JPH0540843Y2 - - Google Patents

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JPH0540843Y2
JPH0540843Y2 JP7319390U JP7319390U JPH0540843Y2 JP H0540843 Y2 JPH0540843 Y2 JP H0540843Y2 JP 7319390 U JP7319390 U JP 7319390U JP 7319390 U JP7319390 U JP 7319390U JP H0540843 Y2 JPH0540843 Y2 JP H0540843Y2
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JP
Japan
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container body
coffee
circumferential surface
storage section
vertical folds
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JP7319390U
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JPH0432634U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は一人前の飲用に適したコーヒーが簡易
に得られる嵩の低い使い捨てタイプのコーヒー抽
出器に関するものである。
(従来の技術) 一人前の飲用に適したコーヒーが簡易に得られ
る使い捨てタイプのコーヒー抽出器としては、実
開昭51−18780号公報が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のコーヒー抽出器は使用時の形態と包
装時における形態とが同じであるため、1個づ
つ、あるいは数個をまとめて包装するいずれの包
装形態においても包装材料を多量に消費し、包装
箱も大きくなるため、包装費や運送費のコストア
ツプを招き、また、商品陳列、保管スペース等に
おいても嵩張り著しく不都合である。
そこで、本考案では包装時には、偏平状でコン
パクトな形状に変形し、使用時には従来同様の形
態となすことができるコーヒー抽出器を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は熱湯を注入するカツプ状の容器本体
と、該容器本体の下に段部を介して連設された挽
きコーヒーを収納する該容器本体よりも小径のコ
ーヒー収納部を薄肉合成樹脂でもつて成形されて
いるコーヒー抽出器において、該容器本体の下半
分の周面部に縦襞を設け、該縦襞の上縁部に折目
線を形成し、段部の外周縁部よりに環状の凹溝部
を設け、前記縦襞を設けた周面部をその上縁の折
目線から容器本体の上部内周面部の内側へ折り込
み可能となし、包装時に、この縦襞を有する周面
部を容器本体の内側へ折り込んでコーヒー収納部
を容器本体の上部周面部内に収容された偏平でコ
ンパクトな状態に変形でき、また、コーヒーを抽
出するときは、コーヒー収納部を前記容器本体の
下に押し出し復元できるようになしたものであ
る。
コーヒー収納部を容器本体内へ押し込んだり、
押し出すことのできる柔軟性を有する本考案のコ
ーヒー抽出器を形成する薄肉合成樹脂としては、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等の
汎用の熱可塑性合成樹脂が適用できるが、加工性
等から、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリ
オレフイン径合成樹脂が好ましく、また、その肉
厚は0.3〜0.8mm程度が良好である。尚容器本体は
円筒形状に限定されるものではなく、例えば、角
部をゆるい弧曲とした6角形、8角形等の多角形
状としてもよい。
(作用) 縦襞は、該縦襞を形成した容器本体下部の外周
部の円周長さの伸縮を可能にし、該縦襞部分に容
器本体の内側への折り込み外力が加えられると、
該部分の円周長が収縮する作用を奏する。また段
部の外周縁部に設けた環状凹溝部は前記縦襞部分
を容器本体の内側へ折り込んでコーヒー収納部を
容器本体の上部周面部内へ押し込む時に生じる歪
を環状凹溝に集中させて歪を吸収する作用を奏す
る。よつて、容器本体にねじれなどを生ぜしめる
ことなくスムーズにコーヒー収納部を容器本体の
上部周面部内へ押し込むことができる。また、容
器本体内に位置せしめたコーヒー収納部に押し下
げ外力を加えると、縦襞部が伸縮し、環状凹溝に
集中している歪が解放されながら該コーヒー抽出
部をスムーズに下方へ移動させることができ、形
崩れを起すことなくコーヒー抽出時に必要な形態
に復元させる作用を奏する。
(実施例) 以下本考案の実施例を示している図面について
説明すると、薄肉なポリプロピレン樹脂製のカツ
プ状の容器本体1の下部に水平な環状の段部2を
介して所定量の挽きコーヒーCが収納されている
容器本体1よりも小径のコーヒー収納部3が連設
され、該コーヒー収納部3の上面及び開口3Aを
備えた底面にそれぞれフイルター4,5が配設さ
れてなるコーヒー抽出器6において、前記容器本
体1の下半分の周面部に縦襞7を形成し、該縦襞
7の部分を縦襞7の上縁部8から内側に折り込み
可能としている。9は水平な段部2の外周縁部よ
りに設けられている環状凹溝であつて、前記縦襞
7の存在する周面部を容器本体1の内側に折り曲
げることにより第1図に示しているように、コー
ヒー収納部3が容器本体1の内側に収納できるよ
うになしたものである。符号10はコーヒー抽出
時、段部がコーヒーカツプの上面部に密着するの
を回避するため下方へ小さく突出している膨出部
を示す。
(考案の効果) このように本考案は、容器本体1の下半分の周
面部に縦襞7が設けられているので該縦襞部分に
容器本体の内側への折り込み外力を加えると該縦
襞の収縮作用により上縁部8から容器本体の内側
へ折り込まれる。また、この縦襞部分を容器本体
内へ折り込んでコーヒー収納部を容器本体の上部
内周面部内へ押し込む時に生じる歪は環状凹溝に
集中するので容器本体にねじれ等を生ぜしめるこ
となくスムーズにコーヒー収納部が第1図に示す
如く容器本体1の上部の内側へ収納されてコーヒ
ー抽出器の全体の高さ寸法が3分の1程度嵩低い
偏平形状のコンパクトになる。この状態(第1
図)で1個づつ個別に、また、数個をまとめて包
装するいずれの包装形態においても、包装が従来
より著しく小さくなり、包装費や運送費が安価と
なり且つ運搬や保管、商品陳列等にスペースをと
らず頗る好都合となる。そして、使用に際して
は、コーヒー収納部3を下方へ押圧すると、縦襞
部が伸縮し、環状凹溝に集中している歪が解放さ
れながらスムーズにコーヒー収納部が容器本体1
の下に押し出されるのでコーヒーカツプ上に載置
してコーヒー液の抽出作業を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図はコーヒー収納部を容器本体内へ押し
込んだ状態における一部断面正面図、第2図はコ
ーヒー収納部が容器本体の下に突出している状態
における一部断面正面図、第3図は第2図の底面
図である。 1……容器本体、2……段部、3……コーヒー
収納部、4,5……フイルター、6……コーヒー
抽出器、7……縦襞、8……上縁部、9……環状
凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツプ状の容器本体と、該容器本体の下に段部
    を介して連設された挽きコーヒーを収納する該容
    器本体よりも小径のコーヒー収納部を薄肉合成樹
    脂でもつて成形されているコーヒー抽出器におい
    て、該容器本体の下半分の周面部に縦襞を設け、
    該縦襞の上縁部に折目線を形成し、段部の外周縁
    部よりに環状凹溝部を設け、前記縦襞を設けた周
    面部をその上縁の折目線から容器本体の内側へ折
    り込んでコーヒー収納部を該容器本体の上部内周
    面部内へ収納せしめてなるを特徴とするコーヒー
    抽出器。
JP7319390U 1990-07-10 1990-07-10 Expired - Lifetime JPH0540843Y2 (ja)

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JP7319390U JPH0540843Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10

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JP7319390U JPH0540843Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10

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Publication Number Publication Date
JPH0432634U JPH0432634U (ja) 1992-03-17
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JP2530530Y2 (ja) * 1992-11-06 1997-03-26 フィルコ株式会社 コーヒー抽出器

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JPH0432634U (ja) 1992-03-17

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