JP3512014B2 - データ送信装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

データ送信装置、プログラムおよび記録媒体

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JP3512014B2
JP3512014B2 JP2001082728A JP2001082728A JP3512014B2 JP 3512014 B2 JP3512014 B2 JP 3512014B2 JP 2001082728 A JP2001082728 A JP 2001082728A JP 2001082728 A JP2001082728 A JP 2001082728A JP 3512014 B2 JP3512014 B2 JP 3512014B2
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隆司 上田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送信装置に
おいて、データの送信が正常に行われなかった場合の再
送信を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ通信において送信エラ
ーを検出した場合の対処方法として種々の技術が提案さ
れている。例えば特開平8−292920号公報には、
送信エラーを検出した場合に、自動的に保存しておいた
データを読み出して、再送信する装置が開示されてい
る。このような装置によれば、正常にデータの送信が行
われなかった場合に、ユーザが再度データ送信を指示し
なくても自動的に再送信が行われ、ユーザの負担を軽減
することができる。
【0003】また、特開平8−186593号公報に
は、受信側端末から送信されるステータスメッセージに
基づいて、受信側端末が新規に起動したことを検知し、
検知した端末宛の再送待ちメールが存在すれば、当該再
送待ちメールを再送する電子メール装置が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平8−
292920号公報に記載の装置では、送信エラーが発
生した場合に受信側の状態を確認せずに再送信するた
め、受信側がデータの受信ができる状態に回復していな
ければ、再度送信エラーとなる可能性が高いという問題
がある。さらに、その度にネットワーク上にデータが送
信されることからネットワークの負荷が増大するという
問題もある。
【0005】一方、特開平8−186593号公報に記
載の技術は、上記のような問題を解決するための一手法
である。しかし、当該公報に記載の装置では、受信側端
末が起動していない(あるいはネットワークトラブル等
により正常にネットワーク接続されていない)ことに起
因する送信エラーのみを想定しているため、その他の要
因、例えば、メールサーバによるメールの容量制限など
により送信エラーが生じた場合には、受信側端末そのも
のは正常に稼働しているため、受信側端末から起動を示
すステータスメッセージは送信されない。このため、こ
のような場合には、いつまで経っても再送信処理が実行
されないという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、データの送信エラーに対して当該データの再送信
処理を行う場合に、再度送信エラーとなる可能性を低減
し、ネットワークの負荷を軽減することを第1の目的と
する。
【0007】また、本発明は、送信エラーの種類にかか
わらず、確実にデータの再送信処理を行うことを第2の
目的とする。
【0008】さらに、本発明は、受信側端末が正常に稼
働している状況で生じた送信エラーに対しても確実にデ
ータの再送信処理を行うことを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークを介して他の端末にデータの送信が可
能なデータ送信装置であって、前記ネットワークを介し
て前記他の端末から該端末がデータ受信可能な状態であ
るか否かを示す受信可否情報を受信する受信手段と、前
記ネットワークを介して前記他の端末にデータを送信す
る際の送信エラーを検出するとともに、送信エラーが検
出された場合、前記受信可否情報に基づいて、当該デー
タ送信の宛先である宛先端末がデータ受信可能な状態で
あるときのみ、前記宛先端末に前記データ送信に係る対
象データを識別するための識別情報を送信する処理を行
う制御手段と、前記データを保存する保存手段とを備
え、前記制御手段は、送信エラーが検出された場合、前
記保存手段に前記対象データを保存し、前記受信手段を
介して前記宛先端末から前記対象データの削除の要求を
受信した場合、前記保存手段に保存された前記対象デー
タを削除する
【0010】請求項2に記載の発明は、ネットワークを
介して他の端末にデータの送信が可能なデータ送信装置
であって、前記ネットワークを介して前記他の端末から
該端末がデータ受信可能な状態であるか否かを示す受信
可否情報を受信する受信手段と、前記ネットワークを介
して前記他の端末にデータを送信する際の送信エラーを
検出するとともに、送信エラーが検出された場合、前記
受信可否情報に基づいて、当該データ送信の宛先である
宛先端末がデータ受信可能な状態であるときのみ、前記
宛先端末に前記データ送信に係る対象データを識別する
ための識別情報を送信する処理を行う制御手段と、前記
データを保存する保存手段とを備え、前記制御手段は、
送信エラーが検出された場合、前記保存手段に前記対象
データを保存し、前記識別情報を送信してから所定の時
間が経過すると、前記保存手段に保存された前記対象デ
ータを削除する
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】請求項に記載の発明は、プログラムであ
って、コンピュータを、ネットワークを介して他の端末
から該端末がデータ受信可能な状態であるか否かを示す
受信可否情報を受信する受信手段、前記ネットワークを
介して前記他の端末にデータを送信する際の送信エラー
を検出するエラー検出手段、および、送信エラーが検出
された場合、前記受信可否情報に基づいて、当該データ
送信の宛先である宛先端末がデータ受信可能な状態であ
るときのみ、前記宛先端末に前記データ送信に係る対象
データを識別するための識別情報を送信する処理を行う
再送信手段として機能させ、前記再送信手段は、送信エ
ラーが検出された場合、前記対象データを記憶装置に保
存し、前記受信手段を介して前記宛先端末から前記対象
データの削除の要求を受信した場合、前記記憶装置に保
存された前記対象データを削除する
【0020】請求項に記載の発明は、プログラムであ
って、コンピュータを、ネットワークを介して他の端末
から該端末がデータ受信可能な状態であるか否かを示す
受信可否情報を受信する受信手段、前記ネットワークを
介して前記他の端末にデータを送信する際の送信エラー
を検出するエラー検出手段、および、送信エラーが検出
された場合、前記受信可否情報に基づいて、当該データ
送信の宛先である宛先端末がデータ受信可能な状態であ
るときのみ、前記宛先端末に前記データ送信に係る対象
データを識別するための識別情報を送信する処理を行う
再送信手段として機能させ、前記再送信手段は、送信エ
ラーが検出された場合、前記対象データを記憶装置に保
存し、前記識別情報を送信してから所定の時間が経過す
ると、前記記憶装置に保存された前記対象データを削除
する
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】請求項に記載の発明は、請求項3または
に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0028】<1. 第1の実施の形態>本発明の第1
の実施の形態におけるデータ送信装置では、データの送
信を行った際に送信エラーが発生すると、受信側端末が
データ受信可能な状態であるか否かを判定し、データ受
信可能な状態である場合にのみ前記データ送信の対象デ
ータを再送信する。すなわち、受信側端末がデータ受信
可能な状態であれば直ちに対象データの再送信を行う一
方、受信側端末がデータ受信不可能な状態であれば対象
データの再送信を行わない。受信側端末がデータ受信可
能な状態であるか否かは、該端末からデータ送信装置に
対して定期的に送信される受信可否情報に基づいて判定
される。
【0029】図1は、本実施の形態におけるデータ送信
装置としてのマルチ・ファンクション・ペリフェラル
(以下、「MFP」と略する。)1を示す外観図であ
る。MFP1は、スキャナ、複写機、プリンタ、ファッ
クス等の機能を有する複合機であり、ネットワークNW
(図2参照)を介して、パーソナルコンピュータなどの
他の端末(受信側端末300)との間でデータの送受信
が可能である。なお、図2では1台の受信側端末300
のみが示されているが、一般にはより多数の端末がネッ
トワークNWに接続されており、それらは受信側端末3
00と同様にMFP1からのデータ送信の宛先として選
択されることができる。
【0030】MFP1は、図1に示すように、複数のキ
ー11aを備え、当該キーに対するユーザの操作による
各種の指示や、文字・数字等のデータの入力を受け付け
る操作部11、ユーザに対する指示メニューや取得した
画像に関する情報等の表示を行うディスプレイ12、原
稿を光電的に読み取って画像データを得るスキャナ部1
3、および画像データに基づいて記録シート上に画像を
印刷するプリンタ部14を備える。
【0031】また、MFP1は、本体上面に原稿をスキ
ャナ部13に送るフィーダ部17、下部にはプリンタ部
14に記録シートを供給する給紙部18、中央部にはプ
リンタ部14によって画像を印刷された記録シートが排
出されるトレイ19、内部にはネットワークを介して外
部機器と画像データ等の送受信を行う通信部16、およ
び画像データ等を記憶する記憶部23を備えている。な
お、図示は省略しているがMFP1はネットワーク・イ
ンターフェイスを有し、通信部16は外部機器との間で
各種データの送受信が可能なようにネットワーク・イン
ターフェイスを介してネットワークNWに接続されてい
る。
【0032】ディスプレイ12は、データ送信の宛先の
一覧表示を含む種々の表示に使用される一方、操作部1
1はユーザによる送信先の選択を含む種々の入力に用い
られるものであり、これらがユーザインタフェースの要
部として機能する。
【0033】スキャナ部13は、写真、文字、絵などの
画像情報を原稿から光電的に読み取って画像データを取
得する。取得された画像データ(濃度データ)は、図示
しない画像処理部においてデジタルデータに変換され、
周知の各種画像処理を施された後、プリンタ部14や通
信部16に送られ、画像の印刷やデータの送信に供され
るか、または、後の利用のために記憶部23に格納され
る。
【0034】プリンタ部14は、スキャナ部13により
取得された画像データ、通信部16により外部機器から
受信した画像データ、または記憶部23に格納されてい
る画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷す
る。
【0035】通信部16は、公衆電話回線を介してファ
クシミリデータの送受信を行う他、LAN、インターネ
ット等のネットワークNWを介して、該ネットワークN
Wに接続された受信側端末300などの外部機器との間
で電子メール等を用いてデータの送受信を行う。これに
より、MFP1は、通常のファクシミリ通信を行うファ
クシミリ装置としての機能のみならず、電子メールの送
受信端末としての機能も有する。したがって、電子メー
ルの添付ファイルとして、各種画像データを送受信する
こともできる。なお、MFP1が行うネットワーク通信
は有線でもよく無線でもよいが、図示例では有線による
通信方式が採用されている。
【0036】図2は、MFP1に設けられた構成のうち
主に本実施の形態に係る部分をネットワークNWとの関
係で示すブロック図である。MFP1は、各種演算処理
を行うとともに、MFP1全体の動作を制御するCPU
20を備え、各種データを記憶するRAM21、および
プログラム221を記憶するROM22がCPU20に
接続される。また、CPU20には、操作部11、ディ
スプレイ12、スキャナ部13、および記憶部23も接
続される。記憶部23は、画像データ等を保存するハー
ドディスク231とメモリカード91から情報の読み取
りを行うカードスロット232とから構成されている。
なお、RAM21は、不揮発性メモリ(nonvola
tile RAM)である。
【0037】これにより、CPU20の制御の下にRA
M21、スキャナ部13、ハードディスク231、並び
にカードスロット232に装填されたメモリカード91
の間で各種データの受け渡しが可能とされており、ディ
スプレイ12には、CPU20の制御により、RAM2
1、ハードディスク231、メモリカード91に記憶さ
れている情報の表示が行われる。
【0038】さらに、CPU20には、ネットワークN
Wを介して接続される外部機器(例えば、受信側端末3
00。)との間でデータの送受信を行うための送信部1
61と受信部162とを備えた通信部16も接続され
る。
【0039】図3は、CPU20がROM22内のプロ
グラム221に従って動作することにより実現される機
能構成を他の構成とともに示す図である。図3に示す構
成のうち、データ取得部201、検出部202、再送デ
ータ生成部203、および再送部204が、CPU20
等により実現される機能を示す。
【0040】データ取得部201は、スキャナ部13お
よび記憶部23から画像データ100を取得しRAM2
1へと転送したり、RAM21に記憶されている画像デ
ータ100を記憶部23に保存したりするとともに、後
述するリストデータ101等に必要な処理を行って送信
先の一覧などをディスプレイ12に表示する。
【0041】検出部202は、受信部162が受信した
データに基づいて、受信側端末300へのデータ送信の
送信エラーと、受信側端末300からの受信可否情報と
を検出する。送信エラーが検出された場合は、送信部1
61に送信を中止するよう指示するとともに、再送デー
タ生成部203に画像データ100とリストデータ10
1とから再送データ102を生成するよう指示する。そ
の際、再送データ生成部203は、リストデータ101
に登録されている送信エラーを検出した宛先に、送信エ
ラーが検出されたことを示すエラー情報を付加する。
【0042】ここにおいて、送信エラーとは、送信の対
象データである画像データ100が正常に受信側端末3
00に受信されなかった場合をいい、受信側端末300
が受信異常を検出できた場合のみならず、受信側端末3
00が受信異常を検出できなかった場合も含む概念であ
る。
【0043】このうち受信側端末300が受信異常を検
出できた場合とは、画像データ100の一部しか受信側
端末300に受信されなかった場合や、画像データ10
0のファイルが部分的に壊れた状態で受信側端末300
に届いた場合等である。また、受信側端末300が受信
異常を検出できなかった場合とは、ネットワークNWが
断線していたり、受信側端末300がシャットダウンさ
れている等の理由により、MFP1から画像データ10
0の送信が行われたこと自体を受信側端末300が検出
できなかった場合である。この場合、受信部162は受
信側端末300からエラー情報を受信することができな
い。しかし、送信部161により画像データ100が送
信された後、受信部162に受信側端末300から画像
データ100を正常に受信したことを示す情報が所定の
時間内に受信されなければ、検出部202は、画像デー
タ100が正常に受信側端末300に受信されなかった
とみなし、送信エラーがあったものと判断する。
【0044】検出部202は、受信側端末300から受
信可否情報を検出し、その受信可否情報が「受信可能」
を指示しているときには、受信側端末300がデータ受
信可能な状態でネットワークNWに正常に接続されてい
ると判断する。ネットワークNWに接続されている他の
端末についても同様の受信可否状態の確認がなされる。
なお、「受信可否情報」は、当該端末が受信可能である
ことを示す場合と、受信不可能であることを示す場合と
のいずれの態様をも含み、以下では前者の場合を特に
「受信可能情報」と呼び、後者の場合を「受信不可能情
報」と呼ぶことにする。
【0045】RAM21内のリストデータ101には、
その時点でデータ受信可能な宛先の一覧が登録されてお
り、受信可能情報が検出されると、リストデータ101
のうち受信側端末300が登録されている部分に、その
受信可能情報の受信時刻を記録して保存する。また、こ
の検出部202は、リストデータ101に登録されてい
ない未登録端末から受信可能情報を受信した場合は、当
該未登録端末からの登録要求であるとみなし、リストデ
ータ101にその未登録端末を新規な宛先として追加す
る機能をも有する。このときにも受信可能情報を受信し
た時刻がリストデータ101のその端末の欄に登録して
保存される。さらに、受信側端末300への送信エラー
が生じたときにはこの検出部202がそれを検出し、リ
ストデータ101のうち受信側端末300の対応部分に
エラー情報を保存する。
【0046】再送部204は、リストデータ101に登
録されている宛先について、エラー情報が付加されてい
ないかを検出し、エラー情報が保存された宛先が存在し
てる場合は、その宛先がデータ受信可能な状態にあると
きのみ、再送データ102に基づいて再送信を行うよう
送信部161に指示を与える。さらに、リストデータ1
01に付加されている前回受信可能情報を受信した時刻
(以下「前回受信可能時刻」)を示す情報に基づいて、
前回受信可能時刻からの経過時間を算出し、前回受信可
能時刻から所定の時間にわたって新たな受信可能情報を
受信していない宛先をデータ受信不可能な状態である宛
先とみなし、リストデータ101から削除する。
【0047】送信部161は、ディスプレイ12の送信
先の一覧表示を目視しつつ操作部11中のキ−11aを
ユーザが操作することによって選択した送信先につい
て、リストデータ101からその送信先のアドレスを取
得し、そのアドレスの端末に画像データ100等のデー
タを送信する。
【0048】図4は、MFP1がユーザの指示に基づい
て画像データの送信をする場合の動作を示した流れ図で
ある。
【0049】まず、データ取得部201が操作部11か
ら送信する画像データの指定を受け付け、スキャナ部1
3または記憶部23から指定された画像データを取得し
(ステップS11)、RAM21に画像データ100と
して保存する。次に、リストデータ101に登録された
宛先の中から画像データ100の送信先の指定を受け付
け(ステップS12)、リストデータ101において指
定された宛先を特定する番号iを取得する(ステップS
13)。この宛先iは、たとえば図2の受信側端末30
0である。
【0050】さらに、送信部161が操作部11からの
ユーザの指示に基づいて、画像データ100を対象デー
タとして送信するか否かの判定を行う(ステップS1
4)。画像データ100の送信が指示された場合には、
宛先iに対して画像送信処理(ステップS15)を行
う。なお、画像データ100の送信先はリストデータ1
01から選択されるだけでなく、操作部11から新たに
入力されることによって指定されてもよい。
【0051】図5は、図4に示すステップS15と後述
する図7のステップS48で実行される画像送信処理の
動作を示す流れ図である。図5を用いて、MFP1が画
像データを送信する際の動作を説明する。
【0052】まず、送信部161が宛先iに画像データ
100を送信する(ステップS21)。次に、検出部2
02により送信エラーの発生を監視しつつ(ステップS
22)、送信が終了するまでステップS21ないしS2
3を繰り返す。
【0053】送信中にエラーが発生した場合は、検出部
202により送信部161に送信を中止するよう指示が
与えられ、宛先iのフラグEF(i)に1がセットされ
る(ステップS24)。フラグEF(i)は、宛先iに
ついて送信中に送信エラーが発生したか否かを示すフラ
グであり、送信エラーが発生した場合には1がセットさ
れる。さらに、検出部202の指示に基づいて再送デー
タ生成部203が、画像データ100とリストデータ1
01とから再送データ102を生成し、RAM21に保
存する(ステップS25)。この再送データ102は、
画像データ100の本体部分のほか、ヘッダ情報とし
て、送信ファイルのファイル名やサイズ、画像データ1
00のデータ形式、送信元(MFP1)のアドレス、送
信先(たとえば受信側端末300)のアドレス、送信開
始時刻、発生した送信エラーの種類を示すエラーコード
などを含ませることができる。リストデータ101の情
報はこのうち送信先のアドレスを特定するために使用さ
れる。
【0054】これにより、ネットワークNWを介して受
信側端末300にデータを送信する際の送信エラーを検
出することができ、送信エラーが検出された場合、再送
データ102を保存することができる。また、後述する
再送信の際に保存された再送データ102を利用するこ
とができる。
【0055】なお、本実施の形態では、データ送信中に
送信エラーが発生した場合にフラグEF(i)に1をセ
ットしているが、MFP1側でのデータ送信処理は正常
に完了し、その後、送信経路または送信先の端末におい
て送信エラーが発生した場合にもフラグEF(i)に1
をセットするようにしてもよい。後述する第2の実施の
形態の図9においても同様である。
【0056】図6および図7は、MFP1の通常時の動
作を示す流れ図である。すなわち、MFP1は、図6お
よび図7に示す動作を繰り返しつつ、ユーザの指示によ
る画像送信操作を受け付けた場合には割り込み処理とし
て図4に示す動作を行う。
【0057】まず、検出部202が、受信部162が受
信側端末300から受信可否情報を受信したか否かを判
定する(ステップS31)。次に、受信した受信可否情
報がデータ受信可能な状態を示す受信可能情報か否かを
判定する(ステップS32)。受信可能情報である場合
(ステップS32でYes)は、受信可能情報を送信し
た受信側端末300のアドレスをリストデータ101と
比較し、すでに登録済みの宛先か否かを判定する(ステ
ップS33)。登録済みでない場合には、リストデータ
101に宛先として登録し(ステップS34)、受信可
能情報を受信した時刻を保存する(ステップS35)。
登録済みの場合は、受信可能情報を受信した時刻の保存
のみ行う(ステップS35)。一方、受信可否情報とし
て「受信可能情報」でなく、「受信不可能情報」が受信
された場合(ステップS32でNo)には、検出部20
2は、受信不可能情報を送信した受信側端末300に相
当する宛先がリストデータ101に登録済みかどうか判
定し(ステップS36)、登録済みであれば当該宛先を
リストデータ101から削除する(ステップS37)。
【0058】これにより、ネットワークNWを介して受
信側端末300から該端末がデータ受信可能な状態であ
るか否かを示す受信可否情報を受信し、それに基づいて
再送信の実行判断をすることができる。
【0059】次に、再送部204が、リストデータ10
1に登録されている宛先の数を示す登録宛先数Nを取得
し、iに登録宛先数Nをセットする(ステップS4
1)。続いて、iが0か否かを判定し(ステップS4
2)、iが0でない場合は、宛先iの受信側端末300
から定期的に受信可能情報(接続確認)が受信されてい
るか否かを判定する(ステップS43)。定期的に受信
可能情報が受信されていない場合は、リストデータ10
1から宛先iを削除し(ステップS44)、定期的に受
信可能情報が受信されている場合は、さらに、宛先iに
ついてフラグEF(i)が1か否かを判定する(ステッ
プS45)。なお、ステップS43の受信側端末300
から定期的に受信可能情報が受信されているか否かの判
定は、リストデータ101に保存されている宛先iの時
刻情報(図6:ステップS35参照)と現在の時刻とに
基づいて、前回に受信可能情報を受信した時刻からの経
過時間を算出して、その経過時間が所定時間以下である
か否かにより判定する。
【0060】図12は、ネットワークNWに接続された
受信側端末300の構成を示すブロック図である。図1
2には、ネットワークNWとそれに接続されるMFP1
とを示す。受信側端末300は、図12に示す定期接続
確認送信部304により定期的に受信可能情報をMFP
1に対して送信している。
【0061】図7に戻って、フラグEF(i)が1の場
合は、宛先iに対して送信エラーが発生したことを示し
ているため、フラグEF(i)を0にリセットし(ステ
ップS46)、宛先iに関する再送データ102が存在
するか否かを判定する(ステップS47)。再送データ
102が存在する場合には、宛先iについて図5に示す
画像送信処理を実行する(ステップS48)。この場合
の画像送信処理(ステップS48)は、データ送信の宛
先である受信側端末300に以前に送信しようとして送
信エラーとなったデータを再送信する処理である。な
お、フラグEF(i)が1でない場合や、宛先iに再送
データ102が存在しない場合は、画像送信処理を行わ
ない。
【0062】さらに、リストデータ101に登録されて
いるすべての宛先について画像送信処理(再送信処理)
が必要か否かを判定するため、iをデクリメントして
(ステップS49)、ステップS42ないしS49を繰
り返し、iが0となったら再びステップS31から処理
を繰り返す。
【0063】以上のように、MFP1は、ネットワーク
NWを介して受信側端末300にデータを送信する際の
送信エラーを検出するとともに、送信エラーが検出され
た場合、受信可否情報に基づいて、データ送信の宛先で
ある受信側端末300がデータ受信可能な状態であると
きのみ、その受信側端末300に対する再送信処理を行
う。このため、受信側端末300の状態を確認しない場
合に比べて、再送信において再び送信エラーとなる可能
性を低減することができる。また、受信側端末300が
データ受信可能な状態であれば直ちに再送信処理が行わ
れるため、送信エラーの種類にかかわらず、確実に再送
信処理が実行される。
【0064】<2. 第2の実施の形態>第1の実施の
形態では、送信エラーが発生した後に、受信側端末30
0がデータ受信可能な状態であれば直ちに再送データ1
02を再送信することとしていた。しかし、受信側端末
300が受信可能な状態であっても、受信側端末300
のユーザの事情によって、すでに送信エラーが発生した
ときの画像データ100を再送信する必要がなくなって
いる場合も考えられる。つまり、すでに別の方法で画像
データ100に係る画像を転送した場合や、時間が経過
しすぎて画像データ100を入手する必要がなくなった
場合等には再送信は不要である。そのような場合にも、
自動的に再送データ102を再送信すると、ネットワー
クNW上で無用なデータ送信が行われることとなる。
【0065】そこで、受信側端末300がデータ受信可
能な状態であることが確認された場合に、MFP1から
データ送信の宛先である受信側端末300に画像データ
100そのものではなくその画像データを識別する概要
情報だけを送信し、それを受信側端末300のユーザが
確認することにより、再送信の要否をユーザが判定し、
その判定結果をMFP1に送信してMFP1の動作を制
御するようにしてもよい。
【0066】図8は、このような原理に従って構成した
第2の実施の形態に係るMFP1の機能構成を示すブロ
ック図である。第1の実施の形態に係るMFP1とほぼ
同様の機能を有する構成については、適宜、図3に示す
構成と同符号を用いている。図8を用いて第2の実施の
形態に係るMFP1の構成について説明するが、第1の
実施の形態と同様の部分については、適宜、省略する。
【0067】検出部202は、エラー情報と受信可否情
報とを検出することに加えて、受信側端末300から送
信される再送データ102の再送要求または削除要求を
示す再送要否情報を検出し、再送部204に指示を与え
る。なお、受信側端末300は、図12に示すデータ受
信部303により、MFP1から送信された識別データ
103を受信し、表示部302に識別データ103に含
まれる各種情報を表示して、選択部301によりユーザ
の再送要求または削除要求の選択操作を受け付け、再送
要否情報をMFP1に対して送信する。
【0068】再送データ生成部203は、エラー情報を
検出した検出部202からの指示により再送データ10
2を生成する際に、画像データ100を識別するための
概要情報である識別データ103も生成する。
【0069】再送部204は、送信部161に識別デー
タ103または再送データ102の送信を指示する機能
と、識別データ103を送信してからの経過時間または
検出部202の指示に基づいて、再送データ102およ
び識別データ103を削除する機能とを有する。
【0070】図9は、第2の実施の形態に係るMFP1
の画像送信処理の動作を示す流れ図である。ステップS
51ないしS55は、第1の実施の形態における図5に
示すステップS21ないしS25と同様の処理である。
【0071】すなわち、第2の実施の形態における画像
送信処理においても、宛先iに画像データ100を送信
し(ステップS51)、送信エラーが発生しているか否
かを判定しつつ(ステップS52)、送信が終了するま
で処理を繰り返し(ステップS53)、送信エラーが発
生した場合は、送信を中止するとともにフラグEF
(i)に1をセットし(ステップS54)、再送データ
102を生成する(ステップS55)。
【0072】さらに、再送データ生成部203は、送信
エラーとなったときに送信していた画像データ100を
識別する情報である識別データ103を生成してRAM
21上に保存する(ステップS56)。画像データ10
0を識別する情報としては、例えば、ファイル名、送信
者名、送信日時、およびサムネイル画像等が利用され
る。
【0073】図10および図11は、第2の実施の形態
に係るMFP1の通常時の動作を示す流れ図である。こ
こで、図10に示す動作は、第1の実施の形態における
図6と同様の処理に続いて実行され、さらに、ステップ
S61ないしS64は、第1の実施の形態における図7
に示すステップS41ないしS44と同様の処理である
ため説明を省略する。
【0074】再送部204は、リストデータ101に基
づいて、宛先iから定期的に受信可能情報(接続確認)
があると判定した場合(ステップS63でYes)、さ
らに、フラグEF(i)が1であるか否かを判定する
(ステップS65)。フラグEF(i)が1である場合
は、フラグEF(i)を0にリセットし(ステップS6
6)、宛先iに再送データ102が存在するか否かを判
定して(ステップS67)、存在する場合は、宛先iに
識別データ103を送信する(ステップS68)。
【0075】これにより、データ送信の宛先である受信
側端末300に送信エラーとなった画像データ100を
識別するための情報(識別データ103)を一連の再送
信処理において送信することができる。
【0076】次に、フラグEF(i)が1でない場合
は、宛先iに再送データ102が存在するか否かを判定
して(ステップS71)、存在する場合は、宛先iから
削除要求を示す再送要否情報を受信したか否かを検出部
202の指示に基づいて判定し(ステップS72)、削
除要求を受信した場合は宛先iの再送データ102と識
別データ103とを削除する(ステップS76)。
【0077】これにより、受信部162を介して受信側
端末300から送信エラーとなった画像データ100の
削除の要求を受信した場合、保存された再送データ10
2を削除することができ、不要なデータがMFP1にい
つまでも保存されたり、受信側端末300に再送信され
てしまうことを防止できる。
【0078】さらに、削除要求を受信していない場合
は、画像データ100の再送要求を示す再送要否情報を
受信したか否かを検出部202の指示に基づいて判定し
(ステップS73)、再送要求を受信した場合は宛先i
について図9に示す画像送信処理を実行し、再送データ
102を送信する(ステップS74)。
【0079】これにより、受信部162を介して受信側
端末300から送信エラーとなった画像データ100の
再送信の要求を受信した場合、保存された再送データ1
02に基づいて、対象データである画像データ100を
受信側端末300に再送信することができ、受信側端末
300が必要な場合にのみ画像データ100の再送信を
することができる。
【0080】再送要求も受信していない場合は、宛先i
に識別データ103を送信してから所定の時間が経過し
たか否かを判定し(ステップS75)、所定の時間が経
過している場合は宛先iの再送データ102と識別デー
タ103とを削除する(ステップS76)。なお、所定
の時間とは、予め定められた経過時間や、受信側端末3
00がデータ受信可能な状態である時間等が利用され
る。また、再送データ102と識別データ103とを削
除する処理は、MFP1の操作部11でのユーザの操作
入力に基づいて行われてもよい。
【0081】これにより、画像等の対象データを識別す
るための情報(識別データ103)を送信してから所定
の時間が経過した場合、保存された再送信データを削除
することができ、不要なデータがMFP1にいつまでも
保存されたり、受信側端末300に再送信されてしまう
ことを防止できる。
【0082】ステップS63ないし76の処理が終了す
ると、再送部204は、リストデータ101に登録され
ているすべての宛先について再送信処理が必要か否かを
判定するため、iをデクリメントし(ステップS7
7)、iが0になるまでステップS62ないしS77を
繰り返す。iが0となったら再び図6のステップS31
から処理を繰り返す。
【0083】以上のように、第2の実施の形態に係るM
FP1は、第1の実施の形態に係るMFP1と同様に、
受信側端末300へデータを送信する際に送信エラーが
発生した場合、受信可否情報に基づいて受信側端末30
0がデータ受信可能な状態であるときのみ、受信側端末
300に対する再送信処理を行う。ただし、第1の実施
の形態に係るMFP1と異なり、ここで受信側端末30
0に送信されるのは、送信エラーとなった対象データで
はなく、対象データを識別するための情報(識別データ
103)であり、対象データそのものは、識別データ1
03を送信した受信側端末300から対象データの再送
信の要求があった場合にのみ再送信される。これによ
り、容量の大きなデータ(対象データ)の無用な送信が
無くなり、ネットワークの負荷を軽減することができ
る。第2の実施の形態に係るMFP1は、また、識別デ
ータ103を送信した受信側端末300から対象データ
の削除の要求があった場合および識別データ103の送
信から所定の時間が経過した場合には、保存していた対
象データを削除する。これにより、不要なデータによる
メモリの占有を防止することができる。
【0084】<3. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0085】例えば、操作部11は上記実施の形態のよ
うに、キー入力によるものに限られるものではなく、ユ
ーザの操作によって指示や、文字・数字等のデータを入
力できるものであれば他のものが用いられてもよい。例
えば、タッチパネル式ディスプレイやタブレット等のよ
うにディスプレイと一体となったものであってもよい。
【0086】また、上記実施の形態に係る処理をCPU
20に実行させるプログラムは、必ずしもROM22に
予め書き込まれていなくてもよい。例えば、カードスロ
ット232を介してメモリカード91からプログラムが
読み出され、ハードディスク231に記憶された後、実
行されてもよく、ネットワーク経由でロードされてもよ
い。
【0087】また、MFP1では、一連の処理が全てC
PUによるソフトウェア的処理で実行されているが、そ
れらの処理の一部または全部を専用の回路により実現す
ることも可能である。
【0088】また、上記実施の形態では、受信側端末3
00から定期的な接続確認(受信可否情報の送信)がな
かった場合、リストデータ101から当該受信側端末の
宛先を削除していたが、削除は行わず、定期的な接続確
認がないことを示す情報をリストデータ101に付加し
てもよい。
【0089】また、受信側端末300からの受信可否情
報の送信は、定期的であることに限定されない。例え
ば、受信側端末300がデータの受信が可能状態から不
可能なな状態またはその逆に移行するときにだけ送信さ
れてもよい。
【0090】また、MFP1の動作は、必ずしも上記実
施の形態に示された順番で行われることに限定されるも
のではない。例えば、フラグEF(i)の判定後に、宛
先iから定期的な受信可否情報があるか否かの判定を行
ってもよいし、受信側端末300からの再送要求の有無
を判定した後に削除要求の有無を判定してもよい。
【0091】また、第1の実施の形態に係るMFP1で
は再送信処理が行われた後に、再送データ102等の削
除が行われてもよい。その場合、再送信処理が終了し、
不要になったデータがいつまでもMFP1に保存される
ことを防止することができる。
【0092】
【発明の効果】請求項1ないしに記載の発明では、ネ
ットワークを介して他の端末に対象データを送信する際
の送信エラーを検出するとともに、送信エラーが検出さ
れた場合、受信可否情報に基づいて、当該データ送信の
宛先である宛先端末がデータ受信可能な状態であるとき
のみ、当該宛先端末に対する再送信処理を行うことによ
り、再送信において再び送信エラーとなる可能性を減ら
すことができ、ネットワークの負荷を軽減することがで
きる。
【0093】また、データ送信の宛先である宛先端末に
対象データを識別するための識別情報を送信することに
より、前記宛先端末において対象データの再送信の要否
の確認ができる。このため、再送信の要否を確認せずに
対象データ本体を再送信してしまう場合と比較して、無
用な再送信を防止できることになり、ネットワークの負
担を軽減できる。
【0094】また、送信エラーが検出された場合、対象
データを保存することにより、再送信の際に利用するこ
とができる。
【0095】
【0096】請求項およびに記載の発明では、デー
タ送信の宛先である宛先端末から対象データの削除の要
求を受信した場合に、また、請求項およびに記載の
発明では、データを識別するための識別情報を送信して
から所定の時間が経過した場合に、保存された対象デー
タを削除することにより、データ送信装置ないしはそれ
を実現するコンピュータのデータ保存容量の有効利用を
図ることができる。また、無用な再送信を防止できるこ
とになり、ネットワークの負担を軽減できる。
【0097】請求項に記載の発明では、請求項3また
は4に記載の発明と同等の効果を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るMFPを示す外観図で
ある。
【図2】MFPの構成とネットワークとの関係とを示す
図である。
【図3】MFPに設けられた構成とネットワークとの関
係とを示すブロック図である。
【図4】MFPがユーザの操作により画像を送信する際
の動作を示す流れ図である。
【図5】MFPの画像送信処理の動作を示す流れ図であ
る。
【図6】MFPの通常時の動作を示す流れ図である。
【図7】MFPの通常時の動作を示す流れ図である。
【図8】第2の実施の形態に係るMFPの機能構成とネ
ットワークとの関係とを示すブロック図である。
【図9】MFPの画像送信処理の動作を示す流れ図であ
る。
【図10】MFPの通常時の動作を示す流れ図である。
【図11】MFPの通常時の動作を示す流れ図である。
【図12】受信側端末の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 MFP 11 操作部 12 ディスプレイ 13 スキャナ部 16 通信部 161 送信部 162 受信部 221 プログラム 23 記憶部 102 再送データ 103 識別データ 201 データ取得部 202 検出部 203 再送データ生成部 204 再送部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04N 1/21 H04N 1/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して他の端末にデータ
    の送信が可能なデータ送信装置であって、 前記ネットワークを介して前記他の端末から該端末がデ
    ータ受信可能な状態であるか否かを示す受信可否情報を
    受信する受信手段と、 前記ネットワークを介して前記他の端末にデータを送信
    する際の送信エラーを検出するとともに、送信エラーが
    検出された場合、前記受信可否情報に基づいて、当該デ
    ータ送信の宛先である宛先端末がデータ受信可能な状態
    であるときのみ、前記宛先端末に前記データ送信に係る
    対象データを識別するための識別情報を送信する処理を
    行う制御手段と、前記データを保存する保存手段と、 を備え 前記制御手段は、 送信エラーが検出された場合、前記保存手段に前記対象
    データを保存し、 前記受信手段を介して前記宛先端末から前記対象データ
    の削除の要求を受信した場合、前記保存手段に保存され
    た前記対象データを削除する ことを特徴とするデータ送
    信装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して他の端末にデータ
    の送信が可能なデータ送信装置であって、 前記ネットワークを介して前記他の端末から該端末がデ
    ータ受信可能な状態であるか否かを示す受信可否情報を
    受信する受信手段と、 前記ネットワークを介して前記他の端末にデータを送信
    する際の送信エラーを検出するとともに、送信エラーが
    検出された場合、前記受信可否情報に基づいて、当該デ
    ータ送信の宛先である宛先端末がデータ受信可能な状態
    であるときのみ、前記宛先端末に前記データ送信に係る
    対象データを識別するための識別情報を送信する処理を
    行う制御手段と、 前記データを保存する保存手段と、を備え、 前記制御手段は、 送信エラーが検出された場合、前記保存手段に前記対象
    データを保存し、 前記識別情報を送信してから所定の時間が経過すると、
    前記保存手段に保存された前記対象データを削除する
    とを特徴とするデータ送信装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータを、 ネットワークを介して他の端末から該端末がデータ受信
    可能な状態であるか否かを示す受信可否情報を受信する
    受信手段、 前記ネットワークを介して前記他の端末にデータを送信
    する際の送信エラーを検出するエラー検出手段、およ
    び、 送信エラーが検出された場合、前記受信可否情報に基づ
    いて、当該データ送信の宛先である宛先端末がデータ受
    信可能な状態であるときのみ、前記宛先端末に前記デー
    タ送信に係る対象データを識別するための識別情報を送
    信する処理を行う再送信手段、として機能させ、 前記再送信手段は、 送信エラーが検出された場合、前記対象データを記憶装
    置に保存し、 前記受信手段を介して前記宛先端末から前記対象データ
    の削除の要求を受信した場合、前記記憶装置に保存され
    た前記対象データを削除することを特徴とするプログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、 ネットワークを介して他の端末から該端末がデータ受信
    可能な状態であるか否かを示す受信可否情報を受信する
    受信手段、 前記ネットワークを介して前記他の端末にデータを送信
    する際の送信エラーを検出するエラー検出手段、およ
    び、 送信エラーが検出された場合、前記受信可否情報に基づ
    いて、当該データ送信の宛先である宛先端末がデータ受
    信可能な状態であるときのみ、前記宛先端末に前記デー
    タ送信に 係る対象データを識別するための識別情報を送
    信する処理を行う再送信手段、として機能させ、 前記再送信手段は、 送信エラーが検出された場合、前記対象データを記憶装
    置に保存し、 前記識別情報を送信してから所定の時間が経過すると、
    前記記憶装置に保存された前記対象データを削除するこ
    とを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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