JP3505685B2 - ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法 - Google Patents

ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法

Info

Publication number
JP3505685B2
JP3505685B2 JP2001187517A JP2001187517A JP3505685B2 JP 3505685 B2 JP3505685 B2 JP 3505685B2 JP 2001187517 A JP2001187517 A JP 2001187517A JP 2001187517 A JP2001187517 A JP 2001187517A JP 3505685 B2 JP3505685 B2 JP 3505685B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
cover
movable plate
toothless
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001187517A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003002492A (ja
Inventor
和隆 久米
Original Assignee
和隆 久米
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 和隆 久米 filed Critical 和隆 久米
Priority to JP2001187517A priority Critical patent/JP3505685B2/ja
Publication of JP2003002492A publication Critical patent/JP2003002492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3505685B2 publication Critical patent/JP3505685B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Unwinding Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トイレットペー
パーとかその他ロール紙に近似したロール巻シート状物
を保持するロール紙ホルダに関し、特にロール紙カバー
の刃先下部からロール紙摘み代を簡単な操作で形成でき
るようにしたロール紙ホルダとそのロール紙繰り出し方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のロール紙ホルダとしては、従
来、特開平10−201661号公報記載のものが周知
である。この従来例は、前方側を開口し略コ字状に側壁
を形成した支持体と、前記支持体の左右側壁間に枢支し
たロールペーパーを回動自在に保持する支持軸とを備え
たペーパーホルダーにおいて、前記支持体の左右の側壁
間に上下揺動自在に枢支してあり、その取付軸を中心と
してなる円弧状のラックを下面側に垂設したカバーと、
このカバーの押し下げ操作時復帰へ付勢する第一のスプ
リング及びペーパーロール面へ押圧付勢する第二のスプ
リングを有し、前記カバーへ特定範囲内で揺動可能に当
該カバーの取付軸と同芯上で軸支されて前記第二のスプ
リングの付勢を受け伝達するH字状のアームと、前記ア
ームの揺動端側に軸支してあって前記カバーのラックと
係合し一方向へのみ回転を伝達するワンウエイクラッチ
に関連させてロールペーパーを押圧しながら回転させる
ローラーとを具備した自動吐出式ペーパーホルダーであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例によれば、
ペーパーホルダーに装着したロールペーパーは、カバー
の特定個所を押圧して押し下げ復帰させた時、上記ロー
ラの回転力で自動的に回転し、そのペーパー先端部をカ
バーの押し下げ量に相当する長さだけ吐出させることが
できるが、この従来例では、カバーの先端辺がロール紙
外周面から前記ラツク長だけ離れて浮いた状態にあるの
で、ペーパーホルダー全体としての高さが高くなり不安
定で見栄えも悪く、一般のペーパーホルダに対しての互
換性がなく、実際にロール紙を使用するには、先ず、ロ
ール紙を所望長引き出した後、片方の手でカバーの先端
辺を固定し、または、その上昇弾力に抗しロール紙外周
面に押し当てながら、他方の手で上記引き出した紙を持
ち上げてその基部をカバー先端辺に当てがい、上記引き
出した紙をカットしなければならないから、片手で紙カ
ットができず、この紙カット操作が面倒で厄介であると
いう使用上の本質的かつ、大きな問題点が有る。
【0004】この発明は、上記従来例における多くの問
題点を除去するためになされたもので、その目的とする
処は、ロール紙ホルダの見栄えを損なうことなく、ロー
ル紙を繰り出した後の簡単な操作で、カバー前辺刃先下
部から手前に向けてロール紙の摘み代となる切断端辺付
近を自動的に繰り出せるようにすることに有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、平面ほぼコ字形のロール紙ホルダにおける左右の側
片に設けたロール紙空心受けでロール紙を回転可能に支
持し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダの
後部左右の枢支部で起伏可能に枢支したロール紙カバー
の前辺下部を対向し、この前辺下部を経たロール紙を前
方へ繰り出してこの繰り出し部を前記カバーの前辺刃先
でカットできるロール紙ホルダを構成するに当たり、前
記ロール紙カバーは中空となし、その前辺下部にはロー
ル紙送り出しローラを枢支してこのローラをロール紙の
上部前寄り外周面に当接させるとともに、このローラの
固定軸を複数のギヤを経て欠歯平ギヤに伝動結合し、こ
の欠歯平ギヤの面に突設したピンをカバーレールに沿っ
て移動する自己復帰の可動板の長孔に係合し、かつ、こ
の可動板の復帰蓄力位置を不動にするロック部材を前記
カバーに備えたことで達成できた。
【0006】そして、前記ロール紙ホルダを用いて、外
力によるロール紙繰り出しに伴う前記ロール紙送り出し
ローラの回転力で前記欠歯平ギヤをその欠歯部の箇所ま
で半回転以上回動させることで、前記可動板をその復帰
力に抗し移動させ、この移動復帰蓄力位置を前記ロック
部材により不動にロックすると共に、前記ロール紙送り
出しローラを前記欠歯部により回転フリーとなして、ロ
ール紙4を手動で所望長だけ繰り出しカットして使用し
た後、前記ロックの解除による可動板の自己復帰力で前
記ピンと長孔とを介し欠歯平ギヤを前記と同一方向に回
転させることで、前記各ギヤを経て前記ロール紙送り出
しローラをロール紙繰り出し方向に向け回転させ、この
回転力で前記ロール紙を自動的に繰り出し、その摘み代
を前記カバー前辺刃先の下部から自動的に繰り出すこと
ができた。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態のうち、先
ず、本発明の基本的な形態例を説明する。本発明の基本
的な形態は、図1のように、平面ほぼコ字形に金属やプ
ラスチックを成形して作ったロール紙ホルダ1における
左右の側片2,2に図2のように上動可能で水平自己復
帰のロール紙空心受け3を設け、この空心受け3でロー
ル紙4を同図のように回転可能に支持し、このロール紙
4の上部前寄り外周面に前記ホルダ1の後部左右の枢支
部5で図1のように起伏可能に枢支したロール紙カバー
6の前辺下部6Aを図3のように対向し、この前辺下部
6Aを経たロール紙4を前方へ繰り出してこの繰り出し
部を前記カバー6の前辺刃先6Bで図1のようにカット
できる本発明によるロール紙ホルダの大略形態を構成す
る。
【0008】本発明では、図3のように前記ロール紙カ
バー6を中空となし、その前辺下部6Aには、摩擦が大
きい素材、例えば図2のようなゴム製のロール紙送り出
しローラ7の固定軸7Aをカバー6に設けた枢支部材6
Cにより図4のように枢支してこのローラ7を図3のよ
うにロール紙4の上部前寄り外周面に当接させるととも
に、このローラの固定軸7Aに軸着したギヤG1は、カ
バー6に図3のように枢支した図2のような丸皿状の下
歯付き平ギヤG2を経て図5のようにカバー6に枢支し
た欠歯平ギヤG3に伝動結合し、この欠歯平ギヤG3の
面に図2のように突設したピンPを図4のようにカバー
レール8に沿って移動する自己復帰の可動板9の長孔9
Aに図5のように挿入係合し、かつ、この可動板9の図
1,図4のような復帰蓄力位置を不動にするロック部材
10を同図のように前記カバー6に備える。
【0009】上記ロック部材10には、自己復帰のロッ
ク解除釦10Aを図1のように設け、その係止部10B
に可動板9の係止部9Bを図4のように係合させること
で、この可動板9の前記復帰蓄力位置を不動にロック
し、前記ロック解除釦10Aの操作により、可動板9に
対するロックを解除可能となしてある。また、前記可動
板9の自己復帰手段としては、可動板9とカバー6との
間に図1のように張設した引きばね等のばね部材9Cで
可動板9を原状復帰可能となしてあり、さらに、ロック
解除釦10Aの自己復帰手段としては、図2のような弾
撥ばね10Cを中空のロック解除釦10Aの上内面とカ
バー下板6Dとの間に図5のように介在させてある。
【0010】このカバー下板6Dは、前記カバー6の内
面に図4のように配置した各ギヤを初めとするローラ固
定軸7A、ロック解除釦10Aの下部、可動板9、ばね
部材9Cなどの各部材を覆いかつ、ロール紙送り出しロ
ーラ7を露出させた状態でカバー6の内面ボスBにねじ
Nで図6のように取り付けることで、図1のようなロー
ル紙ホルダとしての使用状態では、カバー6の内面から
前記各部材が抜去落下しないようにしてある。
【0011】本発明の構成は、以上のようなもので、以
下その使用動作例につき説明する。先ず、ホルダ1に対
し、ロール紙4を枢支セットするには、使用者がロール
紙カバー6を開いて水平復帰する左右のロール紙空心受
け3,3にロール紙6を当てがい空心受け3,3を上動
させることでセットでき、このセット後にはロール紙4
を予じめ手前に所望長さだけ引き出してロール紙の最初
の摘み代4Aを作っておき、その後カバー6を閉じれば
図1,図3のようなロール紙使用状態とすることができ
る。
【0012】次の使用者が、上記摘み代4Aを図3のよ
うに前記カバー6の前辺刃先6Bの下部から手で繰り出
し始めると、このロール紙繰り出し力により、ロール紙
外面に接している前記ロール紙送り出しローラ7が同図
矢示方向に回転し、この回転力で図7のような位置にあ
る前記欠歯平ギヤG3は図8,図9の状態を経てその欠
歯部G0がギヤG2の噛合箇所まで図10,図11のよ
うに半回転以上回動し、この回動力により、前記ピンP
と長孔9Aとを介し前記可動板9をその復帰力に抗し上
記各図に示す復帰蓄力位置まで移動させることができ、
この復帰蓄力移動箇所を前記ロック部材10により図
4,図11のように不動にロックできると同時に、前記
ロール紙送り出しローラ7は、前記欠歯部G0により欠
歯平ギヤG3に対しギヤG2の噛合が図10のように外
れて回転フリーとなっている。
【0013】この回転フリーのロール紙送り出しローラ
7により、使用者は、ロール紙4を所望長だけ手動で軽
快に繰り出して使用することができ、この使用後におけ
る前記ロック部材10の可動板9に対するロックの解除
により前記復帰蓄力位置にある可動板9は、前記ばね部
材9Cによる自己復帰力で前記ピンPと長孔9Aとを介
し欠歯平ギヤG3を前記と同一方向に回転させながら図
5,図7の原位置に復帰し、欠歯平ギヤG3に噛合した
前記ギヤG2,G1の回転力で前記ロール紙送り出しロ
ーラ7をロール紙繰り出し方向に向け回転させ、この回
転力で前記ロール紙4を上記欠歯平ギヤG3の欠歯部G
0の復帰量に対応した長さだけ前記カバー6の前辺刃先
6Bの下部から前記図3のように自動的に素早く繰り出
すことができ、次回使用のためのロール紙摘み代4Aを
作ることができる。
【0014】その後使用者は、上記繰り出し済みの摘み
代4A(ロール紙繰出し部)を手で持ってロール紙4を
所望長だけ引き出し、その基部を前記と同様に刃先6B
でカットして使用でき、前記各図に示す前回使用と同様
なロール紙繰り出し手順で図12のように刃先6Bの外
部に摘み代4Aを刃先下から繰り出すことができる。そ
の後の継続使用により、図12のようにロール紙4が小
径となった場合にも前記各図に示す前回使用と同様なロ
ール紙繰り出し手順で摘み代4Aを刃先下から繰り出す
ことができる。
【0015】新しいロール紙4をホルダ1にセットする
には、手動でカバー6を開いた後、水平復帰のロール紙
空心受け3をロール紙空心で上向き回動させてでロール
紙4を取り外し、水平復帰したロール紙空心受け3に新
しいロール紙4の空心を前記のように枢支セットし、カ
バー6をロール紙4の上部に被せることで、図1のよう
な次の使用形態を採ることができる。
【0016】
【実施例】前記ロール紙空心受け3には、上動可能な水
平自己復帰のロール紙空心受け3を用いた例を述べた
が、このロール紙空心受け3には枢軸自己突出の丸棒状
ロール紙空心受け3を用いてもよく、また、前記ローラ
7の固定軸7Aを欠歯平ギヤG3に伝動結合するに当た
り、前記固定軸7Aに軸着したギヤG1を丸皿状下歯ギ
ヤgが下面に一体的に備えてある平ギヤG2により欠歯
平ギヤG3に伝動結合してもよく、さらに、前記ロック
部材10に自己復帰のロック解除釦10Aを設け、その
係止部10Bに可動板9の係止部9Bを係合させること
で、この可動板9の前記復帰蓄力位置を不動にロック
し、前記ロック解除釦10Aの操作により、可動板9に
対するロックを解除可能となした例における前記ロック
解除釦10Aをロール紙カバー6の上面から突出しても
よい、
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。この発明における
請求項1および請求項7の各発明によれば、平面ほぼコ
字形のロール紙ホルダ1におけるロール紙カバー6を中
空となし、その前辺下部6Aにはロール紙送り出しロー
ラ7を枢支してこのローラ7をロール紙4の上部前寄り
外周面に当接させるとともに、このローラの固定軸7A
を複数のギヤG1,G2を経て欠歯平ギヤG3に伝動結
合し、この欠歯平ギヤG3の面に突設したピンPをカバ
ーレール8に沿って移動する自己復帰の可動板9の長孔
9Aに係合し、かつ、この可動板9の復帰蓄力位置を不
動にするロック部材10を前記カバー6に備え、可動板
9に対するロック部材10の解除操作だけの簡単な操作
により、使用後のロール紙4を常に繰り出し方向に回動
させてその摘み代4Aを前記カバー6の前辺刃先6Bの
下部から自動的に繰り出すことができたという効果のほ
かに、前記各構成部材は、ロール紙カバー6内に全体と
して極く扁平に配置して構成できたので、ロール紙カバ
ー6としての基本動作を損なうことなくその形態を美し
くできるという効果も有る。
【0018】また、この発明によれば、平面ほぼコ字形
のロール紙ホルダ1における左右の側片2に設けたロー
ル紙空心受け3でロール紙4を回転可能に支持し、この
ロール紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ1の後部左
右の枢支部5で起伏可能に枢支したロール紙カバー6の
前辺下部6Aを対向し、この前辺下部6Aを経たロール
紙4を前方へ繰り出してこの繰り出し部を前記カバー6
の前辺刃先6Bでカットできる極く一般に設置してある
ロール紙ホルダに対して、前記ロール紙カバー6を本発
明による各部材内装のロール紙カバー6に取り換えるだ
けで、本発明を実施でき、既設現用の多くのロール紙ホ
ルダに対するロール紙カバー6の互換使用を実現できた
という経済効果も有る。
【0019】 この発明における請求項2の発明によれ
ば、前記諸効果のほかに、前記ロール紙空心受け3に上
動可能な水平自己復帰のロール紙空心受け3を用いたの
で、このロール紙空心受け3に対してロール紙4を下側
から上向きに持ち上げるだけの簡単な操作で回転可能に
枢支セツトできるという効果を付加できたし、請求項3
の発明では、ロール紙空心受け3にその枢軸自己突出の
丸棒状ロール紙空心受け3を用いたので、ロール紙空心
受け3自体の構成を簡素化できた。また、請求項4の発
のように、前記ローラ7の固定軸7Aを欠歯平ギヤG
3に伝動結合するに当たり、前記固定軸7Aに軸着した
ギヤG1を丸皿状下歯ギヤgが下面に一体的に備えてあ
る平ギヤG2により欠歯平ギヤG3に伝動結合すること
で、この伝動結合機構が大幅に扁平小形になったので、
ロール紙カバー6としての基本動作を損なうことなくそ
の形態をさらに美しくできるという効果を付加できた。
【0020】この発明における請求項5と請求項6の各
発明によれば、前記諸効果のほかに、前記ロック部材1
0に自己復帰のロック解除釦10Aを設け、その係止部
10Bに可動板9の係止部9Bを係合させることで、こ
の可動板9の前記復帰蓄力位置を不動にロックし、前記
ロック解除釦10Aの操作により、可動板9に対するロ
ックを解除可能となしたので、上記ロック解除釦10A
を押すだけの簡単な操作で、使用後のロール紙4を常に
繰り出し方向に回動させてその摘み代4Aを前記カバー
6の前辺刃先6Bの下部から自動的に繰り出すことがで
きたという効果を付加できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロール紙ホルダの実施形態の概略
を示す斜視図
【図2】本発明によるロール紙ホルダの分解斜視図
【図3】本発明によるロール紙ホルダの一例を示す縦断
側面図
【図4】図2に示すものの組立て状態を示す上下反転の
斜視図
【図5】本発明によるロール紙カバーの要部を示す縦断
立面図
【図6】本発明によるロール紙カバーの要部を示す縦断
側面図
【図7】本発明によるロール紙ホルダの一例を示す平面
【図8】図7に示すものと状態を異にした平面図
【図9】本発明によるロール紙ホルダの動作順序を示す
縦断側面図
【図10】本発明によるロール紙ホルダの動作順序を示
す平面図
【図11】本発明によるロール紙ホルダの動作順序を示
す縦断側面図
【図12】図3に示すものと状態を異にした縦断側面図
【符号の説明】
1 ロール紙ホルダ 2 ホルダの側片 3 ロール紙空心受け 4 ロール紙 4A ロール紙の摘み代 5 ロール紙カバーの枢支部 6 ロール紙カバー 6A ロール紙カバーの前辺下部 6B カバーの前辺刃先 6C 枢支部材 6D カバー下板 7 ロール紙送り出しローラ 7A ロール紙送り出しローラの固定軸 8 カバーレール 9 可動板 9A 可動板の長孔 9B 可動板の係止部 9C 可動板の復帰用ばね部材 10 可動板の復帰蓄力位置ロック部材 10A ロック解除釦 10B ロック解除釦の係止部 G1 ローラ固定軸のギヤ G2 下歯付き平ギヤ g 下歯付き平ギヤにおける丸皿状下歯ギヤ G3 欠歯平ギヤ GO 欠歯平ギヤの欠歯部 P 欠歯平ギヤに突設したピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 16/06 A47K 10/36

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面ほぼコ字形のロール紙ホルダ1にお
    ける左右の側片2に設けたロール紙空心受け3でロール
    紙4を回転可能に支持し、このロール紙4の上部前寄り
    外周面に前記ホルダ1の後部左右の枢支部5で起伏可能
    に枢支したロール紙カバー6の前辺下部6Aを対向し、
    この前辺下部6Aを経たロール紙4を前方へ繰り出して
    この繰り出し部を前記カバー6の前辺刃先6Bでカット
    できるロール紙ホルダにおいて、前記ロール紙カバー6
    は中空となし、その前辺下部6Aには、ロール紙送り出
    しローラ7を枢支してこのローラ7をロール紙4の上部
    前寄り外周面に当接させるとともに、このローラの固定
    軸7Aを複数のギヤG1,G2を経て欠歯平ギヤG3に
    伝動結合し、この欠歯平ギヤG3の面に突設したピンP
    をカバーレール8に沿って移動する自己復帰の可動板9
    の長孔9Aに係合し、かつ、この可動板9の復帰蓄力位
    置を不動にするロック部材10を前記カバー6に備えて
    なり、外力によるロール紙繰り出しに伴う前記ロール紙
    送り出しローラ7の回転力で前記欠歯平ギヤG3をその
    欠歯部G0の箇所まで半回転以上回動させることで、前
    記可動板9をその復帰力に抗し移動させ、この移動箇所
    を前記ロック部材10により不動にロックすると共に、
    前記ロール紙送り出しローラ7を前記欠歯部G0により
    回転フリーとなし、前記ロックの解除による可動板9の
    自己復帰力で前記ピンPと長孔9Aとを介し欠歯平ギヤ
    G3を前記と同一方向に回転させることで、前記ギヤG
    1,G2を経て前記ロール紙送り出しローラ7をロール
    紙繰り出し方向に向け回転させ、この回転力で前記ロー
    ル紙4を自動繰り出し可能となしたロール紙ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記ロール紙空心受け3に上動可能な水
    平自己復帰のロール紙空心受け3を用いてなる請求項1
    記載のロール紙ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ロール紙空心受け3に枢軸自己突出
    の丸棒状ロール紙空心受け3を用いてなる請求項1記載
    のロール紙ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記ローラ7の固定軸7Aを欠歯平ギヤ
    G3に伝動結合するに当たり、前記固定軸7Aに軸着し
    たギヤG1を丸皿状下歯ギヤgが下面に一体的に備えて
    ある平ギヤG2により欠歯平ギヤG3に伝動結合してな
    る請求項1から請求項3までのいずれか一つの請求項に
    記載のロール紙ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記ロック部材10に自己復帰のロック
    解除釦10Aを設け、その係止部10Bに可動板9の係
    止部9Bを係合させることで、この可動板9の前記復帰
    蓄力位置を不動にロックし、前記ロック解除釦10Aの
    操作により、可動板9に対するロックを解除可能となし
    た請求項1から請求項4までのいずれか一つの請求項に
    記載のロール紙ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記ロック部材10に自己復帰のロック
    解除釦10Aを設け、この解除釦10Aをロール紙カバ
    ー6の上面から突出してなる請求項1から請求項5まで
    のいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
  7. 【請求項7】 平面ほぼコ字形のロール紙ホルダ1にお
    ける左右の側片2に設けたロール紙空心受け3でロール
    紙4を回転可能に支持し、このロール紙4の上部前寄り
    外周面に前記ホルダ1の後部左右の枢支部5で起伏可能
    に枢支したロール紙カバー6の前辺下部6Aを対向し、
    この前辺下部6Aを経たロール紙4を前方へ繰り出して
    この繰り出し部を前記カバー6の前辺刃先6Bでカット
    できるロール紙ホルダとして、前記ロール紙カバー6は
    中空となし、その前辺下部6Aには、ロール紙送り出し
    ローラ7を枢支してこのローラ7をロール紙4の上部前
    寄り外周面に当接させるとともに、このローラの固定軸
    7Aを複数のギヤG1,G2を経て欠歯平ギヤG3に伝
    動結合し、この欠歯平ギヤG3の面に突設したピンPを
    カバーレール8に沿って移動する自己復帰の可動板9の
    長孔9Aに係合し、かつ、この可動板9の復帰蓄力位置
    を不動にするロック部材10を前記カバー6に備えたも
    のを用い、外力によるロール紙繰り出しに伴う前記ロー
    ル紙送り出しローラ7の回転力で前記欠歯平ギヤG3を
    その欠歯部G0の箇所まで半回転以上回動させること
    で、前記可動板9をその復帰力に抗し移動させ、この移
    動箇所を前記ロック部材10により不動にロックすると
    共に、前記ロール紙送り出しローラ7を前記欠歯部G0
    により回転フリーとなし、前記ロックの解除による可動
    板9の自己復帰力で前記ピンPと長孔9Aとを介し欠歯
    平ギヤG3を前記と同一方向に回転させることで、前記
    ギヤG1,G2を経て前記ロール紙送り出しローラ7を
    ロール紙繰り出し方向に向け回転させ、この回転力で前
    記ロール紙4を自動繰り出し可能となしたロール紙ホル
    ダにおけるロール紙繰り出し方法。
JP2001187517A 2001-06-21 2001-06-21 ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法 Expired - Fee Related JP3505685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001187517A JP3505685B2 (ja) 2001-06-21 2001-06-21 ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001187517A JP3505685B2 (ja) 2001-06-21 2001-06-21 ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003002492A JP2003002492A (ja) 2003-01-08
JP3505685B2 true JP3505685B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=19026795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001187517A Expired - Fee Related JP3505685B2 (ja) 2001-06-21 2001-06-21 ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3505685B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005006734A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ロール紙供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003002492A (ja) 2003-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5294192A (en) Dispenser for rolled sheet material
US5868335A (en) Tissue roll dispenser
US4106684A (en) Sheet material dispensing device
CN100548844C (zh) 胶带分配器
US20150083846A1 (en) Towel dispenser
US4131044A (en) Cut-off mechanism for paper towel dispenser
JP2005525833A (ja) 装填が容易なディスペンサ
JP3505685B2 (ja) ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法
JP6429007B2 (ja) ロールペーパーホルダー
US2873927A (en) Paper dispenser
JPS642696Y2 (ja)
JPH0234129A (ja) ロールトイレットペーパー用ホルダー
US2946587A (en) Towel dispenser
JP2003040494A (ja) ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法
JPH0636798Y2 (ja) トイレットペーパーホルダー
JP2003072990A (ja) ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法
JP2997880B2 (ja) 接着テープ用収納ケース
JPS5842341Y2 (ja) ロ−ルペ−パ−の繰出装置
JPH0344049Y2 (ja)
JPH09103389A (ja) 柔軟シートロールホルダ
JP4638890B2 (ja) ロールペーパー耳出しカットホルダー
JPH0642998Y2 (ja) トイレットペーパー保持装置
JP2002338094A (ja) ロール紙ホルダとロール紙繰り出し方法
JP2001269286A (ja) ロール紙ホルダ
KR200364924Y1 (ko) 접착테이프용 홀더

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031204

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370