JP3507963B2 - 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方法 - Google Patents
1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方法Info
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ド、ポリウレタンなどの合成樹脂の原料あるいは改質材
として有用な1,3−ビス(3−アミノプロピル)−
1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方
法に関する。 【0002】 【従来の技術】1,3−ビス(3−アミノプロピル)−
1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方
法としては以下のような方法が知られている。アリル
アミンとヘキサメチルジシラザンとの反応により、N−
(トリメチルシリル)アリルアミンを得た後、1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンとのヒドロシリル化
反応、脱トリメチルシリル化反応を行って目的物を得る
方法(J.Org.Chem.、24巻、119−12
1頁、1959年)、白金系触媒の存在下キシレン溶
媒中、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンと、
アリルアミンとベンズアルデヒドとの脱水反応により得
たN−ベンジリデンアリルアミンとをヒドロシリル化反
応した後、脱ベンジリデン化反応する方法(特開昭63
−275591号公報)、アリルアミンとジオルガノ
アルコキシシランとを、オレフィン、その誘導体又はそ
のシロキサン誘導体をリガンドとする白金錯体触媒の存
在下にヒドロシリル化反応させ、次にこの反応生成物を
塩基性水酸化物触媒の存在下で加水分解する方法(特開
平2−304094号公報)がある。 【0003】しかしながら、の方法では、N−(トリ
メチルシリル)アリルアミンが操作中に空気中の湿気な
どによって刺激性で低沸点であるアリルアミンに容易に
戻ってしまうため、完全無水状態で操作しなければなら
ないこと、更にN−(トリメチルシリル)アリルアミン
を製造する際はシリル化剤であるヘキサメチルジシラザ
ンとの沸点が接近しているため蒸留精製が困難であり、
次のヒドロシリル化反応で負荷になるヘキサメチルジシ
ラザンを反応上消失させるために過剰のアリルアミンを
使用しなければならず、この過剰のアリルアミンが作業
環境の悪化を招くという問題点がある。の方法では、
テトラメチルジシロキサンのアリル基へのヒドロシリル
化反応以外に、イミノ基へのヒドロシリル化反応が併発
するという問題点がある。の方法では、1,3,5,
7−テトラビニル−1,3,5,7−テトラメチルシク
ロテトラシロキサンなどをリガンドとする白金錯体触媒
は特殊な触媒であり、容易に入手できず、また高価であ
るという問題点がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入手
の容易な原料を用いて、しかも作業環境の悪化を招かず
に、1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,
3,3−テトラオルガノジシロキサンを高純度でかつ高
収率で製造する新規な方法を提供する点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、式(I) 【化5】 で示されるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルア
ミン[以下、化合物(I)と称す]と一般式(II) 【化6】(式中、Rはアルキル基又はアリール基を表すが、これ
らの各Rは同一でも異なっていてもよい。)で示される
シロキサン化合物[以下、化合物(II)と称す]とを白
金系触媒の存在下にヒドロシリル化反応させて、一般式
(III) 【化7】 (式中、Rは前記と同一である。)で示される有機ケイ
素化合物[以下、化合物(III)と称す]を得、ついで
該有機ケイ素化合物を脱トリメチルシリル化することを
特徴とする一般式(IV) 【化8】 (式中、Rは前記と同一である。)で示される1,3−
ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラ
オルガノジシロキサン[以下、化合物(IV)と称す]の
製造方法に関する。 【0006】本発明における化合物(II)、(III)、
(IV)の式中、Rのアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、シクロヘ
キシル基など、アリール基としては、フェニル基、トリ
ル基などを挙げることができるが、原料の入手の容易さ
の点からは、メチル基やフェニル基が好ましい。 【0007】本発明における1,3−ビス(3−アミノ
プロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキ
サンの製造方法を工程別に反応式で示すと次のようにな
る。 【0008】工程〔A〕は、化合物(I)と化合物(I
I)とを白金系触媒の存在下、ヒドロシリル化反応によ
って化合物(III)を得るものである。 【化9】(式中、Rは前記と同一である。) 【0009】工程式〔B〕は、化合物(III)を脱トリ
メチルシリル化反応によって目的物である化合物(IV)
を得るものである。 【化10】 (式中、Rは前記と同一である。) 【0010】工程〔A〕のヒドロシリル化反応におい
て、化合物(I)と化合物(II)の使用割合は、特に限
定されないが、化学量論的使用量が経済上好ましい。 【0011】本反応で使用される白金系触媒としては、
例えば、塩化白金酸、塩化白金酸−アルコール溶液、白
金黒、白金カーボン、酸化白金などを挙げることができ
る。触媒の使用量(白金原子として)は、化合物(II)
100重量部当たり、通常0.0001〜1重量部であ
り、好ましくは、0.001〜0.2重量部である。 【0012】溶媒はなくとも反応は進行するが、溶媒を
使用する際は、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素類を使用することができる。反応温度は、30〜25
0℃の範囲で進行するが、好ましくは100〜180℃
の範囲である。反応を行う際、圧力は特に限定されない
が、常圧で十分である。反応時間は通常10時間以内に
終了する。反応終了後、反応混合物を減圧下に蒸留した
精製物を用いてもよいが、通常、反応混合物はそのまま
次工程の脱トリメチルシリル化反応に用いられる。 【0013】工程〔B〕の脱トリメチルシリル化反応
は、化合物(III)を酸性下で加水分解するか、又はア
ルコールを加えてアルコリシスを行うことによって実施
できる。 【0014】加水分解は、例えば、化合物(III)を酸
性水溶液中に注ぎ込めばよい。使用する酸としては、塩
酸、硫酸、リン酸、酢酸などが挙げられ、使用する酸の
量は化合物(III)に対して当量以上が必要である。酸
による加水分解では、化合物(IV)の酸付加塩が生成し
ており、酸付加塩を含む溶液を、例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ
で中和することにより、目的物の化合物(IV)を遊離の
状態で得ることができる。 【0015】また、アルコリシスを行う場合は、例え
ば、メタノール、エタノールなどのアルコールを化合物
(III)に加えることにより、目的物の化合物(IV)を
得ることができる。アルコールの使用量は化合物(II
I)に対して4倍モル以上が必要である。 【0016】本発明で用いる化合物(I)は、例えばア
リルアミンとトリメチルクロロシランとを第三級アミ
ン、ルイス酸触媒の存在下、N,N−ビストリメチルシ
リル化反応によって製造することができる。その反応は
つぎのとおりである。 【化11】 【0017】前記N,N−ビストリメチルシリル化反応
において、アリルアミンとトリメチルクロロシランの使
用割合は、特に限定されないが化学量論的に使用するこ
とが経済上好ましい。第三級アミンとしては、トリエチ
ルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン、ジメチルアニリン、ピリジン、N−メチルピペリ
ジンなどが挙げられるが、好ましくはトリエチルアミ
ン、ピリジンである。第三級アミンの使用量は、アリル
アミンに対して2倍モル以上あればよいが、好ましくは
2〜3倍モルである。 【0018】触媒として使用するルイス酸は、例えば、
塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化第二スズ、塩化亜
鉛などが挙げられるが、好ましくは塩化アルミニウムで
ある。ルイス酸触媒の使用量は特に限定されないが、ア
リルアミン100重量部に対して1〜25重量部の範囲
が好ましい。 【0019】無溶媒でも前記N,N−ビストリメチルシ
リル化反応は進行するが、溶媒を使用する際は、非プロ
トン性溶媒を使用する。例えば、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪
族炭化水素類、シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素類
などが挙げられるが、好ましくは、トルエン、キシレン
である。反応は室温下で十分であり、通常20時間以内
に終了する。 【0020】 【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれにより限定されるものではない。 【0021】実施例1 (1)N,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン
の製造 撹拌機、冷却管、温度計、滴下ロートを備えた10L四
つ口反応フラスコに、トルエン432g、塩化アルミニ
ウム46.7g(0.35モル)、トリエチルアミン1
726g(16.97モル)、トリメチルクロロシラン
1672g(15.4モル)を仕込んだ。室温下、アリ
ルアミン399.7g(7モル)を滴下し、更に17時
間撹拌して反応を完結させた。反応混合物に20%水酸
化ナトリウム水溶液3388gを滴下した後、活性白土
40gを混合物中に加えろ過した。有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、ろ過して濃縮し、残渣を減圧
蒸留することにより、沸点108〜110℃/93To
rrの無色透明な標題化合物1225g(6.08モ
ル)を得た。収率87%。 NMRスペクトル(CDCl3)δ:0.08(18
H,s),3.42(2H,m),5.04(2H,
m),5.75(1H,m) マススペクトル m/e:201(M+),186,1
74,114,73(base) 【0022】(2)1,3−ビス[3−〔N,N−ビス
(トリメチルシリル)アミノ〕プロピル]−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンの製造 撹拌機、冷却管、温度計、滴下ロートを備えた100m
l四つ口反応フラスコに、20%塩化白金酸六水和物の
イソプロピルアルコール溶液0.5gを仕込み、N,N
−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン42.3g
(0.21モル)と1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサン13.4g(0.10モル)の混合液を、70
〜100℃、1時間で滴下し、130〜150℃で5時
間反応した。その後、反応混合液を減圧蒸留し、沸点1
42〜143℃/0.25Torrの無色透明な標題化
合物43.1g(0.08モル)を得た。収率80%。 NMRスペクトル(CDCl3)δ:0.02(12
H,s),0.05(36H,s),0.35(4H,
m),1.30(4H,m),2.68(4H,m) マススペクトル m/e:537(M+),521,3
34,174(base),73 【0023】(3)1,3−ビス(3−アミノプロピ
ル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンの製
造 (2)は前記標題化合物がほんとうに生成しているかど
うかを確認するための合成テストであったが、実際の合
成にさいしては、工程[B]と工程[C]を連続で行う
ため、室温下、撹拌を開始し、N,N−ビス(トリメチ
ルシリル)アミン2740g(13.6モル)と1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサン891g(6.
47モル)と20%塩化白金酸六水和物のイソプロピル
アルコール溶液7.7gとから、スケールアップ以外は
前記合成テトスと同様の操作により反応生成物3566
gを得た。この反応生成物中には1,3−ビス[3−
〔N,N−ビス(トリメチルシリル)アミノ〕プロピ
ル]−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン30
31g(5.64モル)が含有されていた。一方、撹拌
機、冷却管、温度計、滴下ロートを備えた10L四つ口
反応フラスコに、36%塩酸3782g(38.1モ
ル)、トルエン1000gを仕込んだ。これに前記反応
生成物を20〜30℃の温度で滴下して、加水分解し
た。トルエン層を除去し水層に40%水酸化ナトリウム
水溶液3824g(38.1モル)を加えて中和した。
フラスコにデーンシュタークトラップを装着し、トルエ
ン900gを加え共沸脱水した。室温まで冷却し、析出
した塩をろ別した後濃縮し、減圧蒸留することにより、
沸点97〜98℃/1.2Torrの無色透明な標題化
合物1203g(4.84モル)を得た。収率86%。 NMRスペクトル(CDCl3)δ:0.02(12
H,s),0.47(4H,m),1.12(4H,
s),1.40(4H,m),2.63(4H,t) マススペクトル m/e:248(M+),219,1
90,174,148(base),132,116 【0024】実施例2 (1)N,N−ビス(トリメチルシリル)アリルアミン
の製造 撹拌機、冷却管、温度計、滴下ロートを備えた2L四つ
口反応フラスコに、トルエン300ml、塩化第二スズ
13.0g(0.05モル)、ピリジン190g(2.
4モル)、トリメチルクロロシラン239g(2.2モ
ル)を仕込んだ。室温下、アリルアミン57.1g
(1.0モル)を滴下し、更に17時間撹拌した。反応
混合物に20%水酸化ナトリウム水溶液480gを滴下
して中和し、活性白土10gを混合物中に加えろ過し
た。有機層を濃縮し、残渣を減圧蒸留して、標題化合物
125g(0.62モル)を得た。収率62%。 【0025】(2)1,3−ビス[3−〔N,N−ビス
(トリメチルシリル)アミノ〕プロピル]−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンの製造 撹拌機、冷却管、温度計、滴下ロートを備えた100m
l四つ口反応フラスコに、5%白金カーボン1.34g
とトルエン20mlを仕込み、N,N−ビス(トリメチ
ルシリル)アリルアミン42.3g(0.21モル)と
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン13.4g
(0.10モル)の混合液を還流下に滴下し、更に10
時間還流した。その後、反応混合液をろ過してろ液を濃
縮し、減圧蒸留により、標題化合物39.2g(0.0
73モル)を得た。収率73%。 【0026】(3)1,3−ビス(3−アミノプロピ
ル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンの製
造 撹拌機、冷却管、温度計、滴下ロートを備えた300m
l四つ口反応フラスコに、エタノール134.5g
(2.92モル)を仕込み、上記(2)で得た1,3−
ビス[3−〔N,N−ビス(トリメチルシリル)アミ
ノ〕プロピル]−1,1,3,3−テトラメチルジシロ
キサン39.2g(0.073モル)を加えて10時間
加熱還流した。反応液を濃縮し、減圧蒸留することによ
り、標題化合物11.1g(0.045モル)を得た。
収率61%。 【0027】以下に本発明の実施態様項を列挙する。 1.式(I) 【化12】 で示されるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルア
ミンと一般式(II) 【化13】 (式中、Rはアルキル基又はアリール基を表すが、これ
らの各Rは同一でも異なっていてもよい。)で示される
シロキサン化合物とを白金系触媒の存在下にヒドロシリ
ル化反応させて、一般式(III) 【化14】 (式中、Rは前記と同一である。)で示される有機ケイ
素化合物を得、ついで該有機ケイ素化合物を脱トリメチ
ルシリル化することを特徴とする一般式(IV) 【化15】 (式中、Rは前記と同一である。)で示される1,3−
ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラ
オルガノジシロキサンの製造方法。 2.前記化合物(I)と化合物(II)のヒドロシリル化
反応により得られた反応生成物を精製することなく、脱
トリメチルシリル化反応を行う前項1記載の1,3−ビ
ス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオ
ルガノジシロキサンの製造方法。 3.前記脱トリメチルシリル化反応が、前記化合物(II
I)を酸性下で加水分解する反応である前項1または2
記載の1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,
3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方法。 4.前記脱トリメチルシリル化反応が、前記化合物(II
I)をアルコリシスする反応である前項1または2記載
の1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,
3−テトラオルガノジシロキサンの製造方法。 5.前記式(I)で示されるN,N−ビス(トリメチル
シリル)アリルアミンは、アリルアミンとトリメチルク
ロロシランとを第三級アミンの存在下、ルイス酸触媒を
用いて反応させて製造するものである前項1、2、3ま
たは4記載の1,3−ビス(3−アミノプロピル)−
1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方
法。 6.前記第三級アミンの使用量が、アリルアミンに対し
て2倍モル以上である前項5記載の1,3−ビス(3−
アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジ
シロキサンの製造方法。 7.前記ルイス酸触媒の使用量が、アリルアミン100
重量部に対して1〜25重量部である前項5または6記
載の1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,
3,3−テトラオルガノジシロキサンの製造方法。 【0028】 【発明の効果】本発明によれば、合成樹脂の原料や改質
材として有用な1,3−ビス(3−アミノプロピル)−
1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンを、入手
の容易な原料を用いて、しかも作業環境の悪化を招かず
に、高純度かつ高収率で製造することができる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 式(I) 【化1】 で示されるN,N−ビス(トリメチルシリル)アリルア
ミンと一般式(II) 【化2】 (式中、Rはアルキル基又はアリール基を表すが、これ
らの各Rは同一でも異なっていてもよい。)で示される
シロキサン化合物とを白金系触媒の存在下にヒドロシリ
ル化反応させて、一般式(III) 【化3】(式中、Rは前記と同一である。)で示される有機ケイ
素化合物を得、ついで該有機ケイ素化合物を脱トリメチ
ルシリル化することを特徴とする一般式(IV) 【化4】 (式中、Rは前記と同一である。)で示される1,3−
ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラ
オルガノジシロキサンの製造方法。
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- 1994-11-08 JP JP29877494A patent/JP3507963B2/ja not_active Expired - Fee Related
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