JP2009023533A - ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも少ない部品点数で構成されると共に、左右のドアウィンドウで共通して利用可能なガラスランを提供する。
【解決手段】本発明は、車両のドアに設けられたウィンドウ開口4であって、該開口4の前方縁部4bと上方縁部4aとの間に第1の上方角部4dを有し、前記上方縁部4aと後方縁部4cとの間に第2の上方角部4eを有するウィンドウ開口4の内周に取り付けられて、ドアガラスの昇降を案内するガラスラン8に係るものである。本発明では、前記ウィンドウ開口4の前記前方縁部4bから前記第1の上方角部4d、前記上方縁部4a及び前記第2の上方角部4eを経て前記後方縁部4cへと連なる開口縁部と対応する箇所に、押し出し成形され一体的に形成された押し出し成形部品9を、前記第1及び第2の上方角部4d、4eに追従させて前記開口縁部に沿った形状に構成している。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の車両において、ドアガラスの昇降を案内するガラスランに関する。
従来、自動車の左右両側面に設けられたドアには、そのウィンドウ開口において、ドアガラスの昇降を案内するガラスランが取り付けられている。従来のガラスランの一例を図9に示す。ガラスラン40は、ウィンドウ開口の上方縁部41aに装着されるルーフ部42と、ウィンドウ開口の前方縁部41bに装着されるフロント側部43と、ウィンドウ開口の後方縁部41cに装着されるリヤ側部44とを備えている。ルーフ部42、フロント側部43及びリヤ側部44は、それぞれ別個に形成された押し出し成形部品である。
上記ルーフ部42とフロント側部43は前方の上方角部に装着される第1の型成形部品45によって連結され、上記ルーフ部42とリヤ側部44は、後方の上方角部に装着される第2の型成形部品46によって連結されている。また、ガラスラン40のリヤ側部44の端部にガラスラン40を構成する別の押し出し成形部品47を連結する場合は、ベルトライン48の下部において、リヤ側型成形部品49を介して、リヤ側部44と別の押し出し成形部品47とを連結するように構成している。
上記図9を参照して説明したように、従来のガラスラン40は、ウィンドウ開口の上方角部と対応する箇所に型成形部品45,46を用いて、該型成形部品45,46を介して、複数の別個の押し出し成形部品を連結している。このようなガラスランの構成は、特許文献1にも開示されている。
特許第3508596号公報
しかしながら、上記従来のガラスランでは、ウィンドウ開口における複数の上方角部と対応する位置にそれぞれ型成形部品を用いて、複数の押し出し成形部品を連結しているため、多くの部品数が必要となり、コストがかかる。
また、ガラスランの幅方向における断面形状は、一般的に非対称であるため、車両の左右両側のドアウィンドウにおいて、共通のガラスランを用いるためには、ガラスランの前後方向を入れ替えて、ウィンドウ開口に取り付ける必要がある。しかしながら、従来のガラスランでは、例えば、前記第1の型成形部品45と第2の型成形部品46のように、ウィンドウ開口の前方の上方角部と後方の上方角部に対応する位置において、それぞれの角部の形状に合わせた異なる形状の型成形部品を用いている。つまり、車両の前後方向からみて非対称な形状のウィンドウ開口では、ウィンドウ開口の上方角部の形状がそれぞれ異なるため、上記型成形部品を、左右のドアウィンドウのそれぞれに合わせて、形成する必要がある。
したがって、上記のような形状のウィンドウ開口では、同一形状のガラスランの前後方向を入れ替えて左右それぞれのウィンドウ開口に取り付けるということができない。よって、左右両側のドアウィンドウについて、それぞれ左側用と右側用の2種類のガラスランを用意する必要がある。加えて、左側用と右側用の2種類のガラスランを用いる必要があるため、誤組付けの防止対策も必要であった。
そこで、本発明の目的は、従来よりも少ない部品点数で構成されると共に、左右のドアウィンドウで共通して利用可能なガラスランを提供することにある。
本発明は、車両のドアに設けられたウィンドウ開口であって、該開口の前方縁部と上方縁部との間に第1の上方角部を有し、前記上方縁部と後方縁部との間に第2の上方角部を有するウィンドウ開口の内周に取り付けられて、ドアガラスの昇降を案内するガラスランに係るものである。上記目的を達成するために、本発明では、前記ウィンドウ開口の前記前方縁部から前記第1の上方角部、前記上方縁部及び前記第2の上方角部を経て前記後方縁部へと連なる開口縁部と対応する箇所に、押し出し成形され一体的に形成された押し出し成形部品を、前記第1及び第2の上方角部に追従させて前記開口縁部に沿った形状に構成している。
当該ガラスラン全体の展開形状を、長手方向を等分する中心線に対して、対象形状に構成している。
前記ドアガラスの上昇を規制して当該ガラスランの変形を防止するための一対のストッパーを、前記中心線に対して左右対称な位置で、前記押し出し成形部品上に配置し、該押し出し成形部品が前記ウィンドウ開口の内周に取り付けられたときに、前記一対のストッパーが、前記ウィンドウ開口を形成するパネル部材と当接するように構成している。また、ドアのベルトラインの下部に相当する位置に型成形部品を配置して、前記押し出し成形部品と、前記ドア内部に延びて該ドア内部で前記ドアガラスの昇降を案内する他の押し出し成形部品とを前記型成形部品で連結している。
本発明に係る自動車は、前記ガラスランを、左右のドアにおいて、当該ガラスランの前後方向を入れ替えて装着可能に構成されている。
請求項1に記載の本発明では、車両のウィンドウ開口の前方縁部から第1の上方角部、上方縁部及び第2の上方角部を経て後方縁部へと連なる開口縁部と対応する箇所に、押し出し成形され一体的に形成された押し出し成形部品を、前記第1及び第2の上方角部に追従させて前記開口縁部に沿った形状に構成している。したがって、従来のガラスランにおいて、ウィンドウ開口の上方角部に対応する位置に配置されて、複数の押し出し成形部品を連結するために用いられた複数の型成形部品が不要となり、成形コスト及び型作成費を減らすことができる。
加えて、上記上方角部に位置する型成形部と押し出し成形部品との接合部が無くなるため、部品精度の向上を可能にすると共に、ガラスランの角部に、つや差、段差のない平滑な面が得られ、外観商品性も向上させることができる。
請求項2に記載の本発明では、当該ガラスラン全体の展開形状を、長手方向を等分する中心線に対して、対象形状に構成しており、また、左右のウィンドウ開口において、それぞれ異なる形状を有する型成形部品を使用しないため、当該ガラスランをその前後方向を入れ替えて、左右のウィンドウ開口に取り付けることができる。したがって、左右のドアウィンドウで共通のガラスランを用いることが可能になる。
請求項3に記載の発明では、一対のストッパーを、前記中心線に対して左右対称な位置で、前記押し出し成形部品上に配置し、該押し出し成形部品が前記ウィンドウ開口の内周に取り付けられたときに、前記一対のストッパーが、前記ウィンドウ開口を形成するパネル部材と当接するように構成しているため、該ストッパーによって、前記ドアガラスの上昇を規制して当該ガラスランの変形を防止することができる。
請求項4に記載の発明では、上記に述べたような効果を有するガラスランを備えた自動車を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図により説明する。図1は本実施形態に係るガラスランが適用される自動車の側面図である。自動車1は、側部に側壁の一部を構成する開閉可能なフロントドア2を備えている。フロントドア2には昇降可能なドアガラス3を配置するための窓枠として、ウィンドウ開口4が設けられている。
図2は、自動車1の右側のフロントドア2を車両室内側からみた図である。図1及び図2に示すように、フロントドア2は車両室外側を形成するアウターパネル5と車両室内側を形成するインナーパネル6とを備えるドアパネル7を本体としている。ドアパネル7は、インナーパネル6とアウターパネル5の間に空間を設けた状態で外周を閉じたシェル状に形成されている。
本実施形態に係るガラスラン8を、図2に示した他の部材を省略して、図3に示す。ガラスラン8は、ウィンドウ開口4の上方縁部4aに装着されるルーフ部9aと、ウィンドウ開口4の前方縁部4bに装着されるフロント側部9bと、ウィンドウ開口4の後方縁部4cに装着されるリヤ側部9cとを、押し出し成形され一体的に形成された押し出し成形部品9によって構成している。押し出し成形部品9は、ゴムやエラストマ等の柔軟な素材で形成されていて、ウィンドウ開口4の前方上方角部4dと後方上方角部4eに対応する位置では、ぞれぞれの角部の形状に追従して湾曲可能となっている。本実施形態において、前方上方角部4dと後方上方角部4eの形状は、円弧状になっている。角部4d,4eの形状に追従可能な押し出し成形部品9は、ウィンドウ開口4の前方縁部4bから前方上方角部4d、上方縁部4a及び後方上方角部4eを経て後方縁部4cへと連なる開口縁部に沿ってウィンドウ開口4に取り付けられている。
本実施形態では、上記押し出し成形部品9に加えて、ウィンドウ開口4より下方のフロントドア2内部にもガラスラン8を取り付けている。押し出し成形部品9の前方端部は、ベルトライン10の下部において、フロント側型成形部品11を介して、前方下部構成部品12に連結されている。同様に、押し出し成形部品9の後方端部は、ベルトライン10の下部において、リヤ側型成形部品13を介して、後方下部構成部品14に連結されている。
前方下部構成部品12は、図2に示すフロント側サッシュチャンネル15に取り付けられ、このフロント側サッシュチャンネル15に沿って、車両下方に向かって延びている。同様に、後方下部構成部品14は、図2に示すリヤ側サッシュチャンネル16に取り付けられ、このリヤ側サッシュチャンネル16に沿って、車両下方に向かって延びている。フロント側型成形部品11とリヤ側型成形部品13は、相互に同一の形状を有する型成形部品であり、前方下部構成部品12と後方下部構成部品14とは、相互に同一の形状を有する押し出し成形部品である。
ここで、図3のA−A線断面について、図4に示す。なお、以下に示す断面図においては、図3で省略した他の部材についても、明示している。図4に示すガラスラン8は、押し出し成形部品9によって構成されている。ウィンドウ開口4の上方縁部4aにおけるガラスラン8は、車外側側壁17aと、車内側側壁17bと、底壁17cとからなる断面略コ字形の本体部17と、両側壁17a,17bの先端部から本体部17の内側に延びる一対のシールリップ18a,18bと、両側壁17a,17bの先端部から本体部17の外側に延びる一対の保持リップ19a,19bとを備えている。
前記本体部17が、ウィンドウ開口4の上方縁部4aにおいて、フロントドア2のインナーパネル6とアウターパネル5の間の空間、すなわち、ウィンドウフレーム20に挿入され、車外側側壁17aと保持リップ19aとがアウターパネル5の端部を挟持し、車内側側壁17bと保持リップ19bとがインナーパネル6の端部を挟持することによって、ガラスラン8がウィンドウ開口4に取り付けられている。
一対のシールリップ18a、18bの間には、上昇するドアガラス3が侵入し、底壁17cによって受け止められる。ガラスラン8は、柔軟な素材で形成されているため、ドアガラス3を閉めたときに、本体部底壁17cがドアガラス3によりウィンドウフレーム20に押し込まれて、ガラスラン8が変形するおそれがある。そこで、ドアガラス3の上昇を規制してガラスラン8の変形を防止するために、図3に示すように、ウィンドウ開口4の上方縁部4aにおいて、押し出し成形部品9とインナーパネル6との間に同一の略直方体形状を有する2つのストッパー21a,21bが設けられている。
本実施形態では、ウィンドウ開口4の後方上方角部4e近くの位置に後方ストッパー21bを、ウィンドウ開口4の前方上方角部4d近くの位置に前方ストッパー21aを、それぞれ押し出し成形部品9に取り付けている。ストッパー21a,21bの取り付け位置は、前方ストッパー21aの長さ方向における中心線からフロント側型成形部品11までの距離l1と後方ストッパー21bの長さ方向における中心線からリヤ側型成形部品13までの距離l2とが同一になるように決められている。
図5に図3のB−B線断面図を示す。ストッパー21a,21b以外の構成部品については、図4と同様である。ストッパー21a,21bの下面は、ガラスラン8の底壁17cの上面に貼付されていて、ストッパーの21a,21bの上面は、インナーパネル6に当接している。
ウィンドウ開口4の前方縁部4b及び後方縁部4cに取り付けられたガラスラン8も、押し出し成形部品9によって構成されているため、図4及び図5に示したガラスラン8の断面形状と同様の断面形状を有している。なお、ウィンドウ開口4の前方縁部4b及び後方縁部4cにおいては、ドアガラス3の側縁部は、ガラスラン8の底壁17cと平行方向に移動するので、ドアガラス3の側縁部が底壁17cを押し込んで変形させることはない。したがって、ストッパー21a,21bを設置する必要がないため、パネル部材とガラスラン8の底壁17cとが当接するように構成してもよい。ウィンドウ開口4の前方縁部4b及び後方縁部4cに取り付けられたガラスラン8の一対のシールリップ18a,18bの間には、ドアガラス3の側縁部が挿入されて、該ガラスラン8によりドアガラス3の昇降が案内されることになる。
次いで、図6に図3のC−C線断面図を示す。図6に示すガラスラン8は、前方下部構成部品12又は後方下部構成部品14によって構成されている。前方下部構成部品12又は後方下部構成部品14において、ガラスラン8は、底壁と2つの側壁とからなる断面略コ字型の本体部22と、両側壁の先端部からそれぞれ本体部22の内側に延びる一対のシールリップ23a,23bを備えている。ガラスラン8の本体部22がフロント側サッシュチャンネル15又はリヤ側サッシュチャンネル16の開口に嵌め込まれることによって、ガラスラン8がフロント側サッシュチャンネル15又はリヤ側サッシュチャンネル16に取り付けられている。一対のシールリップ23a,23bの間にはドアガラス3の側縁部が挿入されて、該ガラスラン8によりドアガラス3の昇降が案内されることになる。
ここで、ガラスラン8の展開形状を図7に示す。前方ストッパー21aと後方ストッパー21bの形状、前方型成形部品11と後方型成形部品13の形状、前方下部構成部品12と後方下部構成部品14の形状がそれぞれ同一形状であり、前方ストッパー21aからフロント側型成形部品11までの距離と、後方ストッパー21bからリヤ側型成形部品13までの距離とが同一であるため、ガラスラン8の展開形状は、ガラスラン8の長手方向を二等分する中心線Cに対して、対称になっている。
したがって、図7に示すストッパー付きガラスラン8全体を、前後方向を入れ替えて、左右それぞれのドアウィンドウに適用し、それぞれのウィンドウ開口縁部に沿わせて取り付けることができる。
本実施形態に係るガラスラン8のドアパネル7への取り付け方法を図8に示す。ドアパネル7の外周部には車体開口部とのシール性を確保するためのウェザストリップ24が嵌着される。インナーパネル6に設けたサービスホール25からリヤ側サッシュチャンネル16をドアパネル7内部に挿入した後に、ドアパネル7上部のウィンドウ開口4からドアパネル7の内部へガラスラン8の下端を差込み、ガラスラン8の後方下部構成部品14をリヤ側サッシュチャンネル16に嵌着する。同様に、ガラスラン8の前方下部構成部品12をドアパネル7内部に配置されている図示しないフロント側サッシュチャンネル15に嵌着する。ガラスラン8の押し出し成形部品9は、ウィンドウ開口4の前方縁部4bから前方上方角部4d、上方縁部4a及び後方上方角部4eを経て後方縁部4cへと連なる開口縁部に沿って取り付ける。次いで、ドアガラス3を挿入し、サービスホール25から挿入した図示しないレギュレータ装置に固定する。ドアガラス3の側縁部はガラスラン8に挿入され、ドアガラス3が上昇した状態においては、ドアガラスの上縁部がウィンドウ開口4の上方縁部4aに取り付けられたガラスラン8に挿入されることになる。
上記実施形態では、ウィンドウ開口4において、角部への追従性を向上させた柔軟な押し出し成形部品9を、前方上方角部4d及び後方上方角部4eの形状に追従させて取り付けることにより、一つの押し出し成形部品9によって、ウィンドウ開口4の前方縁部から、上方縁部及び後方縁部を覆うことができる。したがって、従来、前方上方角部4d及び後方上方角部4eにおいて用いられていた型成形部品が不要となり、成形コスト及び型作成費を減らすことができる。
加えて、押し出し成形部品と型成形部品とでは、商品外観上の「つや」を同一に成形することは困難であるため、図9に示した従来技術では、ルーフ部42とフロント側部43を連結する型成形部品45と、ルーフ部42とリヤ側部44を連結する型成形部品46において、それぞれの継ぎ目にはツヤの差が発生してしまう。しかしながら、本実施形態に係るガラスラン8では、上記角部4d,4eに型成形部品を用いていないため、該型成形部品と押し出し成形部品との接合部も生じない。したがって、ウィンドウ開口4の縁部に取り付けられるガラスラン8の部品精度が向上すると共に、ガラスラン8の角部に、つや差、段差のない平滑な面が得られ、外観商品性も向上させることができる。
さらに、ガラスラン8を左右のドアウィンドウに共通して利用することが可能になるため、左側用のガラスランと右側用のガラスランをそれぞれ用意する必要がなくなり、管理工数を減少させることができる。さらに詳述すると、左右の部品を共通の部品とすることで、部品の生産数が二倍になり、量産効果によりコストダウンを図ることができる。
本発明の一実施形態に係るガラスランが適用される自動車の側面図である。 本発明の一実施形態に係るガラスランが適用されるフロントドアを車室内側からみた図である。 本発明の一実施形態に係るガラスランの模式図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 本発明の一実施形態に係るガラスランの展開図である。 本発明の一実施形態に係るガラスランの取り付け方法を示す概念図である。 従来技術におけるガラスランの模式図である。
符号の説明
2 フロントドア
3 ドアガラス
4 ウィンドウ開口
5 アウターパネル
6 インナーパネル
7 ドアパネル
8 ガラスラン
9 押し出し成形部品
11 フロント側型成形部品
12 前方下部構成部品
13 リヤ側型成形部品
14 後方下部構成部品
21a,21b ストッパー

Claims (4)

  1. 車両のドアに設けられたウィンドウ開口であって、該開口の前方縁部と上方縁部との間に第1の上方角部を有し、前記上方縁部と後方縁部との間に第2の上方角部を有するウィンドウ開口の内周に取り付けられて、ドアガラスの昇降を案内するガラスランにおいて、
    前記ウィンドウ開口の前記前方縁部から前記第1の上方角部、前記上方縁部及び前記第2の上方角部を経て前記後方縁部へと連なる開口縁部と対応する箇所に、押し出し成形され一体的に形成された押し出し成形部品を、前記第1及び第2の上方角部に追従させて前記開口縁部に沿った形状に構成したことを特徴とするガラスラン。
  2. 当該ガラスラン全体の展開形状を、長手方向を等分する中心線に対して、対象形状としたことを特徴とする、請求項1に記載のガラスラン。
  3. 前記ドアガラスの上昇を規制して当該ガラスランの変形を防止するための一対のストッパーを、前記中心線に対して左右対称な位置で、前記押し出し成形部品上に配置し、該押し出し成形部品が前記ウィンドウ開口の内周に取り付けられたときに、前記一対のストッパーが、前記ウィンドウ開口を形成するパネル部材と当接するように構成し、
    前記ドアのベルトラインの下部に相当する位置に型成形部品を配置して、前記押し出し成形部品と、前記ドア内部に延びて該ドア内部で前記ドアガラスの昇降を案内する他の押し出し成形部品とを前記型成形部品で連結したことを特徴とする、請求項2に記載のガラスラン。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載されたガラスランを、左右のドアにおいて、当該ガラスランの前後方向を入れ替えて装着可能にしたことを特徴とする、自動車。
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