JP3509949B2 - チェスト - Google Patents
チェストInfo
- Publication number
- JP3509949B2 JP3509949B2 JP22424994A JP22424994A JP3509949B2 JP 3509949 B2 JP3509949 B2 JP 3509949B2 JP 22424994 A JP22424994 A JP 22424994A JP 22424994 A JP22424994 A JP 22424994A JP 3509949 B2 JP3509949 B2 JP 3509949B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- chest
- drawer
- frame
- drawers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Drawers Of Furniture (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衣類や小物を入れる
のに適した引出し式収納ケース(チェスト)に関する。
のに適した引出し式収納ケース(チェスト)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラスチック製チェストを図7に
示す。本体部21に天板22および枠体26を取り付け
てケース23を形成し、これに引出し29が出し入れ自
在に収められている。。このようなチェストは、家庭の
押入内に置き、場合によっては数段積み重ね、押入箪笥
のように使用されのが普通である。
示す。本体部21に天板22および枠体26を取り付け
てケース23を形成し、これに引出し29が出し入れ自
在に収められている。。このようなチェストは、家庭の
押入内に置き、場合によっては数段積み重ね、押入箪笥
のように使用されのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メーカーで
は需要者の多様な要望に応じられるよう、寸法形状の異
なるいくつかの種類のチェストを揃えているが、品揃え
を多くすると、金型代が嵩み、製造コストが高くなりが
ちである。この発明は、金型の増加を最小限に抑えて品
揃えを多くすることを目的とするものであり、具体的に
は、深形チェストのケース部分をそのまま使い、これに
浅い引出しを何段か収めたものを提供する。
は需要者の多様な要望に応じられるよう、寸法形状の異
なるいくつかの種類のチェストを揃えているが、品揃え
を多くすると、金型代が嵩み、製造コストが高くなりが
ちである。この発明は、金型の増加を最小限に抑えて品
揃えを多くすることを目的とするものであり、具体的に
は、深形チェストのケース部分をそのまま使い、これに
浅い引出しを何段か収めたものを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のチェストは、
前面が開口した箱形のケースと、前面からこのケースの
中に挿入される2段またはそれ以上の引出しを有する。
最下段の引出しはケースの底板の上に載っている。2段
目より上の各段の引出しは対応する架台の上に載ってい
る。各段の架台は前から見るとコの字形をしており、下
の段の引出しを跨ぐようにケースの底板または下の段の
架台の上に載っている。
前面が開口した箱形のケースと、前面からこのケースの
中に挿入される2段またはそれ以上の引出しを有する。
最下段の引出しはケースの底板の上に載っている。2段
目より上の各段の引出しは対応する架台の上に載ってい
る。各段の架台は前から見るとコの字形をしており、下
の段の引出しを跨ぐようにケースの底板または下の段の
架台の上に載っている。
【0005】架台は、シート材をコの字形に弾性変形さ
せてケースの中にはめ込んだものでもよい。ケースの前
面に取り付ける枠体に、その中段に左右辺を結ぶ繋ぎ部
材を設けることができる。
せてケースの中にはめ込んだものでもよい。ケースの前
面に取り付ける枠体に、その中段に左右辺を結ぶ繋ぎ部
材を設けることができる。
【0006】
【作用】最下段の引出しは、ケースの底板の上に載って
スライドし、それ以外の引出しは、対応する架台の上に
載ってスライドする。
スライドし、それ以外の引出しは、対応する架台の上に
載ってスライドする。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、このチェストはプラスチック成形部材を組立てて構
成される。図1に示すように、ケース本体1に天板2を
はめ込んでケース3を形成する。このケース3は、図7
のケース23と同じものである。このケースの中に架台
5を置く。架台5は両側に脚5sを備えており、前から
見るとコの字形をしている。
と、このチェストはプラスチック成形部材を組立てて構
成される。図1に示すように、ケース本体1に天板2を
はめ込んでケース3を形成する。このケース3は、図7
のケース23と同じものである。このケースの中に架台
5を置く。架台5は両側に脚5sを備えており、前から
見るとコの字形をしている。
【0008】ケース3の前面に枠体6をはめ込んで架台
5を固定する。枠体6の中段には、左右の辺を繋ぐ繋ぎ
部材6sが一体に形成されており、この繋ぎ部材を挟ん
で上下に2つの開口7a、7bが形成されている。
5を固定する。枠体6の中段には、左右の辺を繋ぐ繋ぎ
部材6sが一体に形成されており、この繋ぎ部材を挟ん
で上下に2つの開口7a、7bが形成されている。
【0009】これら開口7a、7bからケース3の中に
引出し9a、9bをそれぞれ挿入する(図2)。引出し
は2つとも同形である。図3はチェストの中央部横断面
を簡単な線図で示したものであり、これで分かるよう
に、下段の引出し9aはケース1の底板の上に載ってス
ライドする。架台5は下段の引出し9aを跨いでいる。
上段の引出し9bは架台5の上に載っており、その上を
スライドする。
引出し9a、9bをそれぞれ挿入する(図2)。引出し
は2つとも同形である。図3はチェストの中央部横断面
を簡単な線図で示したものであり、これで分かるよう
に、下段の引出し9aはケース1の底板の上に載ってス
ライドする。架台5は下段の引出し9aを跨いでいる。
上段の引出し9bは架台5の上に載っており、その上を
スライドする。
【0010】上述の実施例は引出しが2段であったが、
もっと段数を増やすこともできる。図4は3段の場合で
あり、架台15が2段に積み上げら、各架台の上に対応
する引出し9が載るようになっている。上下の架台がづ
れないよう、図5に示すように、下段の架台15aの肩
部に孔15sを形成し、上段の架台15bの爪15tが
これに嵌合する。
もっと段数を増やすこともできる。図4は3段の場合で
あり、架台15が2段に積み上げら、各架台の上に対応
する引出し9が載るようになっている。上下の架台がづ
れないよう、図5に示すように、下段の架台15aの肩
部に孔15sを形成し、上段の架台15bの爪15tが
これに嵌合する。
【0011】なお、架台5または15は、はじめからコ
の字状に成形したものでなく、プラスチックの平板を用
いることができる(図6)。平板Pを、あらかじめ刻設
しておいた山折り線に沿って折り曲げてコの字形に変形
させ、ケース1の中にはめ込む。
の字状に成形したものでなく、プラスチックの平板を用
いることができる(図6)。平板Pを、あらかじめ刻設
しておいた山折り線に沿って折り曲げてコの字形に変形
させ、ケース1の中にはめ込む。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のチェス
トは、ケースの中に架台を置くことにより、複数段の引
出しを収納できるようにしたものであり、ケース自体に
は何の手も加える必要がないので、深形チェストのケー
スをそのまま流用することができ、安価に提供できる。
また、浅形チェストをいくつも積み重ねるより、高さが
低くでき、スペース効率がよい。
トは、ケースの中に架台を置くことにより、複数段の引
出しを収納できるようにしたものであり、ケース自体に
は何の手も加える必要がないので、深形チェストのケー
スをそのまま流用することができ、安価に提供できる。
また、浅形チェストをいくつも積み重ねるより、高さが
低くでき、スペース効率がよい。
【0013】架台は平板をコの字形に変形させてケース
の中にはめ込むようにすれば、在庫時に平板状で保管で
きるので、在庫スペースを少なくできる。ケースの前面
に取り付ける枠体の中段に、左右辺を結ぶ繋ぎ部材を設
ければ、強度が高くなり変形しにくい。
の中にはめ込むようにすれば、在庫時に平板状で保管で
きるので、在庫スペースを少なくできる。ケースの前面
に取り付ける枠体の中段に、左右辺を結ぶ繋ぎ部材を設
ければ、強度が高くなり変形しにくい。
【図1】この発明のチェストの分解斜視図である。
【図2】同じく、下側の引出しを開けた状態の斜視図で
ある。
ある。
【図3】線図的に表したチェストの中央横断面図であ
る。
る。
【図4】同じく3段チェストの中央横断面図である。
【図5】3段チェストの架台の斜視図である。
【図6】平板を用いて作る架台の説明図である。
【図7】従来のチェストの分解斜視図である。
1 ケース
5、15 架台
6 枠体
6s 繋ぎ部材
9 引出し
P 平板
Claims (4)
- 【請求項1】 前面が開口した箱形のケース(3)と、
前面からこのケースの中に挿入される2段の引出し
(9)と、下段の引出し(9a)を跨ぐように該ケース
の底板の上に立つ、前から見るとコの字形の架台(5)
からなり、上段の引出し(9b)はこの架台に載ってい
ることを特徴とするチェスト。 - 【請求項2】 前面が開口した箱形のケース(3)と、
前面からこのケースの中に挿入される3段以上の引出し
(9)と、下の段の引出しを跨ぐように積み上げられ、
上の段の引出しを支えるための、前から見るとコの字形
の複数の架台(15)からなるチェスト。 - 【請求項3】 該架台が平板(P)をコの字形に弾性変
形させて該ケースの中にはめ込んだものである請求項1
または2に記載のチェスト。 - 【請求項4】 該ケースの前面に枠体(6)が取り付け
られており、この枠体はその中段に左右辺を結ぶ繋ぎ部
材(6s)を備えている請求項1または2に記載のチェ
スト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22424994A JP3509949B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | チェスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22424994A JP3509949B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | チェスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856761A JPH0856761A (ja) | 1996-03-05 |
JP3509949B2 true JP3509949B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=16810825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22424994A Expired - Fee Related JP3509949B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | チェスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509949B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP22424994A patent/JP3509949B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0856761A (ja) | 1996-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031224 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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