JP4183709B2 - ボトルキャップに装着される合成樹脂製カプセル体 - Google Patents

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Description

本発明は、ペットボトルその他の飲料用ボトルのボトルキャップにおまけ等として装着されるカプセル体に関し、より詳細には、コップを内蔵した合成樹脂製カプセル体に関する。
従来より、飲料用ボトルに装着されるおまけ容器として、アニメキャラクタや動物などの模型やカード、アクセサリ、お菓子などをビニール袋に入れて飲料用ボトルの首部につり下げるタイプのものや、おまけを紙製のシート材を折り曲げて組み立てた小箱に入れて飲料用ボトルの首部に嵌合装着するタイプのものがある(特許文献1参照)。
しかし、この種のおまけ容器はそれ自体の強度およびボトルとの結合強度が小さいため、ボトル持ち運び時に離脱したり破損したりしやすい。
また、飲料用ボトルに装着可能なコップとして、図12に示すものが知られている。このコップ30は、市販されているボトル31のキャップ32の形状および寸法に合わせて形成された凹部33を内底部34に有し、この凹部33をキャップ32に嵌合させることによりボトル31に装着されるようになっている(特許文献2参照)。
しかし、上述した従来のコップ30は、飲料水が注ぎ込まれる内底部34に、人の手が触れるキャップ32と嵌合する凹部33が形成されているため不衛生である。また、コップ30をボトル31に装着した状態においても、ボトル31の外面とコップ30の縁30aとの間に隙間が存在するため、コップ30の内面30bに埃等が付着しやすいという欠点がある。
特開2001−199444号公報 特開2001−180638号公報
本発明は、上記従来の技術の欠点を解消するべく創案されたものであり、その解決すべき課題は、飲料用ボトルのボトルキャップに容易に大きな固定力で装着できる、コップを内蔵した合成樹脂製カプセル体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の合成樹脂製カプセル体は、飲料用ボトルのボトルキャップに装着される合成樹脂製カプセル体であって、ボトルキャップに嵌合固定するための円筒状凹入部を有するカプセル本体と、前記カプセル本体の外周部に嵌合または螺合により密に結合されたカプセル蓋と、前記カプセル蓋の頂部内面に前記円筒状凹入部を収容するようにして底部が固定されたコップとを備えたものである。
上記のように構成された合成樹脂製カプセル体は、カプセル本体に設けられた円筒状凹入部をボトルキャップに嵌合させることにより、当該ボトルキャップに容易に大きな固定力で装着できる。コップは、カプセル本体とカプセル蓋とを互いに結合させた状態では、円筒状凹入部を収容した状態で収められており、カプセル本体からカプセル蓋を取り外せば使用できる状態になる。コップ使用後は、カプセル本体とカプセル蓋とを互いに結合させることにより、コップをカプセル体内に収容できる。コップが密閉されたカプセル体内に収容された状態でボトルキャップに装着されるので、装着時におけるコップ内面等への埃等の付着を防止し衛生的に保つことができる。
本発明の合成樹脂製カプセル体において、前記円筒状凹入部は、その頂部内面がボトルキャップの頂部に当接するとともにその内周部がボトルキャップの外周に嵌合固定されており、前記カプセル蓋の頂部内面と前記円筒状凹入部の頂部外面とが密接または近接して隣接するように前記カプセル蓋の高さが選定されていることが望ましい。
このように構成すれば、このカプセル体をボトルキャップに装着してもカプセル体の頂部が当該ボトルキャップの頂部よりも殆ど高くならないため、カプセル体を装着した状態におけるボトルの保管、運搬に有利である。
また、前記円筒状凹入部のボトルキャップへの固定力を高めるべく、前記円筒状凹入部の内周面に複数のリブが周方向にほぼ均等に設けられていることが望ましい。
このように構成すれば、カプセル本体をボトルキャップに装着した際、複数のリブがキャップ外周面に弾性的に圧接することにより、カプセル本体がボトルキャップに強固に固定される。キャップ外周面に対するリブの圧接力を適切に選定すれば、カプセル本体を掴んで飲料水が充填された飲料用ボトルを持ち上げても、ボトルキャップからカプセル本体が離脱しないようにすることも可能である。
また、前記円筒状凹入部のボトルキャップへの固定力を高めるべく、前記円筒状凹入部の内周面にいぼ状隆起部が均一に分布させて形成してもよい。
このように構成すれば、カプセル本体をボトルキャップに装着した際、複数のいぼ状隆起部がキャップ外周面に弾性的に圧接することにより、カプセル本体がボトルキャップに強固に固定される。この場合も、キャップ外周面に対するいぼ状隆起部の圧接力を適切に選定すれば、カプセル本体を掴んで飲料水が充填された飲料用ボトルを持ち上げても、ボトルキャップからカプセル本体が離脱しないようにすることも可能である。
また、前記円筒状凹入部の内壁に、飲料用ボトルの首部に形成されたリング状リブに嵌合する嵌合溝を設けてもよい。
このように構成すれば、カプセル本体の円筒状凹入部をボトルキャップに嵌合させるとともに嵌合溝を飲料用ボトルの首部に形成されたリング状リブに嵌合させて、カプセル本体を飲料用ボトルに確実に固定することができる。
また、前記カプセル本体の外周壁の先端部には、前記カプセル蓋の外周壁の先端部に形成された肉薄の嵌合部と密に嵌合する肉薄の嵌合部が形成されていることが望ましい。このように構成すれば、カプセル体の外周壁の厚みを全体的に一様にできる。
また、前記カプセル蓋が前記カプセル本体の底部周縁部に係止されるように構成してもよい。このように構成すれば、カプセル蓋をカプセル本体に固定する構造を単純化できる。
また、前記コップは、その高さ方向に伸縮自在に構成されていることが望ましい。このように構成すれば、コップを縮めた状態でカプセル体内に収容できるので、カプセル体を小型化できる。
また、前記コップは、高さ方向に分割されるとともに同心状に配置された各々径の異なる複数の環状部材を備え、前記複数の環状部材のうち最も径の小さい環状部材は前記カプセル蓋の頂部内面に隙間なく固定されており、前記複数の環状部材の互いに隣接する部材同士は互いにスライド可能であるとともに当該部材同士を伸長方向にスライドさせたときに隙間なく互いに接合する構造になっていることが望ましい。
上記のように構成した場合、コップを伸長させると、コップを構成する隣接する環状部材同士が隙間なく互いに接合するので、コップが使用可能な状態になる。コップ使用後は、隣接する環状部材同士の接合を解いてコップを縮長することができる。
また、前記環状部材は、前記最も径の小さい環状部材と前記カプセル蓋との固定部から離間するにつれて拡径しており、互いに隣接する環状部材同士を伸長方向にスライドさせたときに、内側に位置する環状部材の最大径部の外面と外側に位置する環状部材の最小径部の内面とが隙間なく互いに接合する構造になってることが望ましい。
このように構成すれば、コップを伸長させたときに互いに隣接する環状部材同士が隙間なく互いに接合する構造を簡単な構成で実現できる。
また、前記環状部材は、たとえば、中空円錐体を高さ方向に分割して得られる環状部分の形状を有していることが望ましい。このように構成すれば、コップを伸長させたときに互いに隣接する環状部材同士が隙間なく互いに接合する構造を極めて簡単な構成で実現できる。
また、前記コップは、高さ方向に伸縮する蛇腹部を有するものであってもよい。この場合、コップは蛇腹部を伸長させることにより使用可能となり、使用後は蛇腹部を縮長させることによりカプセル体内に収容できる。
本発明によれば、飲料用ボトルのボトルキャップに容易に大きな固定力で装着できる、コップを内蔵した合成樹脂製カプセル体を実現できる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお各図において同一の構成要素には同一の符号が付されている。
図1は本発明にかかる合成樹脂製カプセル体の実施の形態の一例を示す斜視図であり、合成樹脂製カプセル体を飲料用ボトルの一例であるペットボトルに装着した状態を示している。図2は図1に示す合成樹脂製カプセル体をペットボトルに装着する前の状態を示す分解斜視図であり、図3は図1に示す合成樹脂製カプセル体の縦断面図である。
合成樹脂製カプセル体1は、ペットボトル4の本体と同じPET樹脂からなる成型品であり、ペットボトル4のボトルキャップ5に装着されたカプセル2と、カプセル2内に収容されたコップ3とを有している。
カプセル2は、ボトルキャップ5に嵌合固定されたカプセル本体6と、カプセル本体6に取り外し可能に結合されたカプセル蓋7とを有している。
カプセル本体6は、ペットボトル4のキャップ5に嵌合固定するための円筒状凹入部8と、円筒状凹入部8の開口部周縁から半径方向外方に延出させて設けられた円環状の底板部9とを有している。
図3に示すように、円筒状凹入部8は、カプセル2内に突出させて設けられている。円筒状凹入部8の内周面には、複数のリブ8aが周方向にほぼ均等に形成されており、カプセル本体6をボトルキャップ5に装着した際、これらのリブ8aがボトルキャップ5の外周面に弾性的に圧接することにより、カプセル本体6がボトルキャップ5に強固に固定され、カプセル本体6を掴んで飲料水が充填されたペットボトル4を持ち上げても、ボトルキャップ5からカプセル本体6が離脱しないようになっている。だだし、カプセル本体6とペットボトル4とに対してより強い引き離し力を加えれば、カプセル本体6をペットボトル4から取り外すせるようになっている。図示の例では、ボトルキャップ5へのカプセル本体6の装着および取り外しがスムーズになされるように、円筒状凹入部8の奥に向かってテーパ状にリブ8aの高さを大きくしてある。
カプセル本体6の底板部9の周縁部には、円筒状の外周壁10が円筒状凹入部8と同じ側に突出させて形成されている。この外周壁10の先端部には、カプセル蓋7の外周壁11の先端部に形成された肉薄の嵌合部11aと密に嵌合する肉薄の嵌合部10aが形成されている。カプセル本体6側の嵌合部10aは外周壁10の先端部の内側半分だけを残すことにより形成され、カプセル蓋7側の嵌合部11aは外周壁11の先端部の外側半分だけを残すことにより形成されている。
カプセル本体6とカプセル蓋7は、互いの嵌合部10a、11a同士を嵌合させることにより密に接合し、内部にコップ収納空間を有するカプセル2を構成する。
カプセル蓋7は、カプセル本体6の外周壁10と同径で肉厚の等しい円筒状の外周壁11と、外周壁11と一体成形された円形の頂部壁12とを有しており、この頂部壁12の内面にコップ3が取り付けられている。
コップ3は、高さ方向に分割されるとともに同心状に配置された各々径の異なる複数(この例では3つ)の環状部材3−1、3−2、3−3からなる。これら環状部材3−1、3−2、3−3は、中空の円錐体を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有し、そのうちの最も径の小さい環状部材3−1は接着等の方法を用いてカプセル蓋7の頂部壁12に隙間なく固定されている。互いに隣接する部材同士3−1と3−2、3−2と3−3は互いにスライド可能であり、図3(b)に示すように、これら部材同士3−1と3−2、3−2と3−3を伸長方向(図中の矢印A方向)に限界までスライドさせたときに隙間なく互いに接合する構造になっている。
上記のように構成された合成樹脂製カプセル体1は、カプセル本体6に設けられた円筒状凹入部8をペットボトル4のボトルキャップ5に嵌合させることにより、図1に示すようにペットボトル4に装着することができる。このときコップ3はカプセル2内に縮長した状態で収容されている。コップ3を使用する際には、カプセル本体6からカプセル蓋7を取り外し、コップ3を限界まで伸長させる。これにより、コップ3を構成する隣接する環状部材同士3−1と3−2、3−2と3−3が隙間なく互いに接合するので、コップ3が使用可能な状態すなわち、飲料水を注いでも水漏れしない状態になる。コップ3を使用した後は、隣接する環状部材同士3−1と3−2、3−2と3−3の接合を解いてコップ3を縮長するとともに、カプセル本体6とカプセル蓋7とを互いに結合させることにより、コップ3がカプセル2内に収容される。
このように、コップ3をカプセル体1内に収容したことにより、コップ3の内面への埃などの付着を防止して、コップ3を衛生的に保つことができる。また、コップ3を不使用時にはカプセル体1内に縮長した状態で収容しておき、使用する際にはカプセル本体6からカプセル蓋7を取り外しコップ3を伸長させて使用可能状態にする構成としたことにより、カプセル体1の小型化を実現できる。
また、カプセル体1をペットボトル4の本体と同じPET樹脂で形成したので、カプセル体1が不要になった場合のリサイクルもペットボトル4の本体と一緒に実施でき好都合である。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施の形態では、円筒状凹入部8の内壁に設けた複数のリブ8aをボトルキャップ5の外周面に弾性的に圧接させることにより、カプセル本体6をボトルキャップ5に強固に固定するようにしたが。たとえば図5に示すように、円筒状凹入部8の内壁に、ペットボトル4の首部に形成されたリング状リブ4a(図2参照)に嵌合する嵌合溝8bを設けてもよい。このように構成すれば、カプセル本体6の円筒状凹入部8をボトルキャップ5に嵌合させるとともに嵌合溝8bをペットボトル4の首部に形成されたリング状リブ4aに嵌合させて、カプセル本体6をペットボトル4に確実に固定することができる。
また、ボトルキャップ5の外周面に等間隔に形成されている縦溝(ボトルキャップ5を回す時に指が滑らないようにするための細い溝状の凹凸)と嵌合する縦溝を、円筒状凹入部8の内壁に形成しておくことも有効である。このように構成した場合、ボトルキャップ5の外周面に形成された縦溝と円筒状凹入部8の内面に形成された縦溝とが互いに嵌合することにより、ボトルキャップ5とカプセル本体6との空回り(ボトルキャップ5の回転方向における相対移動)が阻止される。したがって、カプセル体1を掴んで回すことにより、弱い力でボトルキャップ5を回すことができるようになるので、小さな子供や老人など力の弱い人でもペットボトル4を容易に開け閉めすることができる。円筒状凹入部8の縦溝は、内面全体に形成されている必要はなく、ボトルキャップ5側の縦溝と嵌合する位置に形成されていればよい。その縦溝の長さは、円筒状凹入部8の高さの半分程度あれば十分である。
また、上記の実施の形態では、カプセル本体6の外周壁10の先端部とカプセル蓋7の外周壁11の先端部とを互いに嵌合させる構成としたが、図6に示すように、カプセル蓋7がカプセル本体6の外周壁10の外面に結合されるように構成してもよい。
図6(a)の例では、カプセル本体6の外周壁10の外面にリング状リブ10aを設けるととともにカプセル蓋7の外周壁11の内面の開口端近傍にリング状嵌合溝11aを設け、これらを互いに嵌合させる構成としている。このように構成すれば、カプセル蓋7をカプセル本体6に固定する構造を単純化できる。
また、図6(b)の例では、カプセル本体6の外周壁10の外面に雄ねじ部10bを形成するととともにカプセル蓋7の外周壁11の内面の開口端近傍に雌ねじ部11bを形成し、これらを互いに螺合させる構成としている。このように構成すれば、カプセル蓋7をカプセル本体6に強固に固定することができる。図3や図6(a)の構成では、販売時や搬送中にカプセル蓋7がカプセル本体6から外れないようにするためには、樹脂製シートなどでラッピングしておく必要があるが、図6(b)のように両者を螺合固定することによりラッピングを不要にできる。
また、上記実施の形態ではコップ3を3つの環状部材3−1、3−2、3−3で構成したが、2つの環状部材で構成しても、4つ以上の環状部材で構成してもよい。
また、上記実施の形態ではコップ3を構成する環状部材3−1、3−2、3−3が、中空の円錐体を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有しているものとしたが、図7、図8に例示するように、角錐体を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有するものとしてもよい。図7に示すコップ13の環状部材13−1、13−2、13−3は、四角錐を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有している。図8に示すコップ17の環状部材17−1、17−2、17−3は、八角錐を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有している。また、図7の例では、カプセル14を構成するカプセル本体15およびカプセル蓋16もコップ13の形状に合わせて四角形状に形成されている。図8の例では、カプセル18を構成するカプセル本体19およびカプセル蓋20もコップ17の形状に合わせて八角形状に形成されている。これらの場合も、ボトルキャップとの嵌合部に関しては、図1〜図3中に示した円筒状凹入部3と同様の構造になっている。
また、上記実施の形態では、コップ3を構成する環状部材3−1、3−2、3−3をそれぞれ高さ方向に径が異なる部材としたが、図9(a)に示すように、これらを高さ方向に径が一定の単なる円筒形状の環状部材21−1、21−2、21−3とするとともに、各環状部材の縁部にシール用膨出部22を設け、図9(b)に示すように、互いに隣接する部材同士21−1と21−2、21−2と21−3を伸長方向にスライドさせたときに、内側に位置する環状部材の端部外面に形成されたシール用膨出部22と外側に位置する環状部材の端部内面に形成されたシール用膨出部22とが隙間なく互いに接合する構造としてもよい。
また、上記実施の形態では、複数の環状部材3−1、3−2、3−3からなるコップ3を備えたコップ装置について説明したが、図10(a)、(b)に示すように、高さ方向に伸縮する蛇腹部23を有するコップ24を備えたものも本発明の合成樹脂製カプセル体に含まれる。
また、上記実施の形態では、カプセル本体6の外周壁10の高さ寸法よりもカプセル蓋7の外周壁11の高さ寸法の方が大きくなっているが、図11(a)に示すように、カプセル本体6の外周壁10の高さ寸法よりもカプセル蓋7の外周壁11の高さ寸法の方が小さくてもよい。また、図9(b)に示すように、両外周壁10、11の高さ寸法を一致させてもよい。
また、上記実施の形態では、カプセル本体6とカプセル蓋7のそれぞれの外周壁10、11の先端部に形成された嵌合部が互いに嵌合することにより、カプセル本体6とカプセル蓋7とが互いに密に接合する構造になっているが、カプセル本体6とカプセル蓋7の一方の側壁部の先端部に雌ねじ部を形成するとともに他方の側壁部の先端部に雄ねじ部を形成し、両ねじ部同士を螺合させるように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、カプセル本体6とカプセル蓋7とを接合させたときに、キャップ5との円筒状凹入部8の先端とカプセル蓋7の頂部壁12との間に若干隙間が生じるが(図3参照)、円筒状凹入部8の先端とカプセル蓋7の頂部壁12とが丁度接するように設計すれば、カプセル体1をさらに小型化することができる。
また、上記の実施の形態では、コップ装置1を装着する対象としてペットボトルを例にとり説明したが、本発明のコップ装置はボトル形状のアルミ缶や瓶その他の飲料用ボトルに装着されるコップ装置に適用可能である。
本発明にかかる合成樹脂製カプセル体の実施の形態の一例を示す斜視図であり、合成樹脂製カプセル体をペットボトルに装着した状態を示している。
図1の合成樹脂製カプセル体をペットボトルに装着する前の状態を示す分解斜視図である。
図1の合成樹脂製カプセル体の縦断面図である。
(a)は図1の合成樹脂製カプセル体のカプセル蓋に取り付けられたコップを縮長した状態を示す縦断図、(b)は伸長した状態を示す縦断面図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の別の実施の形態を示す縦断面図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す縦断面図であり、(a)はカプセル本体とカプセル蓋とを相互に嵌合させた構成例を、(b)はカプセル本体とカプセル蓋とを相互に螺合させた構成例をそれぞれ示している。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップおよびカプセル蓋の平面図、(b)は合成樹脂製カプセル体の全体斜視図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップおよびカプセル蓋の平面図、(b)は合成樹脂製カプセル体の全体斜視図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップの縮長状態を示す縦断面図、(b)はコップの伸長状態を示す縦断面図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップの縮長状態を示す縦断面図、(b)はコップの伸長状態を示す縦断面図である。
(a)、(b)は本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す斜視図である。
従来のボトル装着型コップの構造を示す部分縦断図である。
符号の説明
1 合成樹脂製カプセル体
2 カプセル
3 コップ
3−1、3−2、3−3 環状部材
4 ペットボトル(飲料用ボトル)
5 キャップ
6 カプセル本体
7 カプセル蓋
8 円筒状凹入部
13 コップ
13−1、13−2、13−3 環状部材
14 カプセル
15 カプセル本体
17−1、17−2、17−3 環状部材
16 カプセル蓋
17 コップ
18 カプセル
19 カプセル本体
20 カプセル蓋
21−1、21−2、21−3 環状部材
23 蛇腹部
24 コップ

Claims (12)

  1. 飲料用ボトルのボトルキャップに装着される合成樹脂製カプセル体であって、
    ボトルキャップに嵌合固定するための円筒状凹入部を底部中央に有するカプセル本体と、
    前記カプセル本体の外周部に嵌合または螺合により密に結合されたカプセル蓋と、
    前記カプセル蓋の頂部内面に前記円筒状凹入部を収容するようにして底部が固定されたコップとを備え、
    前記カプセル本体は、
    前記円筒状凹入部の開口部周縁から半径方向外方に延出させて設けられた円環状の底板部を有し、当該底板部の周縁部には、円筒状の外周壁が前記円筒状凹入部と同じ側に突出させて形成されており、
    前記カプセル蓋は、
    前記カプセル本体の外周壁と同径で肉厚の等しい円筒状の外周壁と、当該外周壁と一体成形された頂部壁とを有し、
    前記カプセル本体と前記カプセル蓋の互いの嵌合部がカプセル体の上端近傍にて嵌合するよう、前記カプセル本体の外周壁の高さ寸法を前記カプセル蓋の外周壁の高さ寸法よりも大きく選定するとともに、
    前記ボトルキャップの外周面に等間隔に形成されている縦溝状の凹凸に前記円筒状凹入部の内壁を嵌合させることにより、ボトルキャップとカプセル本体との空回りを阻止するように構成した、ことを特徴とする合成樹脂製カプセル体。
  2. 前記円筒状凹入部の内壁に、前記凹凸と嵌合する縦溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製カプセル体。
  3. 前記円筒状凹入部のボトルキャップへの固定力を高めるべく、前記円筒状凹入部の内周面に複数のリブが周方向にほぼ均等に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の合成樹脂製カプセル体。
  4. 前記円筒状凹入部のボトルキャップへの固定力を高めるべく、前記円筒状凹入部の内周面にいぼ状隆起部が均一に分布させて形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の合成樹脂製カプセル体。
  5. 前記円筒状凹入部は、その頂部内面がボトルキャップの頂部に当接するとともにその内周部がボトルキャップの外周に嵌合固定されており、前記カプセル蓋の頂部内面と前記円筒状凹入部の頂部外面とが密接または近接して隣接するように前記カプセル蓋の高さが選定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
  6. 前記円筒状凹入部の内壁に、飲料用ボトルの首部に形成されたリング状リブに嵌合する嵌合溝が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
  7. 前記カプセル本体の外周壁の先端部には、前記カプセル蓋の外周壁の先端部に形成された肉薄の嵌合部と密に嵌合する肉薄の嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
  8. 前記コップは、その高さ方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
  9. 前記コップは、高さ方向に分割されるとともに同心状に配置された各々径の異なる複数の環状部材を備え、
    前記複数の環状部材のうち最も径の小さい環状部材は前記カプセル蓋の頂部内面に隙間なく固定されており、
    前記複数の環状部材の互いに隣接する部材同士は互いにスライド可能であるとともに当該部材同士を伸長方向にスライドさせたときに隙間なく互いに接合する構造になっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
  10. 前記環状部材は、前記最も径の小さい環状部材と前記カプセル蓋との固定部から離間するにつれて拡径しており、互いに隣接する環状部材同士を伸長方向にスライドさせたときに、内側に位置する環状部材の最大径部の外面と外側に位置する環状部材の最小径部の内面とが隙間なく互いに接合する構造になっていることを特徴とする請求項9記載の合成樹脂製カプセル体。
  11. 前記環状部材は、中空円錐体を高さ方向に分割して得られる環状部分の形状を有していることを特徴とする請求項9または10記載の合成樹脂製カプセル体。
  12. 前記コップは、高さ方向に伸縮する蛇腹部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
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