JP3508671B2 - 印刷ジョブの管理システム - Google Patents

印刷ジョブの管理システム

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JP3508671B2 JP2000013657A JP2000013657A JP3508671B2 JP 3508671 B2 JP3508671 B2 JP 3508671B2 JP 2000013657 A JP2000013657 A JP 2000013657A JP 2000013657 A JP2000013657 A JP 2000013657A JP 3508671 B2 JP3508671 B2 JP 3508671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータなど
の印刷データ生成装置から複数の印刷ジョブを受け取
り、これらを管理してプリンタに適宜印刷させる印刷ジ
ョブ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)などの普及により、プリンタをネットワーク
に接続し、同じくネットワークに接続された複数のコン
ピュータ(以下、「クライアント」と呼ぶ)で共有する
態様が広まりつつある。プリンタには、クライアントか
ら、複数の印刷ジョブが送信される。これらの印刷ジョ
ブを処理可能にするために、各プリンタは、内蔵または
外部に印刷ジョブを蓄積するスプール用のバッファを備
えている。印刷ジョブは、スプール用のバッファに一旦
記憶され、逐次プリンタに転送されて、印刷が行われ
る。印刷ジョブは、スプーラと呼ばれるソフトウェアで
管理され、原則的にはスプール用のバッファに蓄積され
た順序で行われるが、所定の権限を持ったクライアント
により、印刷ジョブの順序の入れ替え、削除などの操作
が行われることもある。
【0003】近年では、スプール用のバッファに蓄積さ
れた印刷ジョブについて、認可を受けた所定のユーザか
らの印刷ジョブのみを受け付ける機能、投入された印刷
ジョブを保持しておき設定された時間その他の所定の条
件が満たされた時に印刷を行う機能など、従来のスプー
ラよりインテリジェントな管理を実現するシステムも構
築されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】印刷ジョブには、クラ
イアントからラスタイメージなど所定の形式のデータを
送出しさえすればプリンタがそのデータに基づいて印刷
を実行することができるタイプのジョブ(以下、「リモ
ート型印刷ジョブ」と呼ぶ)と、クライアントとプリン
タとの間での双方向通信の確立を前提とするジョブ(以
下、「双方向型印刷ジョブ」と呼ぶ)とが存在する。後
者の例としては、印刷する描画内容をラスタイメージで
はなく、「PostScript(登録商標)」言語で
記載した印刷ジョブが挙げられる。PostScrip
t言語は、インタープリタ型のプログラム言語であり、
プリンタはコマンドの読み込み、解釈、実行を逐次繰り
返すことで印刷を行う。かかる過程において、Post
Scriptのバージョン情報、プリンタ側がサポート
しているフォントリストなど、種々の情報がプリンタと
クライアントとの間でやりとりされる。
【0005】従来、スプーラでは、双方向型印刷ジョブ
がクライアントから送られてきた場合、スプーラがあた
かもプリンタのように機能し、スプーラとクライアント
との間で双方向通信を確立しながら印刷ジョブを受け付
けていた。次に、その印刷ジョブの実行順序が来ると、
スプーラは、あたかもクライアントのように機能し、ス
プーラとプリンタとの間で双方向通信を確立しながら印
刷ジョブを実行していた。かかる動作を実現するため
に、双方向型印刷ジョブを管理するスプーラは、非常に
複雑な処理を強いられていた。特に、プリンタに内蔵さ
れたスプーラでは、一般にCPUの処理能力が比較的低
いため、かかる負担は深刻な課題であった。また、スプ
ーラが二役を果たすことによって実現されたクライアン
トとプリンタとの擬似的な双方向通信では、本来実現さ
れるべき機能を十分にサポートし得ない可能性もあっ
た。更に、従来のスプーラでは、双方向型印刷ジョブに
ついて、ジョブの保持、他のプリンタへの転送など高度
な管理を行うことが非常に困難であった。
【0006】上記説明では、ネットワーク・プリント・
システムについて課題を例示したが、同様の課題は特定
のコンピュータに接続されたローカル・プリンタについ
ても生じていた。つまり、ローカル・プリンタに送出さ
れた複数の印刷ジョブを管理する際において、双方向型
印刷ジョブが含まれている場合には、ネットワーク・プ
リント・システムと同様の課題が生じていた。本発明
は、かかる課題を解決するためになされたものであり、
ネットワーク・プリント・システムおよびローカル・プ
リンタに適用される印刷ジョブの管理システムにおい
て、双方向型印刷ジョブを軽い負担で適切に管理・制御
する技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、
印刷データ生成装置から受け取った複数の印刷ジョブを
バッファに蓄積して、プリンタに適宜印刷させる印刷ジ
ョブ管理装置において、前記印刷ジョブが、前記印刷デ
ータ生成装置とプリンタとの間で双方向の通信の確立を
前提とする双方向型印刷ジョブであるか否かを判定する
ジョブ形式判定手段と、双方向型印刷ジョブであると判
断された場合には、該印刷ジョブの描画内容全体を表記
し得ない形式で双方向型印刷ジョブに固有に設定された
所定のデータのみを前記バッファに蓄積する双方向型印
刷ジョブ受付手段と、該バッファに蓄積されたデータに
よって、前記双方向型印刷ジョブの印刷を行うタイミン
グに至ったことが認識された場合には、前記印刷データ
生成装置とプリンタとの間で双方向通信を確立して印刷
を行う双方向型印刷ジョブ実行手段とを備えるものとし
た。印刷データ生成装置とは、いわゆるパーソナル・コ
ンピュータやファクシミリ、ディジタルカメラなど、印
刷する画像データを生成する種々の機器を意味する。本
発明の印刷ジョブ管理装置は、これらの印刷データ生成
装置とプリンタとがローカルに接続されているローカル
・システム、およびネットワークを介して接続されてい
るネットワーク・プリント・システムの双方に適用可能
である。
【0008】バッファには印刷ジョブ全体が蓄積される
のが通常であるが、本発明の印刷ジョブ管理装置では、
双方向型印刷ジョブについては、その印刷ジョブがバッ
ファに送られたことを特定することができる所定のデー
タのみをバッファに記憶する。印刷ジョブ管理装置は、
この所定のデータを用いることで、双方型印刷ジョブに
ついてもリモート型印刷ジョブと同様に印刷順序の管理
や、順序変更、削除などの制御を行うことができる。ま
た、このデータの蓄積時には双方向通信を確立する必要
はないから、印刷ジョブの受付時の負担を軽減すること
ができる。印刷ジョブを実行する際にはプリンタとクラ
イアントとの間で双方向通信が確立されるから、実行時
の負担も軽減される。さらに、双方向通信に依存する機
能を確実に実現することができる。
【0009】前述の通り、本発明の印刷ジョブ管理装置
は、ローカル・システムを対象とすることもできるが、
ネットワーク・プリント・システム、即ち、前記印刷デ
ータ生成装置および前記プリンタがネットワークを介し
て接続されているシステムにおいてより有効に活用する
ことができる。ネットワーク・プリント・システムで
は、印刷データ生成装置とプリンタとが基本的に1対1
で接続されているローカル・システムよりも印刷ジョブ
管理の必然性が高いからである。
【0010】本発明の印刷ジョブ管理装置において、前
記双方向型印刷ジョブ受付手段における前記固有に設定
された所定のデータは、例えば、双方向型印刷ジョブで
あることを特定する情報と、該印刷ジョブを送信した印
刷データ生成装置を特定する情報とを少なくとも含むジ
ョブ情報データであるものとすることができる。
【0011】「固有に設定された」とは、少なくとも双
方向型印刷ジョブであることを特定できる形式のデータ
であれば足りる。「印刷ジョブの描画内容全体を表記し
得ない形式」とは、印刷ジョブ全体を受信するものは除
かれる意味である。従って、上記所定のデータとして、
印刷ジョブを構成する先頭側の一部のパケットなど、双
方向通信が必要でない範囲のデータを用いるものとして
も良い。これは、双方向型印刷ジョブであることが認識
された時点で印刷ジョブの受信を中断する態様に相当す
る。印刷ジョブの実行時には、受信済みのパケットに続
くパケットの受信を再開するようにすればよい。
【0012】このように印刷ジョブ全体を受信すること
なく、双方向型印刷ジョブの管理および制御を行う本発
明の印刷ジョブ管理装置においては、前記双方向型印刷
ジョブ受付手段は、さらに、双方向型印刷ジョブである
と判断された場合には、該印刷ジョブを送信した印刷デ
ータ生成装置に対して印刷ジョブの送信を中断させる信
号を出力する機能を奏する手段であるものとすることが
望ましい。
【0013】本発明の印刷ジョブ管理装置において、双
方向型印刷ジョブ実行手段は、前記バッファを介して間
接的に双方向通信を確立する態様を採ることも可能であ
るが、前記バッファを迂回して印刷を行う機能を奏する
手段であるものとすることがより望ましい。こうすれ
ば、印刷ジョブ管理装置の負担をより軽減しつつ、直接
的に双方向通信を確立することができる。バッファの迂
回は、印刷ジョブ管理装置内部で、受信した印刷ジョブ
をバッファに蓄積する処理をスキップする態様、受信し
たパケットをそのままプリンタに転送する態様、印刷ジ
ョブ管理装置を介さずにプリンタに印刷ジョブを送るた
めのアドレス情報を印刷データ生成装置側に送出し、印
刷ジョブの送出先を変更させる態様など種々の態様を採
ることができる。
【0014】本発明の印刷ジョブ管理装置は、プリンタ
に内蔵されている場合に特に有効である。かかる場合に
は、バッファおよび印刷ジョブ管理装置の処理能力が比
較的低いのが通常だからである。また、プリンタに内蔵
されている場合には、双方向型印刷ジョブを実行する際
における双方向通信の確立が非常に容易であり、本発明
の印刷ジョブ管理装置を適用しやすいという利点もあ
る。もちろん、本発明の印刷ジョブ管理装置は、プリン
タに内蔵される場合のみならず、印刷データ生成装置お
よびプリンタとネットワークを介して接続されたサーバ
として構築することも可能である。
【0015】印刷ジョブが双方向型印刷ジョブであるか
否かを判定するジョブ形式判定手段は、種々の構成が可
能である。ネットワーク・プリント・システムを対象と
する印刷ジョブ管理装置の場合は、例えば、ネットワー
クを介して印刷ジョブをパケット送信される際に指定さ
れた通信プロトコルに基づいて判定を行う手段とするこ
とができる。双方向型印刷ジョブは、多種多様な通信プ
ロトコルのうち、印刷時における双方向通信の確立に適
した特定のプロトコルで通信されることが通常であるか
らである。
【0016】かかるプロトコルとしては、例えば「Ap
pleTalk」を挙げることができる。双方向型印刷
ジョブの代表例として、PostScript言語で記
述された印刷ジョブが挙げられ、この印刷ジョブはAp
pleTalkに基づいて通信されるのが通常だからで
ある。
【0017】また、ジョブ形式判定手段は、双方向型印
刷ジョブに含まれるヘッダに基づいて判定を行う手段で
あるものとすることもできる。例えば、PostScr
ipt言語で記述された印刷ジョブでは、ヘッダとして
先頭に「%!PS−Adobe・・」なるコメントが付
されているのが通常であるため、かかるコメントの有無
によって印刷ジョブの種類を判断することができる。こ
の判定方法は、ネットワーク・プリント・システム、ロ
ーカル・システムのいずれを対象とする印刷ジョブ管理
装置にも適用可能である。
【0018】双方向型印刷ジョブとしては、PostS
cript言語のように、プリンタが解釈して実行可能
なページ記述言語を用いて印刷すべき画像を表記したデ
ータを一例として挙げることができるが、かかるデータ
に限定されるものではない。
【0019】本発明は、上述した管理装置として構成す
る他、印刷ジョブの管理方法、印刷ジョブを管理するた
めのプログラムを記録した記録媒体、該プログラム自体
など種々の態様で構成することができる。ここで、記録
媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、
光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パ
ンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷
物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなど
のメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取
り可能な種々の媒体を利用できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例に基づき以下の順序で説明する。 A.システムの構成: B.第1実施例: C.印刷ジョブスタック処理ルーチン: D.印刷ジョブスタック処理ルーチンの変形例: E.印刷ジョブ実行処理ルーチン: F.第2実施例:
【0021】A.システムの構成:図1はネットワーク
を介した印刷システムの構成を示す説明図である。図示
する通り、ローカル・エリア・ネットワークLANに3
台のクライアントコンピュータPC1、PC2,PC3
(以下、「クライアント」と総称する)およびプリンタ
PRT1,PRT2,PRT3が接続されている。ネッ
トワークLANには、サーバSVも接続されている。ネ
ットワークを介した接続とは別に、プリンタPRT1に
は、コンピュータPC4がローカルに接続されている。
コンピュータPC4とプリンタPRT1との接続は、種
々のインターフェースを用いることができるが、ここで
はIEEE1284規格に準拠したパラレル・インター
フェースを使用した。
【0022】クライアントコンピュータPC1,PC
2,PC3のユーザは、プリンタPRT1,PRT2,
PRT3のそれぞれに対応したパスを指定して印刷ジョ
ブを送信することによって、任意のプリンタに印刷を行
わせることができる。プリンタPRT1,PRT2,P
RT3は、ネットワーク対応型のプリンタであり、本実
施例では、いわゆるレーザプリンタを使用したである。
また、コンピュータPC4のユーザは、プリンタPRT
1に印刷ジョブを出力することで、プリンタPRT1に
印刷を行わせることができる。
【0023】各クライアントから送出された印刷ジョブ
は、各プリンタに対応して設けられたスプール用のバッ
ファに一旦蓄積され、適宜、指定したプリンタで印刷さ
れる。各プリンタに送出された印刷ジョブをバッファに
蓄積するとともに、適宜、印刷を実行させる機能を実現
するのが印刷ジョブ管理装置であり、本実施例では、主
な機能はソフトウェアで実現されている。以下、第1実
施例では、印刷ジョブ管理装置が各プリンタPRT1,
PRT2,PRT3に内蔵して設けられている場合を説
明する。第2実施例では、印刷ジョブ管理装置がプリン
タとは別のサーバSV内に設けられている場合を説明す
る。
【0024】B.第1実施例:図2は第1実施例におけ
るプリンタ内部の機能ブロックを示す説明図である。こ
こでは、プリンタPRT1を例示したが、他のプリンタ
も同様である。プリンタの内部には、CPUおよびRA
M,ROMなどのメモリを備えるマイクロコンピュータ
が搭載されており、以下に示す各機能ブロックは、特に
断らない限り、このマイクロコンピュータ上で機能する
ソフトウェアとして構成されている。
【0025】プリンタPRT1には、ネットワークLA
Nとデータをやりとりするハードウェアとして、ネット
ワーク・インターフェース・カード(NIC)が備えら
れている。NICドライバ10は、ネットワーク・イン
ターフェース・カードNICを駆動するソフトウェアで
あり、NICを用いてネットワークLANとデータの授
受を行う。印刷ジョブの受信をはじめとするネットワー
クLANとのデータのやりとりは、NICおよびNIC
ドライバ10を介して行われる。
【0026】ネットワークLANからNICドライバ1
0を介して受信された印刷ジョブは、所定の通信プロト
コルに基づくパケットデータである。パケットデータ
は、プロトコルハンドラ14で通信プロトコルに基づく
解析が行われ、印刷ジョブの本体データが取り出され
て、印刷ジョブ管理部20に受け渡される。
【0027】図3はプロトコルハンドラ22による受信
データの解析の様子を示す説明図である。図中に形態1
として、NICドライバ10が受信するパケットデータ
の内容を模式的に示した。ネットワークLAN上でやり
とりされるパケットデータは、規格化された所定のフォ
ーマットのビット列で構成されている。形態1に含まれ
るターゲットアドレスおよびソースアドレスとは、メデ
ィア・アクセス・コントロール(MAC)アドレスと呼
ばれるアドレスであり、ネットワーク・インターフェー
ス・カードNICにそれぞれ固有のアドレスである。
「タイプ」データは、通信プロトコルの種類を示すデー
タである。つまり、「タイプ」を構成するビット列の内
容によって、形態1に含まれるデータが、TCP/I
P、AppleTalkなど、いずれの通信プロトコル
に基づいて構成されたものであるかが特定される。
【0028】プロトコルハンドラ14は、形態1のパケ
ットの「タイプ」データに応じて、通信プロトコルを特
定し、その規約に基づいてデータの内容を解析する。図
3には形態2として解析結果を示した。例えば、通信プ
ロトコルとしてTCP/IPが選択されている場合に
は、解析結果から、形態2に示すターゲットアドレス、
ソースアドレス、データが得られる。このターゲットア
ドレス、ソースアドレスは、IPアドレスと称されてい
るアドレスデータである。こうして複数のパケットのデ
ータを解析し、集めることによって形態3に示すように
印刷ジョブのデータが得られる。印刷ジョブのデータの
構造も、印刷用のプロトコルに応じて異なっている。こ
こでは、LPRと呼ばれるプロトコルに従って構成され
たデータの構造例を示した。PostScript言語
で記述された印刷ジョブの場合には、インタープリタ型
のプログラムコードとして印刷ジョブが構成されること
になる。なお、プロトコルハンドラ14は、通信に使用
される他種類のプロトコルに対応すべく、各プロトコル
ごとに用意されている。もちろん、単一プロトコルにの
み対応可能な形式で構成しても構わない。
【0029】図2に戻り、プリンタの機能ブロックにつ
いて引き続き説明する。プロトコルハンドラ14で解析
されたデータは、逐次、印刷ジョブ管理部20に受け渡
される。印刷ジョブ管理部20には、印刷ジョブを蓄積
するためのバッファ、即ちキュー26が備えられてい
る。受け渡されたデータは、ジョブ制御部24の制御下
で印刷ジョブごとにキュー26に蓄積される。本実施例
では、印刷ジョブの種類に応じてキュー26に蓄積され
る情報が相違する。リモート型印刷ジョブの場合、キュ
ー26には、印刷要求に相当するデータであるジョブ情
報データと、印刷ジョブの本体データ全体を蓄積する。
しかし、印刷ジョブがプリンタとクライアントとの間で
双方向通信を確保することが要求される双方向型印刷ジ
ョブの場合、キュー26にはジョブ情報データのみを蓄
積する。図2は、キュー26に、第1〜第3の印刷ジョ
ブ#1,#2,#3が蓄積されている状況を示してい
る。印刷ジョブ#1,#3はリモート型印刷ジョブであ
り、ジョブ情報データと描画内容を示す印刷データが蓄
積されている。印刷ジョブ#2は双方向型印刷ジョブで
あり、ジョブ情報データのみが蓄積される。本実施例で
は、PostScript言語で記載された印刷ジョブ
の場合に、双方向通信の確立が要求されているものとし
てジョブ情報データのみを蓄積する扱いをしている。
【0030】こうした制御は、ジョブ制御部24によっ
て行われる。ジョブ制御部24は、プロトコルハンドラ
14の解析結果を参照し、双方向型印刷ジョブであるか
否かを判定し、その結果に応じてキュー26への蓄積内
容を切り替える。また、双方向型印刷ジョブの場合に
は、キュー26に印刷ジョブの本体データを蓄積しない
から、ジョブ制御部24は、その印刷ジョブを送出した
クライアントに対して印刷ジョブの送信を待機させる信
号を出力する。この信号は、先に説明したNICドライ
バ10を介して所定の通信プロトコルでクライアントに
転送される。
【0031】ジョブ制御部24は、印刷ジョブをキュー
26に蓄積する際の制御の他、キュー26に蓄積された
印刷ジョブの実行順序の入れ替え、削除などの管理をも
行う。これらの管理は、クライアントからネットワーク
を介して送信されたコマンドに基づいて行われる場合も
あれば、プリンタに設けられたパネルの操作によって行
われる場合もある。プリンタには、パネルドライバ12
が備えられており、ユーザが行ったパネル操作の結果を
入力し、印刷ジョブ管理部20に受け渡す。後者の態様
の場合、印刷ジョブ管理部20はパネルドライバ12か
ら受け渡される情報に基づいて印刷ジョブの管理を行
う。
【0032】ジョブ制御部24は、キュー26に蓄積さ
れた印刷ジョブを逐次実行させる機能も果たす。キュー
26に蓄積された印刷ジョブは、言語処理部16に逐次
送出される。言語処理部16が印刷ジョブのデータを解
析して所定の制御信号を生成し、その制御信号に従って
実際に印刷を行う印刷部18が駆動されることで印刷が
実行される。ここで、図2に例示したジョブ#1,#3
などリモート型印刷ジョブの場合は、キュー26から印
刷ジョブの本体データを逐次言語処理部16に転送する
ことによって印刷が実現される。
【0033】一方、ジョブ#2などの双方向型印刷ジョ
ブの場合は、キュー26に印刷ジョブの本体データが蓄
積されていないため、次の手順で印刷が行われる。印刷
ジョブ管理部20には、図示する通り、バイパス制御部
22が備えられている。ジョブ制御部24は、双方向型
印刷ジョブの実行時には、バイパス制御部22をアクテ
ィブにし、印刷ジョブの実行に関する制御をバイパス制
御部22に委ねる。バイパス制御部22は、アクティブ
になると、プロトコルハンドラ14からデータを受け取
り、キュー26を介さずにそのデータを直接言語処理部
16に送出する。図2に太い矢印で示す通り、プロトコ
ルハンドラ14と言語処理部16との間に、キュー26
を介さずにデータのやりとりをするバイパス28をソフ
トウェア的に確立するのである。バイパス制御部22
は、バイパス28の確立と併せて、双方向型印刷ジョブ
の送出を待機しているクライアントに対して、印刷ジョ
ブの転送を許可する信号を出力する。この結果、クライ
アントとプリンタの言語処理部16との間で双方向通信
が確保された状態で印刷が実行される。
【0034】プリンタPRT1には、ローカルなコンピ
ュータPC4も接続されている。コンピュータPC4か
らは、ネットワークLANではなく、パラレルインター
フェース(PIF)を介して印刷ジョブが送信される。
従って、プリンタPRT1には、パラレルインターフェ
ースを介して印刷ジョブを受け取る機構も用意されてい
る。図2に示す通り、コンピュータPC4からの印刷ジ
ョブは、PIFドライバ11が受け取る。PIFドライ
バ11とは、パラレルインターフェースを駆動するソフ
トウェアである。PIFドライバ11で受け取ったデー
タは、プロトコルハンドラ15に受け渡され、解析され
て印刷ジョブのデータに復元される。プロトコルハンド
ラ15の役割は、ネットワーク用の通信プロトコルを解
析するプロトコルハンドラ14と同等であるが、対応す
るプロトコルがパラレル通信用に規定されている点で相
違する。プロトコルハンドラ15が解析したデータは、
ジョブ制御部24の制御下でキュー26に蓄積され、印
刷が行われる。なお、ジョブ制御部24は、ネットワー
クからの受信、およびパラレルインターフェースからの
受信を適切に実行するため、プロトコルハンドラ14,
15とのデータのやりとりを調停する役割も果たす。
【0035】以上で説明した装置構成により、本実施例
のプリンタPRT1は、ネットワークまたはローカルに
送信された印刷ジョブを、印刷ジョブ管理部20で管理
しつつ、印刷を実行する。この際、リモート型印刷ジョ
ブと双方向型印刷ジョブとで、キュー26へのスタッ
ク、ジョブの実行方法を切り替えることで、それぞれ軽
い負担で適切な印刷を実現している。以下では、印刷ジ
ョブの種類によってキュー26へのスタックおよびジョ
ブの実行方法を切り替える制御処理の内容を説明する。
【0036】C.印刷ジョブスタック処理ルーチン:印
刷ジョブ管理部20が受信した印刷ジョブをキュー26
に蓄積する際の制御は、次に示す印刷ジョブスタック処
理をCPUが実行することで実現される。ここでは、双
方向型印刷ジョブであるか否かを通信プロトコルに基づ
いて判断する処理を例示する。
【0037】図4は印刷ジョブスタック処理ルーチンの
フローチャートである。この処理では、CPUはネット
ワークからパケットを受信し(ステップS10)、その
内容を図3に示した態様で解析する。そして、この解析
で得られた「タイプ」データ(図3参照)に基づき、通
信プロトコルが「AppleTalk」であるか否かを
判定する(ステップS12)。本実施例では、Post
Script言語で記述された印刷ジョブを双方向型印
刷ジョブとして扱うものとしている。この場合、印刷ジ
ョブは通信プロトコル「AppleTalk」に基づい
て送信されるのが通常である。TCP/IPなどその他
の通信プロトコルは、リモート型印刷ジョブに用いられ
るのが一般的である。本実施例では、かかる実態に着眼
し、通信プロトコルが「AppleTalk」の場合に
は、双方向型印刷ジョブを受信したと判断するものとし
た。
【0038】従って、ステップS12において、通信プ
ロトコルが「AppleTalk」の場合には、キュー
26には、ジョブ情報データのみをスタックする(ステ
ップS14)。これと併せて、クライアントに印刷ジョ
ブの転送を待機させるウェイト信号を送出する(ステッ
プS16)。ジョブ情報データは、印刷ジョブがPos
tScript言語であることを特定するコメント、お
よびそのジョブを送出したクライアントのアドレスを含
むデータである。クライアントのアドレスは、図3に示
した通り、受信したパケット中にソースアドレスとして
含まれている。ウェイト信号としては、本実施例に固有
の信号を用いる必要はなく、ネットワーク上でのプロト
コルに基づき、プリンタ側が受信不能状態にあることを
クライアントに知らせるデータを送出すればよい。
【0039】一方、ステップS12において、通信プロ
トコルが「AppleTalk」以外である場合には、
PostScript言語での印刷ジョブではない、即
ちリモート型印刷ジョブであると判断し、ジョブ情報デ
ータおよび逐次転送されてくるデータをスタックする
(ステップS18)。以上の処理により、双方向型印刷
ジョブとそうでない場合とでキュー26に蓄積される情
報を制御することができる。本実施例では、ローカルに
接続されたコンピュータPC4から送信される印刷ジョ
ブも、AppleTalkとは異なるプロトコルで送ら
れてくるから、リモート型印刷ジョブと判断される。も
ちろん、ステップS12の処理を変更し、ローカルに接
続されたコンピュータPC4からも所定のプロトコルの
場合は双方向型印刷ジョブであるものと判断してもよ
い。
【0040】D.印刷ジョブスタック処理ルーチンの変
形例:実施例では、通信プロトコルによってPostS
cript言語による印刷ジョブであるか否かを判断す
る場合を例示した。双方向型印刷ジョブであるか否かの
判断は、その他、印刷データの内容に基づいて行うこと
も可能である。例えば、PostScript言語で記
載された印刷ジョブでは、印刷ジョブの先頭に「%!P
S−Adobe・・」なる特定のコメントが付されるの
が通常である。従って、ステップS12の処理におい
て、通信プロトコルの種類に基づく判断に代えて、かか
るコメントの有無に基づいてPostScript言語
であるか否かを判断することもできる。
【0041】実施例では、双方向型印刷ジョブの例とし
てPostScript言語で記載された印刷ジョブを
挙げた。上述の印刷ジョブスタック処理は、PostS
cript言語に関わらず種々の印刷ジョブに適用可能
である。対象となる双方向型印刷ジョブが特定の通信プ
ロトコルでやりとりされる場合には、実施例と同様、通
信プロトコルの種類に基づいて双方向型印刷ジョブであ
るか否かを判定すればよい。また、特定のコメントが付
される場合、その他固有のデータ形式を有する場合に
は、これらに基づいて双方向型印刷ジョブであるか否か
を判定すればよい。プロトコルとデータ形式および内容
などを適宜組み合わせて判断するものとしてもよい。
【0042】上述の例では、双方向型印刷ジョブの場合
には、ジョブ情報データのみをスタックするものとした
が、双方向通信が必要とされない範囲で印刷データの一
部を併せてスタックするものとしても構わない。
【0043】E.印刷ジョブ実行処理ルーチン:次に、
キュー26に蓄えられた印刷ジョブを実行する制御処理
について説明する。図5は印刷制御処理ルーチンのフロ
ーチャートである。プリンタ内部のCPUが実行する処
理である。CPUはキュー26を参照してスプールデー
タ、即ち、蓄積された印刷ジョブが残っているか否かを
判断し(ステップS20)、スプールデータが存在しな
い場合には、印刷を行う必要がないため、何も処理を行
うことなく、このルーチンを終了する。
【0044】スプールデータが残っている場合には、次
に実行すべき印刷ジョブのジョブ情報データを入力し、
そのジョブがPostScript言語で記載された印
刷ジョブであるか否かを判定する(ステップS22,S
24)。先に図4で説明した通り、ジョブ情報データに
は、PostScript言語であるか否かを特定可能
な情報が含まれているから、この情報に基づいて判定を
することができる。
【0045】なお、この判定は、双方向型印刷ジョブで
あるか否かが判定可能であれば、必ずしもジョブ情報デ
ータに基づく判定に限られない。双方向印刷ジョブの場
合には、印刷データはキュー26に蓄積されないから、
印刷データの有無に基づいて判定するものとしてもよ
い。また、印刷データの一部をキュー26に蓄積する態
様を採る場合には、蓄積された印刷データの形式に基づ
いて双方向型印刷ジョブであるか否かを判定するものと
してもよい。
【0046】ステップS24において、PostScr
ipt言語による印刷ジョブでない、即ちリモート型印
刷ジョブであると判定された場合には、CPUはキュー
26に蓄積されているスプールデータを逐次読み込ん
で、実際に印刷を実行するルーチンに受け渡す(ステッ
プS28)。一方、PostScript言語による印
刷ジョブであると判定された場合には、CPUは双方向
通信を確立するための処理を行って印刷を実行する(ス
テップS26)。ステップS26における制御処理の内
容が、図2に示したバイパス制御部22の機能に相当す
る。ここでは、受信したデータは、キュー26にスタッ
クする処理(図4)を介さずに、直接、印刷を実行する
ルーチン(図2のコントロール部に相当するルーチン)
に受け渡される。便宜上、一時的にキュー26に蓄積す
る処理を介するものとしても構わない。PostScr
ipt言語の場合は、これを解釈・実行するインタープ
リタがプリンタ内部に別途用意されているから、ステッ
プS26では、このインタープリタがクライアントと双
方向にデータのやりとりを行う環境を設定すれば済む。
【0047】以上で説明した第1実施例の印刷ジョブ管
理装置によれば、PostScript言語で記載され
た印刷ジョブその他の双方向型印刷ジョブについて、キ
ュー26へのスプールを介した印刷を実現することがで
きる。従って、双方向型印刷ジョブについても、リモー
ト型印刷ジョブと同様に、印刷ジョブの実行順序の変
更、削除、保持などの管理を容易に行うことができる。
しかも、双方向型印刷ジョブの場合は、印刷ジョブの実
行タイミングが訪れるまで、クライアントに印刷ジョブ
の転送を待機させることで、かかる機能を実現している
ため、印刷ジョブの受付および実行時にCPUに要求さ
れる処理負担が非常に軽いという利点がある。また、キ
ュー26に蓄積されるのは、ジョブ情報データのみであ
るため、上述した印刷ジョブの管理を更に進め、一旦、
プリンタPRT1が受信した印刷ジョブを他のプリンタ
に転送するなどの高度な管理をも容易に実現することが
できる利点もある。
【0048】F.第2実施例:図6は第2実施例として
の印刷ジョブ管理装置の概略構成を示す説明図である。
第1実施例では、各プリンタ内部に印刷ジョブ管理部お
よびスプール用のバッファを含む印刷ジョブ管理装置が
構成されていたが、第2実施例では、プリンタとは別体
のサーバSV内に印刷ジョブ管理装置が構成されている
点で相違する。印刷ジョブ管理部20Aの構成および機
能は、第1実施例における印刷ジョブ管理部20と同様
である。即ち、ジョブ制御部24A、プロトコルハンド
ラ14A、キュー26Aが備えられており、ジョブ制御
部24Aの制御の下で、プロトコルハンドラ14Aを介
して受信したパケットを解析し、印刷ジョブを逐次キュ
ー26Aに蓄積する。ジョブ制御部24Aは、キュー2
6Aに蓄積されたジョブを逐次実行する。NICドライ
バは図示を省略した。
【0049】この印刷ジョブ管理部は、それぞれのプリ
ンタに対応して設けられている。例えば、プリンタPR
T1については印刷ジョブ管理部20Aが設けられてお
り、別のプリンタPRT2については、印刷ジョブ管理
部20Aと同様の構成を有する別の印刷ジョブ管理部2
0Bが設けられる。但し、本実施例では、印刷ジョブ管
理部は、ソフトウェア的に構成されているため、それぞ
れの印刷ジョブ管理部は、共通のハードウェア資源を利
用して構成されている。
【0050】印刷ジョブが双方向型印刷ジョブであるか
否かによって、キュー26Aに蓄積するデータの内容が
相違する点も第1実施例と同様である。第2実施例で
も、印刷ジョブの蓄積時の制御処理については、第1実
施例で示した印刷ジョブスタック処理ルーチン(図4)
をそのまま適用することができる。第1実施例で説明し
た種々の変形例もそのまま適用可能である。
【0051】第2実施例において印刷ジョブを実行する
際の処理も第1実施例の印刷制御処理ルーチン(図5)
をそのまま適用することができる。但し、第2実施例と
では、印刷ジョブの送出先が第1実施例と相違する。第
1実施例では、プリンタ内部に印刷ジョブ管理部が備え
られていたのに対し、第2実施例では、印刷を実行する
プリンタは印刷ジョブ管理部と別体である。従って、リ
モート型印刷ジョブの実行時(図5中のステップS2
8)では、ジョブ制御部24Aは、キュー26Aに蓄積
された印刷ジョブのデータを所定の通信プロトコルに従
って、逐次プリンタPRT1に送出する処理を行うこと
になる。プリンタPRT1は、転送されたデータに従っ
て逐次印刷を実行する。
【0052】双方向型印刷ジョブの場合、第1実施例と
同様、ジョブ制御部24Aからバイパス制御部22Aに
制御が移管されてジョブが実行される。つまり、クライ
アントPC1とプリンタPRT1との間で双方向通信を
確立する態様で印刷が実行される。バイパス制御部22
Aがアクティブの場合における印刷ジョブの転送経路、
即ちバイパス28Aを図中に破線で示した。バイパス制
御部22Aは、クライアントPC1から印刷ジョブ管理
部20Aに対して送出された印刷ジョブを受け取ると、
キュー26Aに蓄積することなく、そのままプリンタP
RT1に転送する。この処理は、第1実施例におけるス
テップS26の処理に相当する。
【0053】双方向通信の確立は、クライアントPC1
からのジョブの送出先を印刷ジョブ管理部20Aからプ
リンタPRT1に変更させることによって実現してもよ
い。この場合、バイパス制御部22Aの機能は、双方向
型印刷ジョブの実行タイミングになった時点で、印刷ジ
ョブの送出先をプリンタPRT1に変更させるコマンド
をクライアントPC1に送出する機能となる。なお、双
方向型印刷ジョブの実行が終了した時点でプリンタPR
T1またはクライアントPC1から印刷ジョブの終了を
報知する信号を印刷ジョブ管理部20Aに送出させる処
理を併せて行うことが望ましい。
【0054】以上で説明した第2実施例の印刷ジョブ管
理装置によれば、第1実施例と同様、双方向型印刷ジョ
ブも含めてスプール機能を利用した印刷の実行を軽い負
担で実現することができる。また、印刷ジョブの管理お
よび制御を軽い負担で適切に実行することができる。
【0055】第1実施例および第2実施例では、印刷ジ
ョブ管理部をソフトウェアで構成する場合を例示した。
従って、本発明は、かかるソフトウェアを記録した記録
媒体として構成することもできる。サーバSVまたはプ
リンタがフレキシブルディスクなどの記録媒体、または
ネットワークを介してこのソフトウェアをインストール
することによって、本発明の印刷ジョブ管理装置を構成
することができる。印刷ジョブ管理装置は、この他、ハ
ードウェアによって構成するものとしても構わない。実
施例では、双方向型印刷ジョブがネットワークを介して
送信される場合を例示したが、ローカルに接続されたコ
ンピュータから送信される場合にも適用可能であること
は言うまでもない。また、1台のプリンタに複数のコン
ピュータがローカルに接続されている場合の印刷ジョブ
の管理に適用することも可能である。以上、本発明の種
々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施
例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構
成を採ることができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークを介した印刷システムの構成を示
す説明図である。
【図2】第1実施例におけるプリンタ内部の機能ブロッ
クを示す説明図である。
【図3】プロトコルハンドラ14による受信データの解
析の様子を示す説明図である。
【図4】印刷ジョブスタック処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【図5】印刷制御処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】第2実施例としての印刷ジョブ管理装置の概略
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10…NICドライバ 11…PIFドライバ 12…パネルドライバ 14,15,14A…プロトコルハンドラ 16…言語処理部 18…印刷部 20、20A、20B…印刷ジョブ管理部 22、22A…バイパス制御部 24、24A…ジョブ制御部 26、26A…キュー 28、28A…バイパス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 29/38

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データ生成装置から受け取った複数
    の印刷ジョブをバッファに蓄積して、プリンタに適宜印
    刷させる印刷ジョブ管理装置であって、 前記印刷ジョブが、前記印刷データ生成装置とプリンタ
    との間で双方向の通信の確立を前提とする双方向型印刷
    ジョブであるか否かを判定するジョブ形式判定手段と、 双方向型印刷ジョブであると判断された場合には、該印
    刷ジョブの描画内容全体を表記し得ない形式で双方向型
    印刷ジョブに固有に設定された所定のデータのみを前記
    バッファに蓄積する双方向型印刷ジョブ受付手段と、 該バッファに蓄積されたデータによって、前記双方向型
    印刷ジョブの印刷を行うタイミングに至ったことが認識
    された場合には、前記印刷データ生成装置とプリンタと
    の間で双方向通信を確立して印刷を行う双方向型印刷ジ
    ョブ実行手段とを備える印刷ジョブ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷データ生成装置および前記プリ
    ンタがネットワークを介して接続されているシステムに
    おいて、前記印刷ジョブの管理を行う請求項1記載の印
    刷ジョブ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記双方向型印刷ジョブ受付手段におけ
    る前記固有に設定された所定のデータは、双方向型印刷
    ジョブであることを特定する情報と、該印刷ジョブを送
    信した印刷データ生成装置を特定する情報とを少なくと
    も含むジョブ情報データである請求項1記載の印刷ジョ
    ブ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記双方向型印刷ジョブ受付手段は、さ
    らに、双方向型印刷ジョブであると判断された場合に
    は、該印刷ジョブを送信した印刷データ生成装置に対し
    て印刷ジョブの送信を中断させる信号を出力する機能を
    奏する手段である請求項1記載の印刷ジョブ管理装置。
  5. 【請求項5】 前記双方向型印刷ジョブ実行手段は、さ
    らに前記バッファを迂回して印刷を行う機能を奏する手
    段である請求項1記載の印刷ジョブ管理装置。
  6. 【請求項6】 前記プリンタに内蔵されていることを特
    徴とする請求項1記載の印刷ジョブ管理装置。
  7. 【請求項7】 前記ジョブ形式判定手段は、ネットワー
    クを介して印刷ジョブをパケット送信される際に指定さ
    れた通信プロトコルに基づいて前記判定を行う手段であ
    る請求項2記載の印刷ジョブ管理装置。
  8. 【請求項8】 前記ジョブ形式判定手段は、前記通信プ
    ロトコルが「AppleTalk」である場合に双方向
    型印刷ジョブであると判断する手段である請求項7記載
    の印刷ジョブ管理装置。
  9. 【請求項9】 前記双方向型印刷ジョブは、前記プリン
    タが解釈して実行可能なページ記述言語を用いて印刷す
    べき画像を表記したデータである請求項1記載のジョブ
    管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の印刷ジョブ管理装置で
    あって、 前記双方向型印刷ジョブは、所定のヘッダを含むデータ
    で構成されており、 前記ジョブ形式判定手段は、該ヘッダに基づいて前記判
    定を行う手段である印刷ジョブ管理装置。
  11. 【請求項11】 印刷データ生成装置から受け取った複
    数の印刷ジョブをバッファに蓄積して、プリンタに適宜
    印刷させるシステムにおける印刷ジョブ管理方法であっ
    て、(a) 前記印刷ジョブが、前記印刷データ生成装
    置とプリンタとの間で双方向の通信の確立を前提とする
    双方向型印刷ジョブであるか否かを判定する工程と、
    (b) 双方向型印刷ジョブであると判断された場合に
    は、該印刷ジョブの描画内容全体を表記し得ない形式で
    双方向型印刷ジョブに固有に設定されたデータのみを前
    記バッファに蓄積する工程と、(c) 該バッファに蓄
    積されたデータによって、前記双方向型印刷ジョブの印
    刷を行うタイミングに至ったことが認識された場合に
    は、前記印刷データ生成装置とプリンタとの間で双方向
    通信を確立して印刷を行う工程とを備える印刷ジョブ管
    理方法。
  12. 【請求項12】 印刷データ生成装置から受け取った複
    数の印刷ジョブをバッファに蓄積して、プリンタに適宜
    印刷させるためのプログラムをコンピュータ読みとり可
    能に記録した記録媒体であって、 該プログラムは、 前記印刷ジョブが、前記印刷データ生成装置とプリンタ
    との間で双方向の通信の確立を前提とする双方向型印刷
    ジョブであるか否かを判定する機能と、 双方向型印刷ジョブであると判断された場合には、該印
    刷ジョブの描画内容全体を表記し得ない形式で双方向型
    印刷ジョブに固有に設定されたデータのみを前記バッフ
    ァに蓄積する機能と、該バッファに蓄積されたデータに
    よって、前記双方向型印刷ジョブの印刷を行うタイミン
    グに至ったことが認識された場合には、前記印刷データ
    生成装置とプリンタとの間で双方向通信を確立して印刷
    を行う機能とを実現するプログラムである記録媒体。
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