JP3512526B2 - 検体吸引装置 - Google Patents

検体吸引装置

Info

Publication number
JP3512526B2
JP3512526B2 JP16525295A JP16525295A JP3512526B2 JP 3512526 B2 JP3512526 B2 JP 3512526B2 JP 16525295 A JP16525295 A JP 16525295A JP 16525295 A JP16525295 A JP 16525295A JP 3512526 B2 JP3512526 B2 JP 3512526B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
outer tube
sample
nozzle
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16525295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0915113A (ja
Inventor
茂 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkray Inc
Original Assignee
Arkray Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arkray Inc filed Critical Arkray Inc
Priority to JP16525295A priority Critical patent/JP3512526B2/ja
Publication of JPH0915113A publication Critical patent/JPH0915113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3512526B2 publication Critical patent/JP3512526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密封検体容器に収容し
た血液等の検体を、栓体に検体吸引針を突き刺すことに
より密封状態のまま吸引できる検体吸引装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、検体が飛散することによる汚染を
防止するため、密封検体容器を密封状態としたままサン
プリングノズルをゴム栓に突き刺すことにより検体を吸
引するようにしている。ところが、前記密封検体容器の
内部は減圧又は加圧状態であるので、検体の吸引をスム
ーズに行なうことができないという問題があり、この問
題を解決すべく、従来から次のような手段がとられてい
る。
【0003】具体的には、(1)サンプリングノズルに
吸引孔の外に小孔を設け、ゴム栓に突き刺した状態で吸
引孔と小孔で密封検体容器の内外を連通するようにした
もの(実開平1─168868号公報等参照)や、
(2)ゴム栓に等圧管を突き刺し、一旦内部を大気圧と
した後、サンプリングノズルにより検体を吸引するよう
にしたもの(実開平2─2670号公報参照)や、
(3)密封検体容器の内外を連通する連通管をサンプリ
ングノズルと共にゴム栓に突き刺し、サンプリングノズ
ルによる吸引と同時にポンプにより連通管を介して空気
を供給し、内部が負圧になることを防止することによ
り、検体の吸引を効率的かつ高精度に行うことができる
ようにしたもの(特開平4─221741号公報参照)
等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)の手段では、サンプリングノズル自身に設けた吸
引孔と小孔によって密封検体容器の内外を連通するため
に、サンプリングノズルを検体を吸引できる位置だけで
なく、吸引孔、小孔がゴム栓を挟んで位置するように途
中で一旦停止可能としなければならない。このため、サ
ンプリングノズルの駆動機構が複雑になり、コストアッ
プを招来する。また、一旦検体の吸引が開始されると、
密封検体容器内外の連通状態は解除されてしまうので、
検体が吸引されるに従って内圧が下がることになり、ス
ムーズな吸引が行えず、所望の吸引精度が得られない。
【0005】前記(2)の手段では、予め等圧管によっ
て密封検体容器内を大気圧にしているが、前記(1)の
手段同様、サンプリングノズルにより検体の吸引が開始
されると、検体の吸引に従って徐々に内圧が下がるの
で、スムーズな吸引ができず、やはり所望の吸引精度が
得られない。また、ゴム栓にサンプリングノズルを突き
刺す際、周囲の温度変化等により密封検体容器の内圧が
大気圧以上に上昇することがあり、検体が噴き出して周
囲が汚染される。
【0006】前記(3)の手段では、密封検体容器内は
連通管及びポンプにより常に一定圧に維持されるが、ポ
ンプの駆動を検体の吸引に合わせて制御する必要がある
ので、構成が複雑となり、コストアップを招来する。ま
た、ポンプ等により占有スペースが大きくなる。
【0007】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、簡単
な構成で密封検体容器の内圧を常に大気圧に維持して吸
引精度を高めると共に、検体の飛散を阻止することので
きる検体吸引装置を提供することを目的とする。
【0008】なお、内筒体の外周に所定の間隙部を有し
て外筒体を配設することにより2重管構造としたもの
が、実公平4─898号公報に開示されているが、この
ものは、サンプリングノズルをゴム栓に突き刺す場合、
外筒体により内筒体の損傷を防止しようとしたものであ
る。また、前記間隙部は洗浄水を供給するために設けた
もので、外気に連通する手段は全く考慮されていない。
したがって、ゴム栓に両筒体を突き通した状態では、密
封検体容器の内圧を大気圧とすることはできず、検体の
吸引精度を高めるという問題は解決されていない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、密封検体容器を密封する栓体を貫通して内
部に収容される検体を吸引するサンプリングノズルと、
該サンプリングノズルの外周に所定の間隙部を有して配
設される外管とで構成される検体吸引針を備えた検体吸
引装置において、前記外管の側壁に通気孔を穿設し、前
記栓体に当接して密封検体容器を位置決めすると共に、
当接面に凹所を有する容器ホルダと、前記外管を保持す
る外管ホルダと、前記サンプリングノズルを、前記外管
よりも突出させた状態で保持するノズルホルダとを備
え、前記容器ホルダと、前記外管ホルダ及びノズルホル
ダとをそれぞれ個別に昇降可能に構成し、前記容器ホル
ダと、前記外管ホルダ及びノズルホルダとを一体的に連
動して降下させ、容器ホルダが密封検体容器の栓体に当
接することにより、ノズルホルダ及び外管ホルダのみを
降下させる連動手段を設け、前記外管が栓体に貫通した
状態では、サンプリングノズルと外管の間隙部、通気
孔、凹所を介して密封検体容器の内外が連通するように
したものである。
【0010】前記連動手段は、前記容器ホルダと一体的
に昇降する昇降部材と、該昇降部材と前記ノズルホルダ
との間に接続されるスプリングとを備えた構成すればよ
い。また、前記連動手段は、さらに、前記外管が栓体を
貫通した後、前記外管ホルダとノズルホルダとをそれぞ
れ個別に昇降可能に切り替え、前記サンプリングノズル
のみを降下させる機構を備えた構成とすればよい。
【0011】
【作用】本発明では、連動手段の働きにより、容器ホル
ダ、ノズルホルダ、及び、外管ホルダが一体的に降下
し、まず、容器ホルダが栓体に当接して密封検体容器を
位置決めする。そして、この位置決め状態で、栓体にサ
ンプリングノズルが突き刺さり、その後、外管によって
その穴が広げられることになる。栓体に外管が貫通すれ
ば、間隙部、通気孔、凹所を介して密封検体容器の内外
が連通する。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る検体吸引装置の実施例を
添付図面に従って説明する。
【0014】図1に示す検体吸引装置は、サンプリング
ノズル1と外管2とで構成される2重管構造の検体吸引
針3を有し、この検体吸引針3は吸引針昇降機構により
昇降駆動するようになっている。
【0015】前記サンプリングノズル1は、下記する栓
体35を貫通できるように先端が尖っている。また、こ
のサンプリングノズル1の先端側には側方に開口する吸
引孔4が穿設されることにより、栓体35に突き刺す際
の目詰まりが回避される構造となっている。前記吸引孔
4からはポンプ5の駆動により検体が吸引され、図示し
ない分析装置に供給されるようになっている。
【0016】前記外管2は筒状で、前記サンプリングノ
ズル1の周囲に所定の間隙部6を介して配設されてい
る。この間隙部6には、検体の吸引後、ポンプ7の駆動
により図示しない洗浄水供給装置から洗浄水が供給さ
れ、前記サンプリングノズル1を洗浄できるようになっ
ている。前記外管2の下端部は尖っており、前記サンプ
リングノズル1と略同一角度に形成されている。また、
外管2の中間部には通気孔を構成するスリット8が形成
されている。このスリット8は外管2の上下方向に延
び、側方に開口している。
【0017】前記検体吸引針3は次の機構により動作す
るようになっている。すなわち、図示しない装置本体に
は断面略コ字形の昇降部材9が昇降自在に設けられてい
る。昇降部材9の天井部10の自由端は下方に延設さ
れ、当接部11となっている。また、昇降部材9の側面
部12の中央縁部には側方に突起13が突設されてい
る。さらに、昇降部材9の底面部14には前記外管2が
挿通する逃がし孔14aが穿設され、底面側には逃がし
孔14aが連通し、側方にも開口する凹所15が形成さ
れている。この底面部14は下記する密封検体容器33
の上方開口部に嵌合した栓体35の上面に当接する容器
ホルダを構成し、密封検体容器33を位置決めする。
【0018】また、装置本体にはモータ16が固定さ
れ、このモータ16はプーリ17を介してプーリ17,
18間に架け渡されたベルト19を駆動するようになっ
ており、ベルト19にはノズルホルダ20が固定されて
いる。
【0019】ノズルホルダ20から側方に上下一対の突
出片21,22が突設されている。上方側突出片21
は、前記昇降部材9の天井部10と連動手段であるスプ
リング23によって連結されている。図1に示す上昇位
置では、スプリング23の付勢力により、ノズルホルダ
20の上端部が前記昇降部材9の当接部11に当接する
ようになっている。また、上方側突設片21には前記サ
ンプリングノズル1の上端部が固定されている。
【0020】一方、下方側突出片22には、図3及び図
4に示すように、上下方向に貫通孔22aと、前記サン
プリングノズル1が挿通する貫通孔22bとが穿設され
ると共に、側方から前記貫通孔22aに連通する貫通孔
22cが形成されている。また、下方側突出片22の側
面には支軸24を中心として板状のレバー25が回動自
在に設けられている。レバー25は、図3(a)及び図
4(a)に示すように、前記貫通孔22cを閉塞する範
囲で回動するようになっており、上方側突出片21との
接触面には逃がし凹部26を有している。
【0021】前記貫通孔22aにはテンションロッド2
7が摺動自在に挿通している。テンションロッド27の
途中には円周上に係合溝28が形成され、前記下方側突
出片22の貫通孔22c内に配設したボール29が係脱
するようになっている。このボール29は前記貫通孔2
2cにレバー25の平坦面が位置する場合には貫通孔2
2a内に突出してテンションロッド27の係合溝28に
係合し(図3(b)参照)、逃がし凹部26が位置する
場合にはこの逃がし凹部26に移動して前記係合溝28
から離脱するようになっている(図4(b)参照)。
【0022】したがって、ボール29がテンションロッ
ド27の係合溝28に係合した状態で貫通孔22cがレ
バー25の平坦面で閉塞されていれば、テンションロッ
ド27と下方側突出片22とが一体的に移動することに
なる。また、レバー25が回動し、その逃がし凹部26
が貫通孔22cに位置すれば、ボール29はテンション
ロッド27の係合溝28から逃がし凹部26内に移動可
能となり、テンションロッド27は貫通孔22a内を摺
動し、下方側突出片22に対して昇降自在となる。
【0023】前記テンションロッド27の下端部には前
記外管2を保持する外管ホルダ30が固定されている。
この外管ホルダ30には段付き孔31が穿設され、その
小径部31aには前記サンプリングノズル1が隙間なく
摺動自在に挿通し、大径部31bには前記外管2の上端
部が固定されている。前記外管ホルダ30と前記昇降部
材9の底面部14とはスプリング32によって連結さ
れ、図1では引っ張られた状態となっている。
【0024】前記構成からなる検体吸引装置は、密封検
体容器33内に収容した血液等の検体の吸引に使用され
る。密封検体容器33は、試験管等の容器本体34と、
その上方開口部を密封状態で閉塞するゴム栓等の栓体3
5とからなり、栓体35に前記検体吸引針3が突き刺さ
るようになっている。
【0025】次に、前記検体吸引装置による検体の吸引
作業について説明する。
【0026】まず、図示しない所定の搬送装置あるいは
人手を介して検体吸引針3の下方に密封検体容器33を
配置する。この場合、図1に示すように、ノズルホルダ
20を上昇させ、サンプリングノズル1、外管2、昇降
部材9の全てを密封検体容器33の上方に位置させてお
く。
【0027】そして、モータ16を駆動することによ
り、ノズルホルダ20を降下させる。ノズルホルダ20
の降下に伴ってサンプリングノズル1、外管2、昇降部
材9は一体的に降下する。昇降部材9は底面部14が栓
体35に圧接することにより、密封検体容器33を位置
ずれしないように押え付けて停止する。ノズルホルダ2
0はスプリング23の付勢力に抗して降下を続け、サン
プリングノズル1及び外管2が密封検体容器33の栓体
35に突き刺さる。このように、密封容器本体33を昇
降部材9の底面部14で位置決めし、外径の小さいサン
プリングノズル1の先端から先に栓体35に突き刺した
後、外管2の先端でその穴を押し広げるので、両者をス
ムーズに栓体35に貫通させることができる。
【0028】さらに、ノズルホルダ20が降下すると、
レバー25が昇降部材9の突起13に当接して図1中矢
印a方向に回動し、突起13を通過した時点の回動位置
で、下方側突出片20の貫通孔22bに対して逃がし凹
部26が位置決めされる。これにより、ボール29は、
図4(b)に示すように、テンションロッド27の係合
溝28から離脱可能となり、ノズルホルダ20が降下し
ても外管2はそれ以上降下しない。このとき、外管2の
下端開口部が密封検体容器33の内部に開口し、スリッ
ト8が昇降部材9の凹所15内に開口することにより、
密封検体容器33の内外が連通される。外管2の位置が
上下に多少ずれていても、前記スリット8が上下に所定
長さを有するため、確実に前記凹所15に開口させるこ
とができる。したがって、例えば、密封検体容器33の
大気圧より高い場合には、外管2を介して大気に開放さ
れる。また、前記スリット8から検体が噴き出したとし
ても、昇降部材9の底面部14に設けた凹所15に滞留
することになり、飛散することはない。
【0029】その後、さらにノズルホルダ20が降下す
ると、サンプリングノズル1のみが降下を続け、その先
端が検体の液面下の容器本体34に接触しない所定位置
まで降下したところでモータ16をオフ状態とする。そ
こで、ポンプ5を駆動することにより検体の吸引を開始
する。このとき、前述のように、外管2によって密封検
体容器33の内外が連通されているので、内部が負圧と
なることがなく、スムーズに検体を吸引することがで
き、吸引精度が向上する。
【0030】検体の吸引作業が終了すれば、検体分析装
置にて検体の成分分析等の所定の分析を行う一方、モー
タ16を反対方向に回転駆動してノズルホルダ20を上
昇させる。レバー25は矢印a方向に回動したままであ
るので、テンションロッド27と下方側突出片22とが
相対的に移動し、サンプリングノズル1のみが上昇す
る。そして、レバー25が突起13に当接して矢印b方
向に回動し、逃がし凹部26側に逃げていたボール29
が、丁度その位置まで降下してきたテンションロッド2
7の係合溝に係合することにより、外管2は外管ホルダ
30、テンションロッド27を介してノズルホルダ20
と共に上昇する。その後、ノズルホルダ20の上端部が
昇降部材9の当接部11に当接し、サンプリングノズル
1、外管2、昇降部材9は一体的に上昇して密封検体容
器33から離間する。こうして1工程が終了すれば、モ
ータ7を駆動して間隙部6に洗浄液を供給することによ
りサンプリングノズル1の洗浄を行なう。
【0031】このように、前記検体吸引装置によれば、
昇降部材9の底面部14の底面を栓体35に当接させる
ことにより密封検体容器33を位置決めしているので、
サンプリングノズル1及び外管2をスムーズに栓体35
に突き刺すことができる。特に、サンプリングノズル
1、外管2の順で徐々に穴径を広げるようにして突き刺
すようにしているので、栓体26に無理なく貫通させる
ことができる。また、外管2には上下に延びるスリット
8が形成されているため、外管2の最下点の位置精度が
それ程要求されない。したがって、前記レバー25によ
る簡単な構造のクラッチ機構が採用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、容器ホルダを栓体に当接させた後、サンプリ
ングノズル及び外管を順次栓体に突き刺すことができる
ので、無理なくスムーズにこの突き刺し作業を行うこと
ができる。また、栓体に容器ホルダが当接した状態で、
密封検体容器の内外が連通するので、たとえ密封検体容
器から検体が噴き出したとしても、その検体は外管の側
壁に設けた通気孔を介して容器ホルダの凹所内に排出さ
れ、飛散することがない。したがって、検体による汚染
が防止可能である。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る検体吸引装置の検体吸引針が
上昇している状態を示す概略図である。
【図2】 図1の検体吸引針が降下している状態を示す
概略図である。
【図3】 図1のレバー近傍の部分拡大図(a)及びそ
の断面図(b)である。
【図4】 図2のレバー近傍の部分拡大図(a)及びそ
の断面図(b)である。
【符号の説明】
1 サンプリングノズル 2 外管 6 間隙部 8 スリット(通気孔) 14 底面部 15 凹所(凹部) 33 密封検体容器 35 栓体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/00 - 1/44 G01N 35/00 - 35/10 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封検体容器を密封する栓体を貫通して
    内部に収容される検体を吸引するサンプリングノズル
    と、該サンプリングノズルの外周に所定の間隙部を有し
    て配設される外管とで構成される検体吸引針を備えた検
    体吸引装置において、 前記外管の側壁に通気孔を穿設し、 前記栓体に当接して密封検体容器を位置決めすると共
    に、当接面に凹所を有する容器ホルダと、 前記外管を保持する外管ホルダと、 前記サンプリングノズルを、前記外管よりも突出させた
    状態で保持するノズルホルダとを備え、 前記容器ホルダと、前記外管ホルダ及びノズルホルダと
    をそれぞれ個別に昇降可能に構成し、 前記容器ホルダと、前記外管ホルダ及びノズルホルダと
    を一体的に連動して降下させ、容器ホルダが密封検体容
    器の栓体に当接することにより、ノズルホルダ及び外管
    ホルダのみを降下させる連動手段を設け、 前記外管が栓体に貫通した状態では、サンプリングノズ
    ルと外管の間隙部、通気孔、凹所を介して密封検体容器
    の内外が連通するようにしたことを特徴とする検体吸引
    装置。
  2. 【請求項2】 前記連動手段は、前記容器ホルダと一体
    的に昇降する昇降部材と、該昇降部材と前記ノズルホル
    ダとの間に接続されるスプリングとを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の検体吸引装置。
  3. 【請求項3】 前記連動手段は、さらに、前記外管が栓
    体を貫通した後、前記外管ホルダとノズルホルダとをそ
    れぞれ個別に昇降可能に切り替え、前記サンプリングノ
    ズルのみを降下させる機構を備えたことを特徴とする請
    求項2に記載の検体吸引装置。
JP16525295A 1995-06-30 1995-06-30 検体吸引装置 Expired - Fee Related JP3512526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16525295A JP3512526B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 検体吸引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16525295A JP3512526B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 検体吸引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0915113A JPH0915113A (ja) 1997-01-17
JP3512526B2 true JP3512526B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=15808784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16525295A Expired - Fee Related JP3512526B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 検体吸引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3512526B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3660211B2 (ja) 2000-07-06 2005-06-15 シスメックス株式会社 試料吸引装置
JP4160364B2 (ja) * 2002-11-06 2008-10-01 オリンパス株式会社 試薬容器および自動分析装置
CA2606638C (en) 2005-05-06 2014-07-08 Instrumentation Laboratory Company Telescoping closed-tube sampling assembly
JP2007107918A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Shimadzu Corp マイクロチップ処理装置
JP4774923B2 (ja) * 2005-11-01 2011-09-21 和光純薬工業株式会社 液体試料分析方法及び分析装置
JP2008298493A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP5410254B2 (ja) * 2009-12-03 2014-02-05 安井器械株式会社 検体検査の検査前処理方法と装置
JP5808653B2 (ja) 2011-11-18 2015-11-10 シスメックス株式会社 血球計数装置および血球計数方法
JP6381986B2 (ja) * 2014-06-18 2018-08-29 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
US9927452B2 (en) * 2014-08-20 2018-03-27 Rai Strategic Holdings, Inc. Pipetting system
WO2016194084A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 株式会社島津製作所 注入方法及び注入装置
DE102015221024B3 (de) * 2015-10-28 2017-03-30 Bruker Biospin Gmbh Nadelführung mit Zentrierung für Septum-Piercing
CN107228779B (zh) * 2017-07-10 2023-08-29 天津海迈医用科技有限公司 用于血流变仪的取样动力装置
JP7121526B2 (ja) * 2018-04-26 2022-08-18 アークレイ株式会社 密閉容器の開封方法及び液体移送装置
AU2019304205A1 (en) * 2018-07-18 2021-03-11 Enrico BICOCCHI System and method for preserving a surgically explanted tissue sample
JP2024025565A (ja) 2022-08-12 2024-02-26 アークレイ株式会社 ノズル構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0915113A (ja) 1997-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3512526B2 (ja) 検体吸引装置
US7682318B2 (en) Blood sampling apparatus and method
CN1928526B (zh) 液体试样取样器和分析装置
EP0838195A1 (en) Blood sampling device
JPH0587568U (ja) カバーによって閉ざされた容器から液体の一部分を抽出する装置
JP4755927B2 (ja) 血液試料中の血球測定方法及び装置
US4732162A (en) Automatic and position-sensitive syringe and method for nonaspirating or aspirating obtaining of blood samples
CN112903666B (zh) 一种尿脱落细胞检测试剂盒使用方法
US20110245635A1 (en) Pressure reduction mechanism, puncture device, blood analysis device, and sensor mounting mechanism
JP2008076256A (ja) 検体採取具及びこれを用いた自動分析装置
JPH11148924A (ja) オートサンプラ
JP3687019B2 (ja) サンプリング装置
CN112903365A (zh) 粪便取样检测一体化装置和粪便检测盒
WO2023143004A1 (zh) 注液装置、检测方法及医疗设备
JP3864192B2 (ja) 摺動部材用ロック構造及び該構造を備えた検体吸引装置
WO2009084451A1 (ja) ノズル装置及び液体試料分析装置
JPS626171A (ja) 試料容器の栓脱着装置
JP2001228161A (ja) 検体容器の押さえ機構及び検体吸引装置
WO2001075416A1 (en) A device for diluting and mixing a liquid sample
CA2406601C (en) Apparatus for forming a vacuum in a blood tube
JPS62170852A (ja) 分注装置
CN213301736U (zh) 一种样品采集装置
CN214894359U (zh) 一种环境检测用便携式空气采样装置
JP2016176774A (ja) 搬送用容器保持具及びこれを備えたサンプリング装置
JPH0142042Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees