JP3511990B2 - プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP3511990B2
JP3511990B2 JP2000278779A JP2000278779A JP3511990B2 JP 3511990 B2 JP3511990 B2 JP 3511990B2 JP 2000278779 A JP2000278779 A JP 2000278779A JP 2000278779 A JP2000278779 A JP 2000278779A JP 3511990 B2 JP3511990 B2 JP 3511990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
printing
print
time
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000278779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002086855A (ja
Inventor
敏博 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000278779A priority Critical patent/JP3511990B2/ja
Publication of JP2002086855A publication Critical patent/JP2002086855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3511990B2 publication Critical patent/JP3511990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数ページセット
印刷可能なプリンタに関し、特に、全体としての印刷時
間を短縮することのできるプリンタ及びそれを制御する
プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスや一般家庭において、ペ
ージ単位で印刷が可能なページプリンタが急速に普及し
てきており、低価格化、印刷の高品質化と共に印刷速度
の高速化が望まれている。そのうち印刷の高速化につい
ては、これまで様々な手法が開発されてきいるが、その
一つとして複数ページセット印刷という手法がある。
【0003】これは、1回の印刷処理で同時に複数ペー
ジの印刷を実行するものであり、1回に2ページの印刷
を行う場合には2ページセット印刷といい、同時にnペ
ージを印刷する場合にはnページセット印刷という
【0004】この複数ページセット印刷について、2
ージセット印刷を例にして具体的に説明する。例えば、
A3サイズの印刷を行うことのできるページプリンタの
場合、通常、紙にトナー画像を転写する転写体(中間転
写媒体)の大きさはA3サイズ1枚分となっているた
め、1回の印刷処理でA3サイズ1枚の印刷しか行うこ
とができない。ここで、印刷がカラー印刷の場合には、
上記1回の印刷処理では、具体的には、4色のトナーを
1色ずつ順番に1色につき1回転の転写体の動作で転写
体に付着させていき、最後の色のトナーを付着させなが
ら付着した4色のトナー画像を転写体から紙へ転写する
という動作が行われる。従って、1回の印刷処理で4回
余りの転写体の回転を要することになる。
【0005】このようなページプリンタにおいては、A
4サイズ2枚分の印刷イメージをA3サイズ1枚の印刷
イメージと同様に扱うことにより、上述したA3サイズ
1枚に対する印刷処理と同様な処理時間ででA4サイズ
2枚を処理することが可能である。このように、2ペー
ジ分の印刷を1回の印刷処理で行うことを2ページセッ
印刷という。
【0006】この2ページセット印刷が可能なA3サイ
ズ用のプリンタにおいて、A4サイズ1枚のみを印刷
(1ページ印刷)する場合には、トナーを付着させる前
記転写体の面積は半分となる。しかし、カラー印刷で
は、上述の通り、転写体への4色のトナーの付着を、付
着させる場所に関係なく1色につき1回転の転写体の動
作で行うため、結局、A4サイズ1枚の印刷のために4
回転の転写体の動作を要する。ここで、通常、転写体の
回転は一定速度であるため、A4サイズ1枚の印刷にか
かる時間は、A3サイズ1枚の印刷、即ち2ページセッ
印刷によるA4サイズ2枚の印刷とほぼ変わらないこ
とになる。従って、A4サイズを2ページ印刷する場合
に、2ページセット印刷が可能であれば、2ページセッ
印刷では、上述した1枚ずつの印刷(1ページセット
印刷)と比較して、大幅に印刷時間を短縮できることが
わかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記2
ページセット印刷を行うためには、その2ページ分のデ
ータが、プリンタのコントローラ部から実際の印刷動作
を行うエンジン部へ出力されていなければならない。即
ち、コントローラ部が2ページ分のデータ処理を行って
エンジン部に供給し、エンジン部で2ページ分の印刷の
準備が整っいてなければ2ページセット印刷を行うこと
ができない。
【0008】従って、1ページ分のデータが届いた後、
2ページ分のデータが届くまでに時間がかかる場合に
は、そのデータを待って2ページセット印刷を行うより
も、1ページずつ1ページセット印刷をした方が、全体
として印刷を早く終了させられる場合もある。よって、
この2ページ分のデータが届くまでの待ち時間によっ
て、2ページセット印刷の効果があるか否かが決まり、
ページセット印刷の効果が得られる限界の上記待ち時
間のことを最大待ち時間Tと呼ぶことにする。この時間
は、1ページセット印刷2回で2ページを印刷するのに
要する時間から2ページセット印刷に要する時間を差し
引いたものであり、この時間までに2ページ分のデータ
が届けば、2ページセット印刷の効果を得られる。
【0009】例えば、1ページセット印刷2回で2ペー
ジを印刷するのに要する時間が20秒で、2ページセッ
印刷に要する時間が11秒である場合には、最大待ち
時間Tは9秒であり、1ページ目のデータが届いてから
9秒以内に2ページ目のデータが届けば2ページセット
印刷の効果があるということになる。
【0010】以上、2ページセット印刷の例で説明した
が、3以上のnページセット印刷においても同様に、n
ページのうちのmページ(m<n)目までのデータが届
いた時点で、m+1ページ目のデータが届くのを待って
m+1ページセット印刷を行った方が効果が得られる最
大待ち時間が存在する。従って、最大待ち時間までにm
+1ページ目のデータが届かなければ、m+1ページ目
を待ってm+1ページセット印刷を行っても効果が得ら
れない。
【0011】このように、nページセット印刷を効率よ
く制御するためには、次のページのデータが届くまでの
時間がキーとなるが、この待ち時間は、そのページのデ
ータ量や印刷の命令を行うホストコンピュータとプリン
タをつなぐ通信の状況などによって変動し、容易に把握
することができない。
【0012】そこでnページセット印刷を制御する一つ
の手法として、次のページのデータをある一定の時間
(例えば、最大待ち時間T)まで待って、データが届か
なければ当該ページまでの印刷を行うという方法が考え
られる。しかし、この手法の場合、毎回必ず上記一定の
時間だけ待ってから印刷を開始するため、前記一定の時
間待って次のページのデータが届かない場合が多いとき
には、全体として待ち時間の割に時間短縮の効果は薄
く、この手法は必ずしも効率的な制御方法であるとは言
えない。
【0013】従って、次のページのデータが届くまでの
時間を精度良く予想し、それに基づいて次のページを待
つか否かの判断をする制御方法が望まれる。また、ホス
トコンピュータからプリンタへの印刷命令は、印刷ジョ
ブという一塊の情報単位で送信され、次の印刷ジョブを
受信するまでに長い時間を要することも多々あるため、
次のページのデータが届くのを予想する際には、この印
刷ジョブの区切りが考慮されるべきである。
【0014】そこで、本発明の目的は、複数ページセッ
ト印刷において、印刷ジョブの区切りを考慮し、印刷す
るのに要する時間を全体として短縮することのできるプ
リンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒
を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの側面は、nページセット印刷にお
いて、印刷準備が完了したページが印刷ジョブの最後の
ページであることが確認された時点で、次のページの印
刷準備を待たずに、直ちに当該ページまでの印刷を行う
ことである。また、印刷準備が完了したページが印刷ジ
ョブの最後のページであることが確認された後、次の印
刷ジョブを待ち、一定時間後までに次の印刷ジョブを受
信しない場合に、当該ページまでの印刷を行うようにし
てもよい。従って、本発明によれば、nページセット印
刷の制御において、印刷ジョブの区切りが考慮されて、
次のページが次の印刷ジョブに含まれる場合、即ち次の
ページの印刷準備に時間がかかると予想される場合に
は、次のページを待たないか、あるいは必要以上に待た
ないため、印刷の時間短縮を図ることができる。
【0016】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、受信した印刷ジョブを解釈して印刷の指示を
行うコントローラと、前記印刷の指示に従って印刷を実
行するエンジンを有するプリンタであって、前記コント
ローラが、nページセット印刷におけるm(m<n)ペ
ージ目の印刷準備が完了した時点で、m+1ページ目の
印刷準備が完了していない場合に、前記mページ目が前
記印刷ジョブの最後のページであることを確認しない第
一の時は、前記mページ目までに対するmページセット
印刷を行うか否かの判断に従って、前記mページセット
印刷を前記エンジンに指示するかあるいは当該mページ
セット印刷の指示をせずに前記m+1ページ目の印刷準
備を待ち、前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のペ
ージであることを確認した第二の時は、その後、直ちに
前記mページセット印刷を前記エンジンに指示すること
を特徴とする。
【0017】更に、上記の発明において、その好ましい
態様は、前記第二の時であっても、前記mページ目が前
記印刷ジョブの最後のページであることを確認した後、
予め定めた許容時間内に次の印刷ジョブを受信した時
は、直ちに前記mページセット印刷を前記エンジンに指
示せずに前記m+1ページ目の印刷準備を待つことを特
徴とする。
【0018】更に、上記の発明において、別の態様は、
前記mページセット印刷を行うか否かの前記判断は、前
記m+1ページ目の印刷準備完了予想時刻と、前記m+
1ページセット印刷を行った方が前記mページセット印
刷と前記m+1ページ目に対する1ページ印刷を行うよ
りも印刷完了が早くなるような最大待ち時刻とに基づい
て行われることを特徴とする。
【0019】また、上記の発明において、別の態様は、
前記nページセット印刷が、2ページセット印刷であ
り、前記mページ目が、1ページ目であることを特徴と
する。
【0020】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、受信した印刷ジョブを解釈して印刷を実行す
るプリンタの制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、nページセット印刷におけるm(m<n)ページ目
の印刷準備が完了した時点で、m+1ページ目の印刷準
備が完了していない場合に、前記mページ目が前記印刷
ジョブの最後のページであることを確認しない時は、前
記mページ目までに対するmページセット印刷を行うか
否かの判断に従って、前記mページセット印刷を前記エ
ンジンに指示するかあるいは当該mページセット印刷の
指示をせずに前記m+1ページ目の印刷準備を待つ第一
のステップと、前記mページ目が前記印刷ジョブの最後
のページであることを確認した時は、その後、直ちに前
記mページセット印刷を実行する第二のステップとをコ
ンピュータに実行させることを特徴とするプリンタの制
御プログラムを記録した記録媒体である
【0021】更に、上記の発明において、その好ましい
態様は、前記第二のステップにおいても、前記mページ
目が前記印刷ジョブの最後のページであることを確認し
た後、予め定めた許容時間内に次の印刷ジョブを受信し
た時は、直ちに前記mページセット印刷を前記エンジン
に指示せずに前記m+1ページ目の印刷準備を待つこと
を特徴とする。
【0022】更に、上記の発明において、別の態様は、
前記mページセット印刷を行うか否かの前記判断は、前
記m+1ページ目の印刷準備完了予想時刻と、前記m+
1ページセット印刷を行った方が前記mページセット印
刷と前記m+1ページ目に対する1ページ印刷を行うよ
りも印刷完了が早くなるような最大待ち時刻とに基づい
て行われることを特徴とする。
【0023】また、上記の発明において、別の態様は、
前記nページセット印刷が、2ページセット印刷であ
り、前記mページ目が、1ページ目であることを特徴と
する。
【0024】本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に
説明する発明の実施の形態から明らかになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照
番号又は参照記号を付して説明する。
【0026】図1は、本発明の一つの実施の形態例に係
るプリンタの概略の構成を示した図である。図中、プリ
ンタ2が、パーソナルコンピュータなどのホストコンピ
ュータ1に接続され、ホストコンピュータ1から送信さ
れる印刷ジョブに基づいて印刷を実行する複数ページセ
ット印刷が可能なページプリンタである。
【0027】プリンタ2は、大きくコントローラ3とエ
ンジン4に分かれており、コントローラ3は、ホストコ
ンピュータ1から受取った印刷ジョブを解釈し、印刷可
能なデータとしてエンジン4へ出力する。エンジン4は
その出力されたデータに従って実際の印刷動作を実行す
る。
【0028】図に示すとおり、プリンタ2のコントロー
ラ3は、受信部5、解釈部6、時刻管理部7、印刷キュ
ー8、及び印刷部9を具備している。受信部5は、ホス
トコンピュータ1から送信されてくる一塊の印刷ジョブ
を受取り、それを順次解釈部6へ伝えていくバッファー
としての役割を担っている。解釈部6は、受信部5から
送られる印刷ジョブを1ページ分毎に解釈し、1ページ
分毎の印刷要求データを作成する。具体的には、PostSc
riptやESC/Pageなどのページ記述言語で記載された印刷
ジョブを解釈して、1ページ分の印刷を行うために必要
な全ての情報を含んだ印刷要求構造体(印刷要求デー
タ)を作成して、順次印刷キュー8へ送信する。
【0029】また、時刻管理部7は、解釈部6などの他
の部位からのアクセスに応答して、その時点の時刻を返
答する。印刷キュー8は、前記解釈部6から送られる印
刷要求データを溜めるバッファーとしての役割を果た
す。最後に、印刷部9は、前記印刷要求データに基づい
てエンジン4に実際に印刷を行わせる機能を担い、エン
ジン4の状況に合わせて前記印刷キュー8から印刷要求
データを取出し、それを順次バンドイメージに変換して
エンジン4へ送信する。
【0030】以上説明したような構成を有する本発明を
適用したプリンタ2は、複数ページセット印刷を行う場
合に、その各ページの印刷準備が完了する度に、印刷ジ
ョブの区切りと、次のページの印刷準備完了予想時刻に
基づいて、そのページまでの印刷を直ぐに開始するか否
かを決定しようとするものである。
【0031】以下、2ページセット印刷の場合を例にと
って本プリンタ2における制御内容について詳述する。
【0032】図2及び図3は、それぞれ本実施の形態例
に係るプリンタ2の解釈部6及び印刷部9における一つ
の処理フローを示した図である。また、図4は、解釈部
6及び印刷部9における処理タイミングを説明するため
の図である。以下、図2〜図4に基づいて、本プリンタ
2のコントローラ3で行われる印刷ジョブの終了を考慮
した制御内容について詳述する。なお、以下の説明にお
ける1ページのサイズは、2ページセット印刷が可能な
サイズであるものとする。
【0033】まず、解釈部6は、受信部5がホストコン
ピュータ1からの印刷ジョブを受信するのを待つ(図2
のステップS1)。印刷ジョブを受信すると、そのジョ
ブ中のページ数であるnを初期化し(図2のステップS
2)、そのnの値を一つ増やして、1ページ目の解釈を
開始する(図2のステップS3)。開始時には、解釈部
6は、前記時刻管理部7から時刻を取得し、その時刻を
第1面解釈開始時刻(図4の)とする(図2のステ
ップS4)。なお、図2のステップS3からS9に示す
処理内容は、ジョブ中のページ数nに関係なく同様であ
るので、以下1ページ目に限定することなくnページ目
(第n面)として説明する。
【0034】次に、解釈部6は、第n面の解釈、即ち前
述した第n面分の印刷要求構造体(印刷要求データ)の
作成を実行し(図2のステップS5)、それが完了した
時点で、再度時刻管理部7から時刻を取得して、その時
刻を第n面解釈終了時刻(図4の)とする(図2の
ステップS6)。ここで、解釈部6は、前記取得した第
n面解釈終了時刻から第n面解釈開始時刻を差し引
いて解釈経過時間t(図4のt)を求め、その値を第n
面解釈終了時刻に足して次のページである第n+1面
の解釈終了予想時刻(図4の)を算出する(図2の
ステップS7)。
【0035】このステップで求められた解釈経過時間t
には、解釈部6による解釈にかかった時間だけではな
く、ホストコンピュータ1からの受信にかかった時間が
含まれる場合もある。これは、ホストコンピュータ1と
プリンタ2をつなぐネットワークが混雑していて通信に
時間がかかる場合には、解釈部6における解釈が先行
し、ジョブ中の第n面の内容を受信するまでの過程が律
速となることも有り得るからである。また、ここで第n
+1面の解釈終了時刻を第n面解釈終了時刻+解釈
経過時間tとしたのは、一つの印刷ジョブ内に存在する
連続する2面のページ間において、データ量などによる
解釈時間及びネットワークの混雑状況などによる通信時
間に大きな差異は発生しないであろうと推定するからで
ある。
【0036】次に、解釈部6は、この第n+1面解釈終
了時刻を前記作成した第n面の印刷要求データに添付
して、印刷キュー8へ送信する(図2のステップS
8)。以上の処理で解釈部6における1ページ分の処理
が終了するが、印刷ジョブの各ページに対する記述の中
に、そのページがその印刷ジョブの最後のページである
旨の情報は含まれていないために、この時点で、解釈部
6は、処理を終了したページが受信した印刷ジョブ中の
最後のページであるか否かを知ることはできない。従っ
て、処理を終了したページが最後のページであっても、
そのページに対して作成した前記印刷要求データに印刷
ジョブ中の最後のページである旨の情報を付加すること
ができない。
【0037】その後、解釈部6は、受信した印刷ジョブ
の解釈を続け、次のページの記述が含まれていれば、図
2のステップS3からステップS8までの処理を繰返し
実行する(図2のステップS9のNo)。次のページの記
述がなく、印刷ジョブの終了を示す記述があれば、受信
した印刷ジョブに含まれる全てのページの処理を終了し
たと判断し(図2のステップS9のYes)、印刷ジョブの
終了、即ち印刷ジョブの区切りに達したこと、を印刷キ
ュー8へ伝える(図2のステップS10)。具体的に
は、ジョブ区切り(ジョブの終了)のみを記述した空の
印刷要求データを送信する方法を取ることができる。
【0038】上述の通り、解釈部6で生成されて印刷部
9へ送られるページ単位の印刷要求データには、印刷ジ
ョブの最後のページであるか否かの情報が含まれていな
いため、印刷要求データに基づいて動作する印刷部9
は、各ページに対する印刷要求データだけでは、印刷ジ
ョブの区切りを知り得ず、エンジン4に対する印刷指示
の判断(制御)において、印刷ジョブの区切りを考慮す
ることができない。しかし、上記の如く、解釈部6から
ジョブ区切りを記述した空の印刷要求データが送信され
ることにより、印刷部9においても印刷ジョブの区切り
を知ることができるようになる。
【0039】以上、図2に基づいて説明したように、ペ
ージ単位で作成された印刷要求データは、前述の通り、
印刷キュー8に一旦格納され、印刷部9から取出される
のを待つ。印刷部9は、図3に示すように、エンジン4
の状況をみて、次の印刷要求データを取出してエンジン
4へ次の印刷指示をしてもよいか否かを判断する(図3
のステップS0)。
【0040】ここで、次の印刷要求データを取出してよ
いタイミングになっていれば、印刷部9は、まず、印刷
キュー8に印刷要求データが一つ以上届いているかを確
認し(図3のステップS1)、届いていなければ届くの
を待つ。届いていれば、印刷キュー8から印刷要求デー
タを取り出すが、すでに印刷キュー8に2面分(第n面
と第n+1面)の印刷要求データが届いている場合(図
3のステップS2のYes)には、直ちにその2面に対す
る2ページセット印刷の処理を開始する(図3のステッ
プS3)。具体的には、2面分の印刷要求データを印刷
キュー8から取出した後、前述した様に、順次バンドイ
メージに変換してエンジン4へ送信し、前述した1回の
印刷処理で2面の印刷を行わせる。
【0041】一方、1面分(第n面)のみ届いている場
合(図3のステップS2のNo)には、その時点で前述し
たジョブ区切りが印刷キュー8に伝達されているか、即
ちジョブの終了を示す印刷要求データが届いているかを
確認し、届いていれば(図3のステップS4のYes)、
直ちにデータの届いている第n面に対する1ページセッ
印刷を開始する(図3のステップS5)。これは、第
n面が受信した印刷ジョブの最後のページであり、次の
ページが次の印刷ジョブに含まれるため、2ページセッ
印刷の効果が得られる時間内に次のページが届く可能
性が低いと判断されるからである。
【0042】ジョブ区切りが届いていない場合(図3の
ステップS4のNo)には、時刻管理部7から時刻を取得
し、第n面印刷着手時刻とする(図3のステップS
6)。この第n面印刷着手時刻が、第n面の印刷準備
が完了した時刻といえる。次に、この第n面印刷着手時
刻に前述した最大待ち時間Tを加えた最大待ち時刻
(図4の)を求め(図3のステップS7)、第n面の
印刷要求データに添付されている第n+1面解釈終了予
想時刻と比較する(図3のステップS8)。
【0043】ここで、第n面印刷着手時刻は、図4に
示すように、必ずしも第n面解釈終了時刻と一致しな
い。これは、エンジン4における実際の印刷動作よりも
解釈部6における処理が先行して、印刷要求データが印
刷キュー8に溜まっている場合に起こる。一方、エンジ
ン4における印刷動作が先行し、いつでも印刷可能の状
態であれば、第n面印刷着手時刻は、第n面解釈終了
時刻とほぼ同時刻となる。また、最大待ち時刻は、
この時刻までに次の面(第n+1面)の印刷要求データ
が印刷キュー8に届けば、第n面の印刷を待って第n+
1面と一緒に2ページセット印刷を行う効果があるとい
う時刻である。
【0044】上記比較の結果、第n+1面解釈終了予想
時刻が最大待ち時刻よりも遅い場合(図3のステッ
プS8のYes)には、印刷部9は、直ちに届いている第
n面の印刷要求データを印刷キュー8から取出して1
ージセット印刷での処理を開始する(図3のステップS
9)。これは、次の面のデータを待っても、2ページセ
ット印刷の効果が得られない可能性が高いと判断される
からである。図4の(b)は、この場合の様子を示して
いる。
【0045】一方、比較の結果、図4の(a)に示すよ
うに、第n+1面解釈終了予想時刻が最大待ち時刻
よりも早い場合(図3のステップS8のNo)には、第n
面の印刷処理を開始せずに、前記最大待ち時刻まで、
第n+1面の印刷要求データが印刷キュー8に届くのを
待つが、この間に、前記ジョブ区切り(の印刷要求デー
タ)が届き、第n面が印刷ジョブの最後のページである
ことが確認されれば(図3のステップS10のYes)、
前記ステップS4の場合と同様に、次のページが早期に
届く可能性が低いと判断し、その時点で第n面に対する
ページセット印刷を開始する(図3のステップS1
1)。
【0046】ジョブ区切りが届かず(図3のステップS
10のNo)、第n+1面の印刷要求データが届いた場合
には(図3のステップS12のYes)、第n面と第n+
1面の2ページセット印刷の処理を開始する(図3のス
テップS13)。この場合には、第n+1面の印刷が、
第n面と第n+1面をそれぞれ1ページセット印刷した
場合よりも早く終了し、2ページセット印刷の効果が得
られる結果となる。
【0047】また、最大待ち時刻まで待っても第n+
1面の印刷要求データが届かない場合(図3のステップ
S12のNo及びステップS14のYes)には、第n面に対
する1ページセット印刷の処理を開始する(図3のステ
ップS15)。これは、それ以上次のページのデータを
待っても2ページセット印刷の効果をもはや得られない
からである。
【0048】なお、以上の説明では、最大待ち時刻ま
で次の面のデータを待つ方法が取られているが、次の面
のデータを待つ限度の時刻を最大待ち時刻とせずに次
の面の解釈終了予想時刻とすることもできる。
【0049】以上説明した様に本実施の形態例に係るプ
リンタ2の一つの制御方法では、1ページ目の印刷準備
ができた時点での2ページ目を待つか否かの判断に、印
刷ジョブの区切り(終了)が考慮され、1ページ目が印
刷ジョブの最後のページであることが確認された時点
で、2ページ目を待たずに1ページ目に対する1ページ
セット印刷が実行される。また、1ページ目の印刷準備
にかかった時間から2ページ目の印刷準備が完了する時
刻を予想し、その時刻が2ページセット印刷の効果を得
られる時刻であれば、2ページセット印刷のために2ペ
ージ目を待ち、そうでなければ2ページ目を待たずに1
ページ目を直ぐに印刷する。
【0050】従って、2ページセット印刷の効果が得ら
れる可能性の高い場合のみ2ページ目を待ち、常に一定
時間待つという事がなくなるため、全体として印刷時間
を短縮することが可能となる。
【0051】次に、図5及び図6は、それぞれ本実施の
形態例に係るプリンタ2の解釈部6及び印刷部9におけ
る別の処理フローを示した図である。図2及び図3に基
づいて説明した前記制御方法では、2ページ目を待つか
否かの判断に印刷ジョブの終了が考慮されたが、図5及
び図6に示す別の制御方法では、印刷ジョブの終了に加
えて、次の印刷ジョブの開始も考慮される。
【0052】図5に示す解釈部6における処理フロー
は、図2に示した処理フローにステップS1'を追加した
ものとなっている。即ち、解釈部6は、一つの印刷ジョ
ブを受信した時点で、1ページ目の解釈を開始する前
に、まず、印刷ジョブが開始されること、新しい印刷ジ
ョブが受信されたことを印刷キュー8に伝える。具体的
には、印刷ジョブの終了を伝える場合と同様に、印刷ジ
ョブの開始のみを記述した空の印刷要求データを送信す
る方法を取ることができる。それ以外の処理内容につい
ては、図2に基づいて説明した内容と同じである。
【0053】また、図6に示す印刷部9における処理フ
ローは、図3に示した処理フローにステップS5'を追加
したものとなっている。この制御方法では、1ページ目
の印刷要求データが届いた後に、ジョブ区切り(ジョブ
の終わり)が届いた場合(図6のステップS4及びS1
0)には、直ちに1ページ目の印刷を実行せずに、ある
一定の許容時間、例えば1秒間、だけ、前述した次の印
刷ジョブの開始を知らせる印刷要求データが届くのを待
つ(図6のステップS5')。そして、その間に印刷ジョ
ブの開始が届けば、最大待ち時刻まで次のページが届
くのを待ち、届かなければ、その時点で1ページ目のみ
の印刷を開始する(図6のステップS11)。それ以外
の処理内容については、図3に基づいて説明した内容と
同じである。
【0054】このように、図5及び図6に示す別の制御
方法では、1ページ目が印刷ジョブの最後のページであ
ることが確認されても、直ぐに1ページ目だけの印刷を
実行せずに、一定時間、次の印刷ジョブを待つ。従っ
て、この方法では、次の印刷ジョブが直ぐに届いた場合
には、2ページ目が次の印刷ジョブに含まれていても、
ページセット印刷の効果を得られる場合がある。よっ
て、印刷ジョブが次々と送信され、印刷ジョブ間の待ち
時間が比較的短時間であるような環境では、効果的な方
法であると言える。
【0055】以上、2ページセット印刷の場合を例に本
実施の形態例におけるプリンタ2の制御方法を説明した
が、3以上のnページセット印刷においても、ほぼ同様
の考え方で印刷が制御される。
【0056】即ち、nページセット印刷を行おうとして
いる場合に、印刷準備が完了したページ(nのうちのm
ページ目)がその印刷ジョブの最後のページであること
が確認された時点で、次のページ(nのうちのm+1ペ
ージ目)を待たずに、直ぐにそのページまでのmページ
セット印刷を実行する。あるいは、上記最後のページで
あることが確認された時点で、一定時間待ち、その間に
次の印刷ジョブが受信されない場合に、そのページまで
のmページセット印刷を実行する。
【0057】また、上記の印刷ジョブの区切りを考慮し
た制御と合わせて、nページセット印刷の各ページ(n
のうちのmページ目)の印刷準備が完了した時点で、毎
回、次のページ(nのうちのm+1ページ目)の印刷準
備が完了する時刻を予想し、その時刻が、次のページを
待って次のページを含めた印刷(m+1ページセット
刷)を行った方が効果がある最大待ち時刻より遅い場合
には、次のページを待たずに、直ぐに印刷準備のできて
いるそのページまでの印刷(mページセット印刷)を実
施し、最大待ち時刻より早い場合には、次のページを待
つことにする、という制御を行う。
【0058】また、次のページを待つ場合には、前述し
た2ページセット印刷の例の場合と同様に、所定の時刻
まで待つこととし、その時刻までに次のページの印刷準
備が完了しない場合には、当該ページまでの印刷(m
ージセット印刷)を行い、その時刻までに次のページの
印刷準備が完了した場合には、その次のページに基づい
て、以上説明した当該ページの印刷準備が完了した時点
で行う処理を繰返し行う。
【0059】なお、次のページを待つ限度の時刻として
いる上記所定の時刻は、前述した2ページセット印刷の
場合と同様に、前記最大待ち時刻あるいは、前記次のペ
ージの印刷準備完了予想時刻とすることができる。
【0060】また、ここで、前記次のページの印刷準備
完了予想時刻は、そのnページセット印刷において印刷
準備が完了している各ページの印刷準備時間から予想さ
れる。具体的な一つの方法は、上記印刷準備が完了して
いる各ページの印刷準備時間、厳密には前述した解釈経
過時間の平均時間を、印刷準備が完了している最後のペ
ージ(mページ)の解釈完了時刻に加えた時刻とする方
法である。
【0061】図7は、上記平均時間を用いた場合のn
ージセット印刷における処理を説明するための図であ
る。図の(a)は、nページセット印刷におけるmペー
ジ目の印刷準備が完了した時点での処理タイミングを示
しており、(b)は、この方法を用いた場合の一具体例
を示している。
【0062】図の(a)に示すがmページ目の解釈終
了時刻であり、前述の通り、この時刻にmページ目まで
の解釈経過時間の平均であるm+1ページ目の解釈経過
予想時間t'm+1が加えられて、m+1ページ目の解釈終
了予想時刻(印刷準備完了予想時刻)が定められる。
解釈経過予想時間t'm+1は、図に示すとおり、印刷準備
が完了している各ページの解釈経過時間(t1,t2,…t
m)の和をmで除して求められる。
【0063】一方、最大待ち時刻は、2ページセット
印刷の場合と同様に、mページ目の印刷着手時刻に最
大待ち時間Tを加えた時刻となる。この方法では、ここ
で、m+1ページ目の解釈終了予想時刻と最大待ち時
刻を比較し、解釈終了予想時刻の方が遅い場合に
は、前述の通り、直ちにmページ目までのmページセッ
印刷を行う。図に示すように、解釈終了予想時刻の
方が早い場合には、m+1ページ目を待ち、最大待ち時
刻までにm+1ページ目の解釈が終了しなければ、そ
の時点でmページ目までのmページセット印刷を行う。
最大待ち時刻までにm+1ページ目の解釈が終了すれ
ば、その時点で、mページ目の解釈が終了した時()
と同じ処理を行う。
【0064】図5の(b)に示す具体例では、まず1ペ
ージ目の解釈経過時間が9秒であったことを示してい
る。そして、この1ページ目の解釈終了時にジョブ区切
りが届いていないものとする。すると、上述した方法に
より2ページ目の解釈終了予想時間が9秒後であると予
想され、最大待ち時間が10秒であるとすると、ここで
は2ページ目を待つという判断がなされる。
【0065】次に、ジョブ区切りが届かずに、2ページ
目の解釈が8秒後に終了したことが示されており、この
時点でもジョブ区切りが届いていないものとすると、1
ページ目と2ページ目の解釈経過時間の平均から、3ペ
ージ目の解釈終了予想時間が8.5秒後であると予想さ
れる。ここでも最大待ち時間が10秒であるとすると、
3ページ目を待つという判断がなされる。
【0066】次に、3ページ目を待っている間にジョブ
区切りが届いたことを示しており、この場合には、上述
の通り、その時点で2ページ目までの2ページセット
刷が実施される。なお、図5及び図6に基づいて説明し
た方法では、ジョブ区切りが届いた後、一定時間、次の
印刷ジョブの開始が届くのを待つことになる。
【0067】以上説明した様に、本実施の形態例に係る
プリンタでは、複数ページセット印刷においても、1ペ
ージ分の印刷準備が完了する度に、印刷ジョブの区切り
を考慮した、次のページを待つか否かの判断がなされ、
次のページを待っても効果が得られないと判断される場
合には、直ちにそこまでの印刷を実行する。従って、常
に一定時間待つことがなくなり、印刷時間の短縮に効果
がある。
【0068】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0069】
【発明の効果】以上、本発明によれば、nページセット
印刷の制御において、印刷ジョブの区切りが考慮され
て、次のページが次の印刷ジョブに含まれる場合、即ち
次のページの印刷準備に時間がかかると予想される場合
には、次のページを待たないか、あるいは必要以上に待
たないため、印刷の時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態例に係るプリンタの
概略の構成を示した図である。
【図2】上記実施の形態例に係るプリンタの解釈部にお
ける一つの処理フローを示した図である。
【図3】上記実施の形態例に係るプリンタの印刷部にお
ける一つの処理フローを示した図である。
【図4】解釈部及び印刷部における処理タイミングを説
明するための図である。
【図5】上記実施の形態例に係るプリンタの解釈部にお
ける別の処理フローを示した図である。
【図6】上記実施の形態例に係るプリンタの印刷部にお
ける別の処理フローを示した図である。
【図7】nページセット印刷における処理を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 コントローラ 4 エンジン 5 受信部 6 解釈部 7 時刻管理部 8 印刷キュー 9 印刷部 t 解釈経過時間 T 最大待ち時間

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した印刷ジョブを解釈して印刷の指示
    を行うコントローラと、前記印刷の指示に従って印刷を
    実行するエンジンを有するプリンタであって、 前記コントローラが、 nページセット印刷におけるm(m<n)ページ目の印
    刷準備が完了した時点で、m+1ページ目の印刷準備が
    完了していない場合に、 前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のページである
    ことを確認しない第一の時は、前記mページ目までに対
    するmページセット印刷を行うか否かの判断に従って、
    前記mページセット印刷を前記エンジンに指示するか
    るいは当該mページセット印刷の指示をせずに前記m+
    1ページ目の印刷準備を待ち、 前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のページである
    ことを確認した第二の時は、その後、直ちに前記mペー
    ジセット印刷を前記エンジンに指示することを特徴とす
    るプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第二の時であっても、 前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のページである
    ことを確認した後、予め定めた許容時間内に次の印刷ジ
    ョブを受信した時は、直ちに前記mページセット印刷を
    前記エンジンに指示せずに前記m+1ページ目の印刷準
    備を待つことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記mページセット印刷を行うか否かの前記判断は、 前記m+1ページ目の印刷準備完了予想時刻と、前記m
    +1ページセット印刷を行った方が前記mページセット
    印刷と前記m+1ページ目に対する1ページ印刷を行う
    よりも印刷完了が早くなるような最大待ち時刻とに基づ
    いて行われることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、 前記nページセット印刷が、2ページセット印刷であ
    り、 前記mページ目が、1ページ目であることを特徴とする
    プリンタ。
  5. 【請求項5】受信した印刷ジョブを解釈して印刷を実行
    するプリンタの制御プログラムを記録した記録媒体であ
    って、 nページセット印刷におけるm(m<n)ページ目の印
    刷準備が完了した時点で、m+1ページ目の印刷準備が
    完了していない場合に、 前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のページである
    ことを確認しない時は、前記mページ目までに対するm
    ページセット印刷を行うか否かの判断に従って、前記m
    ページセット印刷を前記エンジンに指示するかあるいは
    当該mページセット印刷の指示をせずに前記m+1ペー
    ジ目の印刷準備を待つ第一のステップと、 前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のページである
    ことを確認した時は、その後、直ちに前記mページセッ
    ト印刷を実行する第二のステップとをコンピュータに実
    行させるプリンタの制御プログラムを記録した記録媒
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記第二のステップにおいても、 前記mページ目が前記印刷ジョブの最後のページである
    ことを確認した後、予め定めた許容時間内に次の印刷ジ
    ョブを受信した時は、直ちに前記mページセット印刷を
    前記エンジンに指示せずに前記m+1ページ目の印刷準
    備を待つことを特徴とするプリンタの制御プログラム
    記録した記録媒体
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記mページセット印刷を行うか否かの前記判断は、 前記m+1ページ目の印刷準備完了予想時刻と、前記m
    +1ページセット印刷を行った方が前記mページセット
    印刷と前記m+1ページ目に対する1ページ印刷を行う
    よりも印刷完了が早くなるような最大待ち時刻とに基づ
    いて行われることを特徴とするプリンタの制御プログラ
    を記録した記録媒体
  8. 【請求項8】請求項5乃至請求項7のいずれかにおい
    て、 前記nページセット印刷が、2ページセット印刷であ
    り、 前記mページ目が、1ページ目であることを特徴とする
    プリンタの制御プログラムを記録した記録媒体
JP2000278779A 2000-09-13 2000-09-13 プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3511990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278779A JP3511990B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278779A JP3511990B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002086855A JP2002086855A (ja) 2002-03-26
JP3511990B2 true JP3511990B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=18763893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000278779A Expired - Fee Related JP3511990B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3511990B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103067639B (zh) * 2012-12-13 2016-03-02 珠海赛纳打印科技股份有限公司 图像形成设备及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002086855A (ja) 2002-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3977356B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
US8144347B2 (en) Method of controlling print job schedule and printing system using the method
JP5839845B2 (ja) 印刷装置、印刷方法及びプログラム
EP1942408A2 (en) Printing control apparatus and method
US7369264B2 (en) Host based printer, host device and printing control method
JPH10285421A (ja) プリンタ色処理モード自動制御装置、その方法、その受信装置、システム及びその記憶媒体
JPH09258931A (ja) 印刷制御装置
JP4109821B2 (ja) 情報処理装置及びジョブの処理結果確認方法
JP3438710B2 (ja) プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体
JPH09311770A (ja) 情報処理装置、印刷装置およびその印刷制御方法
JP2000085211A (ja) 印刷制御方法および印刷システム
JP5929431B2 (ja) 画像記録装置、画像記録装置の制御方法、及び制御プログラム
JP3511990B2 (ja) プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体
JP6067039B2 (ja) 印刷に要する時間の予測値を求める画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム
JP2003228474A (ja) 情報処理装置および印刷制御装置および印刷システムおよびデータ処理方法および記憶媒体およびプログラム
JP4095581B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP3744351B2 (ja) プリンタ、プリンタ制御方法、コンピュータが読出し可能なプログラム、並びにそのプログラムを格納した記憶媒体
JP3251429B2 (ja) 印刷装置、ホストコンピュータ、印刷システム及びそれらの印刷制御方法
JPH08263393A (ja) プリンタ装置及びその制御方法
JP4481076B2 (ja) 画像形成装置及び制御プログラム
JP2001067193A (ja) 印刷システム及び印刷装置及びその制御方法
JP5738548B2 (ja) 印刷制御装置、それを用いた画像形成装置並びにプリントサーバ、印刷制御方法、及び印刷制御プログラム
EP0994412B1 (en) Network printer and network printing method
KR100234302B1 (ko) 프린터의 대기 작업 인쇄 처리 순서 조정방법
JP2000229451A (ja) プリンタ制御方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3511990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees