JP2006060740A - 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006060740A
JP2006060740A JP2004243331A JP2004243331A JP2006060740A JP 2006060740 A JP2006060740 A JP 2006060740A JP 2004243331 A JP2004243331 A JP 2004243331A JP 2004243331 A JP2004243331 A JP 2004243331A JP 2006060740 A JP2006060740 A JP 2006060740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
mail
unit
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004243331A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Takada
晃宏 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2004243331A priority Critical patent/JP2006060740A/ja
Publication of JP2006060740A publication Critical patent/JP2006060740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、外部の装置から指示を受けることで、記憶部に保存された原稿の画像データが電子メールに添付されて外部の装置に送信される際に、その送信時間を短縮させることおよびその送信先に最適な画像データを送信することが可能な画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の画像読取装置1は、原稿読取部11により原稿を読み取って生成された画像データがメモリ部15に保存され、電子メール解析部20により受信した指示用電子メールから、前記画像データの格納先情報及びその管理命令が認識され、更に、画像データ管理部17の制御によって、その格納先情報及びその管理命令に従って、画像処理部14により前記画像データに所定のファイル形式への変換処理およびそのファイル形式に応じた所定の画像処理が施される構成とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続された他の端末装置との間でデータおよび電子メールの通信を行う機能を備えた画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来より、原稿を読み取って生成された画像データの添付が行われず、記憶部に保存された該画像データとリンクにより関連付けされた該画像データの縮小画像を含む通知用電子メールが送信され、受信者側でその画像データが必要であれば、パソコン等を利用して、そのディスプレイに表示されたその縮小画像をクリックすることで、画像データの保存が可能となるデータ送信装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。そして、受信者側で、例えば、受信者側のパソコンに保存されたカラーの画像データをモノクロ印刷する場合には、例えば、パソコンに組み込まれたソフトフェア等により、その出力先のプリンタに対応したモノクロ印刷用の画像処理が施された後に、画像処理済みの該画像データがプリンタに転送されてモノクロ印刷が行われる。
また、ネットワークに接続された画像読取装置の記憶部が他の装置からの閲覧や操作が可能なように記憶部の共有設定機能を有した画像読取装置が知られている。例えば、該画像読取装置の共有設定された記憶部に保存されたカラーの画像データが、ネットワークで接続されたパソコンが利用されて、プリンタにモノクロで印刷される場合には、パソコンに組み込まれた閲覧用ソフトフェアが利用され、画像読取装置の記憶部内の画像データ並びに出力先のプリンタが選択されると、選択された画像データが、一旦、パソコンに取り込まれる。そして、ディスプレイに表示された画像処理設定画面におけるモノクロ用の画像処理が選択されると、パソコンに取り込まれた画像データにモノクロ用の画像処理が施された後に、画像処理済みの該画像データがプリンタに転送され、モノクロ印刷が行われる。
また、送信先に対応付けて記憶されているファイル形式で画像データを変換してなる画像データを添付ファイルとして添付して電子メールを送信するようにしたことで、送信先に様々なファイル形式で画像データを送信することが可能なファクシミリ装置が開示・提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2002−269017号公報 特開2002−218147号公報 特開2002−218257号公報
確かに、上記構成から成る画像読取装置であれば、画像読取装置からパソコンに転送されたカラーの画像データに所定の画像処理が施されて、プリンタに転送されることで画像データの印刷が可能である。
しかしながら、従来の画像読取装置は、カラーの画像データがモノクロ印刷される場合において、装置の記憶部に保存された画像データにモノクロ印刷用の画像処理が施されずに、容量の大きいカラーの画像データがパソコンの記憶部に転送されるため、画像データの転送時間に時間がかかってしまうという問題があった。また、カラーの画像データのカラー印刷においても、画像データの容量を小さくするためのカラー印刷用の画像処理が施されることなく、画像データがそのまま転送される構成であったため、転送時間の短縮に改善の余地があった。
また、従来の画像読取装置は、記憶部に保存された画像データに僅かながら画像処理やファイル変換が施されるのみで、外部のパソコン側からの指示により画像読取装置にファイル変換処理や画像処理を行わせることができなかったため、パソコン側で受信した電子メールに添付された画像データに対して、再度、パソコン側でファイル変換処理や適正な画像処理を行う必要があり、その操作が煩雑であった。
なお、参考として、ファックスの送信宛先が電子メールの場合は、カラー画像を添付して電子メールを送信し、ファックス番号の場合は、モノクロ画像を送信する動作切り替え機能を備えたことを特徴とするネットワークファックスが開示・提案されている(例えば、特許文献3を参照)。
本発明は、上記の問題点に鑑み、外部の装置から指示を受けることで原稿の画像データが電子メールに添付されて外部の装置に送信される際に、その送信時間を短縮させることおよびその送信先に最適な画像データを送信することが可能な画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像読取装置は、原稿を読み取って画像データを生成する原稿読取部と、前記画像データを格納する画像データ記憶部及び/または前記画像データを格納する外部記憶装置との接続を確立するための外部インタフェース部と、指示用電子メールを受信する電子メール受信部と、受信した指示用電子メールから、前記画像データの格納先情報及びその管理命令を認識する電子メール解析部と、前記格納先情報及び前記管理命令に従って、前記画像データを所定のファイル形式に変換するファイル形式変換部と、を有して成り、前記ファイル形式変換部は、その変換に際して、そのファイル形式に応じた所定の画像処理を施す構成とされるとよい。
また、上記構成から成る画像読取装置は、前記画像データの格納先情報及び前記管理命令を含む通知用電子メールを送信する電子メール送信部を有して成る構成とされるとよい。
また、上記構成から成る画像読取装置は、前記所定の画像処理が施された前記画像データを、電子メールに添付して送信する手段、印刷する手段、外部画像形成装置に送信する手段の少なくともいずれか1つを有して成る構成とされるとよい。
また、本発明に係る画像形成装置は、本発明の画像読取装置を備えた構成にされるとよい。
上記したように、本発明に係る画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置であれば、原稿が読み取られて生成された画像データが電子メールに添付されて送信される際に、画像データの送信先への送信時間を短縮させることおよびその送信先に最適な画像データを送信することが可能となる。
以下では、本発明の実施形態の画像読取装置について図を参照にして説明する。図1は、本発明に係る画像読取装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の画像読取装置1は、ネットワーク50に接続され、電子メールアドレスが割り当たられており、ネットワークに接続された他の装置に対してHTML形式の電子メールの送受信を行うことが可能である。
ネットワーク50に接続されたパソコン51、52は、図示は省略するが、それぞれ各種プログラム等が格納される記憶部、画像が表示されるディスプレイ、入力操作が行われる入力装置、パソコン全体の制御を行う制御部等を有して成る。また、パソコン51、52は、画像読取装置1や他の装置に対して電子メールの送受信を行うことが可能であり、受信したHTML形式の電子メールをディスプレイに表示したり、新たに電子メールを作成したりできる。また、パソコン51、52は、その記憶部に格納された所定のプログラムを利用して、ネットワーク50を介して、画像読取装置1や他の装置への指示命令並びに記憶部のフォルダ内の閲覧等を行うことができる。
また、ネットワーク50には、画像読取装置1やパソコン51、52等の他の装置から受信したデータに従って、用紙へのカラーあるいはモノクロ印刷を行う第1プリンタ53と、用紙へのモノクロ印刷のみを行う第2プリンタ54と、が接続されている。
次に、画像読取装置1の要部構成について以下に説明する。図1に示すように、装置全体の動作を制御する中央演算処理装置10(以下、CPU[Central Processing Unit]10と呼ぶ)と、原稿を自動搬送する原稿搬送部11と、原稿の画像を光学的に読み取りカラーの画像データを生成する原稿読取部12と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部13と、画像データから、該画像データよりも出力画像として表示させた場合の表示サイズおよび容量が小さい縮小画像データの生成、画像データを電子メールに添付可能なファイルへの変換および画像データの各種画像処理が施される画像処理部14と、原稿読取部12により生成された画像データが格納される画像データ記憶用メモリ、画像データの出力先装置情報に応じて画像処理部14による画像処理内容が定められたテーブルを格納するテーブル記憶用メモリ、各種制御プログラム等が格納されたROM[Read Only Memory]およびワーク領域として用いられるRAM[Random Access Memory]等から成るメモリ部15と、外部のネットワーク50との接続を行うための外部インタフェース16と、電子メールの送受信を行う電子メール送受信部21と、受信した電子メールから発信元のほか、画像データの格納先情報およびその管理命令等を認識する電子メール解析部20と、電子メールの送受信先のアドレスを管理する電子メールアドレス管理部19と、画像データの格納先情報やその管理命令となるその縮小画像等を含んだ通知用電子メールを作成する電子メール作成部18と、電子メール解析部20により認識された画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、後ほど説明する各種画像データの管理を行う画像データ管理部17と、を有して成る。
CPU10は、装置全体の動作を制御するほか、後ほど詳細に説明する電子メールの送受信等によって行われる画像データの管理制御に関する全体的な処理を行う。
また、画像データ管理部17は、後述するように、受信した指示用電子メールから電子メール解析部20により認識された画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、画像データの消去処理、指示用電子メールの送信元宛に、画像処理部14に施させた画像データを添付した電子メールを作成し、電子メール送受信部21に送信させる処理、あるいは画像処理部14に施させた画像データを指定されたプリンタに転送し、印刷させる等の画像データの管理に関する処理を行う。
なお、本実施形態の画像読取装置1は、原稿が取り込まれて生成された画像データの格納先情報、その管理命令およびその概要を示す縮小画像が通知用電子メールに含められて送信されるとともに、受信した画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、所定の画像処理が施された画像データが指定先に電子メールで送信あるいはプリンタに転送される制御に特徴を有している。
そこで、図2および図3のフローチャートを参照しながら、本発明の画像読取装置1における該通知用電子メールの送信制御、および受信した画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、所定の画像処理が施された画像データを電子メールで送信する制御あるいはプリンタに転送して印刷させる制御について詳細な説明を以下に行う。
本実施形態の画像読取装置1では、図1から図3に示すように、ステップS2−1で、操作表示部13からの入力により各種設定が行なわれる。ここでは、原稿読み取り条件として、読み取り解像度、読み取りサイズ等の設定が行われる。通知用電子メールの設定として、送信先のアドレス設定、電子メールの題目欄への題目記入、電子メールの本文欄に書き込むコメント、送信のタイミング、電子メールにそのまま画像データを添付するか、あるいは画像データの格納先情報、その管理命令およびその概要を知らせる縮小画像を電子メールに含ませるか等の設定が行われる。また、原稿がカラーで読み取られて生成された画像データに対する設定として、画像データをメモリ部15に保存するときのファイル名およびそのファイルの保存期間等の設定が行われる。なお、以下では、カラーの画像データの格納先情報、その管理命令およびその概要を知らせる縮小画像等を通知用電子メールに含ませる設定がされた場合について説明する。
続いて、ステップS2−2で、原稿が原稿搬送部11に配置され、操作表示部12のスタートボタンが押下されると、原稿が原稿搬送部11から原稿読取部12の所定の位置に搬送され、原稿画像の読み取り並びにカラーの画像データの生成が行われる。
ステップS2−3で、生成された画像データは、更に原稿読取部12で符号化された後、メモリ部15の画像データ記憶用メモリにステップS2−1で設定されたファイル名で記憶される。
ステップS2−4で、画像処理部14により、ステップS2−2で読み取られた原稿の画像データからその概要を示す縮小画像(例えば、GIF形式)が生成される。生成された縮小画像は、一旦、メモリ部15に記憶される。なお、縮小画像は、元の画像データよりも出力画像として表示させた場合の表示サイズおよび容量が小さく生成される。
ステップS2−5で、画像データがメモリ部15に保存されたことをステップS2−1で指定された送信先に通知用電子メールで通知するために、電子メール作成部18により、以下のような通知用電子メールが作成され、操作表示部13に表示される。なお、ここで、操作表示部13からの入力により通知用電子メールの修正が行われもよい。
次に、前述の通知用電子メールについて以下に説明を行う。図4は、通知用電子メールの一例を示す図である。通知用電子メール30は、ヘッダー部31と本文欄32から成る。ヘッダー部31は、ステップS2−1で指定された通知用電子メール30の送信先のアドレスが記入される送信先欄34と、送信元の画像読取装置1のアドレスが記入される送信者欄33と、ステップS2−1で設定された題目が記入される題目記入部36および画像データの格納先情報となる画像データのファイル名が括弧内に記入されるファイル記入部37がスラッシュを挟んで構成された題目欄35と、から成る。本文欄32には、ステップS2−1で設定されたコメント39および縮小画像38が記入され、更に、本文欄32には、以下のように記入される。なお、画像データの格納先情報は、題目欄35に記入されずにヘッダー部31に記憶されていてもよい。
通知用電子メール30の本文欄32には、図4に示すように、画像読取装置1に対して、画像読取装置1のメモリ部15に保存された縮小画像38の元の画像データ(すなわち、ファイル記入部37に記入されたファイル名の画像データ)を削除させる、モノクロあるいはカラー印刷用の画像処理を施させた該画像データを電子メールで送信させる、あるいは選択されたプリンタおよびその印刷色設定(すなわち、モノクロあるいはカラー印刷設定)に応じた画像処理を施させた該画像データをプリンタに転送して印刷させる画像データの管理命令をチェックボックスで選択できるように記入されている。なお、通知用電子メール30の送信先のユーザは、画像読取装置1にこのような命令を行う必要があれば、この通知用電子メール30を利用して、所望の画像データの管理命令のチェックボックスを選択した指示用電子メールを作成して、画像読取装置1宛に返信する。
次に、ステップS2−6で、電子メール送受信部21により、ステップS2−5で作成された通知用電子メール30がステップS2−1で指定された送信先に送信され、この通知用電子メール30の複製が、メモリ部15に送信済み電子メールとして格納される。そして、ネットワーク50に接続された図示していないメールサーバーにおける通知用電子メール30の送信先のメールボックスに格納される。
ここで、通知用電子メール30の送信先のユーザは、例えば、図1に示すように、パソコン51を利用して、メールサーバーにアクセスすることにより電子メールの受信を行う。そして、受信した電子メールの中から、通知用電子メール30が選択され、図3に示すように、通知用電子メール30の出力画像がパソコン51のディスプレイに表示される。よって、該ユーザは、通知用電子メール30に記入された縮小画像38の出力画像によって、メモリ部15に保存された画像データの概要および前述の画像データの管理命令のチェックボックスを確認することができる。
そして、通知用電子メール30を受信したユーザは、前述のように、画像読取装置1に、画像読取装置1のメモリ部15に保存された縮小画像38の元の画像データを削除させる、モノクロあるいはカラー印刷用に画像処理を施させた該画像データを電子メールで送信させる、あるいは選択されたプリンタおよびその印刷色設定(すなわち、モノクロあるいはカラー印刷設定)に応じた画像処理を施させた該画像データをプリンタに転送して印刷させる必要があれば、この通知用電子メール30を利用して、所望の画像データの管理命令のチェックボックスが選択された指示用電子メールを作成して、画像読取装置1宛に送信する。
ここで、前述の通知用電子メール30を利用して作成された指示用電子メールについて以下に説明する。図5は、通知用メール30を利用して作成された指示用電子メールの一例を示す図である。通知用電子メール30を利用して指示用電子メール40を作成する場合には、パソコン31のディスプレイに出力された通知用電子メール30に対して、返信用の電子メールを作成するためのボタンをマウス操作にてクリックすると、自動的に返信用の電子メールが作成される。そして、前述で説明した所望の画像データの管理命令のチェックボックスを選択すると、指示用電子メール40が完成する。作成された指示用電子メール40には、図5に示すように、送信先欄34に送信先の画像読取装置1のアドレスおよび送信者欄33に送信者のアドレスが記入される。また、更に指示用電子メール40には、その題名欄35に、一般的に返信メールであることがわかるように自動的に先頭に所定の文字、例えばReが記入された題名およびファイル名がスラッシュを挟んで記入される。また、その本文欄32には、通知用電子メール30に記入されていた縮小画像38およびコメント39、さらに所望のチェックボックスが選択された画像データの管理命令が記入されている。
次に、ステップS2−7で、ステップS2−1で設定した画像データの保存期間中に、メモリ部15に保存された画像データの管理命令が記入された指示用電子メール40を電子メール送受信部21が受信しなければ(S2−7NO)、ステップS2−9で、画像データ管理部17により保存期限の切れた画像データが削除される。また、ステップS2−1で設定した画像データの保存期間中に、電子メール送受信部21に画像データの管理命令が選択された指示用電子メール40が受信された場合(S2−7YES)には、ステップS2−8に進む。
続いて、ステップS2−8で、電子メール解析部20により受信した指示用電子メール40の解析が開始され、まず送信者のアドレスと画像データの格納先情報となるファイル記入部37のファイル名が認識される。
そして、ステップS2−10で、電子メール解析部20により、更に本文欄32および題目欄35が解析されて、ファイル記入部37に記入されたファイルの画像データ(すなわち、縮小画像38の元の画像データ)を削除する管理命令がチェックボックスで選択されていると認識されると(S2−10NO)、ステップS2−11で、電子メール解析部20から画像データ管理部17に、削除される画像データの格納先情報および該画像データを削除する管理命令が送られる。そして、画像データ管理部17により、これらの情報に従って、該画像データのメモリ部15から削除処理が行なわれる。
また、ステップS2−10で、電子メール解析部20により、画像データの削除命令が選択されていないと認識されると(S2−10NO)、ステップS2−12に進む。
ステップS2−12で、電子メール解析部20により、モノクロあるいはカラー印刷用に画像処理された該画像データを添付して電子メールで送信させる管理命令がチェックボックスで選択されていると認識されると(S2−12NO)、図3のステップS2−13に進む。
図3のステップS2−13で、電子メール解析部20により、更に詳細に、カラー印刷用の画像処理を施した画像データを添付した電子メールを指示用電子メール40の送信元に送信する管理命令であると認識されると(S2−13YES)、ステップS2−14に進む。
ステップS2−14で、画像データ管理部17は、電子メール解析部20から送られた画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、メモリ部15に保存されたファイル記入部37のファイル名の画像データを画像処理部14に、例えば、画像データの容量を小さくするために、解像度および/あるいは諧調度を所定量低下させるカラー印刷用の画像処理を施させた後、電子メールに添付可能なファイルに変換させる。
なお、カラー印刷用の画像処理を施した画像データを添付した電子メールを指示用電子メール40の送信元に送信する旨の画像データの管理命令に、更に画像データを所定のファイル形式、例えば、PDF(Portable Document Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、TIFF(Tagged Image File Format)等に変換させる旨の管理命令が通知用電子メール30および指示用電子メール40に追加されていてもよい。これにより、パソコン51、52側で任意のファイル形式でカラーの画像データのファイルを得ることができる。
また、更に、そのファイル形式に応じた画像処理が施される旨の画像データの管理命令が、通知用電子メール30および指示用電子メール40に追加されていてもよく、これらの管理命令が追加された場合について以下に説明する。
例えば、画像データをPDF形式のファイルに変換させ、そのファイル形式に応じた画像処理が施される旨の画像データの管理命令が、追加して選択されている場合について以下に説明する。まず、画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、ファイル記入部37に記入されたファイル名のカラーの画像データにカラー印刷用の画像処理が施された後、PDF形式のファイルに変換される。続いて、PDF形式に変換された原稿の画像データは、通常、文字と写真が混在していても文字部分が多いため、文字中心の画像データであると考え、文字が文字周辺の画像とかぶらないように文字を強調する必要があり、そのため、例えば、文字周辺の地肌が除去される地肌モードの画像処理がPDF形式の画像データに以下のように施される。図6は、PDF形式の画像データに施される地肌モードの画像処理を説明するための図である。図6は、256階調での画像データが保存されている場合を例に挙げたものであり、横軸および縦軸は、それぞれ画像処理前の画像データの濃度および画像処理後の画像データの濃度を示す。図6の直線の濃度変換曲線62は、画像処理がPDF形式の画像データに施されていない場合の濃度変換曲線である。そして、PDF形式の画像データに地肌モードの画像処理が施される場合には、図6の濃度変換曲線61に従って画像処理が色成分(すなわち、赤、緑、青)ごとに施され、特に、画像変換前の低濃度から中濃度側の画像データが、低濃度側に変換される画像処理が施されることにより、文字が強調されたPDF形式のカラーの画像データファイルを得ることができる。また、PDF形式のファイルは、そのまま電子メールに添付することが可能である。なお、地肌モードの画像処理の代わりに、文字と写真領域を分離する領域分離処理が行われた後に、文字と写真領域のそれぞれを強調する画像処理が施されてもよい。
また、例えば、画像データをJPEGあるいはTIFF形式のファイルに変換させ、そのファイル形式に応じた画像処理が施される旨の画像データの管理命令が、追加して選択されている場合について以下に説明する。まず、画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、ファイル記入部37に記入されたファイル名のカラーの画像データにカラー印刷用の画像処理が施された後、JPEGあるいはTIFF形式のファイルに変換される。続いて、JPEGあるいはTIFF形式に変換された原稿の画像データは、通常、文字と写真が混在していても、写真領域が多いため写真中心の画像データであると考え、画像データに諧調差をつける等の写真領域を最適な画像にする画像処理が色成分(すなわち、赤、緑、青)ごとに施されることにより、写真領域が最適化されたJPEGあるいはTIFF形式のカラーの画像データファイルを得ることができる。また、JPEGおよびTIFF形式のファイルは、そのまま電子メールに添付することが可能である。
なお、カラー印刷用の画像処理を施した画像データを添付した電子メールを指示用電子メール40の送信元に送信する旨の画像データの管理命令に、更に画像データを所定のファイル形式に変換させる旨の管理命令が通知用電子メール30および指示用電子メール40に選択されているのみで、画像データを所定のファイル形式に変換させ、そのファイル形式に応じた画像処理が施される構成でもよい。また、画像データが所定のファイル形式のファイルに変換された後に、そのファイル形式に応じた画像処理が施されない旨の画像データの管理命令が、通知用電子メール30および指示用電子メール40で選択できるようになっていてもよい。
また、ステップS2−13で、電子メール解析部20により、モノクロ印刷用の画像処理を施した画像データを添付した電子メールを指示用電子メール40の送信元に送信する管理命令であると認識されると(S2−13NO)、ステップS2−15に進む。
ステップS2−15で、画像データ管理部17は、電子メール解析部20から送られた画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、メモリ部15に保存されたファイル記入部37に記入されたファイル名の画像データを画像処理部14に、例えば、画像データの容量を小さくするために、カラーの画像データを2値化処理等のモノクロ印刷用の画像処理を施させた後、電子メールに添付可能なファイルに変換させる。
なお、モノクロ印刷用の画像処理を施した画像データを添付した電子メールを指示用電子メール40の送信元に送信する旨の画像データの管理命令に対して、更に画像データを所定のファイル形式、例えば、PDF、JPEG、TIFF等に変換させる旨の管理命令が通知用電子メール30および指示用電子メール40に追加されていてもよい。これにより、パソコン51、52側で、任意のファイル形式でモノクロの画像データのファイルを得ることができる。
また、更に、そのファイル形式に応じた画像処理が施される旨の画像データの管理命令が、通知用電子メール30および指示用電子メール40に追加されていてもよく、これらの管理命令が追加された場合について以下に説明する。
例えば、画像データをPDF形式のファイルに変換させ、そのファイル形式に応じた画像処理が施される旨の画像データの管理命令が、追加して選択されている場合について以下に説明する。画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、まず、カラーの画像データは、2値化処理が施され、モノクロの画像データに変換された後、PDF形式のファイルに変換される。続いて、PDF形式に変換された原稿の画像データは、通常、文字部分の領域が多いため、文字と写真が混在していても、文字中心の画像データであると考え、文字が優先的に強調されるように、文字周辺の地肌が除去される地肌モードの画像処理が施される。例えば、図6の濃度変換曲線61に従って、画像処理がモノクロの画像データに施され、特に、画像変換前の低濃度から中濃度側の画像データが、低濃度側に変換される画像処理が施される。よって、文字が強調されたPDF形式のモノクロの画像データを得ることができる。なお、地肌モードの画像処理の代わりに、文字と写真領域を分離する領域分離処理が行われた後に、文字と写真領域のそれぞれを強調される画像処理が施されてもよい。
また、例えば、画像データをJPEGあるいはTIFF形式のファイルに変換させ、そのファイル形式に応じた画像処理が施される旨の画像データの管理命令が、追加して選択されている場合について以下に説明する。画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、まず、カラーの画像データは、2値化処理が施され、モノクロの画像データに変換された後、JPEGあるいはTIFF形式のファイルに変換される。続いて、JPEGあるいはTIFF形式に変換された原稿の画像データは、通常、文字と写真が混在していても、写真領域が多いため写真中心の画像データであると考え、画像データに諧調差をつける等の写真領域を最適な画像にする画像処理がJPEGあるいはTIFF形式のモノクロの画像データファイルに施され、写真領域が最適化されたJPEGあるいはTIFF形式のモノクロの画像データファイルを得ることができる。
なお、モノクロ印刷用の画像処理を施した画像データを添付した電子メールを指示用電子メール40の送信元に送信する旨の画像データの管理命令に、更に画像データを所定のファイル形式に変換させる旨の管理命令が通知用電子メール30および指示用電子メール40に選択されているのみで、画像データを所定のファイル形式に変換させ、そのファイル形式に応じた画像処理が施される構成でもよい。また、画像データを所定のファイル形式に変換させた後に、そのファイル形式に応じた画像処理が施されない旨の画像データの管理命令が、通知用電子メール30および指示用電子メール40で選択できるようになっていてもよい。
ステップS2−16で、画像データ管理部17により、ステップS2−14あるいはステップS2−15で画像処理され、添付可能なファイルに変換された画像データを添付した電子メールが指示用電子メール40の送信元宛に作成される。なお、該電子メールの題目欄には、所定の題目、例えば、カラーあるいはモノクロ印刷用の画像データ送信等の旨が記入されている。
ステップS2−17で、画像データ管理部17の制御により、S2−16で作成された電子メールが、電子メール送受信部21から指示用電子メール40の送信元に送信される。
従って、上記で説明したのように、電子メールに添付して送信される画像データは、ステップS2−14あるいはステップS2−15で、画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、元の画像データよりも容量が小さくなるように、カラーあるいはモノクロ印刷用に画像処理がされ、更に、所定のファイル変換およびそのファイル形式に応じた画像処理が施される構成であるため、電子メールの送信にかかる時間を短縮することおよび受信側で該画像データを画像出力させた際に所望の画像で出力することが可能となるとともに、受信した画像データに画像処理を追加することなく、カラーあるいはモノクロで印刷することが可能となる。
なお、画像処理部14は、前述のように、画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、画像データを所定のファイル形式に変換し、その変換に際して、そのファイル形式に応じた所定の画像処理を施すファイル変換部を備えている。
また、ステップS2−12で、電子メール解析部20により、選択されたプリンタおよびその印刷色設定(すなわち、モノクロあるいはカラー印刷設定)に応じた画像処理が施された画像データをプリンタに転送して印刷させる管理命令のチェックボックスが選択されていると認識されると(S2−12YES)、ステップS2−18に進む。
ステップS2−18で、さらに詳細に、選択されたプリンタに応じたカラー印刷用の画像処理を施した画像データをプリンタに転送して印刷させる管理命令のチェックボックスが選択されている場合(S2−18YES)には、ステップS2−19に進む。
ステップS2−19で、画像データ管理部17は、電子メール解析部20から送られた画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、メモリ部15に保存されたファイル記入部37に記入されたファイル名の画像データを画像処理部14に、選択されたプリンタに応じた、例えば、画像データの容量を小さくするために、解像度および/あるいは諧調度を所定量低下させるカラー印刷用の画像処理を施させる。
そして、ステップS2−20で、画像データ管理部17により、ステップS2−19で画像処理が施された画像データが、印刷命令とともに選択されたプリンタに転送される。そして、例えば、選択されたプリンタが第1プリンタであれば、第1プリンタにより受信した画像処理済みの画像データに基づいてカラー印刷が行われる。
ステップS2−18で、さらに詳細に、選択されたプリンタに応じたモノクロ印刷用の画像処理を施した画像データをプリンタに転送して印刷させる管理命令のチェックボックスが選択されている場合(S2−18NO)には、ステップS2−21に進む。
ステップS2−21で、画像データ管理部17は、電子メール解析部20から送られた画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、メモリ部15に保存されたファイル記入部37に記入されたファイル名の画像データを画像処理部14に、選択されたプリンタに応じた、例えば、画像データの容量を小さくするために、カラーの元の画像データに2値化処理等のモノクロ印刷用の画像処理を施させる。
そして、ステップS2−22で、画像データ管理部17により、ステップS2−21で画像処理が施された画像データが、印刷命令とともに選択されたプリンタに転送される。そして、例えば、選択されたプリンタが第1プリンタであれば、第1プリンタ53により受信した画像処理済みの画像データが、モノクロで印刷され、本フローが完了する。
なお、上記で説明した本実施形態の画像読取装置1の動作は、画像読取装置1に画像データのカラーおよび/またはモノクロ印刷機能が備えらた画像形成装置により実施されてもよい。
また、上記で説明したように、本実施形態では、原稿から読み取られて生成された画像データは、画像読取装置1のメモリ部15に格納され、受信した指示用電子メール40の画像データの管理命令に従って、画像データ管理部17により、画像データを削除させる、画像データをモノクロあるいはカラー印刷用に画像処理して電子メールで送信させる、あるいは画像データを選択されたプリンタの出力設定に応じてモノクロあるいはカラー印刷用に画像処理を施して出力先に転送して印刷させるといった画像データの管理が行われる構成であったが、原稿から読み取られて生成された画像データの保存先は、外部インタフェース部16によって制御される図示していない外部記憶装置等であってもよく、外部インタフェース部16を介して画像データ管理部17により、外部記憶装置等に格納された画像データに対して、前述したように画像データの管理が行われる構成であってもよい。
従って、上記で説明したのように、本発明の画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置であれば、受信した指示用電子メール40の画像データの格納先情報およびその管理命令に従って、元の画像データよりも容量が小さく成るように、画像データの印刷目的に合わせてカラーあるいはモノクロ印刷用に画像処理されるため、画像データの送信先への送信時間を短縮することが可能となる。
なお、上記では、本実施形態の画像読取装置1は、画像読取装置1に画像データを削除させる、画像データをモノクロあるいはカラー印刷用に画像処理して電子メールで送信させる、あるいは画像データを選択されたプリンタの出力設定に応じてモノクロあるいはカラー印刷用に画像処理を施して出力先に転送して印刷させる画像データの管理命令をチェックボックスで選択できるように記述された通知用電子メール30が送信され、該通知用電子メール30が利用されて所望の管理命令のチェックボックスが選択された指示用電子メール40を受信した際に、選択された画像データの管理命令が実施される構成であったが、原稿の読み取り時等にメモリ部15の画像データの保存先が他の装置から閲覧指示可能と成るように共有設定された際には、前述の電子メールを利用した場合と同様に画像読取装置1は、画像処理部14に画像データの画像処理を施させ、出力先プリンタに印刷させることが可能であり、以下にこの画像読取装置1の動作について説明する。
図7は、画像データが保存された画像データフォルダの一例を示す図である。本実施形態の画像読取装置1が、図1に示すように、外部インタフェース部16によりネットワーク50に接続されているため、原稿の読み取り時等に、画像データの保存先と成るメモリ部15内の画像データフォルダが閲覧指示可能と成るように共有設定されると、ネットワーク50に接続された外部装置、例えば、パソコン51から閲覧ソフトフェアを利用して、図7に示すように、画像データファルダ70内をそのディスプレイに表示して閲覧することが可能である。
また、パソコン51では、予め閲覧ソフトフェアを利用して、図7に示すように、画像読取装置1から画像データを転送して出力可能なプリンタおよびそのプリンタで出力可能な印刷色(すなわち、モノクロあるいはカラー)が設定されている。
そして、図7に示すように、パソコン51から画像データフォルダ70内の第1画像データ71が選択されると、各種処理命令用テーブル72が表示される。各種処理命令用テーブル72の印刷命令73が選択されると、画像読取装置1から後述の画像処理が施された画像データが出力可能なプリンタおよびそのプリンタに対応した印刷色設定が記入された出力先装置テーブル74が表示される。
続いて、出力先装置テーブル74内の第1プリンタ53でモノクロ印刷を実施させる旨の項目75が選択されると、パソコン51から画像読取装置1に、第1画像データの格納先情報および第1プリンタ53でモノクロ印刷を実施する旨の出力先装置情報から成る出力先設定命令がネットワーク50を利用して送信される。
そして、画像読取装置1では、受信した該出力先設定命令が設定命令解析部(不図示)に送られ、第1画像データの格納先情報および第1画像データの第1プリンタ53でモノクロ印刷を実施させる旨の出力先装置情報が認識され、その内容が画像データ管理部17に送られる。
続いて、画像データ管理部17により、第1画像データの格納先情報およびその出力先装置情報に従って、まず、メモリ部15に格納されている出力先装置情報に応じて画像処理部14による画像処理内容が定められたテーブルと第1画像データの第1プリンタ53でモノクロ印刷を実施させる旨の出力先装置情報が比較される。そして、その比較結果に基づいて画像処理部14に第1プリンタ53に対応した画像処理、例えば、容量を小さくするために2値化処理等のモノクロ印刷用の画像処理が施された第1画像データが第1プリンタ53に印刷指示命令とともに転送される。そして、第1プリンタ53により用紙に第1画像データの画像がモノクロで印刷される。なお、第1画像データの第1プリンタ53でカラー印刷を実施させる旨が選択された場合には、同様に、画像処理部14に第1プリンタ53に対応した画像処理、例えば、容量を小さくするために解像度あるいは/または諧調度を所定量低下させる等のカラー印刷用の画像処理が施された第1画像データが第1プリンタ53に印刷指示命令とともに転送され、印刷される。
なお、上記で説明した本実施形態の画像読取装置1の動作は、画像読取装置1に画像データのカラーおよび/またはモノクロ印刷機能が備えらた画像形成装置により実施されてもよい。
従って、上記で説明したのように、本発明の画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置であれば、画像データの印刷を装置に指示するパソコン等に、一旦画像データが取り込まれて処理されることなく、画像データの格納先情報およびその出力先装置情報に従って、元の画像データよりも容量が小さく成るように、画像データの印刷目的に合わせてカラーあるいはモノクロ印刷用に画像処理された画像データが出力先のプリンタに転送され、印刷される構成であるため、画像データの転送時間を短縮することが可能となる。
本発明は、スキャナ、複写機およびファクシミリなどの画像読取装置や画像形成装置全般に広く適用が可能であり、原稿が読み取られて生成された画像データの送信時間の短縮に有用な技術である。
は、本発明に係る画像読取装置の構成の一例を示すブロック図である。 は、本発明に係る画像読取装置による画像データの管理制御の一例を示すフローチャート図である。 は、図2に示されたフローチャートの続きを示すフローチャート図である。 は、通知用電子メールの一例を示す図である。 は、通知用電子メール30を利用して作成された指示用電子メールの一例を示す図である。 は、PDF形式の画像データに施される地肌モードの画像処理を説明するための図である。 は、画像データが保存された画像データフォルダの一例を示す図である。
符号の説明
1 画像読取装置
10 中央演算処理装置(CPU)
11 原稿搬送部
12 原稿読取部
13 操作表示部
14 画像処理部
15 メモリ部
16 外部インタフェース部
17 画像データ管理部
18 電子メール作成部
19 電子メールアドレス管理部
20 電子メール解析部
21 電子メール送受信部
30 通知用電子メール
31 ヘッダー部
32 本文欄
33 送信者欄
34 送信先欄
35 題名欄
36 題名記入部
37 ファイル記入部
38 縮小画像
39 コメント
40 指示用電子メール
61、62 濃度変換曲線
70 画像データフォルダ
71 第1画像データ
72 各種処理命令用テーブル
73 印刷命令
74 出力先装置テーブル

Claims (4)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成する原稿読取部と、前記画像データを格納する画像データ記憶部及び/または前記画像データを格納する外部記憶装置との接続を確立するための外部インタフェース部と、指示用電子メールを受信する電子メール受信部と、受信した指示用電子メールから、前記画像データの格納先情報及びその管理命令を認識する電子メール解析部と、前記格納先情報及び前記管理命令に従って、前記画像データを所定のファイル形式に変換するファイル形式変換部と、を有して成り、前記ファイル形式変換部は、その変換に際して、そのファイル形式に応じた所定の画像処理を施すことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像データの格納先情報及び前記管理命令を含む通知用電子メールを送信する電子メール送信部を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記所定の画像処理が施された前記画像データを、電子メールに添付して送信する手段、印刷する手段、外部画像形成装置に送信する手段の少なくともいずれか1つを有して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1から請求項3に記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
JP2004243331A 2004-08-24 2004-08-24 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置 Pending JP2006060740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004243331A JP2006060740A (ja) 2004-08-24 2004-08-24 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004243331A JP2006060740A (ja) 2004-08-24 2004-08-24 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006060740A true JP2006060740A (ja) 2006-03-02

Family

ID=36107816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004243331A Pending JP2006060740A (ja) 2004-08-24 2004-08-24 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006060740A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177838A (ja) * 2009-05-01 2009-08-06 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009201134A (ja) * 2009-04-24 2009-09-03 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8085414B2 (en) 2007-01-30 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device configured to execute scan-to-memory and direct print functions when connected to an external device
JP2012029075A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム
JP2013012842A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置、画像読取システム
JP2013172424A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法とプログラム
WO2019044655A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、及び画像読取方法
JP2019129431A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 キヤノン株式会社 画像処理装置、制御方法およびプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085414B2 (en) 2007-01-30 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device configured to execute scan-to-memory and direct print functions when connected to an external device
JP2009201134A (ja) * 2009-04-24 2009-09-03 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009177838A (ja) * 2009-05-01 2009-08-06 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012029075A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム
JP2013012842A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置、画像読取システム
US8976429B2 (en) 2011-06-28 2015-03-10 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading device, image reading system, and method for scanning in logged-out state
JP2013172424A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法とプログラム
WO2019044655A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、及び画像読取方法
JPWO2019044655A1 (ja) * 2017-08-31 2019-11-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、及び画像読取方法
JP2019129431A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 キヤノン株式会社 画像処理装置、制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7397575B2 (en) Communication apparatus and method having electronic mail communication function, and program
JP3307855B2 (ja) ファクシミリ型電子メール装置、情報端末機器、およびファクシミリ型電子メール装置の電子メールデータ転送方法
US20020156923A1 (en) Server device and network system
US9241088B2 (en) Image forming apparatus, image forming system, image forming system control method, and program
JP2006259916A (ja) 電子メール通信装置及び電子メール通信方法並びにプログラム
US8756285B2 (en) Image processing apparatus that sends apparatus-specific information email to another image processing apparatus
JP3551930B2 (ja) 画像処理装置、情報通信方法、プログラム及び情報通信システム
JP2006060740A (ja) 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
CN104349003A (zh) 传真装置
JP2004199686A (ja) 電子メールファクシミリ装置,電子メールファクシミリ装置のメール受信部,電子メールファクシミリ装置のメール送信部,および,電子メールファクシミリの後処理方法
JP2003319128A (ja) データ送信システム、データ送信プログラムおよび記録媒体
JP2004312111A (ja) 情報通信装置
JP2005528053A (ja) 画像データを生成および転送するためのシステムおよび方法
JP4503623B2 (ja) 通信システム、通信方法、プログラムおよびその記録媒体
JP4420601B2 (ja) データ通信システム及び通信装置
JP2009033262A (ja) 画像通信処理装置及びメール分割送信方法
JP2005222376A (ja) データ送信システム、データ送信方法、およびプログラム
JP2006060738A (ja) 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
JPH1169071A (ja) 電子メール機能付通信端末装置
KR100533096B1 (ko) 전자메일 관리가 가능한 화상형성장치 및 그의 전자메일관리방법
JP5574823B2 (ja) 通信装置及び通信装置の制御方法
KR101934150B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 장치의 제어 방법 및 기억 매체
JP2023015663A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP5312634B2 (ja) 電子メール通信装置及び電子メール通信方法並びにプログラム
JP2002354040A (ja) 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体