手段で固定
したものである。この本体1は、充填手段を支持してお
り、その反対側には軸線方向に滑動する円筒形のカップ
状のプランジャ3が設けられている。プランジャ3に
は、その穴に肩部4が設けてあり、また円筒形の基部6
が当接している。この基部6は、作動プランジャ3の底
部に取付けられており、円筒形の負荷用の主ばね7を支
持し、かつ案内している。主ばね7は、密封リップ9を
備えためくら頭部と円形の溝10を有する部分的に中空の
ピストン8を内部に装架している。円形の溝10は、主ば
ね7の負荷作動中弾性的に拡張できる戻り止めリング11
の一部分を収容している。
ねじ32が連結される前記ピストン8は、後述するシス
テムの手動リセット中円筒形の基部6と円筒形のプラン
ジャ3とに相互作用する。
テムの手動リセット中円筒形の基部6と円筒形のプラン
ジャ3とに相互作用する。
薬剤容器の下では、管状の本体が隔離及び分与用の頭
部12を保持している。この頭部には、突出するカップ状
の頸部と座とが設けてあり、管状の部材13を固定し、か
つ保持している。この部材13は、円筒形のプランジャ3
に向けて突出し、空気圧縮室5を形成している。空気圧
縮室5の内部では、ピストン8が滑動する。特別なスロ
ット溝の中には、弾性拡張可能な戻り止めリング11が保
持されており、この戻り止めリングが外方に突出する傾
向にあるが、第1図及び第2図に示す状態において、管
状部材13の内方に突出するように強制され、ピストン8
の頭部に形成した円形の溝10に入る。このようにしてこ
のピストン8の前進運動に対抗する。
部12を保持している。この頭部には、突出するカップ状
の頸部と座とが設けてあり、管状の部材13を固定し、か
つ保持している。この部材13は、円筒形のプランジャ3
に向けて突出し、空気圧縮室5を形成している。空気圧
縮室5の内部では、ピストン8が滑動する。特別なスロ
ット溝の中には、弾性拡張可能な戻り止めリング11が保
持されており、この戻り止めリングが外方に突出する傾
向にあるが、第1図及び第2図に示す状態において、管
状部材13の内方に突出するように強制され、ピストン8
の頭部に形成した円形の溝10に入る。このようにしてこ
のピストン8の前進運動に対抗する。
弾性拡張可能な戻り止めリング11の位置決め及び鎖錠
機能は、第2の戻しばね15によって円筒形のプランジャ
の肩部4に向けて押されている滑動制御スリーブ14によ
って保証されている。
機能は、第2の戻しばね15によって円筒形のプランジャ
の肩部4に向けて押されている滑動制御スリーブ14によ
って保証されている。
制御スリーブ14は、これが弾性拡張可能な戻り止めリ
ング11のためのカムとして作用できるような内部形状と
されており、円筒形のプランジャ3を押すことにより得
られる主ばね7の負荷作用の全期間中これを圧縮させ続
ける。
ング11のためのカムとして作用できるような内部形状と
されており、円筒形のプランジャ3を押すことにより得
られる主ばね7の負荷作用の全期間中これを圧縮させ続
ける。
主ばね負荷過程の終わりにおいて、第2図に示すよう
に円筒形のプランジャ3の肩部4は制御スリーブ14の下
縁部に当接する。
に円筒形のプランジャ3の肩部4は制御スリーブ14の下
縁部に当接する。
円筒形のプランジャ3がさらに動くと、制御スリーブ
14は移動し、その内部カムの輪郭形状のために弾性拡張
可能な戻り止めリングの拡張を許容する。
14は移動し、その内部カムの輪郭形状のために弾性拡張
可能な戻り止めリングの拡張を許容する。
この結果、その内方への突出部分はピストン8の頭部
の円形の溝10から後退し、このピストンは、負荷された
ばね7の作用により、強い飛び出し作用を伴って前方に
動く。こうして、ピストンは第3図に示す位置に達し、
圧縮室5内に収容されていた空気を圧縮し、これを管状
部材13の中央通路16へ放出する。この中央通路にはその
出口に球形の逆止め弁17が設けてあり、この中央通路16
につながるように頭部12の内部に形成した部屋18には、
逆止め弁17のための小さな負荷ばねが収容されている。
の円形の溝10から後退し、このピストンは、負荷された
ばね7の作用により、強い飛び出し作用を伴って前方に
動く。こうして、ピストンは第3図に示す位置に達し、
圧縮室5内に収容されていた空気を圧縮し、これを管状
部材13の中央通路16へ放出する。この中央通路にはその
出口に球形の逆止め弁17が設けてあり、この中央通路16
につながるように頭部12の内部に形成した部屋18には、
逆止め弁17のための小さな負荷ばねが収容されている。
部屋18は、側部通路によって投薬室19に連通してい
る。この投薬室19は、投与しようとする正確な1回分の
粉末薬剤を収容している。投薬室はさらに、薬剤容器に
連通しており、この薬剤容器から後述するように粉末薬
剤を充填されるのである。充填装置はプラグ26を備えて
おり、これにより薬剤容器36からの投薬室の閉鎖及び隔
離を果たしている。この隔離は、圧縮空気が流れてその
結果薬剤が投与される間、圧縮空気が拡散することなく
かつ薬剤が医薬薬剤容器に戻ることのないようにする。
このようにして、投薬室19内に収容されていた薬剤のす
べては、有効に圧縮空気に乗って供給される。
る。この投薬室19は、投与しようとする正確な1回分の
粉末薬剤を収容している。投薬室はさらに、薬剤容器に
連通しており、この薬剤容器から後述するように粉末薬
剤を充填されるのである。充填装置はプラグ26を備えて
おり、これにより薬剤容器36からの投薬室の閉鎖及び隔
離を果たしている。この隔離は、圧縮空気が流れてその
結果薬剤が投与される間、圧縮空気が拡散することなく
かつ薬剤が医薬薬剤容器に戻ることのないようにする。
このようにして、投薬室19内に収容されていた薬剤のす
べては、有効に圧縮空気に乗って供給される。
投薬室19はまた、誤差修正した通路21を備えたノズル
20に連通する出口通路を備えている。このノズル20は球
形の逆止め弁22を有し、薬剤の投与後外部の空気の進入
を防止している。
20に連通する出口通路を備えている。このノズル20は球
形の逆止め弁22を有し、薬剤の投与後外部の空気の進入
を防止している。
分与器の使用を容易にするために、ノズル20は、本体
1の外部ケーシング24に形成した短い同軸のホースまた
はマウスピース23によって取り囲んである。
1の外部ケーシング24に形成した短い同軸のホースまた
はマウスピース23によって取り囲んである。
投薬の終期すなわち第3図に示す位置において、第1
の自動戻り過程の後、プランジャ3の肩部4に作用する
制御スリーブ14に対する2次ばね15のスラストにより、
円筒形のプランジャ3に手動的に引張の力を加えること
によって、ユニットは第1図に示す位置に戻る。
の自動戻り過程の後、プランジャ3の肩部4に作用する
制御スリーブ14に対する2次ばね15のスラストにより、
円筒形のプランジャ3に手動的に引張の力を加えること
によって、ユニットは第1図に示す位置に戻る。
この作用は、円筒形のプランジャ3に固定した円筒形
の基部6の内肩部に作用するねじ32の頭部のために、ピ
ストン8をリセットする。
の基部6の内肩部に作用するねじ32の頭部のために、ピ
ストン8をリセットする。
第4図、第5図及び第6図は、カバー2の下に配設さ
れた薬剤容器室36内に収容されている充填及び隔離手段
を詳細に示す図である。
れた薬剤容器室36内に収容されている充填及び隔離手段
を詳細に示す図である。
この手段は、薬剤容器の底部に垂直な垂直面35を備
え、ゴムのような弾性材料で作られたばね負荷プラグ26
を担持する回動部材25と、3つのアームを備えた別の回
動部材27とからなる。3つのアームの内のふたつのアー
ム28は、それぞれ充填ブラシまたはブルーム29を担持
し、中央のアーム30は、投薬室19の内部に粉末薬剤を深
く導入するに好適な、柔らかく長いブルーム31を担持し
ている。
え、ゴムのような弾性材料で作られたばね負荷プラグ26
を担持する回動部材25と、3つのアームを備えた別の回
動部材27とからなる。3つのアームの内のふたつのアー
ム28は、それぞれ充填ブラシまたはブルーム29を担持
し、中央のアーム30は、投薬室19の内部に粉末薬剤を深
く導入するに好適な、柔らかく長いブルーム31を担持し
ている。
カバー2は軸線方向に孔をあけたもので、組立後密封
リング33、作動ノブ34を保持する。作動ノブは四角の断
面形状のステムを備えており、外部から回動させること
ができる部材25及び27を保持している。
リング33、作動ノブ34を保持する。作動ノブは四角の断
面形状のステムを備えており、外部から回動させること
ができる部材25及び27を保持している。
誤差修正した投薬室19の均一かつ再現可能な充填は、
この投薬室を頂部として分与器を垂直に保持して、作動
ノブ34、従って部材25および27を360度にわたって時計
方向または反時計方向に回転させることによって行われ
る。
この投薬室を頂部として分与器を垂直に保持して、作動
ノブ34、従って部材25および27を360度にわたって時計
方向または反時計方向に回転させることによって行われ
る。
この回転の間、以下に述べる作用がなされる。すなわ
ち、部材27のアーム30に装架されているブルーム31がミ
クロン化された粉末薬剤を投薬室19に移動させる。この
粉末薬剤が投薬室に入り、その奥の位置に充填され得る
ようになると、部材27のアーム28に装架されたブラシま
たはブルーム29は、この粉末薬剤を投薬室19の方に動か
し、その上部位置に充填する。部材25の垂直の側部35
は、残りの粉末薬剤を除去し、最終的には、回転が完了
すると、ばね負荷のおかげでプランジャ26が投薬室19を
閉じ、前述の装置によって圧縮された空気及び投薬室内
に収容されている薬剤が薬剤容器36に入る、すなわち戻
ることを防止する。
ち、部材27のアーム30に装架されているブルーム31がミ
クロン化された粉末薬剤を投薬室19に移動させる。この
粉末薬剤が投薬室に入り、その奥の位置に充填され得る
ようになると、部材27のアーム28に装架されたブラシま
たはブルーム29は、この粉末薬剤を投薬室19の方に動か
し、その上部位置に充填する。部材25の垂直の側部35
は、残りの粉末薬剤を除去し、最終的には、回転が完了
すると、ばね負荷のおかげでプランジャ26が投薬室19を
閉じ、前述の装置によって圧縮された空気及び投薬室内
に収容されている薬剤が薬剤容器36に入る、すなわち戻
ることを防止する。
プランジャ26による隔離はまた、薬剤容器内に収容さ
れている粉末薬剤が、圧縮装置による最初の吸引及び排
出の際でさえ、決して外気と触れることがないことを保
証する。
れている粉末薬剤が、圧縮装置による最初の吸引及び排
出の際でさえ、決して外気と触れることがないことを保
証する。
さらに、小さなブラシまたはブルームは、充填しよう
とする部屋に対して、または粉末薬剤に対してばね付勢
されておらず、単にミクロン化した薬剤を投薬室に向け
て、また投薬室内へと動かすものであることに注目され
たい。また、これは粉末薬剤を動かしてかき回し、投薬
孔の縁部を清掃し、このようにして正確な充填の妨げと
なりかねない粉末のかたまりを除去するのである。
とする部屋に対して、または粉末薬剤に対してばね付勢
されておらず、単にミクロン化した薬剤を投薬室に向け
て、また投薬室内へと動かすものであることに注目され
たい。また、これは粉末薬剤を動かしてかき回し、投薬
孔の縁部を清掃し、このようにして正確な充填の妨げと
なりかねない粉末のかたまりを除去するのである。
本発明によれば、システムは、主ばね7の負荷に第1
過程の後プランジャ3の作動ストロークを続けることに
よって得られる前述の手動制御による代わりに、使用者
の吸気による制御によって作動させることができる。
過程の後プランジャ3の作動ストロークを続けることに
よって得られる前述の手動制御による代わりに、使用者
の吸気による制御によって作動させることができる。
このために開発された変形例を第7図ないし第11図に
示す。同じ作動原理に基づいたこれらの変形例につい
て、以下に説明する。
示す。同じ作動原理に基づいたこれらの変形例につい
て、以下に説明する。
第7図は、吸気作動式の分与器を略示する図である。
この分与器には、変更された制御スリーブ45がある。こ
の制御スリーブはふたつの直径的に対向する特別なスロ
ット46が設けられている。このスロットは、レバー制御
部材49の側部アーム48に形成されたカム47を収容してお
り、制御レバー49の支点ピン50が、圧縮室5を形成する
管状の部材44のめくら穴51に通ることを許容し、特別な
スロット溝内に、基本実施例の弾性拡張可能な戻り止め
リング11と同じものを保持している。
この分与器には、変更された制御スリーブ45がある。こ
の制御スリーブはふたつの直径的に対向する特別なスロ
ット46が設けられている。このスロットは、レバー制御
部材49の側部アーム48に形成されたカム47を収容してお
り、制御レバー49の支点ピン50が、圧縮室5を形成する
管状の部材44のめくら穴51に通ることを許容し、特別な
スロット溝内に、基本実施例の弾性拡張可能な戻り止め
リング11と同じものを保持している。
第11図によく示されているように、制御レバー49は、
カム47と支点ピン50とを担持するふたつの側部アーム48
と、中央レバーアームと、半円筒形ベーン53として形成
された吸気によって生ずる減圧に敏感な部材とによりな
るものである。
カム47と支点ピン50とを担持するふたつの側部アーム48
と、中央レバーアームと、半円筒形ベーン53として形成
された吸気によって生ずる減圧に敏感な部材とによりな
るものである。
半円筒形のベーン53は、空気流コンベヤ54内に収容さ
れる。この空気流コンベヤ54は、空気入口のためのスリ
ット55と、制御レバー49の中央アームを滑動的に収容す
るスリット56とを備えている。空気流コンベヤ54は、本
体37の側部部分内に形成した部屋58の開口部に挿入され
固定されている。これらの全体は、休息位置において空
気入口のスロット55が通常は半円筒形のベーン53によっ
て閉じられるように構成されている。
れる。この空気流コンベヤ54は、空気入口のためのスリ
ット55と、制御レバー49の中央アームを滑動的に収容す
るスリット56とを備えている。空気流コンベヤ54は、本
体37の側部部分内に形成した部屋58の開口部に挿入され
固定されている。これらの全体は、休息位置において空
気入口のスロット55が通常は半円筒形のベーン53によっ
て閉じられるように構成されている。
さらに、基本実施例に比べて、制御肩部4がもはや不
要であるので、作動プランジャ3からなくなっている。
これは、吸気作動のものでは、ここで符号38をもって示
すプランジャは主ばね41を圧縮して負荷する機能だけを
有すればよいからである。
要であるので、作動プランジャ3からなくなっている。
これは、吸気作動のものでは、ここで符号38をもって示
すプランジャは主ばね41を圧縮して負荷する機能だけを
有すればよいからである。
さらに、第7図ないし第10図に示す分与器は、もうひ
とつの2次ばね43を備えている。この2次ばね43は、後
述するように、分与の終期においてプランジャをスター
ト位置にリセットするものである。
とつの2次ばね43を備えている。この2次ばね43は、後
述するように、分与の終期においてプランジャをスター
ト位置にリセットするものである。
第7図ないし第10図には詳細に示していないが、分与
器の上部部分は、基本実施例と同じ医薬容器、充填シス
テム、投薬室からなるものである。投薬室は、空気圧縮
室5とノズル59との間の通路内に配置される。
器の上部部分は、基本実施例と同じ医薬容器、充填シス
テム、投薬室からなるものである。投薬室は、空気圧縮
室5とノズル59との間の通路内に配置される。
前述のようにする投薬室の充填後、患者は、分与器を
持ちながらマウスピース57を口にくわえ、円筒形のプラ
ンジャ38をこれが停止するまで押す。
持ちながらマウスピース57を口にくわえ、円筒形のプラ
ンジャ38をこれが停止するまで押す。
プランジャ38に与えられるこの作用は、主ばね41の負
荷を生じさせ、この結果主ばねにエネルギが蓄積され
る。これは、ピストン42の円形の溝10内に部分的に挿入
された弾性拡張可能の戻り止めリング11によってピスト
ン42が前方に動くことができず、しかもこの戻り止めリ
ング11の拡張が制御スリーブ45によって妨げられている
からである。
荷を生じさせ、この結果主ばねにエネルギが蓄積され
る。これは、ピストン42の円形の溝10内に部分的に挿入
された弾性拡張可能の戻り止めリング11によってピスト
ン42が前方に動くことができず、しかもこの戻り止めリ
ング11の拡張が制御スリーブ45によって妨げられている
からである。
この時点において、円筒形のプランジャ38を押し続け
ている間に、患者は吸気の行為をなす。これによって、
マウスピース57及び本体37の特別な通路を介して、制御
室58に減圧が生じる。
ている間に、患者は吸気の行為をなす。これによって、
マウスピース57及び本体37の特別な通路を介して、制御
室58に減圧が生じる。
この減圧は、半円筒形のベーン53の運動、及びレバー
49の運動を生じさせる。これは、空気流コンベヤ54のス
リット55を通って空気を入れるために必要なことであ
る。
49の運動を生じさせる。これは、空気流コンベヤ54のス
リット55を通って空気を入れるために必要なことであ
る。
この結果、レバー49がその支点ピン50の周りに回動
し、これに対応するカム47が回動する。このカム47は、
第2図及び第4図に示すように、制御スリーブ45のスロ
ット46の面52に作用して、制御スリーブ45の上向きの運
動を生じさせる。
し、これに対応するカム47が回動する。このカム47は、
第2図及び第4図に示すように、制御スリーブ45のスロ
ット46の面52に作用して、制御スリーブ45の上向きの運
動を生じさせる。
この制御スリーブ45の上向きの運動は、弾性拡張可能
な戻り止めリング11を釈放し、この戻り止めリング11は
拡張してピストン42に対するその戻り止め作用を停止す
る。このため、ピストン42は、前方に飛び出し、主ばね
41の負荷により前もって蓄積されていた全エネルギを瞬
時に釈放して、基本実施例において記述したように、投
薬室の粉末薬剤を乗せた所定の再現可能な速度及び圧力
の圧縮空気の噴流をノズルを通して患者の口及び肺臓に
送るのである。
な戻り止めリング11を釈放し、この戻り止めリング11は
拡張してピストン42に対するその戻り止め作用を停止す
る。このため、ピストン42は、前方に飛び出し、主ばね
41の負荷により前もって蓄積されていた全エネルギを瞬
時に釈放して、基本実施例において記述したように、投
薬室の粉末薬剤を乗せた所定の再現可能な速度及び圧力
の圧縮空気の噴流をノズルを通して患者の口及び肺臓に
送るのである。
医薬の投与と使用者の呼吸との間の完全な同期は、分
与器の瞬間的な作用によって得られる以上に、吸気の動
作を一旦開始すると、だれでもこれをいっぱいに行う傾
向があること、さらには空気流コンベヤ54の深さ及び形
状が、制御装置が作動し始め、薬剤の投与が生じた時に
のみ、空気流コンベヤと半円筒形のベーン53の縁部との
間に有効な空気の通過を許容することによって果たされ
る。
与器の瞬間的な作用によって得られる以上に、吸気の動
作を一旦開始すると、だれでもこれをいっぱいに行う傾
向があること、さらには空気流コンベヤ54の深さ及び形
状が、制御装置が作動し始め、薬剤の投与が生じた時に
のみ、空気流コンベヤと半円筒形のベーン53の縁部との
間に有効な空気の通過を許容することによって果たされ
る。
一旦投与がなされ、円筒形のプランジャ38が釈放され
ると、戻しの2次ばね43が、円筒形のプランジャ38とピ
ストン42のユニットを休息位置すなわちスタート位置へ
戻す。他方、戻しの2次ばね15は、制御スリーブ45及び
レバー49、従って弾性拡張可能な戻り止めリング11を、
第7図に示すように休息位置すなわちスタート位置へ戻
す。
ると、戻しの2次ばね43が、円筒形のプランジャ38とピ
ストン42のユニットを休息位置すなわちスタート位置へ
戻す。他方、戻しの2次ばね15は、制御スリーブ45及び
レバー49、従って弾性拡張可能な戻り止めリング11を、
第7図に示すように休息位置すなわちスタート位置へ戻
す。
以上本発明をその好適な実施例について詳述したが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の基本原理内において変更ないしは改良をすること
ができる。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の基本原理内において変更ないしは改良をすること
ができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭58−19269(JP,A)
特開 平3−184563(JP,A)
特開 平5−200115(JP,A)
特表 平5−501370(JP,A)
特表 平6−500242(JP,A)
特表 平5−509241(JP,A)
特表 平6−509953(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61M 13/00,15/00
Claims (12)
- 【請求項1】薬剤容器(36)の底部に配置された投薬室
(19)に薬剤を充填して、この充填後投薬室を薬剤容器
(36)から気密に密封する、充填手段(27,28,29,30,3
1,35)と隔離ユニット(25,26)とを包含する1回分の
薬剤を計量する装置を備え、前記投薬室(19)が管状の
部材(13,14)に形成した空気圧縮装置の一部である円
筒形の圧縮室(5)に連通しており、この空気圧縮装置
が、プランジャ(3,38)のストロークによって作動さ
れ、螺旋負荷ばね(7,41)の圧縮によってエネルギを蓄
積し、次いでプランジャ(3)のストロークの続行か、
使用者の吸気により直接制御される部材(49)により、
自動的に作動させられる滑動制御機構(11,14,45)によ
り前記螺旋負荷ばね(7,41)の前記蓄積エネルギを自動
釈放し、前記蓄積エネルギが、ピストン(8,42)に対し
て釈放され、このピストンが螺旋負荷ばね(7,41)のス
ラストのもと、前記圧縮室(5)内に飛び出して、投薬
室(19)からノズル(20,59)を通って薬剤の投与に使
われる圧縮空気の噴流を生じさせるようにした、薬剤吸
入療法用の薬剤パック容器として働く粉末噴流分与器に
おいて、前記充填手段(27,28,29,30,31,35)が回転可
能であり、前記投薬室(19)が固定され、前記薬剤容器
(36)の底部に形成されていることを特徴とする粉末噴
流分与器。 - 【請求項2】請求の範囲1記載の粉末噴流分与器におい
て、前記滑動制御機構が、管状の部材(13,44)の特別
のスロット溝内にピストン(8,42)の頭部に向けて内方
に突出するようにして保持された弾性拡張可能な戻り止
めリング(11)を包含し、この戻り止めリング(11)
が、管状の部材(13,44)上を軸線方向に滑動できる制
御スリーブ(14,45)の内腔の特別のカム輪郭部によっ
てピストン(8,42)の頭部に形成した円形の溝(10)内
に入るようにし、これによって制御スリーブ(14,15)
が上方に移動して弾性拡張可能な戻り止めリング(11)
を釈放して、ピストン(8,42)がばね(7,41)のスラス
トにより前方に飛び出すまで、円筒形のプランジャ(3,
38)の手動作動のばね(7,41)の負荷ストローク全体に
わたりピストン(8,42)の前進を防止するようにしたこ
とを特徴とする粉末噴流分与器。 - 【請求項3】請求の範囲1又は2記載の粉末噴流分与器
において、前記空気圧縮装置が管状の本体(1)を包含
し、この本体(1)が、その上端部に粉末化した薬剤の
容器室(36)を閉鎖する固定または螺着カバー(2)
と、またその反対側の端部に、肩部(4)を形成するふ
たつの穴および円筒形の基部(6)を固定する平面の底
部を設けた軸線方向に滑動できる中空の円筒形の手動作
動のプランジャ(3)とを備え、前記円筒形の基部には
螺旋負荷ばね(7)を支持して保持する座を有し、螺旋
負荷ばね(7)が管状の部材(13)内を軸線方向に滑動
できるピストン(8)の内部の特別のめくら穴内に組み
付けられ、空気圧縮室(5)を形成する前記管状の部材
(13)が、分布及び隔離頭部(12)によって固定され保
持され、前記分布及び隔離頭部(12)が下向の突出頸部
を設け、この突出頸部に、管状の部材(13)上を軸線方
向に滑動できる制御スリーブ(14)に形成した座に対し
て当たる戻し2次ばね(15)を当接させ、前記分布及び
隔離頭部(12)が、薬剤容器室(36)の下で管状の本体
(1)の上端部に固定され、前記管状の部材(13)の端
部に設けた中央出口孔(16)に対応して球形の逆止め弁
(17)を備える空気通路室(18)を設け、前記管状の部
材(13)の内部ではピストン(8)が滑動し、前記空気
通路室(18)が側部通路によって薬剤容器室(36)に向
かいここを通って充填される上部開口を有する固定の投
薬室(19)に連通し、さらにノズル(20)に連通する出
口通路に連通することを特徴とする粉末噴流分与器。 - 【請求項4】請求の範囲1または2記載の粉末噴流分与
器において、制御スリーブ(45)が、ふたつの支点ピン
(50)を担持するふたつのアーム(48)を一端部に備え
た制御レバー(49)に関連し、これらの支点ピン(50)
は、制御スリーブ(45)に形成されたふたつの直径的に
対向する特別のスロット(46)を通って管状の部材(4
4)のふたつのめくら穴(51)に入っており、前記制御
レバー(49)は、前記支点ピン(50)のそれぞれに対応
してカム(47)を備えており、このカムは前記制御スリ
ーブ(45)のスロット(46)内に収容され、このスロッ
ト(46)の上面(52)と作用するようにしてあり、前記
ふたつのアーム(48)とは反対側の端部は、半円筒形の
ベーン(53)の形に形成されており、本体(37)内に形
成した特別の制御室(58)内に配置し、適宜な通路によ
ってマウスピース(57)に連結したことを特徴とする粉
末噴流分与器。 - 【請求項5】請求の範囲4記載の粉末噴流分与器におい
て、前記制御レバー(49)の半円筒形のベーン(53)を
収容する制御室(58)には、空気入口のためのスリット
(55)と制御レバー中央アームを滑動的に受けるスリッ
ト(56)とを備え前記半円筒形のベーン(53)を収容す
る空気流コンベヤ(54)を挿入して固定し、使用者の吸
気が、マウスピース(57)、及び本体(37)内の特別の
通路を通って前記制御室(58)の内部に減圧を生じ、こ
の減圧が、前記半円筒形のベーン(53)を、通常は前記
空気入口のためのスリット(55)を閉じるリセット位置
から空気が入る位置へと動かし、その結果支点ピン(5
0)を中心として前記制御レバー(49)及び前記カム(4
7)を回転させ、前記制御スリーブ(45)に形成したス
ロット(46)の上面(52)に作用させてこの制御スリー
ブ(45)を動かし、これにより弾性拡張可能な戻り止め
リング(11)を拡張させて前記ピストン(42)を釈放さ
せ、このピストン(42)が、前記円筒形のプランジャ
(38)の手動圧縮ストロークによって前もって負荷され
たばね(41)のスラストにより前方に飛び出して、所定
の圧力及び速度の圧縮空気の噴流を生ずるようにしたこ
とを特徴とする粉末噴流分与器。 - 【請求項6】請求の範囲5記載の粉末噴流分与器におい
て、前記空気流コンベヤ部材(54)の内面が、前記半円
筒形のベーン(53)の外面と整合し、前記空気流コンベ
ヤ(54)が、前記ベーン(53)の深さよりも大きい深さ
を有して、前記制御レバー(49)が、前記制御室(58)
内に空気の進入を許す前に剤の投与を生ずるに充分な程
度に長い回動を行なうようにしたことを特徴とする粉末
噴流分与器。 - 【請求項7】請求の範囲1ないし6のいずれかに記載の
粉末噴流分与器において、薬剤容器室(36)がカバー
(2)を包含し、このカバー(2)が、中央孔を介して
回動ノブ(34)を密封的に組み付け保持しており、この
回動ノブのステムが薬剤容器中に入っており、その端部
に四角の断面の部分を有し、ここに部材(25)を組み付
け、この部材(25)に前記薬剤容器(36)の底部に垂直
な垂直面(35)を設け、かつばね負荷隔離プラグ(26)
を担持させ、さらに第2の回動部材(27)を設けて、そ
の3つのアームのうちふたつのアーム(28)にはそれぞ
れ充填ブラシまたはブルーム(29)を担侍させ、中央の
アーム(30)には柔らかく長いブルーム(31)を担持さ
せて、前記薬剤容器室(36)の底部の孔として形成した
投薬室(19)の内部に粉末を奥深く導入するに好適とし
たことを特徴とする粉末噴流分与器。 - 【請求項8】請求の範囲7記載の粉末噴流分与器におい
て、前記垂直の壁(35)、ブラシまたはブルーム(31)
が、ノブ(34)の回転中前記投薬室(19)に直接作用し
て、その完全かつ再現性ある充填を果たすことを特徴と
する粉末噴流分与器。 - 【請求項9】請求の範囲7または8記載の粉末噴流分与
器において、前記投薬室(19)の充填が、前記ノブ(3
4)の360度の回転によって実行されることを特徴とする
粉末噴流分与器。 - 【請求項10】請求の範囲7ないし9のいずれかに記載
の粉末噴流分与器において、充填回路を完了した後、ば
ね負荷した隔離プラグは投薬室(19)上の位置に戻り、
この投薬室を薬剤容器(36)から気密に隔離し、薬剤投
与中圧縮空気が薬剤容器(36)内に戻ることを防止する
ようにしたことを特徴とする粉末噴流分与器。 - 【請求項11】請求の範囲1ないし10のいずれかに記載
の粉末噴流分与器において、前記ノズル(20)に、外気
の進入を妨げる球形の逆止め弁(22)を設けたことを特
徴とする粉末噴流分与器。 - 【請求項12】請求の範囲1ないし11のいずれかに記載
の粉末噴流分与器において、前記ピストン(8)の頭部
に円形の密封リップ(9)を設けたことを特徴とする粉
末噴流分与器。
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