JP3505543B2 - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP3505543B2 JP33566296A JP33566296A JP3505543B2 JP 3505543 B2 JP3505543 B2 JP 3505543B2 JP 33566296 A JP33566296 A JP 33566296A JP 33566296 A JP33566296 A JP 33566296A JP 3505543 B2 JP3505543 B2 JP 3505543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置に関し、特に表示できる液晶パネル
の画面より小さい表示データを表示する場合に、液晶パ
ネルの1画素に対して映像信号の1データを表示し、か
つ全液晶画素を駆動するアクティブマトリクス型液晶表
示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】液晶表示装置として、従来、TFT(Th
in Film Transistor)やMIM(Metal Insulator Meta
l )素子などを用いた、いわゆるアクティブマトリクス
方式の液晶表示装置が知られている。 【0003】図12はアクティブマトリクス型液晶表示
装置の基本構成を示す図であり、図13はアクティブマ
トリクス型液晶パネルの構成例を示す図であり、図14
はゲートドライバの構成を示すブロック図である。 【0004】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
図12に示すようにアクティブマトリクス型液晶パネル
1と、データドライバ2と、ゲートドライバ3とを有す
る。 【0005】アクティブマトリクス型液晶パネル1は、
図13に示すように、マトリクス状に配置された液晶セ
ルCmn(m=1〜x、n=1〜y、C11、…、Cx
y)と、データドライバ2から延びるデータラインdm
(d1,d2,…,dx)と、ゲートドライバ3から延び
るスキャンラインsn(s1,s2,…,sy)と、各液
晶セルCmnと対応するデータラインdmとを接続する
ように配置されかつ対応するゲートがスキャンラインs
nに接続された薄膜トランジスタTFTmn(TF
11、…、TFTxy)と、全ての液晶セルCmnと接
続されている共通電極VCOMとを有する。 【0006】スキャンラインsnにはゲートドライバ3
から走査パルスPn(P1,P2,…,Py)が順次印加
され、この走査パルスPnに応じて各行の薄膜トランジ
スタTFTmnがスキャンラインsn毎に順次オン状態
になる。データドライバ2からは、各行の薄膜トランジ
スタTFTmnがオン状態になるのに応じて、表示デー
タに対応する電圧がデータラインdmに出力される。し
たがって、走査パルスPnに応じて表示データに対応す
る電圧がその行の液晶セルCmnに印加される。 【0007】走査パルスPnが次の行に印加されると、
その行の薄膜トランジスタTFTmnはオフ状態にな
り、すべての行に走査パルスPnが印加されて再び走査
パルスPnが印加されるまではその行の薄膜トランジス
タTFTmnはオフ状態のままであるから、液晶セルC
mnに印加された電圧はその時まで維持される。このよ
うにしてすべての行の液晶セルCmnに表示データに対
応した電圧が印加されると1画面の表示が終了する。こ
の1画面の表示サイクルを通常フレームと称する。 【0008】また、垂直方向のすべての行を表示すると
いう意味から、1垂直表示期間と称する場合もある。 【0009】ゲートドライバ3は、図14に示すよう
に、シフトレジスタ31と、レベルシフタ32と、出力
バッファ33とを有する。シフトレジスタ31には垂直
同期信号VSYNCあるいはそれと同周期の信号GSP
と水平同期信号HSYNCあるいはそれと同周期の信号
GCKとが入力され、垂直同期信号に応じて発生する走
査パルスPnが水平同期信号に応じて順次シフトレジス
タ31内をシフトしていく。シフトレジスタ31の出力
する順次シフトする走査パルスPnはレベルシフタ32
を介して出力バッファ33からスキャンラインsnに出
力される。 【0010】現在、コンピュータ等の表示装置としては
CRT(陰極線管)が一般的に使用されているが、薄型
で電力消費が低い表示装置として液晶表示装置、特にア
クティブマトリクス型液晶表示装置の使用が増加してい
る。そこで、映像信号の画素数と表示装置の画素数とが
同じであればCRT及び液晶表示装置共なんら問題がな
いが、映像信号の画素数が表示装置の画素数よりも小さ
い場合には、液晶表示装置の場合、そのままだと液晶表
示装置として必要な走査期間が1水平同期期間以上ある
いは、1垂直同期期間以上であるため、特開平8―54
601号公報に記述されているような液晶駆動方法を用
いないことには正常に表示できないとされている。 【0011】以下に、この公報に記述の液晶駆動方法に
ついて図15に示される従来の駆動方法の原理説明図を
参照して簡単に説明すると、映像信号の垂直方向の画素
数が表示装置の垂直方向の画素数よりも小さい場合に
は、非映像信号期間のゲートドライバ駆動用クロックを
映像信号期間のゲートドライバ駆動用クロックよりも高
い周波数のものとして1垂直同期期間内に表示装置とし
ての走査を完了しようとするものである。この方法を用
いれば映像信号の画素数が表示装置の画素数よりも小さ
い場合でも液晶表示装置に表示することができる。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】従来の液晶駆動方法に
おいて、垂直方向のゲートドライバ駆動用クロックは液
晶に電圧を印加する時間に関係し、その周波数が早けれ
ば早いほど液晶セルに電圧を印加する時間が短くなる。
すなわち、従来の液晶駆動方法において非映像信号期間
におけるゲートドライバ駆動用クロックの周期は映像信
号期間のゲートドライバ駆動用クロックの周期よりも短
くなるため、非映像信号期間のゲートドライバ駆勤用ク
ロックの周期が液晶セルに所望の電圧を充電するのに必
要な時間以上であれば問題ないのだが、画素数や液晶パ
ネルの特性などによってはかなり時間が足りないことに
なりかねない。液晶セルへの充電時間が足りないと、液
晶セルに所望の電圧が印加されていないことになるた
め、結果的には液晶セルにDCレベルの電圧が印加さ
れ、液晶セルが焼き付きによる劣化を起こす可能性があ
るという課題があるものとなっていた。また、非映像信
号期間の垂直方向のクロックは従来の垂直方向のクロッ
クと異なるため、何らかの方法で非映像信号期間の垂直
方向のクロックを作成することが必要であり、そのため
の回路が必要となるという課題があるものとなってい
た。 【0013】このため、本発明は映像信号の画素数が液
晶表示装置の画素数よりも小さい場合においても液晶セ
ルの劣化を引き起こすことなくデータを表示させること
のできるアクティブマトリクス型液晶表示装置を実現す
ることを目的としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明においては、上述
した課題を解決するために、アクティブマトリクス型液
晶パネルと、液晶パネルのデータラインを駆動するデー
タドライバと、液晶パネルのスキャンラインを駆動する
ゲートドライバとを備えるアクティブマトリクス型液晶
表示装置において、図1で示すような垂直同期信号と映
像信号とが入力される場合に、その入力される映像信号
の垂直方向の画素数が液晶パネルの垂直方向の画素数と
異なる、例えば小さい、画素数であるために液晶パネル
の表示面に映像の表示されない部分(非表示領域)が生
じる時には、液晶パネルの映像の表示されない部分の画
素を構成する液晶セルにはそれにつながるスイッチ素子
を介して所定期間の間、所定の充電に必要な電圧が選択
的に供給可能にゲートドライバを制御するようにしてい
る。 【0015】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態のアク
ティブマトリクス型液晶表示装置について図面を参照し
て詳しく説明する。 【0016】まず、図2を参照して本発明の各実施の形
態に共通のアクティブマトリクス型液晶表示装置の構成
について説明すると、符号1は水平方向にxの画素、垂
直方向にyの画素を有する図13で示すような構成を有
する液晶パネルであり、2は液晶パネル1のデータライ
ンdm(m=1〜x)を駆動するデータドライバであ
り、3は液晶パネル1のスキャンラインsn(n=1〜
y)に走査パルスPnを印加するゲートドライバであ
り、4は外部から入力される同期信号HS、VS、CK
入力に加えて制御信号SET入力をもちゲートドライバ
3に必要な信号を供給するためのゲートドライバ制御回
路である。 【0017】ゲートドライバ3は図3を参照して説明す
るように、基本的には従来のそれと同様にしてシフトレ
ジスタ31、レベルシフタ32、出力バッファ33を有
しているが、さらにシフトレジスタ31の内部構成が従
来のシフトレジスタに相当するシフトレジスタ部312
の他にこのシフトレジスタ部312を制御するためのシ
フトレジスタ制御部311を持っているとともに、シフ
トレジスタ31とレベルシフタ32との間にシフトレジ
スタ31の出力をレベルシフタ32に出力する、しない
等を制御するためのセレクタ34を備えている。ここ
で、シフトレジスタ31にてゲートドライバ用スタート
パルスGSP入力を基準としてゲートドライバ用クロッ
クGCK入力により順次シフトする走査パルスを作成す
るわけであるが、ゲートドライバ3は液晶表示装置に与
えられてくる垂直映像信号の画素数が当該表示装置の液
晶パネルにおける垂直画素数よりも小さいなどの表示モ
ードの違いにより、そのゲートドライバ3の出力i(i
=1,2,…,n)は通常の走査パルスPnを出力する
ものと、非映像表示期間のみパルスを出力するものとを
セレクトするか、あるいはシフトレジスタ31における
シフト段数を変える必要がある。このため、シフトレジ
スタ31においても任意のシフト段数が選択できるよう
に、何らかのシフト段数設定GSETlおよびGSET
2入力によりシフトレジスタ部312の制御を行うシフ
トレジスタ制御部311を有している。また、セレクタ
34にて通常の走査パルスを出力するものと、非映像表
示期間のみパルスを出力するものとをセレクトし、非映
像表示期間でのそのパルスの幅は外部からの制御信号O
Eによるものとする。また、本発明の各実施の形態にお
いては液晶パネル1はSVGA(水平800×垂直6O
Oの画素数)対応のものとし、入力される同期信号、映
像信号はVGA(水平640×垂直480の画素数)の
場合について説明される。図4はVGAの一般的な入力
信号例である。図4より、VGAの垂直同期信号の周期
は525(HS)であり、これは液晶パネル1の垂直方
向の画素数である600画素数よりも小さいから通常そ
のままでは表示できない。 【0018】また、この際に使用するゲートドライバ3
の概略図を図5に示す。図5のゲートドライバ3の出力
数がG1〜G120の120であることから、実際には
このゲートドライバ3を5個使用して液晶パネル1の垂
直画素数600に合わせた出力数600としてこれによ
って液晶パネル1のスキャンラインを駆動する。この場
合の構成を示すブロック図を図6に示す。図6において
各ゲートドライバ3はゲートドライバ制御回路4から前
述のようなゲートドライバ駆動信号を入力し液晶パネル
1のスキャンライン部OG1〜OG600に走査パルス
を出力する。 【0019】以下、各実施の形態について説明する。 【0020】第1実施の形態 図7は本発明の第1実施の形態の垂直同期信号、映像信
号、制御信号OE、スキャンラインに対するパルスの波
形図である。この際の液晶表示装置の構成は図6で示す
通りである。第1実施の形態では525(HS)の垂直
同期信号期間に対し、液晶パネル1のスキャンライン部
のうち、OG61〜OG540の合計480(HS)を
映像信号の表示(表示信号期間)に使い、OG1〜OG
60及びOG541〜OG600の各スキャンライン部
それぞれにつながる液晶パネル1内のスイッチ素子とし
ての薄膜トランジスタTFTそれぞれのすべてを制御信
号OEによって表示信号期間以外の期間(非表示信号期
間)525−480=45(HS)すべてにおいてその
期間中、同時にオン(ON)状態にして液晶セルには所
望の電圧を充電するのに十分な時間が与えられるように
しているものである。これは、非表示信号期間として液
晶パネル1のスキャンライン部OG1〜OG60とOG
541〜OG600とを担当する2つのゲートドライバ
3はそれぞれゲートドライバ制御回路4からのゲートド
ライパ駆動信号によりシフトレジスタ31のシフト段数
を通常の120段から60段に変更し、かつ、OG1に
対してゲートドライバ3の出力G1が接続されている場
合、OG1〜OG60を担当するゲートドライバ3は出
力G61から通常シフトを始め、OG541〜OG60
0を担当するゲートドライバ3は出力G60にて通常シ
フトを終えるようにする。このうえ、OG1〜OG60
を担当するゲートドライバ3の出力G1〜G60、OG
541〜OG600を担当するゲートドライバ3の出力
G61〜G120を制御信号OEにより同時に薄膜トラ
ンジスタTFTをオン状態にできる出力を行うことによ
って実現できる。 【0021】このようにして本第1実施の形態において
は、映像信号の垂直方向の画素数が液晶表示装置の画素
数よりも小さい場合において、1垂直同期期間内に液晶
表示装置としての走査を完了させるに当たり、上述公報
のように非映像信号期間のゲートドライバ駆動用クロッ
クを映像信号期間のゲートドライバ駆動用クロックより
も高い周波数にするといったクロック方式とはせずに、
上述のようにして制御信号OEによって薄膜トランジス
タTFTをオン状態とするようにしたから、液晶パネル
1内の液晶セルには十分な充電時間を与えられることで
液晶セルが焼き付けによる劣化を起こすことがないし、
また、従来のように非表示信号期間の垂直方向のクロッ
クを従来の垂直方向のクロックと異なるようにするため
のクロック作成が不要となり構成のシンプル化とコスト
ダウンが可能となるのである。 【0022】本発明の第1実施の形態による液晶パネル
1の表示例を図8に示す。図8において液晶パネル1に
おける11は480(HS)の表示信号による映像表示
領域を示している。第1実施の形態においても図8の映
像表示領域11のようにVGA信号(水平640×垂直
480画素)を液晶パネル1に表示することができる。
第1実施の形態では、液晶パネル1の垂直方向中央に映
像表示領域11を表示するためにゲートドライバ3等を
設定したが、もちろんこの限りではなく、たとえば液晶
パネル1のスキャンライン部OG481〜OG600を
非映像表示領域とすることも可能である。 【0023】第2実施の形態 図9は本発明の第2実施の形態の波形図である。この際
の液晶表示装置の構成は図6で示す通りである。第2実
施の形態では液晶パネル1のスキャンラインのうち、O
G61〜OG540までの480(HS)を表示信号と
して映像信号の表示に使い、OG1〜OG60及びOG
541〜OG600のスキャンライン部につながる液晶
パネル1内の薄膜トランジスタTFTを制御信号OEに
よって非表示信号期間45(HS)のうちの35(H
S)において同時にオン状態にするものである。この場
合は第1実施の形態と同じ構成にて制御信号OEのパル
ス幅を変更するだけで実現できる。これはゲートドライ
バ3が制御信号OEによって任意の出力から薄膜トラン
ジスタTFTをオン状態にできる出力を行うことができ
るからである。第2実施の形態においても図8の映像表
示領域11のようにVGA信号を液晶パネル1に表示す
ることができる。第2実施の形態では、OG1〜OG6
0及びOG541〜OG600の各スキャンライン部そ
れぞれにつながる薄膜トランジスタTFTそれぞれを制
御信号OEによって非表示信号期間45(HS)のうち
の35(HS)において同時にオン状態にしているが、
別に薄膜トランジスタTFTをオン状態にする期間は非
表示信号期間よりも小さければよく、例えば3O(H
S)でもよい。 【0024】このようにして第2実施の形態においても
液晶パネル1内の液晶セルには所望の電圧を十分に充電
できる時間が与えられるから、それの焼き付けがなく、
また上述のように従来のクロック作成が不要であるから
構成のシンプル化とコストダウンとが可能となる。 【0025】なお、第2実施の形態では第l実施の形態
と同様に液晶パネル1の垂直方向の中央に映像表示領域
11を表示するためにゲートドライバ3等を設定した
が、もちろんこの限りではなく、たとえば液晶パネル1
のスキャンライン部OG481〜OG600を非映像表
示領域とすることも可能である。 【0026】第3実施の形態 図10は本発明の第3実施の形態の波形図である。この
際の液晶表示装置の構成は図6で示す通りである。第3
実施の形態では、第2実施の形態とは異なり、液晶パネ
ル1のスキャンライン部のうち、OG56〜OG545
までを映像信号などの表示に使い、OG1〜OG55及
びOG546〜OG600のスキャンライン部それぞれ
につながる薄膜トランジスタTFTそれぞれを制御信号
OEによって同時にオン状態にするものである。こうし
て第3の実施の形態では35(HS)分同時に液晶パネ
ル1内の薄膜トランジスタTFTをオン状態にしてい
る。これは、液晶パネル1のスキャンライン部OG1〜
OG55及びOG546〜OG600を担当する2つの
ゲートドライバ3はゲートドライバ制御回路4からのゲ
ートドライバ駆動信号によりシフトレジスタ31のシフ
ト段数を通常の120段から65段に変更し、かつ、O
G1に対してゲートドライバ3の出力G1が接続されて
いる場合、OG1〜OG55を担当するゲートドライバ
3は出力G56から通常シフトを始め、OG546〜O
G600を担当するゲートドライバ3は出力G65にて
通常シフトを終えるようにする。このうえ、OG1〜O
G55を担当するゲートドライバ3の出力G1からG5
5、OG541〜OG600を担当するゲートドライバ
3の出力G66からG120を制御信号OEにより同時
に薄膜トランジスタTFTをオン状態にする出力を行う
ことによって実現できる。すなわち、非表示信号期間で
も何らかの信号がきているため、表示信号期間のように
通常の走査パルスにて液晶パネル1のスキャンラインを
駆動しても良いが、そのままではスキャンしきれないた
め、スキャンできないスキャンラインにつながる薄膜ト
ランジスタTFTを制御信号OEにより同時にオン状態
にするようにする。 【0027】第3実施の形態においても図8の映像表示
領域11のようにVGA信号を液晶パネル1に表示する
ことができる。第3実施の形態では、OG1〜OG55
及びOG546〜OG600の各スキャンライン部それ
ぞれにつながる薄膜トランジスタTFTそれぞれを制御
信号OEによって同時にオン状態にしているが、別に同
時に薄膜トランジスタTFTをオン状態にするスキャン
ライン部はこの限りではなく、OG1〜OG50及びO
G541〜OG600の各スキャンライン部それぞれに
つながる薄膜トランジスタTFTそれぞれを同時にオン
状熊にしてもよい。また、薄膜トランジスタTFTそれ
ぞれをオン状態にする期間は、1垂直同期信号のうち通
常の走査パルスにて液晶パネル1のスキャンライン部を
駆動している期間を除いた期間以下であればよく、例え
ば30(HS)でもよい。また、第3実施の形態では上
述の実施の形態と同様に液晶パネル1の垂直方向の中央
に映像表示領域を表示するためにゲートドライバ3等を
設定したが、もちろんこの限りではなく、たとえば液晶
パネル1のスキャンライン部のOG481〜OG600
を非映像表示領域とすることも可能である。 【0028】このようにして第3実施の形態においても
液晶パネル1内の液晶セルには所望の電圧を十分に充電
できる時間が与えられるから、それの焼き付けがなく、
また上述のように従来のクロック作成が不要であるから
構成のシンプル化とコストダウンとが可能となる。 【0029】第4実施の形態 図11は本発明の第4実施の形態の波形図である。この
際の液晶表示装置の構成は図6で示す通りである。第4
実施の形態では液晶パネル1のスキャンライン部のう
ち、OG61〜OG540までを映像信号の表示に使
い、OG1〜OG60の各スキャンライン部それぞれに
つながる薄膜トランジスタTFTそれぞれを制御信号O
E1によって、及びOG541〜OG600の各スキャ
ンライン部それぞれにつながる薄膜トランジスタTFT
それぞれを制御信号OE2によってそれぞれオン状態に
するものである。この場合は第1実施の形態と同じ構成
にて液晶パネル1のスキャンライン部OG1〜OG60
を担当するゲートドライバ3にOE1を入力し、OG5
41〜OG600を担当するゲートドライバ3にOE2
を入力するだけで実現できる。これは、実施の形態のゲ
ートドライバ3が制御信号OEによって任意の出力を薄
膜トランジスタTFTをオン状態にできる出力が出力で
きるからである。 【0030】第4実施の形態においても図8の映像表示
領域11のようにVGA信号を液晶パネル1に表示する
ことができる。第4実施の形態では、制御信号OE1と
OE2は非表示信号期間を等分するように見えるが、実
際はそれぞれ独立して考えることができ、別にOE1及
びOE2はそれぞれ非表示信号期間よりも少なければよ
く、例えば3O(HS)でもよい。また、各ゲートドラ
イバに制御信号OEが複数入力できるのであれば、例え
ば、OG1〜OG30、OG1〜OG30、OG541
〜OG570、OG571〜OG600の各スキャンラ
イン部それぞれにつながる薄膜トランジスタTFTそれ
ぞれを制御信号OE1、OE2、OE3、OE4によっ
てそれぞれ同時にオン状態にできる出力を行うこともで
きる。また、第4実施の形態では上述の実施の形態と同
様に垂直方向の中央に映像表示領域を表示するためにゲ
ートドライバ3等を設定したが、もちろんこの限りでは
なく、たとえば液晶パネル1のスキャンライン部OG4
81〜OG600を非映像表示領域とすることも可能で
ある。 【0031】このようにして第4実施の形態においても
液晶パネル1内の液晶セルには所望の電圧を十分に充電
できる時間が与えられるから、それの焼き付けがなく、
また上述のように従来のクロック作成が不要であるから
構成のシンプル化とコストダウンとが可能となる。 【0032】以上の各実施の形態では、SVGAを表示
できる液晶パネル1にてVGA信号を表示する方法につ
いて述べているが、もちろんXGA(水平1024×垂
直768画素数)を表示できる液晶パネル1にてVGA
信号やSVGA信号を表示しても良く、その他の解像度
の場合においても同様の方法にて液晶パネル1に映像表
示領域を表示することができることは容易に想像でき
る。 【0033】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶の表
示画素より表示ドット数の小さい映像信号を表示するこ
とが可能になり、1液晶パネルで各表示モードに対応す
ることが可能になり、液晶表示装置をより汎用的に使用
することが可能であるのみならず、液晶パネルの垂直方
向の画素数と異なる画素数の映像信号が入力され、液晶
パネルの表示面に映像の表示されない部分が生じるとき
に、液晶パネルの映像の表示されない部分の画素に対応
する液晶セルには所定期間の間、スイッチ素子を介して
所定の充電に必要な電圧を選択的に供給可能としたか
ら、液晶セルへの充電に必要な時間を与えられ、結果と
して液晶セルが充電時間の不足で焼き付けたりすること
がないうえに、従来では必要であった非表示信号期間の
垂直方向のクロックを作成する必要がなくなり、構成の
シンプル化とコストダウン化とが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の液晶表示装置の波形図 【図2】 図1の波形図を実現するための液晶表示装置
のブロック図 【図3】 図1の波形図を実現するためのゲートドライ
バのブロック図 【図4】 本発明の実施例にて使用する液晶表示装置の
入力波形図 【図5】 本発明の実施例にて使用するゲートドライバ
の概略図 【図6】 本発明の実施例にて使用する液晶表示装置の
ブロック図 【図7】 本発明の第1実施例を示す液晶表示装置の波
形図 【図8】 本発明の実施例にて実現できる液晶パネルの
表示例を示す図 【図9】 本発明の第2実施例を示す液晶表示装置の波
形図 【図10】 本発明の第3実施例を示す液晶表示装鷺の
波形図 【図11】 本発明の第4実施例を示す液晶表示装置の
波形図 【図12】 従来の液晶表示装置のブロック図 【図13】 従来の液晶パネルの構成例を示す図 【図14】 従来のゲートドライバの構成例を示す図 【図15】 従来の液晶表示装置の波形図 【符号の説明】 1 液晶パネル 2 データドライバ 3 ゲートドライバ 4 ゲートドライバ制御回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】アクティブマトリクス型液晶パネルと、前
    記液晶パネルのデータラインを駆動するデータドライバ
    と、前記液晶パネルのスキャンラインを駆動するゲート
    ドライバとを備え、前記液晶パネルの垂直方向の画素数
    と異なる画素数の映像信号が入力され、前記液晶パネル
    の表示面に映像の表示されない部分が生じる時に、前記
    液晶パネルの映像の表示されない部分の画素を構成する
    液晶セルにはそれにつながるスイッチ素子を介して所定
    期間の間、所定の充電に必要な電圧が選択的に供給可能
    とされているアクティブマトリクス型液晶表示装置にお
    いて、 前記ゲートドライバは前記映像信号の水平同期信号もし
    くはそれに類する信号に応じてシフトするシフトレジス
    タを備え、外部からの設定信号によりシフトレジスタの
    任意の途中段から走査信号を出力でき、走査を行わない
    シフトレジスタの出力は外部からの制御信号により同時
    に走査信号を出力することのできる機能を有することに
    より、前記液晶パネルの表示面に映像が表示されない非
    表示信号期間の一部を通常の走査パルスにて走査し、さ
    らに、残りの期間を同時オン状態にするように構成され
    たことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装
    置。
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