JP3511213B2 - 光半導体デバイス - Google Patents

光半導体デバイス

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    • H01L33/36Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the electrodes
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数字・文字等のディス
プレイ、可視光ランプ、光通信用発光ダイオード等に利
用し、発光効率が高く、光を効率よく外部に取り出せる
光半導体デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、光半導体デバイスとして、図5に
示す構成のLEDが利用されている。図5はLEDの断
面図である。このLED1は、半導体基板2上に形成さ
れたLEDチップ3と、このLEDチップ3の表面に形
成された電極4と、半導体基板2の下面に形成された電
極5とを有している。LEDチップ3は、その上下方向
に関して中間に、活性層3aを有しており、いわゆるダ
ブルヘテロ(DH)構造を形成している。
【0003】次に、この従来例の構成における動作につ
いて説明する。このように構成されたLED1によれ
ば、LEDチップ3の表面に形成された電極4と半導体
基板2の下面に設けられた電極5との間に、電圧を印加
することにより、例えば図5にて矢印で示すように、電
極4から電極5に向かって電流が流れる。そして、この
電流によりpn接合を通してキャリアである電子あるい
はホールが注入され、LEDチップ3の活性層3aで再
結合して発光する。この活性層3aからの光は、LED
1の上面、即ちLEDチップ3の表面から外部へ出射す
る。
【0004】この場合、電極4から電極5に向かって流
れる電流は、その経路の抵抗値が最小になるように、即
ち最短距離をとるように流れる。ところで、電極4は、
LEDチップ3の表面の中心付近に位置している。した
がって、活性層3aに注入されるキャリアは、この活性
層3aのうち、電極4の直下に集中することになる。こ
のため、活性層3aの発光は、図5にて符号Aで示すと
ころであり、その発光強度は、図6のグラフに示すよう
に、電極4に対応する領域が最大で、この電極4から外
れると急激に低下してしまう。図6はこの電極とLED
の発光強度との関係を示す図である。
【0005】また、光はLEDチップ3の表面から出射
するが、LEDチップ3の表面に形成された電極4は光
を遮断する。したがって、LED1の発光特性は、発光
強度が最大である電極4の領域で外部への発光強度がゼ
ロになってしまうため、図6にて斜線を施した部分のみ
が外部に取り出されることになる。したがって、外部へ
の光の取出し効率が極めて低くなるという問題があっ
た。
【0006】このような問題点を解決するため、例えば
図7に示すような構成の、光の取出し効率を高めたLE
Dが知られている。図7は電流阻止層を有するLEDの
断面図であり、LED6は、LEDチップ3内にて活性
層3aの上方に、電流阻止層3bが備えられている点
で、図5のLED1と異なる構造となっている。この電
流阻止層3bには、電極4に対応してアイランド状の高
抵抗領域3cが形成されている。
【0007】この構成によれば、電極4に電圧を印加す
ると、電流は上記電流阻止層3bの高抵抗領域3cを回
避して周囲に回り込み、外部への発光として寄与しない
活性層3aの中心部分に流れない。したがって、活性層
3aの発光部は、図7にて符号Bで示すところであり、
注入電流に対する発光効率が向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のLED6において、電流阻止層3bを形成す
る場合、電極4に対応した高抵抗領域3cを画成するに
は、電流阻止層3bを形成する際に、高抵抗領域3c以
外の部分を選択的に除去するエッチング工程が必要であ
る。このため、半導体基板2上へのLEDチップ3の結
晶成長工程において、途中で結晶成長を中断してこの電
流阻止層3bを形成し、その後再び結晶成長を行なうこ
とになる。したがって、結晶成長工程における結晶成長
装置の使用効率が低下してしまうと共に、別にエッチン
グ工程が必要であることから、工程が多くなり、製造コ
ストが高くなってしまうという問題があった。
【0009】このような課題を解決するために本発明
は、第1の目的として、外部への光の取り出し効率を高
めることができる光半導体デバイスを提供することを目
的とする。第2の目的として、注入キャリアが効率良く
再結合できる光半導体デバイスを提供することを目的と
する。第3の目的として、ダブルヘテロ接合構造の格子
不整合を緩和して発光効率を高めることができる光半導
体デバイスを提供することを目的とする。第4の目的と
して、射出光を遮断しない理想的な電極パターンを有す
る光半導体デバイスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、第1の目的に対応する請求項1記載の光半導体
デバイスは、発光波長に対して透明な半導体基板と、半
導体基板上に順次積層された第1クラッド層と活性層と
第2クラッド層とを有する光半導体デバイスであって、
第2クラッド層表面に形成した穴あき電極と、穴あき電
の穴に対応し半導体基板上に形成した電極とを有
し、さらに前記穴あき電極と前記活性層の発光領域とが
前記第2クラッド層を挟んで近接しており、前記半導体
基板を電流拡散層及び光取り出し面とする構成としてい
る。
【0011】第2の目的に対応する請求項2記載の光半
導体デバイスは、第1クラッド層と第2クラッド層とが
その間に挟んだ活性層より大きなエネルギーギャップを
有する構成としている。
【0012】第3の目的に対応する請求項3記載の光半
導体デバイスは、半導体基板上に第1クラッド層と活性
層と第2クラッド層とを有する光半導体デバイスにあっ
て、半導体基板と第1クラッド層との間に組成傾斜層を
有する構成としている。
【0013】第4の目的に対応する請求項4記載の光半
導体デバイスは、光半導体デバイスの表面に形成された
穴あき電極と半導体基板の下面に形成された電極とが対
称中心を有するように形成する構成としている。
【0014】
【作用】このような構成の請求項1記載の光半導体デバ
イスは、穴あき電極に電圧を印加すると、穴あき電極か
ら半導体基板の下面に形成された電極に電流が流れ、光
半導体デバイスの穴あき電極に近接する部分にキャリア
が注入される。この部分的に注入されたキャリアが活性
層で再結合して発光し、光が外部へ出射される。光が出
射される方向の半導体基板面の一部には電極がないの
で、光を遮断することなく有効に外部に取り出すことが
できる。
【0015】請求項2記載の光半導体デバイスでは、キ
ャリアが注入されると活性層で再結合し発光するが、活
性層で発光した光はクラッド層で吸収されない。したが
って、注入キャリアの発光効率が格段に向上し、光を効
率よく外部に出射できる。
【0016】請求項3記載の光半導体デバイスでは、半
導体基板とクラッド層との間に組成傾斜層が形成されて
いることによって、活性層を両クラッド層で挟んだダブ
ルヘテロ接合による格子不整合を緩和することができ
る。したがって、ヘテロ接合面の結晶欠陥が減少するた
め、注入キャリアの閉じ込めと同時に光の閉じ込め作用
が向上し、キャリアの再結合効率が高まり、発光効率を
格段に向上できる。
【0017】請求項4記載の光半導体デバイスでは、発
光部に対応した穴あき電極と光を遮断する半導体基板の
下面に形成された電極とが光の出射に関して相互に遮断
しない形状に形成することができる。したがって、光を
遮断しない理想的な電極形成ができ、光を外部へ効率よ
く取り出すことができる。
【0018】なお、請求項1乃至4記載の光半導体デバ
イスでは、光半導体デバイスを形成する際の結晶成長工
程を、途中で中断することなく連続して行なうことがで
き、エッチング工程等も不要になる。したがって、工程
数が増えることなく、光半導体デバイスを簡単に且つ低
コストで製造できることになる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の光半導体デバイスの実施例を
図面を参照して詳細に説明する。図1は、この光半導体
デバイスの第1の実施例の構成を示す断面図である。図
2はエネルギーギャップEgを示すエネルギー構造の概
略図である。図3はこの実施例の斜視図である。図1に
おいて、光半導体デバイス10は、半導体基板11と組
成傾斜層12と第1クラッド層13と活性層14と第2
クラッド層15とを有しており、第2クラッド層15に
は穴あき電極17を形成し、この穴あき電極17に対応
した光半導体デバイスの反対側の半導体基板11には円
板状電極16を形成している。
【0020】光半導体デバイス10は、例えばMOCV
D法、LPE法、VPE法、MBE法等によって製造さ
れる。本実施例では、半導体基板11としてGaPを使
用する。半導体基板11は発光波長に対して透明である
ものを選択するが、所定の発光波長に対応して、GaA
s、GaAsP、GaAlAs、GaInP、InAl
P、GaN、SiC等のIII −V族の化合物半導体を用
いることが多い。また、ZnS、ZnSe等のII−VI族
の化合物半導体基板も使用できる。
【0021】この実施例の光半導体デバイス10は、例
えばMOCVD法により、次のようにして順次エピタキ
シャル成長させる。先ず、厚さ300μmのnタイプの
GaP半導体基板11の上に、nタイプのGaPからn
タイプのIn0.3(Ga0.3 Al0.7)0.7 Pに段階的に組
成を変えた組成傾斜層12を10μm程度に形成し、こ
の組成傾斜層12の上にnタイプのIn0.3(Ga0.3
0.7)0.7 Pの第1クラッド層13を10μm程度エピ
タキシャル成長させ、次いで、iタイプのIn0.3 Ga
0.7 Pの活性層14を1μm程度エピタキシャル成長さ
せる。そして、pタイプのIn0.3(Ga0.3 Al0.7)
0.7 Pの第2クラッド層15を10μm程度エピタキシ
ャル成長させる。
【0022】このとき、nタイプとpタイプのエピタキ
シャル層を成長させpn接合を形成させるために、ドー
ピングを同時に行っている。また、InGaAlの混晶
の組成比は、エネルギーギャップの値と格子整合する条
件とにより決定する。さらに、良好な結晶成長条件と格
子整合条件は結晶成長のプロセスパラメータである温
度、圧力、原料ガス流量及び原料ガスの分圧等にも依存
しており、これらのパラメータを最適に決定する必要が
ある。この実施例では3元混晶としたが、半導体基板に
InPを使用したInGaAsPの4元混晶の場合、エ
ネルギーギャップと格子整合条件を各々独立に制御して
結晶成長が可能である。なお、この実施例のnタイプと
pタイプの伝導型を反転させたタイプでも、結晶成長方
法は同様である。
【0023】以上のように格子整合条件を満たして結晶
成長を行うが、組成傾斜層12を形成すると、第1クラ
ッド層13と活性層14と第2クラッド層15の格子不
整合を緩和することができる。この実施例のエネルギー
ギャップEgは、活性層14が他のクラッド層13、1
5より最小になるように設計している。即ち、図2に示
すように、活性層を、より大きなエネルギーギャップを
有する第1クラッド層と第2クラッド層とで挟むダブル
ヘテロ接合構造としている。
【0024】半導体基板を保持して表面にエピタキシャ
ル成長させるため、半導体基板の底面にはエピタキシャ
ル成長層がない。エピタキシャル成長層を下側に半導体
基板を表裏反転させ、この半導体基板面を光取り出し面
とし、円形状のオーミック電極16を中央に形成する。
この電極に対向させて、裏面となったエピタキシャル成
長層の第2クラッド層15表面にオーミック性の穴あき
電極17を形成する。これらの電極形成は蒸着、ペース
ト等で行い、Au合金を使用する。Au合金に変えてA
lやCu合金でもよい。また、電気伝導性のよい半導体
を電極として結晶成長の最終工程で形成してもよい。
【0025】次に、この実施例における作用について説
明する。図1及び図3を参照して、穴あき電極17から
光半導体デバイス10に電流を注入すると、第1クラッ
ド層を経てキャリアが活性層に注入され、キャリアの再
結合により発光する。注入電流に関して、半導体基板1
1が300μmと厚く、また抵抗率も比較的小さいた
め、この基板が電流拡散層となる。また、穴あき電極1
7に対向する位置に電極16の電極部分がないため、図
1の矢印のように電流が流れる。したがって、光を取り
出す半導体基板11の電極16下方に位置する活性層1
4からの発光を極めて低くできる。また、キャリアが活
性層14で再結合して発光するが、光が出射する方向1
8に光を遮断する電極部分がないため、外部への光取り
出し効率を格段に向上できる。
【0026】さらに、電流は10μmと薄い第2クラッ
ド層15の表面の電極17から注入されるので、この電
流によるキャリアが効果的に活性層14に流れ、したが
って、注入電流に対するキャリアの再結合効率が向上
し、その結果発光効率が格段に向上する。また、穴あき
電極17の近くに発光領域を形成できるので、穴あき電
極17のパターンに対応した発光領域を設けることが可
能になる。図1のAは、この注入電流により発光する活
性層14の発光領域を示している。
【0027】注入電流が流れると、図2のエネルギー構
造を参照して、第2クラッド層15側から供給されたキ
ャリアは組成傾斜層12のポテンシャルを越えることが
できず、活性層14の井戸型ポテンシャルに効果的に閉
じ込められ、半導体基板11側から供給されるキャリア
が活性層14の井戸型ポテンシャルのエネルギーバンド
間で効果的に再結合して、このバンド間エネルギー差に
相当する波長で発光する。この波長の光は、活性層14
のエネルギーギャップが第1及び第2クラッド層13、
15に比べて極めて小さく設計されているので、これら
第1及び第2クラッド層13、15に吸収されることは
ない。したがって、注入キャリアの結合効率を高め、発
光中心を局所的にできるとともに、光を効率よく外部へ
出射できる。
【0028】また、組成傾斜層12によって、第1クラ
ッド層13、活性層14、第2クラッド層15の格子不
整合を緩和することができるため、これらの接合面にお
いて発光中心となり得る結晶欠陥を減少させることがで
きる。そして、このダブルヘテロ接合構造において、注
入キャリアの閉じ込めと同時に光の閉じ込め作用が向上
する。したがって、注入電流に対して発光効率を向上さ
せることができるとともに、所望の単色の光を効果的に
発光できるようになる。
【0029】次に、第2の実施例を説明する。図4は対
称中心を有する電極パターンを形成した第2の実施例の
光半導体デバイス20の斜視図である。電極パターンの
他は第1の実施例と同様の構成である。図4に示すよう
に、この光半導体デバイス20は所定形状の穴あき電極
21とこれに対応した形状の電極22の電極パターンが
対称中心を有するパターンであるから、活性層14の発
光領域を光半導体デバイスに関して対称中心を有するよ
うに形成でき、光の取り出しを一様方向にできる。
【0030】また、電流を注入する穴あき電極21と活
性層14の発光領域が第2クラッド層15を挟んで10
μmと近接しているため、穴あき電極21の電極パター
ンによって、活性層14における発光領域のパターンを
決定できる。したがって、所定パターンの光を外部に取
り出すことが可能になる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1記載の光半導体デバイスでは、穴あき電極に電圧を
印加すると、穴あき電極から半導体基板の下面に形成さ
れた電極に電流が流れ、光半導体デバイスの穴あき電極
に近接する部分にキャリアが注入され、この部分的に注
入されたキャリアが活性層で再結合して発光し、光が外
部へ出射されるが、この光が出射される方向の半導体基
板面の一部には電極がないので、光を遮断することなく
有効に光を外部に取り出すことができるという効果を有
する。
【0032】請求項2記載の光半導体デバイスでは、キ
ャリアが注入されると活性層で再結合し発光するが、活
性層で発光した光がクラッド層で吸収されないので、注
入キャリアの発光効率が格段に向上し、光を効率よく外
部へ出射できるという効果を有する。
【0033】請求項3記載の光半導体デバイスでは、組
成傾斜層の形成によりダブルヘテロ接合の格子不整合を
緩和するため、ヘテロ接合面の結晶欠陥を減少できるの
で、キャリアの再結合効率が向上し、発光効率を格段に
向上できるという効果を有する。
【0034】請求項4記載の光半導体デバイスでは、発
光部に対応した穴あき電極と光を遮断する半導体基板の
下面に形成された電極が光の出射に関して相互に遮断し
ない形状に形成されているので、光を遮断しない理想的
な電極を形成することができ、光を外部に効率よく取り
出すことができるという効果を有する。
【0035】さらに、請求項1乃至4記載の光半導体デ
バイスでは、光半導体デバイスを形成する際の結晶成長
工程を途中で中断することなく連続してでき、エッチン
グ工程等も不要になるので工程数が増えることなく、光
半導体デバイスを簡単に且つ低コストで製造することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光半導体デバイスの第一の実施例の構
成を示す断面図である。
【図2】図1の光半導体デバイスのエネルギーギャップ
を示すエネルギー構造の概略図である。
【図3】図1の光半導体デバイスの斜視図である。
【図4】対称中心を有する電極パターンを形成した第二
の実施例による光半導体デバイスの斜視図である。
【図5】従来のLEDの断面図である。
【図6】図5の電極とLEDの発光強度との関係を示す
図である。
【図7】従来のLEDの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 光半導体デバイス 11 半導体基板 12 組成傾斜層 13 第1クラッド層 14 活性層 15 第2クラッド層 16 電極 17 穴あき電極 18 光の出射方向 20 光半導体デバイス 21 穴あき電極 22 電極
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−296677(JP,A) 特開 平5−291620(JP,A) 特開 昭58−159385(JP,A) 特開 昭58−140171(JP,A) 特開 昭57−149781(JP,A) 特開 昭61−170080(JP,A) 特開 平7−254731(JP,A) 実開 平2−11360(JP,U) 実開 平5−38921(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光波長に対して透明な半導体基板と、
    この半導体基板上に順次積層された第1クラッド層と活
    性層と第2クラッド層とを有する光半導体デバイスであ
    って、第2クラッド層表面に形成した穴あき電極と、こ
    の穴あき電極の穴に対応した前記半導体基板上に形成し
    た電極とを有し、さらに前記穴あき電極と前記活性層の
    発光領域とが前記第2クラッド層を挟んで近接してお
    り、前記半導体基板を電流拡散層及び光取り出し面とし
    たことを特徴とする光半導体デバイス。
  2. 【請求項2】 前記第1クラッド層と第2クラッド層と
    がその間に挟んだ活性層より大きなエネルギーギャップ
    を有することを特徴とする請求項1記載の光半導体デバ
    イス。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に第1クラッド層と活性層
    と第2クラッド層とを有する光半導体デバイスであっ
    て、上記半導体基板と第1クラッド層との間に組成傾斜
    層を有することを特徴とする請求項1記載の光半導体デ
    バイス。
  4. 【請求項4】 前記光半導体デバイスの表面に形成され
    た穴あき電極と半導体基板の下面に形成された電極とが
    対称中心を有するように形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光半導体デバイス。
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