JP3508851B2 - コーヒー等の濾過器 - Google Patents

コーヒー等の濾過器

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JP3508851B2 JP2000297294A JP2000297294A JP3508851B2 JP 3508851 B2 JP3508851 B2 JP 3508851B2 JP 2000297294 A JP2000297294 A JP 2000297294A JP 2000297294 A JP2000297294 A JP 2000297294A JP 3508851 B2 JP3508851 B2 JP 3508851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒーや茶を抽
出するドリップ式の簡易濾過器に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー粉末に直接湯を注ぎレギュラー
コーヒーを抽出するドリップ式のコーヒー濾過器につい
ては数多くの提案があり、実用化され市販されてもい
る。1人前或いは少人数用の使い捨てタイプに係る簡易
濾過器は予めコーヒー粉末が一体に封入されているもの
が多く、単に湯を注ぐだけでコーヒー液を抽出すること
ができ、また使用後はそのまゝゴミとして廃棄処分する
ことができるので便利に広く使用されている。
【0003】この使い捨てに係る濾過器を大別すると、
コーヒー粉末を収納する収納部と、これをカップの縁等
に支え固定する支持部とから構成して前記収納部に収納
したコーヒー粉末に直接湯を注ぎ込むことでコーヒー液
をカップに回収するもの、或いはコーヒーカップに溜め
た湯の中にコーヒー粉末を収納した収納部を漬けてコー
ヒー液を抽出する収納部支持タイプのものがあり、又こ
れとは別に湯を溜めるカップ状の容器を備えたもの、つ
まり容器にコーヒー粉末の収納部を一体に組付けてこの
容器に一旦湯を溜め、この湯を上記収納部に透過させて
コーヒー液を抽出する容器型に係る濾過器とがある。
【0004】本発明は、この2つのタイプの濾過器のう
ち、後者の容器型に係る濾過器の改善に係るものであ
り、その目的とするところは不使用時における濾過器の
小型化を図ること、そして使用時においては安定化を図
り安全な使用を可能にすると同時に、使用時と不使用時
との間において濾過器を伸縮可能にし、同時にこの伸縮
の変形操作を容易且つ確実にできるようにして取扱いを
簡便にしたコーヒーや茶等の抽出に適した簡易型の濾過
器を提供せんとするものである。
【0005】この容器型の濾過器は前記収納部支持型の
濾過器に比較したとき、本体部分が湯を溜めるためカッ
プ状に形成されて嵩張ることに1つの欠点がある。また
使い捨てでもあるにもかゝわらず製造コストが高くなる
こと、そして素材の関係から廃棄処理がしにくいことが
難点となっている。中でも嵩張る点は収納保管する際、
運搬する際、また店頭に陳列するに当たって場所を取る
こと等から折り畳んで小型にできる収納部支持型の濾過
器に比較して大きな問題点である。
【0006】この課題を解決するものとして、例えば実
公平5ー10766号公報及び実公平5ー40843号
公報記載のコーヒー抽出器が提案されている。前者は容
器本体の下半部の周面部に縦襞を設け、この縦襞の上縁
部に折目線を形成すると共に、コーヒー収納部を連設す
る段部に放射状の横襞を設けて、縦横の襞と前記折目線
を利用して容器本体の下半部周面部の折り曲げを可能に
して容器本体を二つ折りにし、前記コーヒー収納部を容
器本体内部に収納するようにしたものである。
【0007】また後者は、前記前者と同様に容器本体の
下半部の周面部に縦襞を設けると共に、この襞の上縁部
に折目線を、そしてコーヒー収納部を連設する段部の外
周縁部に環状凹溝部を形成して縦襞を使って縮径させな
がら前記折目線と環状凹溝部を折り曲げ基点にして容器
本体の下半部を上半部の内側に折り込み、コーヒー収納
部と共に、格納折り畳めるようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この2つの提案はカッ
プ状をなす容器本体を上半部の内側に向けて下半部を折
り込むことで容積を半減させ小型化するものであり、従
来の嵩張り状態を解消することができるものとなってい
る。しかし、ここにおける問題点は容器本体を折り畳む
ために周面部に縦、横の襞を形成する必要があることで
あり、また縦襞の上縁部に折目線を形成する必要がある
こと、更には後者提案にあっては環状凹溝部を形成しな
くてはならないことである。
【0009】この縦襞、横襞の形成、そして折目線、環
状凹溝部等の形成は、前記両提案が剛性を有する合成樹
脂素材を選択して抽出器を形成することにしたことから
必然的に採用された手段ではあるが、上記襞の形状、折
目線、環状凹溝部の相互の位置関係、そして、その形
状、大きさによって折り曲げの形態が特定されること、
更には縦,横の襞同志、或いは襞と折目線、襞と環状凹
溝部が共働して折り曲げを進行するように仕組まれてい
ることから操作の際に上記各部相互のバランスを取るよ
うにしながら折りたたみ、或いは引き伸ばし操作しなけ
ればならない問題がある。
【0010】また、上記提案は襞や折目線を形成するた
めに合成樹脂素材でなければならない制約がある一方、
使い捨てタイプでありながらゴミ処理する際にこれを簡
単に処分できない問題がある。
【0011】本発明は、この様な点に鑑み容器型濾過器
における欠点を改善すべく研究開発されたものであり、
その主たる目的は従って簡単且つ容易に折りたゝみ及び
引き伸ばし操作が行えるようにして操作性を改善し、ま
た紙素材の使用を可能にして使用後の使い捨て処理を容
易に行えるようにしたコーヒー等の濾過器を提供せんと
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述目的を達成
するため、湯を溜める容器本体部を上部の開口部枠体と
下部の有底枠体とから構成し、開口部枠体は所要剛性を
有した厚紙、或いは不織布等のシート状素材によって形
成し、容器本体部全体のカップ状形状を維持する一方、
前記有底枠体は前記開口部枠体に一体に接続される胴部
につき所要の剛性を有し、且つ可撓性を兼ね備えて変形
が可能であると同時に形状維持能力を有する薄紙、或い
は不織布等のシート状素材によって形成せしめ、この有
底枠体を前記胴部の可撓性を利用して撓め変形させなが
ら折り曲げて前記開口部枠体の内部に押し入れ、容器本
体部を折りたゝみ縮小すると共に前記有底枠体の底部に
備えるコーヒー粉末等の収納室をこの折りたたみに伴わ
せて格納し、その一方、使用に際しては前記有底枠体の
底部を引き下して折りたゝんだ前記胴部を引き伸ばして
容器本体部をカップ状に復元させ、この形態を維持する
ようにした濾過器を提案することにある。
【0013】更に本発明を詳述すれば、本発明は所要剛
性を有するシート状素材により短筒形の開口部枠体を形
成し、該開口部枠体の下縁部から適度の剛性と可撓性を
有し、変形が可能であって形状維持能力を有するシート
状素材により有底枠体の胴部を垂下延設してカップ状を
なす容器本体部を形成し、その一方前記有底枠体の底部
にはフィルタを介してコーヒー粉末等の抽出内容物を封
入する収納室を連設し、不使用時には前記収納室を前記
有底枠体の胴部を素材の可撓性を利用して撓め変形させ
て該有底枠体を折りたたみ縮小させると共に前記開口部
枠体内に押入れ格納し、また使用時には前記胴部を撓め
て前記有底枠体を引き伸ばし、前記容器本体部をカップ
状に復元拡張させると共に前記収納室を引き下ろすこと
を特徴としたコーヒー等の濾過器を提供することにあ
る。
【0014】また本発明は、前記容器本体部は上部の開
口部枠体から下部の有底枠体に向かって除々に口径を縮
径させるテイパー状に形成してなることを特徴としたコ
ーヒー等の濾過器を提供することにある。
【0015】また本発明は、前記容器本体部の開口部枠
体は高さを少なくとも格納する収納室の高さに略等しい
高さとすることを特徴としたコーヒー等の濾過器を提供
することにある。
【0016】また本発明は、前記容器本体部は開口部枠
体と有底枠体の高さを略等しく揃えることを特徴とした
コーヒー等の濾過器を提供することにある。
【0017】また本発明は、前記有底枠体の胴部は開口
部枠体の下縁部に接続する上端部縁を前記開口部枠体の
内周面に沿って延長させると共に、該延長部を接面状に
一体に接合し、前記内周面を被覆することを特徴とした
コーヒー等の濾過器を提供することにある。
【0018】また本発明は、前記有底枠体の胴部は開口
部枠体の下端部縁に接続する上縁部を前記開口部枠体の
外周面に沿って延長させると共に、該延長部を接面状に
一体に接合して開口部枠体の外周面を被覆することを特
徴としたコーヒー等の濾過器を提供することにある。
【0019】また本発明は、前記有底枠体の胴部の下端
部縁には全周に亘って所要剛性を有するシート状素材に
より環状の補強枠部を形成することを特徴としたコーヒ
ー等の濾過器を提供することにある。
【0020】また本発明は、前記環状の補強枠部は下縁
部を有底枠体の底部より下に突き出しカップ保持枠を一
体に備えることを特徴としたコーヒー等の濾過器を提供
することにある。
【0021】また本発明は、前記有底枠体は底部を所要
剛性を有するシート状素材による底板により形成するこ
とを特徴としたコーヒー等の濾過器を提供することにあ
る。
【0022】また本発明は、前記容器本体部は開口部枠
体を所要剛性を有した厚紙で形成し、また有底枠体の胴
部を適度の剛性と可撓性を有し、変形が可能であって形
状維持能力を有する薄紙で成形することを特徴としたコ
ーヒー等の濾過器を提供することにある。
【0023】また本発明は、前記容器本体部は開口部枠
体を所要剛性を有した不織布で形成し、また有底枠体の
胴部を適度の剛性と可撓性を有し、変形が可能であって
形状維持能力を有する不織布で成形することを特徴とし
たコーヒー等の濾過器を提供することにある。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、上述の如く構成に係る
もので、次に本発明を図面に示す実施例について詳述
し、その特徴とするところを明らかにすると共に、その
他の特徴について併せて説明することにする。
【0025】
【実施例1】図1乃至図4は本発明の第1の実施例を示
したものである。図1は折りたゝみ状態における本発明
に係る濾過器の斜視図、図2は中央縦断正面図、図3は
使用のため拡張させた状態の斜視図であり、図4は使用
状態における中央縦断正面図である。図面において、符
号1は濾過器の容器本体、2はこの容器本体部の略上半
部を占めるように形成した開口部枠体、3は開口部枠体
2の下に一体に接続し容器本体部1の下半部を形成する
有底枠体である。
【0026】容器本体部1は、ここでは抽出する人数分
の(例えば、1人用のものにおいては1人分の)湯を溜
めるに充分な容量をもったカップ状に形成するものと
し、上部の開口部枠体2はこのカップ状をなす容器本体
部1の略上半部を占める大きさの円筒形に形成してあ
る。
【0027】前記開口部枠体2はカップ状をなす容器本
体部1の形状を安定的に維持するための形状保持機能を
もたせたものであり、この実施例では容器本体部1に湯
を溜めて開口部枠体2の外周面に親指と人差指を添えて
掴んだとき、この挟み付けによって円筒形状を崩すこと
なく充分に保持できる程度の剛性を有する厚紙素材によ
って形成してある。
【0028】この開口部枠体2は、下方に延設する有底
枠体3を後述するように内部に折込み受け入れるため下
方に向かって縮径するテーパー状をなす短尺な円筒形に
形成してある。そして、上端開口縁には折り返しにより
リング状の補強縁部4を形成し、全体の強度を高めるよ
うにしてある。
【0029】前記有底枠体3は前記開口部枠体2と一体
をなして容器本体部1を形成するものであり、ここでは
開口部枠体2とは対照的に開口部枠体の紙厚より肉薄で
あって可撓性を有し、容易に変形させることができ、且
つ所要の形状維持能力を有した薄紙素材によって形成し
てある。この有底枠体3は当該実施例では胴部5と底部
6を一体に形成してあり、底部6の中央部には円形の孔
7を開設し、この孔を介して底部6の下面に連設するコ
ーヒー粉末等の抽出内容物8を収容する収納室9と連通
させてある。
【0030】前記有底枠体3の前記胴部5は、容器本体
部1の高さの略2分の1程の高さにして前記開口部枠体
2の高さに揃えてあり、その上縁部を開口部枠体2の下
端部縁10に接合して一体としている。ただ、ここでは
この上縁部を更に前記開口部枠体2の内周面に沿って上
端開口縁にまで延長させ、この延長部5aを全面に亘っ
て開口部枠体の内周面に接合して剛性を有した開口部枠
体2により有底枠体3の胴部5の上記延長部5aを包み
込み補強してあり、併せて両者の一体性を図るようにし
てある。
【0031】ところで、前記収納室9は前記有底枠体3
より小型の円筒形に形成し、この筒形をなす胴部11の
上面にフィルタ12を張設して前記孔7を塞ぐと共に、
容器本体部1とを劃している。そして、下面に同じくフ
ィルタ13を張設して底を塞ぎ内部にコーヒー粉末等の
抽出内容物8を封入するようにしてある。
【0032】この収納室9は胴部11を含む全体をフィ
ルタ素材によって形成してもよく、また形状の上では筒
形である外、袋状に形成してもよい。ただ収納室9は後
述するように前記開口部枠体2の内部に収められること
からそれより小型であることが求められるが、同時に抽
出人数分に必要なコーヒー粉末等を封入し保持できる容
量を備えることも当然に求められることになる。
【0033】本発明濾過器は、上述の如く構成されるも
ので、製造後使用前の状態においては図1,図2に示し
た如く容器本体部1の開口部枠体2の内側に有底枠体3
を折り込んで格納し、併せてこの有底枠体の下面に備え
る収納室9を押し入れ、濾過器全体を実質的に開口部枠
体2の高さに折りたゝみ縮小させることになる。
【0034】この容器本体1の縮小は収納室9を押し上
げることによって行うことができる。カップ状に拡張し
た容器本体部1の底部5から突出する収納室9を押し上
げると、これに伴って底部5が上昇し、この上昇によっ
て可撓性を有した有底枠体3の胴部5が下縁部から内側
に折り込みを開始し、そのまま引き続き押し上げられる
と、底部5の上昇と共に胴部5の折れ曲がり位置が徐々
に上に移動して開口部枠体2の内部へと誘導されること
になる。そして、上記折り曲がり位置が開口部枠体2の
下端部縁10に達したとき、これを限界として止まり縮
小折りたたみ操作が完了することになる。
【0035】図2によって明らかなように、前記収納室
9の押し込みによって有底枠体3の胴部5は反転し、内
外が逆になる。そして、この収納室9は胴部5の内側に
入り込んで開口部枠体2の内部に有底枠体3と共に格納
されることになる。
【0036】この縮小状態から明らかなように、カップ
状をなす容器本体部1は実質的に2つ折りになって高さ
を半減させることになる。併せて有底枠体3と共に収納
部9の全体を開口部枠体2の内部に格納し、包み込むこ
とになる。
【0037】尚、ここでは容器本体部1に対して開口部
枠体2と有底枠体3をそれぞれ略2分の1の高さにして
揃えているが、有底枠体3は前述の如く可撓性をもたせ
て変形を可能にしてあることから、開口部枠体2の高さ
より高くしてその差の分を皺状にして吸収させることに
よって実質的に開口部枠体2の高さを小さくすることが
できる。つまり、開口部枠体2の高さを小さくすること
によって折りたゝんだ状態における容器本体部1の小型
化を更に進めることができるのである。
【0038】この小型化は格納する収納室9によって限
界があり制約されるが、折りたゝみにより偏平になるこ
とで保管、包装等が容易になる。尚、図示しないが、本
発明濾過器はこの押し潰した縮小状態において、つまり
折りたたんだ状態において袋詰め等包装し、保管、運
搬、或いは店頭等に陳列することになる。そして、この
場合必要に応じて収納室9に詰めたコーヒー粉末等の内
容物の劣化を防止するため真空包装としたり、或いは不
活性ガスを注入したりする等適切な劣化防止処理を採る
ことになる。
【0039】図3及びず4は使用に当たって前記縮小さ
せた容器本体部1をカップ状に拡張させた状態を示した
ものである。この本体部1の拡張は開口部枠体2を片手
で支持し、他方の手で上昇した有底枠体3の底部6の上
面を押し下げるか、若しくは前記した如く開口部枠体2
の内部に収まる収納室9の胴部11を摘んで引き出すこ
とにより行うことになる。
【0040】上記拡張操作によって有底枠体3の底部6
が下降すると、裏返った胴部5が折りたゝみのときとは
逆に上縁部の折り返し点から徐々に裏返し状態を戻しな
がらこの折り返し点を下に移動させ、小カップ状に復元
させて容器本体部1を元のカップ状に拡張させることに
なる。そして、この拡張と共に収納室9が下に突出し、
使用可能な状態となる。
【0041】図4は、使用可能な状態となった容器本体
部1をコーヒーカップ14上に載置し、湯の注入に備え
たところを示したものである。有底枠体3を引き出した
容器本体部1は開口部枠体2の剛性によってこの有底枠
体3の胴部5を筒形形状に支持し、これを通して底部6
に緊張を与えて容器本体部1の全体をカップ状に保持す
ることになる。
【0042】カップ14上に載置した容器本体部1に湯
を注ぐと、フィルタ12を通して収納室9内に浸透し、
これに封入するコーヒー粉末等内容物8を湿潤させ、そ
の成分を抽出しながら下のフィルタ13を通してコーヒ
ー抽出液をカップ14に回収することになる。
【0043】湯の注入により容器本体部1には湯の重量
が全てかゝることになるが、同時に有底枠体3には内側
から液圧が作用し胴部5が緊張することから可撓性が抑
制され形状の安定化が図られることになる。
【0044】
【実施例2】図5乃至図8は本発明の第2の実施例を示
したものである。この実施例は前記第1の実施例を基礎
にして容器本体部1の伸縮性を保持した上で有底枠体3
の強度を高め形状の安定化を図った他の例である。図5
は拡張し使用可能な状態における濾過器の正面図であ
り、図6は中央縦断正面図である。
【0045】図示するように、この実施例における特徴
は容器本体部1を構成する有底枠体3の底部6に開口部
枠体2と同一の剛性をもった厚紙素材を使用したことで
ある。尚、本実施例の説明において第1の実施例と同一
の部所,構造については同一の符号を使用してその説明
を省略する。以後同様とする。
【0046】本実施例では、所要剛性を有した開口部枠
体2の下方に適度の剛性と可撓性を有し、変形が可能で
あり且つ形状維持能力のある薄紙を素材にした円筒形の
有底枠体3の胴部5を一体に垂下形成する一方、この胴
部5の下端部に立ち上がり補強枠部15を全周に亘って
形成する円盤形の厚紙製底板6aを前記底部6に替えて
添わせ接合し有底枠体3としている。
【0047】ここでは底板6aの中央部に開設する孔7
に鍔16を備えた収納室9を落とし込み、底板6aの上
面と鍔16の下面とを接合して一体に組み付け、この鍔
の上面に上のフィルタ12を張り付けると共に、底を塞
ぐ下のフィルタ13とで収納室9内にコーヒー粉末を封
入するようにしてある。
【0048】図7は上記構成された濾過器を折りたゝみ
縮小させる途中を示したもので、図8は折りたゝんだ有
底枠体3と共に収納室9を開口部枠体1の内部に格納し
た状態を示す。容器本体部1の縮小操作は前記第1の実
施例と同じであり、開口部枠体2を支持して底板6aを
押し上げるか、或いは収納室9を押し上げることによっ
て実行される。
【0049】この実施例の場合、有底枠体3の底部が剛
性を有した厚紙素材によって形成されていることから縮
小時の変形は専ら胴部5において行われることになる。
ことにここでは胴部5の上下両端が開口部枠体2と底板
6a及び補強枠部15によって支持されていることから
図示するように略胴部5の中央部付近において折れ曲が
りが開始され、円筒状態を変形させながら開口部枠体内
部に持ち込まれることになる。
【0050】このとき厚紙である底板6aは補強枠部1
5と共に胴部5の折りたゝみを全周に亘って誘導し、収
納室9の格納を円滑に進めることになる。上記収納室9
の押し込みによって撓み変形した胴部5は図8に示され
るように完全に収納室9が格納された状態で再び伸長
し、その上下両端部を折り返すように屈曲させて仕付け
られ収納室9と共に開口部枠体2内にしっかりと収まる
ことになる。
【0051】以上の様にして縮小し、収納室9を格納し
た本発明濾過器は第1の実施例と同様に収納室9を引き
出すことによって再び容器本体部1をカップ状に拡張さ
せることができると同時に、開口部枠体2によって、更
にこの実施例では底板6aによって有底枠体3の胴部5
を円筒形状に保持し、形状を安定化させることになる。
【0052】ところで、当該実施例では胴部5の下縁部
に補強枠部15を形成するのに併せて該補強枠部15の
下縁を垂下延長して環状のカップ保持枠15aを備えて
あることから、この保持部15aによってコーヒーカッ
プ14上に載置したときその開口縁部を係合保持するこ
とができ、従って正確に載置することができると共に、
湯の注入時に落下することがなく安全に使用することが
できるものとなっている。
【0053】
【実施例3】図9及び図10は本発明の第3の実施例を
示している。この実施例は薄紙素材によって円筒形に形
成する有底枠体3の胴部5の上縁部から延長させた延長
部5aに対してその内側に厚紙で形成した開口部枠体2
を嵌め入れ一体に接合する一方、前記胴部5の下縁部に
周縁部に立ち上がり補強枠部15を設けた厚紙製の底板
6を添わせ、この底板の補強枠部15を胴部5の内側に
接合して有底枠体3を形成した例である。
【0054】この実施例は有底枠体3の底板6に厚紙素
材を使用した点で前記第2の実施例と同一の効果を奏す
るものとなっているが、図面において明らかなように容
器本体部1の全面が有底枠体3の胴部5と一体のものと
なり、外観が均一のものとなるため美麗な形状を呈する
と共に表面に模様,印刷等を施す場合に有利となる。
【0055】以上、本発明を各実施例につき詳述した
が、要するに本発明濾過器は容器本体部1を厚紙等所要
剛性を有した素材で形成する開口部枠体2と、この枠体
に比較して軟質で柔軟性を有する薄紙等適度な剛性と可
撓性を有し、変形が可能であって、しかも一定の形状維
持能力を有する素材で形成する有底枠体3との組合せに
よって構成したことにより、主として剛性をもたせた開
口部枠体2に容器本体部1全体の形状保持能力をもた
せ、可撓性,柔軟性をもたせた有底枠体3に折りたゝみ
時の変形能力をもたせて縮小,拡張操作を容易に行える
ようにしたことに特徴あるものとなっている。
【0056】ことに有底枠体3においては、胴部5に変
形能力をもたせて自由な形状変形を可能にして容易に且
つ確実に容器本体部の縮小,拡張操作が行えるようにな
っている。
【0057】ところで、前記実施例においては開口部枠
体2及び底部(底板)6の素材として厚紙を使用し、ま
た有底枠体3、ことにその胴部5の素材として薄紙を使
用する場合につき説明したが、この素材の選択は使用後
の処分を考慮したことと、取扱いの容易性を考慮したこ
とによるもので、開口部枠体については形状保持の剛性
が得られ、そして有底枠体3については形状を保持する
一方、変形が容易であれば例えば不織布を素材にして成
形することができる。
【0058】この場合、開口部枠体2と有底枠体3の胴
部5に使用する不織布には相互の剛性に差を出すため不
織布の厚みを変え、開口部枠体2には摘み持ち可能な剛
性強度を持たせ、また胴部5には収納室9の押し込みの
際容易に撓んで変形する柔軟性と筒状を呈したときその
形状を維持するに充分な形状維持能力を持たせる厚みに
するとよい。
【0059】一方、紙を素材としたとき、当然のことな
がら防水性のある素材であることが求められることは言
うまでもない。また実施例では容器本体部1について円
形のカップ状をなすものとしたが、多角形状であっても
実施は可能であり、制限されるものではない。勿論、実
施例の説明ではコーヒーの濾過器として説明したが、こ
れに限られるものてはなく収納室9に収納する内容物8
によってその用途は任意であり、茶のこし器として利用
することも可能であることは説明を要しないであろう。
【0060】
【発明の効果】本発明濾過器は上述の如く構成され、使
用されるもので、使用時には容器本体部1をカップ状に
伸長させ、そのまゝカップ等容器の上に載せて湯を注ぐ
ことでドリップ式濾過器として使用できる一方、不使用
時、乃至未使用時には容器本体部の有底枠体3を開口部
枠体2内に収納室9と共に押し入れ縮小させて小型化す
ることができると共に格納しておくことができるため嵩
張らず、従って包装が容易であり、また保管するに当
り、更には運搬や店頭等に陳列する場合に場所をとらず
有利である。
【0061】そして、本発明濾過器は前記有底枠体の折
りたゝみに当たってその胴部5の可撓性を利用して押込
むことから簡単且つ容易に縮小操作ができると共に、引
き伸ばしに当たっても特段の抵抗なく円滑に且つ容易に
引き出すことができ極めて操作が容易である。しかも、
この伸縮操作に当たっては胴部5の全域が変形可能にな
っているため、例えば前記従来例で説明した濾過器の如
く折り目線や襞等を設けた特定の部所を基点にして腰折
れ状に屈曲することがないので屈曲時の突っ張り抵抗が
なくスムーズに伸縮操作ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の濾過器を折りたゝんだ状態における斜
視図。
【図2】折りたゝみ状態における中央縦断正面図。
【図3】カップ状に拡張させた状態における斜視図。
【図4】使用状態を説明する中央縦断正面図。
【図5】第2の実施例における濾過器の正面図。
【図6】図5の中央縦断正面図。
【図7】折りたゝみ操作の途中を示す正面図。
【図8】折りたゝみ状態における中央縦断正面図。
【図9】第3の実施例における濾過器の正面図。
【図10】図9の中央縦断正面図である。
【符号の説明】
1 容器本体部 2 開口部枠体 3 有底枠体 5 胴部 5a 胴部の延長部 6 底部 7 孔 8 抽出内容物 9 収納室 12,13 フィルタ 15 補強枠部 15a カップ保持枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−199938(JP,A) 特開 平9−187381(JP,A) 実開 平4−68722(JP,U) 実開 平4−32634(JP,U) 実開 平2−130525(JP,U) 実公 平5−10766(JP,Y2) 実公 平5−40843(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 31/02 A47J 31/06 A47J 31/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の剛性を有するシート状素材によ
    短筒形の開口部枠体を形成し、該開口部枠体の下縁部
    から前記シート素材より剛性が小さく且つ可撓性を有す
    るシート状素材によって有底枠体の胴部を垂下形成して
    カップ状容器本体部を形成すると共に、前記有底枠体
    の底部にフィルタを介して抽出内容物を封入する収納室
    一体に連設してなる濾過器であって、不使用時には前
    記有底枠体を前記胴部の可撓性を利用して変形させ折り
    たゝんで前記底部と共に前記収納室を前記開口部枠体の
    内部に収縮格納し、また使用時には前記胴部の可撓性を
    利用して引き伸し前記容器本体部をカップ状に拡張復元
    して使用可能とすることを特徴としたコーヒー等の濾過
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、容器本体部は
    上部の開口部枠体から下部の有底枠体に向かって徐々に
    口径を縮径させるテイパー状に形成してなることを特徴
    としたコーヒー等の濾過器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、容器本
    体部の開口部枠体は高さを少なくとも格納する収納室の
    高さと略等しい高さとすることを特徴としたコーヒー等
    の濾過器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至の記載において、有底枠
    体の胴部は開口部枠体の下縁部に接続する上端部縁を前
    記開口部枠体の内周面に沿って延長させ接面状に一体に
    接合し該内周面の全面を被覆することを特徴としたコ
    ーヒー等の濾過器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至の記載において、有底枠
    体の胴部は開口部枠体の下縁部に接続する上端部縁を前
    記開口部枠体の外周面に沿って延長させると共に接面状
    に一体に接合して該開口部枠体の外周面を被覆すること
    を特徴としたコーヒー等の濾過器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至の記載において、有底枠
    体の胴部の下端部縁には全周に亘って所要剛性を有する
    シート状素材により環状の補強枠部を形成することを特
    徴としたコーヒー等の濾過器。
  7. 【請求項7】 請求項の記載において、環状の補強枠
    部は下縁部を有底枠体の底部より下に突き出しカップ保
    持枠を一体に備えることを特徴としたコーヒー等の濾過
    器。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至の記載において、有底枠
    体は底部を所要剛性を有するシート状素材による底板に
    より形成するすることを特徴としたコーヒー等の濾過
    器。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至の記載において、容器本
    体部は開口部枠体を所要剛性を有した厚紙若しくは不織
    で形成し、また有底枠体の胴部を前記開口部枠体の剛
    性より小さく且つ可撓性を有する薄紙若しくは不織布
    成形することを特徴としたコーヒー等の濾過器。
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