JP3511515B2 - シールド掘進機の泥水循環システム - Google Patents
シールド掘進機の泥水循環システムInfo
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Description
けるシールドトンネルの施工において、地盤掘削後に流
体輸送される泥土を分離処理して泥水を循環させて使用
するシールド掘進機の泥水循環システムに関する。
支障を与えずにすむなど周辺環境への影響が小さいた
め、都市部などの地下のトンネル施工に用いられるシー
ルド工法においては、地盤条件、施工環境に応じて種々
の工法が開発され、採用されてきた。現在では、密閉型
シールドである泥水式シールド工法と泥土圧式シールド
工法が代表的な工法となり、シールド工事全体の大部分
の比率を占めている。
に、切羽保持のための作泥材を注入管22aからシール
ド掘進機3aの切羽側に注入し、チャンバー34a内で
作泥材と撹拌された掘削土を排泥装置35aを介して、
圧送ポンプやズリロト(図示しない)により坑外へ搬出
するものである。そして、シールド掘進機3aから発生
する掘削土は、切羽保持のために作泥材が混入されてい
るため、掘削土全てが一般土砂とは認められず、産業廃
棄物扱いとなっている。そのため、掘削土の処分費が高
額である。
工法が用いられるケースが増加してきている。泥水式シ
ールド工法は、作泥槽21b及び調整槽52bにより調
整された泥水をチャンバー34b内に送り込み、掘削土
を泥水状にしてポンプ36にて搬出し、振動篩51bで
礫分及び砂分を一般土砂として分離し、振動篩51bを
通過した泥水のうち、必要な量を調整槽52bに、それ
以外の余りを余剰泥水槽92bに送る。余剰泥水は、フ
ィルタプレス機93bなどで脱水ケーキ状にして産業廃
棄物処分する。しかし、崩壊性の高い砂地盤等、泥水式
シールド工法では施工が困難な可能性が高い土質では、
泥土圧式シールド工法を用いる必要があり、高額な産業
廃棄物の処分費がかかってしまう。上述のように、両工
法は様々な施工条件下で用いられ、実績が多くなるにつ
れ、土質条件、地下水圧等に対する各工法の適応性の境
界、すなわち、適正な施工を行ううえでの適用領域が明
確となってきている。
下から深い地下に向けられており、大深度地下開発の構
想が打ち上げられている。大深度化が進むと、必然的に
長距離化を伴い、施工条件的には地下水圧が高くなるう
え、トンネルの掘削断面に現れる地盤が多様に変化する
ことになる。このため、合理的な施工を確保するために
は、より一層、適用領域が広範囲にわたる工法の開発が
望まれ、特開H09−217590号公報に示されるよ
うに、泥水式シールド工法と泥土圧式シールド工法の両
工法の機構を有した万能式シールド工法が開発されてい
る。その機構は、泥水式シールド工法の水圧対抗機構、
掘削土搬送・処理方法と、泥土圧式シールド工法の土圧
・水圧対抗機構であり、両工法の長所を有していること
から、あらゆる掘削地盤に対応可能な工法として注目さ
れている。
に、まず、泥土圧式シールド工法と同様、掘削土に作泥
槽21cで作られた作泥材を注入して切羽の安定を図
り、チャンバー34c内で作泥材と撹拌された掘削土を
排泥装置35cを介して、土砂混合槽41cに搬出さ
れ、ここで水槽55と調整槽52cとによって作られた
水に近い泥水と土砂混合槽41cにて混合される。次
に、泥水式シールド工法と同様、混合された泥水を振動
篩51cで礫分及び砂分を一般土砂として分離し、残っ
た泥水のうち、必要な量を調整槽52cに、それ以外の
余りを余剰泥水槽92cに送る。余剰泥水は、フィルタ
プレス機93cなどで脱水ケーキ状にして産業廃棄物処
分する。万能式シールド工法は、多様に変化する地盤に
対して作泥材の添加量、濃度を調整することで切羽の安
定を確保できるとともに、また高地下水圧に対しては、
密閉タイプの流体輸送で安全性を確保できるものであ
る。
シールド工法は、泥水式シールド工法と泥土圧式シール
ド工法の機構を単に共有させたものであり、図3に示す
ように、振動篩51c以降の工程では、泥水を分離処理
する機能がないため、振動篩51cを通過したシルト粘
土分が調整槽52cに徐々に蓄積され、泥水を送る際に
は、送泥ポンプを増設したり、調整槽52c内を水で希
釈する必要があった。また、施工工程内で作泥材を再度
使用できず、そのまま産業廃棄物として処分されていた
ため、膨大な作泥材費、作泥材溶液作成費と産業廃棄物
処分費が発生していた。
設したり、調整槽内を水で希釈することなしに、常に水
に近い泥水を循環させて使用するとともに、作泥材を循
環させて使用することができるシールド掘進機の泥水循
環システムを提供することである。
め、請求項1記載の発明は、シールド掘進機3の切羽側
に作泥材を注入する作泥材注入手段2と、前記シールド
掘進機のチャンバー34から排出された泥土に低濃度泥
水を加えて流動性を有する高濃度泥水として搬出させる
泥水添加手段4と、前記高濃度泥水から礫、砂等の径の
大きな固形分を除去する土砂除去手段5と、前記土砂除
去手段により径の大きな固形分が除去された前記高濃度
泥水を固形分の少ない低濃度分離泥水と、固形分の多い
高濃度分離泥水とに分離する分離手段6と、前記分離手
段で分離された低濃度分離泥水を前記低濃度泥水として
前記泥水添加手段に供給する泥水循環手段7と、前記分
離手段で分離された高濃度分離泥水を作泥材として前記
作泥材注入手段に供給する作泥材循環手段8とを備え、
前記作泥材及び前記泥水の少なくとも一部を循環使用す
ることを特徴とする。
段により径の大きな固形分が除去された高濃度泥水に
は、作泥材及びシルト粘土分が含まれている。しかし、
分離手段で高濃度泥水は、固形分の少ない低濃度分離泥
水と、固形分の多い高濃度分離泥水とに分離されるた
め、低濃度分離泥水がシルト粘土分等の堆積によって濃
くなることがなく、常に水に近い状態の低濃度分離泥水
を循環させて使用することができる。したがって、送泥
ポンプの増設、水の供給設備等の設備及びそれにかかる
工程を削減できるため、施工工程の短縮、工費の低減を
図ることができる。また、高濃度分離泥水を作泥材注入
手段に循環させることにより、作泥材の使用が可能とな
る。なお、高濃度分離泥水は、含水率の低いスラリ状態
となっているため、作泥材溶液としてそのままの状態で
用いることができる。したがって、作泥材費、作泥材溶
液作成費、作泥材の産業廃棄処分費等を低減することが
できる。
水を作泥材として作泥材注入手段に供給する際に余る高
濃度分離泥水を余剰泥水として脱水処理する脱水処理手
段9を有することを特徴とする。
高濃度であるため含水率が低く、脱水処理にかかる時間
を短縮することができる。これにより、工程の簡略化、
コストの低減を図ることができる。
循環システム1について詳細に説明する。
に、作泥材注入プラント(作泥材注入手段)2、シール
ド掘進機3、泥水添加プラント(泥水添加手段)4、土
砂除去プラント(土砂除去手段)5、分離プラント(分
離手段)6、脱水処理プラント(脱水処理手段)9等が
備えられている。
3の切羽を安定させるために切羽に注入する作泥材、例
えば、ベントナイト溶液を作成及び貯蔵する場所であ
る。作泥材注入プラント2には、作泥調整槽21、注入
管22等が備えられている。作泥調整槽21は、ベント
ナイト溶液を貯蔵する場所であり、注入管22は、ベン
トナイト溶液を切羽に送るための配管である。作泥調整
槽21の上方には、ベントナイトと水等を混練するミキ
サ(図示しない)が備えられ、作成されたベントナイト
溶液は、作泥調整槽21に貯蔵される。作泥調整槽21
からシールド掘進機3の切羽へは、注入管22が接続さ
れており、注入管22の途中に設置された注入ポンプ
(図示しない)にてベントナイト溶液が注入されるよう
になっている。
周知のとおり、先端にカッタービットを備えたカッタヘ
ッド32、カッタヘッド32を回転させる回転駆動装置
31、チャンバー34内の掘削土及びベントナイト溶液
を撹拌する撹拌翼33、チャンバー34内の掘削土を排
出する排泥装置35等が備えられている。そして、チャ
ンバー34内に流動性・不透水性を有した状態の掘削土
を充満させ、掘削土量と排土量との関係及びベントナイ
ト溶液の注入により加圧し、切羽の安定を図りながら、
掘削土を泥水の循環によって坑外に排出するものであ
る。
ら排泥装置35を介して排出されるベントナイトを含ん
だ掘削土と泥水循環プラント7から送られてくる泥水と
を混合して高濃度泥水を作成するとともに土砂除去プラ
ント5へ搬出する場所である。泥水添加プラント4に
は、土砂混合槽41、排泥管42等が備えられている。
土砂混合槽41内には、ミキサ(図示しない)が備えら
れるとともに、搬入される排泥量に対応して泥水循環プ
ラント7から泥水が供給され、撹拌されることでほぼ一
定の濃度の高濃度泥水が作られる。土砂混合槽41から
土砂除去プラント5には、排泥管42が接続されてお
り、排泥管42の途中に設置された排泥ポンプ(図示し
ない)にて高濃度泥水が土砂除去プラント5へ搬出され
るようになっている。
られてきた高濃度泥水に含まれる掘削土を最初に処理す
る設備である。土砂除去プラント5には、高濃度泥水か
ら礫分及び砂分とシルト粘土分及びベントナイトとを分
離処理するための振動篩(サンドコレクタ)51、振動
篩51を通過した高濃度泥水を貯蔵する調整槽52等が
備えられている。振動篩51には、分離処理された礫分
及び砂分を搬出する配管やベルトコンベア等の搬送装置
(図示しない)が備えられている。また、振動篩51と
調整槽52は排泥管53で接続され、調整槽52と分離
プラント6は排泥管54で接続されており、各排泥管の
途中に設置された排泥ポンプ(図示しない)にて高濃度
泥水が搬出されるようになっている。
てきた高濃度泥水に含まれる掘削土を処理する設備であ
る。分離プラント6には、高濃度泥水を固形分の少ない
低濃度分離泥水と固形分の多い高濃度分離泥水とに分離
処理するためのサイクロン61、低濃度分離泥水を貯蔵
する希釈槽62、高濃度分離泥水を貯蔵する濃縮槽63
等が備えられている。サイクロン61には二系統の排泥
管64,65が備えられ、一方の排泥管64は希釈槽6
2へ、他方の排泥管65は濃縮槽63へ接続されてい
る。また、希釈槽62には、土砂混合槽41へ低濃度分
離泥水を循環させるための泥水循環プラント(泥水循環
手段)7が備えられ、泥水循環手段7には、送泥管7
1、送泥ポンプ(図示しない)等が備えられている。希
釈槽62から土砂混合槽41へは、送泥管71が接続さ
れており、送泥管71途中に設置された送泥ポンプにて
低濃度分離泥水が送られるようになっている。また、濃
縮槽63には、作泥調整槽21へ高濃度分離泥水を循環
させるための作泥材循環プラント(作泥材循環手段)8
が備えられ、作泥材循環プラント8には、送泥管81、
送泥ポンプ(図示しない)等が備えられている。濃縮槽
63から作泥調整槽21へは、送泥管81が接続されて
おり、送泥管81途中に設置された送泥ポンプにてスラ
リ状の高濃度分離泥水が送られ、循環使用できるように
なっている。なお、濃縮槽63には、余った高濃度分離
泥水を余剰泥水として余剰泥水槽92へ送るための排泥
管91、送泥ポンプ(図示しない)等が備えられてい
る。
て、含水率の低い脱水ケーキを作成して廃棄処理する設
備である。脱水処理プラント9には、余剰泥水を貯蔵す
る余剰泥水槽92、余剰泥水を脱水するための脱水機、
例えば、フィルタプレス機93等が備えられている。こ
こで、フィルタプレス機93は、土木工事現場などで発
生する含水率の高い泥水を圧縮脱水し、後処理の容易な
含水率の低い脱水ケ−キ(固形廃棄物)の形で除去する
ことにより、水を純度の高い清水として環境に無害な状
態で戻すための装置である。
を作動させたときの作用について説明する。シールド掘
進機3を立坑から搬入し、所定の位置に設置した後、図
1に示すように、作泥調整槽21にてベントナイト溶液
を作成する。ベントナイト溶液は、作泥調整槽21の上
方に備えられたミキサ(図示しない)にて、粉体状のベ
ントナイトと水等を混練することで作成される。作成さ
れたベントナイト溶液は、ミキサから排出され、下方の
作泥調整槽21に貯蔵される。なお、作泥調整槽21
は、内部にミキサを備えた構成であっても良い。
を回転させて掘削を開始すると、注入ポンプ(図示しな
い)を起動し、注入管22を介してベントナイト溶液が
切羽に注入される。一方、切羽が掘削した掘削土はチャ
ンバー34内に堆積していく。ここで、掘削土とベント
ナイト溶液はチャンバー34内で撹拌される。なお、回
転カッタ32背面に取り付けられた撹拌翼33が回転す
ることで撹拌が行われる。
と、排泥装置35を駆動させ、チャンバー34内のベン
トナイトを含んだ掘削土を排出する。掘削土は、排泥装
置35を介して土砂混合槽41に投入される。同時に、
土砂混合槽41には泥水循環プラント7の送泥管71よ
り水に近い泥水が送りこまれる。また、土砂混合槽41
内には、ミキサなどの撹拌機能が備えられており、掘削
土と泥水は撹拌され、高濃度泥水ができあがる。これに
より、掘削土は、流動性が増し、流体輸送が可能とな
る。
去プラント5に引き込まれ、振動篩51によって分離処
理される。振動篩51は、礫分及び砂分を通さない目の
篩が用いられ、掘削土のうち、礫分及び砂分が振動篩5
1上に残ることとなる。振動篩51にかかった礫分及び
砂分は、振動篩51に接続された配管やベルトコンベア
等の搬送装置(図示しない)によって土砂除去プラント
5から排出され、ダンプトラック等に積み込まれて一般
土砂として搬出される。その他のベントナイト、シルト
粘土分は、振動篩51を通過する。振動篩51によって
礫分及び砂分を取り除かれた高濃度泥水は、排泥管53
を介して調整槽52に貯蔵される。
分離プラント6に引き込まれ、サイクロン61にて分離
処理される。ここでは、遠心分離の原理によって、高濃
度泥水が固形分の少ない低濃度分離泥水と固形分の多い
高濃度分離泥水とに分離される。低濃度分離泥水は、排
泥管64を介して希釈槽62へ送られて貯蔵される。高
濃度分離泥水は、排泥管65を介して濃縮槽63へ送ら
れて貯蔵される。
環プラント7に備えられた送泥管71及び送泥ポンプ
(図示しない)により、土砂混合槽41へ戻され、循環
使用される。濃縮槽63内の高濃度分離泥水は、一部を
作泥材循環プラント8に備えられた送泥管81及び送泥
ポンプ(図示しない)により、作泥調整槽21へ送られ
て循環使用される。残った余剰泥水は、排泥管91を介
して余剰泥水槽92に貯蔵される。
水処理プラント9の薬品槽(図示しない)から送られる
フロック形成のための、例えば、PAC(ポリ塩化アル
ミニウム)等の無機あるいは有機凝集剤と混合撹拌され
ることにより、フロック化が促進されて、そのシルト粘
土分等を沈殿濃縮し、この沈殿濃縮したシルト粘土分等
はフィルタプレス機93に送られて脱水処理が行われ
る。脱水されたケーキ状のシルト粘土分等は、ベルトコ
ンベア等の搬送装置を介して搬出用ホッパ(図示しな
い)に投入され、ダンプトラック等を介して産業廃棄物
として搬出される。
ロン61により、高濃度泥水中のベントナイト及びシル
ト粘土分は高濃度分離泥水として分離処理されるため、
低濃度分離泥水は、従来工法のようにシルト粘土分等の
堆積によって徐々に濃くなることがなく、常に水に近い
状態の泥水を循環させて使用することができる。したが
って、送泥ポンプの増設、水の供給設備等の設備及びそ
れにかかる工程を削減できるため、施工工程の短縮、工
費の低減を図ることができる。また、作泥材循環プラン
ト8により作泥調整槽21へ送られるのはスラリ状の高
濃度分離泥水であり、すでに溶液の状態となっているた
め、作泥調整槽21では混練作業を必要とせず、含水率
を調節するだけでよい。したがって、高濃度分離泥水を
溶液の状態で循環使用することにより、ベントナイトの
購入費、ベントナイト溶液の作成費、ベントナイトの廃
棄処分費を低減することができる。また、余剰泥水も濃
縮された状態であるため含水率が低く、脱水処理工程の
短縮、凝集剤の節減を図ることができる。
されるものではない。例えば、分離処理に用いられる設
備は、サイクロンに限らず、フィルタ濾過装置などの高
濃度泥水を分離させることができるものであればよい。
また、脱水処理設備もフィルタプレス機に限らず、スク
リュープレスや遠心分離機などの設備を用いても良い。
で高濃度泥水は、固形分の少ない低濃度分離泥水と、固
形分の多い高濃度分離泥水とに分離されるため、低濃度
分離泥水がシルト粘土分等の堆積によって濃くなること
がなく、常に水に近い状態の低濃度分離泥水を循環させ
て使用することができる。したがって、送泥ポンプの増
設、水の供給設備等の設備及びそれにかかる工程を削減
できるため、施工工程の短縮、工費の低減を図ることが
できる。また、高濃度分離泥水を作泥材注入手段に循環
させることにより、作泥材の使用が可能となる。なお、
高濃度分離泥水は、含水率の低いスラリ状態となってい
るため、作泥材溶液としてそのままの状態で用いること
ができる。したがって、作泥材費、作泥材溶液作成費、
作泥材の産業廃棄処分費等を低減することができる。
高濃度であるため含水率が低く、脱水処理にかかる時間
を短縮することができる。これにより、工程の簡略化、
コストの低減を図ることができる。
環システムを説明するための図である。
法を説明するための図である。
を説明するための図である。
を説明するための図である。
Claims (2)
- 【請求項1】シールド掘進機の切羽側に作泥材を注入す
る作泥材注入手段と、 前記シールド掘進機のチャンバーから排出された泥土に
低濃度泥水を加えて流動性を有する高濃度泥水として搬
出させる泥水添加手段と、 前記高濃度泥水から礫、砂等の径の大きな固形分を除去
する土砂除去手段と、 前記土砂除去手段により径の大きな固形分が除去された
前記高濃度泥水を固形分の少ない低濃度分離泥水と、固
形分の多い高濃度分離泥水とに分離する分離手段と、 前記分離手段で分離された低濃度分離泥水を前記低濃度
泥水として前記泥水添加手段に供給する泥水循環手段
と、 前記分離手段で分離された高濃度分離泥水を作泥材とし
て前記作泥材注入手段に供給する作泥材循環手段とを備
え、 前記作泥材及び前記泥水の少なくとも一部を循環使用す
ることを特徴とするシールド掘進機の泥水循環システ
ム。 - 【請求項2】前記高濃度分離泥水を作泥材として前記作
泥材注入手段に供給する際に余る高濃度分離泥水を余剰
泥水として脱水処理する脱水処理手段を有することを特
徴とする請求項1記載のシールド掘進機の泥水循環シス
テム。
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