JP2002354040A - 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体 - Google Patents

電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体

Info

Publication number
JP2002354040A
JP2002354040A JP2001155540A JP2001155540A JP2002354040A JP 2002354040 A JP2002354040 A JP 2002354040A JP 2001155540 A JP2001155540 A JP 2001155540A JP 2001155540 A JP2001155540 A JP 2001155540A JP 2002354040 A JP2002354040 A JP 2002354040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
file
mail
data file
receiving terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001155540A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ueda
隆司 上田
Haruna Sasakuma
晴奈 笹隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2001155540A priority Critical patent/JP2002354040A/ja
Publication of JP2002354040A publication Critical patent/JP2002354040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール送信者の面倒な操作を必要とする
ことなく、添付ファイルが受信端末において正常に参照
できるような技術を提供することを課題とする。 【解決手段】 電子メール送信装置は、スキャナ部13
で入力され変換処理が施される前の未加工画像データ5
6を記憶部23に格納する。未加工画像データ56は、
画像変換部84によって変換データ52に変換され、電
子メールに添付されて受信端末に送信される。このとき
履歴記録部86は送信した添付ファイルのファイル形式
を履歴テーブル53に記録する。受信端末からエラー通
知の返信メールが返されると、画像変換部84は履歴テ
ーブル53を参照し、前回とは異なるファイル形式で変
換データ52を生成する。このとき、優先リスト54に
従ってファイル形式が選択される。あらたに生成された
変換データ52は電子メール添付されて再送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールの送信
装置に関する。
【0002】
【技術背景】インターネット、LANなどのネットワー
クを経由して電子メールを送信する際に、電子メールに
データファイルを添付することが可能である。
【0003】たとえば、電子メールに画像ファイルを添
付して送信した場合、受信側の端末(パソコン等)にお
いて、この画像ファイルを参照することが可能である。
これにより、電子メール本文の文字情報とは別に、マル
チメディアデータなどを交換することが可能となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像ファイル
を添付して送信した場合、受信側の端末において、この
画像ファイルの内容が参照できない場合がある。画像フ
ァイルには様々なファイル形式が存在しており、画像を
参照するためには、そのファイル形式に対応したアプリ
ケーションソフトが受信側の端末にインストールされて
いることが必要となるからである。
【0005】あらゆるファイル形式に対応したアプリケ
ーションソフトが受信側の端末にインストールされてい
ることを望むことは現実的ではなく、また、電子メール
の送信に先立って電子メールを交換する両者が、いちい
ち、添付するデータファイルのファイル形式について確
認をとるというのも非常に面倒である。
【0006】したがって、従来、受信側の端末で画像を
参照することができなかった場合には、何らかの方法
で、画像が参照できない旨を送信者に伝え、送信者がフ
ァイル形式を変更したうえで、再度、画像ファイルを添
付ファイルとして送信するようにしていた。
【0007】このような面倒な作業を一部解決するため
の技術が、特開2000−174973において提案さ
れている。この提案は、受信側の端末が、受信したデー
タファイルの参照の可否を判定し、自動的にその結果を
返信メールとして送信するというものである。
【0008】しかし、このような対策をとった場合で
も、送信側の端末では、画像のファイル形式を変換し、
再度、データファイルを添付して電子メールを送信する
といった操作を利用者自身が行う必要があるため、やは
り、煩雑な作業となっている。
【0009】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、送信
側端末の利用者が面倒な作業を行うことなく、受信端末
との間で効率よくデータファイルの交換を行う技術を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、ネットワークを介して電子メー
ルを送信する装置であって、電子メールにデータファイ
ルを添付して送信する送信手段と、送信した前記データ
ファイルの復元用データを格納する記憶手段と、送信し
た前記データファイルが受信端末において正常に参照さ
れたか否かを判定する判定手段と、前記データファイル
が受信端末において正常に参照されなかったと前記判定
手段が判定した場合、前記復元用データを前記データフ
ァイルとは異なるファイル形式に変換する変換手段とを
備え、前記送信手段は、前記変換手段によって生成され
た新たなデータファイルを電子メールに添付して前記受
信端末に送信することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の電子
メール送信装置において、さらに、前記受信端末に対し
て送信したデータファイルのファイル形式を記録する履
歴記録手段を備え、前記変換手段は、前記復元用データ
を、前記履歴記録手段によって記録されたファイル形式
とは異なるファイル形式に変換することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の電子メール送信装置において、送信した前記
データファイルが前記受信端末において正常に参照され
るまで、前記変換手段は、送信するデータファイルのフ
ァイル形式を変換することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の電子メール送信装置において、さ
らに、前記変換手段が変換処理をする際、いずれのファ
イル形式を優先して選択するかを規定した優先リストを
備えることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の電子メール送信装置において、前
記判定手段は、前記データファイルの送信後、所定の時
間内に前記受信端末から返信の電子メールを受取った場
合に、前記データファイルが正常に参照されなかったと
判定することを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の電子メール送信装置において、前
記判定手段は、前記受信端末から返信された電子メール
の内容から前記データファイルが前記受信端末において
正常に参照されたか否かを判定することを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6のいずれかに記載の電子メール送信装置において、前
記復元用データは未加工の画像データであり、前記デー
タファイルは前記未加工の画像データに所定の変換処理
が施されることにより生成されることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項7に記載の電子
メール送信装置において、さらに、画像読取部を備え、
前記未加工の画像データは、前記画像読取部から入力さ
れたデータであることを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、ネットワークを介した
電子メールの送信を制御する方法であって、電子メール
にデータファイルを添付して送信する工程と、送信した
前記データファイルの復元用データを格納する工程と、
送信した前記データファイルが受信端末において正常に
参照されたか否かを判定する工程と、前記データファイ
ルが受信端末において正常に参照されなかったと前記判
定手段が判定した場合、前記復元用データを前記データ
ファイルとは異なるファイル形式に変換する工程と、前
記変換手段によって生成された新たなデータファイルを
電子メールに添付して前記受信端末に送信する工程とを
含むことを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、ネットワークを介し
た電子メールの送信を制御するプログラムであって、コ
ンピュータを、電子メールにデータファイルを添付して
送信する送信手段、送信した前記データファイルの復元
用データを格納する記憶手段、送信した前記データファ
イルが受信端末において正常に参照されたか否かを判定
する判定手段、前記データファイルが受信端末において
正常に参照されなかったと前記判定手段が判定した場
合、前記復元用データを前記データファイルとは異なる
ファイル形式に変換する変換手段、および、前記変換手
段によって生成された新たなデータファイルを電子メー
ルに添付して前記受信端末に送信する手段、として機能
させる。
【0020】請求項11の発明は、請求項10に記載の
プログラムにおいて、さらに、前記コンピュータを、前
記受信端末に対して送信したデータファイルのファイル
形式を記録する履歴記録手段として機能させ、前記変換
手段は、前記復元用データを、前記履歴記録手段によっ
て記録されたファイル形式とは異なるファイル形式に変
換することを特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項10または請
求項11に記載のプログラムにおいて、送信した前記デ
ータファイルが前記受信端末において正常に参照される
まで、前記変換手段は、送信するデータファイルのファ
イル形式を変換することを特徴とする。
【0022】請求項13の発明は、請求項10ないし請
求項12のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記
変換手段は、いずれのファイル形式を優先して選択する
かを規定した優先リストに従って変換処理を行うことを
特徴とする。
【0023】請求項14の発明は、請求項10ないし請
求項13のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記
判定手段は、前記データファイルの送信後、所定の時間
内に前記受信端末から返信の電子メールを受取った場合
に、前記データファイルが正常に参照されなかったと判
定することを特徴とする。
【0024】請求項15の発明は、請求項10ないし請
求項13のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記
判定手段は、前記受信端末から返信された電子メールの
内容から前記データファイルが前記受信端末において正
常に参照されたか否かを判定することを特徴とする。
【0025】請求項16の発明は、請求項10ないし請
求項15のいずれかに記載のプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0027】{1.MFPの概略構成}図1は、本実施
の形態におけるメール送信装置としてのマルチ・ファン
クション・ペリフェラル(以下、「MFP」と略す
る。)1を示す外観図である。MFP1は、スキャナ、
複写機、プリンタ、ファックス等の機能を有する複合機
であり、ネットワークを介したデータの送受信が可能で
ある。
【0028】MFP1は、図1に示すように、MFP1
に対する各種操作指示、文字・数字等のデータの入力を
受け付ける操作部11を備えている。操作部11は、複
数の操作キー11aを備えている。
【0029】また、MFP1は、操作メニューや取得し
た画像に関する情報等の表示を行うディスプレイ12を
備えている。ディスプレイ12は、タッチパネル式のデ
ィスプレイであり、操作メニュー等を表示するととも
に、表示した操作ボタンの画像に対する接触操作を検知
することにより、MFP1に対する指示操作を受け付け
るようにしている。
【0030】また、MFP1は、原稿を光電的に読み取
って画像データを得るスキャナ部13、および画像デー
タに基づいて記録シート上に画像を印刷するプリンタ部
14を備える。
【0031】また、MFP1は、本体上面に原稿をスキ
ャナ部13に送るフィーダ部17、下部にはプリンタ部
14に記録シートを供給する給紙部18、中央部にはプ
リンタ部14によって画像を印刷された記録シートが排
出されるトレイ19、内部にはネットワークを介して外
部機器と画像データ等の送受信を行う通信部16、およ
び各種データを記憶する記憶部23を備えている。
【0032】スキャナ部13は、写真、文字、絵などの
画像情報を原稿から光電的に読み取って画像データを取
得する。取得された画像データ(濃度データ)は、画像
処理部26(図2等参照)においてデジタルデータに変
換され、周知の各種画像処理を施された後、プリンタ部
14や通信部16に送られ、画像の印刷やデータの送信
に供される。また、後述するが、本実施の形態において
は、デジタルデータは画像処理が施される前のRAWデ
ータとして記憶部23に保存され、電子メールに添付す
る添付ファイル用のデータとして利用される。
【0033】プリンタ部14は、スキャナ部13により
取得された画像データ、通信部16により外部機器から
受信した画像データなどに基づいて記録シート上に画像
を印刷する。
【0034】通信部16は、公衆電話回線を介してファ
クシミリデータの送受信を行う他、LAN、インターネ
ット等のネットワークを介して、該ネットワークに接続
された外部機器との間で電子メール等を用いてデータの
送受信を行う。これにより、MFP1は、通常のファク
シミリ通信を行うファクシミリ装置としての機能のみな
らず、電子メールの送受信端末としての機能も有する。
したがって、電子メールの添付ファイルとして、各種画
像データを送受信することもできる。なお、MFP1が
行うネットワーク通信は有線でもよく無線でもよいが、
図示例では有線による通信方式が採用されている。
【0035】{2.データの保存形式}次に、電子メー
ルに添付される画像データの保存形式について説明する
とともに、各処理過程における画像データの名称につい
て必要な定義を行う。図2は、MFP1における画像デ
ータの流れを示す図である。
【0036】スキャナ部13において原稿(写真、文
書、図など)が読み込まれると、スキャナ部13から出
力された濃度データ50が画像処理部26に転送され
る。濃度データ50は、画像処理部26においてデジタ
ルデータに変換される。このデジタルデータに圧縮処理
などの非可逆の変換処理を施す前のデータ(RAWデー
タ)を未加工画像データ56とする。
【0037】未加工画像データ56は、記憶部23に保
存される。MFP1では、電子メールに添付して送信す
る画像データをRAWデータとして記憶部23に保存す
るようにしているのである。
【0038】記憶部23に保存された未加工画像データ
56は、メール送信時に読み出され、画像変換部84に
おいて指定されたファイル形式に従った変換処理が行わ
れる。この変換処理が行われた画像データを変換データ
52とする。変換データ52は、JPEG、TIFFな
どの画像ファイル形式や、PDFなどの文書ファイル形
式で生成されており、これらのファイルは電子メールに
添付され、メール送信部81により受信端末に対して送
信されるのである。
【0039】このように、本実施の形態においては、電
子メールに添付する変換データ52自体を記憶部23に
保存するのではなく、その変換データ52を生成するた
めの復元用のデータとして未加工画像データ56を保存
するようにしているのである。
【0040】{3.MFPの内部機能構成}次に、図3
を参照しながら、MFP1の内部機能構成について説明
する。MFP1は、各種演算処理を行うとともに、MF
P1全体の動作を制御するCPU20を備え、各種デー
タを記憶するRAM21、およびプログラム51を記憶
するROM22がCPU20に接続される。また、CP
U20には、操作部11、ディスプレイ12、スキャナ
部13、および記憶部23も接続される。記憶部23
は、履歴テーブル53等を保存するハードディスクから
構成されている。ただし、記憶部23は、フラッシュメ
モリなどの書き換えが可能なROMであってもよい。な
お、RAM21は、不揮発性メモリ(nonvolat
ile RAM)である。
【0041】これにより、CPU20の制御の下にRA
M21、スキャナ部13、記憶部23との間で各種デー
タの受け渡しを可能としており、ディスプレイ12に
は、CPU20の制御により、RAM21、記憶部23
に記憶されている情報の表示が行われる。
【0042】さらに、CPU20には、ネットワークを
介して接続される外部機器との間でデータの送受信を行
うための通信部16も接続される。通信部16はネット
ワーク・インターフェイス(ネットワークI/F)25
を介してネットワークに接続されており、外部機器との
間で各種データの送受信が可能となっている。
【0043】ROM22に記憶されたプログラム51
は、基本的機能としてメールクライアントプログラムと
しての機能を備えており、その他に、本実施の形態に特
有の機能を備えている。
【0044】CPU20がプログラム51に従って、R
AM21や記憶部23などのハードウェア資源を利用し
ながら動作することにより実現される機能を、メール送
信部81、メール受信部82、参照可否判定部83、画
像変換部84、表示制御部85、履歴記録部86として
図示している。
【0045】メール送信部81は、電子メールをメール
サーバに送信する機能のほか、変換データ52を添付フ
ァイルとして電子メールに付加する機能などを含んでい
る。また、メール送信部81は、一度送信した添付ファ
イルが受信端末において参照できなかった場合には、他
のファイル形式に変換された変換データ52を添付ファ
イルとして再送信する機能も備える。
【0046】メール受信部82は、POPを利用して、
設定されたメールサーバに対して電子メールの受信問合
せを行うとともに、受信メールが存在する場合には、受
信処理を実行する。
【0047】参照可否判定部83は、電子メールに付加
して送信した添付ファイルが、受信端末において参照す
ることができたか否かを判定する機能部である。この判
定方法については後述する。
【0048】画像変換部84は、記憶部23に記録され
た未加工画像データ56に対して、圧縮処理等の変換処
理を行い、変換データ52を生成する機能部である。ま
た、画像変換部84は、一度送信した添付ファイルが受
信端末において参照できなかった場合には、未加工画像
データ56を他のファイル形式に変換する機能も備え
る。
【0049】表示制御部85は、ディスプレイ12に対
して操作メニューなどの表示指示を行う。履歴記録部8
6は、記憶部23に格納されている履歴テーブル53へ
の書込み処理を行う。
【0050】{4.履歴テーブルおよび優先順リスト}
記憶部23には、履歴テーブル53と優先順リスト54
が格納されている。
【0051】図4は、履歴テーブル53に記録されたジ
ョブの一例を示す図である。履歴テーブル53は、電子
メールの送信履歴を記録したテーブルであり、各ジョブ
には、メッセージID、送信先メールアドレス、添付フ
ァイルのファイル名、添付ファイルのサイズ、送信時間
が記録されるとともに、添付ファイルとして添付した変
換データ52のファイル形式が記録される。
【0052】また、一度送信した添付ファイルが受信端
末において参照できなかった場合には、前述のごとく、
未加工画像データ56は別のファイル形式に変換されて
再送信されることとなるが、履歴テーブル56には、過
去に送信したファイル形式も履歴として記録される。
【0053】図中、先頭のジョブ(メッセージIDが4
32−J11023のジョブ)については、1回目にフ
ァイル形式をPDFとして送信したが、受信端末で参照
できなかったため、2回目にファイル形式をJPEGと
して再送信した状態を表している。
【0054】図5は、優先順リスト54の内容の一例を
示す図である。優先順リスト54は、未加工画像データ
56を変換する際に、どのファイル形式を優先するかを
規定したリストである。
【0055】ただし、1回目の送信時には、オペレータ
が操作部11、もしくは、タッチパネル(ディスプレイ
12)において入力したファイル形式に従って、画像変
換部84が変換処理を行う。
【0056】図6は、ディスプレイ12の表示例を示
す。ディスプレイ12には、スキャニング画像を電子メ
ールに添付して送信する際のメニュー画面60が表示さ
れている。メニュー画面60には、スキャンボタン6
1、ストップボタン62の画像が表示され、これら画像
に指で触れることで操作指示が行われる。
【0057】また、メニュー画面60には、各種情報を
入力する入力フィールドが表示されている。送信先入力
フィールド63、送信元入力フィールド64には、それ
ぞれ送信先と送信元の電子メールアドレスが入力され
る。また、設定情報入力フィールド65には、原稿サイ
ズ、ファイル形式、解像度、カラーの設定情報が入力さ
れる。
【0058】これら入力フィールドへの入力は、入力フ
ィールドの端部に表示されたプルダウンボタン70を利
用することで可能である。プルダウンボタン70に指で
触れると、メニュー画面60上にプルダウンメニューが
表示され、それぞれの入力フィールドへ入力する情報と
して登録されている情報が一覧表示される。そして、一
覧表示された情報の中から所望の情報に触れることで、
当該情報が入力フィールドに表示されるとともに、当該
情報が設定されるのである。たとえば、送信先入力フィ
ールド63のプルダウンボタン70に触れると、アドレ
ステーブル55に登録されている送信先電子メールアド
レスの一覧が表示されるようになっている。なお、アド
レステーブル55は記憶部23に格納されている。
【0059】同様に、添付ファイルのファイル形式を指
定する際にも、オペレータは、入力フィールド65のう
ち、ファイル形式の入力フィールドの側部に表示された
プルダウンメニュー70を選択する。そして、変換する
ファイル形式の一覧表を表示させ、この中から所望のフ
ァイル形式を選択して指で触れることによりファイル形
式を指定することができるのである。なお、この一覧表
示されるファイル形式は、優先順リスト54を利用すれ
ばよい。
【0060】このようにして、1回目のメール送信時に
は、オペレータ操作によりファイル形式が指定される
が、2回目以降は、優先順リスト54の優先順位に従っ
て変換処理が行われる。つまり、2回目以降の処理にお
いては、オペレータ操作は不要となっている。画像変換
部84は、履歴テーブル53と優先順リスト54を参照
し、過去に送信した添付ファイルのファイル形式以外で
あって、最も優先順位の高いファイル形式を選択して変
換処理を行うのである。
【0061】なお、優先順リスト54の内容は、操作部
11、タッチパネルを用いることにより、自由に変更で
きるようにしておけばよい。
【0062】図中、優先順位の4番目はTEXT形式と
している。画像変換部84は、OCR機能を備えてお
り、未加工画像データ56の画像中に文字が含まれてい
る場合には、これをTEXTデータとして抽出し、変換
データ52を生成することが可能である。たとえば、受
信端末には、画像表示アプリケーションが何もインスト
ールされていない場合などであって、画像が主に文字情
報を多く含んでいる場合などに有効である。
【0063】{5.参照可否の判定方法}前述のごと
く、MFP1は、送信した添付ファイルが受信端末にお
いて参照できなかった場合には、別のファイル形式にて
添付ファイルを再送信する。ここで、送信した添付ファ
イルが受信端末において参照できたか否かを判定する方
法について説明する。
【0064】図7は、一般的な電子メールのヘッダ情報
58を示している。ヘッダ情報58は、送信元メールア
ドレス581、送信先メールアドレス582、送信時間
583、件名(Subject)584、メッセージI
D585の情報を含んでいる。さらに、電子メールが、
ある送信メールに対する返答のメールである場合には、
もとの送信メールのメッセージIDの情報を含んでい
る。このもとの送信メールのメッセージIDを関連メッ
セージID586とする。
【0065】メール受信部82において、電子メールが
受信され、その電子メールがMFP1から送信した電子
メールに対する返信メールであると判明した場合には、
そのヘッダ情報58が参照可否判定部83に受け渡され
る。
【0066】参照可否判定部83は、ヘッダ情報58か
ら関連メッセージID586を取得し、この関連メッセ
ージID586に対応するジョブを履歴テーブル53の
中から検索する。そして、該当するジョブが存在した場
合には添付ファイルが受信端末において正常に参照され
なかったと判定するのである。つまり、履歴テーブル5
3の各ジョブは所定時間が経過すると削除されるように
しており、その所定時間が経過する前に返信メールがあ
った場合には、添付ファイルが参照されなかった旨を通
知する返信メールであると判断するのである。
【0067】この判定方法が、最も簡易的な判定方法で
あるが、判定の精度を上げるためには、もちろん別の方
法を採用してもよい。
【0068】たとえば、返信メールの件名584にエラ
ー通知を示すキーワードが含まれている場合を条件とし
てもよいし、返信メールのメール本文59(図8に電子
メールのフォーマットを図示)を参照し、エラー通知を
示すキーワードが含まれている場合を条件としてもよ
い。また、これらの条件を組み合わせることでより精度
の高い判定をすることが可能である。
【0069】受信端末側に自動返信機能が存在する場合
には、より有効に判定処理を機能させることが可能であ
る。自動返信機能は、受信した電子メールに添付ファイ
ルが存在した場合、その添付ファイルを参照することの
できるアプリケーションが、受信した端末(パソコン
等)内に存在するかを判定し、対応するアプリケーショ
ンが存在しない場合には、自動的にエラー通知の返信メ
ールを送信するのである。
【0070】したがって、受信端末が自動返信機能を備
えている場合には、短期間で返信メールが戻ってくるこ
とになるので、上述した判定方法のうち、所定時間内に
返信のあった場合にエラー通知であると判定する方法も
有効に機能する。
【0071】また、自動返信機能により返信された返信
メールには、件名584、もしくは、メール本文59に
エラー通知を示すメッセージが含まれることになるの
で、上述した判定方法のうち、エラー通知を示すキーワ
ードが含まれている場合を条件とする方法も有効に機能
する。
【0072】{6.処理フロー} <6−1 送信処理>次に、図9ないし図11のフロー
チャートを参照しながら、MFP1における添付ファイ
ルの再送信処理にかかる一連の動作について説明する。
【0073】まず、図9を用いて添付ファイルを付加し
た電子メールの送信処理について説明する。ディスプレ
イ12に図6で示したメニュー画面60が表示された状
態で、MFP1は、操作待ちの状態となっている。ここ
で、オペレータにより、画像の入力条件の設定操作が行
われる。具体的には、各入力フィールド63〜66に、
送信先、送信元メールアドレスや、添付ファイルのファ
イル形式などが入力される。また、添付ファイルのファ
イル名が入力フィールド66に入力される。添付ファイ
ルのファイル名は、操作キー11aを操作することによ
り入力可能であるが、入力操作がされない場合には、自
動的にファイル名が設定される。ファイル名はシーケン
シャル番号や、日時などを付加してファイル名が重複し
ないようにすればよい。
【0074】オペレータにより、画像の入力条件の設定
操作が行われると(ステップS11でYes)、スキャ
ンボタン61の選択操作待ち状態となる(ステップS1
2)。そして、オペレータによりスキャンボタン61が
選択操作されると、スキャナ部13によって原稿の読取
動作が行われ、画像処理部26においてデジタルデータ
に変換される。このデジタルデータが未加工画像データ
(RAWデータ56)として記憶部23に記録される
(ステップS13)。なお、ストップボタン62を選択
することにより、処理を中止することができる。
【0075】続いて、画像変換部84は、入力フィール
ド65において設定された添付ファイルのファイル形式
に従って未加工画像データ56を変換し、変換データ5
2を生成する。変換データ52はRAM21に記憶され
る(ステップS14)。
【0076】次に、履歴記録部86によって、履歴テー
ブルにジョブが記録される(ステップS15)。具体的
には、送信する電子メールに付けられたメッセージI
D、送信先メールアドレス、添付ファイル名、添付ファ
イルのファイル形式が記録される。なお、この時点で
は、オペレータによって設定されたファイル形式が1つ
記録されていることになる。
【0077】履歴テーブルへの記録が行われると、メー
ル送信部81は、変換データ52を添付ファイルとして
電子メールに添付し、メールサーバに対して電子メール
の送信処理を行う(ステップS16)。
【0078】<6−2 受信端末における処理>このよ
うにして、MFP1から添付ファイルを付加した電子メ
ールが送信される。この電子メールを受信した端末にお
いては、オペレータにより添付ファイルの参照の可否が
試される。もしくは、前述した自動返信機能により受信
端末の電子メールソフトが参照の可否を自動判定する。
そして、添付ファイルを参照することができない場合に
は、オペレータ操作により、もしくは、自動返信機能に
よりエラー通知の返信メールが返される。
【0079】ここで、受信端末側の処理の一例として自
動返信機能を備えた電子メールソフトによって行われる
エラー通知の返信処理について図12を参照しながら説
明する。
【0080】パソコン上で動作している電子メールソフ
トは、メールサーバに対して定期的に受信メールの確認
を行っている。この所定の時間が経過すると(ステップ
S51でYes)、POPを利用して受信処理を行う
(ステップS52)。
【0081】次に、電子メールソフトは、受信した電子
メールに添付ファイルが付加されているか否かの判定を
行い(ステップS53)、添付ファイルが存在する場合
には(ステップS53でYes)、当該添付ファイルが
参照可能であるか否かの判定を行う(ステップS5
4)。具体的には、受信端末(パソコン)にインストー
ルされているアプリケーションソフトの中に、受信した
添付ファイルを開くことができるものが存在するかどう
かの判定を行うのである。
【0082】そして、添付ファイルを開くことのできる
アプリケーションソフトが存在しない場合には、自動的
にエラー通知である返信メールを送信するのである(ス
テップS55)。
【0083】このように、電子メールソフトの自動返信
機能によって、もしくは、オペレータの操作によって、
受信端末から添付ファイルが参照できなかったことを示
す返信メールが返される。
【0084】<6−3 判定処理および再送信処理>次
に、図10のフローチャートを参照しながら、MFP1
における電子メールの受信処理と判定処理について説明
する。メール受信部82は、定期的にメールサーバに対
して問合せを行い、電子メールの受信確認を行う。そし
て、電子メールを受信している場合には、電子メールの
受信処理を行う。そして、メール受信部82は、受信し
た電子メールが返信メールであるか否かの判定を行う
(ステップS21)。返信メールであるか否かは、電子
メールのヘッダを参照することによって判定可能であ
る。
【0085】受信した電子メールの中に返信メールが存
在する場合(ステップS21でYes)、参照可否判定
部83が返信メールのヘッダ情報58を参照し、ヘッダ
情報から関連メッセージID586、すなわち、MFP
1から送信した電子メールのメッセージIDを読み込む
(ステップS22)。
【0086】次に、参照可否判定部83は、読み込んだ
情報と履歴テーブル53とを照合し(ステップS2
3)、ステップS22で取得したメッセージIDと同一
のメッセージIDが記録されているジョブの検索を行う
(ステップS24)。
【0087】履歴テーブル53に該当するジョブが存在
する場合(ステップS24でYes)には、再送信処理
を行う(ステップS25)。
【0088】図11は、再送信処理のフローチャートで
ある。
【0089】メール送信部81は、まず、履歴テーブル
53と優先順リスト54とを照合する(ステップS25
1)。そして、ステップS24において検索した該当ジ
ョブに記録されたファイル形式を全て読み込み、優先順
リスト54と比較することによって、未変換のファイル
形式が存在するか否かの判定を行う(ステップS25
2)。
【0090】ここで、未変換のファイル形式が存在する
場合(ステップS252でYes)には、画像変換部8
4は、記憶部23から未加工画像データ56を読み込
み、未変換のファイル形式の中で最も優先順位の高いフ
ァイル形式に変換し、変換データ52を生成する。生成
された変換データ52はRAM21に格納される(ステ
ップS253)。
【0091】たとえば、図4で示した履歴テーブル53
の先頭に記録されたジョブ(メッセージIDが432−
J11023のジョブ)であれば、既に、PDFとJP
EGのファイル形式は変換に使用されていることがわか
る。しかし、優先順リスト54における3番目と4番目
のファイル形式(TIFF形式、TEXT形式)は未だ
変換に使用されていない。そこで、画像変換部84は、
未加工画像データ56を、TIFF形式とTEXT形式
のうち、優先順位の高いTIFF形式に変換し、変換デ
ータ52を生成するのである。
【0092】再送信用の変換データ52を生成すると、
次に、履歴記録部86が履歴テーブル53にジョブを記
録する(ステップS254)。この際、再送信を行う原
因となった元の送信メールのジョブに記録されていたフ
ァイル形式を、再送信にかかる送信履歴のジョブにも記
録する。これにより、再送信した送信メールのジョブに
は、過去に送信した全ての添付ファイルのファイル形式
が記録されることとなる。
【0093】そして、メール送信部81は、あらたに生
成された変換データ52を添付ファイルとして電子メー
ルに添付し、電子メールを再送信するのである(ステッ
プS255)。
【0094】一方、ステップS252において、未変換
のファイル形式が存在していないと判定した場合には、
「変換不可能である」旨のメッセージを含む電子メール
を送信する(ステップS256)。
【0095】再び、図10のフローチャートに戻る。再
送信処理が終了した場合、また、ステップS21で電子
メールを受信しなかった場合、もしくは、ステップS2
4において履歴テーブル53に対応するジョブが存在し
ないと判定された場合には、次に、履歴テーブル53に
記録された各ジョブの送信時間と現在時間を比較する
(ステップS26)。そして、所定の時間が経過したジ
ョブが存在するか否かの判定を行う(ステップS2
7)。所定の時間とは、送信した添付ファイルが受信端
末において正常に参照されたと判断する基準時間であ
る。
【0096】所定時間が経過しているジョブが存在する
場合(ステップS27でYes)には、その送信メール
に添付された添付ファイルが受信端末において正常に参
照されたものと判定し、履歴テーブル53から該当ジョ
ブを削除する。さらに、不要となった対応する未加工画
像データ56を記憶部23から削除する(ステップS2
8)。未加工画像データ56の削除処理が終了すると判
定処理が終了する。
【0097】このように、MFP1は、送信した添付フ
ァイルが受信端末において参照できなかったと判定した
場合に、ファイル形式を変換して添付ファイルの再送信
を行う。そして、再送信した添付ファイルが、再び、受
信端末において参照できなかった場合にも、同様に、判
定処理および再送信処理を行う。このようにして、受信
端末において添付ファイルが参照できるまで、優先順リ
スト54にしたがって、複数回の再送信を行うのであ
る。この間の処理は、全てMFP1が自動的に行うの
で、オペレータ操作が必要となることはない。
【0098】また、MFP1は、変換データ52を添付
ファイルとして送信するが、その変換データ52を保存
しておくのではなく、変換前の未加工画像データ56を
記憶部23に保存するようにしている。したがって、再
送信時、画像変換部84は未加工画像データ56をもと
にして新たな変換データ52を生成するので、複数回に
渡る再送信を行う場合であっても画像の品質を維持する
ことが可能である。
【0099】{7.変形例}上述のごとく、MFP1
は、送信した添付ファイルについて未加工画像データ5
6を保存するようにしているが、未加工画像データ52
は保存せず、変換データ52を記憶部23に保存してお
くようにすることも可能である。つまり、変換データ5
2の復元用のデータとして、変換データ52自体を保存
しておくようにするのである。この場合、画像変換部8
4は、再送信時に記憶部23に保存された変換データ5
2をもとに変換処理を行い、あらたな変換データを生成
する。この場合でも、上述した実施の形態と同様、オペ
レータの操作を必要とすることなく、添付ファイルのフ
ァイル形式を変更しながら再送信する機能を自動化する
ことは可能である。
【0100】また、本実施の形態においては、電子メー
ル送信装置として複写機、FAX等の機能を有する複合
機であるMFP1を例にとって説明したが、電子メール
送信装置は、パソコンおよびパソコン上で動作する電子
メールソフトで実現することも可能である。この場合に
は、未加工画像データは、ネットワークや記録媒体を介
してパソコン内に取り込むようにしてもよいし、パソコ
ンにスキャナ装置を接続して、未加工画像データを取り
込むようにしてもよい。
【0101】また、本実施の形態においては、送信相手
に関係なく、優先順リストは54は共通のリストを使用
することとしているが、送信先メールアドレスごとに個
別の優先順リストを保有するようにしてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、請求項
9、請求項10の発明は、電子メールに添付して送信し
たデータファイルが受信端末において参照できなかった
と判定した場合、ファイル形式を変更したうえで電子メ
ールを再送信する。これにより、オペレータによる面倒
な操作を行うことなく、ファイル形式を変更したあらた
なデータファイルを送信することができる。
【0103】請求項2、請求項11の発明は、送信した
データファイルのファイル形式を記録しておくので、受
信端末が参照することのできないファイル形式を判断す
ることができる。
【0104】請求項3、請求項12の発明は、受信端末
がデータファイルを参照できるまで、変換処理を行うの
で、目的を達成するまでの処理が自動化される。
【0105】請求項4、請求項13の発明は、ファイル
形式の優先順位に従って、変換処理を行うので、目的を
達成するまでの再送回数をできるだけ少なくすることが
できる。
【0106】請求項5、請求項14の発明は、所定時間
内に返信メールを受信した場合に、受信端末がデータフ
ァイルを参照することができなかったと判定するので、
より簡易的な方法で処理の自動化を図ることができる。
【0107】請求項6、請求項15の発明は、返信メー
ルの内容からデータファイルの参照の可否を判定するの
で、判定の精度を向上させることができる。
【0108】請求項7の発明は、データファイルの復元
用データとして画像の未加工データを保存しているの
で、再送信する場合にも、画像の品質を維持することが
できる。
【0109】請求項8の発明は、メール送信装置は画像
読取部を備え、画像読取部から読み取った画像の未加工
データを保存するので、再送信する場合にも、画像の品
質を維持することができる。
【0110】請求項16の発明は、請求項10ないし請
求項15のいずれかに記載のプログラムを記録した記録
媒体であり、コンピュータで読み取ることにより、上記
機能を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メール送信装置を含む複合機(MFP)の概観
図である。
【図2】原稿のスキャニングから添付ファイルとして画
像データが送信されるまでのデータの流れを示す図であ
る。
【図3】メール送信装置を含むMFPの内部ブロック構
成図である。
【図4】履歴テーブルに記録されたジョブの一例を示す
図である。
【図5】優先順リストの内容を示す図である。
【図6】タッチパネル式のディスプレイに表示されたメ
ニューを示す図である。
【図7】電子メールのヘッダ情報を示す図である。
【図8】電子メールのデータ構成を示す図である。
【図9】電子メール装置における送信処理を示すフロー
チャートである。
【図10】電子メール装置における判定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】電子メール装置における再送信処理を示すフ
ローチャートである。
【図12】受信端末側の処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
12 (タッチパネル式)ディスプレイ 13 スキャナ部 51 プログラム 52 変換データ 53 履歴テーブル 54 優先順リスト 56 未加工画像データ 81 メール送信部 82 メール受信部 83 参照可否判定部 84 画像変換部 86 履歴記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA17 HA05 HB02 HC01 JT03 KA01 KA06 KA13 LD11 MB18

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して電子メールを送信
    する装置であって、 電子メールにデータファイルを添付して送信する送信手
    段と、 送信した前記データファイルの復元用データを格納する
    記憶手段と、 送信した前記データファイルが受信端末において正常に
    参照されたか否かを判定する判定手段と、 前記データファイルが受信端末において正常に参照され
    なかったと前記判定手段が判定した場合、前記復元用デ
    ータを前記データファイルとは異なるファイル形式に変
    換する変換手段と、を備え、 前記送信手段は、前記変換手段によって生成された新た
    なデータファイルを電子メールに添付して前記受信端末
    に送信することを特徴とする電子メール送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子メール送信装置に
    おいて、さらに、 前記受信端末に対して送信したデータファイルのファイ
    ル形式を記録する履歴記録手段、を備え、 前記変換手段は、前記復元用データを、前記履歴記録手
    段によって記録されたファイル形式とは異なるファイル
    形式に変換することを特徴とする電子メール送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電子メ
    ール送信装置において、 送信した前記データファイルが前記受信端末において正
    常に参照されるまで、前記変換手段は、送信するデータ
    ファイルのファイル形式を変換することを特徴とする電
    子メール送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の電子メール送信装置において、さらに、 前記変換手段が変換処理をする際、いずれのファイル形
    式を優先して選択するかを規定した優先リスト、を備え
    ることを特徴とする電子メール送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の電子メール送信装置において、 前記判定手段は、前記データファイルの送信後、所定の
    時間内に前記受信端末から返信の電子メールを受取った
    場合に、前記データファイルが正常に参照されなかった
    と判定することを特徴とする電子メール送信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の電子メール送信装置において、 前記判定手段は、前記受信端末から返信された電子メー
    ルの内容から前記データファイルが前記受信端末におい
    て正常に参照されたか否かを判定することを特徴とする
    電子メール送信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の電子メール送信装置において、 前記復元用データは未加工の画像データであり、前記デ
    ータファイルは前記未加工の画像データに所定の変換処
    理が施されることにより生成されることを特徴とする電
    子メール送信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電子メール送信装置に
    おいて、さらに、画像読取部、を備え、 前記未加工の画像データは、前記画像読取部から入力さ
    れたデータであることを特徴とする電子メール送信装
    置。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介した電子メールの送信
    を制御する方法であって、 電子メールにデータファイルを添付して送信する工程
    と、 送信した前記データファイルの復元用データを格納する
    工程と、 送信した前記データファイルが受信端末において正常に
    参照されたか否かを判定する工程と、 前記データファイルが受信端末において正常に参照され
    なかったと前記判定手段が判定した場合、前記復元用デ
    ータを前記データファイルとは異なるファイル形式に変
    換する工程と、 前記変換手段によって生成された新たなデータファイル
    を電子メールに添付して前記受信端末に送信する工程
    と、を含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介した電子メールの送
    信を制御するプログラムであって、 コンピュータを、 電子メールにデータファイルを添付して送信する送信手
    段、 送信した前記データファイルの復元用データを格納する
    記憶手段、 送信した前記データファイルが受信端末において正常に
    参照されたか否かを判定する判定手段、 前記データファイルが受信端末において正常に参照され
    なかったと前記判定手段が判定した場合、前記復元用デ
    ータを前記データファイルとは異なるファイル形式に変
    換する変換手段、および、 前記変換手段によって生成された新たなデータファイル
    を電子メールに添付して前記受信端末に送信する手段、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のプログラムにおい
    て、さらに、前記コンピュータを、 前記受信端末に対して送信したデータファイルのファイ
    ル形式を記録する履歴記録手段、として機能させ、 前記変換手段は、前記復元用データを、前記履歴記録手
    段によって記録されたファイル形式とは異なるファイル
    形式に変換することを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    プログラムにおいて、 送信した前記データファイルが前記受信端末において正
    常に参照されるまで、前記変換手段は、送信するデータ
    ファイルのファイル形式を変換することを特徴とするプ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし請求項12のいずれ
    かに記載のプログラムにおいて、 前記変換手段は、いずれのファイル形式を優先して選択
    するかを規定した優先リストに従って変換処理を行うこ
    とを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし請求項13のいずれ
    かに記載のプログラムにおいて、 前記判定手段は、前記データファイルの送信後、所定の
    時間内に前記受信端末から返信の電子メールを受取った
    場合に、前記データファイルが正常に参照されなかった
    と判定することを特徴とするプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項10ないし請求項13のいずれ
    かに記載のプログラムにおいて、 前記判定手段は、前記受信端末から返信された電子メー
    ルの内容から前記データファイルが前記受信端末におい
    て正常に参照されたか否かを判定することを特徴とする
    プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項10ないし請求項15のいずれ
    かに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
JP2001155540A 2001-05-24 2001-05-24 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体 Pending JP2002354040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155540A JP2002354040A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155540A JP2002354040A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002354040A true JP2002354040A (ja) 2002-12-06

Family

ID=18999706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155540A Pending JP2002354040A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002354040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270796A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷システムおよび画像読取装置およびその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270796A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷システムおよび画像読取装置およびその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020014222A (ja) 画像処理装置とその制御方法、プログラム、画像処理システム
US8208153B2 (en) Image processing apparatus, function offering method and computer program product
US10075597B2 (en) Image processing apparatus having file server function, and control method and storage medium therefor
US20060053137A1 (en) Two-dimensional code information handling device
JP5791369B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムの制御方法、プログラム
US20100017803A1 (en) Workflow processing apparatus and workflow processing method
US8531694B2 (en) Appending restriction information to a job before transmission
US20060290972A1 (en) Image forming apparatus
JP2013012844A (ja) ファクシミリ制御プログラム、情報処理装置、及び、ファクシミリシステム
JP2004312111A (ja) 情報通信装置
US8243302B2 (en) Image transmission apparatus and method
JP2006060740A (ja) 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2002354040A (ja) 電子メール送信装置、方法、プログラム、および、記録媒体
JP2009033455A (ja) 画像通信処理装置及び強制印刷方法
JP4503623B2 (ja) 通信システム、通信方法、プログラムおよびその記録媒体
US20080022214A1 (en) Data transmitting apparatus facilitating operation to designate data-transmission destination, data-transmitting program embodied in computer readable medium, and data transmission method
JP2003288307A (ja) データ送信装置およびプログラム
JP2005348094A (ja) インターネットファクシミリ装置および画像伝送方法
JP2003281048A (ja) 電子メール処理装置
JP4957165B2 (ja) 複合機及び画像保存方法
JP2006195722A (ja) ネットワークサービスシステム
JP2002190898A (ja) インターネットファクシミリ通信装置
US20080218787A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP3758640B2 (ja) 情報通信装置
JP2023015663A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614