JP3505289B2 - 経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物 - Google Patents

経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物

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JP3505289B2 JP21800995A JP21800995A JP3505289B2 JP 3505289 B2 JP3505289 B2 JP 3505289B2 JP 21800995 A JP21800995 A JP 21800995A JP 21800995 A JP21800995 A JP 21800995A JP 3505289 B2 JP3505289 B2 JP 3505289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製紙用織物に関す
る。さらに詳しく説明すれば、緯糸を三重に配置し、一
重の経糸で織り合わせた製紙用織物に関する。
【0002】
【従来の技術】製紙用織物に関しては、従来より多くの
要求が有る。例えば、 表面平滑性、紙料の繊維支持性を向上させて、ワイ
ヤーマークの発生防止や、製紙の歩留りを向上させるこ
と、 耐摩耗性を向上させ織物の使用寿命を延長させるこ
と、走行性が良好であること、 剛性、姿勢安定性、寸法安定性の向上、良好な濾水
性、小さな保水性の確保、等である。 これ等の要求は、互いに関連する点が多く、本来別々に
考えるべき問題ではないが、大雑把にいえば の要求は、主に織物の製紙面側に関する問題であり、 の要求は、主に織物の走行面側に関する問題であり、 の要求は、主に織物の全体構造に関する問題である。 前述の製紙用織物に対する要求に応えるため、従来より
多くの提案がなされてきた。しかしながら未だ充分満足
される解決方法がないのが現状である。例えば、要求
の解決には、細い糸を用いて緻密に製織して、平滑な製
紙面を形成することが考えられるが、この様な製紙用織
物は糸が細いために、要求の耐摩耗性や要求の剛
性、姿勢安定性が劣るという欠点がある。又、近年紙料
の繊維支持性を改善するため、製紙面を緯糸で形成する
等、織組織からの試みがなされている。緯糸で製紙面を
形成すると、紙料の繊維が経糸間に存在する濾水空間を
塞ぐことがないので、濾水性も良好となる。具体的には
特開昭58−169593等に示されるように、本来の
緯糸間に補助緯糸を配置することにより製紙面の緯糸の
本数を多くして平面平滑性と紙料支持性を改善すること
等であり、一重織物、二重織物で効果的に実施されてい
るが、まだ充分に解決できない問題も多いのが実情であ
る。一方、要求の耐摩耗性の向上については、従来よ
り製紙用織物の走行面側を緯糸で形成する緯糸摩耗型と
して経糸の摩耗を防ぐ方法が実施されている。一般的
に、使用中の織物の使用寿命の延長や、姿勢や寸法安定
性の点からも緯糸に耐摩耗作用を受け持たせることが好
ましい。経糸が摩耗すると、当然のことではあるが引張
り強度が低下し、織物の寸法が伸びてしまう。さらに摩
耗が進行すると、ついには、張力に耐えきれなくなり、
織物自体が直接切断してしまい、使用寿命が尽きてしま
うのである。又、糸の材質の面からは、ポリエステルよ
りも耐摩耗性を有するポリアミド製の糸を走行面側の緯
糸に用いる方法が実施されているが、単に使用する材料
の性能を利用するだけであって、画期的効果は得られ
ず、半面ポリアミド製の糸を用いると要求の剛性や姿
勢安定性が悪くなるという欠点が有り、ポリエステル製
の糸と交互に配置して用いられる程度に止まっている。
又、走行面の緯糸に太い線径の糸を使用することも試み
られ、ある程度の改善は図られたが、緯糸と経糸のバラ
ンスが崩れ、クリンプ性が悪化し、要求のワイヤーマ
ーク発生防止が解決できない等の欠点が有り、実用上問
題が多かった。 問題は製紙を行う場合走行中にシワ
が発生したり、紙に厚薄が発生する問題を生ずる。また
保水性が大きいと高速で製紙すると織物の折り返し部で
遠心力により含まれた水が飛び散り抄造された紙にマー
クを形成する。上述のように要求は要求
解決しようとすると、要求の問題が発生してしまう
等、言わば、相反する問題を抱えているのである。そこ
で、上述の問題を解決するために、製紙面側と走行面側
とを各々別の経糸、緯糸を用いて構成して、両層の織物
を接結糸によって一体化した特開昭50−88307号
に示されるような上下二層織物とする試みもなされてい
る。すなわち、製紙面側織物には線径の小さい経糸、緯
糸を使用して緻密な製紙面を形成し、走行面には線径の
大きい経糸、緯糸を使用して耐摩耗性の大きい走行面を
形成するのである。しかしながら、これも必ずしも満足
行くものではなかった。なぜならば、接結糸と製紙面側
織物の経糸又は緯糸とが交差する接結部において接結糸
が製紙面側織物を走行面側に引き込むために、製紙面側
織物表面に凹みが発生し、この凹みのマークを紙に転写
するようにワイヤーマークとして発生させてしまうので
ある。また、最近製紙スピードの高速化、紙の品質に対
する要求が益々厳しくなるにつれ、要求の剛性、特に
緯糸方向の曲げ剛性の向上が重要な課題となってきてい
る。すなわち、緯糸方向の剛性が低い製紙用織物は、高
速で苛酷な条件で使用されると、緯糸方向に波状のシワ
が発生していまい、それに応じた紙の巾方向、(織物の
緯糸方向)の坪量のバラツキ、いわゆるBDプロファイ
ルの不良を発生させてしまうのである。またシワが発生
すると異常摩耗を起こさせる危険性もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
の問題に鑑みて、本発明は、経糸一重緯糸三重構造の製
紙用織物において、製紙面に平織組織を形成させたこと
によって、製紙面側は、表面性が平滑で紙料の繊維支持
性が良好であり、他の濾水性等の紙を抄造する性能も良
好で、耐摩耗性をも改善し、さらには、緯糸方向の曲げ
剛性が良好な製紙用織物を提供するものである。すなわ
ち、製紙用織物の従来、抱えていた相反する問題である
要求を全て解決しようとするものである。製
紙用織物の場合、製紙面側を平織組織で形成することが
理想である。平織組織は、経糸と緯糸が1本ごとに交差
する組織であるため、紙料の繊維を保持する緯糸及び経
糸のナックルの数が他の組織のものより最も多くあり、
これらが同一平面に同じレベルで均一に配列されること
によって抄造され紙の面も平滑にすることが出来るから
である。しかし、平織組織の一重織物では、走行面も同
じく平織組織となるため、経糸がすぐに摩耗してしま
い、耐摩耗性に問題がある。又、製紙面側織物に平織組
織を使用し、走行面側織物に耐摩耗性のある組織を使用
した上下2層織物も前述したような接結部の凹みや、保
水性が大きいという問題が有った。本発明は、経糸一重
緯糸三重構造の織物で製紙面側を平織組織のように形成
して上記課題を解決することが出来たのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 経糸と三重に配置された上緯糸、中緯糸、下緯
糸とからなる経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物におい
て、完全組織で1本の上緯糸を上側から織り込んで製紙
面側に形成する経糸の製紙面側ナックルを少なくとも1
個形成し、且つ隣りに配置する製紙面側ナックルとの間
に3本または5本の上緯糸が存在する組織の経糸を2本
または3本組み合わせて、組み合わせたグループごとの
完全組織として経糸の製紙面側ナックルを経糸方向の上
緯糸1本おきに連続配置した平織組織を形成し、隣り合
う経糸のグループの完全組織とは上緯糸1本ずれて形成
され、かつ経糸が1本の下緯糸を走行面側から織り込ん
で形成する走行面側ナックルを下緯糸の完全組織で少な
くとも1つ形成し、経糸のグループが隣り合う経糸のグ
ループの完全組織とは上緯糸奇数本分ずらして配置して
なる、経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。 2. 組み合わせたグループとしての経糸が、平織組織
の1本の経糸に相当する経糸として上緯糸1本おきに製
紙面にナックルを配置した完全組織を形成した、1項に
記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。 3. 組み合わせたグループとしての経糸はグループの
1本の経糸が製紙面ナックルを形成する位置では、他の
経糸は製紙面側ナックルを形成せずに上緯糸と中緯糸の
間または中緯糸と下緯糸の間に配置されるか或いは下緯
糸を走行面側から織り込んで走行面ナックルを形成す
る、1項または2項に記載された経糸一重緯糸三重構造
の製紙用織物。 . グループの夫々の経糸が完全組織で1本の下緯糸
を走行面側から織り込んで形成する走行面側ナックルを
少なくとも1つ形成する、1項ないし項のいずれか1
項に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。 . グループの経糸が完全組織で1本の下緯糸を走行
面側から織り込んで形成する走行面側ナックルを少なく
とも1つ形成する経糸と、走行面側ナックルを形成しな
い経糸とを交互に組み合わせて配置した経糸である、1
項ないし項のいずれか1項に記載された経糸一重緯糸
三重構造の製紙用織物。」に関する。
【0005】本発明で言う平織組織とは、経糸と緯糸が
交互に浮沈して交錯した厳密な意味での平織組織の他、
経糸が一本おきの緯糸と交錯した組織やこれ等の混在し
た組織等のいわゆる準平織組織も含む。これ等の準平織
組織も製紙においてはほぼ平織組織と同様な製紙効果を
奏する。ナックルとは経糸が下方から緯糸の上を通って
再び下に向う交差部であり、クリンプとはナックルとナ
ックルの間を言う。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の製紙用織物は緯糸を上、
中、下の三層に配置し、一重の経糸で織り合わせた構造
の織物である。本発明の製紙用織物は、2〜3本を一組
とした経糸のグループごとの経糸と緯糸により製紙面に
平織組織を形成するが、各経糸のグループごとの完全組
織は隣りのグループの完全組織と緯糸奇数本分ずらして
配置されるので織物の完全意匠図でみれば、ナックルが
緯糸1本づつずれて配置され、全体として製紙面は平織
組織となる。
【0007】一方走行面は、グループの夫々の経糸が完
全組織で夫々一本の緯糸を走行面から織り込み、隣りの
グループの織り込み位置とは緯糸奇数本分ずらしてある
ので、織り込み位置は緯糸方向で隣り合うことはない。
この結果下緯糸は完全組織で少なくとも1回、具体的に
は1回ないし2回織り込まれ、走行面にロングクリンプ
が形成される。このような構造の織物を製造するには、
経糸を筬に通して配置し、開口させつつ三層の緯糸を織
り込むことにより織製することができる。
【0008】本発明は、経糸一重緯糸三重構造の製紙用
織物であって隣接した経糸を組み合わせて形成した経糸
のグループで、製紙面側に見掛上の経糸1本分の平織組
織を形成した点に大きな特徴がある。製紙面が平織組織
に形成されるため、繊維支持性が良好で平滑であり、緯
糸が三重構造に形成されているため、緯糸方向の曲げ剛
性が良好で、織物が走行中に波状のシワが発生すること
がない。2本または3本の経糸を組み合わせた経糸のグ
ループの製紙面側ナックルを利用して見掛上、グループ
の経糸全体で経糸1本分の平織組織を形成させているた
め、経糸のグループを形成している夫々の経糸は製紙面
の全ての部分で平織組織を形成する必要はなく、製紙面
側ナックルを形成せず、平織組織形成に関与していない
部分では、走行面側に下がり、下緯糸を走行面側から織
り込んで走行面に下緯糸のロングクリンプを形成させる
ことが可能となったのである。
【0009】すなわち、2本の経糸が組み合わされて経
糸のグループを形成している場合は1本の経糸が製紙面
側ナックルを形成して平織組織形成に関与している部分
では、同じグループを形成している他の経糸が走行面側
に下がり、上緯糸と中緯糸の間、または中緯糸と下緯糸
の間に配置されるか、あるいは、下緯糸を走行面側から
織り込んで走行面に下緯糸のロングクリンプを形成させ
ており、経糸のグループを形成している1本の経糸が下
緯糸を走行面側から織り込んで走行面に下緯糸のロング
クリンプを形成させている部分では、同じグループを形
成している他の経糸が製紙面側ナックルを形成して平織
組織形成に関与しているのである。そしてこの経糸のグ
ループを緯糸奇数本分ずらして、配置することによっ
て、製紙面側には平織組織と同様な製紙面側ナックルが
形成され、平織組織と同様な製紙面側を得ることができ
るのである。
【0010】また、接結糸を使用せず、一重の経糸で三
重の緯糸を一体化しているため、従来の上下二層織物の
ように接結糸による製紙面の凹みが発生することがな
く、平滑で均一な製紙面を形成することができる。ま
た、一重の経糸により平織組織として一本おきに緯糸を
一体化させているため、緯糸三重構造であっても織物の
厚さが厚くならず、保水性等も問題とならない。
【0011】本発明において、経糸はポリエステルモノ
フィラメントまたは、ポリフェニレンサルファイドモノ
フィラメントが特に好適に用いられ、緯糸には、ポリエ
ステルモノフィラメント、ポリアミドモノフィラメン
ト、ポリフェニレンサルファイドモノフィラメントが特
に好適に用いられる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。図1から図は、本発明の実施例の完全組
織を示す意匠図である。組織図において×印は経糸が上
緯糸を上側で交差している部分を示し、本発明では製紙
面側ナックルと言う。○印は経糸が下緯糸の下側で交差
している部分を示し、本発明では走行面側ナックルと言
う。無印は、経糸が上緯糸と中緯糸の間または中緯糸と
下緯糸の間に配置されている部分を示す。本発明では、
上記どちらの間に配置するかは特に限定されないため、
どちらに配置しても構わない。後に、断面図にて具体例
を示す。経糸はダッシュの付さない番号で示し、緯糸は
ダッシュを付した番号で示し、上、中、下に重なって配
置された緯糸は、同番号で示している。
【0013】図は、本発明の実施例の完全組織を示す
意匠図である。本実施例は、経糸16本、緯糸8本分で
完全組織を構成する点、経糸の繰り返し単位の中で、製
紙面側ナックルを2つ形成し、走行面側ナックルを1つ
形成し、製紙面側ナックルを上緯糸3本分の間隔ごとに
形成した。例えば、経糸1は、下緯糸1′の下を通って
走行面側ナックルを形成し、上緯糸3′と上緯糸7′の
上を通って製紙面側ナックルを形成しており、製紙面側
ナックルが上緯糸4′、5′、6′の3本分の間隔と上
緯糸8′、次に続く完全組織の上緯糸1′、2′の3本
分の間隔をおいて形成される。経糸2は経糸1を6本分
ずらした組織であり、上緯糸1′と5′の部分で製紙面
側ナックルを形成している。そしてこの経糸1と2が経
糸のグループを形成しており、経糸のグループとして、
製紙面側ナックルを、上緯糸1′、3′、5′、7′の
部分に上緯糸1本おきに連続形成して平織組織を形成し
ていることが理解できる。そして、この経糸のグループ
をグループごとに緯糸1本分ずらして順次配置して完全
組織を構成している。なお、製紙面側ナックル、走行面
側ナックルを形成しない部分の経糸の配置であるが、前
述のように限定されず、上緯糸と中緯糸の間、中緯糸と
下緯糸の間、どちらでもよい。
【0014】このことを具体的に織物の断面図を示して
説明する。図は図1の意匠図に示される組織を経糸1
に沿って切断した図である。経糸1は下緯糸1´と上緯
3´7´を織り込んでナックルを形成し、他の上緯
糸と中緯糸、下緯糸と中緯糸の間を通って配置されてい
ることがわかる。
【0015】図〜図12に図の組織を経糸1に沿っ
て切断したところを示す。上緯糸3´と7´、下緯糸1
´を織り込んでナックルを形成し本発明の織物を形成す
る場合ナックルを形成しない緯糸と経糸の配置には多く
の変形がある。図や図10のように中緯糸とナックル
を形成してもよい。なお図〜図12は図2の経糸1に
沿った断面にも該当する。つまり経糸1の上緯糸と、下
緯糸の織り込み位置が同一であるからであり、経糸3に
沿った断面は図と図では異なる。
【0016】図14は図の経糸1に沿った断面の一部
を示し、ナックルを形成しない部分の緯糸と経糸の配置
がわかる。
【0017】図13は図の経糸1に沿った断面の一部
を示す。
【0018】図15は図の経糸1に沿った断面を示
す。経糸とナックルを形成しない部分の緯糸との配置が
わかる。
【0019】図17は図の経糸1と経糸2の配置を示
す断面図であり、経糸2は下緯糸を織り込まないことが
わかる。一つの実施例においては、経糸を同じ組織例え
ば、図の組織に統一することが製紙面の均一性の面か
ら好適であるが、特に限定される訳ではなく、他組織を
混在させてもよいのである。図は、他の実施例の完全
組織を示す意匠図である。図に示した実施例の経糸の
グループのずらす緯糸本数を変更した例で緯糸3本分ず
らして順次配置して完全組織を構成している。
【0020】図は、他の実施例の完全組織を示す意匠
図である。経糸8本、緯糸8本分で完全組織を構成して
いる。経糸1は繰り返し単位内で製紙面側ナックルを上
緯糸3本分の間隔ごとに2つ形成し、走行面側ナックル
を1つ形成しており、図、図に示した実施例と同様
であり、経糸1を緯糸6本分ずらした経糸2と平織組織
を形成する経糸のグループを形成している点でも同様で
ある。前実施例と異なるのは、経糸のグループのずらし
方であって、前実施例では、経糸のグループを緯糸一定
本数分順次ずらして配置して完全組織を構成している
が、本実施例では、経糸1、2のグループを緯糸3本分
ずらして経糸3、4のグループを配置し、経糸3、4の
グループと緯糸1本分ずらして経糸5、6のグループを
配置し、経糸5、6のグループと緯糸3本分ずらして経
糸7、8のグループを配置して完全組織を構成してい
る。ところで、製紙面側ナックルのみについてみると、
製紙面側ナックルの繰り返し単位は、経糸4本分、緯糸
4本分で構成されており、経糸のグループを緯糸3本分
ずらして配置することにより形成されている。この実施
例の完全組織は、経糸グループ1、2と5、6が同一、
3、4と7、8が同一となっていること、製紙面のナッ
クルの配置が斜め方向に連続しないことに特徴がある。
つまり2、2´3、3´、6、6´、7、7´の斜め方
向に連続したナックルは、その途中で逆の斜め方向の連
続したナックル4、5´、5、4´によって分断されて
いる。この図の実施例の製紙面のナックルの配置は図
1〜図のナックルが斜め方向に連続しているのとは明
らかに異なる。このようなナックルの配置を形成したの
は、グループの経糸の隣のグループとのずれを変化させ
たからである。図の実施例では経糸グループ1、2を
緯糸3本分意匠図の上方にずらしたものが経糸グループ
3、4となっている。そして経糸グループ5、6は経糸
グループ3、4を逆の方向つまり意匠図の下方に緯糸3
本分ずらして配置したものであり、経糸グループ7、8
は経糸グループ5、6を意匠図上方に緯糸3本分ずらし
たものである。このように一つの完全組織にグループの
経糸の繰り返し単位が二つ含まれている組織の場合は、
一つの繰り返し単位で経糸のグループのずらす方向を反
対方向にずらすことによりナックルの連続した配列を分
断することができる。このような構成にすることによ
り、斜紋が連続せず、上下斜めの斜紋が分断され、均等
に直行して形成されるため、斜め方向のワイヤーマーク
も発生せず、織物の斜め方向の伸びも左右均等となり、
エンドレスにして走行させた場合に左右に周長差が生じ
ることがないため、走行中に蛇行することがなく、織物
のガイド性が良好となるのである。また、本実施例の他
の利点は、製紙面側ナックル間に存在する経糸本数が3
本で全て同一であることである。前実施例のように経糸
のグループを一方向に連続して順次ずらして配置した場
合は、製紙面側ナックル間に存在する経糸が2本分、3
本分、4本分の部分等数種類発生する。経糸のグループ
単位で考えれば、製紙面側ナックル間には経糸のグルー
プが1つ存在して全ての部分で均一な平織組織を形成し
ているのであるが、厳密には、経糸のグループを形成し
ている経糸の製紙面側ナックルが経糸1本のように完全
に直線上に配置される訳ではないので、結局、微妙の違
いではあるが、異なる長さのナックル間が発生し、その
上に配置される緯糸の形状、高さに違いが発生し、製紙
面の表面平滑性に影響を与える傾向がある。本実施例で
は、製紙面側ナックル間に存在する経糸本数が3本で全
て同一であるため、その上に配置される緯糸の形状、高
さが全て同一となり均一な平織組織が形成され、製紙面
が平滑に形成されるのである。本実施例では上述のよう
に製紙面側ナックルを配置することが重要であり、走行
面側ナックルの配置は特に限定されず、完全組織内で全
ての下緯糸を少なくとも1回走行面側から織り込んで走
行面側ナックルを形成して配置すればよいのである。し
たがって、本実施例では、走行面側ナックルは緯糸6本
分ずらして形成しているが、例えば、経糸2と経糸6を
交換して、緯糸2本分ずらして形成したグループを混在
させてよいのである。
【0021】図は他の実施例の完全組織を示す意匠図
である。図に示した実施例に対し、経糸のグループの
走行面側ナックル形成時に、グループを形成する経糸の
ずらす緯糸本数を変更した例である。前実施例では、経
糸を緯糸6本分ずらして走行面側ナックルを形成してい
るのに対し、本実施例は緯糸2本分ずらして形成してい
る。なお、図、図に示した実施例の製紙面側ナック
ル、走行面側ナックルを形成しない部分の経糸の配置で
あるが、特に限定されず、上緯糸と中緯糸の間、中緯糸
と下緯糸の間、どちらでもよい。具体例として、経糸7
に沿った断面図で示すと、図、図に示した実施例の
経糸1に沿った断面図と同様であって、これに限定され
るわけではないが図〜図12が例としてあげられる。
【0022】図は他の実施例の完全組織を示す意匠図
である。図に示した実施例の完全組織を経糸方向、緯
糸方向にそれぞれ2つ、合計4つ配置して、かつ下緯糸
が1ヶ所で走行面側から織り込まれるように、走行面側
ナックルを減らしたものである。こうすることにより、
下緯糸のロングクリンプの長さが、図4の実施例の2倍
となり、耐摩耗性が向上する。製紙面は図の実施例と
同じである。本実施例も前実施例と同様、製紙面側ナッ
クル、走行面側ナックルを形成しない部分の経糸の配置
については、特に限定されないが、一例を図13に経糸
1に沿った断面図で示す。
【0023】図は、他の実施例の完全組織を示す意匠
図である。本実施例は、3本の経糸で経糸のグループを
形成し、このグループを緯糸3本分、1回ずらして配置
して完全組織を構成している。経糸1は、上緯糸1´の
上を通って製紙面側ナックルを形成し、下緯糸4´の下
を通って走行面側ナックルを形成しており、繰り返し単
位の中で製紙面側ナックルを1つ、走行面側ナックルを
1つ形成していることが理解でき、また、製紙面側ナッ
クルが上緯糸2´、3´、4´、5´、6´の5本分の
間隔をおいて形成されることが理解できる。経糸2は経
糸1を緯糸2本分ずらした組織であって、上緯糸3´の
部分で製紙面側ナックルを形成し、下緯糸6´の部分で
走行面側ナックルを形成している。経糸3は経糸2を2
本分、すなわち経糸1を4本分ずらした組織であって、
上緯糸5´の部分で走行面側ナックルを形成し、下緯糸
2´の部分で走行面側ナックルを形成している。本実施
例では、この経糸1、経糸2、経糸3の3本で経糸のグ
ループを形成しており、経糸1の製紙面側ナックルと経
糸2の製紙面側ナックルと経糸3の製紙面側ナックルを
組み合わせると、上緯糸1´、3´、5´の部分に製紙
面側ナックルが形成され、上緯糸1本おきに製紙面側ナ
ックルが連続形成されていることが理解できる。そし
て、この経糸のグループを緯糸3本分ずらして経糸4、
5、6を配置して完全組織を構成している。よって、製
紙面側ナックルが隣り合う経糸のグループで同じ緯糸の
位置で形成されず、製紙面は見掛上、経糸と上緯糸が1
本ごとに交差する平織組織のように形成されるのであ
る。なお、製紙面側ナックル、走行面側ナックルを形成
していない部分の経糸の配置については、前実施例と同
様限定されないが、一例を図14に経糸1に沿った断面
図で示す。
【0024】図は、他の実施例の完全組織を示す意匠
図である。本実施例は、図に示した実施例の完全組織
を経糸方向、緯糸方向に、それぞれ2つ、合計4つ配置
して、かつ下緯糸が1ヶ所で走行面側から織り込まれる
ように走行面側ナックルを減らしたものである。こうす
ることにより、下緯糸のクリンプの長さが図の実施例
の2倍となり耐摩耗性が向上する。製紙面については、
の実施例と同様に形成される。本実施例も前実施例
と同様、製紙面側ナックル、走行面側ナックルを形成し
ない部分の経糸の配置については、特に限定されない
が、一例を図15に経糸1沿った断面図で示す。
【0025】図は、他の実施例の完全組織を示す意匠
図である。本実施例では製紙面側ナックルを上緯糸3本
分の間隔ごとに形成している。経糸1が下緯糸1´の部
分で走行面側ナックルを形成し、上緯糸3´と7´の部
分で製紙面側ナックルを形成し、経糸2が上緯糸1´と
5´の部分で製紙面側ナックルを形成していることより
理解できる。本実施例では、この経糸1と経糸2の2本
で経糸のグループを形成しており、経糸1の製紙面側ナ
ックルと経糸2の製紙面側ナックルを組み合わせると、
上緯糸2´、4´、6´、8´の部分に製紙面側ナック
ルが形成され、上緯糸1本おきに製紙面側ナックルが連
続形成されていることが理解できる。そして、この経糸
のグループをグループごとに緯糸3本分ずらして、経糸
3、4のグループ、経糸5、6のグループ、7、8のグ
ループ、9、10のグループ、11、12のグループ、
13、14のグループ、15、16のグループと順次配
置して完全組織を構成している。また、経糸1、3、
5、7、9、11、13、15は繰り返し単位内で1本
の下緯糸を走行面側ナックルを形成し、経糸2、4、
6、8、10、12、14、16は走行面側ナックルを
形成せず、走行面側ナックルを形成する経糸と走行面側
ナックルを形成しない経糸とを、交互に配置しているこ
とが理解される。この構成にすることにより、下緯糸を
走行面側から織り込む回数が、全ての経糸が走行面側ナ
ックルを形成する場合に対し、半分に減少するため下緯
糸のクリンプの長さを長くすることができ、耐摩耗性が
向上するばかりでなく、摩耗が進行して、下緯糸が摩耗
し、さらに下緯糸を走行面側から織り込んで走行面側ナ
ックルを形成している経糸が摩耗して切断しても、織物
が切断してしまうことがないという優れた効果を奏する
のである。走行面側ナックルを形成する経糸のみを使用
してなる織物は、経糸が摩耗してくると、織物を張って
いるテンションに耐えきれなくなり、切断してしまっ
て、すぐに寿命がつきてしまう。経糸がどの程度摩耗す
ると切断するかは、織物の種類により異なるが、一般的
に経糸の線径が50%摩耗すると切断の危険性が高い。
織物が切断すると使用寿命が尽きるばかりではなく、製
紙機械に損傷を与えてしまう危険性があるため摩耗の進
行状況を注意深く監視していなければならない。本実施
例の場合、走行面側ナックルを形成する経糸が切断され
るまで摩耗が進行しても、走行面側ナックルを形成しな
い経糸には、摩耗が及ばないため、この走行面側ナック
ルを形成しない経糸がテンションに耐え、織物が切断す
ることがないのである。なお、製紙面側ナックル、走行
面側ナックルを形成しない部分の経糸の配置について
は、前実施例同様限定されないが、一例を図16に経糸
1、2に沿った断面図で示す。このように、本発明にお
いては、経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物において、
製紙面側を平織組織とほぼ同様に形成し、走行面側は緯
糸のロングクリンプで形成することができ、表面が平滑
で紙料の繊維支持性が良好であり、耐摩耗性も良好でな
おかつ、緯糸方向の曲げ剛性が良好な製紙用織物を提供
することが可能となったのである。このことは、次の比
較試験で具体的に示す。
【0026】比較試験従来よりよく使用されている、平
織組織の上層織物と、摩耗を受け持つ下層織物を接結糸
によって一体化させた製紙用二層織物を比較例とし、図
に示した実施例を本発明の代表例として実施した比較
試験の結果を表1に示す。織物の構成も表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】*1シートの平滑度;ベック平滑度試験機
による紙シート織物サイドの平滑度(秒)*2スティフ
ネス;織物のこわさを表す係数である。熊谷理機工業株
式会社「テーバースティフネス テスター」により緯糸
のこわさを測定した。
【0029】
【本発明の効果】本発明の織物は、以上のように製紙面
側には平織組織を形成する構成となっているため、紙料
の繊維を保持する経糸及び上緯糸のナックルの数が他の
組織と比較して最も多く、これが同一平面上に同じレベ
ルに均一に配置される組織のため、表面を平滑にするこ
とができ、紙質の向上、平滑度の向上、ワイヤーマーク
発生防止に効果的である。また、緯糸が三重に配置され
ているため、緯糸方向の曲げ剛性が大きく、高速で過酷
な条件で使用されても、緯糸方向に波状のシワが発生す
ることなく、紙に巾方向の坪量のバラツキ、いわゆるB
Dプロファイルの不良を発生させることはないのであ
る。また、下緯糸はロングクリンプで形成されるため、
耐摩耗性も良好である。このように、本発明の製紙用織
物は、互いに相反する問題を抱えていた前述の要求ab
全て解決するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製紙用織物の完全組織を示す意匠図で
ある。
【図2】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図3】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図4】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図5】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図6】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図7】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図8】本発明の製紙用織物の他の意匠図である。
【図9】本発明の製紙用織物の経糸に沿った断面図であ
る。
【図10】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【図11】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【図12】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【図13】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【図14】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【図15】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【図16】本発明の他の組織の織物の経糸に沿った断面
図である。
【符号の説明】
1 経糸 2 経糸 3 経糸 4 経糸 5 経糸 6 経糸 7 経糸 8 経糸 9 経糸 10 経糸 11 経糸 12 経糸 13 経糸 14 経糸 15 経糸 16 経糸 1′ 緯糸(上・中・下) 2′ 緯糸(上・中・下) 3′ 緯糸(上・中・下) 4′ 緯糸(上・中・下) 5′ 緯糸(上・中・下) 6′ 緯糸(上・中・下) 7′ 緯糸(上・中・下) 8′ 緯糸(上・中・下) 9′ 緯糸(上・中・下) 10′ 緯糸(上・中・下) 11′ 緯糸(上・中・下) 12′ 緯糸(上・中・下) 13′ 緯糸(上・中・下) 14′ 緯糸(上・中・下) 15′ 緯糸(上・中・下) 16′ 緯糸(上・中・下)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸と三重に配置された上緯糸、中緯
    糸、下緯糸とからなる経糸一重緯糸三重構造の製紙用織
    物において、完全組織で1本の上緯糸を上側から織り込
    んで製紙面側に形成する経糸の製紙面側ナックルを少な
    くとも1個形成し、且つ隣りに配置する製紙面側ナック
    ルとの間に3本または5本の上緯糸が存在する組織の
    糸を2本または3本組み合わせて、組み合わせたグルー
    プごとの完全組織として経糸の製紙面側ナックルを経糸
    方向の上緯糸1本おきに連続配置した平織組織を形成
    し、隣り合う経糸のグループの完全組織とは上緯糸1本
    ずれて形成され、かつ経糸が1本の下緯糸を走行面側か
    ら織り込んで形成する走行面側ナックルを下緯糸の完全
    組織で少なくとも1つ形成し、経糸のグループが隣り合
    う経糸のグループの完全組織とは上緯糸奇数本分ずらし
    て配置してなる、経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。
  2. 【請求項2】 組み合わせたグループとしての経糸が、
    平織組織の1本の経糸に相当する経糸として上緯糸1本
    おきに製紙面にナックルを配置した完全組織を形成し
    た、請求項1に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙
    用織物。
  3. 【請求項3】 組み合わせたグループとしての経糸はグ
    ループの1本の経糸が製紙面ナックルを形成する位置で
    は、他の経糸は製紙面側ナックルを形成せずに上緯糸と
    中緯糸の間または中緯糸と下緯糸の間に配置されるか或
    いは下緯糸を走行面側から織り込んで走行面ナックルを
    形成する、請求項1または2に記載された経糸一重緯糸
    三重構造の製紙用織物。
  4. 【請求項4】 グループの夫々の経糸が完全組織で1本
    の下緯糸を走行面側から織り込んで形成する走行面側ナ
    ックルを少なくとも1つ形成する、請求項1ないし
    いずれか1項に記載された経糸一重緯糸三重構造の製紙
    用織物。
  5. 【請求項5】 グループの経糸が完全組織で1本の下緯
    糸を走行面側から織り込んで形成する走行面側ナックル
    を少なくとも1つ形成する経糸と、走行面側ナックルを
    形成しない経糸とを交互に組み合わせて配置した経糸で
    ある、請求項1ないしのいずれか1項に記載された経
    糸一重緯糸三重構造の製紙用織物。
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