JP3508764B2 - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP3508764B2
JP3508764B2 JP2002146809A JP2002146809A JP3508764B2 JP 3508764 B2 JP3508764 B2 JP 3508764B2 JP 2002146809 A JP2002146809 A JP 2002146809A JP 2002146809 A JP2002146809 A JP 2002146809A JP 3508764 B2 JP3508764 B2 JP 3508764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源装置と、この
光源装置を収容する外装ケースとを備えるとともに、前
記光源装置から出射された光束を変調した後に拡大投写
して投写画像を形成するプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、会議、学会、展示会等でのプレ
ゼンテーションにプロジェクタを用いることが知られて
いる。プロジェクタでは、光源から出射した光束を、画
像情報に応じて変調して光学像を形成し、当該光学像を
スクリーン等に拡大投写している。近年、このようなプ
ロジェクタを使用する環境が拡がりつつあり、社内会議
や出張先でのプレゼンテーションなどで用いられる他、
CAD/CAM/CAEのデータを取り込んで拡大投写
することで、研究開発部門等での技術検討会に用いられ
たり、各種セミナーや研修会、さらには視聴覚教育を行
う学校の授業でも用いられている。また、CTスキャン
やMRIなどの医療画像やデータを投写し、治療法の検
討、医療指導などに役立てたり、展示会や大勢が集まる
イベントなどを効果的に演出するのにも用いられる。
【0003】このようなプロジェクタとして、光源装置
と、この光源装置を収容する外装ケースとを備えるとと
もに、光源装置から出射された光束を変調した後に拡大
投写して投写画像を形成するものが知られている。プロ
ジェクタには、光源装置に寿命がきたとき等、当該光源
装置を取り出して交換できるように、光源装置の位置に
対応して開口が形成されている。通常、このような開口
は、外装ケースに着脱可能に設けられたランプカバーで
塞がれており、光源装置交換時に、外装ケースから取り
外せるようになっている。このような蓋部としては、通
常外装ケースの底面に配置されるとともに、外装ケース
にネジ止めされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなランプカバーは、外装ケースにネジ止めされて
いるので、ランプカバーを外装ケースから外す際、複数
のネジを回して外すという作業が伴い、非常に面倒であ
るという問題がある。
【0005】本発明の目的は、光源装置を交換する際の
作業性を良好にできるプロジェクタを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ
は、光源装置と、この光源装置を収容する外装ケースと
を備えるとともに、前記光源装置から出射された光束を
変調した後に拡大投写して投写画像を形成するプロジェ
クタであって、前記外装ケースに形成されかつ前記光源
装置の位置に対応して配置される開口と、この開口を塞
ぐとともに、前記外装ケースに着脱可能に設けられるス
ライド式のランプカバーと、このランプカバーを、スラ
イド方向に沿って前記外装ケース外側に付勢する第1付
勢手段と、前記ランプカバーを前記外装ケースに固定す
る係合構造と、操作することで前記係合構造の係合状態
を解除する操作部とを備えていることを特徴とするもの
である。
【0007】この発明によれば、操作部を操作すること
により、ランプカバーと外装ケースとの係合状態を解除
すると、第1付勢手段により、ランプカバーがスライド
方向に沿って外装ケース外側にスライドし、ランプカバ
ーの外装ケースへの固定が解除される。従って、従来の
ネジ止めと異なって、操作部を操作するというワンアク
ションでランプカバーの外装ケースへの固定が解除でき
て、ランプカバーを外装ケースから取り外すことができ
るので、光源装置を交換する際に作業性を良好にするこ
とができる。操作部は、操作スイッチに限らず、ランプ
カバーと外装ケースの係合状態を解除することができれ
ば、他の形態であってもよい。また、ランプカバーは、
係合状態が解除されるとともに、第1付勢手段により、
外装ケース外側に向かってスライドするように構成され
ているから、たとえば、作業者がランプカバーを手でス
ライドさせるための滑り止めや、切り欠き等(たとえ
ば、置き時計やリモートコントロール装置等の電池カバ
ーに形成される滑り止めや切り欠き)をランプカバー表
面に形成する必要がなく、外観を良好にできる。
【0008】本発明のプロジェクタでは、前記ランプカ
バーは、外装ケースの天面に配置されていることが望ま
しい。従来では、ランプカバーは通常外装ケースの底面
に配置されており、ランプカバーを取り外すにあたっ
て、プロジェクタをひっくり返す必要がある。このた
め、ランプカバーを取り外して光源装置の交換作業が終
了した後に、スクリーンに対するプロジェクタの姿勢調
整を再び行う必要があり、交換作業が面倒であるという
問題がある。特に、視聴覚室等でプロジェクタが利用さ
れる場合には、天井面と外装ケースの底面とが向き合う
ような状態で、プロジェクタが天井に取り付けられるこ
とが多い。従って、光源装置を交換する際、天井からプ
ロジェクタを一旦取り外してから交換作業を行わなけれ
ばならず、作業が非常に面倒となる。本発明では、ラン
プカバーを外装ケースの天面に設置したので、光源装置
を交換する場合、プロジェクタの天面を上方へ向けた状
態(つまり、テーブル上にプロジェクタを載置する等、
プロジェクタが通常使用される姿勢の状態)のままで交
換作業を行うことができ、従来と異なってプロジェクタ
をひっくり返す必要がない。従って、光源装置を交換し
た後に、プロジェクタの姿勢や位置を再調整する必要が
ないから、光源装置を交換する際の作業性をさらに良好
にできる。また、天井にプロジェクタが取り付けられた
場合であっても、下方へ向いた天面からランプカバーを
外せるから、天井からプロジェクタを取り外す必要がな
く、光源装置の交換作業を容易に行うことができる。
【0009】本発明のプロジェクタでは、前記第1付勢
手段は、前記外装ケース内に設けられた弾性変形可能な
シールド板の一部から構成されていることが望ましい。
このようにすれば、第1付勢手段を構成する部材を別途
設ける必要がないため、部品点数を低減できる。
【0010】本発明のプロジェクタでは、前記外装ケー
スには、前記ランプカバーの当該外装ケースへの着脱状
態を検知する検知手段が設けられ、前記検出手段は、前
記ランプカバー側に付勢されかつ当該付勢方向と略反対
方向へ前記ランプカバーに押圧されることにより作動す
る検出スイッチを備えるとともに、この検出スイッチが
前記ランプカバーに所定量押圧されたか否かに基づい
て、前記ランプカバーの前記外装ケースへの着脱状態を
判断し、前記第1付勢手段は、前記検知手段の検出スイ
ッチと兼用されていることが望ましい。このようにすれ
ば、第1付勢手段を検知手段の検出スイッチを利用して
構成しているから、第1付勢手段を構成する部材を別途
設ける必要がなくなり、部品点数を低減できる。ここ
で、第1付勢手段は、検知手段の検出スイッチによって
のみ構成されていてもよく、また、シールド板の一部に
よってとみ構成されていてもよく、さらには、検知手段
の弾性部材およびシールド板の一部の両方から構成され
ていてもよい。また、検出スイッチをランプカバー側に
付勢する手段としては、たとえば、バネやゴム等からな
る弾性部材によって検出スイッチを付勢する手段を設け
てもよく、また、検出スイッチ自体を弾性変形可能な部
材から構成して元の形に戻ろうとする力を付勢する力と
して利用してもよい。
【0011】本発明のプロジェクタでは、前記ランプカ
バーには、当該ランプカバーの内面を覆うシールドが設
けられるとともに、このシールドは、前記外装ケース内
に設けられたシールドと電気的に接続されることが望ま
しい。このようにすれば、ランプカバー内面のシールド
と、外装ケース内のシールドとが電気的に接続されるの
で、これらのシールドを同電位に維持することができ、
外部への電磁ノイズの漏れを確実に防止できるようにな
る。また、ランプカバー内面にシールドを設けたので、
ランプカバーの放熱効率を高めることができ、熱による
ランプカバーの変形を防止できる。
【0012】本発明のプロジェクタでは、前記係合構造
は、前記外装ケース内部に配置されることが望ましい。
このようにすれば、ランプカバーおよび外装ケース間の
係合構造を外装ケース内部側に配置するから、係合構造
を外部に露出せずにすみ、外観を良好にできる。
【0013】本発明のプロジェクタでは、前記操作部
は、前記外装ケース内部に窪んだ位置に配置されている
ことが望ましい。このように、操作部を外装ケース内部
に窪んだ位置に配置したので、プロジェクタを持ち運ん
だり、操作したりする際に、本発明における操作部に触
れて誤って操作することを防止でき、誤操作による予期
せぬ蓋部の落下を防止できる。
【0014】本発明のプロジェクタでは、前記ランプカ
バーには、前記外装ケースに対して前記スライド方向へ
摺動可能なスライド部が形成されるとともに、前記外装
ケースの前記開口の周縁には、前記ランプカバーの前記
スライド部と摺接するガイド部が前記スライド方向に沿
って形成され、前記外装ケースのガイド部の途中には、
切り欠きが形成され、前記ガイド部の切り欠きから、前
記ランプカバーのスライド部が前記外装ケース内に挿脱
可能とされていることが望ましい。このように、ガイド
部の途中に切り欠きを形成し、この切り欠きからランプ
カバーのスライド部を外装ケースに対して挿脱できるよ
うに構成したので、ランプカバーを着脱する際、ランプ
カバーを外装ケースに対してスライドさせる途中で、す
なわち、スライド部がガイド部の切り欠きに達したとき
にランプカバーのスライド部を外装ケースに挿脱でき
る。従って、ランプカバーを外装ケースに対してスライ
ドさせる距離を短くでき、プロジェクタを狭いスペース
に設置した場合でもランプカバーの着脱を行うことがで
きる。
【0015】本発明のプロジェクタでは、前記ランプカ
バーを前記スライド部の挿脱方向に沿って前記外装ケー
スから離間する方向に付勢する第2付勢手段が設けられ
ていることが望ましい。このように構成すれば、ランプ
カバーを取り外す際、ランプカバーがスライドして、ス
ライド部がガイド部の切り欠きまで移動すると、ランプ
カバーが第2付勢手段により、外装ケースから離間する
方向に付勢されて、外装ケースのガイド部からランプカ
バーのスライド部が外れるから、ランプカバーの取り外
しを容易に行うことができる。
【0016】本発明のプロジェクタでは、前記第2付勢
手段は、前記外装ケース内に設けられる弾性変形可能な
シールド板の一部、および/または、前記ランプカバー
の内面を覆う弾性変形可能なシールド板の一部から構成
されていること望ましい。このようにすれば、第2付勢
手段は、外装ケース内のシールド板の一部および/また
はランプカバー内面のシールド板の一部から構成するの
で、第2付勢手段を構成する部材を別途設ける必要がな
くなり、部品点数を低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 〔1.プロジェクタの主な構成〕図1は、本実施形態に
係るプロジェクタ1を上方から見た全体斜視図、図2
は、プロジェクタ1を下方から見た全体斜視図、図3な
いし図5は、プロジェクタ1の内部を示す斜視図であ
る。具体的に図3は、図1の状態からプロジェクタ1の
アッパーケース21を外した図、図4は、図3の状態か
らシールド板80、ドライバーボード90、および上ラ
イトガイド472を外して後方側から見た図、図5は、
図4の状態から光学ユニット4を外した図である。プロ
ジェクタを構成するこれらの部品4,21,80,9
0,472については、以下に詳説する。
【0018】図1ないし図3において、プロジェクタ1
は、外装ケース2と、外装ケース2内に収容された電源
ユニット3と、同じく外装ケース2内に配置された平面
U字形の光学ユニット4とを備え、全体略直方体形状と
なっている。外装ケース2は、それぞれ樹脂製とされた
アッパーケース21、ロアーケース23、およびインタ
ーフェースカバー22で構成されている。インターフェ
ースカバー22は、プロジェクタ1の背面側に配置され
ている。
【0019】アッパーケース21は、プロジェクタ1の
天面、前面、および側面をそれぞれ構成する上面部21
1、前面部213、および側面部212とを含んで構成
されている。上面部211の前方側において、ランプカ
バー61がスライド式で着脱可能に設けられている。な
お、このランプカバー61のアッパーケース21への取
付構造については、後に詳細に説明する。また、アッパ
ーケース21において、ランプカバー61の側方には、
上面部211から前面部213にかけて切欠部21Aが
形成され、対応して投写レンズ46が配置されている。
ここで、投写レンズ46は、その上面部分が露出した状
態で切欠部21Aに配置され、投写レンズ46のズーム
操作、フォーカス操作をレバーを介して手動で行えるよ
うになっている。
【0020】このようなプロジェクタ1の前面側におい
て、投写レンズ46(切欠部21A)が設けられた側の
反対側には、内部の電源ユニット3の前方側に位置した
排気口212Bが設けられている。また、この排気口2
12Bには、冷却空気を画像投写領域から外れる方向、
すなわち図1中左側へ排気するとともに、遮光を兼ねた
排気用ルーバ26が設けられている。さらに、アッパー
ケース21の上面部211において、切欠部21Aの後
方側には、操作パネル25が設けられている。
【0021】ロアーケース23は、プロジェクタ1の底
面、側面、および背面をそれぞれ構成する底面部23
1、側面部232、および背面部233とを含んで構成
されている。底面部231の前方側には、プロジェクタ
1の前後方向での傾きを調整して投写画像の位置合わせ
を行う第1姿勢調整機構27が設けられている。また、
底面部231後方側の一方の隅部には、前後方向と略直
交する左右方向でのプロジェクタ1の傾きを調整する第
2姿勢調整機構28が設けられ、他方の隅部には、位置
を調整することはできないが、第2姿勢調整機構28に
対応したリアフット231Aが設けられている。さらに
底面部231には、冷却空気の吸気口231Bが設けら
れている。一方の側面部232には、コ字形のハンドル
29を回動自在に取り付けるための取付部232Aが設
けられている。
【0022】このような外装ケース2の一方の側面側に
おいては、アッパーケース21およびロアーケース23
の各側面部212,232には、ハンドル29を上側に
してプロジェクタ1を立てた場合の足となるサイドフッ
ト2A(図2)が設けられている。また、外装ケース2
の背面側には、インターフェースカバー22およびロア
ーケース23の背面部233に跨った凹部からなるイン
ターフェース部2Bが設けられ、このインターフェース
部2Bの内部側には、種々のコネクタが実装された図示
略のインターフェース基板が配置されるようになってい
る。また、インターフェース部2Bの左右両側には、イ
ンターフェースカバー22およびロアーケース23の背
面部233に跨ってスピーカ孔2Cおよび吸気口2Dが
設けられている。このうちの吸気口2Dは、内部の電源
ユニット3の後方側に位置している。
【0023】電源ユニット3は、図4に示すように、電
源31と、電源31の側方に配置されたランプ駆動回路
(バラスト)32とで構成されている。電源31は、電
源ケーブルを通して供給された電力をランプ駆動回路3
2やドライバーボード90(図3)等に供給するもので
あり、前記電源ケーブルが差し込まれるインレットコネ
クタ33(図2)を備えている。ランプ駆動回路32
は、電力を光学ユニット4の光源ランプ411に供給す
るものである。
【0024】光学ユニット4は、図4、図6、図7に示
すように、光源ランプ411から出射された光束を、光
学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユ
ニットであり、インテグレータ照明光学系41、色分離
光学系42、リレー光学系43、電気光学装置44、色
合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム45
(図7)、および投写光学系としての投写レンズ46を
備えている。
【0025】これら電源ユニット3および光学ユニット
4は、上下を含む周囲のアルミ製のシールド板80(図
3、図5)で覆われており、これによって、電源ユニッ
ト3等から外部への電磁ノイズの漏れを防止している。
【0026】〔2.光学系の詳細な構成〕図4、図7に
おいて、インテグレータ照明光学系41は、電気光学装
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bと示す)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置413と、第1レンズアレ
イ418と、第2レンズアレイ414と、偏光変換素子
415と、第1コンデンサレンズ416と、反射ミラー
424と、第2コンデンサレンズ419とを備えてい
る。
【0027】これらのうち、光源装置413は、放射状
の光線を出射する放射光源としての光源ランプ411
と、この光源ランプ411から出射された放射光を反射
するリフレクタ412とを有する。光源ランプ411と
しては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、また
は高圧水銀ランプが用いられることが多い。リフレクタ
412としては、放物面鏡を用いている。放物面鏡の
他、平行化レンズ(凹レンズ)と共に楕円面鏡を用いて
もよい。
【0028】第1レンズアレイ418は、光軸方向から
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ411から出射される光束を、複数の部分光束に分
割している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル44
1の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定
されている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領
域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であ
るならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
【0029】第2レンズアレイ414は、第1レンズア
レイ418と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ414は、第1コンデンサレンズ416およ
び第2コンデンサレンズ419とともに、第1レンズア
レイ418の各小レンズの像を液晶パネル441上に結
像させる機能を有している。
【0030】偏光変換素子415は、第2レンズアレイ
414と第1コンデンサレンズ416との間に配置され
るとともに、第2レンズアレイ414と一体でユニット
化されている。このような偏光変換素子415は、第2
レンズアレイ414からの光を1種類の偏光光に変換す
るものであり、これにより、電気光学装置44での光の
利用効率が高められている。
【0031】具体的に、偏光変換素子415によって1
種類の偏光光に変換された各部分光は、第1コンデンサ
レンズ416および第2コンデンサレンズ419によっ
て最終的に電気光学装置44の液晶パネル441R,4
41G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調す
るタイプの液晶パネル441を用いた本実施形態のプロ
ジェクタ1(電気光学装置44)では、1種類の偏光光
しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発
する光源ランプ411からの光のほぼ半分が利用されな
い。そこで、偏光変換素子415を用いることにより、
光源ランプ411からの出射光を全て1種類の偏光光に
変換し、電気光学装置44での光の利用効率を高めてい
る。なお、このような偏光変換素子415は、たとえば
特開平8−304739号公報に紹介されている。
【0032】色分離光学系42は、2枚のダイクロイッ
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から出射された複数の部分光束
を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有してい
る。
【0033】リレー光学系43は、入射側レンズ43
1、リレーレンズ433、および反射ミラー432、4
34を備え、色分離光学系42で分離された色光、青色
光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
【0034】この際、色分離光学系42のダイクロイッ
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら出射された光束の青色光成分と緑色光成分とが透過す
るとともに、赤色光成分が反射する。ダイクロイックミ
ラー421によって反射した赤色光は、反射ミラー42
3で反射し、フィールドレンズ417を通って赤色用の
液晶パネル441Rに達する。このフィールドレンズ4
17は、第2レンズアレイ414から出射された各部分
光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換
する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射側に
設けられたフィールドレンズ417も同様である。
【0035】ダイクロイックミラー421を透過した青
色光と緑色光のうちで、緑色光はダイクロイックミラー
422によって反射し、フィールドレンズ417を通っ
て緑色用の液晶パネル441Gに達する。一方、青色光
はダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系
43を通り、さらにフィールドレンズ417を通って青
色光用の液晶パネル441Bに達する。なお、青色光に
リレー光学系43が用いられているのは、青色光の光路
の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の拡散
等による光の利用効率の低下を防止するためである。す
なわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をその
まま、フィールドレンズ417に伝えるためである。
【0036】電気光学装置44は、3枚の光変調装置と
なる液晶パネル441R,441G,441Bを備え、
これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング
素子として用いたものであり、色分離光学系42で分離
された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,4
41G,441Bによって、画像情報に応じて変調され
て光学像を形成する。
【0037】クロスダイクロイックプリズム45は、3
枚の液晶パネル441R,441G,441Bから出射
された各色光ごとに変調された画像を合成してカラー画
像を形成するものである。なお、クロスダイクロイック
プリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青
色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズム
の界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多
層膜によって3つの色光が合成される。そして、プリズ
ム45で合成されたカラー画像は、投写レンズ46から
出射され、スクリーン上に拡大投写される。
【0038】以上説明した各光学系41〜45は、図
4、図6に示すように、合成樹脂製の光学部品用筐体と
してのライトガイド47内に収容されている。このライ
トガイド47は、前述の各光学部品414〜419,4
21〜423,431〜434を上方からスライド式に
嵌め込む溝部がそれぞれ設けられた下ライトガイド47
1と、下ライトガイド471の上部の開口側を閉塞する
蓋状の上ライトガイド472とで構成されている。ま
た、ライトガイド47の光出射側にはヘッド部49が形
成されている。ヘッド部49の前方側に投写レンズ46
が固定され、後方側に液晶パネル441R,441G,
441Bが取り付けられたプリズム45が固定されてい
る。
【0039】〔3.冷却構造〕本実施形態のプロジェク
タ1では、液晶パネル441R,441G,441Bを
主に冷却するパネル冷却系Aと、光源ランプ411を主
に冷却するランプ冷却系Bと、電源31を主に冷却する
電源冷却系Cとを備えている。
【0040】図2、図4、図5において、パネル冷却系
Aでは、投写レンズ46の両側に配置された一対のシロ
ッコファン51,52が用いられている。シロッコファ
ン51,52によって下面の吸気口231Bから吸引さ
れた冷却空気は、液晶パネル441R,441G,44
1Bを下方から上方に向けて冷却した後、ドライバーボ
ード90(図3)の下面を冷却しながら前方隅部の軸流
排気ファン53側に寄せられ、前面側の排気口212B
から排気される。
【0041】図4ないし図6において、ランプ冷却系B
では、光学ユニット4の下面に設けられたシロッコファ
ン54が用いられている。シロッコファン54によって
引き寄せられたプロジェクタ1内の冷却空気は、上ライ
トガイド472に設けられた図示しない開口部からライ
トガイド47内に入り込み、ユニット化された第2レン
ズアレイ414および偏光変換素子415間を通ってこ
れらを冷却した後、下ライトガイド471の排気側開口
471Aから出て該シロッコファン54に吸引され、吐
き出される。吐き出された冷却空気は、下ライトガイド
471の吸気側開口471Bから再度ライトガイド47
内に入り、光源装置413内に入り込んで光源ランプ4
11を冷却し、この後、ライトガイド47から出て、前
記軸流排気ファン53によって排気口212Bから排気
される。
【0042】図4において、電源冷却系Cでは、電源3
1の後方に設けられた軸流吸気ファン55が用いられ
る。軸流吸気ファン55によって背面側の吸気口2Dか
ら吸引された冷却空気は、電源31およびランプ駆動回
路32を冷却した後、他の冷却系統A,Bと同様に、軸
流排気ファン53によって排気口212Bから排気され
る。
【0043】〔4.ランプカバーの取付構造〕図8に
は、ランプカバー61を外装ケース2から取り外した状
態のプロジェクタ1が示されている。まず、ランプカバ
ー61の取付構造の概略について説明すると、ランプカ
バー61は、アッパーケース21の上面部211の前方
側に形成された開口62を塞ぐ蓋であり、略平面矩形状
に形成されている。開口62は、光源装置413の直上
に配置されており、当該開口62から、光源装置413
をプロジェクタ1から着脱できるようになっている。ア
ッパーケース21の開口62の周縁のうち、プロジェク
タ1の前後方向に沿って配置される一対の辺縁には、そ
れぞれ一対のガイド部621,622が形成されてい
る。なお、ガイド部621は、プロジェクタ1を正面か
ら見た右側に配置され、ガイド部622は、左側に配置
されている。ランプカバー61は、アッパーケース21
の一対のガイド部621,622に沿って前後方向に上
面部211に対してスライド可能とされている。また、
ランプカバー61は、係合構造63によって、アッパー
ケース21に固定され、この係合構造63は、アッパー
ケース21の開口の奥側の辺縁62Aに配置された留め
具631を含んで構成されている。
【0044】次に、ランプカバー61の取付構造の詳細
について説明する。ランプカバー61は、アッパーケー
ス21の上面部211から上面部211と前面部213
との間の部分にかけて配置されている。ランプカバー6
1の外面61Aは、ランプカバー61がアッパーケース
21に取り付けられた際(図1参照)、アッパーケース
21の上面部211等と略面一になるように、アッパー
ケース21の外面形状に応じた形状に形成されている。
【0045】ランプカバー61の内面61Bには、図9
に示すように、アッパーケース21に差し込まれる複数
(本実施形態では2つ)の第1差込部611および複数
(本実施形態では3つ)の第2差込部612と、アッパ
ーケース21のガイド部621,622に摺接する複数
(本実施形態では3つ)のスライド部613,614,
615と、前述したアッパーケース21の留め具631
に係合される係合突部617とがランプカバー61に一
体に形成されている。
【0046】2つの第1差込部611は、ランプカバー
61がアッパーケース21に取り付けられた際、奥側
(プロジェクタ1の後方側)に配置されるランプカバー
61の奥側辺縁61Cに沿って設けられている。これら
第1係合部611は、奥側辺縁61Cの両端側にそれぞ
れ配置され、当該ランプカバー61からプロジェクタ1
の後方(奥)側に向かって略水平方向に突出している。
【0047】3つの第2差込部612は、第1差込部6
11が配置されたランプカバー61の奥側辺縁61Cと
対向する手前側辺縁61Dに沿って設けられている。こ
れら第2差込部612は、手前側辺縁61Dの略中央お
よび両端にそれぞれ配置され、当該プロジェクタ1の後
方(奥)側に向かって略水平方向に突出している。
【0048】3つのスライド部613,614,615
のうち、2つのスライド部613,614は、ランプカ
バー61がアッパーケース21に取り付けられた際、右
側(プロジェクタ1を正面から見たときの右側)に配置
されるランプカバー61の右側辺縁61Eに沿って所定
間隔あけて配置されている。残りのスライド部615
は、ランプカバー61の右側辺縁61Eと対向する左側
辺縁61Fに沿って配置されている。これらのスライド
部613〜615は、ランプカバー61の内面61Bか
ら下方に向かって突出しているとともに、それぞれアッ
パーケース21に係合する爪部613A,614A,6
15Aを有している。なお、本実施形態では、ランプカ
バー61の右側辺縁61Eに配置されたスライド部61
3,614の爪部613A,614Aは、アッパーケー
ス21のガイド部621に係合可能となるように、それ
ぞれ略水平方向右側に突出している。また、ランプカバ
ー61の左側辺縁61Fに配置されたスライド部615
の爪部615Aは、ガイド部622に係合可能となるよ
うに、略水平方向左側に突出している。
【0049】アッパーケース21に設けられた留め具6
31に係合される係合突部617は、ランプカバー61
の奥側辺縁61Cの略中央に配置され、下方に突出して
いる。また、ランプカバー61には、その内面61Bを
覆う金属製のシールド板616が設けられている。
【0050】図8に戻って、アッパーケース21に形成
されたガイド部621,622の上面は、アッパーケー
ス21の外面よりも一段低く形成されており、ランプカ
バー61が外装ケース2に取り付けられた際には、この
ガイド部621,622の上面によって、ランプカバー
61の周縁が支持されることとなる。
【0051】このようなガイド部621,622うち、
ガイド部621の途中には、その長手方向(プロジェク
タ1の前後方向)に沿って2つの切り欠き621A,6
21Bが形成され、ガイド部622の途中には、1つの
切り欠き622Aが形成されている。これらのガイド部
621,622の各切り欠き621A,621B,62
2Aは、ランプカバー61の各スライド部613,61
4,615の位置に応じて配置されており、ガイド部6
21の切り欠き621Aと切り欠き621Bとの間の距
離は、ランプカバー61のスライド部613とスライド
部614との間の距離に対応している。これらの各切り
欠き621A,621B,622Aには、ランプカバー
61の各スライド部613,614,615が挿入可能
になっており、挿入された後にランプカバー61がプロ
ジェクタ1の奥側にスライドされることで、スライド部
613,614の爪部613A,614Aがガイド部6
21の下面に摺接され、スライド部615の爪部615
Aがガイド部622の下面に摺接されることとなる。
【0052】また、アッパーケース21において、開口
62の奥側の辺縁62Aには、ランプカバー61の第1
差込部611が略水平方向に挿入される第1差込部用孔
623が形成されている。一方、開口62の手前側の辺
縁62Bには、第2差込部612が略水平方向に挿入さ
れる第2差込部用孔624が形成されている。これら第
1差込部用孔623および第2差込部用孔624は、そ
れぞれ第1差込部611および第2差込部612の数に
対応した数だけ設けられるとともに、これら差込部61
1,612の位置に応じてそれぞれ配置されている。
【0053】アッパーケース21の内側には、図10に
示すように、開口62の周辺を覆う金属製の開口用シー
ルド板81が設けられ、この開口用シールド板81は、
ガイド部621,622の下面まで延びている。開口用
シールド板81において、ガイド部621,622の下
面に配置された一部は、略逆U字状に湾曲され、この湾
曲した部分811が、アッパーケース21のガイド部6
21,622に形成されたシールド板露出孔625から
外部に露出している。なお、開口用シールド板81の湾
曲した部分811が、本発明の第2付勢手段である。ま
た、開口用シールド板81の湾曲した部分811は、複
数(本実施形態では3箇所)設けられ、これら複数の湾
曲した部分811の数に応じた数のシールド板露出孔6
25がガイド部621,622に形成されている。
【0054】ここで、ランプカバー61を外装ケース2
に取り付けた状態では、開口用シールド板81の湾曲し
た部分811が、ランプカバー61のシールド板616
に接し、開口用シールド板81とランプカバー61のシ
ールド板616とが電気的に接続される。なお、このよ
うな開口用シールド板81は、前述したアッパーケース
21の内側に配置されたシールド板80と連続して形成
されていてもよく、また、図示しない他の部材を介して
シールド板80に電気的に接続されていてもよく、要す
るに、シールド板80と電気的に接続されていればよ
い。これにより、ランプカバー61を外装ケース2に取
り付けたときに、ランプカバー61のシールド板616
と、外装ケース2内のシールド板80とが電気的に接続
されることとなる。
【0055】また、開口用シールド板81において、ア
ッパーケース21の2つの第1差込部用孔623のうち
の一方(本実施形態では、プロジェクタ1を正面から見
たときの右側に配置された第1差込部用孔623)の付
近に配置される部分には、図11および図12に拡大し
て示すように、折曲されて面方向が略垂直方向に沿う垂
直面部812が形成されている。なお、開口用シールド
81の垂直面部812が、本発明の第1付勢手段であ
る。この垂直面部812は、略水平方向に沿って長い帯
状に形成され、その長手方向がランプカバー61のスラ
イド方向(プロジェクタ1の前後方向)と略直交してい
る。ここで、垂直面部812の基端812A側は、開口
用シールド板81と連続しており、先端812B側は自
由端となっている。このような垂直面部812におい
て、ランプカバー61がアッパーケース21に取り付け
られる際、アッパーケース21の第1差込部用孔623
を貫通した第1差込部611の先端が、垂直面部812
の先端812Bに当接・押圧するようになっている。
【0056】ランプカバー61をアッパーケース21に
固定する係合構造63は、前述したランプカバー61の
係合突部617と、この係合突部617に係合する留め
具631と、この留め具631を内部に収容する留め具
用ハウジング632とを含んで構成されている。留め具
用ハウジング632は、アッパーケース21の下面にネ
ジ止めされている。留め具用ハウジング632の内部に
は、図13に示すように、略水平方向に沿った留め具6
31の回動軸631Aが軸支され、留め具631が上下
方向へ回動可能に保持されている。留め具631には、
ランプカバー61の係合突部617に係合する爪部63
1Bが形成され、この爪部631Bは上方へ突出してい
る。爪部631Bには、上方へ向いた傾斜面631Dが
形成され、この傾斜面631Dは、プロジェクタ1の後
方側から前方側に向かって下方に傾斜している。また、
留め具631および留め具用ハウジング632間には、
ねじりコイルばね633が介装されており、このねじり
コイルばね633によって、回動軸631Aを回動中心
として留め具631の爪部631Bが上方へ付勢されて
いる。
【0057】ここで、アッパーケース21の上面部21
1において、留め具631の回動軸631Aと爪部63
1Bとの間の部分631Cに対応した位置には、切り欠
き孔64が形成されており、この切り欠き孔64から、
留め具631の部分631Cの上面が外部に露出してい
る。このような留め具631において、アッパーケース
21の切り欠き孔64内に、たとえばメカニカルペンシ
ルの先端のような細棒状部材P(図1、図13中の二点
鎖線を参照)や、マイナスドライバの先端のような薄板
状部材を挿入して、留め具631の部分631Cの上面
を下方に押圧すると、ねじりコイルばね633に許容さ
れて、回動軸631Aを回動中心として留め具631の
爪部631Bが下方へ回動するようになっている。な
お、留め具631の部分631Cの上面が、本発明の操
作部である。
【0058】図11および図12に戻って、外装ケース
2の内部には、本発明の検出手段としてのカバーセンサ
65が設けられ、このカバーセンサ65は、アッパーケ
ース21の2つの第1差込部用孔623のうちの他方
(本実施形態では、プロジェクタ1を正面から見たとき
の左側に配置された第1差込部用孔623)の付近に配
置されている。カバーセンサ65は、ランプカバー61
の外装ケース2への着脱状態を検知するセンサであり、
本実施形態では、電源ユニット3のランプ駆動回路32
と光源装置413とを電気的に接続する電気回路(図示
せず)の接続・遮断を行う接点の機能を有している。こ
こで、カバーセンサ65は、検出スイッチとしての弾性
変形可能な金属レバー651と、この金属レバーに当接
する押しボタン652とを有している。このうち、金属
レバー651は、一端が固定端、他端が自由端とされ、
押圧されて弾性変形することによって固定端を中心とし
た回動が可能となっている。このようなカバーセンサ6
5では、金属レバー651が所定量以上押圧されて回動
すると、押しボタン652が所定量以上押圧されて、ラ
ンプ駆動回路32および光源装置413間の電気回路を
接続し、金属レバー651が所定量以上押圧されないと
きに、押しボタン652が所定量以上押圧されず、ラン
プ駆動回路32および光源装置413間の電気回路を遮
断している。
【0059】このようなカバーセンサ65において、ラ
ンプカバー61がアッパーケース21に取り付けられる
際、アッパーケース21の第1差込部用孔623を貫通
した第1差込部611の先端が、金属レバー651の自
由端側に当接・押圧するようになっている。具体的に
は、ランプカバー61を外装ケース2に取り付けた場
合、金属レバー651が、ランプカバー61の第1差込
部611の先端で所定量以上押圧されるため、前述した
ランプ駆動回路32および光源装置413間の電気回路
が接続される。これにより、光源装置413の光源ラン
プ411を点灯可能な状態となる。一方、ランプカバー
61を外装ケース2から取り外したり、ランプカバー6
1が外装ケース2に確実に装着されていない状態にあっ
たりした場合には、カバーセンサ65の金属レバー65
1が、第1差込部611の先端で十分に押圧されないた
め、前述したランプ駆動回路32および光源装置413
間の電気回路が遮断される。これにより、光源装置41
3の光源ランプ411を点灯不可能な状態となる。この
ようなカバーセンサ65により、ランプカバー61を外
装ケース2に取り付け忘れたり、取り付け状態が不完全
であったりすると、光源ランプ411を点灯できないよ
うになっているから、ランプカバー61の取り付け忘れ
等を防止できるようになる。
【0060】次に、本実施形態におけるランプカバー6
1の外装ケース2への取り付け方および取り外し方につ
いて説明する。 (ランプカバーの取り付け方)まず、ランプカバー61
のスライド部613〜615を、上方より、アッパーケ
ース21のガイド部621,622の切り欠き621
A,621B,622A内に挿入する。次いで、ランプ
カバー61を、プロジェクタ1の手前側から奥側に向か
ってスライドさせ、ランプカバー61の係合突部617
を、留め具631の傾斜面631Dに当接させる。ここ
から、さらに、ランプカバー61を手前側から奥側に向
かってスライドさせると、ランプカバー61の係合突部
617が留め具631の傾斜面631Dを押圧するか
ら、当該傾斜面631Dの傾斜により、留め具631の
爪部631B側がねじりコイルばね633に許容されて
下方に回動する(図13(B)の状態)。これにより、
ランプカバー61を、手前側から奥側に向かってさらに
スライドさせることが可能となる。そして、さらに、ラ
ンプカバー61を手前側から奥側に向かってスライドさ
せ、ランプカバー61の係合突部617が、留め具63
1の爪部631Bの位置よりも奥側にくると、留め具6
31の傾斜面631Dを押圧するものがなくなるから、
ねじりコイルばね633によって留め具631が上方付
勢される。これにより、ランプカバー61の係合突部6
17と、留め具631の爪部631Bとが係合し、ラン
プカバー61がアッパーケース21に固定される(図
1、図13(A)の状態)。
【0061】このように、ランプカバー61をアッパー
ケース21に取り付けた状態では、上述したように、開
口用シールド板81の湾曲した部分811により、ラン
プカバー61のシールド板616と外装ケース2のシー
ルド板80とが、電気的に接続された状態にある。ここ
で、開口用シールド板81の湾曲した部分811は、ラ
ンプカバー61の内面61Bに押圧されて下方向に弾性
変形している。また、ランプカバー61の第1差込部6
11により、開口用シールド板81の垂直面部812の
先端812B側は、プロジェクタ1の手前側から奥側に
向かって弾性変形した状態にあり、カバーセンサ65
は、金属レバー651が所定量以上押圧されてランプ駆
動回路32および光源装置413間の電気回路を接続し
ている状態にある。
【0062】(ランプカバーの取り外し方)まず、アッ
パーケース21に形成された切り欠き孔64内に、細棒
状部材P(または、マイナスドライバのような薄板状部
材等)の先端を挿入し、留め具631の部分631Cの
上面を下方に押圧する。これにより、ねじりコイルばね
633に許容されて、留め具631の爪部631Bが下
方へ回動するので、ランプカバー61の係合突部617
と、留め具631の爪部631Bとの係合が解除され
る。
【0063】すると、開口用シールド板81の垂直面部
812の先端812B側、およびカバーセンサ65の金
属レバー651が弾性変形した分だけ元に戻ろうとする
から、ランプカバー61がプロジェクタ1の手前側に付
勢される。これにより、ランプカバー61が奥側から手
前側に向かってスライドされ、ランプカバー61が若干
開く。このように、ランプカバー61が若干開いた状態
では、スライド部613〜615がアッパーケース21
のガイド部621,622に摺接している状態にある。
これにより、たとえば、プロジェクタ1が天井に取り付
けられて、上面部211が下方を向いた場合であって
も、ランプカバー61の若干開いた状態を維持できるよ
うになる。つまり、ランプカバー61の係合突部617
と、留め具631の爪部631Bとの係合状態を解除し
たとたんにランプカバー61が落下してくるといった不
具合を防止できる。
【0064】この後、ランプカバー61を奥側から手前
側にスライドさせ、スライド部613〜615が、ガイ
ド部621,622の切り欠き621A,621B,6
22Aの位置に達すると、開口用シールド板81の湾曲
した部分811によって、ランプカバー61が外装ケー
ス2から離間する方向、すなわち上方に付勢されて、ス
ライド部613〜615がガイド部621,622から
外れ、外装ケース2からランプカバー61を取り外せる
ようになる。
【0065】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。本実施形態では、ランプカバー61の
外装ケース2への取付構造において、細棒状部材Pで留
め具631の部分631Cを下方に押圧することによ
り、ランプカバー61と外装ケース2との係合状態を解
除し、これによって、ランプカバー61が、開口用シー
ルド板81の垂直面部812の先端812B側、および
カバーセンサ65の金属レバー651により、スライド
方向に沿って外装ケース2外側にスライドされて、ラン
プカバー61の外装ケース2への固定が解除されるよう
に構成されている。従って、従来のネジ止めと異なっ
て、細棒状部材Pで留め具631の部分631Cを下方
に押圧するというワンアクションで、ランプカバー61
の外装ケース2への固定を解除できて、ランプカバー6
1を外装ケース2から取り外すことができるから、光源
装置413を交換する際に作業性を良好にすることがで
きる。また、ランプカバー61は、係合状態が解除され
るとともに、開口用シールド板81の垂直面部812の
先端812B側、およびカバーセンサ65の金属レバー
651により、外装ケース2外側に向かってスライドす
るように構成されているから、作業者がランプカバー6
1を手でスライドさせるための滑り止めや、切り欠き等
(たとえば、置き時計やリモートコントロール装置等の
電池カバーに形成される滑り止めや切り欠き)をランプ
カバー61表面に形成する必要がなく、外観を良好にで
きる。
【0066】ランプカバー61をアッパーケース21の
上面部211に設置したので、光源装置413を交換す
る場合、プロジェクタ1の天面を上方へ向けた状態(つ
まり、テーブル上にプロジェクタ1を載置する等、プロ
ジェクタ1が通常使用される姿勢の状態)のままで交換
作業を行うことができ、従来と異なってプロジェクタ1
をひっくり返す必要がない。従って、光源装置413を
交換した後に、プロジェクタ1の姿勢や位置を再調整す
る必要がないから、光源装置413を交換する際の作業
性をさらに良好にできる。また、天井にプロジェクタ1
が取り付けられた場合であっても、下方へ向いたアッパ
ーケース21の上面部211からランプカバー61を外
せるから、天井からプロジェクタ1を取り外す必要がな
く、光源装置413の交換作業を容易に行うことができ
る。
【0067】開口用シールド板81の垂直面部812の
先端812B側、およびカバーセンサ65の金属レバー
651により、ランプカバー61をプロジェクタ1の奥
側から手前側に向かって付勢するように構成したので、
ランプカバー61を奥側から手前側に向かって付勢する
部材を別途設ける必要がなくなり、部品点数を低減でき
る。
【0068】ランプカバー61を外装ケース2に取り付
けた際、ランプカバー61のシールド板616と、外装
ケース2内のシールド板80および開口用シールド板8
1とが電気的に接続されるので、これらのシールド板8
0,81,616を同電位に維持することができ、電源
ユニット3等から外部への電磁ノイズの漏れを防止でき
る。また、ランプカバー61の内面にシールド板616
を設けたので、ランプカバー61の放熱効率を高めるこ
とができ、熱によるランプカバー61の変形を防止でき
る。
【0069】ランプカバー61および外装ケース2間の
係合構造63を外装ケース2内部側に配置したので、係
合構造63を外部に露出せずにすみ、外観を良好にでき
る。
【0070】留め具631を外装ケース2の内部に配置
するとともに、細棒状部材Pで押圧される留め具631
の部分631Cをアッパーケース21に形成した切り欠
き孔64から外部に露出するように構成したので、プロ
ジェクタ1を持ち運んだり、操作したりする際に、留め
具631の部分631Cに触れて誤って操作することを
防止でき、誤操作による予期せぬランプカバー61の落
下等を防止できる。
【0071】アッパーケース21のガイド部621,6
22の途中に切り欠き621A,621B,622Aを
形成し、これらの切り欠き621A,621B,622
Aから、ランプカバー61のスライド部613〜615
を外装ケース2に対して挿脱できるように構成したの
で、ランプカバー61を着脱する際、ランプカバー61
を外装ケース2に対してスライドさせる途中で、スライ
ド部613〜615を外装ケース2に挿脱できるように
なる。従って、ランプカバー61を外装ケース2に対し
てスライドさせる距離を短くでき、プロジェクタ1を狭
いスペースに設置した場合でもランプカバー61の着脱
を行うことができる。
【0072】開口用シールド板81の湾曲した部分81
1を、ガイド部621,622のシールド板露出孔62
5から外部に露出させた状態で設けたので、ランプカバ
ー61を取り外す際、開口用シールド板81の湾曲した
部分811により、ランプカバー61を上方に付勢でき
る。従って、ランプカバー61の各スライド部613〜
615が、ガイド部621,622の切り欠き621
A,621B,622Aの位置に達したとき、開口用シ
ールド板81の湾曲した部分811に付勢されて、ガイ
ド部621,622からランプカバー61のスライド部
613〜615が外れるから、ランプカバー61の取り
外しを容易に行うことができる。
【0073】ランプカバー61を上方に付勢する第2付
勢手段を、開口用シールド板81の一部から構成してい
るので、第2付勢手段を構成する部材を別途設ける必要
がなくなり、部品点数を低減できる。
【0074】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。たとえば、
第2付勢手段としては、外装ケース内に設けられる弾性
変形可能なシールド板の一部に限らず、ランプカバーの
内面を覆う弾性変形可能なシールド板の一部から構成さ
れていてもよく、また、他の弾性部材等を別途用いて構
成されたものであってもよい。
【0075】操作部としては、外装ケース内部側の窪ん
だ位置に配置されるものに限らず、外装ケース外面から
突出して設けたものであってもよい。また、ランプカバ
ーを外装ケースに固定する係合構造としては、外装ケー
ス内部に配置されたものに限らず、外部に露出したもの
であってもよい。
【0076】第1付勢手段としては、外装ケース内のシ
ールド板の一部や、検出手段の弾性部材から構成された
ものに限らず、他の弾性部材等を別途用いて構成された
ものであってもよい。
【0077】ランプカバー内面および外装ケース内に設
けられるシールドは、板状に限らず、蒸着によってラン
プカバー内面および外装ケース内面に形成されたもので
あってもよい。
【0078】本発明のプロジェクタとしては、光変調装
置として液晶パネルを用いたものに限らず、例えば、プ
ラズマ素子や、マイクロミラーを用いた光変調装置を備
えたものや、入射した光を反射しつつ変調して出射する
反射型の光変調装置を備えたものや、単板式、二枚式、
リアタイプのものが採用できる。要するに、光源ランプ
から出射された光束を、画像情報に応じて変調して光学
像を形成し、該光学像を拡大投写するプロジェクタであ
れば、この構成等は、実施に当たって適宜決めればよ
い。
【発明の効果】本発明によれば、光源装置を交換する際
の作業性を良好にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプロジェクタを上方
から見た全体斜視図である。
【図2】前記実施形態におけるプロジェクタを下方から
見た全体斜視図である。
【図3】図1の状態からアッパーケースを外した状態を
示す斜視図である。
【図4】図3の状態からシールド板、ドライバーボー
ド、および上ライトガイドを外して後方側から見た斜視
図である。
【図5】図4の状態から光学ユニットを外した状態を示
す斜視図である。
【図6】前記実施形態における光学ユニットを下方から
見た斜視図である。
【図7】前記実施形態における光学ユニットを模式的に
示す平面図である。
【図8】前記実施形態におけるランプカバーの取付構造
を示す斜視図である。
【図9】前記実施形態におけるランプカバーを下方から
見た斜視図である。
【図10】前記実施形態におけるランプカバーを取り付
けた状態のアッパーケースを内側から見た斜視図であ
る。
【図11】図10の一部を拡大して示す斜視図である。
【図12】図10の一部を拡大して示す平面図である。
【図13】前記実施形態におけるランプカバーおよびア
ッパーケースの要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 2 外装ケース 61 ランプカバー 62 開口 63 係合構造 65 検知手段であるカバーセンサ 80 シールド板(外装ケース) 81 開口用シールド板(外装ケース) 211 天面である上面部 413 光源装置 613〜615 スライド部 616 シールド板(ランプカバー) 621,622 ガイド部 621A,621B,622A 切り欠き 631C 操作部 651 弾性部材である金属レバー(第1付勢手段) 811 湾曲した部分(第2付勢手段) 812 垂直面部(第1付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30 H05K 5/00 - 5/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置と、この光源装置を収容する外
    装ケースとを備えるとともに、前記光源装置から出射さ
    れた光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成す
    るプロジェクタであって、 前記外装ケースに形成されかつ前記光源装置の位置に対
    応して配置される開口と、 この開口を塞ぐとともに、前記外装ケースに着脱可能に
    設けられるスライド式のランプカバーと、 このランプカバーを、スライド方向に沿って前記外装ケ
    ース外側に付勢する第1付勢手段と、 前記ランプカバーを前記外装ケースに固定する係合構造
    と、 操作することで前記係合構造の係合状態を解除する操作
    部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記ランプカバーは、外装ケースの天面に配置されてい
    ることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のプロジ
    ェクタにおいて、 前記第1付勢手段は、前記外装ケース内に設けられた弾
    性変形可能なシールド板の一部から構成されていること
    を特徴とするプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    プロジェクタにおいて、 前記外装ケースには、前記ランプカバーの当該外装ケー
    スへの着脱状態を検知する検知手段が設けられ、 前記検出手段は、前記ランプカバー側に付勢されかつ当
    該付勢方向と略反対方向へ前記ランプカバーに押圧され
    ることにより作動する検出スイッチを備えるとともに、
    この検出スイッチが前記ランプカバーに所定量押圧され
    たか否かに基づいて、前記ランプカバーの前記外装ケー
    スへの着脱状態を判断し、 前記第1付勢手段は、前記検知手段の検出スイッチによ
    り構成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    プロジェクタにおいて、 前記ランプカバーには、当該ランプカバーの内面を覆う
    シールドが設けられるとともにこのシールドは、前記外
    装ケース内に設けられたシールドと電気的に接続される
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    プロジェクタにおいて、 前記係合構造は、前記外装ケース内部に配置されること
    を特徴とするプロジェクタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    プロジェクタにおいて、 前記操作部は、前記外装ケース内部側に窪んだ位置に配
    置されていることを特徴とするプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    プロジェクタにおいて、 前記ランプカバーには、前記外装ケースに対して前記ス
    ライド方向へ摺動可能なスライド部が形成されるととも
    に、 前記外装ケースの前記開口の周縁には、前記ランプカバ
    ーの前記スライド部と摺接するガイド部が前記スライド
    方向に沿って形成され、 前記外装ケースのガイド部の途中には、切り欠きが形成
    され、 前記ガイド部の切り欠きから、前記ランプカバーのスラ
    イド部が前記外装ケース内に挿脱可能とされていること
    を特徴とするプロジェクタ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記ランプカバーを前記スライド部の挿脱方向に沿って
    前記外装ケースから離間する方向に付勢する第2付勢手
    段が設けられていることを特徴とするプロジェクタ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記第2付勢手段は、前記外装ケース内に設けられる弾
    性変形可能なシールド板の一部、および/または、前記
    ランプカバーの内面を覆う弾性変形可能なシールド板の
    一部から構成されていることを特徴とするプロジェク
    タ。
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