JP2007039034A - 飲料用缶に装着される合成樹脂製カプセル体 - Google Patents

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Abstract

【課題】コップをカプセル内に収容した衛生的な状態で飲料用缶に装着できるコンパクトな構造の合成樹脂製カプセル体を提供する。
【解決手段】合成樹脂製カプセル体1は、飲料用缶4の端部4aに着脱可能に嵌合固定するための嵌合部7を底板8の外側に有する有底筒体状のカプセル本体5と、カプセル本体5の開口部を閉塞するべく着脱可能に取り付けられたカプセル蓋6と、カプセル蓋6の頂部壁12の内面に底部が固定されたコップ3とを有する。カプセル本体6からカプセル蓋5を取り外してコップ3を伸長させると、コップ3が使用可能状態になる。使用後は、コップ3を縮長させてカプセル体1内に収容できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料用缶の端部におまけ等として装着されるカプセル体に関し、より詳細には、コップを内蔵した合成樹脂製カプセル体に関する。
飲料用缶に装着可能なコップは数多く知られている。これらのコップは何れも、飲料用缶に直接被せた状態で装着する構造になっている。(特許文献1〜3参照)。
上述した従来のコップは、飲料用缶に装着したときに当該コップの内面と飲料用缶の表面とが接触する構造になっている。このため、コップを一旦使用し、飲みかけの飲料缶に装着し直した場合、飲料水で濡れたコップの内面と人の手が触れた飲料缶の表面とが接触することになり、コップの内面と飲料缶の表面の双方が不衛生な状態になる。
また、コップを装着した飲料用缶の運搬時や店頭陳列時にコップの内面に埃などの汚れが付着しないようにするためには、コップ全体を樹脂製のシートなどでラッピングするか、少なくともコップの飲み口の周縁部と飲料用缶との隙間を閉塞するように粘着テープなどでシールしておく必要がある。
特開平11−227811号公報 特開2001−180638号公報 特表平8−503909号公報
本発明が解決しようとする課題は、コップをカプセル内に収容して衛生的な状態で飲料用缶に装着できるコンパクトな構造の合成樹脂製カプセル体を提供することにある。
本発明の合成樹脂製カプセル体は、飲料用缶に装着される合成樹脂製のカプセル体であって、飲料用缶の端部に着脱可能に嵌合固定するための嵌合部をその底部の外側に有する有底筒体状のカプセル本体と、前記カプセル本体の開口部を閉塞するべく前記カプセル本体に着脱可能に且つ気密もしくはほぼ気密に接合されたカプセル蓋と、前記カプセル本体の底部と前記カプセル蓋の頂部のうちの一方の内面に底部が固定されたコップとを備え、前記コップは、その高さ方向に伸縮自在に構成されていることを特徴としている。
上記のように構成された合成樹脂製カプセル体は、カプセル本体の嵌合部を飲料用缶の端部に嵌合させることにより、当該飲料用缶に容易に装着できる。コップは、カプセル本体とカプセル蓋とを互いに結合させた状態では、その高さ方向に縮めた状態でカプセル体内に収められている。コップは、カプセル蓋をカプセル本体から取り外し、伸長させれば使用できる状態になる。コップ使用後は、カプセル本体とカプセル蓋とを互いに結合させることにより、コップをカプセル体内に収容できる。コップが密閉されたカプセル体内に収容された状態で飲料用缶に装着されるので、飲料用缶に装着した状態におけるコップ内面等への埃等の付着を防止し衛生的に保つことができる。コップを縮めた状態でカプセル体内に収容することにより、カプセル体を小型化できる。
前記カプセル本体と前記カプセル蓋は、互いの接合部同士を接合または嵌合させることにより接合部の全周に亘って隙間なく接合し、内部に密閉されたコップ収納空間を有するカプセルを構成することが望ましい。
上記のように構成すれば、コップをカプセル内の密閉されたコップ収納空間に収容できるので、飲料用缶に装着した状態におけるコップ内面等への埃等の付着を完全に防止して衛生的に保つことができる。
前記コップは、高さ方向に分割されるとともに同心状に配置された各々径の異なる複数の環状部材を備え、前記複数の環状部材のうち最も径の小さい環状部材は前記一方の内面に隙間なく固定されており、前記複数の環状部材の互いに隣接する部材同士は互いにスライド可能であるとともに当該部材同士を伸長方向にスライドさせたときに隙間なく互いに接合する構造になっていることが望ましい。
上記のように構成した場合、コップを伸長させると、コップを構成する隣接する環状部材同士が隙間なく互いに接合するので、コップが使用可能な状態になる。コップ使用後は、隣接する環状部材同士の接合を解いてコップを縮長することができる。
前記環状部材は、前記最も径の小さい環状部材と前記一方の内面との固定部から離間するにつれて拡径しており、互いに隣接する環状部材同士を伸長方向にスライドさせたときに、内側に位置する環状部材の最大径部の外面と外側に位置する環状部材の最小径部の内面とが隙間なく互いに接合する構造になっていることが望ましい。
このように構成すれば、コップを伸長させたときに互いに隣接する環状部材同士が隙間なく互いに接合する構造を簡単な構成で実現できる。
また、前記環状部材は、たとえば、中空円錐体を高さ方向に分割して得られる環状部分の形状を有していることが望ましい。このように構成すれば、コップを伸長させたときに互いに隣接する環状部材同士が隙間なく互いに接合する構造を極めて簡単な構成で実現できる。
また、前記コップは、高さ方向に伸縮する蛇腹部を有するものであってもよい。この場合、コップは蛇腹部を伸長させることにより使用可能となり、使用後は蛇腹部を縮長させることによりカプセル体内に収容できる。
また、前記嵌合部は、飲料用缶の端部に形成されている環状のクリンプ接続部および/またはクリンプ接続部に沿って形成されている環状の溝部に嵌合することが望ましい。
このように構成すれば、カプセル本体を飲料用缶の端部に装着した際、カプセル本体の嵌合部が飲料用缶の端部に形成されている環状のクリンプ接続部と環状の溝部の両方または一方に嵌合することにより、カプセル本体が飲料用缶に強固に固定される。飲料用缶の端部に対するカプセル本体の嵌合部の圧接力ないし嵌合力(外れ難さ)を適切に選定すれば、カプセル本体を掴んで飲料水が充填された飲料用缶を持ち上げても、飲料用缶からカプセル本体が離脱しないようにすることが可能である。
また、前記嵌合部は、前記クリンプ接続部および/または溝部に全周に亘って隙間なく密着した状態で嵌合することが望ましい。
このように構成すれば、飲料用缶の飲み口を開けた後、すなわち飲み口を閉鎖しているタブシール等の閉鎖部材を開封状態にした後でも、カプセル本体を飲料用缶の飲み口側の端部に装着することにより、当該端部を閉塞することができる。したがって、飲料用缶が転倒した場合などにおける飲用水の流出を防止できる。
また、前記嵌合部は、前記カプセル本体を飲料用缶の端部に装着したときに、前記クリンプ接続部と係合して、飲料用缶からの前記カプセル本体の不用意な離脱を防止する突起部を有していることが望ましい。
このように構成すれば、カプセル本体を飲料用缶の端部に装着したときに、カプセル本体の嵌合部の突起部が飲料用缶の端部のクリンプ接続部と係合し、カプセル本体が飲料用缶により強固に固定されるので、飲料用缶からの前記カプセル本体の不用意な離脱が防止される。
以上説明したように、本発明によれば、コップをカプセル内に収容して衛生的な状態で飲料用缶に装着できるコンパクトな構造の合成樹脂製カプセル体を実現できる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお各図において同一の構成要素には同一の符号が付されている。
図1は本発明にかかる合成樹脂製カプセル体の実施の形態の一例を示す斜視図であり、合成樹脂製カプセル体を飲料用缶に装着した状態を示している。図2は図1に示す合成樹脂製カプセル体を飲料用缶に装着する前の状態を示す分解斜視図であり、図3は図1に示す合成樹脂製カプセル体の縦断面図である。
合成樹脂製カプセル体1は、合成樹脂(PET、プラスチック、等)からなる成型品であり、飲料用缶4の端部4aに装着されたカプセル2と、カプセル2内に収容されたコップ3とを有している。飲料用缶4は、ジュース、コーヒー、ビール等の飲料水を収容したアルミニウム、鉄等の金属製の缶である。
カプセル2は、飲料用缶4の端部4aに嵌合固定される有底円筒体状のカプセル本体5と、カプセル本体5に取り外し可能に結合されたカプセル蓋6とを有している。
カプセル本体5は、円筒状の側壁9と、その側壁9の一端(下端)を閉塞する底板8と、その底板8の外面(下面)側周縁部に形成された嵌合部7とを有する一体成型品である。嵌合部7は、カプセル本体5の側壁9を底板8の部分よりも更に延在(下方に延在)させた構造になっている。すなわち、このカプセル本体5は、側壁9と嵌合部7とからなる部分が全体としてシンプルな円筒体を成し、当該円筒体の軸方向中間位置(一端近傍)に当該円筒体内を仕切るように底板8を設けた構造になっている。
嵌合部7の内径寸法は、嵌合部7を飲料用缶4の端部4aに嵌合させたときに、嵌合部7の内面が、飲料用缶4の端部4aの外周面に全周に亘って隙間なく密着するように、飲料用缶4の端部4aの外径よりも若干小さく選定されている。
図3の例では、カプセル体1を飲料用缶4の端部4aに装着したときに、カプセル本体5の嵌合部7が飲料用缶4のクリンプ接続部13から側板14の環状の溝部(カラー部)15を若干超えた部分にまで達っするように、嵌合部7の長さ寸法Dが選定されている。すなわち、この例では、カプセル本体5の嵌合部7が飲料用缶4のクリンプ接続部13および側板14の最大経部の一部に嵌合し得るように構成されている。クリンプ接続部13は、飲料用缶4の端板と側板とを塑性加工によって相互に接続したことにより飲料用缶4の端を縁取るようにして形成された円環状の部分である。
カプセル本体6の側壁9の先端部(上端部)には、カプセル蓋6の側壁11の先端部(下端部)に形成された肉薄の接合部11aと密に嵌合する肉薄の接合部9aが形成されている。カプセル本体5側の接合部9aは側壁9の先端部の内側半分だけを残すことにより形成され、カプセル蓋6側の接合部11aは側壁11の先端部の外側半分だけを残すことにより形成されている。
カプセル本体5とカプセル蓋6は、互いの接合部9a、11a同士を嵌合させることにより密に接合し、内部に密閉されたコップ収納空間を有するカプセル2を構成する。
カプセル蓋6は、カプセル本体5の側壁9と同径で肉厚の等しい円筒状の側壁11と、その側壁11と一体成形された円形の頂部壁12とを有しており、この頂部壁12の内面にコップ3が取り付けられている。
コップ3は、高さ方向に分割されるとともに同心状に配置された各々径の異なる複数(この例では3つ)の環状部材3-1、3-2、3-3からなる。これら環状部材3-1、3-2、3-3は、中空の円錐体を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有し、そのうちの最も径の小さい環状部材3-1は接着等の方法を用いてカプセル蓋6の頂部壁12に隙間なく固定されている。互いに隣接する部材同士3-1と3-2、3-2と3-3は互いにスライド可能であり、図4(b)に示すように、これら部材同士3-1と3-2、3-2と3-3を伸長方向(図中の矢印A方向)に限界までスライドさせたときに隙間なく互いに接合する構造になっている。
上記のように構成された合成樹脂製カプセル体1は、飲料用缶4の端部4aに嵌合させることにより、図1に示すように飲料用缶4に装着することができる。このときコップ3はカプセル2内に縮長した状態で収容されている。コップ3を使用する際には、カプセル本体5からカプセル蓋6を取り外し、コップ3を限界まで伸長させる。これにより、コップ3を構成する隣接する環状部材同士3-1と3-2、3-2と3-3が隙間なく互いに接合するので、コップ3が使用可能な状態すなわち、飲料水を注いでも水漏れしない状態になる。コップ3を使用した後は、隣接する環状部材同士3-1と3-2、3-2と3-3の接合を解いてコップ3を縮長するとともに、カプセル本体5とカプセル蓋6とを互いに接合させることにより、コップ3がカプセル2内に収容される。
このように、コップ3をカプセル体1内に収容したことにより、コップ3の内面への埃などの付着を防止して、コップ3を衛生的に保つことができる。また、コップ3を不使用時にはカプセル体1内に縮長した状態で収容しておき、使用する際にはカプセル本体5からカプセル蓋6を取り外しコップ3を伸長させて使用可能状態にする構成としたことにより、カプセル体1の小型化を実現できる。
また、カプセル本体5の嵌合部7が飲料用缶4のクリンプ接続部13および側板14の一部に全周に亘って隙間なく密着した状態で嵌合するので、飲料用缶4の飲み口を閉鎖しているタブシール等の閉鎖部材を開封状態にした後でも、カプセル本体5を飲料用缶4の飲み口側の端部に装着しておくことにより、飲料用缶4の飲み口側の端部を閉塞することができる。したがって、飲料用缶4が転倒した場合などにおける飲用水の流出を防止できる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施の形態では、カプセル本体5の嵌合部5aが飲料用缶4のクリンプ接続部13および側板14の一部に嵌合するようにしたが、クリンプ接続部13にのみ嵌合するように構成してもよい。また、必ずしも全周に亘って隙間なく嵌合する構成とする必要はない。
また、たとえば図5に示すように、カプセル本体5を飲料用缶4の端部4aに装着したときに、クリンプ接続部13の溝15側部分に係合する突起部16を嵌合部7の内周部に形成してもよい。突起部16は、嵌合部7の全周に亘って環状に形成しても、嵌合部7の周方向複数箇所に分散させて設けてもよい。このように構成すれば、カプセル本体5が飲料用缶4により強固に固定されるので、飲料用缶4からのカプセル本体5の不用意な離脱を防止できる。
また、飲料用缶4の端部4aに対するカプセル本体5の嵌合部7の圧接力ないし嵌合力(外れ難さ)を適切に選定すれば、カプセル本体5を掴んで飲料水が充填された飲料用缶4を持ち上げても、飲料用缶4からカプセル本体5が離脱しないようにすることが可能である。
また、上記の形態例では、カプセル本体5の側壁9の先端部とカプセル蓋6の側壁11の先端部とを互いに嵌合させる構成としたが、図6に示すように、カプセル蓋6がカプセル本体6の側壁9の外面に結合されるように構成してもよい。
図6(a)の例では、カプセル本体5の側壁9の外面にリング状リブ9bを設けるととともにカプセル蓋7の側壁11の内面の開口端近傍にリング状嵌合溝11bを設け、これらを互いに嵌合させる構成としている。このように構成すれば、カプセル蓋6をカプセル本体5に固定する構造を単純化できる。
また、図6(b)の例では、カプセル本体5の側壁9の外面に雄ねじ部9cを形成するととともにカプセル蓋7の側壁11の内面の開口端近傍に雌ねじ部11cを形成し、これらを互いに螺合させる構成としている。このように構成すれば、カプセル蓋6をカプセル本体5に強固に固定することができる。図3や図6(a)の構成では、販売時や搬送中にカプセル蓋6がカプセル本体5から外れないようにするためには、樹脂製シートなどでラッピングしておく必要があるが、図6(b)のように両者を螺合固定することによりラッピングを不要にできる。
また、上記実施の形態ではコップ3を3つの環状部材3-1、3-2、3-3で構成したが、2つの環状部材で構成しても、4つ以上の環状部材で構成してもよい。
また、上記実施の形態ではコップ3を構成する環状部材3-1、3-2、3-3が、中空の円錐体を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有しているものとしたが、図7、図8に例示するように、角錐体を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有するものとしてもよい。図7に示すコップ20の環状部材20-1、20-2、20-3は、四角錐を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有している。図8に示すコップ25の環状部材25-1、25-2、25-3は、八角錐を高さ方向に分割したときに得られる環状部分の形状を有している。また、図7の例では、カプセル21を構成するカプセル本体22およびカプセル蓋23もコップ20の形状に合わせて四角形状に形成されている。図8の例では、カプセル26を構成するカプセル本体27およびカプセル蓋28もコップ25の形状に合わせて八角形状に形成されている。これらの場合も、飲料用缶4との嵌合部に関しては、図1〜図3または図5中に示した嵌合部7と同様の構造になっている。
また、上記の形態例では、コップ3を構成する環状部材3-1、3-2、3-3をそれぞれ高さ方向に径が異なる部材としたが、図9(a)に示すように、これらを高さ方向に径が一定の単なる円筒形状の環状部材30-1、30-2、30-3とするとともに、各環状部材の縁部にシール用膨出部31を設け、図9(b)に示すように、互いに隣接する部材同士30-1と30-2、30-2と30-3を伸長方向にスライドさせたときに、内側に位置する環状部材の端部外面に形成されたシール用膨出部31と外側に位置する環状部材の端部内面に形成されたシール用膨出部31とが隙間なく互いに接合する構造としてもよい。
また、上記実施の形態では、複数の環状部材3-1、3-2、3-3からなるコップ3を備えたコップ装置について説明したが、図10(a)、(b)に示すように、高さ方向に伸縮する蛇腹部35を有するコップ36を備えたものも本発明の合成樹脂製カプセル体に含まれる。
また、上記実施の形態では、カプセル本体5の側壁9の高さ寸法よりもカプセル蓋6の側壁11の高さ寸法の方が大きくなっているが、図11(a)に示すように、カプセル本体5の側壁9の高さ寸法よりもカプセル蓋6の側壁11の高さ寸法の方が小さくてもよい。また、図9(b)に示すように、両側壁9、11の高さ寸法を一致させてもよい。
また、上記の形態例では、カプセル本体5とカプセル蓋6のそれぞれの側壁9、11の先端部に形成された嵌合部が互いに嵌合することにより、カプセル本体5とカプセル蓋6とが互いに密に接合する構造になっているが、カプセル本体5とカプセル蓋6の一方の側壁の先端部に雌ねじ部を形成するとともに他方の側壁部の先端部に雄ねじ部を形成し、両ねじ部同士を螺合させるように構成してもよい。
また、上記の形態例では、コップ3の底部がカプセル蓋6に固定されている場合について説明したが、コップ3の底部をカプセル本体5に固定してもよいことは無論である。
また、上記の形態例では、カプセル本体5の嵌合部7が飲料用缶4の端部4aの外周面に嵌合する構成を例示したが、カプセル本体5の嵌合部7が飲料用缶4の端部4aの内周すなわち環状に形成されたクリンプ接続部13の内側に嵌合するように構成してもよい。
また、図1〜図3では、カプセル本体5とカプセル蓋6とを接合させたときに、コップ3のカプセル蓋6に固定されていない環状部材3-2、3-3がその高さ方向に若干移動できるように遊びを持った構造になっているが、カプセル蓋6に固定されている環状部材3-1も含めて全ての環状部材3-1、3-2、3-3がカプセル本体5とカプセル蓋6との間に隙間なく収まる構造にすれば、カプセル体1をさらに小型化することができる。
本発明にかかる合成樹脂製カプセル体の実施の形態の一例を示す斜視図であり、合成樹脂製カプセル体を飲料用缶に装着した状態を示している。
図1の合成樹脂製カプセル体を飲料用缶に装着する前の状態を示す分解斜視図である。
図1の合成樹脂製カプセル体の縦断面図である。
(a)は図1の合成樹脂製カプセル体のカプセル蓋に取り付けられたコップを縮長した状態を示す縦断図、(b)は伸長した状態を示す縦断面図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の別の実施の形態を示す縦断面図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す縦断面図であり、(a)はカプセル本体とカプセル蓋とを相互に嵌合させた構成例を、(b)はカプセル本体とカプセル蓋とを相互に螺合させた構成例をそれぞれ示している。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップおよびカプセル蓋の平面図、(b)は合成樹脂製カプセル体の全体斜視図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップおよびカプセル蓋の平面図、(b)は合成樹脂製カプセル体の全体斜視図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップの縮長状態を示す縦断面図、(b)はコップの伸長状態を示す縦断面図である。
本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す図であり、(a)はコップの縮長状態を示す縦断面図、(b)はコップの伸長状態を示す縦断面図である。
(a)、(b)は本発明の合成樹脂製カプセル体の更に別の実施の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 合成樹脂製カプセル体
2 カプセル
3 コップ
3-1、3-2、3-3 環状部材
4 飲料用缶
4a 端部
5 カプセル本体
6 カプセル蓋
7 嵌合部
8 底板
9 側壁
11 側壁
12 頂部壁
13 クリンプ接続部
15 溝部
16 突起部
20 コップ
20-1、20-2、20-3 環状部材
21 カプセル
22 カプセル本体
23 カプセル蓋
25 コップ
25-1、25-2、25-3 環状部材
26 カプセル
27 カプセル本体
28 カプセル蓋
30-1、30-2、30-3 環状部材
35 蛇腹部

Claims (9)

  1. 飲料用缶に装着される合成樹脂製のカプセル体であって、
    飲料用缶の端部に着脱可能に嵌合固定するための嵌合部をその底部の外側に有する有底筒体状のカプセル本体と、
    前記カプセル本体の開口部を閉塞するべく前記カプセル本体に着脱可能に且つ気密もしくはほぼ気密に接合されたカプセル蓋と、
    前記カプセル本体の底部と前記カプセル蓋の頂部のうち一方の内面に底部が固定されたコップとを備え、
    前記コップは、その高さ方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする合成樹脂製カプセル体。
  2. 前記カプセル本体と前記カプセル蓋は、互いの接合部同士を接合または嵌合させることにより接合部の全周に亘って隙間なく接合し、内部に密閉されたコップ収納空間を有するカプセルを構成することを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製カプセル体。
  3. 前記コップは、
    高さ方向に分割されるとともに同心状に配置された各々径の異なる複数の環状部材を備え、
    前記複数の環状部材のうち最も径の小さい環状部材は前記一方の内面に隙間なく固定されており、
    前記複数の環状部材の互いに隣接する部材同士は互いにスライド可能であるとともに当該部材同士を伸長方向にスライドさせたときに隙間なく互いに接合する構造になっていることを特徴とする請求項1または2記載の合成樹脂製カプセル体。
  4. 前記環状部材は、
    前記最も径の小さい環状部材と前記一方の内面との固定部から離間するにつれて拡径しており、互いに隣接する環状部材同士を伸長方向にスライドさせたときに、内側に位置する環状部材の最大径部の外面と外側に位置する環状部材の最小径部の内面とが隙間なく互いに接合する構造になっていることを特徴とする請求項3記載の合成樹脂製カプセル体。
  5. 前記環状部材は、中空円錐体を高さ方向に分割して得られる環状部分の形状を有していることを特徴とする請求項3または4記載の合成樹脂製カプセル体。
  6. 前記コップは、高さ方向に伸縮する蛇腹部を有することを特徴とする請求項1または2記載の合成樹脂製カプセル体。
  7. 前記嵌合部は、飲料用缶の端部に形成されている環状のクリンプ接続部および/またはクリンプ接続部に沿って形成されている環状の溝部に嵌合することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の合成樹脂製カプセル体。
  8. 前記嵌合部は、前記クリンプ接続部および/または溝部に全周に亘って隙間なく密着した状態で嵌合することを特徴とする請求項7記載の合成樹脂製カプセル体。
  9. 前記嵌合部は、前記カプセル本体を飲料用缶の端部に装着したときに、前記クリンプ接続部と係合して、飲料用缶からの前記カプセル本体の不用意な離脱を防止する突起部を有していることを特徴とする請求項7または8記載の合成樹脂製カプセル体。
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