JP3508596B2 - ガラスラン - Google Patents

ガラスラン

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JP3508596B2
JP3508596B2 JP00576599A JP576599A JP3508596B2 JP 3508596 B2 JP3508596 B2 JP 3508596B2 JP 00576599 A JP00576599 A JP 00576599A JP 576599 A JP576599 A JP 576599A JP 3508596 B2 JP3508596 B2 JP 3508596B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/30Sealing arrangements characterised by the fastening means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスランに係り、
詳しくは、ウインドウフレーム内にチャンネル部材を有
しないウインドウフレームに組付けられるガラスランに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアにおいて、図12に
示すように、ドアガラス112の昇降をガイドすると共
に、車室内外をシールするエラストマより成るガラスラ
ン201がウインドウフレーム113の内周側に沿って
その下部を除いて取り付けられている。
【0003】プレスドアにおいては、ウインドウフレー
ム113はインナーパネル114とアウターパネル11
5とチャンネル部材102とから構成されている。そし
て、ガラスラン201は、押出成形で形成された押出成
形部をコーナー部位において型成形部で接続されてお
り、その両側の各保持リップ204,205と断面略コ
字形のガラスラン本体部の両側壁との間に各パネル11
4,115とチャンネル部材102とで構成されている
フランジの端部が挿入され、ガラスラン本体部が断面略
コ字形のチャンネル部材102内に装着されている。こ
のように構成されたウインドウフレーム113において
は、ドアガラス112の上死点はチャンネル部材102
によって規制される。そして、ドアガラス112の上昇
時にはウインドウフレーム113の上辺部に装着されて
いるガラスラン201のシールリップがドアガラス11
2の内外両面と当接してシールし、その密閉性が高めら
れている。
【0004】しかし近年では、ドアの軽量化及びその製
造工程の簡略化のために、図13に示すような、チャン
ネル部材102を省略したドアが提案されている。この
ような構成においては、ドアガラス112を閉めた際
に、ガラスラン101上辺部においてガラスラン本体部
の底壁がドアガラス112によってウインドウフレーム
123内に押し込まれ、同ガラスラン101の形状が大
きく変形する。このため、二点鎖線で示すように両パネ
ル114,115のそれぞれの外面に当接している保持
リップ14,15が両パネル114,115から離間す
ることによって、見栄えを悪くすると共に、シールリッ
プ等も変形してしまい、所定のシールが得られないとい
う問題が発生することがあった。この問題に対して、特
開昭58−49515号公報に開示されたガラスランで
は、ドアガラスの支持部の一部に軟質ゴムを採用するこ
とによって上昇するドアガラスの動きに柔軟に追従さ
せ、保持リップに影響を与えないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のガラスランにおいては、ドアガラスが閉鎖され
た状態で、ドアガラスの支持部がドアガラスの上端に追
従したまま軟質ゴム及びその周辺が伸張した状態を継続
することになる。そのため同ガラスランは当初とは別の
形状に付形されてしまい、やはり所定のシールが得られ
ないという問題が生じる。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、チャンネル部材を有し
ないウインドウフレームに用いるのに適したガラスラン
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、チャンネル部
材を有しないウインドウフレームに取り付けられ、ドア
ガラスの昇降をガイドすると共に、車室内外をシールす
るエラストマより成るガラスランにおいて、断面略コ字
形のガラスラン本体部を、押出成形されたほぼ直線状を
なす押出成形部と、射出成形によって形成されたコーナ
ー型成形部とにより構成し、ウインドウフレームの上内
壁面と当接して、同ガラスランを所定位置に保持するた
めの規制部材を、ガラスラン本体部におけるコーナー型
成形部近傍の押出成形部上に同時に型成形したことをそ
の要旨としている。
【0008】従って、請求項1に記載の発明によれば、
規制部材によってガラスランの変形が防止され、所定位
置に組付けられ、所定のシールを確保することができ
る。また、ガラスラン本体部と規制部材とが一体的に形
成され、製造及び組付作業が容易となる。さらに、ガラ
スラン本体部のコーナー型成形部近傍の押出成形部上に
規制部材を型成形で形成したので、コーナー型成形部に
規制部材を同時に型成形したものと比較して、コーナー
型成形部と規制部材をそれぞれ適正に成形することがで
きる。請求項2に記載の発明においては、請求項1にお
いて、規制部材には芯金がインサート成形されている
とをその要旨としている。
【0009】従って、請求項2に記載の発明によれば、
芯金がインサート成形された強固な規制部材が形成され
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】なお、以下に述べる発明の実施形態におい
て、特許請求の範囲又は課題を解決するための手段に記
載の「規制部材」はストッパーに対応する。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態について図1及び図2を用いて
説明する。なお、本実施形態において、図12及び図1
3に示した従来の形態と同じ構成部材については符号を
等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0017】図1に示すように、熱可塑性樹脂、熱可塑
性エラストマー又はゴム製のガラスラン11は長尺状に
押出形成されたものを所定長で切断し、コーナー部位等
において型成形によって接続されており、断面略コ字形
のチャンネル部材を備えていないウインドウフレーム1
23の下端縁部を除く他の縁部の内周側に沿って取り付
けられている。図2(a)に示すように、ガラスラン1
1はその断面の中央に断面略コ字形のガラスラン本体部
13が形成されている。ガラスラン本体部13は底壁1
3aと側壁13bとから構成されている。又、同ガラス
ラン本体部13の開口13c側の両側壁13b端からは
一対のシールリップ16が底壁13aに向けて突出形成
されている。ガラスラン本体部13の両側壁13b端の
両外側には内側保持リップ14及び外側保持リップ15
がそれぞれ形成されている。内側保持リップ14はイン
ナーパネル114の車室内側側面と当接すると共に、上
記側壁13bとでインナーパネル114を両面から挟持
している。外側保持リップ15は、アウターパネル11
5の車室外側側面と当接すると共に、ガラスラン本体1
3の底壁13aの外側に形成された挟持用凸部17とで
アウターパネル115を両面から挟持している。
【0018】ストッパー12はオレフィン系熱可塑性エ
ラストマー(TPO)によって形成されており、ガラス
ラン11の上辺部の2箇所においてガラスラン本体部1
3に一体にインサート成形されている。そして、ストッ
パー12の上面はウインドウフレーム123の上辺部に
おけるインナーパネル114の上内壁面に当接してい
る。なお、ガラスラン11の底壁13aにはストッパー
12の一端部と結合された突出部18が形成されてい
る。一方のストッパー12aはドアガラス112の昇降
を誘導するウインドウフレーム123の垂直辺123a
寄りの上辺部123bに設けられている。又、他方のス
トッパー12bはウインドウフレーム123の上辺部1
23bの斜辺部位123cに設けられている。
【0019】ドアガラス112を閉めた場合、上方閉鎖
方向へ動くドアガラス112は、ガラスラン11の上辺
部のガラスラン本体部13内に挿入され、その底壁13
aを介して、まずストッパー12aによって止められ、
ほぼ同時にストッパー12bによって止められる。これ
らのストッパー12はインナーパネル114の上内壁面
に当接しているため、ドアガラス112の上昇が規制さ
れ、ガラスラン11が同ドアガラス112によってウイ
ンドウフレーム123内に更に押し込まれることはな
い。
【0020】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に記すような作用及び効果を得ることができ
る。 ・ガラスラン11に設けたストッパー12によって、昇
降するドアガラス112の上昇を規制することができ
る。そのため、ドアガラス112の上昇に伴い、ガラス
ラン11がウインドウフレーム123内に押し込まれて
変形することが無い。従って、ガラスラン11の保持リ
ップ14,15がパネル114,115から離間するこ
とを防ぐことができ、外見の見栄えを良好にすることが
できる。又、ガラスラン11がドアガラス112によっ
て引き延ばされることもないため、同ガラスラン11の
劣化の進行を抑えることができる。
【0021】・ストッパー12をガラスラン11と一体
化したため、ウインドウフレーム123への組み付けの
際の工程を短縮でき、製造効率を向上させることができ
る。 ・ガラスラン本体部の底壁13a上面に突出部18を設
けて、その突出部18にストッパー12を結合したた
め、ストッパー12に対するガラスラン本体部の結合面
積を充分に確保して、その結合強度を高めることができ
る。
【0022】・ウィンドウフレーム123に従来のよう
なチャンネル部材を設ける必要がなく、ドアを軽量化す
ることができる。 ・ストッパー12を、ドアガラス112の上昇の規制に
最も影響するウィンドウフレーム123の上辺部123
bにおける垂直辺123a寄りの位置と、斜辺部位12
3cの最上部位置に配置したので、効率的にドアガラス
の上死点の位置を規制することができる。
【0023】(第2実施形態)次に、本発明を具体化し
た第2実施形態について図3を用いて説明する。なお、
この第2実施形態においては、前記第1実施形態と同じ
構成部材については同様の符号を付して説明を省略す
る。従って、以下には第1実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
【0024】図3(a)に示すように、本実施形態で
は、ガラスラン101とウインドウフレーム123との
間に別体である硬質合成樹脂製のストッパー22を介在
させてある。
【0025】図3(b)に示すように、合成樹脂で形成
されたストッパー22は上板22aと、下板22bと、
それらの間を一体に連結する壁22cとから構成されて
いる。両板22a,22bは共に若干湾曲している。ス
トッパー22は、上板22aをインナーパネル114の
上内壁面とアウターパネル115の内側壁面にそれぞれ
当接させ、下板22bをガラスラン101の底壁13a
上面に当接させるようにしてウインドウフレーム123
とガラスラン101との間に設置されている。なお、ス
トッパー22とガラスラン101とは接着剤により固定
されていてもよい。
【0026】又、ストッパー22は、第1実施形態と同
じ箇所に設置されている。従って、ドアガラス112を
閉めた場合には、第1実施形態と同様に、これらのスト
ッパー22によって、ドアガラス112の上死点の位置
が規制される。そのため、ガラスラン101がドアガラ
ス112の上昇によってウインドウフレーム123内に
更に押し込まれることはない。
【0027】この第2実施形態によれば、以下に記すよ
うな作用及び効果を得ることができる。 ・ストッパー22を別体としたため、ガラスラン101
の構成を従来のものと変更することなく利用することが
でき、かつガラスラン101にドアガラス112の上昇
を規制させる機能を持たせることができる。
【0028】なお、上記各実施形態は以下のように変更
してもよく、その場合でも同様の作用及び効果を得るこ
とができる。 ・図4に示すような折り曲げた板金を芯金32aとして
一体にインサート成形したガラスラン31を用いてもよ
い。芯金32aは、図4(b)示すように、ウェブ部3
2bと、その両端に折曲されたリブ部32cと、その両
リブ部32cの先端に折曲されたフランジ部32dとよ
り成り、ウェブ部32b及び両リブ部32cには補強の
ための膨出部32eが形成されている。同芯金32a
は、図4(a)及び(c)に示すように、ガラスラン3
1の型成形時にインサート成形されることによって表面
全体がガラスラン31の形成材料と同様の材料、例えば
EPDMゴムで覆われ、ガラスラン本体部の底壁13a
の上面にストッパー32を形成する。
【0029】このように形成されたガラスラン31をウ
インドウフレーム123に取り付けた場合、ガラスラン
31はストッパー32のフランジ部32dの位置におい
てインナーパネル114の上内壁面に支持される。
【0030】このようにすれば、板金を芯金32aとす
る強固なストッパー32を形成することができる。更
に、金属製の芯金32aの表面をゴム等の弾性材料で覆
っているため、金属製のインナーパネル114に当接さ
せた際に、互いに傷付けることを防ぐことができる。
【0031】・又、図5(a)〜(c)に示すようなス
トッパー42を設けたガラスラン41を用いてもよい。
ストッパー42は硬質合成樹脂によって形成されてお
り、ひけ防止用のスリット42aが形成された支持部4
2bと、一対の係止爪42cとを備えている。一方、ガ
ラスラン41には取付用孔41aが透孔されている。ス
トッパー42は係止爪42cを取付用孔41aに挿入す
ることによってガラスラン41に取り付けられる。従っ
て、この実施形態においても、図3に示す実施形態と同
様の効果を発揮する。
【0032】・図6(a)、(b)に示すように、スト
ッパー52をガラスラン51の底壁13aの上面に接着
剤を介して取り付けたガラスラン51を用いてもよい。
ストッパー52は硬質合成樹脂又は硬質ゴムによって形
成されている。
【0033】・図7(a)〜(c)に示すようなストッ
パー62を取り付けたガラスラン61を用いてもよい。
ストッパー62は硬質合成樹脂又は硬質ゴムによって形
成され、略立方体形状を成しており、底面には開口部を
絞った係合凹部62aが形成されている。一方、ガラス
ラン61の底壁13aの上面には前記係合凹部62aに
対応する断面形状の係合凸部61aがガラスラン61の
長手方向に延びるように形成されている。ストッパー6
2は、係合凹部62aをガラスラン61の係合凸部61
aに係合させることによってガラスラン61に取り付け
られる。なお、両者間に接着剤を介在させてストッパー
62を所定位置に固着させてもよい。
【0034】従って、この実施形態では、ストッパー6
2は係合凸部61aに沿って摺動可能なため、ストッパ
ー62の位置を容易に変更することができる。 ・第2実施形態では、樹脂製のストッパー22をウイン
ドウフレーム123とガラスラン101との間に介在し
たが、図8(a)〜(c)に示すようなストッパー72
を介在してもよい。ストッパー72は合成樹脂又はゴム
で覆われた略M字形状に曲げた板金による芯金72aを
有している。ストッパー72はその両端部72b,72
cをそれぞれインナーパネル114及びアウターパネル
115の内側に係止することによってウインドウフレー
ム123内部に固定される。又、ストッパー72の中央
部の下方向の凸部72dにガラスラン101のガラスラ
ン本体部の底壁13aの上面が当接される。
【0035】このようにすれば、ドアガラス112の上
昇時にストッパー72によって、ガラスラン101がウ
インドウフレーム123内に更に押し込まれることを防
止することに加え、板金製の芯金72aによる弾性に富
んだストッパー72を形成することができる。又、金属
製の芯金72aの表面を樹脂等で覆っているため、金属
製のインナーパネル114と当接させた際に、互いに傷
付けることを防ぐことができる。更に、従来のガラスラ
ン101に何等手を加える必要がない。
【0036】次に、図9〜図11に基づいてこの発明の
請求項6に係わるガラスランについて説明する。この実
施形態のガラスラン11は図9に示すように、押出成形
されたほぼ直線状をなす複数の押出成形部11a〜11
aと、各押出成形部11a〜11aを所定の射出成形型
内に収容した後、射出成形によって形成されたコーナー
型成形部11b,11cとにより構成されている。又、
ストッパ12a,12bは前記コーナー型成形部11
b,11cの境界から少し離隔した押出成形部11a,
11aのガラスラン本体部13の底壁13aの上面にコ
ーナー型成形部11b,11cと同時に、かつ別の成形
型によりそれぞれ射出成形されている。
【0037】このように、ストッパー12a,12bが
コーナー型成形部11b,11cの境界から少し離れて
形成されている場合には、コーナー型成形部11b,1
1cとストッパー12a,12bとをそれぞれ適正に型
成形することができる。もし、コーナー型成形部11
b,11cと同部位にストッパ12a,12bが同時に
型成形された場合には、コーナー型成形部11b,11
cとストッパ12a,12bとに材料が流れてその充填
密度のバランスが悪くなったり、成形材料の射出ばらつ
きで該型成形部11b,11cと押出成形部11aとの
接続箇所に不良が発生したりするおそれが生じる。な
お、射出圧力を高めることにより、コーナー成形部11
b,11cとストッパ12a,12bを高圧力で射出成
形することにより、上記の問題を解決することも考えら
れるが、この場合にはキャビティーを構成する合わせ型
の接合界面(PL面)に射出成形材が侵入してバリが生
じ易いという問題が生じる。
【0038】・上記各実施形態では、ストッパーを2箇
所ずつに設けたが、3箇所以上に設けてもよい。 ・図4及び図8の実施形態において、ストッパー32,
72を硬質の樹脂で成型することによって、同芯金を省
略してもよい。又、必要に応じて図5(b)に示すよう
に肉抜きしてもよい。
【0039】以上、各実施形態について説明したが、各
実施形態から把握できる請求項以外の技術的思想につい
て、以下にそれらの効果と共に記載する。 ・請求項の記載において、規制部材はその一部がガラ
スランに嵌合された合成樹脂製のものであるガラスラ
ン。
【0040】このようにすれば、従来のガラスランを使
用することができる。 ・請求項の記載において、規制部材はガラスランにイ
ンサート成形された、ゴムにより被覆された板金を含む
ガラスラン。
【0041】このようにすれば、インサートを所定の位
置に保持することができる。又、被膜によって金属同士
が擦れあうことにより、互いに傷付けることを防ぐこと
ができる。
【0042】
【0043】
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、インナーパネルの上内壁面とガラスラン本体
部の底壁上面との間隔を規制部材で保つことにより、ド
アガラスの閉鎖時にガラスランのウインドウフレーム内
への入り込みを防ぐことができる。又、それに伴いドア
ガラスの閉鎖時のガラスランの変形を防止して、劣化し
にくいガラスランを提供することができる。加えて、規
制部材としてのストッパーをガラスランと一体化でき、
組み付け作業を容易に行うことができる。さらに、ガラ
スラン本体部のコーナー型成形部近傍の押出成形部上に
規制部材を型成形で形成したので、コーナー型成形部に
規制部材を同時に型成形したものと比較して、コーナー
型成形部と規制部材をそれぞれ適正に成形することがで
きる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、芯金がイ
ンサート成形された強固な規制部材を形成することがで
きる。
【0046】
【0047】
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車のドアの側面図。
【図2】 第1実施形態の断面図及び一部断面斜視図。
【図3】 第2実施形態の断面図及び要部斜視図及び一
部断面斜視図。
【図4】 第1実施形態の別例の断面図及び要部斜視図
及び一部断面斜視図。
【図5】 第1実施形態の別例の断面図及び要部斜視図
及び一部断面斜視図。
【図6】 第1実施形態の別例の断面図及び一部断面斜
視図。
【図7】 第1実施形態の別例の断面図及び要部斜視図
及び一部断面斜視図。
【図8】 第2実施形態の別例の断面図及び要部斜視図
及び一部断面斜視図。
【図9】 この発明の別の実施形態を示すガラスランの
一部省略正面図。
【図10】 ガラスランとストッパの斜視図。
【図11】 ガラスランとストッパの断面図。
【図12】 従来のウインドウフレームの断面図。
【図13】 チャンネル部材を省いたウインドウフレー
ムの断面図。
【符号の説明】
11,101…ガラスラン、12,22…規制部材とし
てのストッパー、123…ウインドウフレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 政博 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成 株式会社 内 (72)発明者 木佐貫 久幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成 株式会社 内 (56)参考文献 実開 昭57−182515(JP,U) 実開 昭61−38213(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/04 B60J 10/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル部材を有しないウインドウフ
    レームに取り付けられ、ドアガラスの昇降をガイドする
    と共に、車室内外をシールするエラストマより成るガラ
    スランにおいて、断面略コ字形のガラスラン本体部を、押出成形されたほ
    ぼ直線状をなす押出成形部と、射出成形によって形成さ
    れたコーナー型成形部とにより構成し、 ウインドウフレームの上内壁面と当接して、同ガラスラ
    ンを所定位置に保持するための規制部材を、ガラスラン
    本体部におけるコーナー型成形部近傍の押出成形部上に
    同時に型成形したことを特徴とするガラスラン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 規制部材には芯金がインサート成形されていることを特
    徴とするガラスラン。
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